JPS6284410A - 磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘツドの製造方法Info
- Publication number
- JPS6284410A JPS6284410A JP22427085A JP22427085A JPS6284410A JP S6284410 A JPS6284410 A JP S6284410A JP 22427085 A JP22427085 A JP 22427085A JP 22427085 A JP22427085 A JP 22427085A JP S6284410 A JPS6284410 A JP S6284410A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- core
- main core
- adhesive agent
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Hl 産業上の利用分封
本発明は磁気ヘッドの製造方法に関するものであり、よ
り特定的にはセンダストや7モルノ了スなどの如く飽和
磁気密度の高い金属磁性材料よりなる薄い主コアの両面
にそれぞれ補強コアを接合してヘッドチップを形成する
方法に関する。
り特定的にはセンダストや7モルノ了スなどの如く飽和
磁気密度の高い金属磁性材料よりなる薄い主コアの両面
にそれぞれ補強コアを接合してヘッドチップを形成する
方法に関する。
−) 従来の技術
第3図と第7図は、斯種磁気ヘッドのヘッドチップを示
しており、その詳しい構造と製造方法は特願昭58−1
75411号に開示されている。
しており、その詳しい構造と製造方法は特願昭58−1
75411号に開示されている。
トラック幅を決定する主R7(11の厚みは10〜30
μmと極めて薄いため主コア(11の両面に非磁性体(
例えばガラス又はガラスとフェライトとの接合体)を接
合して主コア(11を補強する構造となりている。
μmと極めて薄いため主コア(11の両面に非磁性体(
例えばガラス又はガラスとフェライトとの接合体)を接
合して主コア(11を補強する構造となりている。
主コア(11と補強コア (21(2rとを接着する従
来の方法は前記先行技術でも提案されているが、予めセ
ラオツク、ガラス板等の治具に主コア(1)および補強
コア(2)ヲ例えばα・シアノアクリレート系の接着剤
によって規則正しく接着し、それらの主コアと補強コア
を厚み出し研磨する。しかる後、その主コアと補強コア
をエポキシ系接着剤によって接合し、続いて150℃で
4時間程度加熱して前記エポキシ系接着剤を硬化させて
から300°Q、0゜5時間保持しα・シアノアクリレ
ート系接着剤を気化、分解させて治具との剥離を行なう
。このとき得られるチップは主コアの片面に補強コアが
接合されたものである◎従って、酌配主コアの他面にも
う1つの補強コアを設け、それによりて第3図に示すヘ
ッドチップを得る。
来の方法は前記先行技術でも提案されているが、予めセ
ラオツク、ガラス板等の治具に主コア(1)および補強
コア(2)ヲ例えばα・シアノアクリレート系の接着剤
によって規則正しく接着し、それらの主コアと補強コア
を厚み出し研磨する。しかる後、その主コアと補強コア
をエポキシ系接着剤によって接合し、続いて150℃で
4時間程度加熱して前記エポキシ系接着剤を硬化させて
から300°Q、0゜5時間保持しα・シアノアクリレ
ート系接着剤を気化、分解させて治具との剥離を行なう
。このとき得られるチップは主コアの片面に補強コアが
接合されたものである◎従って、酌配主コアの他面にも
う1つの補強コアを設け、それによりて第3図に示すヘ
ッドチップを得る。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
前記従来の方法によって得られたヘッドチップは前記主
コアとその片面にのみ補強コアを接着したものを得ると
きに、それらの主コアと補強コアをそれぞれの治具に接
着しているα・シアノアクリレート系接着剤を気化分解
させるために熱をかけると、それらの合体チップの両面
がフリーの状態となり、主=7材と補強コア材との熱膨
張係数の相違によって合体チップに約5μmの「そり」
が発生するという問題がある。そのため、その状態でも
う1つの補強コアを他面に接着した場合に、接着層が大
きくなったり、主コアと補強コアの間に空隙ができ、こ
れにコイルを巻装して磁気ヘッドを完成すると、磁気ヘ
ッドのインダクタンスが低下したりして、所望の特性が
得られない。
コアとその片面にのみ補強コアを接着したものを得ると
きに、それらの主コアと補強コアをそれぞれの治具に接
着しているα・シアノアクリレート系接着剤を気化分解
させるために熱をかけると、それらの合体チップの両面
がフリーの状態となり、主=7材と補強コア材との熱膨
張係数の相違によって合体チップに約5μmの「そり」
が発生するという問題がある。そのため、その状態でも
う1つの補強コアを他面に接着した場合に、接着層が大
