JPS6290309A - 高引張強さおよび高モジユラスを有するポリビニルアルコ−ル製品の製造法 - Google Patents

高引張強さおよび高モジユラスを有するポリビニルアルコ−ル製品の製造法

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JPS6290309A
JPS6290309A JP61197003A JP19700386A JPS6290309A JP S6290309 A JPS6290309 A JP S6290309A JP 61197003 A JP61197003 A JP 61197003A JP 19700386 A JP19700386 A JP 19700386A JP S6290309 A JPS6290309 A JP S6290309A
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polyvinyl alcohol
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extraction
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フロリバータス・コーネリス・ハーマヌス・モクベルド
ロナルド・ミカエル・アレキサンダー・マリア・シェレキンス
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、高引張強さおよび高モジュラスであるポリビ
ニルアルコール製品の製造法に関する。
発明の背景 、ポリビニルアルコールを基本とする合成繊細は周知で
あり、とりわけペーパーコーティング不織布および大番
手の糸(キャンパス等)の生産に使用する短繊維(カッ
ト繊維)の形態で、また織布生産ラインの他の用途並び
にゴム、プラスデックおよび他の製品の補強用の連続繊
維の形態で、さらには、炭素繊維の前駆物質として大規
模な用途がある。これらの用途に用いられる繊維は、一
般に、0.3〜1.2GPaの引張強さおよび3〜30
GPaのモジュラスを有する。
このタイプの繊維に対し、最も広く使用されている製造
方法は、いわゆる湿式紡糸法である。この方法は、ポリ
マーを適当な溶媒に溶かして紡糸に適した濃度とし、該
溶液を紡糸口金を通して押出し、得られたフィラメント
を凝固浴中を通し、溶媒を除去し、ポリマーを凝固させ
る。
ポリビニルアルコール合成繊維については、前記の用途
の他に、いわゆる工業用、例えば複合材料用のポリビニ
ルアルコール繊維としての需要が増大しつつあり、市場
が拡大している。これらの用途に対応するには、繊維は
高モジュラスおよび高引張強さを有しなければならない
ポリビニルアルコール繊維の製造方法、改良された機械
繊維性質を有するポリビニルアルコールI& f−(f
fの製造方法が、特に特許文献にすでに多数提案されて
いる。例えば、アプライド・ポリマー・シンボジア(A
pplied  Polymer  Symposia
)6(+967)、I 09−149によりポリビニル
アルコールの有機溶媒稀薄溶液の凝固紡糸(相分離)を
行ない、続いて延伸を行なうことにより、約1゜2GP
aの引張強さを有する繊維を製造することは公知である
。フランス特許公開公報第1280192号によればホ
ウ酸の存在するポリビニルアルコール水溶液から出発し
、凝固紡糸を行ない続いて延伸を行なうことにより、1
.7GPaの最大引張強さを有する繊維を製造すること
は公知である。前記刊行物には、得られた繊維のモジュ
ラスに関して何の記載もない。西ドイツ特許公告公報第
2132055号により、ポリビニルアルコール水溶液
を凝固紡糸し、短時間水で処理しつつ、特殊な、非常に
困難な多段式延伸操作を行なって、約1.8GPaの最
大引張強さおよび約40GPaの最大モジュラスを有す
る繊維に変えることが公知である。
いずれの方法も、一般に6xlO’〜12×104の比
較的低い重量平均分子量である、ポリビニルアルコール
から出発する旨記載しており、得られた繊維は、商業的
に入手できるポリビニルアルコール繊維の引張強さおよ
びモジュラスよりも高いけれども、最高レベルにある工
業用途としてはまだ十分高くはない。
さらに、英国特許公告公報第204−2414号および
第2051667号を参照すると、高分子竜のポリマー
溶液から出発し、非常に高引張強さおよび高モジュラス
を有する繊維の他の製造も公知である。英国特許公告公
報第2042414号記載の方法によると、この目的の
ために、例えばポリエチレンの稀薄溶液を紡糸し、得ら
れたフィラメントを冷却してゲルフィラメントにし、溶
媒含有ゲルフィラメントを高温で延伸する。また、英国
特許公告公報第2051667号記載の方法によると、
この目的のために品分子債のポリエチレン溶液を紡糸し
、該溶媒を所望により大部分または一部分除去し、該ゲ
ルフィラメントを特定の温度に付して、分子量に関連し
た高延伸比で延伸する。これら公知の方法で、得ること
ができるモジュラス、特に引張強さは、ポリエチレンの
分子量と共に大きくなることが判明した。それ故に、こ
れら公知の方法は、]、2GPa以上の引張強さおよび
20GPa以上のモジュラスを有するポリエチレンを基
本とする繊維の製造に用いることができる。
前記の英国特許公告公報第2042414号によれば、
ここに提案の方法は、とりわけ、ポリビニルアルコール
から高引張強さおよび高モジュラスを有する繊維の製造
に用いることができる。このことは、例えば、ヨーロッ
パ特許公Uη公報第105169号により確認されてお
り、ここには重量平均分子量が5XI05以上、特に1
×10IN以上である高分子ポリビニルアルコールの稀
薄溶液を紡糸し、該紡糸フィラメントを冷却してゲルフ
ィラメントとし、溶媒抽出後このフィラメントを延伸す
ることににす、高引張強さく1.3〜2.2GPa)お
よび高モジュラス(4,0〜70GPa)の繊維を製造
する方法を開示する。ヨーロッパ特許公開公報第14.
