JP3473499B2 - 電気部品の冷却構造 - Google Patents

電気部品の冷却構造

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JP3473499B2
JP3473499B2 JP14439099A JP14439099A JP3473499B2 JP 3473499 B2 JP3473499 B2 JP 3473499B2 JP 14439099 A JP14439099 A JP 14439099A JP 14439099 A JP14439099 A JP 14439099A JP 3473499 B2 JP3473499 B2 JP 3473499B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば炊飯器など
の加熱調理器における電気部品の冷却構造に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】例えば炊飯器は、炊飯器本体への着脱自
在な内鍋と、これを加熱する加熱手段とを設けて構成さ
れる。このような炊飯器の構成例について図12を参照
して説明する。同図において51は炊飯器本体であっ
て、この炊飯器本体51は、外壁面を形成する外ケース
52と内ケース53とを設けて形成され、内ケース53
内に内鍋54が収容されようになっている。そして、内
ケース54の下側および底部外周側と、上下方向の略中
間の高さ位置に、それぞれ電磁誘導コイル55…が加熱
手段として配置されている。これらコイル55…への通
電に伴って内鍋54に渦電流が発生し、これによって、
内鍋54が発熱して炊飯時の加熱や炊飯後の保温が行わ
れる。 【0003】ところで、上記のような誘導加熱式(IH
式)の炊飯器では、電磁誘導コイル55…の通電を制御
するために、電流容量の大きなパワートランジスタ等の
電気部品が用いられている。このような電気部品は発熱
量も大きく、したがって、その過熱を防止するためにヒ
ートシンク56が設けられ、このヒートシンクに上記の
ような発熱量の大きな電気部品を取付けて、そのリード
端子を回路基板57に固定するような構成が採用されて
いる。なお、同図において58は、外ケース52の底壁
に沿って固定された冷却ファンであって、この冷却ファ
ン58から上記ヒートシンク56に風が送られて冷却さ
れる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の炊飯器では、回路基板57に取付けられたヒー
トシンク56とは別に、冷却ファン58が外ケース52
の底壁に取付けられる構成であり、この場合、例えば回
路基板57の配置位置や外ケース52の形状などによる
全体的な構造上の制約や組立上の制約が生じ易い。この
結果、ヒートシンク56と冷却ファン58との相対的な
位置関係の適正化が充分には図れず、これによって、例
えばヒートシンク56と冷却ファン58との間の空間が
大きくなって全体的なコンパクト化が充分には図れず、
また、ヒートシンク56が冷却ファン58からの送風経
路上からずれるような位置関係になって、充分な冷却効
率が得られないという問題を有している。 【0005】本発明は、上記した問題点に鑑みなされた
ものであって、その目的は、炊飯器などの加熱調理器の
全体的なコンパクト化を図ることが可能であり、また、
冷却効率を向上し得る電気部品の冷却構造を提供するこ
とにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1の電気部品の冷却構造は、加熱手段を備える加熱調理
器の本体内に、電気部品が取付けられる回路基板と、複
数のフィンが並設されたヒートシンクと、このヒートシ
ンクを冷却するための冷却ファンとを設け、特定の電気
部品を上記ヒートシンクの部品取付部の上面に取付け
て、この特定電気部品のリード端子を上記回路基板に固
定してなる電気部品の冷却構造であって、上記ヒートシ
ンクが、上記回路基板に固定される左右方向に沿って延
びる横梁部を有し、上記部品取付部が、該横梁部の前方
へ突出状に左右一対形成され、上記複数のフィンが、該
横梁部の前方及び後方へ延びるように形成されると共に
上記部品取付部の下方へ垂下状に形成され、上記ヒート
シンクの下端に沿って冷却ファンのファンケースを取り
付け、この冷却ファンの送風方向側に向かって延びる各
フィンの先端面と上記ファンケースとの間に所定の空隙
を設けて、この空隙を冷却ファンからの送風通路とし
上記左右一対の部品取付部の間にて上記冷却ファンから
の風が通過する送風通過口を形成し、上記回路基板に
は、上記送風通過口から通過した送風経路上の位置に、
上記特定電気部品以外の発熱量の大きな電気部品を配置
していることを特徴としている。 【0007】このように、ヒートシンクに冷却ファンを
直接取り付ける構成により、冷却ファンとヒートシンク
との相対的な位置関係の適正化を図ることが容易にな
