JPH0757552B2 - プリンタのキャリッジ機構 - Google Patents
プリンタのキャリッジ機構Info
- Publication number
- JPH0757552B2 JPH0757552B2 JP60234981A JP23498185A JPH0757552B2 JP H0757552 B2 JPH0757552 B2 JP H0757552B2 JP 60234981 A JP60234981 A JP 60234981A JP 23498185 A JP23498185 A JP 23498185A JP H0757552 B2 JPH0757552 B2 JP H0757552B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- ink ribbon
- gear
- motor
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
- B41J33/38—Slow, e.g. "creep", feed mechanisms
- B41J33/388—Slow, e.g. "creep", feed mechanisms the ribbon being fed only when type impression takes place
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプリンタのキャリッジ機構に係り、ヘッドダウ
ン状態で印刷及びインクリボン巻取りを行ない、ヘッド
アップ状態で印刷の保留を行なうプリンタのキャリッジ
機構に関する。
ン状態で印刷及びインクリボン巻取りを行ない、ヘッド
アップ状態で印刷の保留を行なうプリンタのキャリッジ
機構に関する。
従来の技術 従来より、インクリボンに塗布された熱溶解性インクに
サーマルヘツドを当接し、インクリボンより溶解された
インクを記録紙に転写して印刷を行なうサーマルプリン
タがある。このサーマルプリンタは、サーマルヘッドを
インクリボンに当接させたヘッドダウン状態で印刷を行
ない、所定の印刷を行なう毎にキャリッジを印刷方向に
順次移動させると共にインクリボンの巻取りを行なって
設定量の印刷を行なう。この後、サーマルヘッドをイン
クリボンより離間させたヘッドアップ状態としてキャリ
ッジを次設定の初期の位置に戻す。
サーマルヘツドを当接し、インクリボンより溶解された
インクを記録紙に転写して印刷を行なうサーマルプリン
タがある。このサーマルプリンタは、サーマルヘッドを
インクリボンに当接させたヘッドダウン状態で印刷を行
ない、所定の印刷を行なう毎にキャリッジを印刷方向に
順次移動させると共にインクリボンの巻取りを行なって
設定量の印刷を行なう。この後、サーマルヘッドをイン
クリボンより離間させたヘッドアップ状態としてキャリ
ッジを次設定の初期の位置に戻す。
発明が解決しようとする問題点 従来のサーマルプリンタでは、専用のモータによりイン
クリボンの巻取りを行ない、また、ソレノイドプランジ
ャ等によりヘッドアップ／ダウンを行なっていた。つま
り、インクリボン巻取り，ヘッドアップ／ダウン夫々で
専用の駆動装置を必要として構造が複雑であり、インク
リボン巻取り用モータ，ヘッドアップ／ダウン用ソレノ
イドプランジャ等夫々の駆動制御を行なわねばならず、
駆動制御も複雑となりプリンタ全体の価格が高くなると
いう問題点があった。
クリボンの巻取りを行ない、また、ソレノイドプランジ
ャ等によりヘッドアップ／ダウンを行なっていた。つま
り、インクリボン巻取り，ヘッドアップ／ダウン夫々で
専用の駆動装置を必要として構造が複雑であり、インク
リボン巻取り用モータ，ヘッドアップ／ダウン用ソレノ
イドプランジャ等夫々の駆動制御を行なわねばならず、
駆動制御も複雑となりプリンタ全体の価格が高くなると
いう問題点があった。
そこで、本発明は単一のモータでインクリボン巻取り及
びヘッドアップダウンの駆動を行なうことにより、上記
の問題点を解決したプリンタのキャリッジ機構を提供す
ることを目的とする。
びヘッドアップダウンの駆動を行なうことにより、上記
の問題点を解決したプリンタのキャリッジ機構を提供す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明においては、モータの駆動力は切換伝達機構によ
りインクリボン巻取機構又はヘッドアップ／ダウン機構
のいずれかに選択的に切換えられて伝達される。
