JPH02139251A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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JPH02139251A
JPH02139251A JP29427788A JP29427788A JPH02139251A JP H02139251 A JPH02139251 A JP H02139251A JP 29427788 A JP29427788 A JP 29427788A JP 29427788 A JP29427788 A JP 29427788A JP H02139251 A JPH02139251 A JP H02139251A
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ink ribbon
winding
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thermal head
carriage
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Kazuo Ueda
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/38Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper for dealing with the impression-transfer material after use

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  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動可能なキャリッジに搭載されているサー
マルヘッドの発熱によりインクリボンのインクを被印字
シートに転写するようにした印字方法および熱転写プリ
ンタに関する。
〔従来の技術〕
従来、熱転写プリンタにおける印字方法として、例えば
、複数の発熱要素が整列配置されたサーマルヘッドをイ
ンクリボンを介して被印字シートに圧接した状態でサー
マルヘッドを搭載したキ1?リッジを移動しつつ前記サ
ーマルヘッドの発熱要素を選択的に発熱し、発熱した発
熱要素に対向するインクリボンのインクを溶融して被印
字シートに接着するとともに、前記インクリボンのイン
クがまだ溶融状態にある間に、巻取り手段によるインク
リボンの巻取りによりこのインクリボンを前記被印字シ
ートから剥離して、前記インクリボンのインクを部分的
に前記被印字シートに転写して印字を行なうようにした
ものがある。
〔発明が解決しJ:うとする課題〕
しかしながら、前述した従来の熱転写プリンタにJ3け
る印字方法は、インクリボンのインクが溶融状態にある
間にインクリボンを被印字シートから剥離して、インク
リボンのインクを被印字シーj・に転写するようにして
いるため、被印字シーi−の種類によっては、第14図
に示すように、インクリボン1のインク層2の溶融状態
において、インク層2と被印字シート4との接若力が、
インクリボン1のインク層2とプラスティックフィルム
からなるベース層3との接打力より小さく、このため、
インクリボン1を、そのインク層2が溶趨状態にあるど
きに被印字シート4から剥離する熱時剥離の際に、イン
ク層2がその層の途中でIWit5切られたようにして
被印字シート4に転写されることがある。したがって、
被印字シート4に転写されたインク層2の表面が凹凸状
になってしまう。
このように、熱時!I ffの際に被印字シート4に転
写されたインク層2の表面が凹凸状になってしまう被印
字シート4の一例として、プラスティックフィルムから
なり表面を平滑に形成されたオーバーへッドブ[]ジエ
クトの投影用シートがあるが、この投影用シートに熱時
剥闇により印字した場合には、印字されたインク層の表
面の凹凸により乱尺)1が生じ、投影したときに美しい
画面が得られないおそれがあった。
また、被印字シート4の種類によっては、熱時剥離を行
なわないと良好な晶質の印字を行なえないものもある。
本発明は、前述した従来のものにおける問題点を解決し
、サーマルヘッドの発熱により溶F(引したインクリボ
ンのインク層が冷却固化した後にインクリボンを被印字
シートから剥離して冷時剥離に適した被印字シート上に
良好な品質の印字を行なうことができる印字方法ならび
に被印字シートの種類に応じて熱時剥離および冷時剥離
のいずれをも行なうことができる熱転写プリンタを提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前述した目的を達成するため請求項第1項の印字方法は
、複数の発熱要素が整列配置されたサーマルヘッドを、
インクリボンを介して被印字シートに圧接した状態でサ
ーマルヘッドを搭載したキャリッジを移動しつつ前記サ
ーマルヘッドの発熱要凛を選択的に発熱し、発熱した発
熱要素に対向する部位のインクリボンのインクを溶融し
て被印字シートに接着するとともに、巻取り手段による
前記インクリボンの巻取りによりインクリボンを前記被
印字シートから剥離して前記インクリボンのインクを部
分的に前記被印字シートに転写するようにした印字方法
において、前記サーマルヘッドによる印字を開始して前
記キャリッジを所定量移動した後に、前記巻取り手段に
よる前記インクリボンの巻取りを開始するようにし、サ
ーマルヘッドの発熱により溶融したインクが適当に固化
した復に前記インクリボンを前記被印字シートから剥離
するようにしたことを特徴としている。
また、請求項第2項の印字方法は、複数の発熱要素が整
列配置されたサーマルヘッドを、インクリボンを介して
被印字シートに圧接した状態でサーマルヘッドを搭載し
たキャリッジを移動しつつ前記サーマルヘッドの発熱要
素を選択的に発熱し、発熱した発熱要素に対向する部位
のインクリボンのインクを溶融して被印字シートに接着
するとともに、巻取り手段による前記インクリボンの巻
取りによりインクリボンを前記被印字シートから剥離し
て前記インクリボンのインクを部分的に前記被印字シー
