JPS63112544A - N,N−二置換β−アミノプロピオン酸の製造方法と、その乳化剤、湿潤剤、洗剤中の界面活性剤としての使用及び革及び毛皮の疎水化のための使用 - Google Patents

N,N−二置換β−アミノプロピオン酸の製造方法と、その乳化剤、湿潤剤、洗剤中の界面活性剤としての使用及び革及び毛皮の疎水化のための使用

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JPS63112544A
JPS63112544A JP62266178A JP26617887A JPS63112544A JP S63112544 A JPS63112544 A JP S63112544A JP 62266178 A JP62266178 A JP 62266178A JP 26617887 A JP26617887 A JP 26617887A JP S63112544 A JPS63112544 A JP S63112544A
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    • C14C9/00Impregnating leather for preserving, waterproofing, making resistant to heat or similar purposes
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C273/18Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas
    • C07C273/1809Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas with formation of the N-C(O)-N moiety
    • C07C273/1818Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas with formation of the N-C(O)-N moiety from -N=C=O and XNR'R"
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  • Electrotherapy Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はN、N−二置換β−アミノプロピオン酸の製造
方法と、その乳化剤、湿潤剤、洗剤中の界面活性剤とし
ての使用及び革及び毛皮の疎水化のだめの使用に関し、
特にN−アルキル−N(2−カルボキシエチル)アミド
の製造方法及び新規なN−アルキル−N(2−カルボキ
シエチル)スルホアミドとN−アルキル−N(2−カル
ボキシエチル)尿素及びその使用に関する。
アルキルアミノプロピオン酸、アルキルイミノジプロピ
オン酸及びアクリル化アルキルアミノプロピオン酸はそ
れ自体公知である。米国特許第2.468,012号に
はN−アルキルアミノプロピオン酸の製造と、その洗剤
、乳化剤及び気泡安定剤としての使用が記載されている
。第一アミンをアクリル酸エステルに付加し、生じたN
−アルキルアミノプロピオン酸エステルをケン化して適
当な酸又は塩とすることによって製造が行われる。
西独特許出願公開筒2,054,649号では、アミン
とアクリル酸誘導体例えばアクリル酸エステル、アクリ
ルニトリル又はアクリルアミドとを反応させ、続いて無
水物と反応させることによってN−アシル−N−アクリ
ルアミノプロピオン酸を製造することが記述される。最
後の合成段階でエステル、ニトリル又はアミド官能基を
アルカリで加水分解して酸を作る。製品は水溶液又は水
・アルコール溶液として得られる。
公知の製造方法には一連の欠点がある。
即ちアルカリ加水分解の段階が必ず必要であるため、生
成物は専ら溶解した形で得られ、別の工程なしに100
%物質として得られない。ゲル構造を形成するので、水
中でペースト状で粘稠な20ないし30%溶液しか得ら
れない。不都合なアルコールの併用によって初めて濃度
が約50%に引き上げられる。アルカリによる加水分解
は強アルカリ性領域で行われるから、多くの用途、例え
ば繊維分野で必要な5ないし8のpH値に調整すると、
製品は多くの場合望ましくない高い含量の塩を含む。
固体アルキルアミンを使用するときは高い温度(アルキ
ルアミンの融点を超える)でアクリル酸誘遵体に付加し
なければならないから、反応性アクリル誘導体の場合は
二付加物を生じる望ましくない副反応が促進される。こ
の副反応では第二のアクリル誘導体分子が既に形成され
たN−アルキルアミノプロピオン酸誘導体に付加され、
その際第三アミンが生じ、その後の合成段階でこのアミ
ンをもはやアシル化することができない。
最後に、製品中のアクリルエステル又はアクリロニトリ
ルの残留含量の臭気も不利である。0.1%のアクリル