りインクリボン巻取機構又はヘッドアップ／ダウン機構
のいずれかに選択的に切換えられて伝達される。
作用 本発明においては、モータの駆動力が切換えられてイン
クリボン巻取機構又はヘッドアップ／ダウン機構のいず
れかに伝達されるため、単一のモータによりインクリボ
ン巻取機構及びヘッドアップ／ダウン機構の駆動を行な
うことができる。
クリボン巻取機構又はヘッドアップ／ダウン機構のいず
れかに伝達されるため、単一のモータによりインクリボ
ン巻取機構及びヘッドアップ／ダウン機構の駆動を行な
うことができる。
実施例 第１図（Ａ），（Ｂ），第２図，第３図および第４図を
用いて本発明の一実施例を以下に詳述する。
用いて本発明の一実施例を以下に詳述する。
第１図（Ａ），（Ｂ）は本発明になるプリンタのキャリ
ッジ機構の一実施例のヘッドダウン時及びヘッドアップ
時夫々の平面図を示し、第２図はその主要機構部分の斜
視図を示す。図中、１はキャリッジフレームであり、こ
のキャリッジフレーム１はガイドレール2,3にガイドさ
れて図中左右方向に移動自在とされている。キャリッジ
フレーム１の下面にはモータ４が固定されている。モー
タ４の回転軸にはウォーム５が固定されており、このウ
ォーム５はウォームホール６と噛合している。このウォ
ームホイール６と歯車８とは第２図に示す如く一体形成
されている。ウォームホイール６及び歯車８は回転軸７
に回転自在に支持されてキャリッジフレーム１を貫通し
ており、ウォームホイール６がキャリッジフレーム１の
下面側に突出し、歯車８がキャリッジフレーム１の上面
側に突出している。歯車８はキャリッジフレーム１に立
設された軸９を回転軸とする太陽歯車10に噛合してい
る。この太陽歯車10とキャリッジフレーム１との間には
第３図に示す如く回動部材11が軸９に回動自在に支持さ
れて配設されている。太陽歯車10は回動部材11上に載置
されて両者は互いに接触している。回動部材11より延在
するアーム11aには軸12が固定され、この軸12に回転自
在に支持された遊星歯車13は太陽歯車10と噛合してい
る。上記の太陽歯車10〜遊星歯車13により電圧切換機構
が構成されている。
ッジ機構の一実施例のヘッドダウン時及びヘッドアップ
時夫々の平面図を示し、第２図はその主要機構部分の斜
視図を示す。図中、１はキャリッジフレームであり、こ
のキャリッジフレーム１はガイドレール2,3にガイドさ
れて図中左右方向に移動自在とされている。キャリッジ
フレーム１の下面にはモータ４が固定されている。モー
タ４の回転軸にはウォーム５が固定されており、このウ
ォーム５はウォームホール６と噛合している。このウォ
ームホイール６と歯車８とは第２図に示す如く一体形成
されている。ウォームホイール６及び歯車８は回転軸７
に回転自在に支持されてキャリッジフレーム１を貫通し
ており、ウォームホイール６がキャリッジフレーム１の
下面側に突出し、歯車８がキャリッジフレーム１の上面
側に突出している。歯車８はキャリッジフレーム１に立
設された軸９を回転軸とする太陽歯車10に噛合してい
る。この太陽歯車10とキャリッジフレーム１との間には
第３図に示す如く回動部材11が軸９に回動自在に支持さ
れて配設されている。太陽歯車10は回動部材11上に載置
されて両者は互いに接触している。回動部材11より延在
するアーム11aには軸12が固定され、この軸12に回転自
在に支持された遊星歯車13は太陽歯車10と噛合してい
る。上記の太陽歯車10〜遊星歯車13により電圧切換機構
が構成されている。
回動部材11が第２図示の軸９を中心として反時計方向に
回動したとき遊星歯車13に当接する位置にはインクリボ
ン巻取駆動用の歯車14が配設されており、この歯車14は
キャリッジフレーム１に固定された回転軸15に回転自在
に支持されている。
回動したとき遊星歯車13に当接する位置にはインクリボ
ン巻取駆動用の歯車14が配設されており、この歯車14は
キャリッジフレーム１に固定された回転軸15に回転自在
に支持されている。
また、回動部材11が時計方向に回動したとき遊星歯車13
が第２図に示す如く当接する位置にはヘッドアップ駆動
用のセクタギヤ16が配設されており、このセクタギヤ16
はキャリッジフレーム１に固定された回転軸17に回転自
在に支持されている。このセクタギヤ16には切欠16aが
形成されている。セクタギヤ16の上方にはヘッドアップ
／ダウンレバー18が配設されている。レバー18はキャリ
ッジフレーム１に立設された軸19に回動自在に支持され
ており、軸19より離れた位置のレバー18に植設固定され
