JPS6328559Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328559Y2 JPS6328559Y2 JP9773183U JP9773183U JPS6328559Y2 JP S6328559 Y2 JPS6328559 Y2 JP S6328559Y2 JP 9773183 U JP9773183 U JP 9773183U JP 9773183 U JP9773183 U JP 9773183U JP S6328559 Y2 JPS6328559 Y2 JP S6328559Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- split mold
- resin
- elastic body
- cavity
- rubber
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 23
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 23
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［考案の技術分野］
本考案はケーブル接続部成型装置に関する。
［考案の技術的背景とその問題点］
架橋ポリオレフイン絶縁ケーブルの接続部を成
型する場合に、例えば第１図に示すように、導体
接続部１の外周に２つ割り金型２を被嵌し、この
２つ割り金型のキヤビテイ３内に加熱溶融させた
架橋可能なポリオレフイン組成物等の樹脂を圧入
して硬化させる成型手段を用いることはよく知ら
れている。
型する場合に、例えば第１図に示すように、導体
接続部１の外周に２つ割り金型２を被嵌し、この
２つ割り金型のキヤビテイ３内に加熱溶融させた
架橋可能なポリオレフイン組成物等の樹脂を圧入
して硬化させる成型手段を用いることはよく知ら
れている。
しかして、この場合樹脂による成型体内に絶縁
特性を低下させる気泡を発生させないためには、
次の点に留意する必要がある。
特性を低下させる気泡を発生させないためには、
次の点に留意する必要がある。
すなわち、樹脂注入時にキヤビテイ内に侵入し
た空気を２つ割り金型に設けた空気抜き孔等から
外部へ排除するために注入圧力を所定の範囲に保
持することと、樹脂の架橋時には架橋剤から発生
する分解ガスが成型体内に入り込まないようにさ
らに大きな圧力を保持することである。
た空気を２つ割り金型に設けた空気抜き孔等から
外部へ排除するために注入圧力を所定の範囲に保
持することと、樹脂の架橋時には架橋剤から発生
する分解ガスが成型体内に入り込まないようにさ
らに大きな圧力を保持することである。
しかしながら、上記従来の２つ割り金型では、
気泡を発生させないだけの圧力保持ができず、結
局成型体内に気泡が生じてしまう欠点があつた。
気泡を発生させないだけの圧力保持ができず、結
局成型体内に気泡が生じてしまう欠点があつた。
［考案の目的］
本考案はかかる従来の欠点を解消すべくなされ
たもので、成型体内への気泡の発生を防止し得る
ケーブル接続部成型装置を提供することを目的と
する。
たもので、成型体内への気泡の発生を防止し得る
ケーブル接続部成型装置を提供することを目的と
する。
［考案の概要］
すなわち本考案のケーブル接続部成型装置は、
成型すべきケーブル接続部の形状に対応するキヤ
ビテイを有する２つ割り金型と、この２つ割り金
型の端面に接し、かつ接続すべきケーブルを被嵌
する円筒状の熱絶縁スペーサと、２つ割り金型お
よび熱絶縁スペーサのケーブルに接する部分に配
設された円筒状のゴム状弾性体とを備え、ゴム状
弾性体外周に接する２つ割り金型および熱絶縁ス
ペーサの内壁に円筒形の空洞を設けたことを特徴
としている。
成型すべきケーブル接続部の形状に対応するキヤ
ビテイを有する２つ割り金型と、この２つ割り金
型の端面に接し、かつ接続すべきケーブルを被嵌
する円筒状の熱絶縁スペーサと、２つ割り金型お
よび熱絶縁スペーサのケーブルに接する部分に配
設された円筒状のゴム状弾性体とを備え、ゴム状
弾性体外周に接する２つ割り金型および熱絶縁ス
ペーサの内壁に円筒形の空洞を設けたことを特徴
としている。
［考案の実施例］
以下本考案の実施例について説明する。
第２図は本考案の一実施例を示す断面図であ
り、第３図ａ〜ｃは同実施例の動作説明図であ
る。
り、第３図ａ〜ｃは同実施例の動作説明図であ
る。
第２図において本考案の装置は、上型５と下型
６の２つ割りとされ、成型すべきケーブル接続部
の形状に対応するキヤビテイ７を有する２つ割り
金型８と、この２つ割り金型８の両端面に接し接
続すべきケーブル９を被嵌する円筒状の熱絶縁ス
ペーサ１０と、２つ割り金型８および熱絶縁スペ
