JPS5819720A - 磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘツドの製造方法

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JPS5819720A
JPS5819720A JP11816781A JP11816781A JPS5819720A JP S5819720 A JPS5819720 A JP S5819720A JP 11816781 A JP11816781 A JP 11816781A JP 11816781 A JP11816781 A JP 11816781A JP S5819720 A JPS5819720 A JP S5819720A
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groove
magnetic
magnetic head
protective material
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JP11816781A
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Moichi Otomo
茂一 大友
Takayuki Kumasaka
登行 熊坂
Hideo Fujiwara
英夫 藤原
Takeo Yamashita
武夫 山下
Sanehiro Kudo
實弘 工藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/147Structure or manufacture of heads, e.g. inductive with cores being composed of metal sheets, i.e. laminated cores with cores composed of isolated magnetic layers, e.g. sheets
    • G11B5/1475Assembling or shaping of elements

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気ヘッドの製造方法に関し、さらに10詳細
には作動体として金属磁性薄板を用いた磁気。
ヘッドの製造方法に関する。
磁気配録技術の高度化、とくに磁気記録の高密。
変化に対する要請は今日きわめて強いものがある°。
この要請に応じるためには、磁気記録媒体の保磁15力
T−1cを大きくすることが有利であるととがよく・知
られているが、高保磁力の磁気記録媒体に情報・を記録
するためには、強さが大きく、かつ、分布・の鋭い磁場
が必要となる。ところが、従来より多・く使用されてい
る高透磁率フェライト材料を磁気20ヘツドに用いた場
合には、その飽和磁束密度Bsが5500ガウス以下で
あるため、得られる記録磁界の強さに限界があり、とく
に最近開発されつつある高保磁力磁気テープを用いると
きは、記録が不十分になるという欠点がある。
一方、飽和磁束密度の大きい材料として金属磁性材料が
用いられているが、金属磁性材料は比抵抗が低く、渦電
流損失が大きいため、従来の高透。
磁率フェライト材料に比べて高周波での実効透磁率が低
いという欠点をもっている・したがって、′。
記録再生特性が優れた金属磁性材料を用いた磁気。
ヘッドを得るためには、金属磁性材料を薄板化し°、絶
縁層を介して接着、積層したブロックを用いて。
積層型の磁気ヘッドを作ることが有効な手段とな“って
いる。                  1う最近
では、磁気ヘッド用金嘱磁性材料の開発と・その薄板化
技術の開発が進歩し、とくに、超急冷・(スプラットク
ーリング)技術の発達によって、・強磁性非晶質合金の
薄板化が進歩し、10〜60・μm厚さの高品質の強磁
性非晶質合金薄板が得も20れるようになった。まだ、
F”e −I’d、−8i系合金(センダスト合金)、
Fe−AL系合金(アルパーム)、Pe −S i系合
金など、従来圧延などの方法では薄板化が困難であった
結晶質磁性合金についても薄板化が可能になった。この
ようにして得られた金属磁性材料の薄板は、従来の金属
磁性材料の特徴である高飽和磁束密度、高透磁率特性を
保持しており、かつ、高周波特性にすぐれているため高
周波用磁気ヘッド材料として有望である。
従1(の金属磁性薄板からなる磁気ヘッドは、イ1j1
10えば、第1図(a)に示すように、金属磁性薄板I
 Q’を樹脂などの接着制により接着、積層して積層ブ
ロック11を作製し、この積層ブロック11を、゛例え
ば、二点鎖線に沿って2分して磁気ヘノトコ。
ア半体ブロック12.12’とする。この半休プロ15
ツク12.42’の少な(とも一方の切断面にコイ・ル
巻棟用溝等の加工を行なった上、両’l’= lJ【ブ
ロン・り12.12’の切断面を対向させ、作動ギャッ
プ・長規制用の非磁性膜を介して両者を適当な方法で接
着、接合1−だ後、金属磁性薄板10に平行に所2()
定の厚さに切断すれば、第1図(b)に示すよう/、f
磁気ヘッドが得られる。図において、12″、 12″
’は磁気ヘッドコア部片、1ろはコイル巻線窓である。
しかし、以上のような磁気ヘットの製造方法においては
、まず、第1図(a)に示すように、金属両性薄板10
の多数枚を接着、積層するために樹。
脂を用いた場合には、ヘッド作製工程における機゛誠加
工に耐えるだけの吸着強度が得られず、加工。
中に剥離を生ずる。また、積層用接着材にガラス。
などを用いた場合にも、ガラスと金属磁性薄板と10の
接着強度が十分でなく、機械加工に耐えること゛ができ
ない。
上記のような金属磁性薄板からなる磁気ヘッドの作製工
程における金属磁性薄板の剥離を防ぐた゛めに、第2図
(a)に示すように、非磁性体もしくは1)高透磁率磁
性フェライトからなる第1の保護林ブ・ロック20上の
第2の保護材ブロック210間に・金属磁性材料10を
挾み込んで、保護材ブロック・□ 20.21と金属磁性薄板10を接着材を用いて・固着
して複合ブロック22を作製し、この複合ブ2゜ロック
