JPH0742751Y2 - モード切換装置 - Google Patents

モード切換装置

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JPH0742751Y2
JPH0742751Y2 JP1988090973U JP9097388U JPH0742751Y2 JP H0742751 Y2 JPH0742751 Y2 JP H0742751Y2 JP 1988090973 U JP1988090973 U JP 1988090973U JP 9097388 U JP9097388 U JP 9097388U JP H0742751 Y2 JPH0742751 Y2 JP H0742751Y2
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pin
thermal head
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幾太郎 井上
雄輝 大石
進 浅川
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はサーマルプリンタにおける印字モードの切換え
を行なうモード切換え装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、サーマルプリンタは各種の情報処理装置の出力
機器やタイプライタ等に利用されている。
このサーマルプリンタは、1本のインクリボンを用い
て、用紙に印字を行なったり、用紙の印字を消去したり
して、必要に応じて印字モードを切換えている。
この種の従来のサーマルプリンタは、例えば特開昭58-3
1787号公報に記載されている。すなわち、用紙とサーマ
ルヘッドとの間にインクリボンを介在させ、このサーマ
ルヘッドの発熱手段によってインクリボン上のインクを
溶融して用紙上に文字・記号等を印字するとともに、こ
のようにして行なわれた印字を消去する時には、前記イ
ンクリボンに再度エネルギーを付与し前記印字をインク
リボンに接着させて剥離するものである。
そして、この従来例では1本のインクリボンで印字およ
び消去を行なうために、インクリボンの用紙からの引き
剥し温度に着目している。つまり、印字時にはインクリ
ボンの温度が高い状態でインクリボンを用紙から引き剥
し、消去時にはインクリボンが冷めた状態でインクリボ
ンを用紙から引き剥すようにしている。すなわち、サー
マルヘッドの走査方向の後方側にソレノイドにより駆動
されるアームと一体に作動するコレクトピンを設け、印
字時にはインクリボンがサーマルヘッドの発熱手段を通
り過ぎた直後に用紙から引き剥されるようコレクトピン
を用紙から離れた位置に配設し、消去時にはインクリボ
ンがサーマルヘッドの発熱手段を通り過ぎた後もインク
リボンが冷めるまでのしばらくの間、用紙から離れない
ようにするためにコレクトピンをサーマルヘッドの走査
方向の後方側で用紙に圧接させていた。
〔考案の解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のサーマルプリンタにおいては、コ
レクトピンがソレノイドにより駆動されるアームと一体
に作動するようになっているため、コレクトピンの移動
量はソレノイドのストロークにより一定に規定されてい
た。したがって消去時にコレクトピンを用紙に圧接した
時、用紙の厚さや表面の凹凸等により圧接力が大きく変
化するという問題点があった。
また、コレクトピンの動作速度はソレノイドの動作速度
とほぼ同一であり非常に速いものとなっていたため、イ
ンクリボンを用紙に圧接する際にその勢いのため余分の
インクリボンをリボンカセットから引き出してたるませ
てしまったり、インクリボンを切断してしまったりする
という問題点があった。
また、サーマルヘッドとコレクトピンのプラテン方向へ
の駆動源が相違しており、両者をタイミング良く駆動す
るために特別なシーケンス回路が必要となって構造が複
雑となったり、故障箇所が多くなったり、メンテナンス
が煩雑となる等の問題点があった。
本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、サー
マルヘッドとコレクトピンとを印字モードに応じて円滑
に所定位置まで移動させることができ、しかもサーマル
ヘッドおよびコレクトピンを機械的に同一駆動源をもっ
て適正なタイミングで駆動することができ、安定した圧
接力をもってサーマルヘッドおよびコレクトピンを用紙
に圧接させることができ、印字や印字の消去を確実かつ
円滑に行なうことができ、適正かつ美麗な印字を施すこ
