JPS6285401A - 有機質正特性サ−ミスタ - Google Patents

有機質正特性サ−ミスタ

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Publication number
JPS6285401A
JPS6285401A JP22562585A JP22562585A JPS6285401A JP S6285401 A JPS6285401 A JP S6285401A JP 22562585 A JP22562585 A JP 22562585A JP 22562585 A JP22562585 A JP 22562585A JP S6285401 A JPS6285401 A JP S6285401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
thermister
metal
organic
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22562585A
Other languages
English (en)
Inventor
西井 基
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP22562585A priority Critical patent/JPS6285401A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、有機質正特性サーミスタ、特に該有機質正
特性サーミスタを構成している素子と電極との接合強度
を向上させたものに関する。
(従来技術) 有機質正特性サーミスタは、たとえばポリエチレン、ポ
リプロピレンなどの重合体にカーボンなどの導電性粉末
を分散さセたものであり、ある特定の温度に達すると抵
抗が増大する正の抵抗温度特性を有するものとして知ら
れている。この種の技術に関しては、たとえば、米国特
許第3591526号、米国特許第3673121号な
どがある。
このような有機質正特性サーミスタには、その素子本体
に綱状金属を埋め込み、これを電極としたものや、ある
いは金属箔を素子本体の表面に直接接合し、これを電極
としたものなどがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の場合には、良好なオーミック接触
が得られるが、素子本体の比抵抗の割りには全体の抵抗
が高くなってしまうという問題がみられる。
また、後者の場合には、素子本体との密着性が悪く、オ
ーミック性がとりにくいと共に僅かな外力によっても接
合した金属箔が素子本体から剥がれるという欠点がある
。しかも、寿命特性が悪く、時間経過とともに抵抗値が
徐々に高くなっていくという問題もある。
それゆえにこの発明の主たる目的は、スパッタリング法
によって、素子の内部にまで金属粒子を打ち込み、この
金属を電極として利用することにより、寿命特性に優れ
、時間経過とともに抵抗値が徐々に高くなることもなく
、素子と電極の密着強度およびリード強度が強く、また
オーミック+41が良い有機質正特性サーミスタを得る
ことである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、重合体と該重合体に分散される導電性粉末
とからなる正の抵抗温度特性を有する素子の表面に、ス
パッタ電極を形成したことを特徴とする、有機質正特性
サーミスタである。
(作用効果) この発明によれば、素子と電極との密着強度が強く、ま
た良好なオーミック性接触を示し、さらには寿命試験で
抵抗値の上昇がなく良好な寿命特性を示すものとなる。
また、電極との半田付は性が良好で、リード線を取りイ
χjけた後のリード強度が強いものが得られる。
そして、たとえば、この発明にかかる有機質正特性サー
ミスタをヒータとして使用する場合には、燃料発熱体と
してその大きさに制限のないものが供給できる。また、
電流制限用として使用する場合、耐電圧が高く、より低
抵抗のものが得られ、その特性を十分に活用できる。た
とえば、いままでセラミックの正特性サーミスタの特性
では、0.2Ωが限界であったのが、0.05Ωという
低い抵抗値のものが得られ、電流制限用として多用途の
活用ができる。
この発明の一■二述の目的、その他の目的、特徴および
利点は図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
(実施例) 結晶性ポリエチレン88部に、ケッチェンブラック (
カーボンブランク)12部をよく混合し、120〜15
0℃で混練した後、これを架橋するため100℃付近で
オゾン(03)を吹き込んだ。
得られた架橋済みの有機化合物を厚みl cmの板状に
成型する。そして、その素子の両面に、モネル(Ni7
0%、Cu30%)金属をスパッタリング法、すなわち
真空中で該金属を陰極として放電させ、該金属からなる
スパッタ粒子を発生させ、加速された該金属を、素子表
面に打ち込む方法によって、スパッタ電極を形成した。
その後、約1 cm角の大きさに切断し、モネル金属の
表面にCuからなるリード線を半田浸漬で接続した。さ
らに、その周囲をエポキシ樹脂で被覆して試料を作成し
た。
なお、比較試料として、Cu箔を、熱間プレスにより、
190℃、  150 kg/cm”の条件下で、1回
を30分として6回押圧し、接合して電極としたものに
ついても、同様にして接合強度を測定した。
第1表は、接合強度の測定結果を示したものである。
第   1   表 第1表から明らかなように、この発明によるものは、C
uff1を接合して電極とした比較試料に比べて、接合
強度の大きなものが得られている。
また、オーミック性について、前記した例で得られた各
試料について測定した。第2表は、その測定結果を示し
たものである。
この測定方法は、試料の電極すなわちスパッタ電極また
は比較試料のCu箔に端子を4点接触させ、4端子法で
測定した。端子間の距離は11麿とした。なお、参考の
ために素子本体の比抵抗も合わせて示した。
(以下余白) 第   2   表 第2表から明らかなように、この発明のものは、素子本
体の比抵抗とほとんど同程度であり、良好なオーミック
性接触が得られていることを示している。
さらに、得られた各試料について寿命試験を実施し、そ
の結果を第3表に示した。
試験1は、24Vの電圧を100時間印加したときの抵
抗値の変化を測定したものである。
試験2は24Vの電圧を1分間ON、5分間OFFのサ
イクルで100時間印加したときの抵抗値の変化を測定
したものである。
試験3は、100℃の温度に100時間放置した後の抵
抗値の変化を測定したものである。
試験4は、120℃の温度に100時間放置した後の抵
抗値の変化を測定したものである。
なお、比較のために各試験の試料について初期値を合わ
せて示した。
(以下余白) 第   3   表 第3表から明らかなように、この発明にかかるものは、
各寿命試験においても変化率が小さく、安定した特性を
示している。
なお、上述した実施例では、電極としてモネル金属を用
いた例について説明したが、この他、AI、Sn、Fe
、N+、Cu、Pd、Au。
Pb、 Pb−3n、 Ag、 Zn、 In、 Ga
、またはこれらの合金をスパッタリング法によって素子
の表面に打ち込み、スパッタ電極を形成しても、大きな
密着強度と良好な寿命特性を示すことが確認された。
特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 (ほか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  重合体と該重合体に分散される導電性粉末とからなる
    正の抵抗温度特性を有する素子の表面に、スパッタ電極
    を形成したことを特徴とする、有機質正特性サーミスタ
JP22562585A 1985-10-09 1985-10-09 有機質正特性サ−ミスタ Pending JPS6285401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22562585A JPS6285401A (ja) 1985-10-09 1985-10-09 有機質正特性サ−ミスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22562585A JPS6285401A (ja) 1985-10-09 1985-10-09 有機質正特性サ−ミスタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6285401A true JPS6285401A (ja) 1987-04-18

Family

ID=16832239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22562585A Pending JPS6285401A (ja) 1985-10-09 1985-10-09 有機質正特性サ−ミスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6285401A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258201A (ja) * 1988-08-23 1990-02-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池用ptc装置の製造法
US5793276A (en) * 1995-07-25 1998-08-11 Tdk Corporation Organic PTC thermistor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258201A (ja) * 1988-08-23 1990-02-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池用ptc装置の製造法
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