22にコイル巻線用溝26、補強用溝23を設けた上、
複合ブロック22を2分割して磁気ヘッド半休ブロック
とし、この半体ブロックを非磁性膜を介して接合した後
、金属磁性薄板1oに゛平行に保護小ブロック21の中
間≠\ら切断すれば第2図市)に示すような磁気ヘッド
が得ら」する0こ。
こで、24はコイル巻線用窓、25は補強用穴で゛、ガ
ラス等が充填されている(実願昭55−   。
163ろ98号、実願昭55−130242号参。
照。)10 あるい(は、第ろ図(alに示すように、保護材プロ・
ツク30に平行な溝を設け、これらの溝に金属値・性簿
板10を挿入し、間隙に接着材層ろ1を設け・て金属磁
性薄板10を固着した後、上述と同様に・加工して、第
3図(1))に示すような磁気ヘッドを得5る。ここで
、32はコイル巻線用窓、36は保護。
イオブロノクろ0が磁性フェライ]・である場合に、作
動ギャップ部を金属磁性薄板10のみで構成す。
るために設けた切欠き溝で、ガラス等の接着材が。
充填されている(特開昭55−42351号、称〇顆昭
55−62816号参照)0これらの方法により、加工
中における金属磁性薄板の剥離を生ず。
ることなく、金属磁性薄板を用いた磁気ヘットを製造す
ることが可能になった。
しかし、第2図に示した金属磁性薄板と保護材ブロック
からなる複合ブロックを作製するには、゛多数の板状の
第2の保護材ブロック21を用意1フ、金属磁性薄板1
0と交互に並べて整列させ、接着゛させなげればならな
いが、これらの工程には多大゛の時間と労力を必要とす
る・近年の技術の進歩に10より、従来のフェライトを
用いた磁気ヘッドにお・いては、1個の接合ブロックか
ら数十個もの磁気゛ヘッドが作製できるようになり、量
産性の向上が計られている。金属磁性薄板を用いた磁気
ヘッド・においても、フェライト磁気ヘットと同様に、
多j数の磁気へノドを1個の複合ブロックから得るた・
めには、保護材ブロックの厚さを小さくしなけれ・ばな
らない。保護材の厚さを小さくし、積層する。
枚数を増加した場合には、保護材ブロックの作製・に時
間を要し、積層の工程はさらに困難で、かつ2゜時間の
かかるものとなるため、量産匪の点で問題がある。
一方、第6図に示したように、保護材ブロック30に設
けた溝に金属磁性薄板10を挿入し、にれから磁気ヘッ
トを得る方法は、前記の方法に比較して作業が容易であ
り、量産性において、すぐ」1ているが、溝幅の加工精
度と金属磁性薄板の厚み精度の制御が困難であるという
欠点がある。才なわ1モ)、挿入すべき金属磁性薄板の
厚みが溝幅よ”り大きい時は、金属磁性薄板を溝に挿入
するとと10ができず、逆に、金属磁性薄板の厚みが溝
幅より。
小さい時は、第3図(a)に示したように、保護材ブロ
ック30と金属磁性薄板10との間に間隙ろ1“を生ず
る。この間隙には前述のように接着材が充。
填されるが、保護材ブOyり30が高透磁率磁性Fフェ
ライトからなり、金属磁性薄板と磁性フエラ・イトがと
もに磁気ヘッドの磁気回路を構成する第・3図(1))
に示しだような磁気ヘッドの場合には、こ・の間隙31
は磁束の流れを妨げるので、磁気ヘノ・ドの再生感度が
低下する原因となる。また、保護20材ブロツクろ0が
非磁性材からなる場合にも、この間隙31は磁気ヘッド
の磁気記録媒体摺動面における凹凸の原因となり、記録
媒体の円滑な走行を妨げるだめ好ましくない。
本発明は、上記の問題を解決し、量産性がすぐれ、しか
も、金属磁性薄板と保護材との間隙が小さい磁気ヘッド
の製造方法を提供するととを目的とする。
本発明の磁気ヘットの製造方法は、」二記の目的。
を達成するために、1)所定の大きさを有する直方10
体状の第1の保護材ブロックと該第1の保護材ブロック
と同種まだは異種の第2の保護材ブロック。
とを第1の熱可塑性接着材層を介して接合して基。
板ブロックを作製する第1工程、11)前記基板ブロッ
クの第1の保護材ブロックに前記第10熱可1)塑性接
着材層に達する所定幅の第1の溝を所定間・隔で複数本
形成する第2工程、111)前記第1の溝・の幅よりも
1享さの合計が小さい金属磁性薄板の組。
を該第1の溝に挿入すると共に該金属磁性薄板の・組の
両側に第2の接着材を配置する第6エ程、 201v)
前記第ろ工程を終った前記基板ブロックを前記金属磁性
薄板の磁気特性を劣化させる温度以下の温度で加熱処理
して前記第2の接着材を溶融し、前記第1の溝と金属磁
性薄板との間隙に充填すると共に前記第1の熱可塑性接
着材層を軟化させた」二、前記第1の溝の側面に対して
ほぼ垂直方向に前記第1の保護材ブロックを加圧して該
第1の溝中の余分な前記第2の接着材を該第1の溝の外
忙゛押し出した後冷却して前記第1および第2の接着。
材な硬化させ、積層ブロックを作製する第4工程10を
主たる工程として有することを特徴とする。 ・以上の
ような製造方法を用いることにより、第・2図に示した
製造方法のように、多数の板状の保・寝付ブロックを用
意し、金属磁性薄板と交互に並・べて整列させ、接着、
固定するという、多大の時15間と労力を必要とする工
程を用いることなく、第・2の保護材ブロックに設けた
溝に金属磁性薄板を。
挿入するという単純な作業によって、磁気ヘット。
を製造することが可能となる。さらに、第6図に示した
製造方法において不可避であった保護材プ20ロックと
金属磁性薄板との間隙は、本発明の第5工程を経ること
により、実質的に無視できる程度のものとすることがで
きる。このことにより、第1の保護材ブロックが高透磁
率磁性フェライトからなり、金属磁性薄板と高透磁率磁
性フェライトが共に磁気ヘッドの磁気回路を構成する場
合には、両者間の間隙による再生感度の低下を防止する
乙とができる。また、第1の保護材ブロックが非磁“性
体からなる場合にも、前記間隙によって生ずる。
磁気ヘッドの記録媒体摺動面の凹凸を防止するこ10と
ができる。さらにまた、第6図に示しだ製造方゛法は、
保護材ブロックに設けた溝の幅とこれに挿゛入すべき金
属磁性薄板の厚みをできるだけ近づけ。
る必要があるが、このようにしだ時には、金属線。
性薄板を挿入することが困難となり、挿入の工程1うに
時間を要するようになる。まだ、金属磁性薄板・と保護