る。これによって、両者間の空間を極力小さくして形成
すること等が可能となって全体的なコンパクト化を図る
ことができ、また冷却効率を向上することができる。 【0008】特に上記では、各フィンの先端面とファン
ケースとの間に所定の空隙を設けた構成とすることで、
冷却効率がより向上する。つまり、冷却ファンからの風
は、冷却ファン直後の領域では、回転翼の捩れ角に応じ
て軸心から斜め外方に向かうような方向性が大きく、こ
のため、送風方向に沿うフィンがこの領域まで延びる形
状の場合には、これらのフィンに対して斜めに風が当た
ることになる。この結果、いわゆる風切り音が生じて各
フィン間を流れる風に乱れが生じ、各フィンの表面に沿
う滑らかな送風状態が得られなくなって冷却効率が低下
する。そこで、上記のように各フィンとファンケースと
の間に所定の空隙を設けることで、各フィンの先端面に
達したときの上記方向性が緩和され、これによって各フ
ィン間を通してより滑らかな送風状態が生じるようなっ
て冷却効率が向上する 【0009】また、冷却ファンからの風が、ヒートシン
クの送風通過口を通して回路基板上に達し、この回路基
板上の発熱量の大きな電気部品を冷却する。したがっ
て、例えばチョークコイルやコンデンサなど、ヒートシ
ンクに密着させて取付けることが形状的に困難な電気部
品を設けて回路が構成される場合でも、これを回路基板
における上記した位置に配置することで、冷却ファンか
らの風で直接的に冷却して過熱を防止することができ
る。これによって、回路的な信頼性が向上する 【0025】 【発明の実施の形態】次に、本発明の具体的な実施形態
について図面を参照しつつ詳細に説明する。初めに、加
熱調理器として誘導加熱式(IH式)炊飯器を例に挙
げ、その全体構成について図2を参照して説明する。 【0026】この炊飯器は、炊飯器本体1と、この炊飯
器本体1の上部に取付けられた蓋体2と、炊飯器本体1
の略中央に形成されている下方への凹入空間に着脱自在
に装着される内鍋3とを設けて構成されている。炊飯器
本体1は、外装体を形成する有底筒状の外ケース4と、
上記凹入空間を囲う内ケース5と、これらケース4・5
の各上端側を相互に連接するように設けられた肩部材6
とを備え、これらの間に機器配設空間7が形成されてい
る。 【0027】この機器配設空間7には、内ケース5の中
心線上における底部側に、センタセンサユニット8が配
置されている。このユニット8には、内ケース5を貫通
して上方に突出するセンサ取付部内に、サーミスタ等か
らなる温度センサ9が設けられている。この温度センサ
9の取付部は上下動可能に構成され、バネによってその
上限位置に位置するように付勢されている。内鍋3の装
着時には、この内鍋3の底壁によってやや押し下げられ
た状態となり、これによって、上記温度センサ9が内鍋
3の底壁面にほぼ密着した状態で、この内鍋3の温度が
検出されるようになっている。 【0028】上記センタセンサユニット8の側方には、
このセンサユニット8を囲うようにドーナツ状に巻装さ
れて全体としては平面形状を有する第1の電磁誘導コイ
ル11Aが、内ケース5の底壁に下側から近接させて配
設されている。また、内ケース5における底部外周側は
湾曲状に形成され、この湾曲部に沿うように、ほぼ円錐
台状に巻装された第2の電磁誘導コイル11Bが配設さ
れている。以下では、これら第1・第2電磁誘導コイル
11A・11Bをワークコイル11と総称して説明す
る。なお、内ケース5における上部側外周には、抵抗加
熱式の電気ヒータ12が保温用としてさらに巻装されて
いる。 【0029】蓋体2は、その後端側(図において右端
側)で、肩部材6の上端にヒンジ機構13によって回動
自在に取付けられている。一方、その前端側には、内ケ
ース5の上面開口を覆う閉位置(図示の位置)でこの蓋
体2を炊飯器本体1にロックするためのロック機構14
が設けられている。また、この蓋体2にはその下面に放
熱板15が取付けられている。この放熱板15は、肩部
材6の上端内周側に配設されている肩ヒータ16によっ
て加熱し得るように構成され、これにより、放熱板15
での結露を防止すると共に、内鍋3内の加熱保温を上方
からも効果的に行い得るようになっている。なお、放熱
板15の中心箇所には蒸気口キャップ17が取付けら
れ、さらにその上方に調圧弁ユニット18が設けられて
いる。 【0030】一方、前記外ケース4の前面側(図におい
て左側)は前方への膨出状に形成され、この部位におけ
る上部側には、その傾斜面に沿って操作表示部が設けら
れ、この領域に、液晶表示部19の他、図示してはいな
いが、マイクロコンピュータや、炊飯に必要な各種スイ
ッチ類・表示ランプを備えた操作用回路基板21が配置
されている。上記マイクロコンピュータによって、前記
したワークコイル11や、電気ヒータ12・肩ヒータ1
6への通電等が操作用回路基板21での設定に応じて制
御される。 【0031】図3に、上記ワークコイル11への電力供
給回路の構成例を示している。この回路には、商用交流