とのできるモード切換え装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のモード切換え装置は、サーマルヘッドをプラテ
ンに対して遠近自在に保持するヘッドホルダと、前記サ
ーマルヘッドの走査方向の後方側にインクリボンを案内
するコレクトピンを前記プラテンに対して遠近自在に保
持するコレクトレバーと、正逆回転されることにより前
記ヘッドホルダを介してサーマルヘッドをプラテンに対
して遠近させるヘッド駆動カムと、このヘッド駆動カム
と同軸に設けられているとともにヘッド駆動カムと一体
的に正逆回転することにより前記コレクトレバーを介し
てコレクトピンをプラテンに対して遠近させるコレクト
カムと、前記ヘッド駆動カムとコレクトカムが一体的に
回動する一体的回動と前記コレクトカムが停止した状態
でヘッド駆動カムのみが回動する相対的回動とを前記ヘ
ッド駆動カムの回転方向の制御に応じて選択するカムフ
オロアとを有することを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、ヘッド駆動カムが駆動源によって正逆
回転させられることにより、ヘッドホルダを介してサー
マルヘッドをプラテンに対して遠近させることができ、
そのサーマルヘッドを用紙およびプラテンに圧接させた
状態に保持するようにしてヘッド駆動カムを停止させる
ことにより、通常の印字まは印字の消去に供させること
ができる。一方、カムフオロアはヘッド駆動カムの回転
方向を制御することにより、前記ヘッド駆動カムとコレ
クトカムが一体的に回動する一体的回動と前記コレクト
カムが停止した状態でヘッド駆動カムのみが回動する相
対的回動とを自在に選択することができる。
すなわち、通常の印字を行なう場合には、駆動源により
ヘッド駆動カムの正回転のみを行なわせることにより、
サーマルヘッドのダウン動作が行なわれ、ヘッド駆動カ
ムの逆回転のみを行なわせることにより、サーマルヘッ
ドのアップ動作が行なわれ、このように、ヘッド駆動カ
ムの回転方向を制御して、サーマルヘッドのみを駆動さ
せるものである。また、印字の消去を行なう場合には、
コレクトカムのある領域内にカムフオロワが位置したと
きにヘッド駆動カムの回転方向を逆転させ、さらに、正
回転させるようにヘッド駆動カムの回転方向を制御する
ことにより、ヘッド駆動カムとコレクトカムを一体的に
回動させてサーマルヘッドおよびコレクトピンを駆動さ
せるものである。したがって、コレクトカムのある領域
内にカムフオロワが位置したときにヘッド駆動カムの回
転方向を逆転させた場合にのみ、コレクトカムがヘッド
駆動カムと一体に回転駆動され、このようにヘッド駆動
カムの回転方向を逆転させない限り、ヘッド駆動カムが
コレクトカムと独立して駆動することができるため、通
常の印字におけるヘッドアップダウン動作はヘッド駆動
カムの正逆回転のみにより行なうことができ、印字動作
を容易に行なうことができるものである。
このように1つの駆動源によって正逆回転されるヘッド
駆動カムの回転方向を制御することにより、通常の印字
と、印字の消去とを自由に選択し、かつ、円滑に行なわ
せることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図から第7図について説明
する。
第1図から第7図は本考案のモード切換え装置の一実施
例を示している。なお、第1図および第2図において、
歯車はピッチ円をもって示している。
第1図は本考案のモード切換え装置1を主として示して
いるとともに、このモード切換え装置1と、巻取りボビ
ン2およびピンチローラ駆動ボビン3を共に回転駆動す
る駆動系4とを示している。
これらのモード切換え装置1、巻取りボビン2、ピンチ
ローラ駆動ボビン3および駆動系4は第3図に示すキャ
リッジ5に装着されている。このキャリッジ5は平板状
のプラテン6の前面側に支持シャフト7と支持レール8
とによってプラテン6と平行にその長手方向に往復移動
自在にして設けられている。このキャリッジ5の前記モ
ード切換え装置1および駆動系4等の上方にはリボンカ
セット9が着脱自在に装着されるようになっている。す
なわち、リボンカセット9は内部に1対の巻取りローラ
10,11間にインクリボン12が巻回されており、キャリッ
ジ5に装着されると、プラテン6側に面している凹入部
13部分より露出しているインクリボン12の内側にサーマ
ルヘッド14およびコレクトピン15が挿入され、巻取り側
となる巻取りローラ10に巻取りボビン2が挿入され、イ
ンクリボン12に剥離力を付与するピンチローラ16にピン
チローラ駆動ボビン3が挿入される。このピンチローラ
16にはキャリッジ5側に設けられた圧接ローラ17がリボ
ンカセット9に穿設された開口部を通して圧接されるよ
うになっている。