材ブロックとの間に接着材が侵透し難くな・るため、金
属磁性薄板の固定が不十分となる問題・を生ずる。
本発明の製造方法によれば、前記第1の溝の譜Oは挿入
すべき金属磁性薄板の厚みより十分大きくするととがで
きるため、金属磁性薄板の挿入が容易であり、まだ、前
記第5工程におけろ加圧の工程以前には金属磁性薄板と
第1の保護材ブロックとの間には十分な間隙が存在する
ため、前記第2の妾着付がこの間隙に流入して第1の保
護材ブロックへの金属磁性薄板の固定が強固に行なわれ
る。
本発明においては、前記第1の熱可塑性接着材層に前記
第2の保護材ブロックを兼ねさせること゛も可能である
。第1の熱可塑性接着材層が第2の10保護材ブロツク
を兼ねない場合には、第1の保護。
材ブロックに設ける第1の溝は第1の熱可塑性液・着付
層まで達することが必要であり、かつ、第2・の保護材
には達しないことが望ましい。その理由“は、第1の溝
が第2の保護材ブロックまで達した15場合には、第2
の保護材ブロックまで挿入された・金属磁性薄板が第5
工程における加圧の工程の際・に、第1の保護材ブロッ
クおよび金属磁性薄板の・円滑な移動を妨げるためであ
る。一方、第1の熱・可塑性接着材層が第2の保護材ブ
ロックを兼ねる20場合には、上述の第1の、背の深さ
方向の寸法上の制限がないため、第1の溝の加工がより
容易である。しかし、この場合には、第5工程の加熱の
段階において、第2の接着材は流動性をもち、第1の熱
可塑性接着材は流動せず、軟化することが必要であるの
で、第1の熱可塑性接着材は第2の接着材よりも軟化温
度の高いものを選ぶことが必要である。第1の熱可塑性
接着材層が第2の保護材。
ブロックを兼ねない場合にも、第1の熱可塑性液。
着付の軟化温度が第2の接着材の軟化温度よシも10高
い方が望ましいが、軟化温度が同一であっても。
よい。
本発明において、第1の保護材ブロックとして゛高透磁
率磁性フェライトを用いる場合には、製造。
した磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面において 15記
録、再生トラック幅が金属磁性薄板のみで構成・される
ように、作動ギャップ近傍の高透磁率磁性・フェライト
に切欠き部を設ける必要がある(例え・ば、第6図(b
)参照。)。この切欠き部は、前記第・5工程で積層ブ
ロックを得た後の加工工程で金属20磁性薄板と第1の
保護材ブロックの境界部に切欠き溝を形成することによ
り得ることができるが、この方法による場合に(d、こ
の切欠き溝の位置および溝幅を高精度で加工することが
要求される。
すなわち、前記切欠き溝は正確にトラック幅に相当する
厚さに金属磁性薄板のみを残し、その近傍の高透磁率磁
性フェライトを完全に除去する必要がある。しかし、溝
の位置決め精度が悪い場合に゛は、トラック幅部に高透
磁率磁性フェライトが残゛ったり、あるいは、トランク
幅部となるべき金属10磁性薄板を除去してしまう場合
が生ずる。本発明・の方法においては、前記第1の溝の
ピッチ間隔が°、第5工程の加圧工程を経た後の金属磁
性薄板のピ・ノチ間隔とはずれてくるために、前記切欠
き溝の・形成を前記積層ブロックを得た後に行なうよう
に15すると、金属磁性薄板の1組ずつについて切欠き
・溝の位置決めを行なって加工することが必要とな・る
ので、この加工にきわめて多大の時間を必要と・するこ
とになる。以上の問題を解決するために、・本発明の方
法においては、前記の切欠き溝の形成20を、前記第6
エ程の前、すなわち、前記基板ブロックの第1の保護材
ブロックに設けた第1の溝に金属磁性薄板を挿入する前
に、第1の溝の両側面の両端部に切欠き溝を設けるよう
にするものであ。
る。この方法により、切欠き溝の位置決め精度を高める
必要がなく、しかも、確実に、記録、再生。
トラック幅となるべき金属磁性薄板を残し、作動゛ギヤ
ノブ近傍の高透磁率磁性フェライトを除去す。
ることかできる。前記切欠き溝の形状は、記録媒゛体摺
動面となるべき面に現われる溝の境界線が作10動ギャ
ップと非平行となるようにすることが必要・である。こ
れは記録媒体摺動面に作動ギャップと・平行なフェライ
ト境界部が存在すると、いわゆる・コンタ−エフェクト
により、記録、再生特性を劣・化させる不都合を生ずる
ためである。     15本発明において、第2図に
示したと同様にして0、前記第5工程により作製したλ
前層ブロックを2分。
して得だ磁気ヘッドコア半休ブロックと別の積層。
ブロックから得た磁気ヘッド半休ブロックを金属。
磁性薄板同志が相対峙するようにして非磁性ギヤ2゜ノ
ブ長規制材層を介して接合、一体化した後、これを切断
、加工して複数個の磁気ヘッドを製造することも可能で
あるが、この場合には、接合すべき個々の積層ブロック
における金属磁性薄板の組のピッチ間隔が微小量ずれる
可能性があり、良品の磁気ヘッドが得られる歩留りが悪
くなる。
これを解決するために、本発明においては、前記第5工
程で作製した積層ブロックを少なくとも。
2個に分割して偶数個の磁気ヘッドコア半休プロ。
ツクを得、前記積層ブロック中に埋め込まれてい10た
同一の金属磁性薄板同志が相対峙するように、゛前記積
層ブロックの分割時に隣接していた2個の・磁気ヘッド
コア半休ブロックをギャップ長規制材層を介1〜て接合
、一体化して接合ブロックを作製・し、これを切断して
複数個の磁気ヘッドとずろも1うのである。これKより
、接合、一体化すべき磁気・ヘッドコア半休ブロック同
志の金属磁性薄板の位置ずれを極めて小さくすることが
できる。
本発明において、金属磁性薄板の両面にあら力)しめス
パツタリングなどの方法により第2の接着20性薄板を
第1の溝に挿入し、第5工程において、第2の接着材を
溶融し、積層ブl’17りを作製するととも可能である
。まだ、記録・再生トラック幅が複数枚の金属磁性薄板
から構成される場合には、保護材ブロックと接合すべき
金属磁性薄板は溝側面と対向する面に、間に挾まれろ金
属磁性薄板は対向面の何れか一方に第2の接着材を被着
し、こ゛れらの金属磁性薄板を前記第3工程において溝
に。
挿入し、前記第4工程を経ずに前記第5工程にお10い