たピン20はセクタギヤ16の切欠16aに係合している。な
お、第２図はレバー18をセクタギヤ16等より上方に移動
した状態で示している。また、ピン20近傍のレバー18に
植設固定されたピン21とキャリッジフレーム１に立設さ
れたピン22との間にコイルバネ23が張架されレバー18は
軸19を中心として反時計方向に回動するよう付勢されて
いる。
が第２図に示す如く当接する位置にはヘッドアップ駆動
用のセクタギヤ16が配設されており、このセクタギヤ16
はキャリッジフレーム１に固定された回転軸17に回転自
在に支持されている。このセクタギヤ16には切欠16aが
形成されている。セクタギヤ16の上方にはヘッドアップ
／ダウンレバー18が配設されている。レバー18はキャリ
ッジフレーム１に立設された軸19に回動自在に支持され
ており、軸19より離れた位置のレバー18に植設固定され
たピン20はセクタギヤ16の切欠16aに係合している。な
お、第２図はレバー18をセクタギヤ16等より上方に移動
した状態で示している。また、ピン20近傍のレバー18に
植設固定されたピン21とキャリッジフレーム１に立設さ
れたピン22との間にコイルバネ23が張架されレバー18は
軸19を中心として反時計方向に回動するよう付勢されて
いる。
また、レバー18の一部は上方に切曲され、この切曲部に
設けられた凸部24はサーマルヘッド26の取り付けられた
ベッドベース25に当接している。ヘッドベース25は第４
図に示す如くガイドレール２の押通された支持部材30に
固定された腕部31に、軸32により回動自在に支持されて
おり、ヘッドベース25は上記凸部24に常時当接するよう
コイルバネ33によって付勢されている。サーマルヘッド
26にはフレキシブルケーブル36を介して発熱素子26aの
発熱駆動信号が供給される。また、サーマルヘッド26に
対向してプラテン35がプラテンベース34に固定されて配
設されている。更に、キャリッジフレーム１に取り付け
られたマイクロスイッチ27のアーム27aはセクタギヤ16
に当接している。
設けられた凸部24はサーマルヘッド26の取り付けられた
ベッドベース25に当接している。ヘッドベース25は第４
図に示す如くガイドレール２の押通された支持部材30に
固定された腕部31に、軸32により回動自在に支持されて
おり、ヘッドベース25は上記凸部24に常時当接するよう
コイルバネ33によって付勢されている。サーマルヘッド
26にはフレキシブルケーブル36を介して発熱素子26aの
発熱駆動信号が供給される。また、サーマルヘッド26に
対向してプラテン35がプラテンベース34に固定されて配
設されている。更に、キャリッジフレーム１に取り付け
られたマイクロスイッチ27のアーム27aはセクタギヤ16
に当接している。
第３図は太陽歯車10と遊星歯車13の部分の断面図を示し
ている。回動部材11と太陽歯車10は摩擦結合され、一般
的に、回動部材11と太陽歯車10との間に、皿バネ，油等
が挿入され、回動部材11の確実な動作を保証している。
ている。回動部材11と太陽歯車10は摩擦結合され、一般
的に、回動部材11と太陽歯車10との間に、皿バネ，油等
が挿入され、回動部材11の確実な動作を保証している。
ここで、印刷を行なう際にはモータ４は正転せしめら
れ、これによって第１図（Ａ）に示すウォームホイール
６及び歯車８が時計方向（矢印A1方向）に回転を行な
い、太陽歯車10は反時計方向（矢印B1方向）回転を行な
う。太陽歯車10と回動部材11とは接触しているため、回
動部材11は太陽歯車10と共に反時計方向（矢印B1方向）
に回動する。これによって遊星歯車13は第１図（Ａ）に
示す如く歯車14に当接し、これと噛合する。遊星歯車13
は太陽歯車10に噛合して時計方向（矢印C1方向）に回転
しているため、歯車14は矢印Ｄ方向で示す反時計方向に
回転し、スリップ機構（図示せず）を介してインクリボ
ン巻取軸28に伝達され、インクリボンの巻取りが行なわ
れる。このとき、遊星歯車13はセクタギヤ16より離間し
ているのでレバー18はコイルバネ23により引張され、ヘ
ッドベース25は凸部24により矢印E1方向に押動される。
ところで、サーマルヘッド26の発熱素子26aは第１図
（Ａ）に示す如くサーマルヘッド26の左部に設けられて
おり、凸部24はヘッドベース25の発熱素子26a配置位置
の真後を押動する。これによってサーマルヘッド26はイ
ンクリボン及び記録紙（図示せず）をプラテン35に押圧
