JP4655987B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に係り、詳しくは発熱部品及びその放熱を助勢するヒートシンクがプリント基板上に設置されるとともに、筐体内に収容された電源装置等の電子機器に関する。
発熱部品が筐体内に収納された電子機器において、発熱部品の過熱を防止するため、発熱部品毎にヒートシンクが取り付けられ、発熱部品の熱がヒートシンクを介して筐体内に放熱され、筐体内の熱せられた空気をファンにより筐体外に排出する放熱構造を有するものがある。ところが、電力の高出力化に伴い電子部品の発熱量が増加すると、ヒートシンクの放熱面積が不足するという問題がある。また、個々の発熱部品毎にヒートシンクを取り付けて、ファンにより筐体内の空気を外部に排出する構造の場合、筐体内で空気が流れ易い部分と流れ難い部分とが生じ、全体において空気の流れが各発熱部品のヒートシンクと対応する位置を通過するようにすることは難しい。
従来、半導体素子,電子部品,放熱ブロックを装着したプリント基板及びこのプリント基板が放熱ブロックを介して取り付けられた冷却フィンからなる主回路ユニットを、出力トランス、バッテリ及び入出力部品と1つのキャビネットに収納するとともに、冷却ファンを設けた無停電電源装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この無停電電源装置は、図5に示すように、発熱源である出力トランス61と主回路ユニット62とはキャビネット63に設けられた吸気口64と冷却ファン65との間にほぼ一直線に平面配置されている。また、主回路ユニット62のプリント基板66と主回路ユニットケース67とで矩形状の通風ダクトが形成されている。そして、矩形状の通風ダクト内に主回路ユニット62の半導体素子、放熱ブロック及び冷却フィンを配設している。
また、放熱体と電子部品とファンとがプリント基板の同一実装面側に設置され、筐体に組み込まれた電子機器装置において、電子部品を効率的に冷却し、電子機器装置に外力が加わった際に放熱体(ヒートシンク)がプリント基板と筐体とを構造的に支持できる構造の電子機器装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。この電子機器装置は、図6に示すように、プリント基板71の実装面側に放熱体72、ファン73、電子部品74が設置されている。放熱体72は、プリント基板71に略垂直に配置され、断面が略コ字状に形成されている。放熱体72は、プリント基板71の幅方向中央に配置され、発熱量の多い電子部品74は放熱体72に当接するようにプリント基板71に配置されている。ファン73は、放熱体72の一端側に隣接して配置され、空気を放熱体72の内側からファン73を経由して図示しない筐体の外部に向かって送り出すように配置されている。
特許第2594274号公報 特開2005−142379号公報
ところが、冷却すべき部品数が多い場合、特許文献1に開示された放熱構造のように、吸気口64と冷却ファン65との間に冷却すべき部品をほぼ一直線に平面配置する冷却構造では、吸気口64に対向する位置に配置された部品と、冷却ファン65に対向する位置に配置された部品以外の部品の冷却効率が悪くなる。
また、特許文献2に開示された放熱構造の場合も、放熱体72に当接する状態で配置された電子部品74は効率よく冷却されるが、放熱体72に当接しない状態で放熱体72の外側においてプリント基板71に実装された部品の冷却効率は低い。従って、発熱部品として発熱素子やトランス、コイル等の発熱部品が多く使用される電源装置において、放熱を効率良く行ってヒートシンクの小型化を行うことは難しい。