6084号によると、比較的低分子量のポリビニルアル
コールから出発し、特定の乾式/湿式凝固紡糸法を用い
、続いて冷却、溶媒を除去して延伸することにより、高
引張強さおよび高モジュラスである繊維の製造が可能で
ある。ヨーロッパ特許公開公報第14608/1号およ
びまたヨーロッパ特許公開公報第105169号に記載
の方法の不利な点は、例えば抽出により溶媒を繊維より
除去することがきわめて困難なことである。ヨーロッパ
特許公開公報第105169号に、92時間の抽出時間
が記載される。このためいずれの方法とも、商業的生産
には適さない。
発明の開示 本発明は、前記の不利な点を有しないか、またはほとん
ど有しない、ポリビニルアルコールから高引張強さおよ
び高モジュラスを有する製品の製造法を提供する。
本発明は、第1に、フィラメン)・または繊維の製造に
関するのであるが、ポリビニルアルコールを基本とする
テープ、リボン、フィルム、チューブ、棒状物または異
形物にも関する。
本発明は、 a)適当な溶媒または混合溶媒のポリビニルアルコール
溶液を溶解温度以」二の温度で有形の含溶媒製品に変え
、 b)この製品を、ゲル化温度以下に急冷することにより
、均質なゲル構造を有するケル製品に変え、C)該ゲル
製品中の溶媒を含水量20〜95容量%の低級脂肪族ア
ルコールまたはケトンおよび水の混合溶媒で抽出するこ
とにより大部分除去し、d)溶媒除去の間または後、該
ゲル製品を、ポリビニルアルコールのガラス転移温度以
」二、分解温度以下の温度で延伸する ことを特徴とするポリビニルアルコールから高引張強さ
および高モジュラスを有する製品を製造する方法に関す
る。
本発明方法においては、例えばヨーロッパ特許公開公報
第105169号に記載されているような高分子量ポリ
ビニルアルコールを用いることができる。しかしながら
、このようなポリビニルアルコールの製造はきわめて困
難であり、均質な溶液を製造することも非常に難しい。
さらには、高分子量ポリビニルアルコール溶液は高粘度
であるため比較的稀薄溶液を用いなげればならない。
それ故、重量平均分子量2.5×104〜5×105、
さらに好ましくは5×104〜3×105のポリビニル
アルコールを用いることが好ましい。
このようなポリマーは、通常酢酸ビニルを重合し、=8
= ついで加水分解することにより、工業規模で製造される
。ポリビニルアルコールという用語は、少なくとも50
%のビニルアルコールモノマーからなるポリマーを意味
していると解釈すべきである。
さらに、該ポリマーは、ポリビニルアルコールに相溶性
があるフィラーなどのポリマーまた他の物質を少量含ん
でもよい。
溶媒として、飽和脂肪族多価アルコールまたはジメチル
スルホキシドのようなポリビニルアルコールに対する種
々の公知の溶媒を用いてもよい。
溶媒として、エチレングリコール、グリセロールまたは
ジメチルスルホキシドを用いることが好ましい。また、
例えばエチレングリコ−ルおよび水のうな混合溶媒を用
いてもよいことも当然である。
用いられる溶液は、例えば、固形ポリビニルアルコール
を溶媒に懸副させ、ついで高温で攪拌するか、または混
合および搬送設備を備えた二軸スクリュー押出機を用い
懸濁液を変えるなど、種々の方法で製造できる。
用いられる溶液の濃度は変えてもよい。高濃度溶液が、
本発明による方法に使用できることが判明した。特に、
比較的低分子量のポリビニルアルコールから出発する場
合は、5〜50重量%、好ましくは、20〜40重量%
の濃度の溶液が用いられる。
溶液の有形溶媒含有製品への変形は、本発明製造方法の
種々の手段、例えば、各々円形またはスリット形の孔で
ある紡糸口金を用い、フィラメントまたはリボンに紡糸
するか、または通常異形押出ヘッドを有する押出機を用
い押出すことにより行なうことができる。
変形中の温度は、溶解温度より高くな(ジればならない
。この溶解温度は、用いた溶媒、ポリビニルアルコール
の濃度、分子量および使用圧力に依存することは当然で
ある。例えば、エチレングリコールの場合、その温度は
約90℃である。一般に、変形温度は、溶解温度以」−
1例えばエチレングリコールを用いる場合、約140〜
180℃の温度から選択するのがよい。言うまでもなく
、この温度は、ポリビニルアルコールの分解温度以下に
保たれる。
本発明による方法における重要部分は、急速冷却手段を
用い、好ましくは液状冷却(急冷)媒体を用い、均質ゲ
ル構造であるゲル製品が得られろように、有形含溶媒製
品のゲル化温度以下に冷却することである。ゲル化温度
は、本来、とりわけ、溶媒の種類に依存し、実際には、
