JPS5862820A - 磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘツドの製造方法

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JPS5862820A
JPS5862820A JP15946381A JP15946381A JPS5862820A JP S5862820 A JPS5862820 A JP S5862820A JP 15946381 A JP15946381 A JP 15946381A JP 15946381 A JP15946381 A JP 15946381A JP S5862820 A JPS5862820 A JP S5862820A
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JP
Japan
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magnetic
groove
magnetic head
reinforcing block
manufacturing
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JP15946381A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kumasaka
登行 熊坂
Moichi Otomo
茂一 大友
Hideo Fujiwara
英夫 藤原
Takeo Yamashita
武夫 山下
Sanehiro Kudo
實弘 工藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/147Structure or manufacture of heads, e.g. inductive with cores being composed of metal sheets, i.e. laminated cores with cores composed of isolated magnetic layers, e.g. sheets

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気記録再生用磁気ヘッド(以後。
磁気ヘッドと記す。)及びその製造方法に関し、さらに
詳細には、ビデオ磁気ヘッドのように高周波信号の記録
再生に適した磁気ヘッドの製造方法に関するものである
磁気ヘッドのコアを構成する磁性材料として。
高透磁率フェライト材料を用いたものが実用化されてい
る。フェライト材料よシなる磁気ヘッドは。
高周波領域において高透磁率特性を示すために再生能率
が高く、また、耐摩耗性にも優れているだめ、家庭用V
TRの磁気ヘッドとして広く用いられている。しかし、
フェライト材料の飽和磁束密度は5000ガウス程度で
あるため、磁気テープの保磁力が1000エルステツド
を越える場合には、十分な記録を行なうことが困難とな
る。
また、他の材料としては、結晶質Fe −AI −8i
合金あるいは非晶質磁性合金のような金属磁性材料があ
シ、この金属磁性材料を用いた磁気ヘッドはフェライト
材料を用いたものより飽和磁束密度が高く、かつ、摺動
雑音が低いという優れた特性を有する。しかし、バルク
の金属磁性材料は電気抵抗が低いので、高周波領域で用
いると、渦電流損失が犬きぐ゛、高周波領域での透磁率
の低下が起る。また、耐摩耗性も劣る。このだめ、高周
波記録用磁気ヘッド材料として、金属磁性材料を用いる
場合には、渦電流損失による磁気特性の劣化を防ぐため
に、これを薄板化したものが必要となる。
上記のような従来の金属磁性材料の欠点を解消するため
に、磁気ヘッド用金属磁性材料の開発とその薄板化技術
の開発が鋭意性なわれてきた。とくに、超急冷法(スプ
ラットクーリング法)技術の発達によって、非晶質磁性
合金の薄板化が進歩し、最近では、Fe−Al−8i合
金(いわゆるセンダスト)などの結晶質磁性合金の薄板
化も可能となった。また、加工技術の進歩によシ、セン
ダスト合金のバルク材から薄板を切り出すとさも可能と
なった。このようにして得られた金属磁性材料の薄板は
、従来の金属磁性材料の特徴である高飽和磁束密度、高
透磁率特性を保持しており、かつ。
高周波特性にすぐれているため、高周波用磁気ヘッド材
料として有望であることが報告されている。
従来、金属磁性薄板を用いた磁気ヘッドは薄板を多層に
積層して作製されていだが、耐摩耗性に対する欠点は解
決されておらず、また、多層に積層する技術が困難で9
作製プロセス上の問題が多かった。
そこで2上記欠点を解決するために、金属磁性薄板を用
いた磁気ヘッドとして、第1図に示すように、補強材(
例えば、磁性フェライト)に溝を設け、この溝に金属磁
性薄板を埋め込み、接着材で固定、保護する構造のもの
が提案された。例えば、第1図(a)および(b)に示
される磁気ヘッドコア10においては9例遠は、磁製フ
ェイトブロソク、からなる一対のコア部片11.11’
のギャップ突き合せ面に溝を設け、この溝に厚さ10〜
50μmの金属磁性薄板12 、12’をさし込み、接
着材13で固定し、少なくとも一方のコア部片9例えば
、11′のギャップ突き合せ面にコイル巻線用溝を設け
て。
一対のコア部片11 、11’のギャップ突き合せ面を
非磁性ギャップ規制材層を介して所定の空隙を保って貼
シ合せ9作動ギャンプ14を形成し、磁気ヘッド10を
作製するものである。また、第2図(a)および(b)
に示された磁気へノド16は金属磁性薄板12 、12
’をフェライト・コア部片11,11′の記録媒体対向