エステルの残留含量が明瞭に感知されるのである。
本発明の目的は、上述の欠点がなく、特に望ましくない
高い、余計な塩素量と望ましくない副生物の発生が実質
的にない工程産物の製造を可能にする方法を提供するこ
とである。
本発明に基づき、式R+−NHz  (ここにR1は炭
素原子1ないし22個、好ましくは12ないし18個を
有する飽和又は不飽和アルキル基又はアルコキシアルキ
ル基を表す)のアルキルアミンをアクリル酸又はメタク
リル酸に付加し、生じたN−アルキルアミノプロピオン
酸を無水カルボン酸、カルボン酸クロライド、スルホン
酸クロライド、イソシアネート、ハロゲノカルボン酸、
アクリル酸又はメタクリル酸と反応させ、場合によって
は続いて少くとも部分的に中和することによって上記の
目的が達成される。
意外なことにアルキルアミンは40ないし130℃、好
ましくは70ないし100℃でアクリル酸又はメタクリ
ル酸に付加されることが判明した。
反応成分は混合の後に有機塩として存在するが、付加は
1ないし4時間後に終了し、完全な反応に到達している
。この反応条件で二付加物の形成は観察されない。また
溶剤の使用は不要である。沸点がいわゆる反応温度より
低いアミンの場合は圧力下で、例えばオートクレーブ内
で反応を行うことが好ましい。
アルキルアミンとアクリル酸又はメタクリル酸の反応は
等モル量で行うことが好ましい。
弐Rr−NHzのアルキルアミンとして例えば下記の第
一アミンが使用される。メチルアミン、プロピルアミン
、ブチルアミン、ヘキシルアミン、ノニルアミン、デシ
ルアミン、ドデシルアミン、トリデシルアミン、イソト
リデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルア
ミン、プロポキシプロピルアミン、オクチルオキシプロ
ピルアミン、オレイルアミン、オレイルオキシプロピル
アミン、ラウリルアミン、やし油アミン、ステアリルア
ミン、獣脂アミン又は上記のアミンの混合物。ラウリル
アミン、やし油アミン、獣脂アミン及びオレイルアミン
が好適なアミンである。
アシル化が問題であるならば、N−アルキル−N(2−
カルボキシエチル)−アミンのその後の反応は実質的に
無水物、イソシアネート、カルボン酸クロライド又はス
ルホン酸クロライドで行われる。温度50ないし100
°Cで等モル量ないし僅かな過量(約5%)のアシル化
剤が使用される。
酸無水物又はイソシアネートとの反応は1ないし2時間
で終了し、100%の形の所望のN−アルキル−N(2
−カルボキシエチル)アミドをもたらす。無水モノカル
ボン酸、例えば無水酢酸を使用するときは、当量で発生
するモノカルボン酸を蒸留又は水洗により分離する。
酸無水物として例えば無水酢酸、無水プロピオン酸、無
水酪酸、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水フタル酸
を挙げることができる。
イソシアンネートとしてイソシアン酸ブチル、イソシア
ン酸トルイル、イソシアン酸イソプロピルが考えられる
第2段階即ちアシル化反応も等モル量の反応関与物質で
行うことが好ましい。
カルボン酸クロライド又はスルホン酸クロライドでアシ
ル化反応を行うときは、酸結合剤として粉末状ソーダ又
は第3アミンを使用する。反応中に発生した塩は濾別し
又は水で洗い流すことができる。
カルボン酸クロライドの一例として酢酸クロライド、プ
ロピオン酸クロライド、オレイン酸クロライド及び適当
なスルホン酸クロライド、例えばメタンスルホン酸りロ
ライ阻エタンスルホン酸クロライド、p−トルエンスル
ホン酸クロライドを挙げることができる。
生じたN−アルキルアミノプロピオン酸のその後の反応
をハロゲノカルボン酸、好ましくはクロロカルボン酸(
例えばクロロギ酸、クロロ酢酸、クロロプロピオン酸及
びクロロ酪酸)又はアクリル酸、メタクリル酸で行うこ
とができる。
新規な方法によって本発明に基づ< N、N−二基置換
β−アミノプロピオン酸誘導体をシングルポット法によ
り2つの合成段階で、副生物を作らずに製造することが
できる。溶剤無しで100%の形で製造が得られる。
中和のためにN、N−二基置換β−アミノプロピオン酸
誘導体、に水酸化アルカリ金属、水酸化アルカリ土類金
属又はアンモニアの水溶液を加える。
濃度と中和剤に応じて強粘性ないしペースト状水溶液が
得られる。
好適な実施態様においては、有機塩基で中和を行う。有
機塩基として特に第一、第二及び第三アミンが考えられ
る。その−例はアルキルアミンとアルカノールアミンで
ある。特に好適なのはエタノールアミンとイソプロパツ
ールアミンである。
酸の量と同等及び過量の中和剤を添加することができる
N、N−二基置換β−アミノプロピオン酸誘導体及びそ
の塩は乳化剤及び湿潤剤として、又は洗剤中の肌をいた
わる界面活性剤として使用される。
もう一つの使用分野は革の疎水化のための配合物である
。そこで本発明は本発明に基づく化合物を単独で又は他
の公知の疎水化剤と混合して使用する、革又は毛皮の疎
