JP6707293B2 - 電気機器ユニット - Google Patents

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本発明は、直流電源装置や充電装置を構成する電気機器ユニットに関し、特にユニットに収容された各種の回路部品の放熱、冷却構造に関するものである。
従来、この種の電気機器ユニットにおける回路部品の放熱、冷却構造としては、特許文献1〜3等に記載されたものが知られている。
例えば、図6は特許文献1に記載された電子機器の内部側面図、図7は内部平面図である。
これらの図において、1は筐体、2はメイン基板、3は仕切板、4は通電時に高温となる半導体素子等の電子部品、5は放熱フィン、6は冷却ファン、7は電源ユニット、8は吸気口、9は排気口、Fは冷却風の気流を示している。
また、図8は特許文献2に記載された電源装置の側面断面図、図9は内部平面図である。
これらの図において、11は筐体、12は電源モジュール、13は電源モジュール12が収容された発熱部、14は冷却ファン、15はシール材、16は吸気口、17は排気口、18は電子部品である。
更に、図10,図11は特許文献3に記載された電源装置の第1実施例、第2実施例を示す側面断面図である。
これらの図において、21は筐体、22は前面板、22a,22b,24a,28,29は吸気口、23は放熱フィン、24は仕切板、25は低温の回路部品、26は半導体装置、27は冷却ファン、30は排気口を示している。
特開2014−56958号公報(図2等) 特許第4376049号公報(図2,図3等) 特開平7−95771号公報(図1,図3等)
図6〜図11に示した従来技術では、何れも、外部から水平方向に沿って導入した冷却風をユニット内部の冷却ファンにより垂直方向の気流に変換し、更に筐体内部を前後左右に方向転換させて筐体外部へ排気させる通気構造を採用している。このため、気流Fの通過経路が複雑化し、気流同士の衝突や乱流が発生して冷却効率を損なう恐れがあった。
また、気流Fの通過経路が複雑であることから空気抵抗も大きくなり、冷却ファンの容量増加や放熱フィンの大型化を招く等の問題を生じていた。
そこで、本発明の解決課題は、気流の通過経路を単純化して気流の衝突や乱流の発生を防止し、内部の冷却効率を高めると共に、省エネルギー化及び小型化を可能にした電気機器ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、冷却が必要な複数の回路部品が収容された電気機器ユニットにおいて、
内部を基板により上下に二分して前記基板の前端部と後端部とに正面パネルと背面パネルとをそれぞれ配置し、前記基板上のほぼ中央に前後方向に延びる放熱フィンを配置して前記放熱フィンの前端部または後端部に冷却ファンを取り付け、
前記冷却ファンによる強制冷却用のメイン気流を前記放熱フィンの内部に通過させると共に、前記正面パネルの吸気口から前記放熱フィンの両側を前後方向に通過して前記背面パネルの排気口から排気される自然冷却用のサブ気流を形成し、
前記放熱フィンの側面には、通電時に高温になる回路部品としての半導体素子を面接触状態で実装し、かつ、前記放熱フィンの両側の前記基板上に前記サブ気流により冷却される他の回路部品を実装し、前記メイン気流及び前記サブ気流を前記基板上で分離しつつ直線状に形成して前記メイン気流及び前記サブ気流の衝突や乱流の発生を抑制したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載した電気機器ユニットにおいて、前記基板の下方に、制御回路を含む低温発熱部を配置したことを特徴とする。
本発明によれば、通電時に高温となる半導体素子等の回路部品に対しては、冷却ファン及び放熱フィンにより生成したメイン気流を用いて強制冷却し、また、比較的低温である他の回路部品についてはサブ気流により自然冷却することで、各部品の発熱特性に合わせた効率的な放熱、冷却を行うことができる。
また、メイン気流及びサブ気流がほぼ一方向かつ直線状の気流であるため、気流同士の衝突や乱流が発生しにくく、冷却ファンの容量や放熱フィンの構造を必要以上に大きくする必要がない。これにより、電気機器ユニット全体の小型化、低コスト化が可能である。
本発明の第1実施形態に係る電気機器ユニットの内部構造を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電気機器ユニットの内部構造を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る電気機器ユニットの正面図である。 本発明の第1実施形態に係る電気機器ユニットの内部構造を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係る電気機器ユニットの内部構造を示す平面図である。 特許文献1に記載された電子機器の内部側面図である。 特許文献1に記載された電子機器の内部平面図である。 特許文献2に記載された電源装置の側面断面図である。 特許文献2に記載された電源装置の内部平面図である。 特許文献3に記載された電源装置の第1実施例を示す側面断面図である。 特許文献3に記載された電源装置の第2実施例を示す側面断面図である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
まず、図1は本発明の第1実施形態に係る電気機器ユニット100Aの内部構造を示す斜視図である。この電気機器ユニットは、内蔵された回路部品によって直流電源装置や充電装置として機能するものであり、その全体が筐体(図示せず)に収納されてラック等にプラグイン方式で着脱可能となっている。
図1において、101は底面パネル、102は正面パネル、103は背面パネルである。
底面パネル101には下部基板113が設けられており、この下部基板113には、ICやチップ部品、制御回路等の発熱量が比較的少ない回路部品が低温発熱部104として配置されている。
正面パネル102の中央には、外部から冷却風を取り込んで強制冷却を行う冷却ファン110が取り付けられ、冷却ファン110の両側には多数の吸気口102aが形成されている。
