JPS628153Y2 - - Google Patents

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JPS628153Y2
JPS628153Y2 JP5756084U JP5756084U JPS628153Y2 JP S628153 Y2 JPS628153 Y2 JP S628153Y2 JP 5756084 U JP5756084 U JP 5756084U JP 5756084 U JP5756084 U JP 5756084U JP S628153 Y2 JPS628153 Y2 JP S628153Y2
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JP
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fan
module
inverter
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fan motor
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JP5756084U
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電磁調理器のインバータモジユールに
関する。
(ロ) 従来技術 従来から多口電磁調理器においては、例えば実
願昭56−194383号に示すように電磁調理器のイン
バータ回路部品、制御回路部品等の電気部品をモ
ジユール化するとともに、これ等の電気部品の冷
却をこのモジユール内に設けられた冷却フアンで
送風することによつて行う方法が採られていた。
然し乍ら、このようなモジユールではモジユー
ル側部からフアンによりこのモジユール内に単に
風を送り込むだけで、特に熱が発生し易く、熱破
壊の起こり易いスイツチング素子等のインバータ
回路部品を十分冷却することが出来なかつた。
このため、樹脂等でインバータ回路1個分の電
気部品が装着可能なモジユール基板を形成し、こ
のモジユール基板上にインバータ回路部品を装着
するとともに、このモジユール基板一端に開口を
設け、この開口部にフアン、このフアンを回動さ
せるフアンモータ及びこのフアンとフアンモータ
を被うフアンカバーを具備せしめ、フアンの回動
により開口部下方から吸入した風を上記フアンカ
バーでモジユール基板上のインバータ回路部品に
導く構成が考えられている。
ところで、このような構成のインバータモジユ
ールにおいては、インバータモジユールの上部位
置にフアンモータを取り付けねばならず、また上
記フアンカバーを含むインバータモジユール直上
に加熱コイルを設けなければならない。このた
め、フアンモータと加熱コイルの間が近接し、加
熱コイル直下に放射状のフエライトを設けたとし
ても十分な磁気遮蔽が出来ずフアンモータに高周
波交番磁界が供給されてフアンモータが加熱さ
れ、加熱効率が悪くなるとともに、モータ自体の
劣化も速くなると云う問題があつた。
(ハ) 考案の目的 本考案はこのような点に鑑みて為されたもので
あつて加熱コイルからフアンモータへ供給される
高周波交番磁界を遮断することを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案はフアン直上位置箇所に磁性材料を配し
たフアンカバーを設ける構成を採る。
(ホ) 実施例 第1図は本考案電磁調理器のインバータモジユ
ールの一部切欠斜視図、第2図は本考案インバー
タモジユールの要部断面図である。これ等の図に
おいて、1はエポキシ等の樹脂から成り、底面が
略正方形形状に形成されたモジユール基板であつ
て、その底面端部には開口2が設けられている。
3はこのモジユール基板1上に設けられた放熱フ
アンを示し、スイツチング素子、フライホールダ
イオード等の熱破壊され易いインバータ回路部品
4,4……が取り付けられている。5はこの放熱
フアン3に近接して、この放熱フアン3に並列な
状態で上記モジユール基板1上に横立てされた制
御回路基板であつて、その面上に上記スイツチン
グ素子のON,OFFを調節してインバータ回路の
発振状態を制御する制御回路部品6,6……が設
けられるとともに、上記フアン8による送風を放
熱フアン3へ付勢するようになつている。7は上
記開口近傍のモジユール基板1側端に形成された
側壁を示し、ビス等でモジユール基板1に固着す
る構成にしても良いし、モジユール基板1と一体
的に樹脂成形しても良い。8は上記開口2部に設
けられたフアンであつて、フアンモータ9によつ
て回動する。10はこのフアン8及びフアンモー
タ9上面部に設けられた樹脂等の非磁性材料より
成るフアンカバーを示し、フアンモータ9直上部
に位置する箇所には段部11が設けられていて、
この段部11にフエライト板等の磁性材料12が
嵌入されている。また、このフアンカバー10は
上記側壁7でその端部が支持されるとともにその
他端は上記放熱フアン3方向に折り曲げられてい
る。13は上記フアンカバー10真上に設けら
れ、インバータモジユール上面部を為す加熱コイ
ルを示し、上記側壁7上端部で支持された加熱コ
イル台14上に配設されている。尚、このような
加熱コイル台14裏面には第3図、第4図に示す
ように加熱コイル13の引き出し線15,15を
保持するレスト16,16が設けられていて引き
出し線15,15が他の空気部品に当たらないよ
うに保持している。
このようなインバータモジユールを用いた調理
器等において、加熱動作を開始させると、このイ
ンバータモジユール内に組まれたインバータの発
振動作により、加熱コイル13に高周波電流が流
れ、この加熱コイル13で高周波交番磁界が発生
する。この交番磁束は加熱コイルに近接配置され
た調理具(図示せず)に供給されるとともに、加
熱コイル13下方に近接したフアンモータ9側へ
も発せられる。ところが、この磁束はフアンモー
タ9直上の磁性材料12を通り、フアンモータ9
へは殆ど供給されず、フアンモータ9が加熱され
ることはない。
また、加熱動作中はフアンモータ9により、フ
アン8が回動し、上記開口2から冷却風が吸入さ
れる。この冷却風は上記側壁7に沿つて上昇し、
フアンカバー10に当たる。さらにこの冷却風は
フアンカバー10によつて上記制御回路基板5に