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、発熱素子やトランス、コイル等の発熱部品の冷却効率を高めることができ、ヒートシンクの小型化が可能な電子機器を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、発熱素子及びコイル部品が実装された回路基板と、複数のヒートシンクと、ファンとが筐体内に収容された電子機器であって、前記各ヒートシンクは通風路を構成する形状に形成されるとともに、前記各ヒートシンクは前記通風路が互いに平行になるように前記回路基板に取り付けられ、前記各ヒートシンクの一端側には、前記筐体外から取り込んだ空気を前記ヒートシンクの通風路に向かって吹き出すようにファンが配置され、前記発熱素子は前記ヒートシンクの側壁外面に取り付けられることで、伝導伝熱で自身の熱を前記ヒートシンクに伝達可能に設けられ、前記コイル部品は前記ヒートシンクに対して前記ファンが配置された側と反対側の風路に配置されており、前記筐体は前記ヒートシンクに固定されており、前記筐体には、前記ファンと対応する側壁の前記ファンと対向する箇所以外にも通風孔が設けられ、前記ファンから送り出されて前記コイル部品に当たって向きを変えた風が、前記筐体の内側面、前記回路基板及び前記ヒートシンクの側壁外面により構成される空間を通過して、前記通風孔から前記筐体外に排出可能である。ここで、「伝導伝熱で自身の熱をヒートシンクに伝達可能」とは、直接当接したり伝熱材が介在する状態で固定されたりして、熱が伝導伝熱でヒートシンクに伝達される状態を意味する。また、「風路」とは、ヒートシンクの通風路から吹き出される風又はヒートシンクの通風路に向かって進む風の通路を意味する。
従って、この発明では、ヒートシンクの通風路は、ファンの駆動時に空気の通路となり、かつ発熱素子がヒートシンクに伝導伝熱で自身の熱を伝達可能に設けられているため効率良く冷却される。また、コイル部品もファン駆動時の風路に配置されているため効率良く冷却される。その結果、発熱部品の冷却効率を高めることができ、ヒートシンクの小型化が可能になる。
また、コイル部品の冷却効率が向上する。また、ヒートシンクの通風路内にフィンが設けられた場合でもフィンの風切り音が低減される。
さらに、コイル部品に当たった風(空気)が筐体の内側面、回路基板及びヒートシンクの側壁外面により構成される空間を通過して筐体外に排出される。従って、その戻りの風がヒートシンクの側壁外面に取り付けられた発熱素子等の冷却に寄与する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ヒートシンクは断面コ字状に形成され、該ヒートシンクには、その側壁内面に直交するとともに前記ファン駆動時の風の流れに沿うようにフィンが設けられ、前記フィンにより、前記ヒートシンクの内側は、前記通風路と電子部品を収容可能な空間とに区画され、前記回路基板には前記電子部品を収容可能な空間と対応する箇所に電子部品が配置されている。この発明では、ヒートシンクの冷却効率(放熱効果)を高めた状態で、電子部品の実装効率を高めることができ、筐体の体格、即ち電子機器の体格の小型化が可能になる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記筐体は鉄板で形成されている。従って、筐体をアルミニウム板で形成する場合に比較して、筐体を形成する際の曲げ加工や通風孔を構成するスリットの加工が容易になる。また、材料費を低減することができる。
本発明によれば、発熱素子やトランス、コイル等の発熱部品の冷却効率を高めることができ、ヒートシンクの小型化が可能な電子機器を提供することができる。
以下、本発明を電源装置に具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1に示すように、電子機器としての電源装置11は、筐体12内に、発熱素子13(図2及び図3に図示)及びコイル部品14等が実装された回路基板15と、複数(この実施形態では2個)のヒートシンク16,17と、複数(この実施形態では2個)のファン18とが収容されている。回路基板15としてプリント配線板が使用されている。
筐体12は、本体12aとカバー12bとで構成され、それぞれ鉄板を所定の形状に加工することによって形成されている。本体12a及びカバー12bは、図示しないねじにより連結固定されるようになっている。また、カバー12bはヒートシンク16,17に図示しないねじにより密着し固定されるようになっている。本体12aは、四角な箱の1つの側壁が除去された形状に形成されている。カバー12bは、本体12aの開放部を覆うように側面略L字状に形成され、本体12aに固定された状態において本体12aの底壁と直交する状態に配置される壁としての側壁12cには、ほぼ全面にスリットからなる通風孔19が形成されている。また、本体12aの側壁のうち、カバー12bに形成された通風孔19と対向する側壁12dのほぼ全面にスリットからなる通風孔20が形成されている。スリットは直径1mmの針金が通過不能な幅に形成されている。回路基板15は、本体12aの底壁にねじ15aにより固定されている。