前記の溶解温度と大体一致する。該製品を、はぼ室温に
冷却することが好ましい。
さらに、冷却媒体の種類もまた、最終的に得られる物体
の機械的性質に影響を与えることが判明した。冷却媒体
としてはメタノールを用いることが好ましい。
さらに、冷却前に該物体をドローダウン(draw−d
own)に付すると有利な場合がある。ドローダウン比
は、最大20・1に制限するのが好ましく、最大10:
1のドローダウン比にするのが最も好ましい。
さらに、より速い紡糸速度を用いた場合、より優れた機
械的性質を有する製品を得ることができるということが
判明した。
冷却後得られたゲル製品から、なお残存する大部分の溶
媒をつづいて抽出により除去する。本発明の基本的特徴
は、抽出剤として、低級脂肪族ケトン、例えばアセトン
、または低級脂肪族アルコール、例えばメタノールまた
はエタノール、および水との混合溶媒を含水量20〜9
5容量%、好ましくは30〜60容量%で用いることで
ある。
このような混合抽出剤を用いることにより、必要な抽出
時間を非常に短く、すなわち室温で3〜10分とするこ
とができることが明らかになった。
抽出剤として、アセトンおよび水の混合物を用いること
が好ましい。所望により、抽出は高温で行なうことがで
きるが、その温度は、ゲル物質が溶ける温度より低くな
ければならない。
抽出の間、好ましくは、抽出後、該ゲル製品は1または
それ以上の段階を経て延伸される。その後、温度を一般
に、ポリビニルアルコールのガラス転移温度以」二、分
解温度以下に保つ。延伸は、160〜240℃、特に1
80〜230℃の温度で行なわれることが好ましい。
本発明の方法においては、高延伸比を適用することがで
きるということが判明した。一般には、少なくともl0
11の延伸比が用いられ、少なくとも20:1が好まし
い。
本発明による製品は、複合材料用途、高品質炭素繊維の
前駆物質、ガラス繊維代替品等、実質的に全ての工業用
途に適する。
所望により少量の通常の添加物、安定剤などを該製品中
または製品」二に混和することができる。
次に実施例をあげて、本発明を説明するが、本発明は、
その記載に限定されろものではない。
実施例■ 重量平均分子量1.15×105(アルドリッチ(A 
1drich)社製)、加水分解度100%のポリビニ
ルアルコール粉体259をエチレングリコール100m
ρに加え、該懸濁液を160℃で2時間攪拌した。該紡
糸溶液を、油加熱で160℃の温度に自動調温された二
重壁のシリンダーに移した。
変速モーターに結合するピストンにより、該溶液を細管
(直径0 、5 mm)を通して129Mσ/時間の速
度で急冷浴に押出した。急冷媒体として、メタノールを
用いた。急冷温度は20°Cであった。ドローダウン比
V=3.3に相当する60cm/秒の速度で、急冷フィ
ラメントを巻き」二げた。ついで該フィラメントを20
℃のアセトン/水(水50容積%)抽出浴に9分装置い
た。該抽出フィラメントを20℃で空気乾燥し、ついで
190℃で26倍に延伸した。得られたフィラメントは
、引張強さ1.9GPa、モジュラス45GPa、伸度
4゜2%およびテックス7.5であった。このようにし
て得られたフィラメントの引張強さおよびモジュラスは
、ツヴイック■445引張試験機を用い測定した。試料
の長さは50mmであり、引張り速度は5mm1分であ
る。モジュラスは、応カー歪rllI線の初期部分にお
ける接線から求めた1%モジュラスである。
比較例A−F メタノールを用い種々の抽出時間で抽出して、実施例■
と同様の方法を繰り返した。
結果は第1表に記載する。
第1表 A   10分 8.4  1..58   33’ 
  4JB   15分 8.7  1.54   2
9   4.7C1時間 8.2  1.53   3
4   3.9D 2時間 7.8  1.54   
37   4.IE 3時間 7.5  1.63  
 36   4.4F   24時間−1ユ旺−一上、
78    37    4.4これらの例から、メタ
ノールを用い24時間抽出を行なった後であっても実施
例■の繊維に比べ、得られた繊維の引張強さおよびモジ
ュラスが低いという結論が得られる。
実施例■−■ 抽出溶媒中9〜10分間、種々の含水量の溶媒を用いた
以外は実施例Iと同様にして繊維を得た。
結果を、第H表?こ示ず。
第■表 実施アセトンdtex引張強さモジュラス伸度例 濃度
%    (GPa)   (GPa)   (%)I
I    1.0    7.6  1..83   
  42    4.3In    25    8.