電源22を直流に変換する整流用のダイオードブリッジ
23と、サージ電流等を吸収するためのチョークコイル
24とが設けられ、このチョークコイル24に、共振コ
ンデンサ25と、パワートランジスタの一種であるIG
BT(Insulated Gate Bipolar Mode Transistor)26と
が接続されている。共振コンデンサ25に並列に、ワー
クコイル11とフィルタコンデンサ27との直列回路が
接続され、また、IGBT26にはフライホイールダイ
オード28が並列接続されている。このような回路構成
により、IGBT26が前記マイロクコンピュータより
なる制御回路29によってON/OFF制御され、ワー
クコイル11への通電が制御される。なお、上記電力供
給回路には、後述する冷却ファン34のファンモータ3
4bの駆動を前記温度センサ9での検出温度等に基づい
て制御するファン制御回路30がさらに接続されてい
る。 【0032】上記した電力供給回路を構成する各電気部
品は、図2に示すように、前記した操作用回路基板21
の後方(図において右側)で内ケース5との間の位置に
垂直に配置された回路基板(以下、電源回路基板とい
う)31に実装されている。この電源回路基板31は、
これを後方から覆う基板カバー32に固定され、この基
板カバー32は、その上端側が内ケース5に固定されて
いる。また、電源回路基板31の下部側には、ヒートシ
ンク33と、このヒートシンク33を冷却するための冷
却ファン34とがさらに設けられている。なお、外ケー
ス4の底壁における冷却ファン34の下側領域には、図
示してはいないが、冷却ファン34の作動に伴って本体
1内に空気を吸い込むための格子状の吸い込みグリルが
設けられている。 【0033】前記したダイオードブリッジ23やIGB
T26は発熱量が大きく、したがって、これら電気部品
(特定電気部品)23・26は、ヒートシンク33に取
付けて、それらリード端子を電源回路基板31に半田付
けして構成されている。以下、この電源回路基板31
と、上記したヒートシンク33および冷却ファン34、
およびこれらの連結構造について詳述する。 【0034】図4に、アルミニウム合金よりなる上記ヒ
ートシンク33と、フラット形のDCファンよりなる冷
却ファン34とを示している。まず、ヒートシンク33
は、前後方向(図においてF−B方向)の略中央におけ
る上端側に、左右方向(図においてL−R方向)に沿っ
て延びる断面略長方形の横梁部33aを備えている。こ
の横梁部33aにおける前側(F側)の端面に、左右一
対の部品取付部33b・33cが前方への突出形状で形
成されている。 【0035】これら部品取付部33b・33cはそれぞ
れ平面視で略矩形状に形成され、左部品取付部33b上
に前記ダイオードブリッジ23が、また、右部品取付部
33c上に前記IGBT26が、それぞれ、部品取付ね
じ35・35によって固定されている。なお、各部品取
付部33b・33cが上記のように左右に分けて形成さ
れていることにより、これらの間は、後述するように、
冷却ファン34からの風が図において下方から上方へと
通過する送風通過口33dとして形成されている。 【0036】左部品取付部33cの下面には、その左端
の位置からR方向に所定の間隔で複数、図の場合には5
枚の薄板状のフィン(以下、左端のフィンを左端フィン
33e、その右側の4枚のフィンを左側フィン33fと
いう)が、それぞれ下方への垂下形状で並設されてい
る。また、上記送風通過口33dの領域には、横梁部3
3aの下端側から前方に延びる中間フィン33gが、図
の場合には2枚形成されている。これら中間フィン33
gは、その上下方向の寸法を短くして形成されている。
これにより、上記送風通過開口33dの領域は、前記横
梁部33aを前方から臨み得るようにもなっており、こ
の領域における横梁部33aに、前後方向に貫通するヒ
ートシンク取付穴33hが形成されている。 【0037】左端フィン33eと各左側フィン33fと
は、それぞれ横梁部33aを越えて後方まで延びる形状
で形成されている。なお、横梁部33aよりも後方の領
域では、この横梁部33aの上面と面一状になるよう
に、上下方向の寸法を変えて形成されている。また、中
間フィン33gも、横梁部33aより後側まで延びる形
状で形成されているが、これら中間フィン33aは、後
側の領域でも、上下方向の寸法は前側と同一にして形成
されている。 【0038】さらに、図5に示すように、横梁部33a
よりも後方(図において上方)の領域で、右部品取付部
33cに対応する領域には、横梁部33aの後端面から
後方に延びる複数、図の場合には3枚のフィン(以下、
これらフィンのうち、左側2枚を右側フィン33i、右
端のフィンを右端フィン33jという)が形成されてい
る。 【0039】一方、図6に示すように、右部品取付部3
3cの前端面には、下方に垂下する前面壁33kが形成
されている。上記した右側フィン33iのうちの中央側
のフィン33iは、その後端側が横梁部33aを越えて