トに転写するようにした印字方法において、前記キャリ
ッジの移動速度より前記巻取り手段による前記インクリ
ボンの巻取り速度を遅くし、サーマルヘッドの発熱によ
り溶融したインクが適当に固化した後に前記インクリボ
ンを被印字シートから剥離するようにしたことを特徴と
している。
さらに、請求項第3項の印字方法は、複数の発熱要素が
整列配置されたサーマルヘッドを、インクリボンを介し
て被印字シートに圧接した状態でサーマルヘッドを搭載
したキャリッジを移動しつつ前記サーマルヘッドの発熱
要素を選択的に発熱し、発熱した発熱要素に対向する部
位のインクリボンのインクを溶融して被印字シートに接
着するとともに、巻取り手段による前記インクリボンの
巻取りによりインクリボンを前記被印字シートから剥離
して前記インクリボンのインクを部分的に前記被印字シ
ートに転写するようにした印字方法において、前記サー
マルヘッドによる印字を開始して前記キャリッジを所定
量移動した復に、前記巻取り手段による前記インクリボ
ンの巻取りを開始するとともに、前記キャリッジの移動
速度より前記巻取り手段による前記インクリボンの巻取
り速度を遅くし、サーマルヘッドの発熱により溶融した
インクが適当に固化した後に前記インクリボンを前記被
印字シートから剥離するようにしたことを特徴としてい
る。
さらにまた、請求項第4項の印字方法は、複数の発熱要
素が整列配置されたサーマルヘッドを、インクリボンを
介して被印字シートに圧接した状態でサーマルヘッドを
搭載したキャリッジを移動しつつ前記サーマルヘッドの
発熱要素を選択的に発熱し、発熱した発熱要素に対向す
る部位のインクリボンのインクを溶融して被印字シート
に接着するとともに、巻取り手段による前記インクリボ
ンの巻取りによりインクリボンを前記被印字シートから
剥離して前記インクリボンのインクを部分的に前記被印
字シートに転写するようにした印字方法において、前記
サーマルヘッドによる印字を開始して前記キャリッジを
所定量移動して停止した後に、前記巻取り手段による前
記インクリボンの巻取りを行なうことにより第1回目の
部分印字を終了し、このような部分印字を繰返して行な
い行方向の印字を完了Jるようにし、す゛−マルヘッド
の発熱により溶融したインクが適当に固化した後に前記
インクリボンを前記被印字シートから剥離するようにし
たことを特徴としている。
また、請求項第5項の熱転写プリンタは、(ナーマルヘ
ッドを搭載したキャリッジを駆動手段により移動可能に
形成するとともに、印字時サーマルヘッドおよび被印字
シート間に挟持されるインクリボンを巻取り手段により
巻取り可能に形成し、これらの駆動手段および巻取り手
段を制御手段により制御するようにした熱転写プリンタ
において、前記制御手段に接続され、印字開始時に前記
駆動手段の起動と前記巻取り手段の起動を同時に行なう
第1駆動モードと、前記駆動手段の起動より前歪さ取り
手段の起動を遅れさせる第2駆動モードとを設定しうる
設定手段を設けたことを特徴としている。
さらに、請求項第6項の熱転写プリンタは、サーマルヘ
ッドを搭載したキャリッジを駆動手段にJ:り移動可能
に形成するとともに、印字時サーマルヘッドおよび被印
字シート間に挟持されるインクリボンを巻取り手段によ
り巻取り可能に形成し、これらの駆動手段および巻取り
手段を制御手段により制御するようにした熱転写プリン
タにおいて、前記制御手段に接続され、前記駆動手段に
よるキャリッジの移動速度と前記巻取り手段によるイン
クリボンの巻取り速度とを等しくする第1駆動モードど
、前記駆動手段によるキャリッジの移動速度より前記巻
取り手段によるインクリボンの巻取り速度を遅くする第
2駆動モードとを設定しうる設定手段を設けたことを特
徴としている。
さらにまた、W求項第7項の熱転写プリンタは、(J−
マルヘッドを搭載したキャリッジを駆動手段により移動
可能に形成するとともに、印字時サーマルヘッドおよび
被印字シート間に挟持されるインクリボンを巻取り手段
により巻取り可能に形成し、これらの駆動手段および巻
取り手段を制御手段により制御するようにした熱転写プ
リンタにおいて、前記制御手段に接続され、印字開始「
、1にOffff動駆動手段動と前記巻取り手段の起動
を同時に行なうとともに前記駆動手段によるキレリッジ
の移動速度と前記巻取り手段によるインクリボンの巻取
り速度とを等しくする第1駆動モードと、前記駆動手段
の起動より前記巻取り手段の起動をRれさせるとともに
前記駆動手段によるキャリッジの移動速度より前記巻取
り手段によるインクリボンの巻取り速度を近くする第2
駆動モードとを設定しうる設定手段を設けたことを特徴
としている。
また、請求項第8項の熱転写プリンタは、サマルヘッド
を搭載したキャリッジを駆動手段により移動可能に形成
するとともに、印字時サーマルヘッドおよび被印字シー
ト間に挟持されるインクリボンを巻取り手段により巻取
り可能に形成し、これらの駆動手段および巻取り手段を
制御手段により制御するようにした熱転写プリンタにお
いて、前記制御手段に接続され、前記駆動手段の駆動と
前記巻取り手段の駆動を同時に行なう第1駆動モードと
、前記駆動手段の駆動と前記巻取り手段の駆動とを交互
に行なう第2駆動モードとを設定しうる設定手段を設け
たことを特徴としている。
〔作 用〕
前述した構成の請求項第1項の印字方法によれば、サー
マルヘッドによる印字を開始してキ1?リッジを所定回
移動した後に、巻取り手段による前記インクリボンの巻
取りを開始するようにしたので、印字時におけるキャリ
ッジの進行方向におけるナーマルヘッドの下流側におい
てインクリボンが被印字シートとの接合状態を保持して
おり、さらにその下流側において被印字シートからイン
クリボンが剥離されることになり、この結果、サーマル
ヘッドの発熱ににり溶用lしたインクが適当に固化した
後に前記インクリボンを前記被印字シートから剥離する
ことができ、冷時剥離により被印字シートの種類により
良質の印字を行なうことができる。
また、前述した構成の請求項第2項の印字方法によれば
、キャリッジの移動速度より前記巻取り手段による前記
インクリボンの巻取り速1哀を遅くしたので、印字時に
おけるキャリッジの進行方向におけるサーマルヘッドの
下流側において印字の進行につれてインクリボンが被印
