JPS63169701A - 有機正特性サ−ミスタ - Google Patents
有機正特性サ−ミスタInfo
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- JPS63169701A JPS63169701A JP214187A JP214187A JPS63169701A JP S63169701 A JPS63169701 A JP S63169701A JP 214187 A JP214187 A JP 214187A JP 214187 A JP214187 A JP 214187A JP S63169701 A JPS63169701 A JP S63169701A
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- resin
- electrodes
- temperature coefficient
- coefficient thermistor
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- Pending
Links
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Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)産業上の利用分野
この発明は、導電性粉末が分散された樹脂を2つの電極
間に介在させた有機正特性サーミスタに関する。
間に介在させた有機正特性サーミスタに関する。
(b)従来の技術
ポリエチレン等の樹脂中にカーボンブラックや金属等の
導電性粉末を分散させζ、2つの電極間に介在させたい
わゆる有機正特性サーミスタが従来より開発されている
。
導電性粉末を分散させζ、2つの電極間に介在させたい
わゆる有機正特性サーミスタが従来より開発されている
。
第3図(A)は従来の有機正特性サーミスタの構造を表
す部分断面図である。図において3はポリエチレン等の
樹脂であり、この樹脂中にカーボンブランク等の導電性
粉末4が分散されていて、この樹脂は金属箔1,2間に
積層されて成形されている。このように構成された有機
正特性サーミスタは、電極1,2間の電気抵抗は樹脂中
に分散されている導電性粉末の量や粒径、更に電極間の
距離等によって定まるが、全体の温度が上昇すれば、樹
脂全体が膨張して、その中に分散されている感電性粉末
の各粒子間距離が大きくなり、電極1.2間の電気抵抗
が高くなる。このように温度の上界とともに電気抵抗が
高くなり、正特性サーミスタの特性を示す。従って、こ
の部品は、自己温度調節機能を有する部品として用いる
ことができる。
す部分断面図である。図において3はポリエチレン等の
樹脂であり、この樹脂中にカーボンブランク等の導電性
粉末4が分散されていて、この樹脂は金属箔1,2間に
積層されて成形されている。このように構成された有機
正特性サーミスタは、電極1,2間の電気抵抗は樹脂中
に分散されている導電性粉末の量や粒径、更に電極間の
距離等によって定まるが、全体の温度が上昇すれば、樹
脂全体が膨張して、その中に分散されている感電性粉末
の各粒子間距離が大きくなり、電極1.2間の電気抵抗
が高くなる。このように温度の上界とともに電気抵抗が
高くなり、正特性サーミスタの特性を示す。従って、こ
の部品は、自己温度調節機能を有する部品として用いる
ことができる。
(C)発明が解決しようとする問題点
第3図(A)に示したように従来の有機正特性サーミス
タにおいては、回路の一部に部品として用いる場合、電
極1. 2間をバネ性を有する外部端子等で挟持するこ
とによって電気的に接続する必要がある。このとき、部
品全体の温度が高(なって、樹脂が軟化して流動性を示
すようになると、外部端子によって挟持されている部分
等、外力の加わっている部分が変形して、2つの電極同
士が接近する場合がある。第3図(B)に示すように電
極1,2間が局部的に狭くなって、直接接触すれば、短
絡状態となり、また、直接接触しなくとも、樹脂中に分
散されている導電性粒子の介在によって極めて低い抵抗
値を示すことになる。このような状態では電極1.2間
に大電流が流れて異常温度上昇やその他の回路を損傷さ
せる等の危険があった。
タにおいては、回路の一部に部品として用いる場合、電
極1. 2間をバネ性を有する外部端子等で挟持するこ
とによって電気的に接続する必要がある。このとき、部
品全体の温度が高(なって、樹脂が軟化して流動性を示
すようになると、外部端子によって挟持されている部分
等、外力の加わっている部分が変形して、2つの電極同
士が接近する場合がある。第3図(B)に示すように電