し熱転写印刷が行なわれる。このとき発熱素子26aは真
後より押圧されるため、発熱素子26aに均一に押圧力が
加わり、均一な印刷が行なわれる。
れ、これによって第１図（Ａ）に示すウォームホイール
６及び歯車８が時計方向（矢印A1方向）に回転を行な
い、太陽歯車10は反時計方向（矢印B1方向）回転を行な
う。太陽歯車10と回動部材11とは接触しているため、回
動部材11は太陽歯車10と共に反時計方向（矢印B1方向）
に回動する。これによって遊星歯車13は第１図（Ａ）に
示す如く歯車14に当接し、これと噛合する。遊星歯車13
は太陽歯車10に噛合して時計方向（矢印C1方向）に回転
しているため、歯車14は矢印Ｄ方向で示す反時計方向に
回転し、スリップ機構（図示せず）を介してインクリボ
ン巻取軸28に伝達され、インクリボンの巻取りが行なわ
れる。このとき、遊星歯車13はセクタギヤ16より離間し
ているのでレバー18はコイルバネ23により引張され、ヘ
ッドベース25は凸部24により矢印E1方向に押動される。
ところで、サーマルヘッド26の発熱素子26aは第１図
（Ａ）に示す如くサーマルヘッド26の左部に設けられて
おり、凸部24はヘッドベース25の発熱素子26a配置位置
の真後を押動する。これによってサーマルヘッド26はイ
ンクリボン及び記録紙（図示せず）をプラテン35に押圧
し熱転写印刷が行なわれる。このとき発熱素子26aは真
後より押圧されるため、発熱素子26aに均一に押圧力が
加わり、均一な印刷が行なわれる。
歯車14とインクリボン巻取軸28の間には印刷のためにサ
ーマルヘッドにより圧接されたインクリボンが印刷中に
サーマルヘッドに対して移動することなく、かつ印刷済
のインクリボンをたるみなく巻き取るためにスリップ機
構が設けられている。また、印刷速度（即ちリボン引出
し速度）に対してインクリボンの巻取速度（モータ４の
回転速度）が大とされている。また、この状態において
はマイクロスイッチ27のアーム27aはセクタギヤ16の円
弧部16bに当接してオフ状態（又はオン状態）とされて
いる。
ーマルヘッドにより圧接されたインクリボンが印刷中に
サーマルヘッドに対して移動することなく、かつ印刷済
のインクリボンをたるみなく巻き取るためにスリップ機
構が設けられている。また、印刷速度（即ちリボン引出
し速度）に対してインクリボンの巻取速度（モータ４の
回転速度）が大とされている。また、この状態において
はマイクロスイッチ27のアーム27aはセクタギヤ16の円
弧部16bに当接してオフ状態（又はオン状態）とされて
いる。
次に、１ライン分の印刷が終了してキャリッジを初期位
置に戻す際にはモータ４が逆転せしめられ、第１図
（Ｂ）に示す如くウォームホイール６及び歯車８が反時
計方向（矢印A2方向）に回転して、太陽歯車10は時計方
向（矢印B2方向）回転を行なう。このため回動部材11は
太陽歯車10と共に矢印B2方向に回動して遊星歯車13は歯
車14より離間し、セクタギヤ16に当接して噛合する。こ
の後、反時計方向（矢印C2方向）に回転する遊星歯車13
によりセクタギヤ16は時計方向（矢印Ｆ方向）に回動す
る。このため、セクタギヤの切欠16aに係合したピン20
に付勢されてレバー18は第１図（Ｂ）に示す状態まで時
計方向（矢印Ｇ方向）に回動する。これによってヘッド
ベース25は矢印E2方向に移動してサーマルヘッド26の発
熱素子26aはインクリボンより離間する。このとき遊星
歯車13は歯車14より離間しており、インクリボンの巻き
取りは行なわれない。更に、マイクロスイッチ27のアー
ム27aは第１図（Ｂ）に示す如くセクタギヤ16の辺16cに
当接する位置まで回動しオン状態（又はオフ状態）とな
る。このオン状態（又はオフ状態）となったことにより
サーマルヘッドがインクリボンより離間したことが確認
されるとキャリッジフレーム１は図中例えば左方向に移
動せしめられ、初期位置まで戻される。
置に戻す際にはモータ４が逆転せしめられ、第１図
（Ｂ）に示す如くウォームホイール６及び歯車８が反時
計方向（矢印A2方向）に回転して、太陽歯車10は時計方
向（矢印B2方向）回転を行なう。このため回動部材11は
太陽歯車10と共に矢印B2方向に回動して遊星歯車13は歯
車14より離間し、セクタギヤ16に当接して噛合する。こ
の後、反時計方向（矢印C2方向）に回転する遊星歯車13
によりセクタギヤ16は時計方向（矢印Ｆ方向）に回動す
る。このため、セクタギヤの切欠16aに係合したピン20
に付勢されてレバー18は第１図（Ｂ）に示す状態まで時