字シートとの接合状態を保持する長さが次第に長くなり
、この結果、サーマルヘッドの発熱により溶融したイン
クが適当に固化した後に前記インクリボンを前記被印字
シートから剥離することができ、請求項第1項と同様、
冷時剥離により被印字シートの種類により良質の印字を
行なうことがて・きる。
さらに、前述した構成の請求項第3項の印字方法によれ
ば、請求項第2項と第3項を合ぜた作用により、さらに
安定的に冷時剥離を行なって、被印字シートの種類によ
り良質の印字を行なうことができる。
さらにまた、前述した構成の請求項第4項の印字一方法
によれば、サーマルヘッドによる印字を開始して前記キ
ャリッジを所定量移動して停止した後に、眞記巻取り手
段によるiyJ記イレインクリボン取りを行なうことに
より第1回目の部分印字を終了し、このような部分印字
を繰返して行ない行方向の印字を完了するようにしたの
で、リーーマルヘッドによる印字中゛にはインクリボン
の被印字シートからの剥離は行なわれず、この印字の休
止中にのみ冴取り手段によるインクリボンの巻取りが行
なわれることになり、この結果、4ノーマルヘツドの発
熱により溶融したインクが適当に固化した後に前記イン
クリボンを前記被印字シートから剥離することかでき、
請求項第1項ないし第3項と同様、冷時剥離により被印
字シートの種類により良質の印字を行なうことができる
つぎに、前述した構成の請求項第5項ないし第8項のい
ずれかの熱転写プリンタによれば、制御手段に接続され
ている設定手段により、熱的剥離を行なう第1駆動モー
ドと、冷時剥離を行なう第2駆動モードとを選択するこ
とができるので、被印字シートの種類により熱的剥離お
よび冷時剥離のいずれかを選択して、良好な品質の印字
を行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を第1図ないし第13図に示す実施例によ
り表明する。
第1図は本発明の熱転写プリンタの斜視図を示すもので
あり、図において符号11は本体フレームであり、この
本体フレーム11には、左右方向に延在ケるプラテン1
2が設けられている。また、前記本体フレーム11の一
部をなす左右フレーム118.11b間には、前記プラ
テン12に沿ってほぼ平行に延在するガイドシャフト1
3が配設されている。このガイドシャフト13には、キ
1?リッジ14が摺動自在に支持され、この4ニヤリツ
ジ14は、駆動手段たるモータ(図示Uず)前記ガイド
シャツ1〜13に沿って往復動可能とされており、この
キレリッジ14には、前記プラテン12に対向する表面
に、整列配置された複数の発熱要素を協えているサーマ
ルヘッド15がプラテン12に対し接離可能に装着され
ている。
前記本体フレーム11には、前記ガイドシャフト13と
ほぼ平行となるようにラック16が形成されており、こ
のラック16はキャリッジ1’l内に設けられたギア(
図示せず)と噛合うにうになっている。また、前記プラ
テン12の下方には、本体フレーム11に回転駆動しう
るように支持された紙送りローラ17がプラテン12と
ほぼ平行に配設されており、この紙送りローラ17には
、前記本体フレーム11に回転自在に支持された小ロー
ラ18が圧接されている。さらに、前記紙送りローラ1
7は、歯車群19を介してモータ20に連結されており
、このモータ20の回転により紙送りローラ17が回転
駆動され、小ローラ18との間に酋通紙、プラスチイッ
クフィルムなどの用紙を挾持しつつ所望の紙送りがなさ
れるようになっている。
前記キτIリッジ14には、巻取り手段をなす巻取りボ
ビン21および引出しボごン23が、それぞれ支軸22
.24により互いに適宜の間隔をおいて回転可能に支持
されており、これらの巻取りボビン21および引出しボ
ビン23に、後述するインクリボンを収納したリボンカ
セットが嵌合されるJ:うになっている。
前記巻取りボビン21の支軸22の下端部には、第2図
に示すように、スプライン25が形成されており、この
スプライン25には、円形をな1圧接板26が係合され
ている。また、前記支軸22の下端部には、前記圧1り
板26の下面にフェルト板27を介して配置されるスペ
ーサ28が回転自在に支持されており、このスペーサ2
8は、前記支軸22の下端に取イ1番ノられている止め
板2つにより支llllI22の下端からの扱は落もが
防止されている。また、第3図に示すように、前記スペ
ーサ28のフェル]・板27に臨む上面には支@22を
中心とした同心円状の凹凸30が形成されフェルト板2
7との間の摩′−項力を大きくしている。
第2図に戻って、前記圧接板26は、前記支軸22の外
周に装着された圧接ばね31の押圧力により常にフェル
]・板27を介してスペーサ28方向に付勢されている
。また、前記スペーサ28の下面には、前記支軸22の
中心からの距離が異なる位置に、この支軸22の直径上
に位置するように突起32.33がそれぞれ突設されて
いる。これらの突起32.33は相nに支軸22の中心
からの距離を異にしている。
航記スペーサ28の下方には、巻取りギア34が前記支
軸22と同心的な支@35によりキャリッジ14に回転
1在に支持されるようにして配設されている。前記巻取
りギア34は、前記キャリッジ14に搭載されたモータ
(図示せず)に連結されでおり、このモータの駆動によ
り回転駆動可能とされている。また、前記巻取りギア3
4の上面には、前記スベー勺28の下面に形成された突
起32.33にそれぞれ対応する位置に突起36゜37
が突設されており、これらの突起36.37は前記突起
32.33にそれぞれ係合可能とされ、突起32.33
に突起36.37が係合することにより巻取りギア34
の回転をスペーサ28に伝達できるようになっている。
そして、スペー1す28に伝jヱされた回転は、摩擦力
により圧接板26に伝達され、支軸22を介して巻取り
ボビン21を回転しうるようになっている。
前記紙送りローラ17を駆fJ) するモータ20、前
記キャリッジ14を駆動する図示しないモータおよび前
記巻取りボビン21を駆動する図示しない七−タは図示
しない制御手段により、個別にその駆動を制御されるよ
うになっている。また、この制御手段には、図示しない
切換えスイッチのような設定手段が接続されており、こ
の設定手段は、印字開始時に駆動手段たるモータ(図示