次に、本考案のモード切換え装置1を説明すると、本考
案のモード切換え装置1はサーマルヘッド14およびコレ
クトピン15を印字モードに応じて適正位置まで移動させ
るものであり、一方のサーマルヘッド14はキャリッジ5
に植立された中心軸18に揺動自在に枢支されたヘッドホ
ルダ19に保持され、プラテン6に対して遠近自在とされ
ている。他方のコレクトピン15はヘッドホルダ19の上方
位置に配され一端部を同一の中心軸18に揺動自在に枢支
されたコレクトレバー20の先端部に植立されており、前
記サーマルヘッド14の走査方向の後方側にインクリボン
12をプラテン6に接離させるようにプラテン6に対して
遠近自在とされている。ヘッドホルダ19およびコレクト
レバー20はそれぞれサーマルヘッド14およびコレクトピ
ン15をプラテン6から離す方向に図示しないばねにより
引張されている。一方のヘッドホルダ19の背部であり、
かつ、他方のコレクトレバー20の下部には、サーマルヘ
ッド14およびコレクトピン15を駆動するカム群が設けら
れている。すなわち、キャリッジ5には中心軸21が植立
されており、その最下部にはサーマルヘッド14をプラテ
ン6に対して遠近させるヘッド駆動カム22を有するカム
体23(第4図参照)が回転自在にして遊嵌させられてい
る。このヘッド駆動カム22は円盤カム状に形成されてお
り、ヘッドホルダ19の背面側に適宜な方法により装着さ
れた転動ローラ19aにその外周面を当接させ、中心軸21
回りに正逆回転することによりヘッドホルダ19およびサ
ーマルヘッド14を中心軸18回りに揺動させてサーマルヘ
ッド14をプラテン6に遠近移動させる。ここでサーマル
ヘッド14がプラテン6の前面側に送給されて来る用紙に
圧接させられている状態をヘッドDOWNといい、サーマル
ヘッド14が用紙およびプラテン6から離れている状態を
ヘッドUPという。また、コレクトピン15がプラテン6お
よび用紙に圧接して用紙上の印字消去に供せられている
位置をコレクト位置という。また、カム体23にはヘッド
駆動カム22を正逆回転させるために、駆動系4からの回
転力を受けるセクタギヤ24がヘッド駆動カム22の下方に
一体的にして形成されている。この中心軸21には、カム
体23より上方にスライド用プレート25(第5図参照)、
カムフオロア26(第6図参照)およびコレクトカム27
(第7図参照)が順に回動自在にして遊嵌させられてお
り、カムフオロア26は更に長孔26aをもって半径方向移
動自在にして遊嵌させられている。スライド用プレート
25はその外形形状がカム体23の中心部に形成された上段
凹部28に丁度遊嵌される形状をしており、その外周面を
上段凹部28の内周面と当接させることによりヘッド駆動
カム22およびカム体23と常に一体的に回転させられる。
また、カム体23の上段凹部28より範囲を狭くした下段凹
部29内には、中心軸21が貫通するボス部30の外周にコイ
ルばね状の圧縮ばね31が外嵌するようにしてスライド用
プレート25との間に介装されている。この圧縮ばね31の
弾力により、スライド用プレート25を介してカムフオロ
ア26およびコレクトカム27が常に相互に密着するように
されている。そして、スライド用プレート25は圧縮ばね
31の弾力付与下におけるカムフオロア26の半径方向の移
動を許容する役目も果たす。カムフオロア26はその一端
部の下面から下方へ突設された係合ピン32をスライド用
プレート25に形成された細長溝33に係合することによ
り、スライド用プレート25すなわちヘッド駆動カム22お
よびカム体23と一体的に回転するとともに、長孔26aを
もって半径方向に移動自在とされている。また、カムフ
オロア26の他端部の上面にはコレクトカム27の外周面に
追随しながら移動するフオロアピン34が突設されてい
る。これらのスライド用プレート25、カムフオロア26の
間には、コイルばね35がそのコイル部35aをスライド用
プレート25の上面に突設されたピン36に外嵌させるとと
もに、両端部35b,35cをスライド用プレート25、カムフ
オロア26の小孔25a、小長孔26bに係合させるようにして
介装されており、このコイルばね35の両端部35b,35cの
周方向への復元力により、カムフオロア26をフオロアピ
ン34が中心軸21に向う方向に弾力的に引張して、フオロ
アピン34に常にコレクトカム27と係合する係合力を付与
している。コレクトカム27は半円より若干大きい円盤状
のカムであり、上部の上段カム27a(第1図鎖線部)と
下部の下段カム27b(同図実線部)とを一体的に形成し
たものであり、上面にはコレクトレバー20の長孔37内に
係合し、コレクトレバー20およびコレクトピン15をUP、
DOWN方向に移動させるレバー駆動ピン38が上向きに突設