図2及び図4に示すように、ヒートシンク16は、通風路を構成する形状に、具体的には一対の側壁16a,16bと、側壁16a,16bの上端間に連続する上壁16cとを備えた断面コ字状に形成されるとともに、側壁16a,16b間には複数のフィン21が上壁16cと平行に形成されている。図4に示すように、フィン21のうち、回路基板15に最も近い位置に配置されたフィン21は、回路基板15との間に電子部品を収容可能な空間Sを有する状態で設けられている。即ち、フィン21は、側壁16a,16bの内面に直交するとともにファン18駆動時の風の流れに沿う状態で、かつ回路基板15との間に電子部品を収容可能な空間Sを有する状態で設けられている。ヒートシンク17は、ヒートシンク16と基本的に同じ構成に形成されているが、長さがヒートシンク16より短く形成されている。
図1及び図3に示すように、ヒートシンク16,17は、通風路が平行となるように配置され、各ヒートシンク16,17の一端側にそれぞれファン18が配置されている。ファン18は、通風孔19から筐体12外の空気を取り込んで、ヒートシンク16,17の通風路に向かって吹き出すように設けられている。ファン18は、ボルト22によりヒートシンク16,17に固定されている。
回路基板15に実装された電子部品のうち発熱量が多い発熱素子13は、図3及び図4に示すように、ヒートシンク16,17の両側壁外面にねじ23により固定されている。即ち、発熱素子13は、ヒートシンク16,17に伝導伝熱で自身の熱を伝達可能に設けられている。発熱素子13としては、スイッチング素子やダイオードがある。
また、ヒートシンク16,17は、発熱素子13と本体12aとの間、及びヒートシンク16に固定された発熱素子13とヒートシンク17に固定された発熱素子13との間に所定の空間が存在するように回路基板15上に配置されている。従って、ヒートシンク16,17に固定されたファン18は、筐体12の通風孔19全面と対応する状態で配置されているのではなく、筐体12には、ファン18と対応する側壁12cのファン18と対向する箇所以外にも通風孔19が設けられている。
コイル部品14としてのトランス24及びコイル25はヒートシンク16,17に対してファン18が配置された側と反対側の風路に配置されている。
また、回路基板15上には、トランス24及びコイル25の配置位置より通風孔20側と、トランス24及びコイル25の配置位置の間と、ヒートシンク17及びコイル25の配置位置の間と、両ヒートシンク16,17の配置位置の間とにも発熱素子13、トランス24及びコイル25以外の電子部品26が実装されている。電子部品26にはコンデンサ、抵抗、CPU、メモリ等がある。
また、図4に示すように、ヒートシンク16,17のフィン21と対応する回路基板15上(空間S内)にも電子部品26が実装されている。
なお、この実施形態においては、筐体12の底壁側を電源装置11の下側として説明したが、電源装置11は必ずしも筐体12の底壁が下側となる状態で使用されるとは限らず、例えば、底壁が鉛直状態あるいは傾斜した状態で使用箇所に取り付けられる場合もある。
次に、前記のように構成された電源装置11の作用を説明する。電源装置11は、電源に接続されて使用可能な状態となる。電源装置11の駆動時にはファン18が駆動される。ファン18が駆動されると、筐体12の外の空気がファン18と対向する箇所の通風孔19から筐体12内に取り込まれるとともに、ヒートシンク16,17の通風路に向けて吹き出される。通風路に向けて吹き出された空気は、ヒートシンク16,17の通風路からトランス24及びコイル25に向けて吹き出され、トランス24及びコイル25当たった後、一部はその上面とカバー12bとの間を通った後、他の電子部品26の配置位置を通って通風孔20から筐体12の外に排出される。また、一部はトランス24及びコイル25の間の部分を通って他の電子部品26と接触した後、通風孔20から筐体12の外に排出される。
