JPS6289954A - ハロゲン化銀写真乳剤 - Google Patents

ハロゲン化銀写真乳剤

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JPS6289954A
JPS6289954A JP60230826A JP23082685A JPS6289954A JP S6289954 A JPS6289954 A JP S6289954A JP 60230826 A JP60230826 A JP 60230826A JP 23082685 A JP23082685 A JP 23082685A JP S6289954 A JPS6289954 A JP S6289954A
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Masaki Okazaki
正樹 岡崎
Haruo Takei
武井 治夫
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    • C09B23/10The polymethine chain containing an even number of >CH- groups
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    • C09B23/10The polymethine chain containing an even number of >CH- groups
    • C09B23/102The polymethine chain containing an even number of >CH- groups two heterocyclic rings linked carbon-to-carbon

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野j 本発明はハロゲン化銀写真乳剤に関するものであ夛、特
にヒドラジン誘導体を置換基として有する分光増感色素
を含むハロゲン化銀写真乳剤に関するものである。
(従来の技術) ハロゲン化銀写真における分光増感の技術は、ハロゲン
化銀写真乳剤の感光波長域をハロゲン化銀の固有感度域
から長波長側へ拡大する手段として知られておシ重要な
技術となっている。その感光波長域は赤外光域まで、そ
の必要とする目的にあわせて増感色素の構造を選択する
ことにより、はぼ任意に調整できるようになった。
しかし、よシ高い感度を有するハロゲン化銀写真乳剤を
待望する声はますます強く、乳剤の高感化に関して日夜
多大の努力が払われている。このような背景のもとでは
、よシ高い分光感度を与えることの可能な新たな増感色
素の開発が求められることは当然の帰結である。
より高い分光感度を与えることの可能な増感色素を開発
するための考え方として、7つに光吸収率を高めること
があシ、この考えに基づいたものとして米国特許第3.
6−2,317号、同3゜り76.弘?3号、同3,2
7乙、tttto号がある。また別の考え方として増感
色素がもたらす減感要因を取シ除こうとするものがある
。この考えに基づいたものには、いわゆる強色増感等を
謳った多くの例が知られている。また減感要因のうちに
は増感色素による現像抑制も含まれており、これに対し
ては現像促進剤の併用が考えられる。
しかしながら、通常の分光増感色素はハロゲン化銀乳剤
中に含まれる他の成分との併存性を欠くことが多い。従
って、単純に現像促進剤を併用しても必ずしも所期の効
果を得ることはでき表い。
この併存性を欠く原因としては、増感色素と他の化学成
分との間のハロゲン化銀粒子表面上の位置を占めるため
の競合的現象が考えられる。このような競合的現象を回
避することを意図したものとして、造核71jと増感色
素との間に関して特開昭≠7−タ≠33、特開昭≠7−
タ乙7♂、米国特許第J、7/I、弘70号、リサーチ
・ディスクロージャー(Research  Disc
losure l  / 976年/1月、/タ/1,
2項に概念および化合物例が記されている。しかしなが
ら、いずれ【おいても競合的現象を回避した実施例は記
載されていないし、また通常の増感色素よりも高い分光
感度を与えることを示す記載もない。
(発明が解決しようとする問題点) すなわち、本発明の第一の目的は高い分光感度を与える
新規な増感色素を提供することにあり、第二の目的は前
記分光増感色素を含むハロゲン化銀写真乳剤を提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、これらの目的を達成するために鋭意研究
努力を重ねた結果、下記一般式(Ilで表わされる化合
物を用いることにより、上記目的を達成し得ること全見
出し、本発明を完成するに至った。
一般式(II Dye−Jl−CONH−J2−NHNHG−R〔式中
、Dyeは分光増感色素となシ得る色素残基全表わす。
Jlは置換されていてもよいアルキレン基、置換されて
もよいアリーレン基、置換されてもよいアラルキレン基
、置換されてもよいアラルキレン基を表わし、J2は置
換されていてもよいアリーレン基を表わす。Rは水素原
子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていて
もよいアリール基、置換されていて庵よいアルコキシ基
、または置換されていてもよいアリールオ芥シ基を表わ
し、Gはカルボニル基、スルホニル基、スルホキシ基、
ホスホリル基または置換されてもよいイミノメチレン基
を表わす。〕一般式(I)について更に詳しく説明する
と、Dyeで表わされる色素残基に用いられる分光増感
色素としては、例えばF、M、ハマー著1ヘテロ環化合
物−シアニン染料と関連化合物”、ジョンウイレー ア
ンド サンズにューヨーク、ロンドン)社、/り6弘年
刊に記載されている色素群が挙げられる。
例を挙げると、シアニン色素、メロシアニン色素、複合
シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポーラ−シ
アニン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素およびヘ
ミオキソノール色素が包含されている。特に有用な色素
は、シアニン色素、メロシアニン色素に属する色素など
があげられる。
シアニン色素は一般式(A)で表わされる色素群である
一般式(Al (X♀)k 式中、ZlおよびZ2は!ないし6員複素環を形成する
に必要な原子群を表わし、それぞれが同じでも異ってい
てもよい。ここでR1およびR2は同一でも異なっても
よく、アルキル基あるいは置換アルキル基を表わす。L
l、LlおよびR3はメチン基あるいは置換メチン基を
表わす。pおよびqはOまたはlを表わす。mはO1/
、2または3を表わす。X?はアニオンを表わす。kは
0または/を表わす。
メロシアニン色素は一般式(B)で表わされる色素群で
ある。                R5一般式(
B) 式中、Z3はzl、z2と同義である。R3はR1、R
2と同義である。R4、R5はLl、Ll、R3と同義
である。Z4は!ないし4員複素環を形成するに必要な
原子群を表わす。R4は水素原子、アルキル基、置換ア
ルキル基、アリール基、置換アリール基ま九は複素環基
を表わす。rはp、qと同義である。nはmと同義であ