極1,2間が局部的に狭くなって、直接接触すれば、短
絡状態となり、また、直接接触しなくとも、樹脂中に分
散されている導電性粒子の介在によって極めて低い抵抗
値を示すことになる。このような状態では電極1.2間
に大電流が流れて異常温度上昇やその他の回路を損傷さ
せる等の危険があった。
この発明は、例え部品が高温になって、樹脂が軟化した
としても、前記2つの電極間の接近を防止して、上記従
来の問題を生じないようにした有機正特性ナーミスタを
提供することを目的としている。
としても、前記2つの電極間の接近を防止して、上記従
来の問題を生じないようにした有機正特性ナーミスタを
提供することを目的としている。
(d)問題点を解決するための手段
この発明の有機正特性サーミスタは、導電性粉末が分散
された樹脂を2つの電極間に介在させた有機正特性サー
ミスタにおいて、 前記樹脂中に前記導電性粉末より粒径の大きな絶縁性粒
子を分散させたごとを特徴としている。
された樹脂を2つの電極間に介在させた有機正特性サー
ミスタにおいて、 前記樹脂中に前記導電性粉末より粒径の大きな絶縁性粒
子を分散させたごとを特徴としている。
(L)作用
この発明の有機正特性サーミスタにおいては、樹脂中に
導電性粉末より粒径の大きな絶縁性粒子が分散されてい
るため、樹脂が軟化状態となっても、樹脂の表裏に形成
された2つの電極間の距離が前記絶縁性樹脂によって保
たれる。従って、2つの電極が直接接触することがなく
、正特性サーミスタとしての特性を保持することができ
る。
導電性粉末より粒径の大きな絶縁性粒子が分散されてい
るため、樹脂が軟化状態となっても、樹脂の表裏に形成
された2つの電極間の距離が前記絶縁性樹脂によって保
たれる。従って、2つの電極が直接接触することがなく
、正特性サーミスタとしての特性を保持することができ
る。
[f)実施例
第1図(A)と第2図は、この発明の実施例である有機
正特性サーミスタの構造を表す断面図と外観斜視図であ
る。図において電極1.2はNi、Cu等の金属箔であ
り、この2つの電極間にカーボンブラック等の導電性粉
末4とアルミナやガラス等の絶縁性粒子5が分散された
樹脂3が介在されている。このようなfa正特性サーミ
スタを製造する場合、まず、導電性粉末4と絶縁性粒子
5を樹脂3中に分散させて成形した後、金属箔1.2を
積層するとともにプレス加工によって接着させる。ここ
で、電極1.2間の距離が1〜3mmであるとすれば、
前記絶縁性粒子5は樹脂成形性の関係から、約0.1〜
1.0mm0粒径が選択される。
正特性サーミスタの構造を表す断面図と外観斜視図であ
る。図において電極1.2はNi、Cu等の金属箔であ
り、この2つの電極間にカーボンブラック等の導電性粉
末4とアルミナやガラス等の絶縁性粒子5が分散された
樹脂3が介在されている。このようなfa正特性サーミ
スタを製造する場合、まず、導電性粉末4と絶縁性粒子
5を樹脂3中に分散させて成形した後、金属箔1.2を
積層するとともにプレス加工によって接着させる。ここ
で、電極1.2間の距離が1〜3mmであるとすれば、
前記絶縁性粒子5は樹脂成形性の関係から、約0.1〜
1.0mm0粒径が選択される。
以上のように有機正特性サーミスタを構成したことによ
り、例えばバネ性を有する外部端子間にこの有機正特性
サーミスタを挟持させて用いた場合、樹脂3が高温状態
で軟化した場合、第1図(B)に示すように外部端子の
押圧力Fによって電極1,2間の距離が狭まろうとする
が、絶縁性粒子5がその間に存在することにより、電極
1.2が直接接触することがなく、少なくとも絶縁性粒
子5の粒径より広い間隔で保持される。従って正特性サ
ーミスタの特性を保つことができる。また、電極1.2
間の距離が一定距離以上に保たれるため、耐圧が低下す
ることなく、短絡やスパーク等による事故を防止するこ
とができる。
り、例えばバネ性を有する外部端子間にこの有機正特性
サーミスタを挟持させて用いた場合、樹脂3が高温状態
で軟化した場合、第1図(B)に示すように外部端子の
押圧力Fによって電極1,2間の距離が狭まろうとする
が、絶縁性粒子5がその間に存在することにより、電極
1.2が直接接触することがなく、少なくとも絶縁性粒
子5の粒径より広い間隔で保持される。従って正特性サ
ーミスタの特性を保つことができる。また、電極1.2
間の距離が一定距離以上に保たれるため、耐圧が低下す
ることなく、短絡やスパーク等による事故を防止するこ
とができる。
尚、実施例では絶縁性粒子として略球形の物を用いたが
、その他に例えば繊維状の絶縁性材料を分散させてもよ
い。また、外部端子の接続はバネ端子による押圧だけで
なく、半田付げによって接続する場合でも、その半田付