せず)による前記キャリッジ14の移動、およびキャリ
ッジ14に搭載したモータ(図示せず)により巻取り手
段たる巻取りボビン21を回転して行なうインクリボン
の巻取りを同時に行なう第1駆動七−ドと、前記キャリ
ッジ14の移動より前記インクリボンの巻取り開始を8
れさせるM2駆′#J七−ドとを設定しうるようになっ
ている。
そして、本実施例においては、前記設定手段により第1
駆動モードを選択すると、印字開始時、モータの駆動に
より前記巻取りギア34が回転を開始すると直ちに巻取
りギア34の上面の1対の突起36.37がスペーサ2
8の下面の突起32゜33に係合するように、あらかじ
め前記モータの駆動により巻取りギア34が位置決めさ
れるようになっている。一方、前記設定手段により第2
駆動モードを選択すると、印字開始時、モータの駆動に
より前記巻取りギア34が回転を開始しても巻取りギア
34が360度近く回転しないと巻取りギア34の上面
の1対の突起36.37がスペーサ28の下面の突起3
2.33に係合しないように、あらかじめ前記モータの
駆動により巻取りギア34が位置決めされるようになっ
ている。
つぎに、前述した熱転写プリンタを用いた本発明の印字
方法の第1実施例について説明する。
まず、プラテン12に用紙をセットした状態において設
定手段により、ヒラ1〜した用紙の種類に応じて、熱部
剥離を行なう第1駆初モードおよび冷時剥N1を行なう
第2駆動L−ドのいずれかを選択する。
そして、第2駆Dモードを選択しl二場合について説明
すると、キャリッジ14に搭載されている=E−タ〈図
示りず)が必要に応じていずれかの方向に微小吊回転し
て、巻取りギア34をその突起36.37が、第6図に
おいて、スペーサ28の突起32.33の反時計方向端
面32a、33aに隣接する位置を取らせる。なお、こ
の巻取りギア34の回転位置は図示しないセンサにより
検出されるようになっている。
このような状態において図示しないスタートボタンを押
すと、す゛−マルヘッド15がプラテン12に近接する
位置をとって印字できる状1εiになったうえで駆動手
段たるモータ(図示せず)が起動してキャリッジ14を
第1図に示す矢印C方向に移動し、同時に、画像情報に
応じ晋ナーマルヘッド15の発熱要素に選択的に通電し
て用紙に所定の印字を開始する。また、土ヤリッジ14
の移動の開始と同時に、キャリッジ14に搭載されてい
る前記モータ(図示せず)が起動して巻取りギア3/1
の回転を17fl始する。
ここにおいて、例えば前述した突起36,37および突
起32.33がそれぞれ中心角20度の扇形の場合には
、前記巻取りギア34が最大3/IO度空回転された後
に巻取りギア34の突起36.37がスベーナ28の突
起32.33にそれぞれ係合されてスペーサ28が回転
を開始し、さらに、このスペーサ28との間のJ¥擦力
により圧接板26が回転され、支軸22を介して巻取り
1段たる巻取りボビ′ン21が回転され、インクリボン
の巻取りが開始される。
したがって、第11図に示すように、前記キャリッジ1
4の移動が17i1始されるとともに、サーマルヘッド
15による印字が開始されるのに対し、前記キセリッジ
14が所定量移動した後に巻取りボビン21の回転が開
始され、これによりインクリボンの巻取りが行なわれ、
被印字シートである用紙に付着したインクリボンの剥離
が開始される。
これにより、用紙からのインクリボンの剥離は、キレリ
ッジ14の印字方向において、サーマルヘッド75から
Ni間した位置において行なわれ、それまでのインクリ
ボンが被印字シートに接合状態にあるとぎに溶融状態に
あるインクは冷111固化されるので、インクリボンの
冷時剥離を行なうことができる。なお、前述したインク
リボンのキャリッジ14の巻取りが開始されるまでのキ
ャリッジ14の所定の移動間は、前記突起36.37お
よび突起32.33のそれぞれ扇形の中心角にJ:り決
定される。
一方、用紙の種類に応じて前記設定手段により熱部剥離
を行なう第1駆動モードを選択すると、キャリッジ14
に搭載されているモータ(図示せず)が必要に応じてい
fれかの方向に微小1回転して、巻取りギア34をその
突起36.37が、第6図に実線で示すように、スペー
サ28の突起32.33の反時51方向端而32a、3
3aの反対側に隣接する位置を取らせる。
このような状態にJ3いて図示しないスター1−ボタン
を押でと、1J−マルヘッド15がプラテン12に近接
する位置をとって印字できる状態になったうえで駆動手
段たるモータ(図示せず)が起動してキャリッジ14を
第1図に示す矢印C方向に移動し、同時に1ノーマルヘ
ツド15に通電して用紙に所定の印字を開始する。また
、キャリッジ14の移動の開始と同11.1に、キャリ
ッジ14に搭載されている前記七−タ(図示ぜ゛ず)が
起動して巻取りギア34の回転を開始する。すると直ち
にさIRす1ニア34の突起36.37がスペーサ28
の突起32.33にそれぞれ係合されてスペーサ28が
回転を開始し、さらに、このスペーサ28との間の摩擦
力により圧接板26が回転され、支軸22を介して巻取
り手段たる巻取りボビン21が直らに回転され、インク
リボンの巻取りが開始される。したがって、キャリッジ
14の移動とインクリボンの巻取りとが同時に開始され
ることになり、インクリボンはサーマルヘツド15に隣
接する位置において用紙から剥離されることになり、溶
融されたインクがまだ溶融状態にあるうちにインクリボ
ンが剥離される熱部剥離を行なうことができる。
このように本発明の第1実施例によれば、酋通の用紙に
対して行なう通常の熱部剥離のほか、サーマルヘッド1
5の加熱圧接にJ:リインクリボンのインクが溶融され
、用紙に付着された侵、所定時間経過してインクが適当
に固化してその結合ツノが強固になった後にインクリボ
ンを用紙から剥1i11する冷時剥離をも行なうことが
できるため、インクとの接着力が弱い用紙(被印字シー
ト)への印字を行なう場合にも、冷時剥離を行なうこと
により、第13図に示すように、インクリボン38のイ
ンク層38aを途中で断ち切られることなく用紙39に
転写することができ、転写されl;インクf138bの
表面を平滑にすることができる。特に、オーバーへラド
プロジェクトに使用される投影用シートに印字した場合