きくなったり、主コアと補強コアの間に空隙ができ、こ
れにコイルを巻装して磁気ヘッドを完成すると、磁気ヘ
ッドのインダクタンスが低下したりして、所望の特性が
得られない。
また、片面にのみ補強コアが接着されたコアでありても
治具から剥離してしまうので、チップの状態で取り扱う
必要があり、作業性が悪いと共に外観不良(カケ、ヒビ
等)が起っていた。
治具から剥離してしまうので、チップの状態で取り扱う
必要があり、作業性が悪いと共に外観不良(カケ、ヒビ
等)が起っていた。
に)問題点を解決するための手段
主コアの片面にのみ補強コアが接着されている状態では
、その補強コアは治具に接着されたままの状態にする。
、その補強コアは治具に接着されたままの状態にする。
そのため、予め主コアを治具に取り付ける接着剤は補強
コアを治具に取り付ける接着剤とは別異のもので且つ後
者の接着剤よりも低温度で溶融するものを用いる。チッ
プが治具から完全に解放されるのは、ヘッドチップ(主
コアと、その主コアの両面に接合された一対の補強コア
とから成る)の状態である。
コアを治具に取り付ける接着剤とは別異のもので且つ後
者の接着剤よりも低温度で溶融するものを用いる。チッ
プが治具から完全に解放されるのは、ヘッドチップ(主
コアと、その主コアの両面に接合された一対の補強コア
とから成る)の状態である。
(ホ)作 用
主コアの片面に補強コアが接合され友状態では補強コア
が治具に接着されている。そのため、両者の熱膨張係数
の違いが作用するような温度環境下におかれても、それ
らに「そり」が発生しない0 (へ)実施例 第1図(〜において、…は噌ンダスト材料よりなる主コ
アであり、ワックス(#s1接着剤)(31によりて七
うオツク板よりなる第1治具(4)に接着される。一方
、補強コア(2)は気化分解@度の高いα・シアノアク
リレート接着剤(第2接着剤)(51によって第2治具
(6)に接着される。第1、第2治具(41(6)には
主コア[11と補強コア(2)が説明の便宜のため1つ
ずつしか示されていないが、実−には多数個が規則正し
く接着される0前記主コアIl+と補強コア(2:は第
1、第2治具(41(61に取り付けられた状態で厚み
出し研磨が行なわれ、しかる後(B)にポすように互い
に合体接合される。このときの接着剤(第3接着剤)は
エポキシ系の接着剤とする。(BlはtB+の要部を拡
大して示す。この第3接着剤は液状であり、前記研磨さ
れた主コアと補助コアの双方又は一方の研磨面に塗布さ
れ、(Blの状態で第2図に示すように150°0で4
時間(H1加熱すると硬化する。その際、前記第1接着
剤(3)は気化分解するので、第1治具(4)と主コア
(3)との接合は解除される。しかしながら第2接着剤
は気化分解温度の高いα−シアノ了クりレート系の接着
剤を使用しているため前記の加熱条件下でも第2治員と
の剥離はなく第2治具に規則正しく且つ高精度に位置決
め接着された状態を維持することが可能となる。
が治具に接着されている。そのため、両者の熱膨張係数
の違いが作用するような温度環境下におかれても、それ
らに「そり」が発生しない0 (へ)実施例 第1図(〜において、…は噌ンダスト材料よりなる主コ
アであり、ワックス(#s1接着剤)(31によりて七
うオツク板よりなる第1治具(4)に接着される。一方
、補強コア(2)は気化分解@度の高いα・シアノアク
リレート接着剤(第2接着剤)(51によって第2治具
(6)に接着される。第1、第2治具(41(6)には
主コア[11と補強コア(2)が説明の便宜のため1つ
ずつしか示されていないが、実−には多数個が規則正し
く接着される0前記主コアIl+と補強コア(2:は第
1、第2治具(41(61に取り付けられた状態で厚み
出し研磨が行なわれ、しかる後(B)にポすように互い
に合体接合される。このときの接着剤(第3接着剤)は
エポキシ系の接着剤とする。(BlはtB+の要部を拡
大して示す。この第3接着剤は液状であり、前記研磨さ
れた主コアと補助コアの双方又は一方の研磨面に塗布さ
れ、(Blの状態で第2図に示すように150°0で4
時間(H1加熱すると硬化する。その際、前記第1接着
剤(3)は気化分解するので、第1治具(4)と主コア
(3)との接合は解除される。しかしながら第2接着剤
は気化分解温度の高いα−シアノ了クりレート系の接着
剤を使用しているため前記の加熱条件下でも第2治員と
の剥離はなく第2治具に規則正しく且つ高精度に位置決
め接着された状態を維持することが可能となる。
従って、第1治具(4)を取除いてやると、101のよ
うに第2治具(6)に補助コア(2)および主コア11
1が順次積上げられた形のチップ(7:が残る。このチ
ップ(71は第2接着剤(5)の働きによって第2治具
(6)上に固着された状態となっている。尚、このチッ
プ(7)は主=7(IIの1つの面にのみ補助コア(2
)が接合された形であるが、第2治員(6)に上述の如
く接着されていることによって熱膨張係数の違いに基づ
く「そり」が現われることはない。次に、(AJと実質
的に同じtcf+の第2治具(6)上の補助コア(2′