面側に設けた溝に挿し込んだ構造である。なお9両図に
おいて、15は作動ギヤノブ幅(トラック幅)を決める
ために切シ欠き溝に充填されたガラスなどの非磁性物質
、17はコア後部補強のために溝に充填されたガラスな
どの非磁性物質、18はコイル巻線用窓である。
上記のような磁気ヘッドにおいて、磁性を有するフェラ
イトブロックを補強材とする場合には。
作動ギャップを金牌磁性薄板のみで構成するために、フ
ェライトブロックの作動ギヤツブ近傍部に切シ欠き溝を
設け、この切り欠き溝に非磁性物Ifl(15を充填す
る。このようなヘッド構造によって機械的接合強度が増
し、かつ、耐摩耗畔すぐれたものが得られるようになる
しかし、溝に金属磁性薄板を挿し込む方法においては、
溝と金属磁性薄板の間に間隙が生じ、ヘッドを作製した
場合、磁気テープと摺動させた時に間隙に塵が詰ったり
、欠けが生じ易い欠点がある。また、フェライトと密着
性が悪いことによって磁気ヘッドの磁気抵抗が高くなシ
、十分な記録再生特性が得られない。さらに、このよう
な溝への金属磁性薄板の挿し込み作業を量産的に能率を
良くするためには7例えば、25μm厚みの金属磁性薄
板を溝に挿し込む場合に、溝幅を30〜35μm程度に
することが必要となり、5〜10□mの間隙ができる。
一方、溝と金属磁性薄板の間隙を小さくしようとすると
、金属磁性薄板の挿し込み深さのばらつきが大きくなり
、ヘッド作製能率が悪く。
歩留りが低下する欠点がある。また、溝幅の精度も厳密
にしなければならず、金属磁性薄板の厚みや面積度のコ
ントロールを考えると困難である。
本発明は前述のような従来の磁気ヘッドの製造方法にお
ける欠点を解消し、高密度磁気記録再生に適した磁気ヘ
ッドを提供することを目的とするものである。さらに詳
細には、金属磁性薄板と非磁性体又は高透磁率磁性体か
らなる補強材ブロックとを組み合せた磁気へノドの製造
の際における両者の接合に際して両者の密着性、接着強
度を高め、かつ、磁気回路における磁束の流れを能率よ
くシ、得られる磁気ヘッドの性能を高めることを目的と
する。
本発明は、上記の目的を達成するために、実質的に作動
ギャップ部が金属磁性薄板がらなり、該金属磁性薄板を
その両側面から挾むようにして補強ブロック中に埋め込
んだ形の磁気ヘッドの製造方法において、(1)直方体
状補強ブロックの第1の面の中間に数面と数面に隣接す
る両側面に直交する第1の溝を設け、該第1の溝に低融
点ガラス智の第1の接着材を溶融、充填する第1工程、
 (ii)第1工程で形成した前記第1の溝の延長線」
二の前記補強ブロックの第2の面から少なくともMff
記第1の溝に達する第2の溝を設ける第2工程、 (i
ii)第2工程で形成した前記第2の溝に金属磁性薄板
を挿入し、前記補強ブロックの第2の面の該金属磁性薄
板の両側に接して低融点ガラス等の第2の接着材を配置
し、該補強ブロック全体を加熱して前記第1及び第2の
接着材を溶融した上積金属磁性薄板の板面に直角な方向
に該補強ブロックを両側から加圧した後冷却し29、該
金属磁性薄板を該補榔ブロックの第2の溝中に固定する
第3工程、(V)第6エ程で得られた補強ブロックの外
周面から突出している部分を研磨して除去し、直方体状
複合ブロックを得る第4工程、()第4工程で得られた
複合ブロックの一対(この各々を磁気ヘッドコア部片と
称する。)、−!だは、前記複合ブロックを前記金属磁
性薄板の板面と前記補強ブロックの第2の面に直交する
面に清ってほぼ同形の直方体に2分割して得られた一対
の磁気ヘッドコア部片の前記金属磁性薄板端面が同形に
現われている面をギヤノブ構成面とし、該ギャップ構成
面を鏡面研磨する第5工程、(イ第5工程で得られた一
対の磁気ヘッドコア部片の少なくとも一方の前記ギャッ
プ構成面の所定位置に該ギャップ構成面に現われている
前記金属磁性薄板端面に直角なコイル巻線用窓となるべ
き溝を形成する第6エ程、 (viD第6エ程で得られ
た前記一対の磁気へソドコア部片同志を前記ギャップ構
成面に現われている前記金属磁性薄板端面同志が精確に
相対峙するようにして低融点ガラス等の接着材層を介し
て接合させて磁気ヘッドコアブロックを得る第7エ程、
 (viii)第7エ程で得られた磁気へソドコアプロ
ソクを前記金属磁性薄板を間に挾んで前記補強ブロック
部分から所定め厚さに切断して磁気ヘッドを得る第8工
程を主たる工程とすることを特徴とするものである。
本発明に用いる上記直方体補強ブロックは非磁性材料(
例えば、リチウム・シリケー訃系セラミックス)でもよ
く、好ましくは、Mn−ZnフェライトあるいはNi−
Znフェライト等の高透磁率フェライト材が良い。例え
ば、高透磁率材を用いれ9.1 ば、補強材であると共に補助磁極の役もなし、磁気ヘッ
ドの特性も向上する利点がある。さらに耐摩耗性に耐し
ても優れている。
一方9本発明に使用され、る金属磁性薄板はFe−8i
系、Fe−Al系、Fe−Al−3i系あるいはFe−
Ni系合金のような結晶質磁性合金、もしくは非晶質磁
性合金(例えば、特開昭51−65595号、特開昭7
5920号、特開昭51−73923号で提案されてい
る。Fe 、Ni 、 coの1つ以上の元素とp、c
B 、 S iの1つ以上の元素とからなる合金または
これらを主成分とし+  A I + G e + B
 e + S n r I n + M o +W、T
i、Mn、Cr、Zr、Hf、Nb等を含んだ合金を溶
解し、高速急冷して薄板として作製される。)が用いら
れる。これらの金属磁性薄板の厚さは特に限定されるも
のではないが、実用上は約10〜60μmで。
1枚の金属磁性薄板を用いる場合は、少なくとも磁気ヘ
ッドのトラック幅の厚みのものが用いられる。この薄板