前面壁33kの左端に連なる形状で形成されている。そ
して、このフィン33iと前面壁33kとでL字状に囲
われる空間内に、図7にも示すように、左右方向に沿う
2枚の横向きフィン33mが、右部品取付部33cの下
面からの垂下形状で形成されている。 【0040】なお、前記図6に示されているように、左
端フィン33eと前面壁33k、および右端フィン33
jとの各端部フィンは、後述する冷却ファン34からの
送風通路のガイド壁となるように形成され、これらは、
各下端が他のフィン33f・33g・33i・33mよ
りも所定の寸法だけ下側に突出するような上下方向の長
さ寸法で形成されている。 【0041】また、横向きフィン33mを除く各フィン
の後端側(図において右下側)は、上下方向には、それ
ぞれ前記内ケース5の形状に沿って円弧状に形成され、
また、左右方向にも、全体が内ケース5に沿う円弧状に
形成されている。また、横梁部33aには、左端フィン
33eと右端フィン33jとからそれぞれ左右に突出す
る端部領域に、前後方向に貫通するヒートシンク取付ね
じ穴33nが形成されている。さらに、左端フィン33
eの後端部と、前面壁33kにおける右端側とに、それ
ぞれ雌ねじ33pが上下方向に形成されたボス部33q
がファン取付部として形成されている。 【0042】冷却ファン34は、前記図4に示すよう
に、放射状に配置された複数の回転翼34aの軸に薄型
のファンモータ34bを直結して構成されている。そし
て、これらを囲う外周矩形のファンケース34cの角部
に取付穴34dが形成されており、これら取付穴34c
を通して図示しないファン取付ねじをヒートシンク33
の上記ボス部33qの雌ねじ33pに締結することによ
って、この冷却ファン34がヒートシンク33の下端に
沿って固定される。なお、この冷却ファン34は、ファ
ンモータ34bがヒートシンク33側に位置する向き
で、ヒートシンク33に固定される。 【0043】図8に前記電源回路基板31を示してい
る。なお同図には、電源回路基板31上に、前記したダ
イオードブリッジ23とIGBT26とに次いで発熱量
の大きなチョークコイル24と共振コンデンサ25・フ
ィルタコンデンサ27のみを図示し、前記ファン制御回
路30を構成する抵抗やコンデンサ・トランジスタ等の
比較的発熱量の小さな電気部品は省略している。 【0044】この電源回路基板31には、下部中央側
に、略矩形状の切欠31aが下縁から上方への凹入形状
で形成されている。そして、この切欠31aを挟んで上
部側の両側部に、それぞれヒートシンク取付穴31bが
穿設されている。一方、左端上方と右端中間高さ位置
に、基板取付穴31cがそれぞれ形成されている。 【0045】前記チョークコイル24は、切欠31aの
ほぼ中央における上方位置に取付けられている。また、
このチョークコイル24の右側にフィルタコンデンサ2
7が斜めに傾斜させて取付けられている。そして、共振
コンデンサ25は切欠31aの右上方角部の右側に、こ
れも斜めに傾斜させて取付けられている。 【0046】この電源回路基板31に、前記のように冷
却ファン34が取付けられたヒートシンク33が固定さ
れる。すなわち、電源回路基板31のヒートシンク取付
穴31bを通して、後面側から図示しない取付ねじをヒ
ートシンク33の前記したヒートシンク取付ねじ穴33
nに締結することによって、このヒートシンク33が電
源回路基板31に固定される。なお、このとき、ダイオ
ードブリッジ23とIGBT26との各リード端子が電
源回路基板31の対応するピン穴に挿入されて半田付け
される。 【0047】一方、図9に示すように、基板カバー32
は、ほぼ垂直な面板部32aの周縁に、前方に向かう短
寸の立上げ縁32bを設けて形成されている。面板部3
2aは、電源回路基板31とほぼ相似な形状に形成さ
れ、したがって、その下部中央側に、略矩形状の切欠3
2cが前記同様に形成されている。なお、この基板カバ
ー32の後面上端側の左右両側部には、後方に延びる取
付部32dがそれぞれ形成され、これら取付部32dで
前記内ケース5に固定される。また、上記面板部32a
には、前記電源回路基板31における各基板取付穴31
cに対応する位置に、それぞれ雌ねじ32eが形成され
た基板取付ボス部32fが設けられている。さらに、ヒ
ートシンク挿入開口32cの上縁におけるほぼ中央部を
やや下方に垂下する形状として、この領域に、雌ねじ3
2gが形成されたヒートシンク取付ボス部32hが形成
されている。 【0048】この基板カバー32に、前記したヒートシ
ンク33と冷却ファン45とが連結された電源回路基板
31が、基板取付穴31cを通して図示しない取付ねじ
を基板カバー32の各基板取付ボス部32fの雌ねじ3
2gに締結して固定される。また同時に、ヒートシンク
33における前記した送風通過口33dを通して前方か
ら、ヒートシンク33の前記ヒートシンク取付穴33h
に挿通させた取付ねじを基板カバー32のヒートシンク
取付ボス部32hの雌ねじ32gに締結して、このヒー