さらに、一部はトランス24、コイル25あるいは他の電子部品26に当たって向きを両ヒートシンク16,17の間、ヒートシンク16と筐体12の側壁との間あるいはヒートシンク17と筐体12の側壁との間を通る方向に変更して、通風孔19から筐体12の外に排出される。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)電源装置11は、発熱素子13及びコイル部品14(トランス24及びコイル25)等が実装された回路基板15と、複数のヒートシンク16,17と、ファン18とが筐体12内に収容されている。各ヒートシンク16,17は通風路を構成する形状に形成されるとともに、通風路が平行になるように配置され、各ヒートシンク16,17の一端側にそれぞれファン18が配置されている。発熱素子13はヒートシンク16,17に当接する状態で設けられ、コイル部品14はヒートシンク16,17に対してファン18が配置された側と反対側の風路に配置されている。従って、ファン18の駆動時にヒートシンク16,17の通風路が空気の通路となり、かつ発熱素子13がヒートシンク16,17に当接しているため効率良く冷却される。また、コイル部品14もファン18の駆動時の風路に配置されているため効率良く冷却される。その結果、発熱部品の冷却効率を高めることができ、ヒートシンク16,17の小型化が可能になる。
(2)ファン18は筐体12外から取り込んだ空気をヒートシンク16,17の通風路に向かって吹き出すように設けられている。従って、筐体12外から取り込まれた空気をコイル部品14、即ちトランス24及びコイル25に向かって効率良く接触させることができ、コイル部品14の冷却効率が向上する。また、ヒートシンク16の通風路内にフィン21が設けられた場合に、筐体12内の空気をヒートシンク16,17の通風路から吸い込んで通風孔19のファン18と対向する箇所から排出する構成では、フィン21の風切り音が発生し易い。しかし、筐体12外から取り込んだ空気をヒートシンク16,17の通風路に向かって吹き出す構成では、前記風切り音の発生が抑制される。
(3)筐体12には、ファン18と対応する側壁12cのファン18と対向する箇所以外にも通風孔19が設けられ、ファン18から送り出された風が当該通風孔19から筐体12外に排出可能に構成されている。従って、コイル部品14に当たった風(空気)が戻るように、ヒートシンク16,17の外側を通過して通風孔19のファン18と対向する箇所以外の部分から筐体12外に排出され、その戻りの風がヒートシンク16,17の外側と対応する部分に配置されている発熱素子13や電子部品26の冷却に寄与する。
(4)フィン21はヒートシンク16,17の側壁16a,16bに形成されているため、上壁16cに形成した場合に比較して、発熱素子13の冷却効率が高くなる。
(5)ヒートシンク16,17は断面コ字状に形成されるとともに、フィン21が壁の内面に直交するとともにファン18の駆動時における風の流れに沿う状態で、かつ回路基板15との間に電子部品26を収容可能な空間Sを有する状態で設けられ、回路基板15には空間Sと対応する箇所に電子部品が配置されている。従って、ヒートシンク16,17の冷却効率(放熱効果)を高めた状態で、電子部品26の実装効率を高めることができ、筐体12の体格、即ち電源装置11の体格の小型化が可能になる。
(6)筐体12は鉄板で形成されている。従って、筐体12をアルミニウム板で形成する場合に比較して、筐体12を形成する際の曲げ加工や通風孔19,20を構成するスリットの加工が容易になる。また、アルミニウム板で形成する場合に比較して、材料費を低減することができる。なお、鉄板の熱伝導率はアルミニウム板の熱伝導率より低いが、筐体12内の発熱素子13及びコイル部品14から発生した熱がヒートシンク16,17の作用により、効率良く筐体12外に排出されるため、カバー12bを鉄板製にしても発熱素子13及びコイル部品14の冷却が効率良く行われる。
(7)筐体12(カバー12b)は、ヒートシンク16,17にねじで固定されているため、筐体12を介してヒートシンク16,17の熱が放熱される効果もある。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ ファン18は、筐体12外から取り込んだ空気をヒートシンク16,17の通風路に向かって吹き出す構成に代えて、ヒートシンク16,17の通風路を介して筐体12内の空気を吸い込み、通風孔19から排出する構成であってもよい。