同様に、背面パネル103において、正面パネル102の吸気口102aとほぼ対向する位置、及び、後述する放熱フィン109の後端部に対向する位置には、多数の排気口103aが形成されている。
低温発熱部104の上方には、電気機器ユニット100Aの内部空間を上下に二分する上部基板105が配置されている。この上部基板105のほぼ中央には、電気機器ユニット100Aの前後方向に延びるアルミニウム製の放熱フィン109が配置される。放熱フィン109の前方には前記冷却ファン110が配置されており、冷却ファン110の駆動時に外部から吸入された冷却風が放熱フィン109の内部を通過して背面パネル103の排気孔103aから排気されるようになっている。
なお、111は、放熱フィン109の上部に取り付けられて熱伝導により放熱する金属製の上部カバーである。
放熱フィン109の両側面109aには、通電時に高温(例えば100℃以上)になる回路部品としてのFET等の半導体素子112が面接触状態で複数、実装されている。また、放熱フィン109の両側の上部基板105には、コイルやトランス、コンデンサ等の回路部品106〜108が多数、配置されている。
ここで、上部基板105及び下部基板113は、絶縁樹脂等によりコーティングして基板の腐食や回路部品同士のショートを防止するようにしても良い。
また、上部基板105に樹脂ポッティング等を施し、トランスやコイル等の回路部品が有する熱を樹脂により熱伝導させて放熱する構造を併用しても良い。
次に、図2は電気機器ユニット100Aの内部構造を示す平面図である。
図2において、Fmは冷却ファン110から放熱フィン109を通過する強制冷却用のメイン気流である。このメイン気流Fmが放熱フィン109の内部を通過することにより、放熱フィン109の側面109aに面接触状態で実装されている半導体素子112の放熱、冷却が促進される。
また、Fsは面パネル102の吸気口102aから放熱フィン109の両側を通り、背面パネル103の排気口103aから排気される自然冷却用のサブ気流である。このサブ気流Fsは、メイン気流Fmの負圧に引き込まれるように発生し、上部基板105に実装された多数の回路部品106〜108に対する緩やかな送風を生じさせる。
更に、サブ気流Fsの一部が下部基板113と上部基板105との間の空間にも供給されるようにすれば、上記の空間に配置された低温発熱部104に対しても自然冷却を行うことができる。
上記のように、本実施形態によれば、通電時に高温になる半導体素子112については放熱フィン109により直接的に強制冷却し、半導体素子112に比べて比較的低温である回路部品106〜108や低温発熱部104については自然冷却を行うことにより、電気機器ユニット100Aに収容される各種の回路部品を、それぞれの発熱特性に応じて効率よく冷却することができる。
また、メイン気流Fm及びサブ気流Fsの通過経路は電気機器ユニット100Aの前後方向に沿った直線状であるため、従来技術のように気流同士の衝突や乱流が発生しにくく、冷却効率が低下する恐れがないと共に、冷却ファン110の容量や放熱フィン109の構造を必要以上に大きくする必要がないことから、装置全体の小型化、低コスト化にも寄与する。
なお、図3は電気機器ユニット100Aの正面図、図4は同じく内部構造を示す正面図である。これらの図から明らかなように、冷却ファン110の回転中心軸は放熱フィン109の中心軸にほぼ一致するように配置することが望ましい。
次に、図5は本発明の第2実施形態に係る電気機器ユニット100Cの内部構造を示す平面図である。
この電気機器ユニット100Cは、2台の電気機器ユニット100Bを並べて一つのケーシング121に収容してあり、ケーシング121の背面板等には、メイン気流Fm及びサブ気流Fsを排気する排気口(図示せず)が形成されている。
図5における2台の電気機器ユニット100Bは、第1実施形態の電気機器ユニット100Aとは異なって冷却ファン110が後端部に配置されている。このような構造であっても、第1実施形態と同様にメイン気流Fm及びサブ気流Fsを発生させることができ、これらの気流による強制冷却及び自然冷却により、各種の回路部品を万遍なく効率的に放熱、冷却することができる。
本発明は、直流電源装置や充電装置に限らず、内部に収容された各種回路部品の強制冷却及び自然冷却が必要とされる電気機器ユニットとして利用することができる。
100A,100B,100C:電気機器ユニット
101:底面パネル
102:正面パネル
102a:吸気口
103:背面パネル
103a:排気口
104:低温発熱部
105:上部基板
106〜108:回路部品
109:放熱フィン
109:側面
110:冷却ファン
111:上部カバー
112:半導体素子
113:下部基板
121:ケーシング
Fm:メイン気流(強制冷却用)
Fs:サブ気流(自然冷却用)

Claims (2)

  1. 冷却が必要な複数の回路部品が収容された電気機器ユニットにおいて、
    内部を基板により上下に二分して前記基板の前端部と後端部とに正面パネルと背面パネルとをそれぞれ配置し、前記基板上のほぼ中央に前後方向に延びる放熱フィンを配置して前記放熱フィンの前端部または後端部に冷却ファンを取り付け、
    前記冷却ファンによる強制冷却用のメイン気流を前記放熱フィンの内部に通過させると共に、前記正面パネルの吸気口から前記放熱フィンの両側を前後方向に通過して前記背面パネルの排気口から排気される自然冷却用のサブ気流を形成し、
    前記放熱フィンの側面には、通電時に高温になる回路部品としての半導体素子を面接触状態で実装し、かつ、前記放熱フィンの両側の前記基板上に前記サブ気流により冷却される他の回路部品を実装し、前記メイン気流及び前記サブ気流を前記基板上で分離しつつ直線状に形成して前記メイン気流及び前記サブ気流の衝突や乱流の発生を抑制したことを特徴とする電気機器ユニット。
  2. 請求項1に記載した電気機器ユニットにおいて、
    前記基板の下方に、制御回路を含む低温発熱部を配置したことを特徴とする電気機器ユニット。
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