を複数枚用いる場合は、各薄板の厚さの合計がトランク
幅もしくはそれ以上あればよい。
第1工程における第1の溝には接着材(例えば低融点ガ
ラス)が充填され、第2工程における第2の溝には金属
磁性薄板が挿入される。第10溝の役目は第2の溝に挿
入された金属磁性薄板と第2の溝との間隙をできるだけ
なりシ、補強ブロックと密着性良く接合させるためのも
のである。すなわち、補強ブロックの第2の溝に金属磁
性薄板を挿入後、補強ブロックの側面を加圧しながら第
1の溝に充填された接着材の軟化あるいは溶融する温度
で加熱し、前記加圧力によって金属磁性薄板と補強ブロ
ックの間隙を押し縮め9両者の密着性を増すとと−にあ
る。このため、第2の溝は少なくとも第1の溝に達する
ように形成することが必要である。
前記第1の溝の幅は前記第2の溝の幅に対してとくに規
定するものではないが、第2の溝幅より狭くしておく方
が密着性に対して有利である。また、金属磁性薄板の挿
入深さはコイル巻線用溝より深くシておくことが好まし
い。
本発明において少なくとも作動ギャップを形成する部分
及びその近傍部が実質的に金属磁性薄板からなるように
構成すれば、磁気ヘッドの作動ギャップ近傍部の飽和磁
束密度を十分高めることができ、とくに好ましい結果が
得られる。このため。
補強ブロックとして高透磁率フェライトを用いる場合に
は、金属磁性薄板の構成する作動ギャップ両側面近傍の
フェライト補強ブロックに少なくとも金属磁性薄板に達
する切り欠き溝を設けることが好ましい。この切り欠き
溝は作動ギヤツブ部付近のトラック幅を狭くするのにも
寄与する。この場合1作動ギャップ側面近傍の切り欠き
溝が金属磁性薄板の一部におよび、該薄板にも切り欠き
が入るようにしてもよい。この切り欠き溝には1通常、
補強用の非磁性材を充填する。この補強用非磁性材とし
ては、一般に、低融点ガラスを用いることが多い。この
ようにして9作動ギャップ部を構成する高透磁率磁性材
料が実質的に金属磁性材料板で、該作動ギャップ部を除
く磁気記録媒体対向部及び後部磁気回路形成部が該金属
磁性薄板と高透磁率フェライト補強ブロックとの複合体
からなるように磁気ヘッドを構成することができる。な
お、前記切り欠き溝は前記第2の溝を形成する前に設け
ておくこともできる。この場合、磁気ヘッドのトラック
幅は前記第2の溝に挿入された金属磁性薄板の厚さに相
当するものとなる。金属磁性薄板を複数枚挿入した場合
には、その全厚みがトランク幅となる。
一方、前記補強ブロックが非磁性材である場合には、前
記切シ欠き溝は必要なく、磁気ヘッドの磁気回路形成部
はすべて金属磁性薄板により構成される。
第3図は本発明によって得られる磁気ヘッドの代表例を
示す図である。例えば、同図(a)に示されている磁気
ヘッド20においては、補強ブロックに高透磁率フェラ
イトを用い、これを2分した磁気コア部片21.21’
のギャップ突き合せ面側に前記第2の溝を設け、これに
金属磁性薄板22.22’を挿入したものである。23
.23’は前記第1の溝に相当し、接着材が充填されて
いる。24.24’は接合されたフェライト磁気コア部
片21.21’の作I・・ 動ギャップ部に設けた切シ欠き溝であり、トラック幅決
め用のものであり、ここにも接着材が充填されている。
25はコイル巻線用窓である。これに対して、同図(b
)に示す磁気ヘッド26は接合された一対のフェライト
磁気コア部片21.21’の磁気記録媒体に対向する面
の中間を両側まで貫通して前記第2の溝が設けられ、こ
れに金属磁性薄板22.22’が挿入されたものである
また、第3図(C)に示す磁気ヘッド27は補強ブロッ
クに非磁性材(例えば、米国コーニング社製。
商品名フォトセラム)を用い、一対の非磁性ブロックか
ら力る磁気ヘッドコア部片28.28’の磁気記録媒体
に対向する両側に同図(b)と同様に金属磁性薄板22
.22’を挿入したものである。ただし。
この場合は、補強ブロックが非磁性材であるため。
同図(a) 、 (b)に示すような切シ欠き溝24’
 、 2’4’を必要としない。さらに、同図(a)に
おいて、磁気ヘッドコア部片21.21’を非磁性のも
のとし、切シ欠き溝24.24’を設けない形の磁気ヘ
ッドも本発明によって得ることができる。
本発明によって得られる磁気ヘッドは機械的強度が強い
が、その理由は、第3図に示した磁気ヘッドに代表され
るように、各主要接合部が磁性フェライト、非磁性のガ
ラス、セラミックスからなる磁気へラドコア部片21.
21’又は28.28’同志間で行なかれていることに
よる。すなわち、金属磁性材料はガラスなどの接着材に
対して接着強度が弱く、前記磁気へラドコア部片を金属
磁性薄板と全面で接合した場合、過酷な機械加工に対し
て十分耐え得るものではなかった。−その点、フェライ
トやセラミックス材はガラスとのぬれ性も良く。
十分な接合強度が得られるという利点がある。本発明に
おける磁気ヘッドは、このよう々点に着目して、接合部
の補強は主に補強ブロック同志をガラスなどの接着材で
行ない9機械的強度を高めだものである。
さらに9本発明によって得られる磁気ヘッドは。
第3図(d)にその磁気記録媒体対向面の一部の例を゛
平面図で示すように、金属磁性薄板22.22’と磁気
へ入ドコア部片21.21’との接合部28に介在する
接着材層を第1図、第2図に示した従来の同種磁気ヘッ
ドに比べて極めて薄く、1〜21tH稈度まで密着でき
る特“徴がある。
本発明の磁気ヘッドの製造方法によれば、とくに金属磁
性薄板を主磁極とし、フェライトを補助磁極とした第3
図(a) 、 (b)に示した磁気ヘッドにおいては、
金属磁性薄板とフェライト補強ブロックとの密着性の向