る。
複合シアニン色素は一般式(C)で表わされる色素群で
ある。
一般式(C) 式中、z5、Z ’ハZ 1、Z 2と同!で、!+る
R5、R7はR1,R2と同義である。R6はR4と同
義である。R6、R7、R8、R9、LIOはLl、L
l、R3と同義である。Wlは!ないし4員複素環を形
成するに必要な原子群を表わす。
h、iはmと同義である。s、tはp%qと同義である
。x9はX?と同義である。jはkと同義である。
複合メロシアニン色素は一般式(DJで表わされる色素
群である。
一般式(DJ 式中、ZlはZl、Z2と同義である。Z8はZ4と同
義である。W2はWlと同義である。R8はR1、R2
と同義である。R9、RIOはR4と同義である。Ll
o、Lll、L12、Ll3はLl、Ll、R3と同義
である。v、wはmと同義である。Uはp、qと同義で
ある。
ヘミシアニン色素は下記一般式(E)で表わされる。
一般式(E) e 。
(X3)j 式中、Z9はZlおよびz2と同義であり、R11はR
1およびR2と同義である。I、14、Ll5、Ll6
およびLl7は、Ll、LlおよびR3と同義であり、
r′はpおよびqと同義である。X?はX?と同義であ
υ、j′はkと同義である。n′は0./または2を表
わし、G1およびG2は同じでも異っていてもよく、水
素原子、アルキル基あるいは置換アルキル基、アリール
基あるいは置換アリ・−ル基を表わし、またG1と02
とで環状2級アミンから誘導される環を形成してもよい
以下、Dyeについて詳細に説明する。
Zl、Z2、Z3、Z5、Z6、Zl、Z9によって形
成される!ないしt員複素環としては次のものが挙げら
れる。
チアゾール核(例えば、チアゾール、グーメチルチアゾ
ール、弘−フェニルチアゾール、≠、j−ジメチルチア
ゾール、弘、!−ジフェニルチアゾールなど)、ベンゾ
チアゾール核(例えば、ベンゾチアゾール、弘−クロロ
ベンゾチアゾール、j−クロロベンゾチアゾール、A−
クロロベンゾチアゾール、!−ニトロベンゾチアゾール
、≠−メチルベンゾチアゾール、ターメチルベンゾチア
ゾール、6−メチルベンゾチアゾール、!−ブロモベン
ゾチアゾール、6−ブロモベンゾチアゾール、!−ヨー
ドベンゾチアゾール、!−フェニルベンゾチアゾール、
!−メトキシベンゾチアゾール、t−メトキシベンゾチ
アゾール、!−エトキシベンゾチアゾール、よ−エトキ
シカルボニルベンゾチアゾール、!−カルボキシベンゾ
チアゾール、!−7エネチルベンゾチアゾール、j−フ
ルオロベンゾチアゾール、j−クロロ−6−メチルベン
ゾチアゾール、J−、4−ジメチルベンゾチアゾール、
!−ヒドロキシ−6−メチルベンゾチアゾール、テトラ
ヒドロベンゾチアゾール、≠−フェニルベンゾチアゾー
ルなど)、ナフトチアゾール核(例えば、ナンド〔λ、
/−d:]チアゾール、ナフト(/、コーd〕チアゾー
ル、ナフト〔1゜3−d〕チアゾール、!−メトキシナ
フト〔仁λ−d)チアゾール、7−ニトキシナフト〔λ
/−,1:]チアゾール、了−メトキシナフト〔2゜/
−d〕チアゾール、!−メトキシナフト〔2゜3−d〕
チアゾールなど)、チアゾリン核(例えば、チアン゛リ
ン、弘−メチルチアソ゛リン、≠−二トロチアゾリンな
ど)、オキサゾール核(例えば、オキサゾール、μmメ
チルオキサゾール、弘−二トロオキサゾール、j−メチ
ルオキサゾール、μmフェニルオキサゾール、弘、ヨー
ジフェニルオキサゾール、≠−エチルオキサゾールなど
)、ベンゾオキサゾール核(ベンゾオキサゾール、j 
−クロロベンゾオキサゾール、j−メチルベンゾオキサ
ゾール、j−ブロモベンゾオキサゾール、!−フルオロ
ベンゾオキサゾール、!−フェニルベンゾオキサゾール
、!−メトキシベンゾオキサゾール、!−二トロベンゾ
オキサゾール、よ−トリフルオロメチルベンゾオキサゾ
ール、!−ヒドロキシベンゾオキサゾール、!−力ルボ
キシベンゾオキサゾール、6−メチルベンゾオキサゾー
ル、乙−クロロベンゾオキサゾール、6−ニトロベンゾ
オキサゾール、6−メチルベンゾチアゾール、2−ヒド
ロキシベンゾオキサゾール、j、  j−ジメチルベン
ゾオキサゾール、44.A−ジメチルベンゾオキサゾー
ル、!−エトキシベンゾオキサゾールなど)、ナフトオ
キサゾール核(例えば、ナフ)(−2,/−d〕オキサ
ゾール、ナフ)[:/。
コーd〕オキサゾール、ナフト1:J、3−d:]オキ
サゾール、!−二トロナフト〔λ、/−d)オキサゾー
ルなど)、オキサゾリン核(例えば、≠。
グージメチルオキサゾリンなど)、セレナゾール核(例
えば、弘−メチルセレナゾール、≠−ニトロセレナゾー
ル、≠−フェニルセレナゾールなト)、ベンゾセレナゾ
ール核(例えば、ベンゾセレナシーk、j−クロロベン
ゾセレナゾール、!−二トロベンゾセレナゾール、!−
メトキシベンゾセレナソール、j−ヒドロキシベンゾセ
レナゾール、4− = ) a ベンゾセレナゾール、
j−クロロ−6−ニトロベンゾセレナゾールなど)、ナ
フトセレナゾール核(例えば、ナフト〔λ、/−d:]
セレナゾール、ナフ[/、 2−a)セレナゾールなど
)、3.3−ジアルキルインドレニン核(例えば、3,
3−ジメチルインドレニン、3,3−ジエチルインドレ
ニン、J、 j−シメfルーj−’yアノインドレニン
、J、J−ジメチル−2−ニトロインドレニン、3,3
−ジメチル−!−二ヒトロインドレニンJ、、y−ジメ
チル−!−メトキシインドレニン、3,3.j−トリメ
チルインドレニン、3,3−ジメチル−よ−クロロイン
ドレニンなど)、イミダゾール核(例えば、/−アルキ
ルイミタソール、/−アル中ルー≠−フェニルイミダゾ
ール、/−アルキルベンゾイミダゾール、/−アルキル
−よ−クロロベンゾイミダゾール、/−アルキル−t、
A−ジクロロベンゾイミダゾ−ル、/−アルキル−ター
メトキシベンゾイミダゾール、/−アルキル−よ−シア
ノベンゾイミダゾール、l−アルキル−!−フルオロベ
ンゾイミダゾール、/−アルキル−!−トリフルオロメ
チルベンゾイミダゾール、l−アルキル−6−クロロ−
!−シアノベンゾイミダゾール、l−アルキル−&−ク
クローJ−−) IJフルオロメチルベンゾイミダゾー
ル、/−アルキルナフト〔/、コーd〕イミダゾール、
l−アリル−!、6−シクロロベンソイミダゾール、l
−アリル−!−ククロベンゾイミダゾール、/−アリー
ルイミダゾール、l−アリールベンゾイミダゾール、l
−アリール−!−ククロベンゾイミダゾール、/−アリ
ール−t、A−ジクロロベンゾイミダゾール、l−アリ
ール−ターメトキシベンゾイミダゾール、7−アリール
〜よ一シアノベンゾイミダゾール、l−アリールナフ)
C/、−2=d)イミダゾール、前述のアルキル基は炭
素原子/−J’個のもの、たとえば、メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル等の無置換アルキル基
やヒドロキシアルキル基(例えば、2−ヒドロキシエチ
ル、3−ヒドロキシプロピル等)等が好ましい。特に好
ましくはメチル基、エチル基である。前述のアリールは
、フェニル、ハロゲン(例tハクOcr ) 11$ 
7 エール、アルキル(例えばメチル)置換フェニル、
アルコキシ(例えばメトキシ)置換フェニルなどを表わ
す。)、ピリジン核(例えば、コービリジン、≠−ピリ
ジン、!−メテルーコービリジン、3−メチル−弘−ピ
リジンなど)、キノリン核(例えば、2−キノリン、3
