JPS6271185A - ケ−ブル絶縁体の形成方法 - Google Patents
ケ−ブル絶縁体の形成方法Info
- Publication number
- JPS6271185A JPS6271185A JP21192785A JP21192785A JPS6271185A JP S6271185 A JPS6271185 A JP S6271185A JP 21192785 A JP21192785 A JP 21192785A JP 21192785 A JP21192785 A JP 21192785A JP S6271185 A JPS6271185 A JP S6271185A
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- JP
- Japan
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- insulator
- cable
- mold
- resin
- matrix
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- Pending
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ゴム状樹脂から成る母型を用いたケーブル絶
縁体の形成方法に関するものである。
縁体の形成方法に関するものである。
[従来の技術]
従来、一般にポリエチレン樹脂等の押し出しによるケー
ブルの補強絶縁体の成形には、金属製の金型が主に用い
られている。この金型はそれなりの利点はあるが、注入
後の熱伝導による冷却速度が速いために部分的に冷却む
らなどが生じ、成形された補強絶縁体に歪みや形状不良
が発生し易い欠点がある。また、ケーブルの接続部りに
補強絶縁体を被着する場合には、ケーブルの耐電圧、サ
イズ等により接続部の形状、大きさが異なり、接続部ご
とに金型を製作するのは費用的にも負担が大きくなる問
題点がある。
ブルの補強絶縁体の成形には、金属製の金型が主に用い
られている。この金型はそれなりの利点はあるが、注入
後の熱伝導による冷却速度が速いために部分的に冷却む
らなどが生じ、成形された補強絶縁体に歪みや形状不良
が発生し易い欠点がある。また、ケーブルの接続部りに
補強絶縁体を被着する場合には、ケーブルの耐電圧、サ
イズ等により接続部の形状、大きさが異なり、接続部ご
とに金型を製作するのは費用的にも負担が大きくなる問
題点がある。
[発明の目的]
本発明の目的は、上述の金属製金型の欠点を解消し、簡
便に製作し得るゴム状樹脂の母型を用いて絶縁材料の押
し出し注入を行うケーブル絶縁体の形成方法を提供する
ことにある。
便に製作し得るゴム状樹脂の母型を用いて絶縁材料の押
し出し注入を行うケーブル絶縁体の形成方法を提供する
ことにある。
[発明の概要]
上述の目的を達成するための本発明の要旨は、形成すべ
き絶縁体形状の部材を枠体内に配置し。
き絶縁体形状の部材を枠体内に配置し。
その周囲に2液硬化性のゴム状樹脂を流入し硬化させて
母型を造り、該母型内に溶融した絶縁材料を流入し凝固
させてケーブル絶縁体を形成することを特徴とするケー
ブル絶縁体の形成方法である。
母型を造り、該母型内に溶融した絶縁材料を流入し凝固
させてケーブル絶縁体を形成することを特徴とするケー
ブル絶縁体の形成方法である。
[発明の実施例]
本発明に係る方法を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図、第2図に示す実施例は、ケーブル接続部に周設
するためのプレモールドタイプの補強絶縁体を製造する
場合の母型の造り方の説明図であり、第1図は平面図、
第2図は第1図の■−■線に沿った断面図である。この
母型により製造した補強絶縁体は予め工場において製造
し、現場においてケーブル接続部に取り付けるものであ
る。なおこの場合、母型は片側ずつ2個製作するように
なっている。ここで、1は箱状の枠体であり、内部には
形成すべき補強絶縁体の外形に相当する形状の中子2を
配置する。そして、この枠体1と中子2の間の空胴内に
2液硬化性のゴム状樹脂3を流入して母型を型取りする
わけであるが、このゴム状樹脂3は混合前は本体となる
ゴムベースと硬化触媒に分れており、これらを所定量ず
つ混合することによって硬化反応が生ずることになる。
するためのプレモールドタイプの補強絶縁体を製造する
場合の母型の造り方の説明図であり、第1図は平面図、
第2図は第1図の■−■線に沿った断面図である。この
母型により製造した補強絶縁体は予め工場において製造
し、現場においてケーブル接続部に取り付けるものであ
る。なおこの場合、母型は片側ずつ2個製作するように
なっている。ここで、1は箱状の枠体であり、内部には