て積層ブロックを作製することも可能である。゛本発明
において用いる第1の熱可塑性接着材と。
しては、はんだ、ロー材などの全1属系接着材を用。
いろこともできるが、保護材として酸化物系材料。
を用いた場合には、ガラス等の酸化物系接着材を15用
いたほうが、接着強度が高く、かつ、ガラスの・組成を
選択することにより軟化温度を制御できる。
だめ、より好ましい。
第2の接着材としては、とくに熱可塑1牛である・必要
はなく、有機お、よび無機の接着材を用いるこ20とが
できる。しかし、第2の接着材の保護材および金属磁性
薄板への接着強度、第2の接着材が磁気ヘッドの磁気記
録媒体摺動面へ露出した場合の記録媒体の安定な走行性
、さらに、長時間使用した時の寸法の安定性などを考慮
した場合には、第2の接着材としてガラス等の酸化物系
材料を用いた方がより好ましい。この場合には、第2の
接着材は第1の熱可塑性接着材のそれと同じか、ある゛
いは低いことが必要である。
本発明に用いられる金属磁性薄板ばPe −kl−8i
 10系合金(いわゆる、センダスト合金)、Pe−A
、L・系合金(いわゆる、アルパーム)、Fe −8i
 不合・金、Ni−Pe系合金(いわゆる、パーマロイ
)等・の結晶質磁性合金、あるいは、強磁性非晶質合金
・の薄板である0強磁性非晶質合金は、例えば、特15
開昭5165395号、特開昭51−73920号0、
特開昭51−75923号等に提案されている材・料で
あり、Fe、 Ni 、 Coのうちの少なくとも−・
っの元素にP、 C,B、 Si 、AA、 Ge 、
 Be、 Sn9、In、Mo、W、Ti 、Mn、C
r、Zr、Hf、Nbな20どのうちの少なくとも1つ
の元素を添加した合金を溶融し、これを高速急冷して薄
板状に作製したものである。また、」二記結晶質磁性合
金は」−述の高速急冷法あるいは圧延法などにより薄板
化して用いられる。とれらの結晶質磁性合金は磁気特性
、耐食性、耐摩耗性の改善のために種々の元素を添加し
て用いられるとともある。以上のような金属磁性薄板の
厚さは、とくに限定されるものではな゛いが、実用上1
0〜60μmで、トラック幅の厚。
さに薄板化したものが用いられ、2枚以上の金属10磁
性薄板でトラック幅を構成する場合には、金属。
磁性薄板の厚さの合計がトラック幅となるように。
すればよい。
本発明に用いられる保護材は非磁性あるいは強・磁性体
である。非磁性体としては、種々のセラミ1)ノクス、
ガラスあるいは非磁性もしくはキューリ・一温度が室温
以下のフェライトが用いられ、非磁・性の金属も用いる
ととができる。また、強磁性体・とじては、高透磁率磁
性フェライトが用いられ、・具体的には、Mn−Znフ
ェライトの単結晶あるい2゜は多結晶が用いられ、場合
によっては、Ni −Znフェライトでもよい。
以下、本発明による磁気ヘットの製造方法を実施例によ
って詳しく説明する。
実施例 1 第4図(al〜(1)は本発明による磁気ヘットの製造
方法の一実施例を示す工程説明図である。
本実施例では、第1および第2の保護月として°、非磁
性のZnフェライトを用い、金属磁性薄板と。
しては、S i 9.5 kt6.o F”e all
、s (重量比)の組成を有しIQ。
飽和磁束密度1ooooガウス、4 MI−Izでの透
磁・率600、厚さ60μmのセンダスト合金薄板を・
用いた。第1の熱可塑性接着材としては、軟化温・度が
約600℃の#8161ガラス(米国コーニ・ング社製
品の商品名。)を用い、第2の接着拐と15しては、軟
化温度約440℃の#7570ガラス・(米国コーニン
グ社製品の商品名。)を用いた。・第4図(a)に示す
ように、第1の保護材ブロック40および第2の保護材
ブロック41を第1の熱・可塑性接着材を用いて接着材
層42が約30μm 20得る。これ(dl、板状の第
1の熱可塑性接着材を第1の保護材ブロック40と第2
の保護材ブロック41の間に1dさんで加熱、溶融し、
さらに接着材層42が適当な厚さどなるように加圧して
冷却した後、にれを研削、研磨により整形して得ること
ができろ。
つぎに、第4図(b)に示すように、基板ブロック。
4ろの第1の保護材ブロック40に第1の熱可塑゛性接
着材層42まで達する所定幅の第1の溝4410を所定
間隔で平行に複数本形成する。溝44の苛。
幅は40μmとしだ。溝加工には高速グイサーを。
用いた。
つぎに、第4図(C1に示すように、第1の保護材“ブ
ロック40に設けた第1の溝44のそれぞれに15金属
磁性薄板10を挿入し、棒状に形成した第2の接着材4
5を各金属磁性薄板100両側に接し・て配置する。な
お、本実施例では、第2の妾着付・の形状を棒状のもの
としたが、第2の接着材の形・状あるいは配置の方法は
とくに限定されるもので20はない。
つぎに、第4図(d)に示すように、基板ブロック46
全体を600℃に加熱して第2の接着材を溶融し、第1
の溝44と金属磁性薄板10との間隙に充填すると同時
に第1の熱可塑性接着材層42を軟化させる。しかる後
、加熱したまま、図の矢印の方向(金属磁性薄板に垂直
な方向)に第1の保護材ブロック40を加圧し、第1の
保護材プロ。
ツク40と金属磁性薄板10との間に流入してい。
る余分の第2の接着材を押し出しだ後冷却する。′。
このようにして第4図(e)に示すような積層ブロン。
り46が得られる。とこで、47は第1の溝から。
押し出された第2の接着材である。
つぎに、第4図(f)に示すように、積層ブロック。
46の第1の保護材ブロック40の上面48を研15削
、研磨して上面から突出している金属磁性薄板・部分お
よび第2の接着材47を除去した後、金属・磁性薄板1
0に垂直な面(図の二点@線)に沿っ・て磁気ヘッドコ
ア半休ブロック49.49’に2分割する。     
             20つぎに、第4図(g)
に示すように、上で得だ磁気ヘノ゛ドコア半休ブロック
49.49’の切断面5゜を鏡面研磨してギャップ構成
面とし、一方の磁気ヘッドコア半休ブロック49の研磨
面の第1の保護材ブロック40の側に金属磁性薄板1o
に直角に、しかも第1の保護材ブロック40の第2の保
護材ブロック41と反対側の端部に磁気ヘッドの作動ギ