上によって、磁気回路において磁束の流れを有利にする
利点があり、従来の同一構造の磁気へノドに比べ9周波
数4.1 MHzにおける出力−雑音比で数テシベル以
上の向上が認められた。
捷だ、製造面では、金属磁性薄板を挿入する補強ブロッ
クの溝幅を従来法より広くすることができ、磁気ヘッド
作製能率が高められ9歩留りが向」ニすると共に大量生
産に適したものである。
以下9本発明を実施例を参照して詳細に説明する。
第4図(イ)〜(す)は本発明による磁気ヘッドの製造
工程の一実施例を示す。ここで、第4図では説明を簡午
にするために、1個の磁気全ノドコアを作製する場合に
ついて説明するが、実際は後に説明するように、一つの
ブロックから複数個の磁気ヘッドコアが作製できる工程
に拡張できるものである。
第4図(イ)において、30は補強ブロックとして用意
された非磁性材ブロックで、米国コーニング社製の商品
名フオトセラムからなる直方体フ゛ロックである。この
補強ブロック30の所定の一頂1に。
この面を2分する第1の溝61を設ける。この第1の溝
31は幅20μm、深さ0.57zmとした。溝加には
高速ダイサーで行ない、ブレードはダイヤモンド砥粒+
 100’[]のメタルボンドを用いた。
つぎに、第4図(ロ)に示すように、前記第1の?1η
31に接着材として低融点pbガラス62を充填した。
低融点ガラスはpbを約70%含む、軟化温度400℃
のものを用いた。
ついで、第4図←うに示すように、補強ブロック30の
第1の溝31の深さ方向の延長」二の裏面(磁気記録媒
体対向面となる面)から金属磁性薄板を挿入するだめの
第2の溝33を少なくとも第1の溝61に達する深さに
形成する。第2の溝33の幅は約40μmとした。
つぎに、第4図に)に示すように、補強ブ07り30の
第2の溝63に厚み約25μmの金属磁性薄板34を挿
入し、金属磁性薄板34の両側部に沿ってガラス棒35
を配置して、加圧治具で、矢印Pの方向に加圧しながら
、約550℃に加熱してガラス棒35を溶融し、溝31
の間隙に流入させると共に第1の溝31内のガラス32
も軟化させ。
加圧力によって補強ブロック30と金属磁性薄板34を
密着、接合させる。この工程が従来の方法と大きな相違
をもつものであり、これによって第2の溝63と金属磁
性薄板34を密着、接合させることが可能とカっだ。
ここで用いた金属磁性薄板64はFe−Al−8j系合
金であり、3〜10ωt、係のAl、6〜12ωt0%
のSiおよび残部Feからなる組成を基本とするもので
ある。これに各種の添加元素を加えることによって磁気
特性、4食性、耐摩耗性の改善および薄板形成が容易に
なるようにしだものである。なお。
薄板は合金を溶融し、スプラット・クーリング法によっ
て9幅3mm、厚さ25μmのものを作製して使用した
一方、第1の溝31および第2の溝36の充填用ガラス
には、軟化温度が約400℃、熱膨張係数が104 X
 10−’/’Cの≠8465ガラス(米国コーニング
社製品の商品名)を用いた。
つぎに、第4図に)で得た補強プロ7り30の表面から
はみでた余分な金属磁性薄板およびガラスを研削、研摩
によって除去し、第4図(ホ)に示すような複合ブロッ
ク66とし、これを金属磁性薄板34に直角に一点鎖線
38に泪って2分割し、切断面を鏡面研磨して磁気コア
部片37.37’とする。
ついで、第4図(ホ)で得た磁気コア部片37.+7’
の少なくとも一方9例えば磁気コア部片37の鏡面研磨
面に、この面に露出している金属磁性薄板34に直角に
、かつ、磁気コア部片37の磁気記録媒体対向面側に作
動ギャップ深さに和尚する幅の面40が残るようにコイ
ル巻線用溝39を設ける(第4図(へ)。)。一方、他
方の磁気コア部片67′は溝を設けずにおく(第4図(
ト)。)。ここで、磁気コア部片37の面40を作動ギ
ャップ構成面9面41を後部ギヤツブ構成面と呼ぶこと
にする。寸た、これに対応する磁気コア部片37′の研
磨面部分40’、41’も同様に呼ぶことにする。
つぎに、第4図(へ)で得た磁気コア部片67のギャッ
プ構成面40.41にギャップ規制材となる非磁性材料
を所要のギャップ長(約0.4μm)となる厚みだけ、
スパッタ蒸着法によって被着した。なお、磁気コア部片
37.37’の両者に被着する場合には、その半分の厚
みとする。ギャップ規制材はガラス、セラミックス、金
属等の非磁性材が用いられ、一般には、5in2や硼珪
酸ガラスが用いられる。
場合によっては1作動ギャップ構成面40.40’には
高融点ガラス、後部ギャップ構成面41.41’には低
融点ガラスを用いて、後の磁気コア部片37゜57′の
接合の際に、後部ギャップ構成面の低融点ガラスを溶か
して接合するようにしてもよい。
つぎに、ギャップ規制材膜を被着された磁気コア部片3
7と同規制膜を被着されまたは被5着されていない磁気
コア部片37′をそれぞれの作動ギャップ構成面、後部
ギャップ構成面同志を対向させて、第5図(1)に示す
ように突き合せる。この時。
金属磁性薄板34は、その厚さがトラック幅となるため
、互いに正確に対応するように、精度良く。
位置合せを行なう必要がある。突き合せた一対の磁気コ
ア部片は治具に固定し、加圧、加熱して接合して磁気へ
ッドコアプロソク42を得る。接合に際してはコイル巻
線用窓43の一部に非磁性接着材を充填するか、あるい
は磁気ヘッドコアブロック42の後部ギャップ構成面の
一部に溝を設け。
、この溝に非磁性接着材を充填するか9両者を併用して
補強してもよい。
このようにして得た磁気ヘッドコアブロック42は外周
スライサ、ダイサ、ワイヤソー等で、金属磁性薄板34
を挾む一点鎖線A、A’に清って切断し、第4図(更に
示す磁気ヘッド44を得る。コア幅Twは補強材が残る