されている。コレクトカム27の一方の上段カム27aは、
第7図に示すように、サーマルヘッド14がUP位置からDO
WN位置へ移動する時に、カムフオロア26のフオロアピン
34が始点Aより中途点Bまで追随するように円弧状に形
成されている。他方の下段カム27bは、ヘッドDOWNの終
点Cから中途点Bを越えて戻った中途点Dまで前記上段
カム27aより小径な円弧状に形成されており、この中途
点Dより始点A側にフオロアピン34が係合可能な段部39
が形成されており、この段部39より始点A側に向けて次
第に上段カム27aと一致するように拡径されている。そ
して、カムフオロア26の上面とコレクトカム27の下面に
は、第1図、第6図および第7図に示すように、フオロ
アピン34が始点Aに位置する時に、互いに係合する曲率
半径が大小異なる2組の軸方向移動カム凸部40a,40bと
軸方向移動カム凹部41a,41bとが突設または凹入形成さ
れている。一方の軸方向移動カム凸部40aおよび軸方向
移動カム凹部41aの組と他方の軸方向移動カム凸部40bお
よび軸方向移動カム凹部41bとの組は、フオロアピン34
が中途点Bまで回転すると、カムフオロア26とコレクト
カム27とを軸方向移動カム凸部40a,40bの高さだけ軸方
向に離間させるテーパ状の傾斜カム面42a,42b,43a,43b
が周方向端部に形成されている。コレクトレバー20には
コレクトカム27によってDOWN方向へ駆動される時に、固
定されている中心軸21との相対移動を許容する中心軸18
を中心とした円弧孔44が穿設されている。また、コレク
トレバー20のヘッドホルダ19と対面する部分には、コレ
クトピン15をコレクト位置に移動させた時にヘッドホル
ダ19の背面に形成された係止凸部45に当接する押圧部46
が形成されている。そして、本実施例においては、押圧
部46を係止凸部45へ弾力的に押圧するために、第1図お
よび第4図に示すように、カム体23の下段凹部29内に、
補助部材47をその円弧部47aで圧縮ばね31の外側に遊嵌
され、伸長部47bで係合ピン32を覆うようにして内装
し、更に、コイルばね48をそのコイル部48aを下段凹部2
9の底部に突設した突起49に遊嵌し、一方の係止端部48b
を下段凹部29の底部に穿設した小孔50に係合させ、他方
の作動端部48cを補助部材47の伸長部47bに当接させて、
カムフオロア26のフオロアピン34をコレクトピン15をコ
レクト位置に向けて押圧するようにしている。
次に、駆動系4を説明する。
本実施例における駆動系4は、1つの回転駆動源より一
方のモード切換え装置1へはサーマルヘッド14およびコ
レクトピン15をUP、DOWNさせる正逆回転を付与するとと
もに、他方の巻取りボビン2およびピンチローラ駆動ボ
ビン3へはサーマルヘッド14およびコレクトピン15がそ
れぞれDOWN位置およびコレクト位置にある場合またはサ
ーマルヘッド14だけがDOWN位置にある場合のみにおい
て、正回転のみを付与するものである。
本実施例における駆動系4の1個の回転駆動源はステッ
ピングモータ51からなり、その出力軸51aにはピニオン5
2が固着されている。このピニオン52は中心軸53に回転
自在に遊嵌されている大駆動ギヤ54に噛合している。こ
の大駆動ギヤ54には小駆動ギヤ55が一体的に形成されて
いる。本実施例においては、中心軸53に揺動自在にして
装着された揺動腕56の2本のアーム56a,56bにそれぞれ
回動自在に装着されるとともに小駆動ギヤ55に噛合して
いる各揺動ギヤ57a,57bによって、モード切換え装置1
への正逆回転を出力するようにしている。また、大駆動
ギヤ54に常に噛合している巻取り系出力ギヤ58によっ
て、巻取りボビン2およびピンチローラ駆動ボビン3へ
正回転のみを出力するようにしている。前記各揺動ギヤ
57a,57bは、一方が後述する揺動ギヤ62に噛合している
場合には、他方が同揺動ギヤ62から離間する位置関係を
採るようにして揺動腕56に装着されているとともに、両
者の軸方向位置が重複しないように一方の揺動ギヤ57a
を他方の揺動ギヤ57bより下位にして設けられている。
また、巻取り系出力ギヤ58は中心軸59に回転自在に遊嵌
されている正転伝達ギヤ60と噛合しており、この正転伝
達ギヤ60の中心部には出力筒61が上方へ突設されてい
る。この出力筒61には、両揺動ギヤ57a,57bと噛合可能
な厚さを有するとともにカム体23のセクタギヤ24と常に
噛合している揺動ギヤ62が回動自在に遊嵌されている。
この揺動ギヤ62の外周部分には、各揺動ギヤ57a,57bと
の噛合を不可能とする切欠き部62a,62bが、下半部およ
び上半部の後述する適正位置にそれぞれ設けられてい
る。すなわち、両切欠き部62a,62bは、ヘッド駆動カム2