−メチルーコーキノリン、j−エチルーコーキノリン、
2−メチル−2−キノリン、6−ニトロ−λ−キノリン
、t−フルオローコーキノリン、6−メトキシーコーキ
ノリン、6−ヒドロキシ−λ−キノリン、?−ククロー
λ−キノリン、≠−キノリン、を−エトキシ−弘−キノ
リン、6−ニトロ−≠−キノリン、r−クロロ−≠−キ
ノリン、!−フルオロー弘−キノリン、?−メチルー≠
−キノリン、r−メトキシ−弘−キノリン、インキノリ
ン、6−ニトロ−l−インキノリン、3.≠−ジヒドロ
−7−イノキノリン、2−ニトロ−3−インキノリンな
ど)、イミダゾ〔≠、J−−b)キノキザリン核(例え
ば、/、3−ジエチルイミダゾ〔弘、t−b)キノキサ
リン、t−クロロ−/、3−ジアリルイミダゾ〔弘、j
−b)キノキザリ/など)、オキサジアゾール核、チア
ジアゾール核テトラゾール核、ピリミジン核などを挙げ
ることができる。
Z4、Z8によって形成される!ないし6員複素環とし
ては次のものが挙げられる。例えばロダニン核、コーチ
オヒダントイン核、λ−チオキソオキサゾリジンー≠−
オン核、2−ピラゾリン−!−オン核、バルビッール酸
核、2−チオバルビッール酸核、チアゾリジン−2,l
A−ジオン核、チアゾリジン−弘−オン核、イソオキサ
シロン核、ヒダントイン核、インダンジオン核などがあ
る。
Wl、W2によって形成される!ないし6員複素環は、
Z4、Z8によって形成される!ないし6員複素環から
適切な位置にある、オキソ基あるいはチオキソ基を除い
たものである。Ll、R2、R3、R4、R5、R6、
R7、R8、R9、LIOlLll、Ll2、Ll3で
表わされるメチン基および置換メチン基のうち、その置
換基としては、例えばアルキル基(例えばメチル、エチ
ルなど)、アリール基(例えばフェニル等)、アラルキ
ル基(例えばベンジル基)又はハロゲン(例えば、クロ
ロ、ブロモなど)アルコキシ基(例えばメトキシ、エト
キシなど)などであり、またメチン鎖の置換基同志で弘
ないし乙員環全形成してもよい。
R1、R2、R3、R5、R7、R8、R11で表わさ
れる置換されていてもよいアルキル基としては例えば、
炭素原子/−/I、好ましくは/〜7、特に好ましくは
/〜μのアルキル基(無置換アルキル基(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、ヘキシル、オクチル、ドデシル、オクタデシルな
ど)、置換アルキル基、例えばアラルキル基(例えばベ
ンジル、コーフェニルエチルなト)、ヒドロキシアルキ
ル基(例エバ、λ−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ
プロピルなど)、カルボキシアルキル基(例えば、2−
カルボキシエチル、3−カルボキジプロピル、≠−カル
ボキシブチル、カルボキシメチルなど)、アルコキシア
ルキル基(例えば、コーメトキシエチル、λ−(コーメ
トキシエトキシ)エチルなト)、スルホアルキル基(例
えば、コースルホエチル、3−スルホプロピル、3−ス
ルホブチル、μmスルホフチル、コー〔3−スルホプロ
ポキシ〕エチル、コーヒドロキシー3−スルホプロピル
、3−スルホプロポキシエトキシエチルなど)、スルフ
ァトアルキル基(例えば、3−スル7アトゾロビル、≠
−スルファトブチルなど)、複素環置換アルキル基(例
えば2−(ピロリジン−2−オン−7−イル)エチル、
テトラヒドロフルフリルなど)、−一アセトキシエチル
、カルボメトキシメチル、λ−メタンスルホニルアミノ
エチル、アリル基など)がある。
R4、R6、R9、RIOで表わされるアルキル基、置
換アルキル基、アリール基、置換アリール基、複素環基
としては、例えば炭素数/〜it、好ましくは/〜7、
特に好ましくはl−≠のアルキル基(例えば、メチル基
、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、
イソブチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基、
オクタデシル基など)、置換アルキル基(例えばアラル
キル基(側光ばベンジル基、コーフェニルエチル基など
)、ヒドロキシアルキル基(例えば、λ−ヒドロキシエ
チル基、3−ヒドロキシプロピル基など)、カルボキシ
アルキル基(例えば、2−カルボキシエチル基、3−カ
ルボキシプロピル基、ダーカルボキシブチル基、カルボ
キシメチル基など)、アルコキシアルキル基(例えば、
コーメトキシエチル基、コー(2−メトキシエトキシ)
エチル基など)、スルホアルキル基(例えば、λ−スル
ホエチル基、3−スルホプロピル基、3−スルホブチル
基、≠−スルホブチル基、J−(3−スルホプロポキシ
〕エチル基、−一ヒドロキシー3−スルホプロピル基、
3−スルホプロポキシエトキシエチル基など)、スルフ
ァトアルキル基(例えば、3−スル7アトプロビル基、
弘−スルファトブチル基など)、複素環置換アルキル基
(例えば2−(ヒロリシンーコーオンー/−イル)エチ
ル基、テトラヒドロフルフリル基、2−モルホリノエチ
ル基など)、コーアセトキシエチル基、カルボメトキシ
メチル基、λ−メタンスルホニルアミノエチル基、アリ
ル基など)、アリール基(例えばフェニル基、λ−す7
チル基など)、置換アリール基(例えば、弘−カルボキ
シフェニル基、≠−スルホフェニル基、J−クロロフェ
ニル基、3−メチルフェニル基など)、複素環基(例え
ば、λ−ピリジル基、2−チアゾリル基など)などがあ
る。
ps qs rs r’、s、t、uはOまたは/を表
わす。m、n、h、t、v、wは0、/、λ、3、グの
いずれかを表わす。k、j、j’は0または/を表わす
次に、一般式(I)のJl、J2、R,Gについて順に
説明する。
Jlは置換されていてもよいアルキレン基(好ましくは
炭素数1,10、特に好ましくは炭素数/〜μ、例えば
メチレンエチレン、プロピレン、3−メチルプロピレン
、3−オキサブチレンなど)、置換されていてもよいア
リーレン基(好ましくは炭素数A 、 / 0、特に好
ましくは炭素数t〜g、例、ufp−7エニレン、m−
)ユニしン、コーメチルーp−フ二二しンなど)、置換
されていてもよいアラルキレン基(好ましくは炭素数7
〜12、特に好ましくは7〜r、例えばフェニルメチレ
ン、2しフェニルエチレンなど)、置換されていてもよ
いアラルキレン基(好ましくは炭素数7〜lコ、特に好
ましくは7〜!、例えばメチルフェニレン、エテルフェ
ニレンなど) 全表bf。
J2は置換されていてもよいアリーレン基としては(好
ましくは炭素数6〜3乙、特に好ましくは炭素数t−コ
Oのものであり、例えばp−フェニレン、m−フェニレ
ン、/、≠−ナフチレン、i、r−す7チレンなどであ
り、代表的な置換基としては直鎖、分岐または環状のア
ルキル基(好ましくは炭素数7〜20のもの)、アラル
キル基(好ましくはアルキル部分の炭素数が/〜3の単
環又はλ環のもの)、アルコキシ基(好ましくは炭素数
1−20のもの)、置換アミノ基(好ましくは炭素数/
〜20のアルキル基で置換されたアミノ基)、アシルア
ミノ基(好ましくは炭素数2〜30に持つもの)、スル
ホンアミド基(好ましくは炭素数/〜30を持つもの)
、ウレイド基(好ましくは炭素数/〜30を持つもの)
/・ロダン原子などがある。
一般式(T)においてRの表わすアルキル基としては、
好ましくは炭素数/〜≠のアルキル基であって、ハロゲ