ャップ深さに相当する幅の研磨面を残して“コイル巻線
用溝51を、磁気ヘッドコア半体プロ。
ツク49,49’の研磨面の第2の保護材ブロック10
41の側に金属磁性薄板10に直角に接合用溝 ・52
を設け、さらに、研磨面(ギャップ構成面)゛にギャッ
プ長規制材となるSiO2膜をスパッタリン。
グ法により被着する。
つぎに、第4図(11)に示すように、上で得た磁気1
5ヘツドコア半休ブロツク49.49’をギヤツブ構・
成面50に現われている同一の金属磁性薄板10同志が
相対峙するように非磁性のギャップ長規制・材膜を介し
て当接させ、接合用溝52が合体して・できだ穴5ろに
接合用吸着材を流し込み、熱処理20して磁気ヘッドコ
ア半休ブロック49.49’同志を固着し、接合磁気ヘ
ッドコアブロック54を得る。ここで、接合用吸着材と
して、軟化温度380℃の#8363ガラス(米国コー
ニング社製品名)を用いた。
つぎに、接合磁気ヘッドコアブロック54を、図(11
)の二点鎖線で示すように、金属磁性薄板10を間に挾
んで、これと平行に第1の保護材ブロン゛り40部分か
ら切断した後、所定の加工をして、。
第4図(1)に示す磁気ヘッド55を得る。    1
0なお、第4図ば)までの工程において得られる積。
層ブロック46の大きさをより大きなものとして・おき
、これから2個以上の偶数個の磁気ヘノトコ・ア半体ブ
ロックを作製j〜、これらから第4図(g)〜・(il
の工程に従って磁気ヘッドを作製することも可15能で
ある・また、第4図Fg)の工程において、コイ・ル巻
線用溝51および吸合用溝52を加工しだ後・にギャッ
プ構成面50を鏡面便磨してもよい。さ・らにまた、第
4図(g)の工程において、接合用溝52を設けずに、
磁気ヘッドコア半休ブロックの20ギャップ構成面の少
なくとも一方に接合用接着材として用いるガラスをスパ
ッタリング法により被着し、磁気ヘッドコア半休ブロッ
ク同志を当接して加熱、冷却することにより、前記ガラ
スを溶融させて接合し、接合磁気ヘッドコアブロックを
作製してもよい。
本実施例では、第4図(f)の工程において、積層ブロ
ック46を二点鎖線で示した部分で切断し、゛この切断
面をギヤノブ構成面としたが、第4図げ)゛に示した積
層ブロック46の第1の保護材フロック40の上面48
をギャップ構成面とし、これを゛2分割して磁気ヘッド
コア半休ブロック49.49′を作製j〜、第5図(a
)に示すように、磁気ヘノ。
ドコア半休ブロック49.49’の面48にコイル゛巻
線用溝51および接合用溝52を設けた上、磁15気ヘ
ッドコア半体ブロック49.49’を面48で・接合し
て接合磁気ヘッドコアブロックを作製し、・にれを切断
して第5図(b)に示す磁気ヘッド56を・作製しても
よい。
本発明の方法において傾斜アジマス角を有する20磁気
ヘツドを作製するためには、第4図(11)に示したよ
うに、接合磁気ヘッドコアブロック54から個々の磁気
ヘッドを切り出す際に二点鎖線で示したギャップ構成面
と垂直な面(金属磁性薄板10と平行な而)で切断する
かわりに、第6図(a)に示すように、接合磁気ヘット
ブロック54をギャップ構成面と垂直な面からアジマス
角度θだけ傾いた二点鎖線で示した面で切断するごとに
より、第。
6図(1))に示した磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面
において傾斜アジマス角度θを有する磁気ヘッド10を
作製することができる。あるいはまだ、第4図。
(1))に示した基板ブロック4ろに第1の溝44を設
ける工程において、第7図(a)に示すように、基板。
ブロック4ろの1llll而57とアジマス角度θだけ
傾゛いた而と平行に第1の溝44′を加工すれば、第4
1j図に示しだと同様の工程により、第7図(1))に
示す−ような磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面において
・傾斜アジマス角度θを有する磁気ヘッドを作製するこ
とができる。
実施例 2 本実施例では、実施例1と同様に、第1の保護材ブロッ
クとして非磁性のZnフェライトを、金属磁性薄板とし
て8目9.5At6.OFe84.5 (重量比)の組
成を有する、厚さ30μmのセンダスト合金薄板を、第
1の熱可塑性接着材として軟化温度が約600℃の#8
161ガラス(米国コーニング社製品の。
商品名。)を、第2の接着材として欧化温度が約。
440℃の#7570ガラス(米国コーニング社゛製品
の商品名・)を用いた・         10第8図
(a)に示したように、直方体状の第1の保・籐材40
の一面に第1の熱可塑性接着材層58を溶融して被着し
、接着材層58を凝固させた後、研削により整形して基
板ブロック59を作製した・。
つぎに、第8図(b)に示すように、基板ブロック1j
59の第1の保護材ブロック40に第1の熱可塑性接着
材層58に達する第1の溝44″を等間隔で・複数本形
成する。溝幅は40μn] とした。溝加工。
には高床ダイザ−を用いた。
その後は、実施例1において第4図(c)〜fi)に説
2す明したと同様の工程によりセンダスト合金薄板を用
いた磁気ヘッドを作製した。
実施例 ろ 本実施例では、第1および第2の保護材ブロックとして
高透磁率磁性フェライトの多結晶体を、金属磁性薄板と
してはFe5CO7oS111B14の組成(原子比)
を有し、飽和磁束密度9000ガウス、5MHzでの透
磁率が約400、厚みが30μmの非晶質合金薄板を用
いた。この非晶質合金の結晶子ビ温度は約520℃であ
るので、第1の熱可塑性接10着材としては、PbOを
80重量係含み、他にB206°。
8i02 、 At203.  Cub、 ZnO,B
i2O5を適当に配゛合した、軟化温度約350℃の低
融点ガラスを用・いた。第2の接着材も同じものを用い
た。   ゛第4図(a)に示したと同様に、第1の保
護材プロ15ツク40と第2の保護材ブロック41を低
融点ガ・ラスからなる第1の熱可塑性接着材層42を介
し・て接合し、基板ブロック43を作製し、第4図(1
))・に示したと同様に、第1の保護材ブロック40に
・第1の熱可塑性接着材層42に達する第1の溝44!