トシンク33が基板カバー32にも固定され、これによ
って、図10に示すような組立体が構成される。 【0049】同図に示されているように、この組立状態
では、冷却ファン34のファンケース34c上面の外周
側に、ヒートシンク33の各ボス部33qと左端フィン
33e・前面壁33k・右端フィン33jの各下端が当
接し、左側フィン33f・中間フィン33g等の他のフ
ィンの各下端とファンケース34cの上端面との間に
は、所定寸法の空隙が生じている。 【0050】また、横梁部33aが電源回路基板31の
前面に沿って固定され、したがって各フィンにおける横
梁部33aよりも後方に延びる部分は、冷却ファン34
と共に、電源回路基板31と基板カバー32との各切欠
31a・32cを貫通して後方に突出する構成となって
いる。 【0051】このように、電源回路基板31および基板
カバー32に対し、ヒートシンク33および冷却ファン
34が直交するように交差した状態で、これらを各切欠
31a・32cに嵌め合わせて上記組立体が構成され、
この組立体が、前記図2に示したように炊飯器本体1内
に組付けられている。この組付状態において、電源回路
基板31は、前記のように外ケース4と内ケース5との
間の空間7aにほぼ垂直に位置し、ヒートシンク33
は、前記内ケース5における底部湾曲部5aの外側に形
成されている空間7bに位置して、前記した各フィンに
おける湾曲形状の後端部33rが、内ケース5の底部湾
曲部5aに沿う状態として組付けられている。 【0052】上記構成の炊飯器では、前記した操作表示
部で例えば所望の炊き上げ時刻をセットして炊飯スイッ
チを押すことで、セット時刻に対応する時刻に、ワーク
コイル11への通電が自動的に開始される。これらワー
クコイル11への通電に伴い、内鍋3に渦電流が生じて
発熱し、これによって、内鍋3の温度が上昇して内部の
加熱が開始される。 【0053】各ワークコイル11への通電状態を継続し
て沸騰温度に達したことが検出されると、この温度で保
持するような通電量の制御が行われる。さらに、この状
態で水がお米に次第に吸収され、水が無くなって炊き上
げ状態になると、内鍋3に上記沸騰温度からの急激な温
度上昇変化が生じる。このような温度変化が検出される
と、内鍋3の温度を沸騰温度まで低下させるようにワー
クコイル11への通電制御が行われ、この状態を所定時
間維持することによって、炊き上がったご飯の蒸らしが
さらに行われる。その後にワークコイル11への通電量
をさらに低下させ、また、電気ヒータ12や肩ヒータ1
6への通電量を制御しながら、炊飯後の保温制御状態に
切換わる。 【0054】このような炊飯動作中、前記した電源回路
基板31に搭載されている各電気部品に発熱が生じ、こ
れらが過熱しないように、冷却ファン34が駆動され
る。この冷却ファン34からの風がヒートシンク33に
当たってこのヒートシンク33が冷却され、これによっ
て、このヒートシンク33に取付けられているダイオー
ドブリッジ23とIGBT26との過熱が防止される。 【0055】このとき、図1に示すように、冷却ファン
34から上方に向かう送風通路上において、左側フィン
33f、中間フィン33g等の各フィンの先端面と冷却
ファン34の端面との間には、前記のように所定の空隙
33sが設けられていることから、より冷却効率の向上
した運転が行われる。つまり、冷却ファン34からの風
は、冷却ファン34直後の領域では、前記回転翼34a
の捩れ角に応じて軸心から斜め外方に向かうような方向
性が大きく、このため、各フィンがこの領域まで延びる
ような形状の場合には、これらのフィンに対して斜めに
風が当たることになる。この結果、いわゆる風切り音が
生じて各フィン間を流れる風に乱れが生じ、各フィンの
表面に沿う滑らかな送風状態が得られなくなって冷却効
率が低下する。そこで、上記のように各フィン33f・
33gと冷却ファン34との間に所定の空隙33sが設
けられていることで、各フィンの先端面に達したときの
上記方向性が緩和され、これによって各フィン間を通し
てより滑らかな送風状態が生じるようなって冷却効率が
向上する。 【0056】また上記では、冷却ファン34は、前記の
ように、回転翼34aに直結されたファンモータ34b
をヒートシンク33側に向けて取付けられていることか
ら、各フィン33f・33gの端面との間の空隙がファ
ンモータ34bの軸方向の寸法の分だけさらに広がるも
のとなっている。したがって、冷却ファン34からの風
は各フィン33f・33gの先端面に達したときの上記
方向性がさらに緩和されるので、これによっても冷却効
率が向上する。 【0057】さらに、冷却ファン34の外周側には、ヒ
ートシンク33におけるボス部33qに連設された前記
左端フィン33eと前面壁33k、および右端フィン3
3jが当接しているので、冷却ファン34の安定した取
付状態が保持される。また、これらフィン33e・33
jと前面壁33kが冷却ファン34からの風を上方に導