0  1.77     37    4.4TV  
  50    7.5  1.90     44 
   4.2V    75    7.4  1.8
5    45    4.3Vl    80   
 8.5  1..44     35    3.9
Vll   90   8,4  ]、、42   3
2   3.7実施例■ 10分間水−メタノールの混合物(水50容積%)で抽
出した以外は、実施例■と同様の方法を繰り返した。該
製品は、テックス6.8、引張強さ1.8GPa、モジ
ュラス40GPaおよび伸度4.1%であった。
実施例IX 実施例■の方法を、ジメチルスルポギンド中ポリビニル
アルコール溶液を用いた以外実施例1の方法を繰り返し
た。
得られたフィラメントは、テックス6.8、引張強さ1
.8GPa、モジュラス42GPaおよび伸度4,4%
であった。
比較例G 20分間メタノールで抽出した以外、実施例IXと同様
の方法を繰り返した。
得られたフィラメントは、テックス7.4、引張強さ1
.5GPa、モジュラス30GPaおよび伸度5%であ
った。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)適当な溶媒または混合溶媒のポリビニルアル
    コール溶液を溶解温度以上の温度で有形含溶媒製品に変
    え、 b)この製品を、ゲル化温度以下に急冷することにより
    、均質なゲル構造を有するゲル製品に変え、c)該ゲル
    製品中の溶媒を含水量20〜95容量%の低級脂肪族の
    アルコールまたはケトンおよび水の混合溶媒で抽出する
    ことにより大部分除去し、d)溶媒除去の間または後、
    該ゲル製品を、ポリビニルアルコールのガラス転移温度
    以上、分解温度以下の温度で、少なくとも10の延伸比
    にて延伸する。 ことを特徴とするポリビニルアルコールから高引張強さ
    および高モジュラスを有する製品を製造する方法。
  2. (2)重量平均分子量2.5×10^4〜5×10^5
    であるポリビニルアルコールの5〜50重量%溶液を用
    いる前記第(1)項の方法。
  3. (3)溶媒として、飽和脂肪族多価アルコールを用いる
    前記第(1)項または第(2)項の方法。
  4. (4)溶媒として、ジメチルスルホキシドを用いる前記
    第(1)項または第(2)項の方法。
  5. (5)冷却前に、有形含溶媒製品をドローダウンに付す
    る前記第(1)項〜第(4)項いずれかの方法。
  6. (6)含溶媒製品をメタノールで急冷する前記第(1)
    項〜第(5)項いずれかの方法。
  7. (7)含水量30〜60容量%の混合抽出溶媒を用いゲ
    ル製品を抽出する前記第(1)項〜第(6)項いずれか
    の方法。
  8. (8)抽出が、アセトンおよび水の混合溶媒を用いて行
    なわれる前記第(1)項〜第(7)項いずれかの方法。
  9. (9)抽出が、高温で行なわれる前記第(1)項〜第(
    8)項いずれかの方法。
  10. (10)ゲル製品を、少なくとも20:1の延伸比を用
    い、160〜240℃の温度で延伸する前記第(1)項
    〜第(9)項いずれかの方法。
JP61197003A 1985-08-23 1986-08-21 高引張強さおよび高モジユラスを有するポリビニルアルコ−ル製品の製造法 Pending JPS6290309A (ja)

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NL8502315A NL8502315A (nl) 1985-08-23 1985-08-23 Voorwerpen uit polyvinylalcohol met hoge sterkte en modulus, alsmede werkwijze voor het vervaardigen hiervan.

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AT (2) ATE48446T1 (ja)
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BR (2) BR8603998A (ja)
CA (2) CA1277469C (ja)
DE (2) DE3667307D1 (ja)
ES (2) ES2001255A6 (ja)
IN (2) IN167804B (ja)
NL (1) NL8502315A (ja)
ZA (2) ZA866385B (ja)

Cited By (2)

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