ように、トラック幅twより広くする。ここでは、TW
は100〜200μmとした。
つぎに2本発明?、他の実施例を第5図(a) 、 (
b) 。
(c)に示す。第4図のものは磁気コア部片同志の接合
強度をよシ強固にするために行なったものである。第4
図(ホ)で得た磁気コア部片57 、37’のギャップ
構成面の金属磁性薄板34の両側部近傍にこれと平行に
溝45.45’を設け、これらの溝に低融点ガラスを充
填した後、一方の磁気へラドコア部片37にコイル巻線
用溝39を設けて第5図(a)。
(J))に示す磁気コア部片37.37’を作製する。
しかる後、この磁気コア部片37.37’を第6図の場
合と同様にして接合した後、溝45 、45’のほぼ中
心を通り、金属磁性薄板34に平行な面で切断すれば、
第5図(C)に示す磁気ヘッドが得られる。
また、磁気ヘッドの個々の形状については多少の変更も
可能である。例えば、第6図に示すように補強ブロック
30に設けた第2の溝に複数枚の金属磁性板34を挿入
することもできる。この場合、薄板に厚みが5〜10μ
mのものを使用すれば。
渦電流損失を小さくすることができ、高周波領域での透
磁率を高めることができる。さらに、補強ブロックに磁
性材を用いた場合には、磁性層の体積が増し、磁気回路
の磁気抵抗を下げることができる。場合によっては、第
7図に示すように、複数枚の金属磁性薄板のうち、得ら
れる磁気ヘッドのトラック幅に相当するもの以外の金属
磁性薄板34′の作動ギツプ近傍に切り欠き部44を設
けておくことによって、狭トラツクの磁気ヘッドにする
こともできる。
さらに、第8図に示すように、補強ブロック6゜に補強
部とする第1の溝31の幅を金属磁性薄板64を挿入す
るだめの第2の溝63の幅よりも広くしてもよい。この
ように接着層32を十分に厚くとれば、第1の溝31と
第2の溝33の位置の自由度が広がり9位置合せ精度を
ゆるめることができる。
実施例 2゜ つぎに、補強ブロックに高透磁率フェライトを用いた場
合についての実施例を以下に説明する。
磁性フェライト材としては、’Mn−Znフェライト(
Fe20554モル% + Mn 027モル% + 
Z n 01qモル%)からなるブロックを用いた。金
属磁性薄板としては、非晶質磁性薄板を用いた。この非
晶質磁性薄板はCo −Fe−8i−B系の合金を溶融
し、スプラットクーリング法で作製した。例えば+  
(I’80.06COo、94 )75 Si++、s
 B+g、sの組成で、板厚は約25 μ7/lのもの
である。
第9図〜第15図は補強ブロックに磁性フェライトを用
いた時のヘッド作製工程における個々の中間部品形状を
示すものである。主々ヘッド作製工程は実施例1に順す
るものである。とくに、異なる工程は、補強ブロックに
磁性フェライトを用いているため9作動ギヤノブ近傍部
の金属磁性薄板のみを残し、フェライトを除去するため
1作動ギヤノブ近傍部に切シ欠き溝を設けることである
これは前述したように少なくとも作動ギヤツブ部を実質
的に金属磁性薄板で構成するためである。
磁性フェライトを用いる場合には、金属磁性薄板を主磁
極とし、磁性フェライトを補助磁極として耐摩耗性を向
上させると共にヘッド特性を向上させることを目的とし
ている。
第9図(イ)に示したのは、補強ブロックとして磁′l 性ツーライトを用い、第4i(イ)〜(ホ)と同様な工
程で作製した複合ブロック56を示す。ここで、50は
磁性フェライトからなる補強ブロック、51は第1の溝
、52は第1の溝51に充填され、た低融点ガラス等の
接合材、53は第2の溝、54は第2の溝53に挿入さ
れた非晶質磁性合金薄板である。
ここで、注意すべきことは、非晶質磁性合金薄板を用い
た場合、磁気ヘッド作製プロセスにおける熱処理は非晶
質磁性合金の結晶化温度以下の温度で行なう必要があり
、接合材にガラスを用いる時には、この結晶化温度以下
に軟化温度をもったガラスを選ばなければならない。
本実施例で用いた非晶質磁性合金は(Fe0゜6CO0
,94) 755ifts B1&5であり、その結晶
化温度は520℃であった。この磁性材料を用いた磁気
ヘッドに用いる接合用ガラスとしては、  PbO’7
5〜85重量%、B20310〜15重量係、  5i
Q20.5〜5重量先Al2030.5〜2,5重量%
で、熱膨張係数95〜120×1070C!軟化温度3
50T−400°Cであるガラスが適当であった。
上記ガラスは前記Mn−Znフェライト(熱膨n長係数
110〜118×10−7/℃)と前記Co−Fe−8
i −B系非晶質磁性合金(熱膨張係数115〜j20
×10−7/℃)を組み合せて接合するのに適した熱膨
張係数を有し、450〜500℃の温度で接合すること
ができる。
つぎに、この場合には、第9図(ロ)に示すように。
複合ブロック56の金属磁性薄板54の両端の現われて
いる両側面をギャップ構成面55とし、この面を研磨し
た後、この面の金属磁性薄板54の両側で、少なくとも
補強ブロック50の上面角部(作動ギヤノブ近傍部)に
切り欠き溝58.58’を設ける。この切り欠き溝58
.58’は作動ギヤツブ部付近のトランク幅を狭くする
のにも寄与する。
この場合1作動ギヤノブ側面近傍の切り欠き溝が金属磁
性薄板の一部におよび、該薄板にも切シ欠きが入るよう
にしてもよい。例えば、第10図(イ)のものでは、厚
み30μmの非晶質磁性合金薄板54に対して2両側か
ら5μmづつ切り込みが入るように切り欠き溝58.5
8’を形成し、トランク幅を20μmとしだ。また、第
10図仲)のものでは、厚み20μmの非晶質磁性合金
薄板54を3枚重ねて挿入し。
両側20μmに切シ込みが入るように切り欠き溝58.