)の研磨面および/若しくは(01の主コア(IIの開
放面にエポキシ系接着剤よりなる第3接着剤を塗布して
IDIの如く合体する。第3接着剤は液状であり、第4
図に示すように300℃で0.5時間加熱してやると硬
化する。このとき第2接着剤は気化分解するので、ヘッ
ドチップ(81は第2治具+2++f+から剥離してI
EIの如く取シ出せる。
うに第2治具(6)に補助コア(2)および主コア11
1が順次積上げられた形のチップ(7:が残る。このチ
ップ(71は第2接着剤(5)の働きによって第2治具
(6)上に固着された状態となっている。尚、このチッ
プ(7)は主=7(IIの1つの面にのみ補助コア(2
)が接合された形であるが、第2治員(6)に上述の如
く接着されていることによって熱膨張係数の違いに基づ
く「そり」が現われることはない。次に、(AJと実質
的に同じtcf+の第2治具(6)上の補助コア(2′
)の研磨面および/若しくは(01の主コア(IIの開
放面にエポキシ系接着剤よりなる第3接着剤を塗布して
IDIの如く合体する。第3接着剤は液状であり、第4
図に示すように300℃で0.5時間加熱してやると硬
化する。このとき第2接着剤は気化分解するので、ヘッ
ドチップ(81は第2治具+2++f+から剥離してI
EIの如く取シ出せる。
(ト)発明の効果
本発明によれば熱膨張係数の相違によるヘッドチップの
「そり」を低減させることができるだけでなく位置決め
固定する工程数が従来より1回少ないために作業能率が
良く、更に主コアの片面にだけ補強コアを施し九段階の
チップは治具に片面固定されたままであるので、カケと
かヒビなどが生じないという効果もある。
「そり」を低減させることができるだけでなく位置決め
固定する工程数が従来より1回少ないために作業能率が
良く、更に主コアの片面にだけ補強コアを施し九段階の
チップは治具に片面固定されたままであるので、カケと
かヒビなどが生じないという効果もある。
第1図は本発明の方法を実施するヘッドチップの製造工
程を示す図である。第2図および第5図は従来例の説明
図である。第4図および第5図は本発明の説明図である
。第3図および第7図は本発明が対象とする磁気ヘッド
のヘッドチップを示す外観斜視図と分解斜視図である。 T1+・・・主コア、 121(21・・・補強コア、
(4)・・・第1治具、(61(61・・・第2治具
、(71・・・半完体テップ、(8)・・・ヘッドチッ
プ。
程を示す図である。第2図および第5図は従来例の説明
図である。第4図および第5図は本発明の説明図である
。第3図および第7図は本発明が対象とする磁気ヘッド
のヘッドチップを示す外観斜視図と分解斜視図である。 T1+・・・主コア、 121(21・・・補強コア、
(4)・・・第1治具、(61(61・・・第2治具
、(71・・・半完体テップ、(8)・・・ヘッドチッ
プ。
Claims (1)
- (1)飽和磁束密度の高い金属磁性材料よりなる主コア
の両面にそれぞれ補強コアを接合してヘッドチップを形
成する磁気ヘッドの製造方法において、第4、第2、第
3温度をそれぞれT1、T2、T3(ただしT1<T2
<T3)としたときT1で溶融する第1接着剤によって
前記主コアを第1治具に接着し、T2で気化分解する第
2接着剤によって前記補強コアを第2治具に接着し、こ
の状態で前記主コアと補強コアを研磨し、それらの研磨
面をT3でも溶けない第3接着剤によって接合し、続い
てT3以上で且つT2より低い温度で加熱して前記第1
治具と前記主コアをはがし第2治具に順次補強コアと主
コアが積層固着された形の半完成体チップを形成し、そ
の主コア面に前記第3接着剤を介して他の第2治具に設
けられた補強コアを接合し、最後にT2以上で且つT3
より低い温度で加熱して前記接着剤を気化分解して前記
各治具から分離されたヘッドチップを得ることを特徴と
する磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22427085A JPS6284410A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22427085A JPS6284410A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6284410A true JPS6284410A (ja) | 1987-04-17 |
Family
ID=16811136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22427085A Pending JPS6284410A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6284410A (ja) |
-
1985
- 1985-10-08 JP JP22427085A patent/JPS6284410A/ja active Pending
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