案内され、この基板5により放熱フアン3上のイ
ンバータ回路部品4,4……に付勢される。この
ため冷却風が周囲に分散することなく、スイツチ
ング素子等のインバータ回路部品4,4……が効
率的に冷却される。
第5図はこのような制御回路基板5をインバー
タモジユールへ取り付けるときの取付構造を示す
斜視図であつて、17は上記制御回路基板5を係
止するためにモジユール基板1底面に設けられた
係止部、18,18は上記制御回路基板5を係止
するようにこのモジユール基板1に植立された係
止部であつて、これ等の係止具はモジユール基板
1と一体的に樹脂成形されている。19は加熱コ
イル台14の一側部を螺子20で螺子止すること
により固定するコイル支持部を示し、モジユール
基板1から植立した状態でこの基板1と一体的に
樹脂成形されている。21は上記コイル支持部に
嵌合する嵌合部22と制御回路基板5を係止する
係止部23とを有する固定用ホルダであつて、樹
脂で成形されている。
即ち、この構造においては、制御回路基板5を
横長状態に立てて、側辺部を係止部18,18に
係合した状態でこの基板5底辺を係止部17に導
いて係合し、上記固定用ホルダ21の嵌合部22
をコイル支持部19に嵌合させて、この固定用ホ
ルダ21の係止部23で制御回路基板5上辺を係
止するとともに、上記加熱コイル台141側部を
上記支持部19上に配置させて、螺子20によ
り、加熱コイル台14及び固定用ホルダ21を同
時に固定する構成になつている。こうして固定さ
れた制御回路基板5の固定状態を表わす要部切欠
側面図を第6図に示す。
第7図は本考案インバータモジユールを組み込
んだ4口電磁調理器の要部切欠上面図、第8図は
その要部断面図であつて、上述したものと同一部
分には同一図番が付してある。これ等の図におい
て、24は調理器25底面の略中央部に設けられ
た吸気部、26は調理鍋載置面となるセラミツク
製トツププレートである。この調理器においては
4個の同形のインバータモジユール基板1,1…
…が各開口2,2……が内側に向くように2列配
置されていて開口2,2……が吸気口24直上に
位置するようになつている。こうして各加熱コイ
ル13,13……がトツププレート26下面に設
定されるようモジユール基板1,1……が配置さ
れる。このため、フアン8,8……動作時吸気口
15から吸入された冷却風は第6図のように各モ
ジユール基板1,1……の開口2,2……から各
モジユールに導入され、インバータ回路部品4,
4を冷却した後調理器25側面から排出される。
(ヘ) 考案の効果 以上述べた如く、本考案電磁調理器のインバー
タモジユールは電気部品が配されるモジユール基
板と、このモジユール基板底面端部に設けられた
開口と、この開口部に設けられたフアンと、この
フアンを回動させるフアンモータと、このフアン
及びフアンモータ上部に設けられ、フアンモータ
直上部に位置する箇所に磁性材料を配したフアン
カバーと、このフアンカバーを含むモジユール基
板上面部に配置された加熱コイルと、で構成され
ているので、加熱コイルからフアンモータ側へ供
給される高周波交番磁界が効果的に遮断され、フ
アンモータ加熱による無駄な電力消費が無くなる
とともに、このようなフアンモータの不所望な加
熱による劣化も防止出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電磁調理器のインバータモジユ
ールの要部切欠斜視図、第2図は本考案インバー
タモジユールの要部断面図、第3図、第4図は
夫々本考案インバータモジユールに用いられる加
熱コイルの上面図及び断面図、第5図は制御回路
基板をインバータモジユールへ取り付けるときの
取付構造を示す要部切欠斜視図、第6図は制御回
路基板をモジユール基板に固定したときの要部切
欠側面図、第7図は本考案インバータモジユール
を組込んだ電磁調理器の要部切欠上面図、第8図
は本考案インバータモジユールを組込んだ電磁調
理器の要部断面図である。 1……モジユール基板、2……開口、3……放
熱フアン、4,4……インバータ回路部品、7…
…側壁、8……フアン、9……フアンモータ、1
0……フアンカバー、11……段部、12……磁
性材料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁調理器のインバータ回路部品、制御回路部
    品等の電気部品を設けて成るインバータモジユー
    ルにおいて、上記電気部品が配されるモジユール
    基板と、このモジユール基板底面端部に設けられ
    た開口と、上記開口部に設けられたフアンと、こ
    のフアンを回動させるフアンモータと、このフア
    ン及びフアンモータ上部に設けられ、フアンモー
    タ直上部に位置する箇所に磁性材料を配したフア
    ンカバーと、このフアンカバーを含むモジユール
    基板上面部に配置された加熱コイルと、から成
    り、上記フアンカバーはフアンの回動により開口
    から吸入した冷却風をモジユール基板上の電気部
    品へ導く作用を有するとともにこのフアンカバー
    に配された磁性材料で加熱コイルからフアンへ供
    給される高周波磁束を遮蔽することを特徴とした
    電磁調理器のインバータユニツト。
JP5756084U 1984-04-19 1984-04-19 電磁調理器のインバ−タモジユ−ル Granted JPS60174095U (ja)

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JPS60174095U JPS60174095U (ja) 1985-11-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2574215B2 (ja) * 1984-08-18 1997-01-22 松下電器産業株式会社 誘導加熱調理器
JP2604755B2 (ja) * 1987-10-05 1997-04-30 松下電器産業株式会社 誘導加熱調理器

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JPS60174095U (ja) 1985-11-18

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