ーサ１０に跨り、かつケーブル９に接する部分に
配設された円筒状のゴム状弾性体１１とから構成
されている。
６の２つ割りとされ、成型すべきケーブル接続部
の形状に対応するキヤビテイ７を有する２つ割り
金型８と、この２つ割り金型８の両端面に接し接
続すべきケーブル９を被嵌する円筒状の熱絶縁ス
ペーサ１０と、２つ割り金型８および熱絶縁スペ
ーサ１０に跨り、かつケーブル９に接する部分に
配設された円筒状のゴム状弾性体１１とから構成
されている。
ゴム状弾性体１１の外周に接する２つ割り金型
８および熱絶縁スペーサ１０の内壁には円筒形空
洞１２を設けてある。２つ割り金型８の中央部に
は樹脂注入孔１３が設けられ、その両側方に空気
抜き孔１４が設けられている。割り金型８の外周
近傍には、図示を省略したが、棒状のヒータが複
数本埋設されている。熱絶縁スペーサ１０は２つ
割り金型８端面に対してボルト１５により着脱自
在に固着するようにされており、２つ割り金型８
から、特にケーブルシースに対する熱伝導を防止
する。ゴム状弾性体１１は、２つ割り金型８のキ
ヤビテイ７内に樹脂が圧入されたときその樹脂の
圧力により弾性変形することができ、かつ２つ割
り金型８とケーブル９との間をシールするもので
ある。空洞１２は熱絶縁スペーサ１０の外周面に
対して開口するように設けられており、ゴム状弾
性体１１が弾性変形したとき、その一部を受け入
れることができる適当な大きさとされている。
８および熱絶縁スペーサ１０の内壁には円筒形空
洞１２を設けてある。２つ割り金型８の中央部に
は樹脂注入孔１３が設けられ、その両側方に空気
抜き孔１４が設けられている。割り金型８の外周
近傍には、図示を省略したが、棒状のヒータが複
数本埋設されている。熱絶縁スペーサ１０は２つ
割り金型８端面に対してボルト１５により着脱自
在に固着するようにされており、２つ割り金型８
から、特にケーブルシースに対する熱伝導を防止
する。ゴム状弾性体１１は、２つ割り金型８のキ
ヤビテイ７内に樹脂が圧入されたときその樹脂の
圧力により弾性変形することができ、かつ２つ割
り金型８とケーブル９との間をシールするもので
ある。空洞１２は熱絶縁スペーサ１０の外周面に
対して開口するように設けられており、ゴム状弾
性体１１が弾性変形したとき、その一部を受け入
れることができる適当な大きさとされている。
次に本装置の使用方法を説明すると、まずケー
ブルの導体接続部１の外周に２つ割り金型８を被
嵌させ、さらに２つ割り金型端面に接するよう熱
絶縁スペーサ１０を配置してケーブルを被嵌す
る。この後２つ割り金型の樹脂注入孔１３より加
熱溶融した架橋可能なポリオレフイン組成物をキ
ヤビテイ７内に圧入する。樹脂圧入の際、圧入さ
れた樹脂組成物内の空気は空気抜き孔１４から除
去される。加熱溶融樹脂をキヤビテイ７内に完全
に充填した後、２つ割り金型を一定時間加熱して
樹脂を架橋させる。架橋後２つ割り金型を放冷さ
せてキヤビテイ７内の樹脂を固化させ、２つ割り
金型８を開放する。このようにしてケーブル接続
部が成型される。
ブルの導体接続部１の外周に２つ割り金型８を被
嵌させ、さらに２つ割り金型端面に接するよう熱
絶縁スペーサ１０を配置してケーブルを被嵌す
る。この後２つ割り金型の樹脂注入孔１３より加
熱溶融した架橋可能なポリオレフイン組成物をキ
ヤビテイ７内に圧入する。樹脂圧入の際、圧入さ
れた樹脂組成物内の空気は空気抜き孔１４から除
去される。加熱溶融樹脂をキヤビテイ７内に完全
に充填した後、２つ割り金型を一定時間加熱して
樹脂を架橋させる。架橋後２つ割り金型を放冷さ
せてキヤビテイ７内の樹脂を固化させ、２つ割り
金型８を開放する。このようにしてケーブル接続
部が成型される。
次に上述した樹脂の注入から冷却までのゴム状
弾性体１１の動作を第３図に従つて説明する。
弾性体１１の動作を第３図に従つて説明する。
すなわち、第３図ａは樹脂注入時であつて空気
抜き孔１４が開いているときの状態を示してい
る。このときは溶融樹脂圧のためゴム状弾性体１
１の一部が若干空洞１２内に入り込む。同図ｂは
樹脂架橋時であり、空気抜き孔１４が閉じている
ときの状態を示している。このときは樹脂が高温
（180〜200℃）に昇温保持されているので膨脹し、
その圧力でゴム状弾性体１１が図中左方に圧縮さ
れ、相当量空洞１２内に入り込んでいる。同図ｃ
は樹脂冷却時の状態である。このときは樹脂が収
縮するためゴム状弾性体１１は樹脂圧入前の状態
の近くまで戻つている。ゴム状弾性体１１が上記
のように動作することにより、２つ割り金型内は
樹脂圧入時から冷却時までに亘り、それぞれ必要
な圧力が保持される。
抜き孔１４が開いているときの状態を示してい
る。このときは溶融樹脂圧のためゴム状弾性体１
１の一部が若干空洞１２内に入り込む。同図ｂは