○ 筐体12のファン18と対応する側の側壁12cに形成される通風孔19は、ファン18と対向する箇所のみに設けてもよい、
○ 発熱素子13は、伝導伝熱で自身の熱をヒートシンク16,17に伝達できればよく、ヒートシンク16,17に当接する状態ではなく、放熱シート等の伝熱材がヒートシンク16,17との間に介在する状態で配置されてもよい。この場合、発熱素子13がヒートシンク16,17に当接する状態でねじ23により固定される場合に比較して、発熱素子13で発生した熱を効率良くヒートシンク16,17に伝えることができる。
○ ヒートシンク16,17に設けられるフィン21は、両側壁間に跨る状態に限らず、各側壁から片持ち状態で突設するように設けられた構成でもよい。
○ ヒートシンク16,17に設けられるフィン21は、上壁と平行に側壁に設ける代わりに、上壁から垂下する状態に設けてもよい。しかし、側壁に設けた方が、発熱素子13に対する冷却効果が高くなる。
○ フィン21を省略してもよい。
○ 筐体12は鉄板製に限らず、例えば、アルミニウム板製であってもよい。
○ 筐体12の本体12a及びカバー12bの形状は、前記実施形態の形状に限らず、例えば、本体12aを上方が開放された有底箱状とし、カバー12bは開放部を覆う略平板状としてもよい。
○ 各ファン18はヒートシンク16,17との間に隙間が存在する状態で配設されてもよい。
○ ヒートシンク16,17の数は2個に限らず、3個以上であってもよい。
○ ヒートシンク16,17は、断面コ字状に限らず、例えば、上壁が屈曲あるいは湾曲した形状であってもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
・前記フィンはヒートシンクの側壁に形成されている。
一実施形態の電子機器のカバーを外した状態の一部省略斜視図。 ヒートシンクの斜視図。 回路基板に対する発熱素子等の各部品の配置状態を示す平面図。 ヒートシンクの下における電子部品の配置を示す図。 従来技術の電源装置の内部配置を示す平面図。 別の従来技術を示す斜視図。
符号の説明
S…空間、11…電子機器としての電源装置、12…筐体、12c,12d…側壁、13…発熱素子、14…コイル部品、15…回路基板、16,17…ヒートシンク、16a,16b…側壁、18…ファン、19,20…通風孔、21…フィン、26…電子部品。

Claims (3)

  1. 発熱素子及びコイル部品が実装された回路基板と、複数のヒートシンクと、ファンとが筐体内に収容された電子機器であって、
    前記各ヒートシンクは通風路を構成する形状に形成されるとともに、前記各ヒートシンクは前記通風路が互いに平行になるように前記回路基板に取り付けられ、前記各ヒートシンクの一端側には、前記筐体外から取り込んだ空気を前記ヒートシンクの通風路に向かって吹き出すようにファンが配置され、前記発熱素子は前記ヒートシンクの側壁外面に取り付けられることで、伝導伝熱で自身の熱を前記ヒートシンクに伝達可能に設けられ、
    前記コイル部品は前記ヒートシンクに対して前記ファンが配置された側と反対側の風路に配置されており、前記筐体は前記ヒートシンクに固定されており、前記筐体には、前記ファンと対応する側壁の前記ファンと対向する箇所以外にも通風孔が設けられ、
    前記ファンから送り出されて前記コイル部品に当たって向きを変えた風が、前記筐体の内側面、前記回路基板及び前記ヒートシンクの側壁外面により構成される空間を通過して、前記通風孔から前記筐体外に排出可能である電子機器。
  2. 前記ヒートシンクは断面コ字状に形成され、該ヒートシンクには、その側壁内面に直交するとともに前記ファン駆動時の風の流れに沿うようにフィンが設けられ、
    前記フィンにより、前記ヒートシンクの内側は、前記通風路と電子部品を収容可能な空間とに区画され、前記回路基板には前記電子部品を収容可能な空間と対応する箇所に電子部品が配置されている請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記筐体は鉄板で形成されている請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
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