には、投影した際に、印字部分の乱反射を防止し、より
美しい画面を作ることができる。
なお、本発明の冷時剥離を行なうための印字方法を実施
するための熱転写プリンタとしては、前述したものに限
定されるものではなく、他のものも適用可能である。
例えば、第8図ないし第10図に示すような公知の装置
を用いることもできる。
本装置について説明すると、第1図に示すキャリッジ1
4とほぼ同形をしたキャリッジ(図示せず)には、サー
マルヘッド41がプラテン42に対して接離自在となる
ように支軸43を中心に日勤可能に搭載されている。こ
のサーマルヘッド41はヘッド押付けばね44により常
にプラテン42方向に付勢′されるとともに、後述する
カム45の作用によりヘッド押付けばね44の押圧力に
抗してプラテン42からのmm操作がなされるようにな
っている。また、前記キャリッジ(図示せず)には、巻
取り手段をなす巻取りボビン46が回転自在に支持され
ており、この巻取りボビン46の下方には、巻取りギア
47が取付けられている。
前記キャリッジ(図示せず)には、旋回腕48が支軸4
9によって回動自在に支持されており、この支軸49の
下部にはウオームホイール50が取付【プられている。
そして、このつ4−ムホイール50は、ウオーム51を
介して可逆回転するモータ52に連結されている。また
、前記支軸49の上部にはギア53が取付けられており
、このギア53は、前記旋回腕48の先端部に回転自在
に取付けられているギア54にj重粘されている。そし
て、このギア54は旋回腕48の回動により前記巻取り
1″ア47に噛合可能となるようにされている。さらに
、前記ギア54は同様に旋回腕48の回動により前述し
たカム45を回転部8するギア55に噛合可能となるよ
うにされている。
前記カム45の回転によるサーマルヘッド41の位置は
ブラシ56により検知され、サーマルヘツド41がプラ
テン42からfi隔されているときは、ナーマルヘッド
41への通電が停止されるように制御されている。
一方、図示しない紙送りローラを駆動するモータ(図示
せず)、前記キャリッジ(図示Iず)を駆動する図示し
ないモータおよび前記巻取りボビン46を駆動するモー
タ52は図示しない制御手段により、個別にその駆動を
1iIl mされるようになっている。また、この制御
手段には、図示しない切換えスイッチのような設定手段
が接続されており、この設定手段は、印字量始時に駆動
手段たるモータ(図示せず)による前記キャリッジ(図
示せず)の移動、およびこのキャリッジに搭載した前記
モータ52により巻取り手段たる巻取りボビン46を回
転して行なうインクリボンの巻取りを同時に行なう第1
駆動モードと、前記キャリッジの移動より前記インクリ
ボンの巻取り開始を遅れさける第2駆動モードとを設定
しうるようになっている。
前述した第8図ないし第10図に示す装置による本発明
の印字方法について説明する。
まず、プラテン42に用紙をセットした状態において設
定手段により、セットした用紙の種類に応じて、熱部剥
離を行なう第1駆動モードおよび冷時剥離を行なう第2
駆動モードのいずれかを選択する。
まず、第2駆動モードを選択した場合について説明する
と1図示しないスター]・ボタンを押1と、モータ52
が駆動され、ウオームホイール50を介して支@49を
時J1方向に回転するので、支旬49との間の摩擦力に
より旋回腕48が同様の方向に回動されて、ギア54が
ギア55に噛合される。すると、カム45が回転されて
ヘッド押付けばね44の押圧力によりサーマルヘッド4
1がプラテン42に近接されることになる。なお、カム
715は、その回転角をブラシ56で検知してモータ5
2への通電を打ち切ることにより、適宜位置において停
止される。
前記サーマルヘッド41をプラテン42に近接した状態
で通電するとともに、キャリッジ(図示せず)を移動し
て印字を開始する。その後、適宜時間を置いて前記モー
タ52を前述とは逆に回1Fムして旋回腕48を咬時に
1方向に回動し、ギア54を巻取りギア47に噛合する
(第9図)。そして、ざらにモータ52を同方向に回転
して巻取り手段である巻取りボビン46を反時計方向に
回転してインクリボンの巻取りを開始する。
このようにして、キャリッジを移動してサーマルヘッド
41による印字を開始した後、適宜時間経過後にインク
リボンの巻取りを開始することができ、用紙に転写され
たインクが適当に固化されその結合が強固にされた後に
インクリボンを用紙から剥離する冷時剥離を行なうこと
ができる。
一方、第1駆動モードを選択すると、サーマルヘッド4
1をプラテン42に圧接した状態において直ちにモータ
52を逆方向に回転することにより、キャリッジ(図示
せず)の移動とインクリボンの巻取りを同時に開始づる
ことができ、熱部剥離を行なうことができる。
つぎに、本発明に係る印字方法の第2実施例について説
明する。
まず、第1図ないし第7図に示す熱転写プリンタの変形
として、巻取り手段としての巻取りボビン21を駆動1
−るモータ(図示せず)の回転速度を可変とし、この回
転速度を前述した制御手段により制御しうるようにして
おく。なお、巻取り1゛ア34は、常時、その突起36
.37が、第6図に実線で示すように、スペーサ28の
突起32゜33の反11.1計方向端面32a、33a
の反対側に隣接する位置を取るようになっており、巻取
りギア34が回転を開始すると直ちに巻取りギア34の
突起36.37がスペーサ28の突起32゜33に係合
して、インクリボンの巻取りが開始されるようになって
いる。
そして、このようなモータを用いた印字方法の第2実施
例について説明すると、設定手段により第2駆動モード
を選択することにより、サーマルヘッド15で用紙に印
字する際に、巻取りボビン21を駆動するためのモータ
〈図示せず)の回転速度を制御手段により制御し−C前
記キトリッジ14の移動速度より前記巻取りボビン21
の巻取り速度を遅くし、これにより、サーマルヘッド1
5の下流側において印字の進行につれてインクリボンが
用紙との接合状態を保持する長さが次第に長(なり、前
記インクリボンをインクが適当に固化した後に被印字シ
ートである用紙から剥離する冷時剥離を行なうことかぐ
さ、前述した第1実施例と同様の効果を奏することがで
きる。
