JPS63107569A - 印字制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 木Ｊ？朗は印字制御方式に関し、特にインクリボンのイ
ンクを溶融して印字用紙に印字を行う熱転写プリンタの
印字１００方式に関する。

従来技術 従来、この種の熱転写プリンタでは、常にキャリアの移
動と連動してリボン送りが行われ、一定速度で印字が行
われるレタークォリティプリントモード（以下ＬＱＰモ
ードとする）と呼ばれる単一モードのみを有しているの
が一般的である。

しかし、インクリボンは一度しか使用できず、単一モー
ドのみであるために、リボン送り量をキャリアの移動ｍ
だけ必要とし、リボン消費■が大きくなる。そこで、イ
ンクリボンの節約を図る目的でリボン送り速度をキャリ
アの送り速度よりも少なくする方法が考えられるが、か
かる方法では、リボン送り速度の速度差により印字品位
に差を生じ、また、リボン送り速度を遅くすると、イン
クリボンにおける蓄熱が大きくなってリボン焼損のおそ
れがあるという欠点がある。

発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、印字品位の低下とリボン焼損とを防止し
ながら、インクリボンの消費ｍを少なくすることができ
る印字制御方式の提供を目的とする。

発明の構成 本発明による印字制御方式は、インクリボンのインクを
溶融して印字用紙に印字を行う熱転写プリンタの印字制
御方式であって、外部信号に応答して前記インクリボン
のリボン送り速度を可変するリボン送り可変手段を設け
、前記リボン送り可変手段によって可変されたリボン送
り速度に応じて前記印字のドツト密度を可変するように
したことを特徴とする 実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。

図において、インクリボン１はピンチローラ２とフィー
ドローラ３との間に挾持され、フィードローラ３の回転
によってインクリボン１のリボン送りが行われる。フィ
ードローラ３の回転は、キャリア８がキャリアモータ９
とベルト１０とにより右方向に移動するときに、両端が
固定されているワイヤローフ１１によりこのキャリア８
の直線移動が回転運動としてリボンドライブギヤ７とア
イドルギＡ７５．６とを介してフィードローラ３に伝達
されることにより行われる。

このインクリボン１のリボン送り動作とともに、印字ヘ
ッド４は図示せぬマイクロプロセッサから文字パターン
が供給されると、印字用紙１３をプラテン１２に押しつ
けながら、キャリア８が右方向に移動することで印字動
作を行う。すなわち、キャリア８が右方向に移動すると
きに、リボン送り動作と印字動作とが並行して行われる
のである。

尚、印字ヘッド４は縦２４ドツト１列の通電電極を有し
、印字動作は縦２４ドツト１列づつ行っていく。

アイドルギヤ５，６は夫々ギヤ数が異なっており、ＬＱ
Ｐモードあるいはドラフトモードの指定によって、フィ
ードローラ３をリボンドライブギヤ７に接続しているア
イドルギヤ５，６が切替えられ、インクリボン１のリボ
ン送り速度が変化するのである。このリボン送り速度は
アイドルギヤ５．６のギヤ比によって変わってくる。

印字モードがＬＱＰモードのときには、マイクロプロセ
ッサからの文字パターンは通常のパターンで、リボン送
り速度も通常の速度である。また、印字モードがドラフ
トモードに切替えられると、マイクロプロセッサからの
文字パターンはドツト密度が低いパターンとなり、リボ
ン送り速度も遅くなるとともに、その分すボン消費吊は
減少し、このリボン消費量の減少分はアイドルギヤ５，
６のギヤ比によって変わってくる。

第２図はインクリボン１と印字用紙１３の印字結果との
関係を示す図である。第２図（ａ）は印字用紙１３に印
字された印字結果を示し、１行目はしＱＰモード時の印
字結果を示し、２行目はドラフトモード時の印字結果を
示している。第２図（ｂ）はＬＱＰモード時のリボン消
費ｆｆ１Ｌ１を示し、第２図（Ｃ）はドラフトモード時
のリボン消費ｆｆ１Ｌ２を示している。