水化方法にも関する。
防水革の製造はおおむね次の2つの方法で行われる。
1、毛管状吸水性繊維間隙の水密物質による充填 その場合、水に不溶の物質例えば脂肪、パラフィン、ろ
う又は特定のポリマーは、特に着心地にとって重要な通
気性及び水蒸気透過性に否定的に影響するような望まし
くない付随現象を示す。吸水によって膨潤し、それによ
って革繊維の自己膨潤密封効果を助長する化合物の方が
有利である。
この方法に従って使用される製品は油の中に水が分散す
るW10型乳化剤に属する。
2、疎水性物質による繊維束の包被 多価金属イオン(陽イオン)と共に錯体を形成する乳化
剤はしばしばクロム・コラーゲン錯体の中に入り込むこ
ともでき、そこに疎水性をもたらす。この種の乳化剤は
クロム又はアルミニウムなめし革繊維に化学的に結合さ
れ、この疎水性包被によって湿潤性と吸水能を低下する
。展延性の低下が球形の滴の形成となって現れる(撲水
効果)。
近時急激に高まった疎水化革の要求は、公知の疎水化法
ではほとんど達成されないか、又は他の同じ重要な性質
を阻害して達成するしかない。今日、実用的な靴の上皮
は、数年前に公用革(軍用革)にしか課せられなかった
要求を満たさなければならず、しかも着心地、流行の外
観その他を放棄してはならない。
この理由から例えば2段階疎水化に切換えられた。
仕上乾燥又は仕上加工した革を、有機溶剤に溶解したシ
リコーンで後処理するのである。この場合、架橋のため
に必要な90℃ないし100℃の乾燥温度が大きな減寸
をもたらすことが欠点である。また高い割合の有機溶剤
がしばしば環境に放出されることが問題である。
後処理が望ましくない追加工程を伴なうことは、合理的
な製造のために特に望ましくない。
そこで本発明の目的は、−段式であって水性処理液及び
槽の中で実施することができ、同時に塗油と強力な疎水
化が得られる革及び毛皮の疎水化方法を提供することで
ある。更に使用する助剤がなるべく簡単に製造でき、安
価であり、十分な塗油脂と疎水化が1回の処理段階で得
られるだけでなく、単一の製品によっても得られなけれ
ばならない。
この目的は一般式■の化合物を使用することによって達
成される。
本発明に基づく製品は少くとも部分的に中和した形であ
って若干の水を含み、たいていはペースト状の粘稠な製
品としてそのまま疎水化のために使用するか、又は中和
しない。たいていは粘稠なペースト状の製品を炭化水素
および/またはクロロ炭化水素、場合によっては溶剤を
用いて溶解し、続いて少くとも部分的に中和して使用す
る。中和のために前述の塩基、特に有機第一、第二及び
第三アミンとアルカノールアミン及びアンモニアとアル
カリ水酸化物の水溶液が適当である。中和した製品の乳
化作用は含水製品の製造も可能にする。
本発明に基づく製品は革の裏削り仕上重量又は毛皮の湿
潤重量基準で0.1ないし25重貴簡、好ましくは1な
いし15重量%の量で、pH値4ないし9で使用し、そ
の上でpH値を3.5ないし5.0に引下げ、場合によ
っては2価、3価又は4価の金属塩で定着する。
本発明に基づき疎水化のために使用される製品は一般式
Iの本発明化合物5ないし80重貴簡、好ましくは10
ないし70重貴簡、炭化水素ないしはクロロ炭化水素と
場合によっては溶剤、例えばオキシ合成による高沸点製
品20ないし70重貴簡、好ましくは30ないし60重
世%及び100%に対する残量の水を含むことが好まし
い。
本発明化合物だけで既に優れた塗油と疎水化が得られる
が、本発明に基づく疎水化剤を公知の塗油剤および/ま
たは疎水化剤、例えば中性燐酸エステル、シリコーン油
、オレイン酸ザルコシド及び/又はパラフィンないしク
ロルパラフィンと共に使用することができる。
中性燐酸エステルを使用する場合は、連鎖の長さC4な
いしC2゜、好ましくはC10ないしCIl+の、場合
によってはオキサルキル化したアルコールの中性エステ
ルを0.5ないし30重貴簡、好ましくは1ないし20
重量%(疎水化剤100gにつき)の量で使用すること
が好ましい。
本発明化合物と共に仕込み、希釈し、その上でこの化合
物と共に中和することによって、酸性燐酸エステルを併
用することもできる。既に中和した形の燐酸エステルを
使用することもできる。燐酸エステルの使用は例えば抽
出可能な脂肪含量を減少するのに有効である。このこと
は特・に衣服革の場合に耐薬品洗浄性が改善されるので
有利である。
本発明化合物に加えてシリコーン油を併用する場合は、
0.5ないし80重貴簡、好ましくは工ないし20重量
%(疎水化剤配合$100 gにつき)の量のシリコー
ン油を使用する。
シリコーン油として市販のポリシロキサン、例えばジメ
チル又はメチルフェニルポリシロキサンを使用すること
ができる。100ないし500mPa−5の粘度範囲が
好適である。その場合シリコーン油と本発明化合物を場
合によっては炭化水素ないしはクロロ炭化水素又は溶剤
と共に仕込む。
シリコーンの使用は特定の望ましい、表面効果、例えば
傷あとのなめらかさを得るのに好適である。
