JPH0711984B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JPH0711984B2 JPH0711984B2 JP62262097A JP26209787A JPH0711984B2 JP H0711984 B2 JPH0711984 B2 JP H0711984B2 JP 62262097 A JP62262097 A JP 62262097A JP 26209787 A JP26209787 A JP 26209787A JP H0711984 B2 JPH0711984 B2 JP H0711984B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat dissipation
- electronic component
- power electronic
- plate
- dissipation plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電磁誘導加熱を行う誘導加熱調理器に関す
る。
る。
従来の技術 従来のこの種の誘導加熱調理器は、第３図のような構成
となっていた。すなわち、本体１内には磁力線を発生す
るコイル２と、このコイル２に高周波の電力供給を制御
する制御回路用の基板３が設けられている。この基板３
には、パワー電子部品である整流器４が、放熱板５を介
して取付けられている。この放熱板５は整流器４の両側
面および底面を覆うように取付けられている。６は本体
１内の整流器４等を強制冷却するための冷却ファンであ
る。
となっていた。すなわち、本体１内には磁力線を発生す
るコイル２と、このコイル２に高周波の電力供給を制御
する制御回路用の基板３が設けられている。この基板３
には、パワー電子部品である整流器４が、放熱板５を介
して取付けられている。この放熱板５は整流器４の両側
面および底面を覆うように取付けられている。６は本体
１内の整流器４等を強制冷却するための冷却ファンであ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような放熱板５の構成では、第３図および
第４図の矢印で示すように、冷却ファン６からの風が、
分散してしまうため、十分に整流器４を冷却することが
できないという問題があった。
第４図の矢印で示すように、冷却ファン６からの風が、
分散してしまうため、十分に整流器４を冷却することが
できないという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、冷却ファンからの
風が分散しないようにすることにより冷却性能を十分に
発揮させるものである。
風が分散しないようにすることにより冷却性能を十分に
発揮させるものである。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的手段は放熱
板は、断面が略アーチ状であり外側に放熱フィンを設け
かつ下部に前記パワー電子部品の接続端子を取り付ける
回路基板を配して前記アーチ状部と回路基板とで囲まれ
る部分を中空構成とし、前記パワー電子部品を前記放熱
板の中空部内に配設し、前記冷却ファンの吹き出し方向
へ前記放熱板の中空部を対向して配置したものである。
板は、断面が略アーチ状であり外側に放熱フィンを設け
かつ下部に前記パワー電子部品の接続端子を取り付ける
回路基板を配して前記アーチ状部と回路基板とで囲まれ
る部分を中空構成とし、前記パワー電子部品を前記放熱
板の中空部内に配設し、前記冷却ファンの吹き出し方向
へ前記放熱板の中空部を対向して配置したものである。
この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、放熱板は、外周側にフィンを有するアーチ状
の中空構造にしているので、冷却ファンからの風はこの
中空部の通過によって分散を防ぐとともに、通過時に、
抵抗のないスムースな流速が得られ、これによって中空
部内に配したパワー電子部品を効果的に冷却することが
できる。また、放熱板の外側の放熱フィンは自然放熱
し、放熱効果がさらに大となり十分な冷却が可能となる
のである。
の中空構造にしているので、冷却ファンからの風はこの
中空部の通過によって分散を防ぐとともに、通過時に、
抵抗のないスムースな流速が得られ、これによって中空
部内に配したパワー電子部品を効果的に冷却することが
できる。また、放熱板の外側の放熱フィンは自然放熱
し、放熱効果がさらに大となり十分な冷却が可能となる
のである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
る。
第１図において、11は鍋等の被加熱物12を載置するトッ
ププレートで、本体13と接着等で接合されている。本体
13内には、磁力線を発生するコイル14と、このコイル14
に高周波の電力供給を制御する制御回路用の基板15とが
あり、基板15には、パワー電子部品の一種である整流器
16が、第２図に示す中空構造をなす放熱板17とともに取
付けられている。また、本体13内には、整流器16等を強
制冷却するための冷却ファン18が、放熱板17の中空部17
a内に配設されている。さらに、本体13の下面には、冷
却ファン18へ空気を取り入れるための吸気口19が側面に
は排気口20が設けられ、冷却ファン18の吹き出し方向に
放熱板17の中空部17aが対向するようにしている。21は
放熱板の外側に形成されている放熱フィンである。
ププレートで、本体13と接着等で接合されている。本体
13内には、磁力線を発生するコイル14と、このコイル14
に高周波の電力供給を制御する制御回路用の基板15とが
あり、基板15には、パワー電子部品の一種である整流器
16が、第２図に示す中空構造をなす放熱板17とともに取
付けられている。また、本体13内には、整流器16等を強
制冷却するための冷却ファン18が、放熱板17の中空部17
a内に配設されている。さらに、本体13の下面には、冷
却ファン18へ空気を取り入れるための吸気口19が側面に
は排気口20が設けられ、冷却ファン18の吹き出し方向に
放熱板17の中空部17aが対向するようにしている。21は
放熱板の外側に形成されている放熱フィンである。
次に、この一実施例の構成における動作を説明する。誘
導加熱調理器を作動させると、制御回路の働きによりコ
イル14に高周波電流が流れ、磁力線を発生する。磁力線
が被加熱物12に渦電流を発生させジュール熱で自己発熱
して加熱する。この時冷却ファン18も作動し、吸気口19
より外部の冷たい空気を取り入れ、矢印で示す経路を通
って、整流器16を冷却する。放熱板17は中空構造となっ
ており冷却用の空気は分散しないで、放熱板17の中空部
17aを通って整流器16を効率よく冷却する。また、放熱
板17は、外側に放熱フィン21がついているため、自然冷