ン原子、シアノ基、カルボキシ基、スルホ基、アルコキ
シ基、フェニル基などの置換基を有していてもよい。
一般式(I)において、Rで表される基のうち置換され
てもよいアリール基は単環または2環のアリール基で、
例えばベンゼン環を含むものである。このアリール基は
、例えばハロゲン原子、アルキル基、シアン基、カルボ
キシル基、スルホ基などで置換されていてもよい。
一般式CI>のRで表される基のうち置換されてもよい
アルコキシ基としては炭素数l−tのアルコキシ基であ
って、ハロゲン原子、アリール基などで置換されていて
もよい。
一般式(I)においてRで表される基のうち置換されて
もよいアリールオキシ基としては単環のものが好−まし
く、また置換基としてはハロゲン原子などがある。
Rで表される基のうちで好ましいものは、Gがカルボニ
ル基の場合には水素原子、メチル基、メトキシ基、エト
キシ基、置換または無置換のフェニル基であ)、特に水
素原子が好ましい。
Gがスルホニル基の場合にはRとしてはメチル基、エチ
ル基、フェニル基、≠−メチルフェニル基が好ましく、
特にメチル基が好適である。
Gがホスホリル基の場合には、Rとしてはメトキシ基、
エトキシ基、ブトキシ基、フェノキシ基、フェニル基が
好ましく、特にフェノキシ基が好適である。
Gがスルホキシ基の場合、好ましいRはシアノベンジル
基、メチルチオベンジル基などであり、GがN−置換ま
たは無置換−rミノメチレン基の場合、好ましいRはメ
チル基、エチル基、置換または無置換のフェニル基であ
る。
Gとしてはカルボニル基が最も好ましい。
以下に本発明の一般式(I)で表わされる化合物の例を
示すが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない
”          cZH!。
2′″           c、us2よ 3弘 弘! 弘6 ≠r これらの化合物は、色素部を合成した後に一般式のJl
とJ2に挾まれたアミド結合を形成する方法、中間体の
段階で前記アミド結合を形成した後に色素化する方法の
いずれの方法を用いても合成することが可能である。こ
れらの結合の形成は例えば、「オーガニック・ファンク
ショナル・グループ・プリパレーションズJ (Org
anicFunctional  Group Pre
parations)、S、R,サンドラ−(5and
les l ; W、カロー(Karo)著 アカデミ
ツク出版(New Yo rk。
London)/りtr年刊など全参考にして容易に行
なうことができる。ヒドラジン誘導体部の合成は例えば
特開昭33−20り2/、同よ3−20222、同j3
−1,1h732、同j3−203/lの記載、あるい
はリサーチ・ディスクロージャー(RESERCHI 
DISCLO3URE )誌(i”yr3年り月号第3
≠6ページ〜3jλは−ジ)屋23!lOに引用された
文献を参考にして容易に合成することができる。
本発明の一般式(I)で表わされる化合物の色素部分に
ついては、エフ・エム・バーマーCF、M。
Hamer l著「ヘテロサイクリック・コン・にウン
ズーシアニン・ダイ・アンド・リレイテイド・コン′3
ウンズ□(HeterocyclicCompound
s−Cyantne  dyes  andrelat
ed  compounds−)J第!章第1/l。
〜l’17頁(ジョン・ウィリー・アンド・サンズJo
hn Wiley & 5ons社−ニューヨーク、ロ
ンドン−1/9tlA年刊)、チー・エム・スターマー
 (D、M、Sturmer)著[ヘテロサイクリック
・コンパウンズースはシャシ・トピックス・イン・ヘテ
ロサイクリック・ケミストリー−(Heteroc7c
lic  Compounds−8pecial  t
opics  in heterocyclicche
mi 5try −1」第を章、第μ節、第1AI2〜
jljt頁(ジョン・ウィリー・アンド・サンズJoh
n Wiley & 5ons社−=ニーヨーク、ロン
ドン−1/り77年刊)、特開昭6O−7r≠≠jなど
に記載の方法に基づいて合成することができる。
代表的な化合物について合成例を記載する。
合成例1 化合物例20の合成 J−(2−iニー(3−カルポキシチチルーよ−クロロ
ベンゾチアゾリンーーーインデンメチル)ブテン−/−
イル)−よ−クロロ−3−ベンゾチア ソIJオ〕プロ
ノξンスルホナートt、oom9<iミリモル)、ニー
(弘−アミノフェニル)−/−ホルミルヒドラジン/r
/m9(189モル)、N。
N′−ジシクロへキシルカルボジイミド、20fm9(
189モル)および微量のp ・−)ルエンスルホン酸
に10m1のピリジンを加え、室温で一昼夜攪拌した。
析出した結晶を戸取し、jOmlのメタノール/クロロ
ホルム=///の混合溶媒で煮沸洗浄した。次いでベン
ジルアルコールに溶解し、メタノールを加えて再沈全行
ない、目的の化合物を得た。
収量 /jO〜(収率、20.3%) 融点 、2jj〜λt6°C 合成例λ 化合物例30の合成 i)  3−(≠−(2−ホルミルヒドラジノ)フェニ
ル)カルバモイルメチルロダニンノ合成3−カルボキシ
メチルロダニン/、り/2(10ミリモル)、λ−(4
t−アミノフェニル)−/−ホルミルヒドラジン/、J
/?(70ミリモル)、N、N’−ジシクロへキシルカ
ルボジイミドλ。
049 (/f:)ミリモル)にjOmlのテトラヒド
ロフランを加え、室温で1時間攪拌した。析出した結晶
eF取し、jOrrtlのN、N−ジメチルホルムアミ
ド(DMF)で溶解し、不溶物を除去した。
E液に水ioomtを加えて一夜放置し、析出した結晶
tF取した。この結晶を水およびメタノールで洗浄し、
目的の化合物を得た。
収量 λ、???(収率り2%) 融点 240°C(分解) 11)色素化 3−エチル−2−エチルチオベンゾチアツリウムp−)
ルエンスルホナート/、3λ?(1/300モル)およ
び1)項で合成したロダニン7゜01(17300モル
)にJ−Omlのアセトニトリルを加え、室温で攪拌し
た。これにトリエチルアミン/、弘m1−i加え、室温
で更に2時間攪拌した。
析出した結晶’kF取し、アセトニトリルで洗浄した。
得られた結晶@/jrttlのDMFで溶解し、30r
nlの酢酸エチルを加えて再沈した。得られた沈澱をメ
タノールにて煮沸洗浄した。
収量 /、37f(収率rr係) 融点 297〜291r 0C 合成例3 化合物例37の合成 3−力ルボキシメチルーS−(λ−(3−エチルチアゾ
リジンーニーイリデン)エチリデン〕ロダニン3JOm
9(189モル)、λ−(弘−アミノフェニル)−/−
ホルミルヒドラジン/j/■(189モル)およびN、
N’−ジシクロへキシルカルボジイミド206m9(1
89モル)に20m1のクロロホルムを加え室温で1時
間攪拌をした。
この後結晶’rP取し、これ’&N、N−ジメチルホル
ムアミド(DMF)に溶解し、可溶部に酢酸エチルを加
え再沈を行なった。この操作を繰返した後、メタノール
で煮沸洗浄をして目的の化合物を得た。
収量 3/!叩(収率Ar%) 融点 275P〜2r00C(分解) 他の化合物も前述の文献と共に上記の合成例に顆じて容
易に合成することができる。
本発明の化合物は、ハロゲン化張1モル幽υ/×l0−
6モル〜!×10−3モル、好ましくは/×70  モ
ル〜λ、s×io   モル、!痔に好ましくは≠×7