リボン消費１４Ｌ１はＬＱＰモード時に使用されるイン
クリボン１の聞で、キャリア８の移動量と同じ量である
。リボン消費吊し、はドラフトモード時に使用されるイ
ンクリボン１の１で、ＬＱＰモード時よりも文字パター
ンのドツト密度が低くなり、リボン送り速度が遅いため
にリボン消費吊Ｌ１よりも消費ｍが少なくなっている。

つまり、リボン消費ｆｆ１Ｌ１とリボン消費ｆｆ１Ｌ２
どの差は、ＬＱＰモード時のリボン送り速度と、ドラフ
トモード時のリボン送り速度との違いである。ただし、
第２図（ａ）に示すように、ドラフトモード時にはリボ
ン送り速度を遅くするとともに文字パターンのドツト密
度を低くしているのでドラフトモード時の印字結果の印
字品位は、低下しない。

第３図は本発明の一実施例のシステムを示す図、第４図
は第３図のＬＱＰ七−ビード時字パターン八を示すパタ
ーン図、第５図は第３図のドラフトモード時の文字パタ
ーンＢを示すパターン図である。

第１図〜第５図を用いて本発明の一実施例の動作につい
て説明する。

印字モードがＬＱＰモードのときには、マイクロプロセ
ッサ１３はＲＯＭ（リードオンリメ七り）１５に格納さ
れているＬＱＰモード時の印字用の文字パターンＡ（第
４図参照）を読出し、この文字パターン八をそのまま印
字ヘッド４に送出して印字を行わせる。このとき、リボ
ン送り速度はキャリア８の移動速度に対応しており、第
２図（ｂ）に示すリボン消費ｆｆ１Ｌ１だけのインクリ
ボン１が使用される。

印字モードがドラフトモードのときには、マイクロプロ
セッサ１４はＲＯＭ１５から文字パターンＡを読出すと
、この文字パターンへの偶数カラム目を間引いてモディ
ファイしたドツト密度の低い文字パターンＢ（第５図参
照）とし、この文字パターンＢを印字ヘッド４に送出し
て印字動作を行わせる。このとき、リボン移動速度はア
イドルギヤ５，６によってキャリア８の送り速度よりも
遅くされており、第２図（Ｃ）に示すリボン消費ｆｆ１
Ｌ２だけのインクリボン１が使用される。

このように、インクリボン１のリボン送り速度を遅くす
るときに、ＬＱＰモード時の文字パターンＡのドツト間
引きを行って、ドツト密度の低い文字パターンＢに変換
して印字を行うようにすることによって、印字品位の低
下を防止するとともに、ドツト密度を低くすることでイ
ンクリボン１の蓄熱を低く押えられるのでリボン焼損を
防止して、インクリボン１の消ＩＩを少なくすることが
できる。

！ＩＩＬ里 以上説明したように本発明によれば、リボン送り速度を
可変する手段を設け、リボン送り速度の可変に応じて印
字ドツト密度を可変するようにすることによって、印字
品位の低下とリボン焼損とを防止しながら、インクリボ
ンの消費ｍを少なくすることができるという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
インクリボンの消費Ｍと印字結果との関係を示す図、第
３図は本発明の一実施例のシステムを示す図、第４図は
第３図のＬＱＰモード時の文字パターンを示すパターン
図、第５図は第３図のドラフトモード時の文字パターン
を示すパターン図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・インクリボン ２・・・・・・ピンチローラ ３・・・・・・フィードローラ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インクリボンのインクを溶融して印字用紙に印字を行う
   熱転写プリンタの印字制御方式であつて、外部信号に応
   答して前記インクリボンのリボン送り速度を可変するリ
   ボン送り可変手段を設け、前記リボン送り可変手段によ
   つて可変されたリボン送り速度に応じて前記印字のドッ
   ト密度を可変するようにしたことを特徴とする印字制御
   方式。