2が始点Aから終点Cまで正回転するとそれまで揺動ギ
ヤ62に噛合していた揺動ギヤ57aが切欠き部62a内に入っ
て空転することにより正回転の伝達を停止し、逆にヘッ
ド駆動カム22が終点Cから始点Aまで逆回転するとそれ
まで揺動ギヤ62に噛合していた揺動ギヤ57bが切欠き部6
2b内に入って空転することにより逆回転の伝達を停止す
る位置にそれぞれ配設されている。中心軸59の揺動ギヤ
62の上方には正転出力ギヤ63が回転自在に遊嵌されてい
る。この正転出力ギヤ63の下面には、出力筒61の上端部
に形成した円弧状凸部61aと同一半径を有するととも
に、その円弧状凸部61aと周方向端面をもって係合また
は離脱する円弧状凸部63aが突設されている。各円弧状
凸部61a,63aの中心角の大きさは、揺動ギヤ62が各揺動
ギヤ57a,57bと噛合して正逆回転している場合すなわち
サーマルヘッド14およびコレクトピン15のUP、DOWN動作
中は互いに係合しないで空転し、サーマルヘッド14、コ
レクトピン15の双方またはサーマルヘッド14のみがDOWN
位置、コレクト位置に到達した時、すなわちヘッド駆動
ギヤ22が終点Cまで正回転して揺動ギヤ57aが揺動ギヤ6
2の切欠き部62a内に陥入し、更にステッピングモータ51
が正回転を出力する場合に、両円弧状凸部61a,63aの周
方向端面を互いに係合して正回転を巻取りボビン2およ
びピンチローラ駆動ボビン3へ出力可能な大きさとされ
ている。この正転出力ギヤ63から巻取りボビン2が連結
されている駆動ギヤ64へは、減速ギヤ65,66を介して正
回転(第1図および第2図において反時計方向)が伝達
されるようになっている。また、ピンチローラ駆動ボビ
ン3が連結されているピンチローラ駆動ギヤ67へは、減
速ギヤ65から更に減速ギヤ68,69,70を介して正回転が伝
達されるようになっている。
次に、本実施例の作用を説明する。
先ず、キャリッジ5上にリボンカセット9を装着する。
すなわち、巻取り側となる巻取りローラ10を巻取りボビ
ン2に合わせ、ピンチローラ16をピンチローラ駆動ボビ
ン3に合わせるようにしてリボンカセット9をキャリッ
ジ5に装着し、ブラケット7に支承されている圧接ロー
ラ17を、当接解除駆動レバー72をもってリボンカセット
9に開接した開口よりピンチローラ16方向へリボンカセ
ット9を挟持するようにして当接させる。これにより、
キャリッジ5の凹入部13のインクリボン12より内側にサ
ーマルヘッド14およびコレクトピン15が挿入される。
その後、キャリッジ5を移動させるとともに、サーマル
ヘッド14およびコレクトピン15をモード切換え装置1に
よって印字指令に応じてモードを切換えながら印字また
は印字の消去を行なう。
次に、サーマルヘッド14をDOWN、UPさせて印字を行なう
印字モードを説明する。
第2図の実線に示すように、サーマルヘッド14およびコ
レクトピン15は停止時にはUP状態に保持されている。2
個のカム22,27は共に始点Aに転動ローラ19aおよびフオ
ロアピン34を係合させている。ここで印字モードすなわ
ちヘッドDOWNの指令が発せられると、ステッピングモー
タ51が第2図において時計方向の正回転を出力軸51aお
よびピニオン52へ出力する。このピニオン52の時計方向
の正回転が大駆動ギヤ54および小駆動ギヤ55を介して両
揺動ギヤ57a,57bに伝達され、揺動腕56が中心軸53回り
に同図反時計方向に回転し、一方の揺動ギヤ57aが揺動
ギヤ62に噛合する。これにより揺動ギヤ62からモード切
換え装置1のカム体23のセクタギヤ24に同図時計方向の
正回転が付与される。
この時、モード切換え装置1の両カム22,27は最初始点
Aに位置しており、カム体23においては上段凹部28内に
スライド用プレート25がすっぽりと挿入されており、カ
ムフオロア26は係合ピン32をスライド用プレーン25の細
長溝33内に係合しているので、ヘッド駆動カム22とカム
フオロア26とは常に同一の回転角をもって回転する。ま
た、カムフオロア26の上面に形成された軸方向移動カム
凸部40a,40bはコレクトカム27の下面に形成された軸方
向移動カム凹部41a,41b内にすっぽりと挿入されてい
る。
従って、カム体23およびヘッド駆動カム22が始点Aより
時計方向に正回転を開始すると、ヘッドホルダ19がヘッ
ド駆動カム22によって転動ローラ19aを押圧されること
により、復帰弾力に抗して中心軸18回りに同図時計方向
に回動し、サーマルヘッド14をDOWN方向に移動させる。
このヘッド駆動ギヤ22の正回転が中途点Bに到達するま
では、カムフオロア26のフオロアピン34はコレクトカム
27の上段カム27aに沿って随動するとともに、カムフオ