0−5モル〜/×70−3モルをハロゲン化銀写真乳剤
中に含有させられる。
本発明に用いる増感色素は、直接乳剤中へ分散すること
ができる。また、これらはまず適当な溶’/M、例jt
d)fルアルコール、エチルアルコール、n−プロ/ξ
ノール、メチルセロソルブ、アセトン、水、ピリジンあ
るいはこれらの混合溶媒などの中に溶解され、溶液の形
で乳剤へ添加することもできる。また、溶解に超音波全
使用することもできる。また、この増感色素の添加方法
としては米国特許3.≠tり、りざ7号明細書などに記
載のごとき、色素を揮発性の有機溶媒に溶解し、該溶液
全親水性コロイド中に分散し、この分散物全乳剤中へ添
加する方法、特公昭≠A−2!/♂!などに記載のごと
き、水不溶性色素を溶解することなしに水溶性溶剤中に
分散させ、この分散物を乳剤へ添加する方法;米国特許
3.rコλ、/3j号明細畜に記載のごとき、界面活性
剤に色素を溶解し、該溶液を乳剤中へ添加する方法;特
開昭!/−7≠62グー7≠載のごとき、レッドシフト
させる化合物を用いて溶解し、該溶液全乳剤中へ添加す
る方法;特開昭30−10126号に記載のごとき色素
を実質的に水を含まない酸に溶解し、該溶液を乳剤中へ
添加する方法などが用いられる。
その他、乳剤への添加には米国特許第2.り/2゜3≠
3号、同第3.3≠2.60!r号、同第2゜??t、
 、217号、同第3.ll−29,lr3!号などに
記載の方法も用いられる。
また、増感色素はハロゲン化銀乳剤の製造工程のいかな
るところで添加してもよい。例えば、粒子形成時、化学
熟成時、塗布前など。
また本発明の増感色素は1種以上を混合状態で添加して
もよいし、それぞれ単独で添加してもよい。
本発明による増感色素に、更に他の増感色素を組合せて
用いることができる。例えば米国特許第3.703,3
77号、米国特許第2.z??。
!≠5号、米国特許第3,3り7,060号、米国特許
第3.z/夕、乙3!号、米国特許第3゜Δ−2♂、y
t4を号、英国特許第1.お−、 zrr号、英国特許
第1.λり3.♂t2号、特公昭≠3−≠り36号、特
公昭≠≠−7弘030号、特公昭≠3−1077j号、
米国特許第3.≠72.227号、特公昭t3−≠り3
0号、米国特許第J、l、/j、  673号、米国特
許第3.61j、632号、米国特許第J、、4/7,
2りよ号、米国特許第3.Al1,72ノ号などに記載
の増感色素上用いることができる。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、通常水溶性銀
塩(例えば硝酸銀)溶液と水溶性ハロゲン塩(例えば臭
化カリウム)溶液とをゼラチンの如き水溶性高分子溶液
の存在下で混合してつくられる。このハロゲン化銀とし
ては、塩化銀、臭化銀のほかに、混合ハロゲン化銀、例
えば塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀等を用いることが
できる。
ハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(球状または球に近
似の粒子の場合は、粒子直径、立方体粒子の場合は、稜
長を粒子サイズとし、投影面積にもとづく平均で表す)
は、!μ以下が好ましい。粒子サイズ分布は狭くても(
いわゆる「単分散」)広くてもいずれでもよい。
これらのハロゲン化銀粒子の形は立方晶形、/≠面体、
7112面体、八面体、その混合晶形等または球状、板
状等どれでもよい。
また粒子の直径がその厚みの5倍以上の超平板のハロゲ
ン化銀粒子が全投影面積のjOチ以上金占めるような乳
剤を使用してもよい。詳しくは特開昭!?−/27り2
/、同j♂−//3り27などの明細書に記載されてい
る。
又、別々に形成した2種以上のハロゲン化銀写真乳剤を
混合してもよい。更に、ハロゲン化銀粒子の結晶構造は
内部まで一様なものであっても、また内部と外部のハロ
ゲン組成が異なった層状構造をしたものや、英国特許A
3!、ざ≠/号、米国特許3,6λλ、3/r号に記載
されているような、いわゆるコンバージョン型のもので
あってもよい。又、潜像を主として表面に形成する型の
もの、粒子内部に形成する内部潜像型のもののいずれで
もよい。
これらの写真乳剤はJames著、rTheTheor
y  of  the  PhotographicP
rocessJ第1版、Mac Millan 社刊(
lり7z年1 ; P、 Grafkides著、rc
himieet  PhotographiqueJ、
Paul  Mante1社刊(/り17年) ; G
−F、Du f f in著、rPhotograph
ic  Emulsion  Chemistr)’J
The Focal Press刊(/り7A年);V
6L、 Zelikman et al著rMakin
g andCoating Photographic
  EmulsionJ。
The Focal  Press刊(/9A!年)々
どに記載された方法を用いて稠整することができる。
即ち、酸性法、中性法、アンモニア法等のいずれでもよ
く、又可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式
としては、片側混合法、同時混合法、それらの組合せな
どのいずれを用いてもよい。
粒子を銀イオン過剰のドにおいて形成させる方法(いわ
ゆる逆混合法)を用いることもできる。
同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成され
る液相中のpAg’に一定に保つ方法、即ち、いわゆる
コンドロールド・ダブルジェット法金用することもでき
る。この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイズが
均一に近い/%ロロダ化銀乳剤が得られる。
別々に形成した2種以上のハロゲン化銀乳剤を混合して
用いてもよい。
ハロゲン化銀粒子形成又は物理熟成の過程において、カ
ドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩
又はその錯塩、ロジウム塩又はその錯塩、鉄塩又は鉄錯
塩などを共存させてもよい。
またこのハロゲン化銀粒子の形成時には粒子の成長をコ
ントロールするためにハロゲン化銀溶剤として例えばア
ンモニア、ロダンカリ、ロダンアンモン、チオエーテル
化合物(例えば米国特許第3.27/、137号、同第
3.j7弘、乙2を号、同第3,70≠、130号、同
第グ、λり7゜≠3り号、同第≠、27t、 37≠号
など)、チオン化合物(例えば特開昭33−/≠≠37
5P号、同第!;3−12110!r号、同第33−7
7737号など)、アミン化合物(例えば特開昭j弘−
7007/ 7号など)などを用いることができる。
ハロゲン化銀乳剤は、化学増感を行わない、いわゆる未
後熟乳剤(プリミティブ乳剤)を用いることもできるが
、通常は化学増感される。化学増感のためには、前記G
lafkidesまたはZelikmanらの著書、あ
るいはH−Frieser編、rDie  Grund
lagen  derPhotographische
n Prozesse mitSilberhalog
enidenJ、AkademischeVerlag
sgesellschaft (/り+、r)に記載の
方法を用いることができる。
すなわち、活性ゼラチンや銀と反応しうる硫黄を含む化
