JPS6311286Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6311286Y2 JPS6311286Y2 JP1981127892U JP12789281U JPS6311286Y2 JP S6311286 Y2 JPS6311286 Y2 JP S6311286Y2 JP 1981127892 U JP1981127892 U JP 1981127892U JP 12789281 U JP12789281 U JP 12789281U JP S6311286 Y2 JPS6311286 Y2 JP S6311286Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve guide
- stem seal
- stem
- valve
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 229920001973 fluoroelastomer Polymers 0.000 claims description 3
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
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- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Valve Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、内燃機関の吸気バルブや排気バルブ
をガイドするバルブガイドにフツ素ゴム材のリツ
プ部と金属製キヤツプを備えたステムシールを取
付けるバルブガイドのステムシール取付構造の改
良に関する。
をガイドするバルブガイドにフツ素ゴム材のリツ
プ部と金属製キヤツプを備えたステムシールを取
付けるバルブガイドのステムシール取付構造の改
良に関する。
[従来技術]
バルブガイドにステムーシルを取付けるに際
し、バルブガイドとステムシールの嵌合が金属接
触であると長期の間に緩みが生じてしまうので、
ステムシールの金属製キヤツプスカート部の内周
にステムシールリツプと同一ラバー材を使用しス
カート部をバルブガイド外周面に打ち込み嵌合す
ることによりバルブガイドにステムシールを取付
けていた。
し、バルブガイドとステムシールの嵌合が金属接
触であると長期の間に緩みが生じてしまうので、
ステムシールの金属製キヤツプスカート部の内周
にステムシールリツプと同一ラバー材を使用しス
カート部をバルブガイド外周面に打ち込み嵌合す
ることによりバルブガイドにステムシールを取付
けていた。
第1図,は従来のバルブガイドへのステム
シールの取付構造の一例を示し、11はバルブガ
イドで、このバルブガイド11により吸気バルブ
あるいは排気バルブのバルブステムをガイドす
る。12はバルブステムに摺接し、油やガスの漏
れを防止するステムシールで、ステムシール12
は、耐熱性に優れたフツ素ゴムで作られ、リツプ
部12aとスカート部12bからなり、リツプ部
12aには締付リング13が嵌められて図示しな
いバルブステムと摺接し、またスカート部12b
においては金属製キヤツプ14の内周にリツプ部
12aと同一材質のフツ素ゴムがリツプ部12a
と一体に金属製キヤツプ14に溶着されており、
ステムシール12はバルブガイド11の外周面に
圧嵌合されている。
シールの取付構造の一例を示し、11はバルブガ
イドで、このバルブガイド11により吸気バルブ
あるいは排気バルブのバルブステムをガイドす
る。12はバルブステムに摺接し、油やガスの漏
れを防止するステムシールで、ステムシール12
は、耐熱性に優れたフツ素ゴムで作られ、リツプ
部12aとスカート部12bからなり、リツプ部
12aには締付リング13が嵌められて図示しな
いバルブステムと摺接し、またスカート部12b
においては金属製キヤツプ14の内周にリツプ部
12aと同一材質のフツ素ゴムがリツプ部12a
と一体に金属製キヤツプ14に溶着されており、
ステムシール12はバルブガイド11の外周面に
圧嵌合されている。
ところで、このような従来のバルブガイドへの
ステムシールの取付構造には、次のような問題点
があつた。
ステムシールの取付構造には、次のような問題点
があつた。
() リツプ部とスカート部が一体になつてい
て、スカート部にも高価なフツ素ゴムが使用さ
れコスト高となる。
て、スカート部にも高価なフツ素ゴムが使用さ
れコスト高となる。
() ステムシールはバルブガイドに対して所
定の隙間Sをへだてて打ち込まれるが、バルブ
ガイドの打込み深さが違えば打込み治具を使用
しても適切なステムシールの打込みが困難であ
る。
定の隙間Sをへだてて打ち込まれるが、バルブ
ガイドの打込み深さが違えば打込み治具を使用
しても適切なステムシールの打込みが困難であ
る。
ところで、これらの問題を解決する技術が、実
開昭52−123216号公報において提案されている。
該技術によれば、シールリツプを同体に結合した
金属筒状体にバルブガイドの肩部に嵌合する小径
筒状部すなわち段部を設けて前記問題()を解
決し、また小径筒状部より大径の段部を設け、該
段部の端部を内径側にカールして該カール部の内