ロア26とコレクトカム27との両軸方向移動カム凸部40a,
40b、軸方向移動カム凹部41a,41bの両傾斜カム面42a,42
b,43a,43bの係合動作により、カムフオロア26が圧縮ば
ね31の弾力に抗してスライド用プレート25と一緒にコレ
クトカム27より軸方向下方に次第に離間させられて行
く。そして、ヘッド駆動カム22が中途点Bに到達する
と、両傾斜カム面42a,42b,43a,43bの係合動作により、
カムフオロア26側の両軸方向移動カム凸部40a,40bがコ
レクトカム27側の両軸方向移動カム凹部41a,41bより完
全に外部に露出することとなり、カムフオロア26とコレ
クトカム27との係合関係が解除され、かつフオロアピン
34も上段カム27aより下方に外れた位置まで下降させら
れる。そして、同時にコイルばね35による弾力によって
カムフオロア26が長孔26aをもって中心軸21に沿って案
内されながら、フオロアピン34を中心軸21に向かうよう
にすなわち半径方向内側に引戻され、コレクトカム27の
下段カム27bに当接して係合させられる。その後、ヘッ
ド駆動カム22は中途点Bから更に、終点Cまで正回転さ
れ、サーマルヘッド14を第2図鎖線のようにプラテン6
に用紙を圧接するDOWN位置まで移動させる。ヘッド駆動
カム22が終点Cに到達すると、揺動ギヤ57aが揺動ギヤ6
2の切欠き部62a内に陥入して空転し、揺動ギヤ62がそれ
以上に回転するのを阻止され、ヘッド駆動カム22は終点
Cの回動位置において保持されることとなる。このよう
にヘッド駆動カム22が始点Aから終点Cまで一挙に正回
転する場合には、カムフオロア26のフオロアピン34は下
段カム27bの段部39と係合しないので、コレクトカム27
自体は不動状態に保持され、同様にコレクトレバー20お
よびコレクトピン15も第2図実線のUP位置に不動状態に
保持される。また、ピニオン52の正回転は巻取り系ギヤ
58を介して正回転ギヤ60にも伝達されているが、出力筒
61の円弧状凸部61aと正転出力ギヤ63の円弧状凸部63aと
が互いに係合しないため、巻取りボビン2およびピンチ
ローラ駆動ボビン3に対して正回転が伝達されず、不要
にインクリボン12の巻取りを行なわないようになってい
る。
その後、印字を行なう場合には、サーマルヘッド14をDO
WNさせたままでステッピングモータ51を更に正回転させ
て、出力筒61の円弧状凸部61aと正転出力ギヤ63の円弧
状凸部63aの周方向端面を係合させて、巻取りボビン2
およびピンチローラ駆動ボビン3へそれぞれ正回転を付
与して、インクリボン12の巻取りを行ないながら、キャ
リッジ5を第2図において右方すなわち桁上げ方向に移
動させ、かつ、サーマルヘッド14の発熱素子へ通電し
て、インクリボン12のインクを用紙に熱転写させる。
次に、サーマルヘッド14を用紙や紙送りローラ6から離
間させてUPさせる場合には、ステッピングモータ51の出
力軸51aを逆回転させる。ピニオン52が第2図において
反時計方向に回転すると、その回転が大駆動ギヤ54、小
駆動ギヤ55を介して両揺動ギヤ57a,57bに伝達され、揺
動腕56が中心軸53を中心にして時計方向に回転し、一方
の揺動ギヤ57aが揺動ギヤ62から離間するとともに他方
の揺動ギヤ57bが揺動ギヤ62と噛合する。これにより揺
動ギヤ62からカム体23のセクタギヤ24に同図反時計方向
の逆回転が付与される。
これによりヘッド駆動カム22が終点Cから始点Aに向け
て逆回転し、ヘッドホルダ19が復帰弾力により中心軸18
を中心として第2図反時計方向に回動し、サーマルヘッ
ド14がUP方向に戻る。この時カムフオロア26のフオロア
ピン34はコレクトカム27の下段カム27bに沿って終点C
から始点Aまで戻る。その途中フオロアピン34は段部39
内に一旦係合し、その段部39より更に始点A方向に戻る
時に、下段カム27bにより徐々に半径方向外方に押出さ
れて行き、始点Aに達する前の中途点Fにおいて上段カ
ム27aと同一半径となる。そして、フオロアピン34が始
点Aに到達すると、カムフオロア26およびコレクトカム
27の両軸方向移動カム凸部40a,40bと両軸方向移動カム
凹部41a,41bとの位置が合致し、圧縮ばね31の押圧弾力
によって両者が係合するようにスライド用プレート25と
カムフオロア26とがコレクトカム27方向に上昇させられ
る。この時、揺動ギヤ57bが揺動ギヤ62の切欠き部62b内
に陥入して空転し、揺動ギヤ62がそれ以上回転するのを
阻止され、ヘッド駆動カム22およびコレクトカム27は始
点Aにおいて保持されることとなる。また、このように
してヘッド駆動カム22が終点Cから始点Aまで逆回転す
る場合には、駆動系4においてピニオン52の逆回転は巻