合物(例えばチオ硫酸塩、チオ尿素類、メルカプト化合
物、ローダニン類)を用いる硫黄増感法、還元性物質(
例えば第一すず塩、アミン類、とドラジン誘導体、ホル
ムアミジンスルフィン酸、シラン化合物)上用いる還元
増感法、貴金属化合物(例えば金化合物の他、白金、イ
リジウム1.eラジウムなどの周期律表第■族金属の錯
塩)を用いる貴金属増感法などを単独或いは組み合わせ
て実施することができる。
その他、ポリオキシエチレン誘導体(英国特許第911
.4A70号、特公昭J/−1st47!号、米国特許
第2,7/l、、062号など)、ポリオキシプロピレ
ン誘導体、μ級アンモニウム基をもつ誘導体などの増感
剤を含んでいてもよい。
本発明に用いられる写真乳剤には、感光材料の製造工程
、保存中あるいは写真処理中のカブリを防止し、あるい
は写真性能を安定化させる目的で、種々の化合物を含有
させることができる。すなわちアゾール類(例えばベン
ゾチアゾリウム塩、ニトロイミダゾール類、ニトロベン
ズイミダゾール類、クロロベンズイミダゾール類、ブロ
モベンズイミダゾール類、ニトロインダゾール類、ベン
ゾトリアゾール類、アミノトリアゾール類など);メル
カプト化合物類(例えばメルカプトチアゾール類、メル
カプトベンゾチアゾール類、メルカプトベンズイミダゾ
ール類、メルカプトチアジアゾ−ル類、メルカプトテト
ラゾール類(特に/−フェニル−!−メルカプトテトラ
ゾール)、メルカプトピリミジン類、メルカプトトリア
ジン類など);例えばオキサゾリンチオンのようなチオ
ケト化合物;アザインデン類(例えばトリアザインデン
類、テトラアザインデン類(特に≠−ヒドロキシ置換(
’t  3+ ’a、7)テトラアザインデン類)、は
ンタアザインデン類など);ベンゼンチオスルホン酸、
ベンゼンスルフィン酸、ベンゼンスルホン酸アミド等の
よりなカブリ防止剤または安定剤として知られた、多く
の化合物を加えることができる。
これらの更に詳しい具体例およびその使用方法について
は、たとえば米国特許3.りj弘、弘7弘号、同3.り
12.り≠7号、特公昭j2−コr、tto号に記載さ
れたものを用いることができる。
本発明の感光材料の乳剤層や中間層に用いることのでき
る結合剤または保護コロイドとしては、ゼラチンを用い
るのが有利であるが、それ以外の親水性コロイドも用い
ることができる。
例、t ハゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子との
グラフトポリマー、アルブミン、カゼイン等のi白i;
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキンメチルセルロ
ース、セルロース硫酸エステル類等の如きセルロース誘
導体、アルギン酸ゾーダ、澱粉誘導体などの糖誘導体;
ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分アセ
タール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸
、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニル
イミダゾール、ポリビニルピラゾール等の単一するいは
共重合体の如き多種の合成親水性高分子物質を用いるこ
とができる。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラ
チンやrBull、 Soc、 Sci、 Phot。
JapanJ墓/乙、3o頁(/り乙6)に記載された
ような酵素処理ゼラチンを用いてもよく、また、ゼラチ
ンの加水分解物や酵素分解物も用いることができる。
本発明の写真感光材料には、写真乳剤層その他の親水性
コロイド層に無機または有機の硬膜剤を含有してよい。
例えばクロム塩(クロムミョウバン、酢酸クロムなど)
、アルデヒド類、(ホルムアルデヒド、グリオキサール
、ゲルタールアルデヒドなど)、N−メチロール化合物
(ジメチロール尿素、メチロールジメチルヒダントイン
など)、ジオキサン誘導体(λ、3−ジヒドロキシジオ
キサンなど)、活性ビニル化合物(/、j、j−トリア
クリロイル−へキサヒドロ−5−)リアジン、/、3−
ビニルスルホニル−2−プコノξノールなど)、活性ハ
ロゲン化合物(,2,≠−ジクロルー6−ヒドロキシー
3−)リアジンなト)、ムコハロゲン酸類(ムコクロル
酸、ムコフェノキシクロル酸など)、などを単独または
組み合わせて用いることができる。
本発明を用いて作られる感光材料の写真乳剤層または他
の親水性コロイド層には塗布助剤、帯電防止、スベリ性
改良、乳化分散、接着防止及び写真特性改良(例えば、
現像促進、硬調化、増感)等種々の目的で、種々の界面
活性剤を含んでもよい。
例えばサポニン(ステロイド系)、アルキレンオキサイ
ド誘導体(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール/ポリプロピレングリコール縮金物、ポリ
エチレングリコールアルキルエーテル類又はポリエチレ
ングリコールアルキルアリールエーテル類、ポリエチレ
ングリコールエステルeA、ホ+)エチレングリコール
ソルビタンエステル類、ポリアルキレングリコールアル
キルアミン又はアミド類、シリコーンのポリエチレンオ
キサイド付加物類)、グリシドール誘導体(例えばアル
ケニルコハク酸ポリグリセリド、アルキルフェノールポ
リグリセリド)、多価アルコールの脂肪酸エステル類、
糖のアルキルエステル類すどの非イオン性界面活性剤;
アルキルカルボン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アル
キルベンゼンスルフォン酸塩、アルキルナフタレンスル
フォン酸塩、アルキル硫酸エステル類、アルキルリン酸
エステル類、N−アシル−N−アルキルタウリン類、ス
ルホコハク酸エステル類、スルホアルキルポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレ
ンアルキルリン酸エステル類などのような、カルボキシ
基、スルホ基、ホスホ基、硫酸エステル基、リン酸エス
テル基等の酸性基上官むアニオン界面活性剤;アミノ酸
類、アミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキル硫酸
又はリン酸エステル類、アルキルベタイン類、アミンオ
キシド類などの両性界面活性剤;アルキルアミン塩類、
脂肪族あるいは芳香族筒q級アンモニウム塩類、ピリジ
ニウム、イミダゾリウムなどの複素環筒≠級アンモニウ
ム塩類、及び脂肪族又は複素環を含むホスホニウム又は
スルホニウム塩類などのカチオン界面活性剤、更には特
公昭st−弘≠り//等にフッ素系界面活性剤を用いる
ことができる。
本発明の写真感光材料の写真乳剤層には感度上昇、コン
トラスト上昇、または現像促進の目的で、たとえばポリ
アルキレンオキシドまたはそのエーテル、エステル、ア
ミンなどの誘導体、チオエーテル化合物、チオモルフォ
リン類、四級アンモニウム塩化合物、ウレタン誘導体、
尿素誘導体、イミダゾール誘導体、3−ピラゾリドン類
等を含んでもよい。
本発明音用いて作られた感光材料には、親水性コロイド
層にフィルター染料として、あるいはイラジェーション
防止その他種々の目的で水溶性染料を含有していてもよ
い。このような染料には、オキソノール染料、ヘミオキ