形成すべき補強絶縁体の外形に相当する形状の中子2を
配置する。そして、この枠体1と中子2の間の空胴内に
2液硬化性のゴム状樹脂3を流入して母型を型取りする
わけであるが、このゴム状樹脂3は混合前は本体となる
ゴムベースと硬化触媒に分れており、これらを所定量ず
つ混合することによって硬化反応が生ずることになる。
この混合したゴム状樹脂3を空胴内に流し込むと、所定
の温度条件の基で所定時間後に硬化し、ゴム状樹脂3か
ら成る母型4が得られる。なお、必要に応じて流入後に
真空脱泡を行うことが望ましい。
の温度条件の基で所定時間後に硬化し、ゴム状樹脂3か
ら成る母型4が得られる。なお、必要に応じて流入後に
真空脱泡を行うことが望ましい。
この母型4を2個製作し、これらを第3図に示すように
合わせてケーブル接続部の外形に相当する中子5を挿入
すれば、その内部空間部6は成形すべき補強絶縁体の形
状となっている。従って、母型4の一部に注入管7を挿
通し、空間部6に未加硫ゴム或いは未架橋入りのポリエ
チレン樹脂を注入し凝固させれば、第4図に示すような
求めるべきプレモールドタイプの補強絶縁体8を得るこ
とができる。なお、この場合に母型4の周囲には母型4
の変形を防止するために枠体1をそのまま、又は別の金
型を配置することが好ましい、そして、凝固した補強絶
縁体8は2個に切断して中子5を取り出せばよい、また
、空間部6に流入される溶融ポリエチレン樹脂の温度は
120〜130℃程度であり、ゴム状樹脂から成る母型
4の耐熱温度は250℃前後であるから温度的には殆ど
問題はない、なお、この母型4は繰り返して使用するこ
とができる。
合わせてケーブル接続部の外形に相当する中子5を挿入
すれば、その内部空間部6は成形すべき補強絶縁体の形
状となっている。従って、母型4の一部に注入管7を挿
通し、空間部6に未加硫ゴム或いは未架橋入りのポリエ
チレン樹脂を注入し凝固させれば、第4図に示すような
求めるべきプレモールドタイプの補強絶縁体8を得るこ
とができる。なお、この場合に母型4の周囲には母型4
の変形を防止するために枠体1をそのまま、又は別の金
型を配置することが好ましい、そして、凝固した補強絶
縁体8は2個に切断して中子5を取り出せばよい、また
、空間部6に流入される溶融ポリエチレン樹脂の温度は
120〜130℃程度であり、ゴム状樹脂から成る母型
4の耐熱温度は250℃前後であるから温度的には殆ど
問題はない、なお、この母型4は繰り返して使用するこ
とができる。
第5図はケーブル接続部上に直接に補強絶縁体を形成す
る場合についての実施例である。絶縁層10a、10b
を鉛筆削成に形成したケーブル11a、llbの導体1
2a、12b同志を導電スリーブ13を用いて接続した
接続部を、第1図、第2図で説明したようにして形成し
た母型4で包囲し、内部空間部14に注入管7を介して
溶融絶縁材料を押し出し注入し凝固させれば、接続部上
に求めるべき補強絶縁体が密着して得られることになる
。
る場合についての実施例である。絶縁層10a、10b
を鉛筆削成に形成したケーブル11a、llbの導体1
2a、12b同志を導電スリーブ13を用いて接続した
接続部を、第1図、第2図で説明したようにして形成し
た母型4で包囲し、内部空間部14に注入管7を介して
溶融絶縁材料を押し出し注入し凝固させれば、接続部上
に求めるべき補強絶縁体が密着して得られることになる
。
なお、前述のプレモールドタイプの補強絶縁体8につい
ても同様であるが、加硫又は架橋するために更に加熱す
る場合には、補強絶縁体の膨張を抑止するための金型が
必要とされるが、この金型は前述の母型4では膨張に対
する抑1Fカが十分でないために、別個の金属製の金型
を補強絶縁体上に被着して、金型の周囲からヒータによ
り加熱し加硫又は架橋をさせればよい。
ても同様であるが、加硫又は架橋するために更に加熱す
る場合には、補強絶縁体の膨張を抑止するための金型が
必要とされるが、この金型は前述の母型4では膨張に対
する抑1Fカが十分でないために、別個の金属製の金型
を補強絶縁体上に被着して、金型の周囲からヒータによ
り加熱し加硫又は架橋をさせればよい。
[発明の効果]
以上説明したように本発明に係るケーブル絶縁体の形成
方法によれば、ゴム状樹脂は成型性が良いために良好な
補強絶縁体が得られ、特にゴム状樹脂の熱伝導率は金属
に比べて遥かに悪いために、ゴム状樹脂の母型により製
造された補強絶縁体は、凝固に際して急激な熱の放散が
なく徐々に温度低下してゆくために、歪みや形状不良が
発生する虞れは少ない、また、個々の接続部形状に合わ
せた母型の製作により、大掛かりで高価な金型を省略す
ることができる。
方法によれば、ゴム状樹脂は成型性が良いために良好な
補強絶縁体が得られ、特にゴム状樹脂の熱伝導率は金属