柔軟性を一層改善し、ねっとりした手ざわりを得るため
に、一般に中性燐醸エステル、シリコーン油、オレイン
酸ザルコシドと本発明化合物の任意の組合せを使用する
ことができる。
本発明化合物に加えて0.5ないし50重量%、好まし
くは2ないし20重貴簡(使用する配合物100gにつ
き)の量のオレイン酸ザルコシドを使用することができ
る。
以下の実施例により本発明を説明する。
実逼I鉗L ミキサー、温度計及び冷却器を備えたフラスコに534
g(2モル)のオレイルアミンを仕込み、60℃に熱す
る。30分以内に144g(2モル)のアクリル酸を滴
下する。その際温度が約90℃に上昇する。続いて次の
2時間半にわたって90℃で攪拌する。第一塩基を定量
することにより、完全な反応が確認される。反応生成物
を70℃に冷却し、196g(2モル)の無水マレイン
酸を少量ずつ混入する。反応を完成するために70ない
し80℃で2時間引続き攪拌する。淡褐色のペースト状
のN−オレイル−N(2−カルボキシエチル)マレイン
酸モノアミドが得られる。
酸価          250mg KOH/g塩基
性窒素の残留含量   0.2 mmol/g中和のた
めに80℃で攪拌しながら122g(2モル)のモノエ
タノールアミンを滴下した。
実施■1 実施例1に従って269g (1モル)のステアリルア
ミンを72g(1モル)のアクリル酸に付加し、反応生
成物を98g(1モル)の無水マレイン酸と反応させる
。N−ステアリル−N(2,−カルボキシエチル)マレ
イン酸モノアミドは室温で凝固して淡褐色のペーストと
なる。
酸価          251 mg KOI(/g
塩基性窒素の残留含量  0.32 mmol/gi 
o o ’cで37.5g(0,5モル)のイソプロパ
ツールアミンで中和した。
大施災主 実施例1に従って486g(2,0モル)のラウリルオ
キシプロピルアミンを144g(2,0モル)のアクリ
ル酸に付加し、反応生成物を196g(2,0モル)の
無水マレイン酸と反応させる。N−ラウリルオキシプロ
ピル−N(2−カルボキシエチル)マレイン酸モノアミ
ドは室温で凝固して暗褐色の僅かに混濁したペーストと
なる。
酸価          265mg KOH/g塩基
性窒素の残留含量   0.3 mmol/g実施例4 実施例1に従って785g(3,72モル)のやし油ア
ミン(塩基性窒素含m : 4.74 mmof/g)
を268g(3,72モル)のアクリル酸に付加し、反
応生成物を364.8 g (3,72モル)の無水マ
レイン酸と反応させる。赤褐色の強粘性油が得られる。
酸価          290mg KOH/g塩基
性窒素の残留含量  0.25 mmol/g中和のた
めに80℃で攪拌しながら554g(3,72モル)の
トリエタノールアミンを滴下した。
スjI引i 実施例1に従って101g(1,0モル)のヘキシルア
ミンを72g(1,0モル)のアクリル酸に付加し、反
応生成物を98g(1,0モル)の無水マレイン酸と反
応させる。淡褐色の油状のN−へキシル−N(2−カル
ボキシエチル)マレイン酸モノアミドが得られる。
酸価          418mg KOH/g塩基
性窒素の残留含量  0.15 mmol/g実施例6 ミキサー、温度計及び冷却器を装備したフラスコの中で
534g(2モル)のオレイルアミンを60℃に熱する
。30分以内に172g(2モル)のメタクリル酸を滴
下する。その際温度が約85℃に上昇する。完全な反応
のために混合物を100℃で3時間攪拌する。第一塩基
の定量により、完全な反応が確認される。次に70℃に
冷却し、70ないし80℃で204g(2モル)の無水
酢酸を滴下する。更に2時間の後に、生じた酢酸を20
mbarの真空下で留出する。褐色の透明な油状のN−
オレイル−N(2−カルボキシ−2−メチルエチル)ア
セトアミドが得られる。
酸価          139mg KOH/g塩基
性窒素の残留台it    0.1 mmol/g24
92gの水に溶解したKOHI 12.2 g (2モ
ル)により80℃で中和した。固形物骨25%の水溶液
が得られる。
実施例7 実施例1と同様に267g(1,0モル)のすレイルア
ミンを72g(1,0モル)のアクリル酸に付加する。
次に90℃で148g(1,0モル)の無水フタル酸を
少量ずつ入れ、100℃で3時間攪拌する。N−オレイ
ル−N(2−カルボキシエチル)フタル酸モノアミドは
黄褐色のペーストである。
酸価          225 mg KOH/g塩
基性窒素の残留含量   0.5 mmol/g尖隻皿
工 実施例1と同様に267gのオレイルアミンを72gの
アクリル酸に付加する。付加生成物に55gの無水炭酸
ナトリウムを混合し、100℃で301g(1,0モル
)のオレイン酸クロライドを約2時間で滴下する。更に
2時間の後にアシル化が終了している。生じた食塩は水
で洗い流す。
酸価          94mg KOH/g塩基性
窒素の残留台iJ   0.1 mmol/g犬見■ユ 実施例6と同様に267g(1,0モル)のオレイルア