ソノール染料、スチリル染料、メロシアニン染料、シア
ニン染料及びアゾ染料が包含される。なかでもオキソノ
ール染料;ヘミオキソノール染料及びメロシアニン染料
が有用である。
本発明を用いて作られる感光材料において、写真乳剤層
その他の親水性コロイド層には、スチルベン系、トリア
ジン系、オキサゾール系、あるいはクマリン系などの増
白剤を含んでもよい。これらは水溶性のものでもよく、
また水不溶性の増白剤を分散物の形で用いてもよい。
本発明に用いる写X感光材料には、写真乳剤層その他の
親水性コロイド層に寸度安定性の改良などの目的で、水
不溶又は難溶性合成ポリマーの分散物を含むことができ
る。例えばアルキル(メタ)アクリレート、アルコキシ
アルキル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)ア
クリレート、(メタ)アクリルアミド、ビニルエステル
(例えば酢酸ビニル)、アクリロニトリル、オレフィン
、スチレンなどの単独もしくは組合せ、又はこれらとア
クリル酸、メタクリル酸、α、β−不飽和ジカルボン酸
、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、スルホア
ルキル(メタ)アクリレート、スチレンスルホン酸等の
組合せを単量体成分とするポリマーを用いることができ
る。
本発明の写真感光材料は色像形成カプラー、即ち、発色
現像処理において芳香族7級アミン現像薬(例えば、フ
ェニレンジアミン誘導体や、アミンフェノール誘導体な
ど)との酸化カップリングによって発色しうる化合物を
含有してもよい。カプラーは分子中にパラスト基とよけ
れる疎水性基金布する非拡散性のもの、またはポリマー
化されたものが望ましい。カプラーは、銀イオンに対し
弘当量性あるいはλ当量性のどちらでもよい。又、色補
正の効果をもつカラードカプラー、現像にともなって現
像抑制剤を放出するカプラー(いわゆるDIRカプラー
)現像促進剤ないしはカブラセ剤を放出するカプラー(
いわゆるDARカプラー、FRj’Jフラー)などを含
んでもより0又、カップリング反応の生成物が無色であ
って、現像抑制剤を放出する無呈色DIRカップリング
化合物を含んでもよい。
例えばマゼンタカプラーとして、!−ピラゾロ/カプラ
ー、ピラゾロベンツイミダゾールカプラー、シアノアセ
チルクマロンカプラー、開鎖y シルアセトニトリルカ
プラー、ピラゾロアゾール系カプラー等があシ、イエロ
ーカプラーとして、アシルアセトアミドカプラ゛−(例
えばベンゾイルアセトアニリド類、ピパロイルアセトア
ニリド類)、等があり、シアンカプラーとして、ナフト
ールカプラー、及びフェノールカプラー等がある。
上記カプラー等は、感光材料に求められる特性を満足す
るために同一層に二種類以上を併用することもできるし
、同一の化合物を異なった。2層以上に添加することも
、もちろん差支えない。
カプラーをハロゲン化銀乳剤層に導入するには公知の方
法、例えば米国特許λ、322,027号に記載の方法
などが用いられる。
本発明のハロゲン化銀乳剤及びそれを用いた写真感光材
料に用いられる化合物としては前述のもの以外に、減感
剤、増白剤、高沸点有機溶剤(カプラー溶剤)、色素画
像安定剤、スティン防止剤、吸収剤(光吸収剤、UV吸
収剤)、硬膜剤、可塑剤、潤滑剤、スティン防止剤、マ
ット剤、現像促進剤などを用いることができる。前述の
添加剤及びこれらの添加剤については、リサーチ・ディ
スクロージャー(RESEARCHDISCLO8UR
E)誌第17を巻、A/ 7J +’j (/ !i’
 71年/2月7の第1項〜第X■項(p、 22〜P
、2g)に記載されたものを用いることができる。
完成(finished )乳剤は、適切な支持体、例
えばバライタ紙、レジンコート紙、合成紙、トリアセテ
ートフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、
その他のプラスチックベースまたはガラス板の上に塗布
される。即ち、ディップコート、エアーナイフコート、
カーテンコート、あるいは米国特許第2.tri、xタ
グ号に記載の*ツ’−Kl用するエクストルージョンコ
ート’を含む種々の塗布法によって塗布することができ
る。
これらの支持体は感光材料の目的に応じて透明なもの、
不透明なものの選択をする。また透明な場合にも無色透
明のものだけでなく、染料、顔料を添加して着色透明に
することもできる。
写真像金得るための露光は通常の方法を用いて行なえば
よい。すなわち、自然光(日光)、タングステン電灯、
螢光灯、水銀灯、キセノンアーク灯、炭素マーク灯、キ
セノンフラッシュ灯、陰極線管フライングスポット、発
光ダイオード、レーザー光(例えばガスレーザー、YA
Gレーザ−、色素レーザー、半導体レーザーなど)など
赤外光を含む公知の多種の光源をいずれでも用いること
ができる。また電子線、X線、γ線、α線などによって
励起された螢光体から放出する光によって露光されても
よい。露光時間は通常カメラで用いられる/×10  
秒から7秒の露光時間はもちろん、1xlO−3秒より
短い露光、たとえばキセノン閃光灯、陰極線管を用いた
/×10  〜l×l0−9秒の露光レーザー光を用い
たlo−4〜10−12秒の露光などを用いることもで
きるし、逆に7秒より長い露光を用いることもできる。
必要に応じて色フィルターで露光に用いられる光の分光
組成を調節することができる。
本発明の写真乳剤を用いることのできる写真感光材料と
しては、種々のカラー及び黒白感光材料上挙げることが
できる。
例えば撮影用カラーネガフィルム(一般用、映画用等)
、カラー反転フィルム(スライド用、映画用等、またカ
プラーを含有しない場合もする場合もある)、カラー印
画紙、カラーポジフィルム(映画用等)、カラー反転印
画紙、熱現像用カラー感光材料、銀色素漂白法を用いた
カラー感光材料、製版用写A感光材料(リスフィルム、
スキャナーフィルム等)、Xレイ写真感光材料(直接・
間接医療用、工業用等)、撮影用黒白ネガフィルム、黒
白町両紙、マイクロ用感光材料(C0M用、マイクロフ
ィルム等)、カラー拡散転写感光材料(DTR)、銀塩
拡散転写感光材料、プリントアウト感光材料、などを挙
げることができる。
本発明を適用して作られる感光材料の写真処理には、公
知の方法のいずれも用いることができる。
処理液には公知のものを用いることができる。処理温度
は普通/?0Cからroocの間に選ばれるが、/I0
Cより低い温度または!00Cをこえる温度としてもよ
い。目的に応じ銀画像を形成する現像処理(黒白写真処
理)あるいは、色素像を形成すべき現像処理から成るカ
ラー写真処理のいずれでも適用できる。
詳しくは、リサーチ・ディスクロージャー第776巻、
A/7乙弘3の2g〜コタ頁、同第1r7巻洗/♂7/
lの2オ/頁左欄右欄に記載された方法によって現1オ
処理することができる。
(実施例) 次に本発明に用いられる具体例を示す。しかしこれらの
具体例のみに限定されるものではない。
実施例/ 70モモル壬塩化銀、22.5モル幅の臭化銀、及びo
、rモル壬の沃化銀からなる硫黄増感したハロゲン化銀
乳剤全調整した。この乳剤に含まれるハロゲン化銀粒子
の平均直径は0.3jμであった。この乳剤/ Kq中
には/、03モルのハロゲン化銀が含有された。
この乳剤を各lKqづつポットに秤取し、第1表〜第−