計方向（矢印Ｇ方向）に回動する。これによってヘッド
ベース25は矢印E2方向に移動してサーマルヘッド26の発
熱素子26aはインクリボンより離間する。このとき遊星
歯車13は歯車14より離間しており、インクリボンの巻き
取りは行なわれない。更に、マイクロスイッチ27のアー
ム27aは第１図（Ｂ）に示す如くセクタギヤ16の辺16cに
当接する位置まで回動しオン状態（又はオフ状態）とな
る。このオン状態（又はオフ状態）となったことにより
サーマルヘッドがインクリボンより離間したことが確認
されるとキャリッジフレーム１は図中例えば左方向に移
動せしめられ、初期位置まで戻される。
また、モータ４の回転が停止すると、ウォームホイール
６の回転が停止してロック状態となり、遊星歯車13が噛
合している歯車14又はセクタギヤ16はその回転停止位置
で保持される。
６の回転が停止してロック状態となり、遊星歯車13が噛
合している歯車14又はセクタギヤ16はその回転停止位置
で保持される。
このようにモータ４の正転によりインクリボンの巻き取
りを駆動し、逆転によりサーマルヘッドのヘッドアップ
を駆動するため、構造が簡単である。また上記インクリ
ボンの巻き取り、ヘッドアップ／ダウンはモータ４の回
転方向の制御だけで良いため、駆動制御が簡単でプリン
タの価格を低く抑えることができる。また、モータ４の
回転速度を所望の値に設定したインクリボンの巻取速度
及びヘッドアップ速度を自由に変更することが可能であ
る。
りを駆動し、逆転によりサーマルヘッドのヘッドアップ
を駆動するため、構造が簡単である。また上記インクリ
ボンの巻き取り、ヘッドアップ／ダウンはモータ４の回
転方向の制御だけで良いため、駆動制御が簡単でプリン
タの価格を低く抑えることができる。また、モータ４の
回転速度を所望の値に設定したインクリボンの巻取速度
及びヘッドアップ速度を自由に変更することが可能であ
る。
なお、上記実施例ではマイクロスイッチ27によりヘッド
アップ／ダウンの確認を行なっているが、例えばモータ
を所定時間だけ正転又は逆転させるよう時間管理を行な
う構成とすることにより、上記マイクロスイッチ27を用
いなくても良い。
アップ／ダウンの確認を行なっているが、例えばモータ
を所定時間だけ正転又は逆転させるよう時間管理を行な
う構成とすることにより、上記マイクロスイッチ27を用
いなくても良い。
発明の効果 上述の如く、本発明になるプリンタのキャリッジ機構
は、単一のモータでインクリボン巻取機構及びヘッドア
ップ／ダウン機構を駆動するため、駆動装置を従来より
減少でき、またモータの回転方向に応じてインクリボン
巻取機構又はヘッドアップ／ダウン機構のいずれかを選
択するため、駆動制御が簡単となり、プリンタ全体の価
格を低く抑えることができる。
は、単一のモータでインクリボン巻取機構及びヘッドア
ップ／ダウン機構を駆動するため、駆動装置を従来より
減少でき、またモータの回転方向に応じてインクリボン
巻取機構又はヘッドアップ／ダウン機構のいずれかを選
択するため、駆動制御が簡単となり、プリンタ全体の価
格を低く抑えることができる。
第１図は本発明になるプリンタのキャリッジ機構の一実
施例のヘッドダウン時及びヘッドアップ時夫々の平面
図、第２図は第１図示の機構のキャリッジフレームを除
く斜視図、第３図は第１図示の機構の一部の断面図、第
４図は第１図示の機構の側面図である。 １……キャリッジフレーム、４……モータ、５……ウォ
ーム、６……ウォームホイール、8,14……歯車、10……
太陽歯車、11……回動部材、11a……アーム、13……遊
星歯車、16……セクタギヤ、18……ヘッドアップ／ダウ
ンレバー、21,22……ピン、23……コイルバネ、24……
凸部,25……ヘッドベース、26……サーマルヘッド、26a
……発熱素子、28……インクリボン巻取軸。
施例のヘッドダウン時及びヘッドアップ時夫々の平面
図、第２図は第１図示の機構のキャリッジフレームを除
く斜視図、第３図は第１図示の機構の一部の断面図、第
４図は第１図示の機構の側面図である。 １……キャリッジフレーム、４……モータ、５……ウォ
ーム、６……ウォームホイール、8,14……歯車、10……
太陽歯車、11……回動部材、11a……アーム、13……遊
星歯車、16……セクタギヤ、18……ヘッドアップ／ダウ
ンレバー、21,22……ピン、23……コイルバネ、24……
凸部,25……ヘッドベース、26……サーマルヘッド、26a
……発熱素子、28……インクリボン巻取軸。