58’を形成し、トラック幅を2011mとした。
以上述べた切シ欠き溝58.58’には通常、第9図(
・今に示すように、非磁性材料であるガラス59゜59
′を充填する。この場合には、ガラス充填後。
ギャップ構成面55をさらに鏡面研磨する。このガラス
充填は、とくに順序を規定するものではなく、一対の磁
気へラドコア部片同志を接合する後の工程において同時
に行なってもよい。
以上の工程で得られた複合ブロック56は一点鎖線に沿
って、一対の磁気へンドコアブロノク57゜57′に分
割する。
その後は、第4図(へ)〜(男とほぼ同様な工程で。
第9図に)に示すような磁気ヘッドが得られる。
第11図は、第9図に示したものに対して、切り欠き溝
を金属磁性薄板を挿入するための第2の溝を磁性フェラ
イトからなる補強ブロックに形成する前に設けるように
した例である。すなわち。
第4図(イ)、(ロ)と同様な工程で、補強ブロツク5
0に第1の溝51を設け、これにガラス等の接着材52
を充填した後、ギャップ構成面55を研磨して前記第1
の溝51の延長上の補強ブロック5゜の角部に切り欠き
溝60を設ける。この切り欠き溝60には接着材として
のガラス61を充填し。
さらに面55を鏡面研磨する(第11図(イ))。なお
、この切り欠き溝60はつぎに設ける金属磁性薄板挿入
用の第2の溝の幅より十分広くしておく。
つぎに、第11図(ロ)に示すように、切り欠き溝60
の中央を通り、第1の溝51に達する第2の溝53を設
け、ついで、第11図(・→に示すように。
第2の溝53に金属磁性薄板54を挿入して加圧。
加熱し、金属磁性薄板54と補強ブロック5oとを接合
し、複合ブロック56を作製する。その後。
複合ブロック56を一点鎖線に沿って一対の磁気ヘッド
コア部片57.57’に切断する。以後は、第4図(へ
)〜(男とほぼ同様な工程で、第9図に)に示したもの
と同様な磁気ヘッドが得られる。
第12図(イ)は第9図に示したよ・うな切り欠き溝5
8.58’を金属磁性薄板挿入用の第2の溝53を形成
する前に設けたものである。この場合、切シ欠き溝58
.58’の間に挾まれた平坦部62の幅は後に形成する
第2の溝の幅とするか、もしくはこれよりやや狭いもの
とする。作動ギャップ部には少なくともフェライト部が
残らないようにし、かつ、金属磁性薄板の作動ギャップ
近傍まで残っていることが好ましい。
第12図仲)は上記の切り欠き溝58.58’を第1の
溝51の側まで平行に突きぬけるように形成した場合を
示す。第9図(ロ)の場合にも切り欠き溝58゜58′
をこのように形成してもよい。
第9図においては、複合ブロック5−Δの金属磁性薄板
54の両端の現われている両側面をギャップ構成面55
とし、これらの面を当接させて磁気ヘッドを作製しだが
、−このように金属磁性薄板の当接する位置が離れてb
ると、第1の溝の間隔などの微小なくるいなどによりト
ラックずれを生ずる可能性が増加す賦。これを防ぐため
には、第13図(イ)に示すように、第4図(イ)〜(
・→と同様な工程で第1の溝51にガラス52を充填し
た後、第2の溝53を設け、第2の溝53の中間部に円
錐形のダイヤモンド工具等によシ第2の溝53の幅より
も径の太きい切り欠き穴65を設ける。しかる後、第1
3図(ロ)に示すように第2の溝53に金属磁性薄板5
4を挿入した後、金属磁性薄板540両側に低融点ガラ
スを配置して補強ブロック50全体を加熱して低融点ガ
ラスを溶融した上、補強ブロック50を金属磁性薄板5
4の面に直角外方向から加圧した後冷却し、得られた補
強ブロック表面から突出している金属磁性薄板等を研磨
して除去し、複合ブロック56とする。しかる後、同図
の一点鎖線に沿って複合ブロック56を2分割して一対
の磁気ヘッドコア部片57.57’とし9両者の切断面
を鏡面研磨した上、少なくとも一方の磁気ヘッドコア部
片の切断面にコイル巻線用溝を設けた後1両磁気ヘッド
コア部片57.57’を切断面に現われている金属磁性
薄板の端面同志を精確に相対峙させて接着拐層を介して
接合する。このようにすれば9作動ギャップ部で当接す
る金属磁性薄板同志は切断前の複合ブロックにおいて隣
接していたものであるだめ、トラックずれの可能性は前
述のものよシ著るしく減少する。
また、第14図に示す磁気ヘッドコアは、第9図(イ)
、(ロ)、(・→の工程で得られた複合ブロック56の
上面を鏡面研磨した後、一点鎖線に沿って一対の磁気ヘ
ンドコア部片57.57’に切断した後、少なくとも一
方の磁気ヘッドコア部片の前記鏡面研磨面にコイル巻線
用溝を設けた上9両磁気ヘッドコア部片57.57’を
前記鏡面研磨面に現われている金属磁性薄板54の端面
を精確に相対峙させて。
非磁性接着材層を介在させて接合した後、金属磁性薄板
54を間に挾んで一点鎖線に漬って切断して得たもので
第3図(a)に示したものと同様のものである。第14
図で示した磁気へノドの作製」−注意すべきことは、磁
気記録媒体対向面に現われる金属磁性薄板の両端のフェ
ライトとの接合部が作動ギャップ面と平行な部分をもた
ないように形成することが好ましい。第14図に示す磁
気ヘッドにおいては、第15図(イ)にその磁気記録媒
体対向面を示すように、金属磁性薄板54を挿入した補
強ブロックの第2の溝55の底部が磁気記録媒体対向面
に現われるため1作動ギャップ64と第2の溝53の底
部、すなわち、金属磁性薄板54の端が平行であると、
この部分が疑似ギャップとして作動する可能性があるの
で、同図に示すように。
第2の溝53及び金属磁性薄板54の端部には図示のよ
うに丸みをつけることが好ましい。本発明では第14図
(ロ)に示すように金属磁性片板54には端部が丸みを
もっているものを用いた。このような薄板はスプラット
クーリング法によって作製した薄板の幅方向の端部を利
用することもできる。
したがって、金属磁性薄板の幅は1〜2 mm程度あれ
ばよい。幅広の薄板から切シ出しだものは、その端部の
角を適当に加工する必要がある。
その他1本発明において用いられる非磁性接着材はガラ
スが適当であるが、樹脂や無機接着材を組み合せて用い
てもよい。
なお9本発明は第16図に示すように、大きな補強ブロ
ック66に多数の第1の溝51.第2の溝53・を設け
、金属磁性薄板54を第2の溝55に挿入するようにす
れば、同時に多数の磁気ヘッドを得ることができ、量産
に適したものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は高透磁率フェライトブロックに金属磁性
薄板を挿入した従来の磁気ヘッドの斜視図。 第1図(b)は第1図(a)の磁気ヘッドの記録媒体対