取り系出力ギヤ58を介して正転伝達ギヤ60にも伝達され
ているが、出力筒61の円弧小凸部61aと正転出力ギヤ63
の円弧状凸部63aとが互いに係合しないため、巻取りボ
ビン2およびピンチローラ駆動ボビン3に対して逆回転
が伝達されず、インクリボン12の巻取り状態がゆるむの
を防止されている。
このようなサーマルヘッド14のUPが必要とされる場合と
しては、印字を1字単位で行なうタイプライタ形式のサ
ーマルプリンタにおける1字の印字が終了した時、1行
中の印字不要箇所でインクリボン12の無駄な使用を防止
するテープセーブの時、1行の印字を終了し次の行の印
字へ移行する時や印字を終了する時等があげられる。ま
た、テープセーブの場合には、サーマルヘッド14を用紙
から若干離間させればよいので、ヘッド駆動カム22は終
点Cより上段カム27bの段部39の手前までの範囲で逆回
転し、再び正回転することによりサーマルヘッド14をU
P、DOWNさせるとよい。
次に、用紙から印字を消去するモードについて説明す
る。
先ず、ステッピングモータ51を正回転させてヘッド駆動
カム22を始点Aから中途点Bを若干越える点にまで正回
転させて、カムフオロア26のフオロアピン34のコレクト
カム27への係合状態を上段カム27aから下段カム27bに移
行させる。次に、ステッピングモータ51を逆回転させて
カムフオロア26のフオロアピン34を下段カム27bの段部3
9を越えて戻った任意の中途点Eまで逆回転させる。そ
の後、ステッピングモータ51を再び正回転させて、ヘッ
ド駆動カム22を正回転させると、カムフオロア26も一緒
に正回転し、フオロアピン34が下段カム27bの段部39に
係合し、その後はコレクトカム27も一緒に正回転を開始
する。これによりコレクトカム27の上面に突設されてい
るレバー駆動ピン38が、コレクトレバー20の長孔37の縁
部をもって当該コレクトレバー20を復帰弾力に抗して中
心軸18を中心として第2図時計方向すなわちコレクトピ
ン15をコレクト位置に向けて回動させる。そして、コレ
クトカム27のレバー駆動ピン38によるコレクトレバー20
の時計方向への回動速度が、ヘッド駆動カム22によるヘ
ッドホルダ19の同方向への回動速度より大きくなるよう
に設定されているので、コレクトレバー20は回動途中で
ヘッドホルダ19に追いつき、押圧部46をもってヘッドホ
ルダ19の係止凸部45へ当接する。その後、ヘッドホルダ
19とコレクトレバー20とは一緒に回動を継続し、ヘッド
駆動カム22が終点Cまで正回転すると、サーマルヘッド
14およびコレクトピン15が紙送りローラ6の前面側の用
紙に圧接させられる。この時、カム体23の下段凹部29内
に装着されたコイルばね48の弾力が補助部材47を介して
カムフオロア26の係合ピン32に、当該カムフオロア26お
よびフオロアピン34を第2図時計方向に回動させるよう
に作用する。これにより、フオロアピン34からコレクト
カム27、レバー駆動ピン38を順に介して、コレクトレバ
ー20をヘッドホルダ19の背面に向けて一定の弾力をもっ
て当接させて、サーマルヘッド14とコレクトピン15との
位置関係を常に適正なものとさせている。
この状態で印字を消去するには、サーマルヘッド14をDO
WN位置、コレクトピン15をコレクト位置に保持したま
ま、サーマルヘッド14の発熱素子に通電して用紙上の印
字のインクを溶融させ、キャリッジ5を第2図右方へ移
動させ、同時にステッピングモータ51を更に正回転させ
て巻取りボビン2およびピンチローラ駆動ボビン3を正
回転させることにより行なう。すなわち、サーマルヘッ
ド14により一旦溶融された印字のインクは、インクリボ
ン12と一緒にコレクトピン15のコレクト位置まで移動す
る間に自然冷却され、コレクト位置においてインクリボ
ン12側に接着するようにして用紙から剥離されて消去さ
れる。この場合、正回転しているピンチローラ駆動ボビ
ン3によって駆動されるピンチローラ16と圧接ローラ17
とでインクリボン12へ大きな引張力が作用させられ、コ
レクトピン15のコレクト位置における印字の剥離が良好
に行なわれる。
上述した印字の消去を終了する場合には、ステッピング
モータ51を逆回転させて、ヘッド駆動カム22を終点Cか
ら始点Aへ戻すことにより、前記サーマルヘッド14のUP
動作と同様にして行なわれる。
このように本実施例によれば、ヘッド駆動カム22が駆動
源によって正逆回転させられることにより、ヘッドホル
ダ19を介してサーマルヘッド14をプラテン6に対して遠
近させることができ、そのサーマルヘッド14を用紙およ
びプラテン6に圧接させた状態に保持するようにしてヘ
ッド駆動カム22を停止させることにより、通常の印字ま
たは印字の消去に供させることができる。一方、カムフ