ミンを86g(1,0モル)のメタクリル酸に付加する
付加の後に反応混合物に101g(1,0モル)のトリ
エチルアミンを加え、70ないし90°Cで190.5
g(1,0モル)のp−)ルエンスルホン酸クロライド
を少量ずつ加える。発熱反応が消失した後、90℃で2
時間攪拌し、続いて塩を水で洗い流す。暗褐色の粘性油
状のN−オレイル−N(2−カルボキシ2−メチルエチ
ル)p−ドルオールスルホン酸アミドが得られる。
酸価:           99 mg KOII/
g塩基性窒素の残留含量:    Ommol/gIR
:  C=0 1720cm−’ C−01620c+n−’ (芳香族)SOz  N 
 1330cm−’及び1170cm−’ H−NMR:δ、77−8pp芳香族プロトン中和のた
めに90″Cで攪拌しながら105g(1,0モル)の
ジェタノールアミンを加える。
尖隻尉上l 実施例1と同様に267g(1,0モル)のオレイルア
ミンを72g(1,0モル)のアクリル酸に加える。
付加の後、53g(0,5モル)の粉末状炭酸ナトリウ
ムを加え、110℃で114.5 g (1,0モル)
のメタンスルホン酸クロライドを滴下する。
再反応のために110℃で更に2時間攪拌する。
生じた塩を水で洗い流す。暗褐色のペースト状のN−オ
レイル−N(2−カルボキシエチル)メタンスルホン酸
アミドが得られる。
酸価:          129mg KOH/g塩
基性窒素の残留台f:    Ommol/gIR: 
 C=0 1730cm−’ SOz  N  1320cm−’及び1160cm−
軍 大絡拠土土 実施例1と同様に267g(1,0モル)のオレイルア
ミンを72g(1,0モル)のアクリル酸に付加する。
付加の後、115g(1,0モル)のN−エチルモルホ
リンを加え、40ないし50°Cで133g(1,0モ
ル)のイソシアン酸トルイルを滴下する。
1時間再反応させ、褐色の油状のN−オレイル−N(2
−カルボキシエチル)−N’−1−ルイル尿素を得る。
酸価:           89mg KOH/gI
R:  C=O(、酸)   1720c1+1−’N
−C=0  1660cm−’及び 1560cm−’ C=C<芳香族)  1590c+n−’及び1610
cn+−’ 実施炎上叉 実施例1と同様に267g(1,0モル)のオレイルア
ミンを72g(1,0モル)のアクリル酸に付加する。
付加の後、115g(1,0モル)N−エチルモルホリ
ンを加え、40ないし50℃で99 g (1,0モル
)のイソシアン酸n−ブチルを滴下する。1時間再反応
させ、淡褐色の油状のN−オレイル−N(2−カルボキ
シエチル)−N’−ブチル尿素を得る。
酸価:          96.4 mg KOH/
gIR:  C=O(酸)  1720cm−’N  
G=0  1620cm−’及び1540cm−’ 実施例13 実施例1と同様に204g(0,6モル)のオレイルア
ミノプロピオン酸、70g(0,6モル)のクロロ酢酸
(ナトリウム塩)、54gの水及び108gのイソプロ
パツールを仕込み、80℃に熱すると、透明な溶液が現
れる。この溶液に106.6g(1,2モル)の45%
力性ソーダ溶液を45分以内に滴下する。その際反応混
合物の粘度が上昇する。82“Cで4時間攪拌してから
濃塩酸で中和し、過量の水に注ぐと生成物が沈殿する。
生成物(N−オレイル−N−カルボキシメチル−アミノ
プロピオン酸)を分離して乾燥する。
酸価:          245mg KOH/g出
発生成物として使用した付加生成物は、実施例1と同様
に等モル量のオレイルアミンとアクリル酸を反応させて
得たものである。
犬屓l引り土 267.5g(1,0モル)のオレイルアミンと0.2
gの)IQME (ヒドロキノンモノエチルエーテル)
を仕込む。これに144g(2,0モル)のアクリル酸
を最高70℃の温度まで冷却しながら滴下し、続いて1
40℃に熱する。80℃から反応が発熱性となって進行
し、粘度が急激に上昇する。120℃で約10分後に混
合物はペースト状になる。次に140℃で更に3時間攪
拌する。生成物(N−オレイル−N(2−カルボキシエ
チル)アミノスルホン酸)は253mg KOH/gの
酸価を有する。
実見■土工 a)攪拌槽に水13.6 g及び45%力性ソーダ溶液
22.7 gを仕込み、約50℃に熱する。攪拌しなが
ら次に実施例1のN−オレイル−N(2−カルボキシエ
チル)マレイン酸モノアミド63.7gを加えた後、均
質に掻き混ぜる。
b)防水革の製造のための下記の処方にa)の生成物を
使用し、防水効果を調べた。
牛革: 種類 防水性 MUi:  牛革、ウェット・ブルー、裏削り仕上厚さ
2.0mm %表示は裏削り仕上重量を基準とする。
洗浄: 300%水、35℃ +0.5%酢酸、1:5”1.15分 本)濃酢酸1容積部と水5容積部 洗液を排出する。
洗浄: 300%水、35°C110分洗液を排出する