Oを等間隔に複数本形成する。
つぎに、第9図(a)に示すように、第1の溝440両
端、上部の角部に、フェライトからなる第1の保護材ブ
ロック40が記録、再生トラックを構成することを規制
するだめの切欠き溝60を設ける。溝の加工は高速ダイ
ヤ−を用いて行なう。なお、切欠き溝60を第1の溝4
4の加工の前に行なうことも可能である。
つぎに、第4図(c)〜(elに示したと同様の工程に
より、第1の溝44に金属磁性薄板10を挿入し10、
金属磁性薄板100両側に第2の接着材を配置iソだ。
しかる後、450℃に加熱して第10熱可塑・性妾着制
および第2の接着4シを溶融させ、第2の・接着材を第
1の溝44切欠き溝60と金属磁性薄・板10の間隙に
充填させ、積層方向に加圧して余1)分な第2の接着材
を押し出した後冷却する。その後、これを研削、研磨し
て第9図(b)に示した積層。
ブロック61を得る。
つぎに、第9図fb)の二点鎖線部で積層ブロック・6
1を切断し、面62をギャップ構成面とするた20めに
鏡面研磨し、さらに、第9図(c)に示すように、この
面にコイル巻線用溝51、接合用溝52を形成1〜、さ
らに、ギャップ長規制材となるS r 02を。
ギャップ構成面62に所定厚さで被着して磁気へノド半
体ブロック63.63’を作製する。
つぎに、第9図fdjに示すように、磁気ヘッド半。
体ブロック63.63’をギャップ長規制材層を介して
、金属磁性薄板10同志が相対峙するように。
当接し、接合用溝に接合用吸着材64を流し込み°、熱
処理して固着し、接合磁気ヘノドコアプロノグ065を
得る。ここで、接合用接着材としてはエポ・キシ系接着
材を用い、熱処理温度は150℃とし・たO つぎに、第9図(diの二点鎖線部で接合磁気ヘノ・ト
コアブロック65切断すれば、第9図(e)に示す15
ような磁気ヘッド66が得られる。この磁気ヘノ。
ドロ5の磁気記録媒体摺動面は、第9図(f)に示す。
ように、金属磁性薄板10で構成される作動ギヤ。
ノブ67と高透磁率磁性フェライトからなる第1゜の保
護材ブロック40の作動ギャップ側端部682゜とが非
平行となるように構成されており、これは第9図(a)
の工程で形成する切欠き溝60の形状を。
選ぶことにより実現できる。これにより、いわゆるコン
タ−エフェクトによる記録再生特性の劣化を防ぐことが
できる。
本実施例においては、第9図(a)に示しだように°、
基板ブロック43の第1の溝440両端上部に切。
欠き溝60を設け、これから第9図(b)に示すよヂな
積層ブロック61を作製し、この積層ブロック。
61を2分割し、第9図fclの工程を経て、第9図1
0(d)に示すような接合磁気ヘッドブロック65を得
・る場合に、積層ブロック61に埋め込まれた金属・磁
性薄板10の両端面を当接しているが、このよ・うに金
属磁性薄板10の当接する位置が離れてい・る場合には
、第1の溝の間隔の微小なくるいなど15により、トラ
ックずれを生ずる可能性が増加する。0これを防ぐため
には、第10図(a)に示すように1、より大きな第1
の保護材ブロック70と第2の保。
層材ブロック71を第1の熱可塑性接着材層72゜を介
して接合して得た基板ブロック73を用い、 20この
基板ブロック73の第1の保護材ブロック70に第1の
熱り塑性接着材層72に達する複数本の第1の溝74を
等間隔で設けた後、第1の溝74の中間部、両端から溝
長さの1/4の所に、円鎧形のダイヤモ/)・工具等に
より、所定大きさの切欠き穴75を設け、しかる後、第
1の溝74に金属磁性薄板10を挿入し、第2の接着材
で固定し、さらに研削、研磨して第10図(b)に示す
複合。
ブロック76を作製する。どの後で、第10図(b)’
の二点鎖線部分から切断し、切欠き穴75を通る)0切
断部76をギャップ構成面とする磁気ヘノトコ・ア半体
ブロック77.77’および78.78’を得・る。そ
して、磁気ヘッドコア半休ブロック7ノと・77’、7
8と78′を組み合せ、第9図(c)〜(e)の工・程
により磁気ヘッドを作製する。二のような方法15をと
れば、金属磁性薄板100当接する位置かも。
との積層ブロック76において隣接しているため1、ト
ラックずれの可能性は著しく減少する。まだ、。
このように、大きな保護材ブロックを用い、切欠。
き穴を第1の溝の中間部に複数組設けることによ2゜す
、一つの積層ブロックから一個以上の接合磁気ヘッドコ
アブロックを得るととが可能となり、量産性の向上をは
かることができる。
実施例 4 本実施例では、第1および第2の保護材として非磁性の
Znフェライトを用い、金属磁性薄板とし゛てS19.
5At6oFeB45 (重量比)の組成を有し、厚み
60μmのセンダスト合金薄板を用いた。また、。
第1の熱可塑性接着材としては$8161ガラス゛(米
国コーニング社製品の商品名。)を、第2の10接着材
としては#7570ガラス(米国コーニン。
グ社製品の商品名。)を用いた。
実施例1と同様な方法により、第4図(b)に示す゛よ
うな第1の溝44を設けた基板ブロック43を゛作製し
た。本実施例では、第1の溝44の幅を7015μmと
した。
つぎに、2枚の金属磁性薄板1oの両面に第2・の接着
材層をスパッタリング法により厚さ1μm・に被着i〜
、この金属磁性薄板2枚を1組として、・第1の溝44
に挿入した。          2゜ついで、第4図
(d)に示すように、基板ブロック全体を600℃に加
熱して第2の接着材層を溶融し、第1の熱可塑性吸着材
層42を軟化し、加熱したまま第4図(dlの矢印の方
向に第1の保護材プ0ツク4oを加圧(−1第4図(e
)に示したような積層ブロック46を得る。
その後、第4図(f)〜(1)の工程と同様にして金属
磁性薄板2枚によりトランク幅が構成された磁気゛ヘッ
ドを得ることができる。
本実施例では、第1および第2の保護材として10非磁
性材を用いだが、高透磁率磁性フェライトを。
用いる場合には、第9図(alもしくは第10図(a)
に。
示したような基板ブロックを用いる。この場合に。
は、金属磁性薄板挿入後に、切欠き溝中に第4図。
(c)に示したように第2の接着材を充填する必要が1
5ある。
なお、実施例2,6および4においても、実施。
例1において第5図および第6図で述べたと同様・に、
ギャップ構成面の位置を変えた磁気ヘッドお・よび傾斜
アジマス角度を有する磁気ヘッドを作製20することが
できる。
また、実施例1,3および4において、第1の。
保護材と第2の保護材には同種のものを用いたが°、異
種のものを用いることも可能である。例えば、。
実施例6において、第2の保護材として非磁性フェライ
トを用いることができる。このように、第1の保護材と