なお、第1駆動七−ドを選択すると、前記制御手段にJ
:リギトリッジ14の移Wh速度と巻取りボビン21の
を取り速度をへ゛シクシで熱部剥離を行なうことができ
る。
つぎに、第8図ないし第10図に示す熱転写プリンタの
変形として、巻取り手段としての巻取りボビン46を駆
動するモータ52の回転速度を可変とし、この回転速度
を前述した制御手段により制御しうるようにしてJ5 
<。
そして、このようなし−夕52を用いた印字方法の第2
実施例について説明するど、設定手段にJ、り第2駆動
モードを選択することにより、サーマルヘッド711で
用紙に印字する際に、巻取りボビン46を駆動するため
のモータ52の回転速度を制御手段により制御してキャ
リッジ(図示せず)の移動速度より前記巻取りボビン4
6の巻取り速度を近くシ、これにより、り一ンルヘッド
41の下流側において印字の進行につれてインクリボン
が用紙との接合状態を保持する良さが次第に艮くなり、
前記インクリボンをインクが適当に固化しjc後に被印
字シー1へである用紙から剥離する冷時剥離を行なうこ
とができ、同様の効果を奏することができる。
つぎに、本発明に係る印字方法の第3実施例について説
明する。
まず、第1図ないし第7図に示す熱転写プリンタの変形
として、前述した第2実施例と同様、巻取り手段として
の巻取りボビン21を駆動する[−タ(図示せず)の回
j¥i、速度を可変とし、この回転速度を前述した制御
手段により制御しうるようにしておく。
そして、このようなモータを用いた印字方法の第3実施
例について説明すると、設定手段により第2駆動モード
を選択することにより、4−トリッジ14に搭載されて
いる七−タ(図示せず)が必要に応じていずれかの方向
に微小川回転して、巻取りギア34をその突起36.3
7が、第6図において、スペーサ28の突起32.33
の反時計方向端面32a、33aに隣接する位置を取ら
せる。
このような状、態において図示しないスタートボタンを
押すと、サーマルヘッド15がプラテン12に近接する
位置をとって印字できる状態になったうえで駆動手段た
るモータ(図示せず)が起動してキャリッジ14を第1
図に示す矢印C方向に移動し、同時にナーマルヘッド1
5に通電して用紙に所定の印字を開始する。また、キャ
リッジ14の移OJの開始と同時に、ギヤリッジ14に
搭載されている前記モータ(図示Uず)が起動して巻取
りギア34を回転を開始する。そして、前記巻取りギア
34が所定角度空回転された後に巻取りギア34の突起
36.37がスペーサ28の突起32.33にそれぞれ
係合されてスペーサ28が回転を開始し、さらに、この
スペーサ28との間の摩擦力により圧接板26が回転さ
れ、支軸22を介して巻取りボビン21が回転され、イ
ンクリボンの巻取りが開始される。
したがって、↑1Jリッジ14の移動が開始されるとと
もに、リーーマルヘッド15による印字が開始され、前
記キ1ノリッジ14が所定量移動した後に巻取りボビン
21の回転が開始され、これによりインクリボンの巻取
りが開始されて被印字シーl〜である用紙に付着したイ
ンクリボンの剥離が1;開始される。
一方、前記巻取りボビン21を駆動するモータの回転速
度を制御手段により制御して、キャリッジ1/Iの移1
)J速度より前記巻取りボビン21によるインクリボン
の巻取り速度を遅くする。
このようにして、キャリッジ14の移動開始に対しイン
クリボンの巻取り開始を送らせるのみイyらず、キレリ
ッジ14の移fII通+1に対しインクリボンの巻取り
速度を遅くすることにより、さらに安定的に冷時剥離を
行4rうことができる。
なJ3、第1駆f、II七−ドを選択したときには、+
11リツジ14の移動とインクリボンの巻取りとを、そ
の開始タイミングおよび速度とも等しくすればよい。
一方、第8図ないし第10図tこ示づ熱転写プリンタの
変形として、巻取り手段としての巻取りボビン46を駆
動するモータ52の回転速度を可変とし、この回転速度
を前述した制御手段により制σ(1しうるようにしてお
く。
そして、このようなモータ52を用いた印字方法の第2
実施例について説明すると、第2駆動[−ドを選択しt
c場合、図示しないスタートボタンを押すと、モータ5
2が駆動され、・フオームホイール50を介して支’N
149を時計方向に回転するので、支軸49との間の摩
擦力により旋回腕48が同様の方向に回動されて、ギア
54が別のギア(図示ゼず)を介してギア55に噛合さ
れる。づ′ろと、カム45が回転されてヘッド押付けば
ね44の押圧ツノによりサーマルヘッド41がプラテン
42に近接される。
そこで、前記サーマルヘッド41をプラテン42に近接
した状態で通電するとともに、キャリッジを移動して印
字を開始する。その後、適宜時間を置いて前記モータ5
2を前述とは逆に回転して旋回腕48を反部h1方向に
回IIIJJシ、ギア54を咎取りギア47に噛合づる
(第9図)。そして、ざらにモータ52を同方向に回転
して巻取りfVUである巻取りボビン46を咬時訓方向
に回転してインクリボンの巻取りを開始する。
このようにして、キャリッジを移動してり−−ンルヘッ
ド41による印字を開始し!ζ後、遍宜時間杼過後にイ
ンクリボンの巻取りを間’)rj 71−ることができ
、また、前記制御手段によりモータ52の駆動が制ti
llされ、インクリボンの巻取り速度がキレリッジの移
動速度より遅くされているので、インクリボンをインク
が適当に固化した後に用紙から剥離する冷時剥離を安定
的に行なうことができる。
なお、第1駆動モードを選択したときには、4:1/リ
ツジ14の移動とインクリボンの巻取りとを、その開始
タイミングおよび速度とも等しく覆ればよい。
さらにまた、本発明に係る印字方法の第4実施例を、第
8図ないし第10図に示す装置を用いて実施する場合を
、第12図(a)ないしくC)を参照しつつ説明する。
まず、前述した第1実施例の場合と同様にして被印字シ
ートである用紙をプラテン42にセラ1〜したうえで設
定手段により第2駆動モードを選択すると、モータ52
が駆動されて旋回腕48を峙11方向に回転し、ギア5
4をギア55に噛合してカム45を回転する。このカム
4bの回転により、ヘッド押付けばね44の叩圧力によ
ってサーマルヘッド41をプラテン42に接近した状態
とする。
そこで、サーマルヘッド41に通電するとともに、キャ