中和/着色/再なめし: 150%水、35℃ 2%ギ酸ナトリウム、不溶、90分 + 2% 着色料、不溶、15分 + 4% タニガン(Tanigan) QF”す。
不溶、30分 + 12% カスタニー (Kastanie)N。
不溶、60分、8回転毎分で一晩中 + 250%水、60℃、10分 処理液を排出する。
逸章:  300%水、60℃、10分洗液を排出する
疎水化: 100%水、60℃ +0.5%アンモニア、1:5°、2分本)濃アンモニ
ア1容積部と水5容積部+6.3% 実施例15aによ
る本発明疎水化剤、1:59,60分 *)製品1容積部と水5容積部 +0.5%ギ酸、1:5.15分 pH: 3.6−4.0 処理液を排出する。
一影y〕い急=300%水、40℃、各々10分洗液を
排出する。
定@:  150%水 3%パイクロム(Baychrom)A”’ 。
不溶、60分 pH:4.2−4.8 処理液を排出する。
工Lχ」し急=300%水、20℃、各々10分洗液を
排出する。
革を一晩中、台に掛けて水切りし、伸延、真空乾燥(8
0℃/2分)、曝気、調湿、革もみ、アイロン掛け(8
0℃10.5分)する。
**)バイエル(BAYER)社(レファークーゼン)
の製品。
ベリー(Ball )F’−g  :  (10%圧縮
)水盗遇時皿:  >7/>7時間 吸水玉、X: 7時間後、9.9/10.4Maese
r折り曲げ:  21924/19207吸水皇ユX:
 折り曲げ後 8.0 / 7.1大旌拠土工 実施例1により製造したアミドを使用した。攪拌槽に水
30gとジイソプロパツールアミン7gを仕込んだ上で
、本発明アミド14g、燐酸エステルアミン塩(Aj2
foβ16−18 、即ちライ−ブラー合成による脂肪
族アルコール混合物とP2O,を反応させて製造、モル
比3:1、中和のためのジイソプロパツールアミン)3
.5g、連鎖塩素40%のクロルパラフィン45.5 
gを加え、均質に掻き混ぜた。
この配合物を軍用革の製造のための下記の処方に使用し
た。
牛革:種類 軍用革 林料:牛皮、スエット・ブルー、裏削り仕上厚さ2.0
 mm %表示は裏削り仕上重量を基準とする。
洗浄:300%水、35℃ 0.5%ギ酸、1:51,15分 *)濃酢酸1容積部と水5容積部 洗液を排出する。
車租:100%水、35℃ 3%ギ酸ナトリウム、不溶、15分 pH: 4.4 +0.5%重炭酸ソーダ、1:10 90分、pH:4.8 処理液を排出する。
洗上:300%水、30℃、10分 洗液を排出する。
再呈及旦: 200%水、30℃ 1%着色料、1:20.20分 + 4% タニガンQF”す、不溶、30分+ 12%
 ケブラチョ、不溶、60分−晩中、自動装置、静止/
回転 15分/1分+ 200%水、60℃、20分 処理液を排出する。
M: 300%水、60℃、10分 洗液を排出する。
辣水上: 200%水、60℃ 10%実施例16による疎水化剤、1:5(Voβ/V
oβ)の割合の水で希釈、60分+ 1%ギ酸、t’s
”、ts分 宰)濃ギ酸1容積部と水5容積部 + 3%バイクロムF *s+)、不溶、60分pH1
,6−3,7 処理液を排出する。
−LχJし急:300%水、25℃、各々10分洗液を
排出する。
tt工洗と:水、20℃、10分 革を一晩中、台に掛けて水切りし、伸延、真空乾燥(8
0℃73分)、曝気、革もみ、アイロン掛け(80℃1
0.5分)する。
傘車)バイエル社(レファークーゼン)の製品。
ベリー浸透計: (10%圧縮) 水通過時間:  >420/>420分吸水率、%: 
7時間後、12/14 Maeser折り曲げ:  29785/25971吸
水率ユX: 折り曲げの後 10/12大血勇エユ a)水30.5 gと45%力性ソーダ溶液5.5gを
攪拌槽に約50℃で仕込む。実施例1のアミド18g、
高沸点鉱油40g、粘度350mPa−5のジメチルポ
リシロキサン6gから成る有機相を攪拌しつつ徐々に入
れ、次に掻き混ぜて均質にする。
b) 実施例16の処方にa)の配合物を使用し、次の
結果を得た。
ハ旦と盪盗肚: (10%圧縮) 水通過時間:  >420/>420分吸水率、%: 
7時間後 7/8 Maeser折り曲げ:  >48123/48316
吸水率、%: 折り曲げの後 9/8 実施例18 実施例1の本発明に基づくアミドを使用した。
攪拌槽に水39gと45%力性ソーダ溶液3gを約50
℃で仕込む。次に実施例1のアミド6g、オレイン酸ザ
ルコシドロg、高沸点鉱油40g。
粘度350mPa−5のジメチルポリシロキサン5gか
ら成る有機層を攪拌しながら徐々に加え、均質化する。
こうして得た生成物を実施例16b)による防水用処方
に使用して、次の結果を得た。
Ba1ly浸透計= (10%圧縮) 水通過時間:  >420/>420分吸水率、%: 
7時間後 9/10 Maeser折り曲げ:  29885/30147吸
水率、%:折り曲げの後 14/11.6実施例19 a)攪拌槽に水39gと45%力性ソーダ溶液4gを約
50℃で仕込む。実施例4によるアミド12g、高沸点
炭化水素35g、粘度100mPa−5のジメチルポリ