くガイド壁として機能し、これによって、冷却ファン3
4から広がりを生じながら送られる風は外側へ向かう流
れが遮断され、その分、ヒートシンク33側に向かう量
が多くなるので、これによっても冷却効率が向上する。 【0058】一方、ヒートシンク33には、左部品取付
部33bと右部品取付部33cとが左右に分けて形成さ
れ、この間に、前記した送風通過口33dが形成されて
いる。したがって、送風通過口33dの領域では、冷却
ファン34からの風は、図中実線矢印で示すように、中
間フィン33g間を通過した後、そのままヒートシンク
33の上方に達することになる。そして、この送風経路
上に、発熱量の大きなチョークコイル24が配置されて
いる。したがって、ヒートシンクに密着させて取付ける
ことが形状的に困難なチョークコイル24も、これが電
源回路基板31に取付けられたものであっても、これに
冷却ファン34からの直接風が当たって冷却され、過熱
が防止されて回路的な信頼性が向上する。 【0059】特に上記では、送風通過口33dをヒート
シンク33のほぼ中央領域、すなわち、冷却ファン34
の軸心上近傍の領域に設けているので、この送風通過口
33dを通して、冷却ファン34から、風速がより大き
な中央側の風がチョークコイル24に当たることになる
ので、この電気部品24が充分に冷却される。さらに上
記では、チョークコイル24に当たってその外周形状に
応じて流れ方向を変える冷却風は、このチョークコイル
24の側方に取付けられているフィルタコンデンサ27
にも当たり、この結果、このコンデンサ27の冷却も好
適に行われることになるので、これによっても信頼性が
向上する。 【0060】また、右部品取付部33cの下側には、前
記したように横向きフィン33mが設けられている。し
たがって、この領域に流入した冷却ファン34からの風
は、図中破線矢印で示すように、右部品取付部33cの
下面に当たった後に、横向きフィン33mに案内されて
ヒートシンク33の右側方へと流出することになる。そ
して、この送風経路上に、発熱量の大きな共振コンデン
サ25が配置されており、このコンデンサ25が冷却さ
れる。したがって、これによっても回路の信頼性が向上
する。 【0061】以上の説明のように、本実施形態において
は、電源回路基板31に取付けられるヒートシンク33
に、さらに冷却ファン34を直接取付けて構成されてい
る。これにより、上述した冷却効率の向上に加え、ヒー
トシンク33と冷却ファン34との全体にわたる高さ寸
法がより小さくなり、また、これらが電源回路基板31
に交差するような構造としているので、この電源回路基
板31を含む全体の高さ寸法も小さくなる。この結果、
炊飯器の全体をよりコンパクトに形成することが可能と
なっている。 【0062】さらに、上記のようにヒートシンク33と
冷却ファン34とが電源回路基板31に交差する構造、
すなわち、ヒートシンク33の各フィンの長さを、電源
回路基板31を挟んで両側に跨がるように長くて、冷却
風との各フィンの接触面積をより大きくした構成となっ
ているので、これによっても冷却効率が向上する。 【0063】しかも、電源回路基板31から後方に突出
する各フィンが、内ケース5における底部湾曲部5aの
外側に生じる前記空間7bに位置するように配置され、
さらに、各フィンの後端33rを円弧状にして内ケース
5に近接するような形状とすることによって、このよう
なフィンの配設空間を別途設けることなく、各フィンの
面積をより大きくすることが可能となっている。したが
って、炊飯器全体のコンパクト化を損なうことなく、フ
ィン面積に起因する冷却効率の向上を図ることができ
る。 【0064】なお図11には、前記図2に示した炊飯器
における後部上方の部分拡大図を示している。外ケース
4と内ケース5との各上端に跨がるように設けられてい
る肩部材6の内周上端側には、内面が内ケース5と面一
状になるように形成された肩リング6aがさらに装着さ
れている。そして、この肩リング6aの上面に、前記肩
ヒータ16が取付けられている。 【0065】この肩ヒータ16は、抵抗加熱式の発熱体
(ヒータ)16aと、この発熱体16aを下側から覆う
断面円弧状のヒータカバー16bと、これら全体を囲う
断面矩形状の熱伝導板16cとを設けて形成され、この
熱伝導板16cの上面側と内面側とを露呈させて肩リン
グ6aに取付けられている。 【0066】上記熱伝導板16cの上面に、蓋体2を閉
じたときに放熱板15の周縁が上方から当接し、この放
熱板15に肩ヒータ16から熱が伝達されて加熱され
る。これによって、前記したように放熱板15での結露
が防止され、また、内鍋3内の加熱保温が上方からも好
適に行われる。 【0067】さらに、熱伝導板16cは、その上面と共
に内面側も露呈させて、この面に、内鍋3の上端外周縁
が近接して位置するように構成されている。この内鍋3
の上端側には、放熱板15の外縁側に嵌着されたパッキ
ン15aが内側から接する構造となっており、したがっ
て、このパッキン15aを通して内鍋3の上端側から熱