径をバルブガイドの外径と等しいかそれより小径
に構成し、かつ、該カール部に円周等配の割溝を
設けてカール部内周によつて筒状体をバルブガイ
ドに弾性的に嵌装して前記問題点()を解決し
ている。
開昭52−123216号公報において提案されている。
該技術によれば、シールリツプを同体に結合した
金属筒状体にバルブガイドの肩部に嵌合する小径
筒状部すなわち段部を設けて前記問題()を解
決し、また小径筒状部より大径の段部を設け、該
段部の端部を内径側にカールして該カール部の内
径をバルブガイドの外径と等しいかそれより小径
に構成し、かつ、該カール部に円周等配の割溝を
設けてカール部内周によつて筒状体をバルブガイ
ドに弾性的に嵌装して前記問題点()を解決し
ている。
この技術自体は有効なものであるが、しかし、
カール部内周によつて金属筒状体をバルブガイド
に弾性的に嵌着しているので、前記した金属接触
による長期間にバルブガイドとステムシールとの
間に緩みが発生するのを防止することはできな
い。
カール部内周によつて金属筒状体をバルブガイド
に弾性的に嵌着しているので、前記した金属接触
による長期間にバルブガイドとステムシールとの
間に緩みが発生するのを防止することはできな
い。
[考案の目的]
したがつて本考案の目的は、高価なフツ素ゴム
材の使用量を減らし、適切なステムシールの打込
みを容易にするとともに、金属接触により長期間
に生じるバルブガイドとステムシールとの緩みを
防止するバルブガイドのステムシール取付構造を
提供することにある。
材の使用量を減らし、適切なステムシールの打込
みを容易にするとともに、金属接触により長期間
に生じるバルブガイドとステムシールとの緩みを
防止するバルブガイドのステムシール取付構造を
提供することにある。
[考案の構成]
本考案によれば、バルブガイドにフツ素ゴム材
のリツプ部と金属製キヤツプを備えたステムシー
ルを取付けるバルブガイドのステムシール取付構
造において、前記キヤツプにバルブガイドの肩部
に係止される段部を形成するとともに、該段部と
バルブガイドとの間にフツ素ゴム以外のゴム材の
筒体を介在させてキヤツプをバルブガイドに圧嵌
合させている。
のリツプ部と金属製キヤツプを備えたステムシー
ルを取付けるバルブガイドのステムシール取付構
造において、前記キヤツプにバルブガイドの肩部
に係止される段部を形成するとともに、該段部と
バルブガイドとの間にフツ素ゴム以外のゴム材の
筒体を介在させてキヤツプをバルブガイドに圧嵌
合させている。
[考案の作用効果]
したがつて、高価なフツ素ゴム材はリツプ部の
みに使用して使用量を減らし、キヤツプに形成し
た段部をバルブガイドの肩部に係止させて適切な
ステムシールの打込みを容易にし、また段部とバ
ルブステムとの間にフツ素ゴム以外の安価なゴム
材の筒体を介在させてキヤツプをバルブガイドに
圧嵌合させて金属接触による長期間に生じる緩み
を防止することができる。さらにステムシール嵌
合部に段部を形成したので、取付位置を正確に設
定でき、また取付作業も容易である。さらにステ
ムシールとバルブガイドとの隙間が自動的に形成
され、取付誤差によるシール性を損うことがな
い。
みに使用して使用量を減らし、キヤツプに形成し
た段部をバルブガイドの肩部に係止させて適切な
ステムシールの打込みを容易にし、また段部とバ
ルブステムとの間にフツ素ゴム以外の安価なゴム
材の筒体を介在させてキヤツプをバルブガイドに
圧嵌合させて金属接触による長期間に生じる緩み
を防止することができる。さらにステムシール嵌
合部に段部を形成したので、取付位置を正確に設
定でき、また取付作業も容易である。さらにステ
ムシールとバルブガイドとの隙間が自動的に形成
され、取付誤差によるシール性を損うことがな
い。
[実施例]
以下、第2図,を参照し本考案の実施例を
説明する。
説明する。
図において、1はバルブガイド、2はステムシ
ールのリツプ部でフツ素ゴムで作られており、締
付リング3により図示されていないバルブステム
に圧接されて、油やガスの漏れを防止する。4は
ステムシールのリツプ部2を装着した金属製キヤ
ツプで、バルブガイド1の肩部に係止される部分
に段部4aが形成されている。そして段部4aに
はフツ素ゴム以外のゴム材の筒体5が溶着されて
いる。このキヤツプ4をバルブガイド1に圧嵌合
することによりステムシールがバルブガイドに取
付けられる。
ールのリツプ部でフツ素ゴムで作られており、締
付リング3により図示されていないバルブステム
に圧接されて、油やガスの漏れを防止する。4は
ステムシールのリツプ部2を装着した金属製キヤ
ツプで、バルブガイド1の肩部に係止される部分
に段部4aが形成されている。そして段部4aに
はフツ素ゴム以外のゴム材の筒体5が溶着されて
いる。このキヤツプ4をバルブガイド1に圧嵌合
することによりステムシールがバルブガイドに取
付けられる。
本考案の実施例は前述のようになつているの
で、バルブガイド1と金属製キヤツプ4との嵌合
部にはリツプ部2の高価なフツ素ゴム材以外の安
価なゴムの筒体5を使用し、金属接触による長期
間に生じるバルブガイド1とステムシールの緩み
を防止することができる。また段部4aで位置決
めされるので、バルブガイド1に対してステムー
シルを正確な位置にかつ安易に取付けることがで
きる。さらにバルブガイドには何等の加工を施す