表に示すように、本発明による化合物と比較用の色素を
添加し、4tO0Cのもとて混合攪拌した。更にグーヒ
ドロキシ−6−メfルー/、J。
3a、7−テトラザインデン全0,29/乳剤lK9、
/−ヒドロキシ−3,j−ジクロロトリアジンソーダf
O0/?/乳剤/に9、更にドデシルベンゼンスルホン
酸ンーダo 、i ? /乳剤/ Kq、 k順次加え
た後、ポリエチレンテレフタレートフィルムベース上に
塗布して写に感光材! ’(i= ??)た。
これらの試料に富士写真フィルム社製の黄色フィルター
、SC4乙(弘tonmより長波長の元金透過するフィ
ルター)を通してタングステン光(j≠oo0K)で5
秒間露光した。
他の試料は回折格子型分光写真機を用いて、スにクトロ
グラムを得るための露光を行なった。
露光後、下記の組成の現像液を用いて20°Cで2分間
現像した。これらを富士写真フィルム社製の濃度計を用
いて濃度測定し、黄色フィルター感度(Sy)とカブリ
と金得た。感度全決定した光学濃度の基準点は〔カブl
J+/、j〕の点であった。
現像液の組成 使用に際して水λ容を加えて使用液とする。
得られた結果を相対的な値として、第7表〜第λ表に示
す。
第1表・第2表及び第1図・第2図から明らかなように
、本発明の化合物は増感色素の機能を充分に保持してい
ることがわかる。
実施例− シングルジェット法によりハロゲン化銀粒子を形成し、
通常の方法によシ物理熟成し、脱塩処理し、更に化学熟
成して沃臭化銀乳剤(ヨード含有量tモルチ)を得た。
この乳剤に含まれるハロゲン化銀粒子の平均直径は00
gミクロンであつ九。
この乳剤/Kq中には0.1タモルのハロゲン化銀が含
有された。この乳剤i/Kqずつポットに秤取しroo
cの恒温パス中において溶解した。本発明による増感色
素のメタノール溶液をそれぞれ第3表に示す量添加し、
tao 0cのもとて混合攪拌した。
弘−ヒドロキシ−6−メチル−/、j、3a。
7−チトラザインデンを0./f/乳剤/KJi−−ヒ
ドロキシ−弘、6−シクロロトリアジンリウム塩fO,
/f/乳剤/TI4、更にドデシ、ンゼンスルホン酸ソ
ーダy11o、i SF/乳剤/′Lえて攪拌した。こ
の完成乳剤をセルローズトリアセテートフィルムベース
に塗布し写真感光材料金得た。
その1つは、色温度juO,00にの光源をもつ感光針
を用いて、光源に富士写真フィルム社製の黄色フィルタ
ー、sc−’+ro (zoo nmより長波長の光を
透過するフィルター)を付けて1720秒間露光した。
もう1つは回折格子型分光写真機音用いて、スペクトロ
グラムを得るための露光を行なった。下記の組成の現像
液を用いてxooCで7分間現像した。
これらを濃度測定し、黄色フィルター感度<sy+とカ
ブリとを得た。感度を決定した光学濃度の基準点は〔カ
ブlJ+77.2〕の点であった。
現像液の組成 得られた結果は相対的な値として第3表に示した。
第3表及び第3図から明らかなように、本発明の化合物
は良好な分光増感性をもっていることがわかる。
実施例3 実施例/で用いたと同じハロゲン化銀乳剤と塗布助剤音
用いて下記の化合物を添加し塗布して写真感光材料を得
た。
テスト−mu O:テスト用化合物を含有しない。
テス)A2/:本発明による化合物(30)を3.3×
10  ’モル/乳剤/VJ10テストA2λ:比較用
の色素(C)を3.3×lOモル/乳剤l障と現像促進
剤fDlを3.3’X、10   モル/乳剤/ Kg
これらの試料にハロゲン化銀固有感光域の光だけを通す
青色フィルター二イーストマンコダック社製のラツテン
36を通してタングステン光(jtioooK)で5秒
間露光した。現像は実施例/で用いたと同じ組成の現像
液を用いて2o0Cで現像した。現像時間は20秒から
g分まで時間音質えて現像した。現像処理した試14に
濃度測定し青色フィルター感度(SB)とカブリヲ得た
。感度を決定した光学濃度の基準点は〔カブリ+仁!〕
の点であった。得られた結果を相対的な値として第≠表
に示す。
比較に用いた色素の化学構造 比較に用いた現像促進剤の化学構造 感度(SBIは夫々、現像時間20秒で得られた値を1
00とした相対値で表わした。
第μ表から明らかなように本発明の化合物は、テスト化
合物を全く含有しないテストA−20に比べて現像の進
行が速いことがわかる。例えばテストA20は現像時間
弘分で20秒現像の3.弘7倍の感度になるが、本発明
によれば同程度の現像は1分30秒で達成される。前記
の効果は現像促進剤と色素の併用(テスhA−2−21
では得られない。比較のテス)A2−2では、現像促進
効果が得られないばかりかカブリの上昇が著しい。
【図面の簡単な説明】
第7図とv、2図は実施例/によって得られた分光感度
曲線を示したものである。第1図はテストAJK、第2
図はテス)A/ 2に対応している。 第3図は実施例2によって得られた分光感度曲線でテス
ト&/7に対応している。なお、これらの図面において
横軸は波長を、縦軸は感度を表わす。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社第1図 第2図 第3図 波雀X10nm 手続補正書 昭和A/年3月2−7日 ”N′1″158殿        つ1、事件の表示
    昭和60年特願第23or26号2、発明の名
称  ハロゲン化銀写真乳剤3、補正をする者 事件との関係       特許出願人任 所  神奈
川県南足柄市中沼210番地、G7.う−・− 4、補正の対象  明細書の「発明の詳細な説明」の瀾 5、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通り
補正する。 [11第1θ頁の「一般式(E)」の化学構造式?r 
   、+ z9−−1− 」 と補正する。 (2)第λ/頁/r行目 「メチレン」の後に 「、J と挿入する。 (3)第2≦頁のIIJの化学構造式をと補正する。 (4)第27頁の化学構造式「7」を 「7 乙e 」 と補正する。 (5)第27頁の化学構造式[rJ金 と補正する。 (6)第17頁の化学構造式「り」を 「9 と補正する。 (7)第2を頁の化学構造式rlQJをと補正する。 (8)第22頁の化学構造式「/6」をと補正する。 (9)第30頁の化学構造式「コ!」を[2! と補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式( I )で表わされる化合物を、少くとも一
    種含有するハロゲン化銀写真乳剤。 一般式( I ) Dye−J^1−CONH−J^2−NHNHG−R〔
    式中、Dyeは分光増感色素となり得る色素残基を表わ
    す。J^1は置換されていてもよいアルキレン基、置換
    されてもよいアリーレン基、置換されてもよいアラルキ
    レン基、置換されてもよいアルカリーレン基を表わし、
    J^2は置換されていてもよいアリーレン基を表わす。 Rは水素原子、置換されていてもよいアルキル基、置換
    されてもよいアリール基、置換されてもよいアルコキシ
    基または置換されてもよいアリールオキシ基を表わし、
    Gはカルボニル基、スルホニル基、スルホキシ基、ホス
    ホリル基、または置換されていてもよいイミノメチレン
    基を表わす。〕
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