が逃げ易い。そこで、上記のように熱伝導板15cの内
面側も露呈させ、この面からの輻射熱で、内鍋3の上端
側に接するパッキン15aの領域が加熱されるように構
成されている。 【0068】従来の炊飯器で上記のような肩ヒータが設
けられたものでは、熱伝導板の上面のみを接触発熱部と
して露呈させた構成であり、内鍋はその上端側が肩ヒー
タから離れて位置するような構造、或いは、肩リング内
周側に、肩ヒータと内鍋との間に介在する立上げ部を設
けた構造となっている。したがって、これら従来の炊飯
器では、温度低下の生じ易い内鍋の上端側を肩ヒータに
よって加熱することは考慮されていない。 【0069】これに対し、本実施形態における炊飯器で
は、上記のように内鍋3の上端側が肩ヒータ16によっ
て加熱されるように構成されているので、炊飯時や保温
時における内鍋3全体の温度分布をより均一にすること
が可能となっている。 【0070】さらに本実施形態における炊飯器では、図
2に示されているように、外ケース4の底壁における後
端側を上方に略矩形状に凹入する形状にしてプラグ収納
部4aが形成され、このプラグ収納部4aにプラグ41
が収納されるように構成されている。このプラグ41に
連なる電源コードは、図中破線で示すように、縦置きで
本体1内に設置されたコードリール42に巻き取られる
ようになっている。 【0071】従来は、上記のようなコードリールは横置
きで構成されており、この場合には、内ケースと外ケー
スとの間にコードリールの厚さに見合う空間が必要とな
って、炊飯器全体の高さ寸法が大きくなっていた。 【0072】これに対し、上記のようにコードリール4
2を縦置きにすることで、炊飯器の高さ寸法を極力小さ
くすることが可能となっている。また、電源コードをコ
ードリール42に巻き取った状態では、前記のように外
ケース4の底壁に設けたプラグ収納部4a内にプラグ4
1が収納され、このプラグ41が外ケース4の外側面か
ら突出しないので外観性も向上する。 【0073】さらに、上記のプラグ収納部4aを囲う壁
面に、本体1内外を連通させる排気孔4bが形成されて
おり、炊飯時等に内部に生じる熱風は、図中破線矢印で
示すように、上記排気孔4bを通して機外に排出される
ようになっている。従来、このような排気孔は、外ケー
ス4における後面4cに設けられていた。なお、この後
面4cには、炊飯器の仕様等を記載した定格シールが貼
付される領域でもあり、この定格シールの下側に、排気
孔が形成されていた。 【0074】しかしながら、炊飯器の高さ寸法を小さく
してコンパクト化を図ろうとすると、上記のような定格
シールの下側には、排気孔の形成領域を確保できなくな
る。したがって、例えば後面4cから側面にわたる領域
に排気孔を形成することが考えられるが、この場合に
は、機内から熱風が側方に向けて排出されるという不具
合を生じてしまう。 【0075】そこで、本実施形態では、前記のように形
成したプラグ収納部4aを利用し、、通電時や保温時に
は、このプラグ収納部4aからプラグ41が引き出され
ていることから、このプラグ収納部4aを囲う壁面に排
気孔4bを形成している。これにより、コンパクトな炊
飯器構造として、機内からの排気も効果的に行われるも
のとなっている。 【0076】以上にこの発明の具体的な実施形態につい
て説明したが、この発明は上記形態に限定されるもので
はなく、この発明の範囲内で種々変更することが可能で
ある。例えば上記形態では、冷却ファン34として、フ
ァンケース34cの厚さ方向の寸法内に回転翼34aと
ファンモータ34bとが収納されたフラット形のDCフ
ァンを用いた例を挙げたが、その他の形式のファンを用
いて構成することも可能である。この場合に、回転翼の
軸に直結されたファンモータがファンケースから突出す
るようなものでも、ヒートシンク33の各フィンの先端
とファンケースとの間に所定の空隙を設ける構成では、
この空隙領域にファンモータの上記突出部分が位置する
ようになり、この突出部分専用の配設空間を別途確保す
る必要がなくなるので、全体的なコンパクト化を図るこ
とができる。 【0077】また上記では、電源回路基板31とヒート
シンク33および冷却ファン34とを交差させて構成す
る場合に、これらが互いに直交するような構成例を挙げ
たが、交差角は90度に限定されず、その他、任意の角
度で交差するように構成することも可能である。さらに
上記では、ヒートシンク33の部品取付部33b・33
cを左右に分割して中央に送風通過口33dを形成した
例を挙げたが、請求項5の範囲では、送風通過口33d
を端部側に設けた構成等とすることも可能である。 【0078】また、上記実施形態では炊飯器を例に挙げ
たが、回路基板とヒートシンクと冷却ファンとを本体に
内装させて構成されるその他の加熱料理器に本発明を適
用することが可能である。 【0079】 【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の電気