は部分に加わる圧力による影響を防止することが可能で
ある。
、その他に例えば繊維状の絶縁性材料を分散させてもよ
い。また、外部端子の接続はバネ端子による押圧だけで
なく、半田付げによって接続する場合でも、その半田付
は部分に加わる圧力による影響を防止することが可能で
ある。
(ff)発明の効果
以上のようにこの発明によれば、高温状態で樹脂が軟化
した際、電極間に外力が加わっても、樹脂中に分散され
ている絶縁性粒子の作用によって、2つの電極間の距離
が所定の距離に保たれるため、正特性サーミスタとして
の特性を保つことができ、異常電流による事故を防止す
ることができる。
した際、電極間に外力が加わっても、樹脂中に分散され
ている絶縁性粒子の作用によって、2つの電極間の距離
が所定の距離に保たれるため、正特性サーミスタとして
の特性を保つことができ、異常電流による事故を防止す
ることができる。
また、バネ端子の端子形状を工夫したり、ハネ端子と有
機正特性サーミスタの電極間に金属平板を介在させる等
して、バネ端子の押圧力を分散させることが不要となる
。さらに、絶縁性粒子としてアルミナ等、熱放散性の高
い物質を用いれば、樹脂の発熱を外部に有効に取り出せ
、熱効率の高いヒータを容易に構成することができる。
機正特性サーミスタの電極間に金属平板を介在させる等
して、バネ端子の押圧力を分散させることが不要となる
。さらに、絶縁性粒子としてアルミナ等、熱放散性の高
い物質を用いれば、樹脂の発熱を外部に有効に取り出せ
、熱効率の高いヒータを容易に構成することができる。
第1図(A)、 (B)はこの発明の実施例である有
機正特性サーミスタの構造、および外力が加わった際の
変形状態を表す断面図、第2図は同有機正特性サーミス
タの外観を表す斜視図、第3図(A)、 (B)は従
来の有機正特性サーミスタの構造、および外力が加わっ
た際の変形状態を表すtiJi面図である。 1.2−電極、3−樹脂、 4−λl電性扮末、 5−絶縁性粒子。
機正特性サーミスタの構造、および外力が加わった際の
変形状態を表す断面図、第2図は同有機正特性サーミス
タの外観を表す斜視図、第3図(A)、 (B)は従
来の有機正特性サーミスタの構造、および外力が加わっ
た際の変形状態を表すtiJi面図である。 1.2−電極、3−樹脂、 4−λl電性扮末、 5−絶縁性粒子。
Claims (1)
- (1)導電性粉末が分散された樹脂を2つの電極間に介
在させた有機正特性サーミスタにおいて、前記樹脂中に
前記導電性粉末より粒径の大きな絶縁性粒子を分散させ
たことを特徴とする有機正特性サーミスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP214187A JPS63169701A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 有機正特性サ−ミスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP214187A JPS63169701A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 有機正特性サ−ミスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63169701A true JPS63169701A (ja) | 1988-07-13 |
Family
ID=11521063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP214187A Pending JPS63169701A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 有機正特性サ−ミスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63169701A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09140626A (ja) * | 1995-11-17 | 1997-06-03 | Fujikura Ltd | 簡易トイレ |
-
1987
- 1987-01-08 JP JP214187A patent/JPS63169701A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09140626A (ja) * | 1995-11-17 | 1997-06-03 | Fujikura Ltd | 簡易トイレ |
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