第2の保護材とを異種類のものとす゛る場合には、両者
は熱膨張係数の近いものを選定。
するなどの注意が必要である。
以上詳述したように、本発明の方法によれば、′。
金属1曲性薄板と保護材との間の間隙が小さい磁気・ヘ
ッドが得られ、保護材が高透磁率磁性フェライ・トから
なる時には、この間隙による磁気抵抗が小・さく、した
がって、再生感度のすぐれた磁気ヘノ・ドを得ることが
できる。まだ、保護材が非磁性材15からなる時にも、
この間隙によって生ずる記録媒・体摺動面の凹凸を防止
することができる。さらに・まだ、本発明の方法は、従
来のように保護材プロ・ツクと金属磁性薄板を交互に積
層する方法に比較21〜で、作業時間を短縮でき、また
、従来の保護材2゜に溝を設け、金属磁性薄板を挿入す
る方法に比較して、/71#幅を大きくできるため、挿
入の工程が容易となる。
なおまた、保護材が高透磁率磁性フェライトからなる場
合に、あらかじめ配備、再生トラック幅を規制する切欠
き溝を設けておくことにより、トラック幅ずれの小さい
磁気ヘッドを歩留りよく制欲することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の金属磁性薄板を積層した磁気−10ソド
の製造工程の概略説明図、第2図、第6図は金・萬磁性
薄板と保護材とからなる従来の磁気ヘノ゛ドの製造工程
の概略説明図、第4図〜第10図は。 それぞれ本発明による磁気ヘッドの製造工程の概。 絡説明図である。               1′
−図において、 10・・・金属磁性薄板 40.70・・・第1の保護材ブロック41.71・・
・第2の保護材ブロック42.58.72・・第1の熱
可塑性接着材層 20・ 46 ・ 4ろ、59,7ろ・・・基板ブロック 44.44’、74・・第1の溝 45・・・第2の接着材 46.61・・・積層ブロック 49.49’、  63.65’、77.77’、78
゜78′・・・磁気へットコア半休ブロック51・・・
コイル巻線用溝 52・・・接合用溝 54.65・・・接合磁気ヘッドコアブロック  55
.56.66  ・磁気ヘッド       1060
.75・・・切欠き溝 代理人弁理士 中村純之助  15 0 .44 。 1?1  図 1’4 図 1P6 【0) 1’7 Cα) 43      才 IQ+ 図 +b) σ 10 図 +b+ \ 0 8図 +b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の大きさを有する直方体状の第1の保護材ブロ
    ックと該第1の保護材ブロックと同種まだは異種の第2
    の保護材ブロックとを第1の熱可塑性接着材層を介して
    接合して基板ブロックを作製する第1工程と、前記基板
    ブロックの第1の保護材ブロックに前記第1の熱可塑性
    接着材層に達10する所定幅の第1の溝を所定間隔で複
    数本形成す。 る第2工程と、前記第1の溝の幅よりも厚さの合′計が
    小さい金属磁性薄板の組を該第1の溝に挿入゛すると共
    に該金属磁性薄板の組の両側に第2の接・着付を配置す
    る第3工程と、前記第3工程を終っ15だ前記基板ブロ
    ックを前記金属磁性薄板の磁気時・性を劣化させる温度
    以下の温度で加熱処理して前・記第2の接着材を溶融し
    、前記第1の溝と金属磁・性薄板との間隙に充填すると
    共に前記第10熱可・塑性接着材層を溶融または軟化さ
    せた上、前記第2()1の溝の側面に対してほぼ垂直方
    向に前記第1の保護材ブロックを加圧して該第1の溝中
    の余分な前記第2の接着材を該第1の溝の外に押し出し
    だ後冷却して前記第1および第2の接着材を硬化させ、
    積層ブロックを作製する第4工程と、前記積層ブロック
    の外側を研削、研磨して直方体状の積層ブロックとした
    後、該積層ブロックを前記第1の保護材ブOyりの上面
    に垂直に前記金属磁性薄。 板を2等分するように切断して一対の磁気ヘッドコア半
    休ブロックを作製する第5行程と、前記−10対の磁気
    ヘッドコア半休ブロックの前記切断面を。 鏡面研磨し、少なくとも一方の前記磁気ヘノトコ。 ア半体ブロックの該研磨面の前記第1の保護材ブ。 ロック側にコイル巻線用溝を、前記一対の磁気ヘッドコ
    ア半休ブロックの該研磨面の前記第2の保5護材ブロッ
    ク側に接合用溝を設ける第6エ程と、前記第6エ程を終
    った一対の磁気ヘッドコア半休・ブロックの少なくとも
    一方の前記研磨面に所定厚・さの非磁性層を設けた後、
    前記一対の磁気ヘット゛・コア半休ブロック同志を前記
    研磨面に現われて四・・る前記金属磁性薄板同志が相対
    峙するようにして妾合し、接合磁気ヘッドコアブロック
    を作製する第7エ程と、前記接合磁気ヘッドコアブロッ
    クを前記金属磁性薄板の両側に所定形状の前記保護材ブ
    ロックを残すようにして前記保護材ブロック部で切断し
    て磁気ヘッド単体に切り離し、該磁気ヘッド単体(で所
    定の仕上げ加工を施す第8行程とを含むことを特徴とす
    る磁気ヘッドの製造方法。 。 2 所定の大きさを有する直方体状の第1の保護材ブロ
    ックと該第1の保護材ブロックと同種ま10たは異種の
    第2の保護材ブロックとを第1の熱可塑性接着材層を介
    して接合して基板ブロックを作゛製する第1工程と、前
    記基板ブロックの第1の保。 籐材ブロックに前記第1の熱可塑性接着材層に達。 する所定幅の第1の溝を所定間隔で該第1の保護15材
    ブロツクの所定の一側面と平行に複数本形成す。 る第2工程と、前記第1の溝の幅よりも厚さの合・計が
    小さい金属磁性薄板の組を該第1の溝に挿入・すると共
    に該金属磁性薄板の組の両側に第2の接゛着付を配置す
    る第6エ程と、前記第6エ程を終っ20た前記基板ブロ
    ックを前記金属磁性薄板の磁気特性を劣化させる温度以
    下の温度で加熱処理して前記第2の妾着付を溶融1〜、
    前記第1の溝と金属磁性薄板との間隙に充填すると共に
    前記第1の熱可塑性接着材層を溶融または軟化させた上
    、前記第1の溝の側面に対してほぼ垂直方向に前記第1
    の保護材ブロックを加圧して該第1の溝中の余分な前記
    第2の接着材を該第1の溝の外に押し出した。 後冷却して前記第1および第2の接着材を硬化さ。 せ、積層ブロックを作製する第4工程と、前記積10層
    ブロックの外側を研削、研磨して直方体状の積。 層ブロックとした後、該積層ブロックを前記第1“の保