オロア26はヘッド駆動カム22の回転方向を制御すること
により、当該ヘッド駆動カム22とコレクトカム27との一
体的移動と相対的移動とを自在に選択することができ
る。従って、通常の印字を行なう場合には、両カム22,2
7を相対的移動させるようにヘッド駆動カム22の回転方
向を制御して、サーマルヘッド14のみを駆動させ、印字
の消去を行なう場合には、両カム22,27を一体的移動さ
せるようにヘッド駆動カム22の回転方向を制御して、サ
ーマルヘッド14およびコレクトピン15を駆動させる。こ
のようにして、1つの駆動源によって正逆回転されるヘ
ッド駆動カム22の回転方向を制御しながら、通常の印字
と、印字の消去とを自由に選択し、かつ、円滑に行なわ
せることができる。
なお、前記実施例においては、ヘッド駆動カム22を正逆
回転させるために、カム体23にセクタギヤ24を設けステ
ッピングモータ51とセクタギヤ24とを特殊な歯車列を用
いて連結しているが、ヘッド駆動カム22を正逆回転させ
る方法としてはベルト駆動等の他の公知の手段を用いて
もよい。
また、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、
必要に応じて変更することができる。
〔考案の効果〕
このように本考案のモード切換え装置は構成され作用す
るものであるから、サーマルヘッドとコレクトピンとを
印字モードに応じて円滑に所定位置まで移動させること
ができ、しかもサーマルヘッドおよびコレクトピンを機
械的に同一駆動源をもって適正なタイミングで駆動する
ことができ、安定した圧接力をもってサーマルヘッドお
よびコレクトピンを用紙に圧接させることができ、印字
や印字の消去を確実かつ円滑に行なうことができ、適正
かつ美麗な印字を施すことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のモード切換え装置の一実施例を示し、第
1図は分解斜視図、第2図は平面図、第3図は本考案の
モード切換え装置を搭載したキャリッジ部の平面図、第
4図はヘッド駆動カムの平面図、第5図はスライド用プ
レートの平面図、第6図はカムフオロアの平面図、第7
図はコレクトカムの底面図である。 6……プラテン、12……インクリボン、14……サーマル
ヘッド、15……コレクトピン、19……ヘッドホルダ、20
……コレクトレバー、22……ヘッド駆動カム、26……カ
ムフオロア、27……コレクトカム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッドをプラテンに対して遠近自
    在に保持するヘッドホルダと、前記サーマルヘッドの走
    査方向の後方側にインクリボンを案内するコレクトピン
    を前記プラテンに対して遠近自在に保持するコレクトレ
    バーと、正逆回転されることにより前記ヘッドホルダを
    介してサーマルヘッドをプラテンに対して遠近させるヘ
    ッド駆動カムと、このヘッド駆動カムと同軸に設けられ
    ているとともにヘッド駆動カムと一体的に正逆回転する
    ことにより前記コレクトレバーを介してコレクトピンを
    プラテンに対して遠近させるコレクトカムと、前記ヘッ
    ド駆動カムとコレクトカムが一体的に回動する一体的回
    動と前記コレクトカムが停止した状態でヘッド駆動カム
    のみが回動する相対的回動とを前記ヘッド駆動カムの回
    転方向の制御に応じて選択するカムフオロアとを有する
    ことを特徴とするモード切換え装置。
JP1988090973U 1988-07-11 1988-07-11 モード切換装置 Expired - Lifetime JPH0742751Y2 (ja)

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JPH0212855U JPH0212855U (ja) 1990-01-26
JPH0742751Y2 true JPH0742751Y2 (ja) 1995-10-04

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62191177A (ja) * 1986-02-18 1987-08-21 Canon Inc 熱転写記録装置
JPS63170064A (ja) * 1987-01-07 1988-07-13 Brother Ind Ltd サ−マルプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0212855U (ja) 1990-01-26

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