樹脂架橋時であり、空気抜き孔１４が閉じている
ときの状態を示している。このときは樹脂が高温
（180〜200℃）に昇温保持されているので膨脹し、
その圧力でゴム状弾性体１１が図中左方に圧縮さ
れ、相当量空洞１２内に入り込んでいる。同図ｃ
は樹脂冷却時の状態である。このときは樹脂が収
縮するためゴム状弾性体１１は樹脂圧入前の状態
の近くまで戻つている。ゴム状弾性体１１が上記
のように動作することにより、２つ割り金型内は
樹脂圧入時から冷却時までに亘り、それぞれ必要
な圧力が保持される。
［考案の効果］
以上説明したように本考案の装置によれば、２
つ割り金型両端部にゴム状弾性体を配設するとと
もに、そのゴム状弾性体の周上に空洞を設けたこ
とにより樹脂圧入から成型終了までに亘つて必要
な圧力を保持するので、成型体内への気泡の発生
を防止し得る効果を奏する。
つ割り金型両端部にゴム状弾性体を配設するとと
もに、そのゴム状弾性体の周上に空洞を設けたこ
とにより樹脂圧入から成型終了までに亘つて必要
な圧力を保持するので、成型体内への気泡の発生
を防止し得る効果を奏する。
第１図は従来のケーブル接続部成型装置を示す
断面図、第２図は本考案の装置の一実施例を示す
断面図、第３図ａ〜ｃはそれぞれ同実施例の動作
説明図である。 ２，８……２つ割り金型、３，７……キヤビテ
イ、１０……熱絶縁スペーサ、１１……ゴム状弾
性体、１２……空洞。
断面図、第２図は本考案の装置の一実施例を示す
断面図、第３図ａ〜ｃはそれぞれ同実施例の動作
説明図である。 ２，８……２つ割り金型、３，７……キヤビテ
イ、１０……熱絶縁スペーサ、１１……ゴム状弾
性体、１２……空洞。
Claims (1)
- 成型すべきケーブル接続部の形状に対応するキ
ヤビテイを有する２つ割り金型と、この２つ割り
金型の端面に接し、かつ接続すべきケーブルを被
嵌する円筒状の熱絶縁スペーサと、２つ割り金型
および熱絶縁スペーサのケーブルに接する部分に
配設された円筒状のゴム状弾性体とを備え、ゴム
状弾性体外周に接する２つ割り金型および熱絶縁
スペーサの内壁に円筒形の空洞を設けたことを特
徴とするケーブル接続部成型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9773183U JPS605087U (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | ケ−ブル接続部成型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9773183U JPS605087U (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | ケ−ブル接続部成型装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS605087U JPS605087U (ja) | 1985-01-14 |
| JPS6328559Y2 true JPS6328559Y2 (ja) | 1988-08-01 |
Family
ID=30232342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9773183U Granted JPS605087U (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | ケ−ブル接続部成型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605087U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5621679B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2014-11-12 | 日立金属株式会社 | ケーブル端部モールド構造 |
| MX2015015470A (es) | 2013-05-07 | 2016-03-21 | Dow Global Technologies Llc | Metodo para fabricar articulo electrico de multiples. |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP9773183U patent/JPS605087U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS605087U (ja) | 1985-01-14 |
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