リッジ57を移動して印字を開始する。
このとき、巻取りボビン46をフリーにしてインクリボ
ン38の巻取りは行なわないでおく。このように印字を
開始した摂、第12図(a)に示すように、インクリボ
ン38が巻き乱れがない稈度の良さに用紙39と接着し
た状態となる適宜時間経過後に、キャリッジ57を停止
するとともに、カム45を前述したときとは逆方向に回
転してサーマルヘッド41をプラテン42から離隔した
状態とする。その後、七−夕52を印字のときとは逆方
向に回転し、このようにサーマルヘッド41をプラテン
42から隔離した状態において、第12図(b)に示す
ように、キャリッジ57を前述した印字方向とは逆方向
に適当な距離だけ戻す。
そして、このキャリッジ57の逆方向への移動と同時に
モー952をさらに逆方向に回転することにより、旋回
腕48を反時計方向に回転し、1゛ア54を巻取りギア
47に噛合して巻取りボビン46を反時計方向に回転し
、インクリボンの巻取りを行なう。このようにして第1
回目の部分印字を終了する。なお、ここにおいて、キャ
リッジ57を印字方向と逆方向に戻す距離は、次回の部
分印字の際に起動されたキャリッジ57を移動するモー
タが、用紙39上の部分印字を開始する部位において定
格回転数にi′す達するような距離とされている。
キャリッジ57を前述したような適当な距離だけ戻した
後、第12図(C)に示すように、再びキャリッジ57
を移動するモータを印字のときと同方向に回転してキャ
リッジ57を移動し、このキャリッジ57が第1回目の
印字における端部に到達するのとタイミングを合せて、
再びモータ52を印字のときと同方向に回転して再びサ
ーマルヘッド41をプラテン42に近接した状態とする
とともに、巻取りボビン46をフリー回転の状態として
、第12図(C)に示すように、第1回目の部分印字と
等しい距離だけ印字し、キャリッジ57を停止する。そ
の後、再びサーマルヘッド41の離隔、キャリッジ57
の逆方向への移動およびインクリボンの巻取りを行ない
、第2回目の部分印字を終了する。
イして、前述した部分印字を繰返すことにより1行の印
字を完了することができる。
このようにキャリッジ57の移動を介した印字とインク
リボンの剥離とを交互に行なうことにより、インクリボ
ンの剥離を遅らせることになるので、前記インクリボン
をインクが適当に固化した後に被印字シートである用紙
から剥離する冷時剥離を行なうことができ、前述した各
実施例と同様の効果を奏することができる。
なお、熱部剥離を行なう第1駆動モードを選択した場合
は、印字とインクリボンの巻取りとを同時に行なえばよ
い。
本発明は、前述した実施例に限定されるものではなく、
必要に応じて種々の変更が可能である。
〔発明の効果〕
以」−説明したように本発明に係る印字方法によれば、
被印字シートの種類によって冷時剥離を選択することに
より、被印字シートに転写されたインク層の表面を平滑
にすることができ、待にオーバーへッドブロジエク1−
シート等の投影用シートに印字した場合に、印字された
インク層の表面の乱反射を防止し、投影画面をより美し
くすることができるという効果を秦する。
また、本発明に係る熱転写プリンタは、被印字シートの
種類によって冷時剥離または熱部剥離を選択して、良質
の印字を行なうことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明に係る熱転写プリンタの
実施例を示すものであり、第1図は全体斜視図、第2図
は巻取りボビンの拡大側面図、第3図はスペーサの平面
図、第4図はスペーサ゛の底面図、第5図は第4図の八
−A線による断面図、第6図は巻取りギアの平面図、第
7図は第6図の[3−B線による断面図、第8図は第2
図の巻取りボビンとは異なるものを搭載したキャリッジ
の一部を示ず斜視図、第9図は第2図の巻取りボビンと
はWなるものの斜視図、第10図はサーマルヘッド等の
斜視図、第11図および第12図(a)ないしくC)は
本発明に係る印字方法のそれぞれ異なる印字状態を示す
キャリッジの平面図、第13図は本発明の印字方法によ
る印字状態を示すインクリボン等の側面図、第14図は
従来の方法による印字状態を示すインクリボン等の側面
図である。 12.42・・・プラテン、15.40・・・ナーマル
ヘッド、20.52・・・モータ、21.46・・・巻
取リボビン、23・・・引出しボビン、28・・・スペ
ーサ。 38・・・インク層ボビン、38a、38b・・・イン
ク層、39・・・用紙、57・・・キャリッジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数の発熱要素が整列配置されたサーマルヘッドを
    、インクリボンを介して被印字シートに圧接した状態で
    サーマルヘッドを搭載したキャリッジを移動しつつ前記
    サーマルヘッドの発熱要素を選択的に発熱し、発熱した
    発熱要素に対向する部位のインクリボンのインクを溶融
    して被印字シートに接着するとともに、巻取り手段によ
    る前記インクリボンの巻取りによりインクリボンを前記
    被印字シートから剥離して前記インクリボンのインクを
    部分的に前記被印字シートに転写するようにした印字方
    法において、前記サーマルヘッドによる印字を開始して
    前記キャリッジを所定量移動した後に、前記巻取り手段
    による前記インクリボンの巻取りを開始するようにし、
    サーマルヘッドの発熱により溶融したインクが適当に固
    化した後に前記インクリボンを前記被印字シートから剥
    離するようにしたことを特徴とする印字方法。 2)複数の発熱要素が整列配置されたサーマルヘッドを
    、インクリボンを介して被印字シートに圧接した状態で
    サーマルヘッドを搭載したキャリッジを移動しつつ前記
    サーマルヘッドの発熱要素を選択的に発熱し、発熱した
    発熱要素に対向する部位のインクリボンのインクを溶融
    して被印字シートに接着するとともに、巻取り手段によ
    る前記インクリボンの巻取りによりインクリボンを前記
    被印字シートから剥離して前記インクリボンのインクを
    部分的に前記被印字シートに転写するようにした印字方