ことなく、金属製キヤツプ4に例えば絞り加工に
より段部を形成すればよく、段部を形成するにあ
たつてほとんどコスト高にならない。そして、第
1図に示す隙間Sは段部との係合によつて自動的
に形成され、取付誤差によりシール性を損うこと
がなく、位置決めが正確で取付けが容易である。
で、バルブガイド1と金属製キヤツプ4との嵌合
部にはリツプ部2の高価なフツ素ゴム材以外の安
価なゴムの筒体5を使用し、金属接触による長期
間に生じるバルブガイド1とステムシールの緩み
を防止することができる。また段部4aで位置決
めされるので、バルブガイド1に対してステムー
シルを正確な位置にかつ安易に取付けることがで
きる。さらにバルブガイドには何等の加工を施す
ことなく、金属製キヤツプ4に例えば絞り加工に
より段部を形成すればよく、段部を形成するにあ
たつてほとんどコスト高にならない。そして、第
1図に示す隙間Sは段部との係合によつて自動的
に形成され、取付誤差によりシール性を損うこと
がなく、位置決めが正確で取付けが容易である。
[まとめ]
以上説明したように本考案によれば、高価なフ
ツ素ゴム材の使用量を減らし、適切なステムシー
ルの打込みを容易にするとともに、金属接触によ
り長期間に生じるバルブガイドとステムシールの
緩みの発生を防止することができる。
ツ素ゴム材の使用量を減らし、適切なステムシー
ルの打込みを容易にするとともに、金属接触によ
り長期間に生じるバルブガイドとステムシールの
緩みの発生を防止することができる。
第1図,は従来のバルブガイドのステムシ
ール取付構造を示し、はステムシールの断面
図、はステムシールをバルブガイドに取付けた
状態の断面図である。第2図,は本考案の実
施例を示し、はステムシールの断面図、はス
テムシールをバルブガイドに取付けた状態の断面
図である。 1……バルブガイド、2……ステムシールのリ
ツプ部、3……締付リング、4……金属製キヤツ
プ、4a……段部、5……筒体。
ール取付構造を示し、はステムシールの断面
図、はステムシールをバルブガイドに取付けた
状態の断面図である。第2図,は本考案の実
施例を示し、はステムシールの断面図、はス
テムシールをバルブガイドに取付けた状態の断面
図である。 1……バルブガイド、2……ステムシールのリ
ツプ部、3……締付リング、4……金属製キヤツ
プ、4a……段部、5……筒体。
Claims (1)
- バルブガイドにフツ素ゴム材のリツプ部と金属
製キヤツプを備えたステムシールを取付けるバル
ブガイドのステムシール取付構造において、前記
キヤツプにバルブガイドの肩部に係止される段部
を形成するとともに、該段部とバルブガイドとの
間にフツ素ゴム以外のゴム材の筒体を介在させて
キヤツプをバルブガイドに圧嵌合させたことを特
徴とするバルブガイドのステムシール取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12789281U JPS5833707U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | バルブガイドのステムシ−ル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12789281U JPS5833707U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | バルブガイドのステムシ−ル取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5833707U JPS5833707U (ja) | 1983-03-04 |
JPS6311286Y2 true JPS6311286Y2 (ja) | 1988-04-02 |
Family
ID=29921606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12789281U Granted JPS5833707U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | バルブガイドのステムシ−ル取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833707U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06105070B2 (ja) * | 1988-11-17 | 1994-12-21 | 株式会社日立製作所 | 半導体スイッチング回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5516087Y2 (ja) * | 1976-03-16 | 1980-04-15 |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP12789281U patent/JPS5833707U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5833707U (ja) | 1983-03-04 |
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