フロントページの続き (72)発明者 箕輪 政寛 長野県塩尻市大字広丘原新田80番地 エプ ソン株式会社内 (72)発明者 岡村 雅隆 埼玉県行田市富士見町１丁目４番地１ ジ エコー株式会社内 (72)発明者 増村 正夫 埼玉県行田市富士見町１丁目４番地１ ジ エコー株式会社内 (72)発明者 岩佐 徹 埼玉県行田市富士見町１丁目４番地１ ジ エコー株式会社内 (72)発明者 渡部 昇 埼玉県行田市富士見町１丁目４番地１ ジ エコー株式会社内 (72)発明者 三ツ木 彰一 埼玉県行田市富士見町１丁目４番地１ ジ エコー株式会社内 (72)発明者 宮沢 紀道 埼玉県行田市富士見町１丁目４番地１ ジ エコー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−87086（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−9793（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−184660（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】ヘッドをインクリボンに圧接したヘッドダ
ウン状態と、ヘッドをインクリボンより離間したヘッド
アップ状態に選択的に駆動させるためのヘッドアップ／
ダウン機構を備え、 ヘッドをインクリボンに圧接したヘッドダウン状態で印
刷を行うと共にインクリボン巻取軸を駆動して印刷済み
のインクリボンを巻取り、ヘッドをインクリボンより離
間したヘッドアップ状態で該ヘッドの取り付けられたキ
ャリッジを初期位置に戻すようにしたプリンタのキャリ
ッジ機能において、 上記キャリッジは、 正逆回転可能なモータと、 上記ヘッドアップ／ダウン機構をヘッドダウン状態とす
る方向に付勢するバネ部材と、 上記モータにより駆動され、上記ヘッドアップ／ダウン
機構をヘッドアップ状態に駆動するセクタギヤと、 上記モータの駆動力をインクリボン巻取り軸に伝達する
インクリボン巻取軸駆動歯車と、 上記モータにより回転駆動される太陽歯車及びその太陽
歯車に噛合し、上記モータの回転方向に応じて上記イン
クリボン巻取軸駆動歯車及びセクタギヤに選択的に噛合
する遊星歯車とを備え、 上記遊星歯車が、上記セクタギヤからはずれて上記イン
クリボン巻取軸駆動歯車に噛合するときはヘッドアップ
／ダウン機構は上記バネ部材によりヘッドダウン状態と
すると共に上記モータの回転を上記インクリボン巻取軸
に伝達し、上記セクタギアに噛合するときは上記モータ
の回転を上記セクタギアに伝達して上記ヘッドアップ／
ダウン機構をヘッドアップ状態に駆動するように構成し
たことを特徴とするプリンタのキャリッジ機構。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60234981A JPH0757552B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | プリンタのキャリッジ機構 |
| US07/203,545 US4822186A (en) | 1985-10-21 | 1988-05-26 | Carriage mechanism for thermal printer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60234981A JPH0757552B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | プリンタのキャリッジ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6294374A JPS6294374A (ja) | 1987-04-30 |
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Family
ID=16979272
Family Applications (1)
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Country Status (2)
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| JP (1) | JPH0757552B2 (ja) |
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