向面の平面図、第2図(a)は他の磁気ヘッドの斜視図
。 第2図(b)は第2図(a)の磁気ヘッドの記録媒体対
向面の平面図、第3図(a) 、 (b) 、 <C)
は本発明による補強ブロックに金属磁性薄板を挿入した
磁気ヘッドの斜視図で1図(a) 、 (t))は補強
ブロックに高透磁率フェライトブロックを用いた場合の
磁気ヘッド。 (c)は補強ブロックに非磁性ブロックを用いた場合の
磁気ヘッド、第6図(d)は第6図(a) 、 (b)
の磁気ヘッドの磁気ヘッドの記録媒体対向面の平面図、
第4図は補強ブロックに非磁性ブロックを用いた本発明
の磁気ヘッドの製造工程説明図、第5図は本発明の他の
実施例の中間::工程説明図、第6図、第1□ニ ア図、第8図は本発明のさらに′他の実施例の中間工程
説明図、第9図は補強ブロックに高透磁率フェライトブ
ロックを用いた本発明の磁気ヘッドの製造工程説明図、
第10図は本発明の磁気へノドの他の実施例を示す中間
工程説明図、第11図は本発明のさらに仙の実施例の製
造工程説明図、第12図は本発明の他の実施例の中間工
程説明図。 第13図は本発明の他の実施例の製造工程説明図。 第14図、第15図は本発明の他の実施例の中間工程説
明図、第16図は本発明により一つの補強ブロックから
多数の磁気ヘッドを作製する場合の中間工程説明図であ
る。 図において。 10:磁気ヘッド 11.11′:磁気ヘッドコア部片 12.1り′:金属磁性薄板 13ニガラス等の接着材 14:作動ギャップ 15ニガラス等の充填材 16:磁気ヘッド 17:ガラス等の充填材 18:コイル巻線用窓 21.21’:フェライト磁気ヘッドコア部片22.2
2’:金属磁性薄板 23.23’:第1の溝 24.24’:切り欠き溝 25:コイル巻線用窓 28.28’:非磁性磁気へンドコア部片30:補強ブ
ロック 31:第1の溝 32:接着材層 33:第2の溝 34:金属磁性薄板 55:低融点ガラス棒 36:複合ブロック 37.37’:磁気へラドコア部片 38:切断面 39:コイル巻線用溝 40 、40’ :作動ギャップ構成図41 、4 *
’ :後部ギャップ構成図42:磁気今ツドコアブロッ
ク 43:コイル巻線用溝 44:磁気ヘッド 45 、45’ :接着材充填溝 50:フェライト補強ブロック 51:第1の溝 52:低融点ガラス接着材 53:第2の溝 54:金属磁性薄板 55:作動ギャップ構成図 56:複合ブロック 57.57’:磁気ヘッドコア部片 58.58’:切シ欠き溝 59.59’:低融点ガラス充填材   ′60:切り
欠き溝 61:低融点ガラス充填材 63:切シ欠き穴 64:作動ギャップ 65:金属磁性薄板の端部 66:補強ブロック 才4図 才13― 第1頁の続き 0発 明 者 工藤實弘 国分寺市東恋ケ窪−丁目280番 地株式会社日立製作所中央研究 所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 所定寸法の直方体状非磁性補強プロレフの第1の
    面の中間に該面と顔面に隣接する両側面に直交する所定
    幅、所定深さの第1の溝を設け、該第1の溝に低融点ガ
    ラス等の第1の非磁性接着材を溶融、充填する第1工程
    と、第1工程で形成した前記絹1の溝の延長線上の前記
    補強ブロックの第1の面の裏側の第2の面から少なくと
    も前記第1の溝に達する所定幅の第2の溝を設ける第2
    工程と、第2工程で設けた前記補強ブロックの前記第2
    の溝に該溝の矩形内側壁形状よシやや大きい一枚以上の
    矩形金属磁性薄板を挿入し、前記補強ブロックの第2の
    面の該金属磁性薄板の両側に接して低融点ガラス等の第
    2の非磁性接着材を配置し、該補強ブロック全体を加熱
    して前記第1及び第2の非磁性接着材を軟化、溶融した
    上積金属磁性薄板の板面に直角な方向に該補強ブロック
    を両側面から加圧した後冷却し、該金属磁性薄板を該補
    強ブロックの第2の溝中に固定する第3工程と。 第3工程で得られた補強ブロックの外周面から突出して
    いる部分を研磨して除去し、直方体状複合ブロックを得
    る第4工程と、第4工程で得られた複合ブロックの一対
    (この各々も磁気ヘッドコア部片と称する。)、または
    、前記複合ブロックを前記金属磁性薄板の板面と前記補
    強ブロックの第2の面に直交する面に治ってほぼ同形の
    直方体に2分割して得られた一対の磁気ヘッドコア部片
    の前記金属磁性薄板端面が同形に現われている面をギャ
    ップ構成面とし、該ギャップ構成面を鏡面研磨する第5
    工程と、第5工程で得られた一対の磁気ヘッドコア部片
    の少なくとも一方の前記ギャップ構成面の所定位置に該
    ギャップ構成面に現われている前記金属磁性薄板端面に
    直角々コイル巻線用窓となるべき溝を形成する第6エ程
    と、第6二[程で得られた前記一対の磁気ヘッドコア部
    片同志を前記ギャップ構成面に現われている前記金属磁
    性薄板の端面同志が精確に相対峙するようにして低融点
    ガラス等の接着材層を介して接合させて磁気ヘッドコア
    ブロックを得る第7エ程と、第7エ程で得られた磁気ヘ
    ッドブロックを前記金属磁性薄板を間に挾んで前記補強
    ブロック部分から所定厚さに切断して磁気ヘッドを得る
    第8工程とを含むことを特徴とする磁気ヘッドの製造方
    法。 2、特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッドの製造方法
    において、前記第5工程中に得られる前記一対の磁気ヘ
    ッドコア部片のギャップ構成面を鏡面研磨する1)行に
    、前記ギャップ構成面に現われている前記金属磁性薄板
    の両側に所定間隔を置いて該金属磁性薄板端面に平行外
    所定断面形状の溝を設け、該溝内に低融点ガラス等の非
    磁性物質を充填する工程を設けることを特徴とする磁気
    ヘッドの製造方法、。 6 特許請求の範囲第1項または第2項記載の磁気ヘッ
    ドの製造方法において、前記第3工程が前記補強ブロッ
    クの第2の溝に前記金属磁性薄板の複数枚を重ねて挿入
    するものであるとき、中間に挾まれた所定枚数の前記金
    属磁性薄板はそのままとし、残余の両側にある前記金属
    磁性薄板の前記第2の溝の上面側にくる中央部分に所定
    幅、所定深さの切シ欠きを設けた形のものとして挿入す