シロキサン5g1中性燐酸エステル(AIlfoe 1
2 18とP2O,を反応、モル比3:1)5gから成
る有機相を、攪拌しながら加え、均質に掻き混ぜる。
b) 実施例16による処方に使用したころ、次の値を
得た。
ハ旦り慢透肚: (10%圧縮) 水盗」焼皿:  >7/>7時間 亘水皇ユX: 7時間後 13.3 / 12.0Ma
eser折り曲げ:  15849/16717至水皇
ユX:折り曲げの後 12/8 実施斑1度 実施例13で述べた生成物を使用した。このためにこの
物質20gを連鎖塩素40%のクロルパラフィン68.
4 gと共に攪拌槽に仕込み、100ないし105℃で
均質に掻き混ぜた。約70℃に冷却した後、中和のため
にジイソプロパツールアミン11.6gを混合物に加え
た。
この混合物を防水革の製造のだめの下記の処方に使用し
、その結果を調べた。
!=  牛革、ウェット・ブルー、裏削り仕上厚さ約2
.0mm %表示は裏削り仕上重量を基準とする。
洗上: 300%水、35℃ 0.5%酢酸、1:5.15分 洗液を排出する。
中和: 100%水、35℃ 2%ギ酸ナトリウム、不溶、15分 +0.5%重炭97−ダ、110.90分洗液のpH:
 5.3 ブロム・クレゾールグリーンに対して革の断面はブルー
処理液を排出する。
1企:  300%水、30’C,10分洗液を排出す
る。
1負71x及互: 100%水、30℃ 1%クロム革ファストブラック TU141%、1:20.20分 +  4 %タニカ:/QF”’ 、不溶、30分+ 
12%ケブラチョ、不溶 6回転毎分で一晩中 なめしを完了した後、 + 200%水、60°C,20分 処理液を排出する。
洗上: 300%水、60℃、10分 洗液を排出する。
疎水±1定置= 100%水、60℃ 8%疎水化剤、1:4,60分 + 1%ギ酸、   1:5,15分 + 3%バイクロムF、  60分 処理液のpH:3.6−3.7 処理液を排出する。
3×洗浄: 300%水、25℃、各々10分洗液を排
出する。
革を一晩中、台に掛けて水切りし、伸延、真空乾燥(8
0−85℃、2分)、曝気、再湿、革もみ、真空アイロ
ン掛け(80−85℃、30秒)する。湿式作業の間に
異常な観察は行われなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここにR_1は炭素原子1ないし22個、好ましくは
    12ないし18個を有する飽和又は不飽和アルキル基又
    はアルコキシアルキル基、R_2は炭素原子1ないし1
    8個を有するアルキル基、炭素原子3ないし4個を有す
    る飽和又は不飽和カルボキシアルキル基、カルボキシフ
    ェニル基又はカルボキシル基(−COOH)、R_3は
    水素又はCH_3、Xは水素、アルカリ金属、アルカリ
    土類金属、アンモニウム、アルキルアンモニウム又はア
    ルカノールアンモニウムを表し、Aは▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼又は炭素原子0な
    いし3個のアルキレン基である)の化合物の製造方法に
    おいて、式R_1−NH_2(ここにR_1は上述の意
    味を有する)のアルキルアミンをアクリル酸又はメタク
    リル酸に付加し、生じたN−アルキルアミノプロピオン
    酸を無水カルボン酸、カルボン酸クロライド、スルホン
    酸クロライド、イソシアネート、ハロゲノカルボン酸、
    アクリル酸又はメタクリル酸と反応させ、場合によって
    は続いて少くとも部分的に中和することを特徴とする方
    法。 2)アクリル酸又はメタクリル酸へのアルキルアミンの
    付加を温度40ないし130℃、好ましくは70ないし
    100℃で行うことを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 3)等モル量のアルキルアミンとアクリル酸又はメタク
    リル酸を反応させることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項及び第2項に記載の方法。 4)低沸点アルキルアミンを使用する場合は、圧力下で
    反応を行うことを特徴とする、特許請求の範囲第1項な
    いし第3項のいずれか1項に記載の方法。 5)第1段階で生じたN−アルキルアミノプロピオン酸
    を温度50ないし100℃で無水カルボン酸、カルボン
    酸クロライド、スルホン酸クロライド、イソシアネート
    、ハロゲノカルボン酸、アクリル酸又はメタクリル酸と
    反応させることを特徴とする、特許請求の範囲第1項な
    いし第4項のいずれか1項に記載の方法。 6)等モル比又は好ましくは5%以下の僅かな過量の無
    水カルボン酸、カルボン酸クロライド、スルホン酸クロ
    ライド、イソシアン酸塩、ハロゲノカルボン酸、アクリ
    ル酸又はメタクリル酸をN−アルキルアミノプロピオン