部品の冷却構造においては、ヒートシンクに冷却ファン
を取付け、また、ヒートシンクの各フィンの先端面と冷
却ファンのファンケースの端面との間に所定の空隙を設
けているので、ヒートシンクと冷却ファンとの間の空間
を極力小さくして形成すること等が可能になって全体的
なコンパクト化を図ることができ、また、各フィン間で
の通風状態がより滑らかになって冷却効率が向上する 【0080】また、ヒートシンクに送風通過口を設け、
この送風通過口を通過して回路基板に達する風によっ
て、この回路基板上の電気部品を冷却するようになって
いるので、例えばチョークコイルやコンデンサなど、ヒ
ートシンクに密着させて取付けることが形状的に困難な
電気部品でも、これを回路基板における上記した位置に
配置することで、冷却ファンからの風で冷却されて過熱
が防止される。これにより、回路的な信頼性が向上す
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態における炊飯器に内装され
た電源回路基板とヒートシンクと冷却ファンとの組立体
の正面図である。 【図2】上記炊飯器の全体構成を示す縦断面図である。 【図3】上記炊飯器におけるワークコイルへの電力供給
回路の回路図である。 【図4】上記ヒートシンクと冷却ファンとの斜視図であ
る。 【図5】上記ヒートシンクの平面図である。 【図6】上記ヒートシンクを下方から見た斜視図であ
る。 【図7】上記ヒートシンクの下面図である。 【図8】上記電源回路基板の斜視図である。 【図9】上記電源回路基板が固定される基板カバーの斜
視図である。 【図10】上記組立体の斜視図である。 【図11】上記炊飯器における要部拡大断面図である。 【図12】従来の炊飯器を示す縦断面図である。 【符号の説明】 1 炊飯器本体 3 内鍋 4 外ケース 5 内ケース 11 ワークコイル 23 ダイオードブリッジ(特定電気部品) 24 チョークコイル(電気部品) 25 共振コンデンサ(電気部品) 26 IGBT(特定電気部品) 31 電源回路基板 31a 切欠 32 基板カバー 33 ヒートシンク33a 横梁部 33b 左部品取付部 33c 右部品取付部 33d 送風通過口 33e 左端フィン(端部フィン) 33f 左側フィン 33g 中間フィン 33i 右側フィン 33j 右端フィン(端部フィン) 33m 横向きフィン 34 冷却ファン 34a 回転翼 34b ファンモータ 34c ファンケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−28152(JP,A) 特開 平11−56601(JP,A) 特開 平8−316389(JP,A) 特開 平7−202460(JP,A) 特開 平10−223816(JP,A) 特開 平10−312880(JP,A) 特開 平4−263767(JP,A) 特開 平8−255855(JP,A) 特開 平8−10138(JP,A) 特開 平11−121666(JP,A) 特開 平8−255855(JP,A) 特開 平8−10149(JP,A) 実開 平7−29621(JP,U) 実開 平3−21896(JP,U) 実開 昭61−201398(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/20 A47J 27/00 H01L 23/467

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 加熱手段を備える加熱調理器の本体内
    に、電気部品が取付けられる回路基板と、複数のフィン
    が並設されたヒートシンクと、このヒートシンクを冷却
    するための冷却ファンとを設け、特定の電気部品を上記
    ヒートシンクの部品取付部の上面に取付けて、この特定
    電気部品のリード端子を上記回路基板に固定してなる電
    気部品の冷却構造であって、上記ヒートシンクが、上記回路基板に固定される左右方
    向に沿って延びる横梁部を有し、上記部品取付部が、該
    横梁部の前方へ突出状に左右一対形成され、上記複数の
    フィンが、該横梁部の前方及び後方へ延びるように形成
    されると共に上記部品取付部の下方へ垂下状に形成さ
    れ、 上記ヒートシンクの下端に沿って冷却ファンのファンケ
    ースを取り付け、この冷却ファンの送風方向側に向かっ
    て延びる各フィンの先端面と上記ファンケースとの間に
    所定の空隙を設けて、この空隙を冷却ファンからの送風
    通路とし 上記左右一対の部品取付部の間にて上記冷却ファンから
    の風が通過する送風通過口を形成し、上記回路基板に
    は、上記送風通過口から通過した送風経路上の位置に、
    上記特定電気部品以外の発熱量の大きな電気部品を配置
    している ことを特徴とする電気部品の冷却構造。
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