    護材ブロックの上面に垂直に前記金属磁性薄“板を2等
    分するように切断して一対の磁気ヘッドコア半体ブロッ
    クを作製する第5行程と、前記−15対の磁気ヘッドコ
    ア半休ブロックの前記第1の保・籐材ブロックの上面を
    鏡面研磨し、少なくとも−。 方の前記磁気ヘッドコア半休ブロックの該研磨面・の前
    記第1の保護材ブロック側にコイル巻線用溝゛を、前記
    一対の磁気ヘッドコア半休ブロックの該20研磨面の前
    記第2の保護材ブロック側に接合用溝を設ける第6エ程
    と、前記第6エ程を終った一対の磁気ヘッドコア半休ブ
    ロックの少なくとも一方の前記研磨面に所定厚さの非磁
    性層を設けた後、前記一対の磁気ヘッドコア半休ブロッ
    ク同志を前記研磨面に現われている前記金属磁性薄板同
    志が相対峙するようにして接合し、接合磁気ヘッドコア
    ブロックを作製する第7エ程と、前記接合磁気。 ヘッドコアブロックを前記金属磁性薄板の両側に。 所定形状の前記保護材ブロックを残すようにして10前
    記保護材ブロック部で切断して磁気ヘッド単体゛に切り
    離し、該磁気ヘッド単体に所定の仕上げ加。 工を施す第8行程とを含むことを特徴とする磁気゛ヘッ
    ドの製造方法。 3 所定の大きさを有する直方体状の磁性フェ15ライ
    トからなる第1の保護材ブロックと該第1の・保護材ブ
    ロックと同種または異種の第2の保護材ブロックとを第
    1の熱可塑性接着材層を介して接・合して基板ブロック
    を作製する第1工程と、前記・基板ブロックの第1の保
    護材ブロックに前記第120の熱可塑性接着材層に達す
    る所定幅の第1の溝を所定間隔で該第1の保護材ブロッ
    クの所定の一側面と平行に複数本形成した後、該第1の
    溝の両側面の両端上部角部に所定の形状と大きさを有す
    る切欠き溝を設ける第2工程と、前記第1の溝の幅より
    も厚さの合計が小さい金属磁性薄板の組を該第1の溝に
    挿入すると共に該金属磁性薄板の組の両側に第2の接着
    材を配置する第3行程と、前記。 第6エ程を終った前記基板ブロックを前記金属磁。 性薄板の磁気特性を劣化させる温度以下の温度で10加
    熱処理して前記第2の接着材を溶融し、前記切。 欠き溝をもつ第1の溝と金属磁性薄板との間隙に。 充填すると共に前記第1の熱可塑性接着材層を溶。 融または軟化させた上、前記第1の溝の側面に対。 してほぼ垂直方向に前記第1の溝を加圧して該第151
    の溝中の余分な前記第2の接着材を該第1の溝゛の外に
    押し出した後冷却して前記第1および第2゜の接着材を
    硬化させ、積層ブロックを作製する第゛4工程と、前記
    積層ブOyりの外側を研削、研磨。 し、さらに該積層ブロックの前記切欠き溝の現わ20れ
    ている両11111面を鏡面研磨した後、該積層ブロッ
    クを前記第1の保護材ブロックの上面に垂直に前記金属
    磁性薄板を2等分するように切断して一対の磁気ヘッド
    コア半休ブロックを作製する第5工程と、前記1対の磁
    気ヘットコア半休ブロックの少なくとも一方の前記研磨
    面の前記第1の保護材ブロック1則にコイル巻線用・背
    を、前記一対の磁気ヘッドコア半休ブロックの前記研磨
    面の前記第2゜の保護材ブロック1111に接合用溝を
    設ける第6エ程。 と、前記第6エ程を終った一対の磁気ベンドコア1C半
    体ブロックの少なくとも一方の前記研磨面に所゛定厚さ
    の非磁性層を設けた後、前記一対の磁気へ。 ノドコア半休ブロック同志を前記研磨面に現われ。 ている前記金属磁性薄板同志が相対峙するように゛して
    接合し、接合磁気ヘッドコアブロックを作製15する第
    7エ程と、前記接合磁気ヘノドコアブロノ・りを前記金
    属磁性薄板の両側に所定形状の前記保・籐材ブロックを
    残すようにして前記保護材ブロン・り部で切断して磁気
    ヘッド単体に切り離し、該磁・気ヘッド単体に所定の仕
    上げ加工を施す第8工程2(とを含むことを特徴とする
    磁気ヘッドの製造方法。 4 特許請求の範囲第1項、第2項または第6項記載の
    磁気ヘッドの製造方法において、前記第3工程において
    、前記金属磁性薄板の組の各薄板の片面もしくは両面に
    前記第2の接着材をあらかじめ被着した後、該金属磁性
    薄板の組を前記第1の溝に挿入することを特徴とする磁
    気ヘッドの製造方法。 5 特許請求の範囲第1項、第2項、第6項ま。 だは第4項記載の磁気ヘッドの製造方法においゼ0、前
    記第1の熱可塑性接着材として前記金属磁性薄。 板の磁気特性を劣化させる温度以下の軟化温度を。 もつガラスを用い、前記第2の接着材として該第゛1の
    熱可塑性接着材と軟化温度が同じか、あるい。 は該接着材より軟化温度が低いガラスを用いるこ1うと
    を特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 6、特許請求の範囲第1項、第2項、第3項ま・たけ第
    4項記載の磁気ヘッドの製造方法において・、前記第1
    の熱可塑性接着材層が前記第2の保護材・ブロックを兼
    ね、かつ、該第1の熱可塑(’IE=I1着材20の軟
    材20が前記第2の接着材の軟化温度より高いととを特
    徴とする磁気ヘッドの製造方法。 2、特許請求の範囲第1項、第4項、第5項または第6
    項記載の磁気ヘッドの製造方法において、前記第6エ程
    の前に前記第2工程において設けた第1の溝の両側面の
    中央上部に所定の形状と大きさを有する切欠き溝を設け
    ることを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011586A (ja) * 1983-04-22 1985-01-21 ユ−オ−ピ−・インコ−ポレイテツド 接触水素化分解法
JPS6049088A (ja) * 1983-08-30 1985-03-18 Idemitsu Kosan Co Ltd 流動パラフィンの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011586A (ja) * 1983-04-22 1985-01-21 ユ−オ−ピ−・インコ−ポレイテツド 接触水素化分解法
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