    酸に加えることを特徴とする、特許請求の範囲第1項な
    いし第5項のいずれか1項に記載の方法。 7)反応の第2段階のためにカルボン酸クロライド、ス
    ルホン酸クロライド又はハロゲノカルボン酸を使用する
    ときは、酸結合剤(saurebindendeMit
    tel)、好ましくは粉末状炭酸ナトリウム又は第三ア
    ミンを添加することを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項ないし第6項のいずれか1項に記載の方法。 8)中和を有機塩基、好ましくはアルキルアミン及びア
    ルカノールアミン、特にエタノールアミン又はプロパノ
    ールアミンで行うことを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項ないし第7項のいずれか1項に記載の方法。 9)Aが▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式
    、化学式、表等があります▼であることを特徴とする、
    一般式 I (ここにR_1、R_2、R_3及びXは特
    許請求の範囲第1項に挙げた意味を有する)の新規なN
    −アルキル−N(2−カルボキシエチル)スルホンアミ
    ド及びN−アルキル−N(2−カルボキシエチル)尿素
    。 10)特許請求の範囲第1項ないし第8項に従って製造
    された、一般式 I の化合物の乳化剤、湿潤剤、洗剤中
    の界面活性剤として、及び革疎水化剤の製造のための使
    用。 11)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここにR_1は炭素原子1ないし22個、好ましくは
    12ないし18個を有する飽和又は不飽和アルキル基又
    はアルコキシアルキル基、R_2は炭素原子1ないし1
    8個を有するアルキル基、炭素原子3ないし4個を有す
    る飽和又は不飽和カルボキシアルキル基又はカルボキシ
    フェニル基又はカルボキシル基(−COOH)、R_3
    は水素又はCH_3、Xは水素、アルカリ金属、アルカ
    リ土類金属、アンモニウム、アルキルアンモニウム又は
    アルカノールアンモニウムを表し、Aは▲数式、化学式
    、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります
    ▼、▲数式、化学式、表等があります▼又は炭素原子0
    ないし3個のアルキレン基である)を革の裏削り仕上重
    量又は毛皮の湿潤重量基準で0.1ないし25重量%、
    好ましくは1ないし15重量%の量で、またpH値4な
    いし9で、再なめしの間又は後に被処理革又は毛皮に作
    用させ、次に3.5ないし5.0の範囲のpH値に調整
    し、処理の後に場合によっては2価、3価又は4価の金
    属塩、好ましくはその水溶液で定着することを特徴とす
    る、革及び毛皮の疎水化方法。 12)好ましくは少くとも部分的に中和した形の一般式
    I の化合物を5ないし80重量%、好ましくは10な
    いし70重量%と、場合によっては炭化水素を20ない
    し70重量%、好ましくは30ないし60重量%と、場
    合によっては溶剤と、100%に対する残量の水とを含
    む製品を疎水化のために使用することを特徴とする、特
    許請求の範囲第11項に記載の方法。 13)使用される疎水化剤が、連鎖の長さC_4ないし
    C_2_0、好ましくはC_1_6ないしC_1_8で
    場合によってはオキシアルキル化されたアルコールの部
    分的燐酸エステルを、使用される疎水化剤100gにつ
    き0.5ないし30重量%、好ましくは1ないし20重
    量%の量で含むことを特徴とする、特許請求の範囲第1
    1項又は第12項に記載の方法。 14)疎水化剤が、使用される疎水化剤100gにつき
    0.5ないし80重量%、好ましくは1ないし10重量
    %の量のシリコーン油、好ましくはジメチル又はメチル
    フェニルポリシロキサンを含むことを特徴とする、特許
    請求の範囲第11項ないし第13項のいずれか1項に記
    載の方法。 15)疎水化剤が疎水化剤100gにつき0.5ないし
    50重量%、好ましくは2ないし20重量%のオレイン
    酸ザルコシド(Olsauresarkosid)を含
    むことを特徴とする、特許請求の範囲第11項ないし第
    14項のいずれか1項に記載の方法。 16)疎水化剤がパラフィンないしはクロルパラフィン
    を含むことを特徴とする、特許請求の範囲第11項ない
    し第15項のいずれか1項に記載の方法。
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