却効果もあわせ持っているものである。
導加熱調理器を作動させると、制御回路の働きによりコ
イル14に高周波電流が流れ、磁力線を発生する。磁力線
が被加熱物12に渦電流を発生させジュール熱で自己発熱
して加熱する。この時冷却ファン18も作動し、吸気口19
より外部の冷たい空気を取り入れ、矢印で示す経路を通
って、整流器16を冷却する。放熱板17は中空構造となっ
ており冷却用の空気は分散しないで、放熱板17の中空部
17aを通って整流器16を効率よく冷却する。また、放熱
板17は、外側に放熱フィン21がついているため、自然冷
却効果もあわせ持っているものである。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明は、放
熱板が中空構造であるため、冷却ファンからの空気を分
散させることなくスムースな流速を得て効率的にパワー
電子部品に当てることができ、さらに外側にも放熱フィ
ンを設けているため、冷却効果を十分に得ることができ
る。また放熱板は基板に取付けることにより中空構造を
形成できるため、スペースの有効利用とともに大きさを
最小限にし回路基板の小型化を図ることがてき、しかも
製造容易な形状にできる。
熱板が中空構造であるため、冷却ファンからの空気を分
散させることなくスムースな流速を得て効率的にパワー
電子部品に当てることができ、さらに外側にも放熱フィ
ンを設けているため、冷却効果を十分に得ることができ
る。また放熱板は基板に取付けることにより中空構造を
形成できるため、スペースの有効利用とともに大きさを
最小限にし回路基板の小型化を図ることがてき、しかも
製造容易な形状にできる。
第１図は本発明の一実施例の誘導加熱調理器の縦断面
図、第２図は同放熱板を示す斜視図、第３図は従来の誘
導加熱調理器の縦断面図、第４図は同放熱板を示す斜視
図である。 14……コイル、16……整流器、17……放熱板、17a……
中空部、18……冷却ファン、21……放熱フィン。
図、第２図は同放熱板を示す斜視図、第３図は従来の誘
導加熱調理器の縦断面図、第４図は同放熱板を示す斜視
図である。 14……コイル、16……整流器、17……放熱板、17a……
中空部、18……冷却ファン、21……放熱フィン。
Claims (1)
- 【請求項１】被加熱物を誘導加熱するコイルと、このコ
イルへの電力供給を制御する制御回路と、この制御回路
を構成するパワー電子部品と、このパワー電子部品に取
付けるフィンを有する放熱板と、これらを冷却する冷却
ファンとを備え、前記放熱板は、断面が略アーチ状であ
り外側に放熱フィンを設けかつ下部に前記パワー電子部
品の接続端子を取り付ける回路基板を配して前記アーチ
状部と回路基板とで囲まれる部分を中空構成とし、前記
パワー電子部品を前記放熱板の中空部内に配設し、前記
冷却ファンの吹き出し方向へ前記放熱板の中空部を対向
して配置した誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62262097A JPH0711984B2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62262097A JPH0711984B2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01105489A JPH01105489A (ja) | 1989-04-21 |
| JPH0711984B2 true JPH0711984B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=17370993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62262097A Expired - Lifetime JPH0711984B2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711984B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4224405A1 (de) * | 1992-03-14 | 1993-09-16 | Ego Elektro Blanc & Fischer | Induktive kochstellenbeheizung |
| DE4208250A1 (de) * | 1992-03-14 | 1993-09-16 | Ego Elektro Blanc & Fischer | Induktive kochstellenbeheizung |
| EP0675672A1 (en) * | 1994-03-31 | 1995-10-04 | Superluck Electrics Corp. | Heat radiating device of induction heater |
| ES2321467B1 (es) * | 2007-08-24 | 2010-03-04 | Bsh Electrodomesticos España, S.A. | Disposicion de dispositivo de coccion. |
| EP2292979B1 (de) * | 2009-09-03 | 2016-10-12 | BSH Hausgeräte GmbH | Kühlvorrichtung für ein Induktionskochfeld |
| JP6678328B2 (ja) * | 2015-08-28 | 2020-04-08 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 炊飯器 |
| EP3334248A1 (en) * | 2016-12-12 | 2018-06-13 | Electrolux Appliances Aktiebolag | Induction cooking hob with cooling system |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5899793U (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-07 | 三洋電機株式会社 | 電磁調理器の冷却機構 |
| JPS6168493U (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 |
-
1987
- 1987-10-16 JP JP62262097A patent/JPH0711984B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01105489A (ja) | 1989-04-21 |
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