    法において、前記キャリッジの移動速度より前記巻取り
    手段による前記インクリボンの巻取り速度を遅くし、サ
    ーマルヘッドの発熱により溶融したインクが適当に固化
    した後に前記インクリボンを被印字シートから剥離する
    ようにしたことを特徴とする印字方法。 3)複数の発熱要素が整列配置されたサーマルヘッドを
    、インクリボンを介して被印字シートに圧接した状態で
    サーマルヘッドを搭載したキャリッジを移動しつつ前記
    サーマルヘッドの発熱要素を選択的に発熱し、発熱した
    発熱要素に対向する部位のインクリボンのインクを溶融
    して被印字シートに接着するとともに、巻取り手段によ
    る前記インクリボンの巻取りによりインクリボンを前記
    被印字シートから剥離して前記インクリボンのインクを
    部分的に前記被印字シートに転写するようにした印字方
    法において、前記サーマルヘッドによる印字を開始して
    前記キャリッジを所定量移動した後に、前記巻取り手段
    による前記インクリボンの巻取りを開始するとともに、
    前記キャリッジの移動速度より前記巻取り手段による前
    記インクリボンの巻取り速度を遅くし、サーマルヘッド
    の発熱により溶融したインクが適当に固化した後に前記
    インクリボンを前記被印字シートから剥離するようにし
    たことを特徴とする印字方法。 4)複数の発熱要素が整列配置されたサーマルヘツドを
    、インクリボンを介して被印字シートに圧接した状態で
    サーマルヘッドを搭載したキャリッジを移動しつつ前記
    サーマルヘッドの発熱要素を選択的に光熱し、発熱した
    発熱要素に対向する部位のインクリボンのインクを溶融
    して被印字シートに接着するとともに、巻取り手段によ
    る前記インクリボンの巻取りによりインクリボンを前記
    被印字シートから剥離して前記インクリボンのインクを
    部分的に前記被印字シートに転写するようにした印字方
    法において、前記サーマルヘッドによる印字を開始して
    前記キャリッジを所定量移動して停止した後に、前記巻
    取り手段による前記インクリボンの巻取りを行なうこと
    により第1回目の部分印字を終了し、このような部分印
    字を繰返して行ない行方向の印字を完了するようにし、
    サーマルヘッドの発熱により溶融したインクが適当に固
    化した後に前記インクリボンを前記被印字シートから剥
    離するようにしたことを特徴とする印字方法。 5)サーマルヘッドを搭載したキャリッジを駆動手段に
    より移動可能に形成するとともに、印字時サーマルヘッ
    ドおよび被印字シート間に挟持されるインクリボンを巻
    取り手段により巻取り可能に形成し、これらの駆動手段
    および巻取り手段を制御手段により制御するようにした
    熱転写プリンタにおいて、前記制御手段に接続され、印
    字開始時に前記駆動手段による前記キャリッジの移動と
    前記巻取り手段によるインクリボンの巻取りとを同時に
    行なう第1駆動モードと、前記駆動手段による前記キャ
    リッジの移動より前記巻取り手段によるインクリボンの
    巻取り開始を遅れさせる第2駆動モードとを設定しうる
    設定手段を設けたことを特徴とする熱転写プリンタ。 6)サーマルヘッドを搭載したキャリッジを駆動手段に
    より移動可能に形成するとともに、印字時サーマルヘッ
    ドおよび被印字シート間に挟持されるインクリボンを巻
    取り手段により巻取り可能に形成し、これらの駆動手段
    および巻取り手段を制御手段により制御するようにした
    熱転写プリンタにおいて、前記制御手段に接続され、前
    記駆動手段によるキャリッジの移動速度と前記巻取り手
    段によるインクリボンの巻取り速度とを等しくする第1
    駆動モードと、前記駆動手段によるキャリッジの移動速
    度より前記巻取り手段によるインクリボンの巻取り速度
    を遅くする第2駆動モードとを設定しうる設定手段を設
    けたことを特徴とする熱転写プリンタ。 7)サーマルヘッドを搭載したキャリッジを駆動手段に
    より移動可能に形成するとともに、印字時サーマルヘッ
    ドおよび被印字シート間に挟持されるインクリボンを巻
    取り手段により巻取り可能に形成し、これらの駆動手段
    および巻取り手段を制御手段により制御するようにした
    熱転写プリンタにおいて、前記制御手段に接続され、印
    字開始時に前記駆動手段による前記キャリッジの移動と
    前記巻取り手段による前記インクリボンの巻取りとを同
    時に行なうとともに、前記駆動手段によるキャリッジの
    移動速度と前記巻取り手段によるインクリボンの巻取り
    速度とを等しくする第1駆動モードと、前記駆動手段に
    よる前記キャリッジの移動より前記巻取り手段による前
    記インクリボンの巻取り開始を遅れさせるとともに前記
    駆動手段によるキャリッジの移動速度より前記巻取り手
    段によるインクリボンの巻取り速度を遅くする第2駆動
    モードとを設定しうる設定手段を設けたことを特徴とす
    る熱転写プリンタ。 8)サーマルヘッドを搭載したキャリッジを駆動手段に
    より移動可能に形成するとともに、印字時サーマルヘッ
    ドおよび被印字シート間に挟持されるインクリボンを巻
    取り手段により巻取り可能に形成し、これらの駆動手段
    および巻取り手段を制御手段により制御するようにした
    熱転写プリンタにおいて、前記制御手段に接続され、前
    記駆動手段による前記キャリッジの移動と前記巻取り手
    段による前記インクリボンの巻取りとを同時に行なう第
    1駆動モードと、前記駆動手段による前記キャリッジの
    移動と前記巻取り手段による前記インクリボンの巻取り
    とを交互に行なう第2駆動モードとを設定しうる設定手
    段を設けたことを特徴とする熱転写プリンタ。
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