    ることを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 4、特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の
    磁気ヘッドの製造方法において、前記第5工程における
    前記ギャップ構成面の鏡面研磨工程を前記第6エ程と前
    記第7エ程の間に挿入することを特徴とする磁気ヘッド
    の製造方法。 5、 特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッドの製造方
    法において、前記第1工程に用いる補強ブロックに非磁
    性材でなく、高透磁率フェライト材を用い、前記第5工
    程において、前記一対の磁気へノドコア部片を鏡面研磨
    する前に、該各磁気ヘッドコア部片の磁気記録媒体対向
    面となるべき面と前記ギヤツブ構、!面との交わる角部
    の前記金属磁性薄板の両側に□゛接して所定トラック幅
    に相当する厚さに該金属磁性薄板が残るように所定太さ
    の切シ欠き溝を設け、該切シ欠き溝に低融点ガラス等の
    非磁性物質を充填する工程を挿入することを特徴とする
    磁気ヘッドの製造方法。 6、 特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッドの製造方
    法において、前記第1工程に用いる補強ブロックに非磁
    性材でなく、高透磁率フェライト材を用い、前記第4工
    程で得られた複合ブロックを構成する前記補強ブロック
    の第2の溝の両端角部の前記金属磁性薄板の両側に接す
    るように所定トランク幅に相当する厚さに該磁性薄板が
    残るように所定太さの切り欠き溝を設け、該切り欠き溝
    に低融点ガラス等の非磁性物質を充填する工程を前記第
    4工程と前記第5工程の間に挿入すると共に。 前記第5工程は前記中間挿入工程を終った前記複合ブロ
    ックを2分割して一対の磁気へノドコア部片とし、該磁
    気へノドコア部片の前記切り欠き溝の現われている面を
    ギャップ構成面としたものであることを特徴とする磁気
    ヘッドの製造方法。 7 特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッドの製造方法
    において、前記第1工程に用いる補強ブロックに非磁性
    材でなく、高透磁率フェライト材を用い、前記第2工程
    で前記補強ブロックに設けた第2の溝の中央部に該第2
    の溝の幅より径が大きく、深さの浅い切り欠き穴を設け
    る工程を前記第2工程と前記第3工程の間に挿入すると
    共に。 前記第3工程は前記切シ欠き穴にも前記第2の接着材を
    充填す不工程とし、ついで前記第4工程を経た後の前記
    第5工程は前記工程を終った前記複合ブロックを2分割
    して一対の磁気ヘッドコア部片とし、該磁気へノドコア
    部片の切断面を前記ギャップ構成面とするものであるこ
    とを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 8、 特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッドの製造方
    法において、前記第1工程に用いる補強ブロックに非磁
    性材でなく、高透磁率フェライト材を用い、前記第2工
    程は前記補強ブロックの第2の面に前記第2の溝を設け
    る前に、該第2の溝の両端に相当する該補強ブロックの
    角部に該第2の溝の幅よシ広い幅をもった所定太さの切
    り欠き溝を設け、該切り欠き溝に低融点ガラス等の非磁
    性物質を充填した後前記第2の溝を設けるものとすると
    共に前記第5工程は前記第4工程で得られた複合フロッ
    クを2分割して一対の磁気ヘッドコア部片とし、該磁気
    ヘッドコア部片の前記切り欠き溝の現われている面を前
    記ギャップ構成面としだものであることを特徴とする磁
    気へノドの製造方法。 9、 特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッドの製造方
    法において、前記第1工程に用いる補強ブロックに非磁
    性相でなく、高透磁率フェライト材を用い、前記第1工
    程と前記第2工程との間に前記第2工程で設けるべき前
    記補強ブロックの第2の溝の両端角部の両側となるべき
    位置に少なくとも該第2の溝に辺部が接するような所定
    太さの切り欠き溝を設けるか、あるいは、少なくとも該
    第2の溝に辺部が接し、かつ該第2の溝に平行な所定太
    さの溝を設ける工程を挿入したことを特徴とする磁気ヘ
    ッドの製造方法。 10  特許請求の範囲第5項記載の磁気へノドの製造
    方法において、前記第5工程における前記切り欠き溝に
    前記非磁性物質を充填する工程を前記第7エ程において
    前記一対の磁気ヘッドコア部ハ同志を接合する際に同時
    に行なうことを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 11、特許請求の範囲第6項記載の磁気ヘッドの製造方
    法において、前記第4工程と前記第5工程の間に挿入し
    た前記切り欠き溝に前記非磁性物質を充填する工程を前
    記第7エ程において前記一対の磁気ヘッドコア部片同志
    を接合する際に同時に行なうことを特徴とする磁気ヘッ
    ドの製造方法。 12、特許請求の範囲第8項記載の磁気ヘットの製造方
    法において、前記第2工程において前記補強ブロックに
    設けた前記切り欠き溝に前記非磁性物質を充填する工程
    を前記第7エ程において前記一対の磁気へノドコア部片
    同志を接合する際に同時に行なうことを特徴とする磁気
    ヘッドの製造方法。 15、特許請求の範囲:・第9項記載の磁気ヘッドの製
    造方法において、前記第1工程と前記第2工程の間に挿
    入した前記補強ブロックに設けた前記切り欠き溝あるい
    は溝に非磁性物質を充填する工程を前記第7エ程におい
    て前記一対の磁気ヘッドコア部片同志を接合する際に同
    時に行なうことを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
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