に比べて遥かに悪いために、ゴム状樹脂の母型により製
造された補強絶縁体は、凝固に際して急激な熱の放散が
なく徐々に温度低下してゆくために、歪みや形状不良が
発生する虞れは少ない、また、個々の接続部形状に合わ
せた母型の製作により、大掛かりで高価な金型を省略す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るケーブル絶縁体の形成方法の実施例
を示し、第1図は母型を製作する場合の平面図、第2図
は第1図のII−II線に沿った断面図、第3図はプレ
モールドタイプの補強絶縁体を形成する場合の#Ir面
図、第4図は製作されたプレモールドタイプの補強絶縁
体の断面図、第5図はケーブル接続部に補強絶縁体を形
成する場合の断面図である。 符号lは枠体、2,5は中子、3はゴム状樹脂、4は母
型、6.14は空間部、7は注入管。 8は補強絶縁体である。 特許出願人 大日8本電線株式会社 第1図 第2図 第3図
を示し、第1図は母型を製作する場合の平面図、第2図
は第1図のII−II線に沿った断面図、第3図はプレ
モールドタイプの補強絶縁体を形成する場合の#Ir面
図、第4図は製作されたプレモールドタイプの補強絶縁
体の断面図、第5図はケーブル接続部に補強絶縁体を形
成する場合の断面図である。 符号lは枠体、2,5は中子、3はゴム状樹脂、4は母
型、6.14は空間部、7は注入管。 8は補強絶縁体である。 特許出願人 大日8本電線株式会社 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、形成すべき絶縁体形状の部材を枠体内に配置し、そ
の周囲に2液硬化性のゴム状樹脂を流入し硬化させて母
型を造り、該母型内に溶融した絶縁材料を流入し凝固さ
せてケーブル絶縁体を形成することを特徴とするケーブ
ル絶縁体の形成方法。 2、前記母型は2つ割りとし、絶縁体形成には合わせて
使用するようにする特許請求の範囲第1項に記載のケー
ブル絶縁体の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21192785A JPS6271185A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | ケ−ブル絶縁体の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21192785A JPS6271185A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | ケ−ブル絶縁体の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271185A true JPS6271185A (ja) | 1987-04-01 |
Family
ID=16613974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21192785A Pending JPS6271185A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | ケ−ブル絶縁体の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6271185A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52144055A (en) * | 1976-05-26 | 1977-12-01 | Ibm | Molding cavity |
JPS5731537A (en) * | 1980-08-05 | 1982-02-20 | Showa Denko Kk | Manufacture of synthetic resin tube with inorganic coating layer |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP21192785A patent/JPS6271185A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52144055A (en) * | 1976-05-26 | 1977-12-01 | Ibm | Molding cavity |
JPS5731537A (en) * | 1980-08-05 | 1982-02-20 | Showa Denko Kk | Manufacture of synthetic resin tube with inorganic coating layer |
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