JPS6262970A - 流体噴射式織機の緯糸除去装置 - Google Patents

流体噴射式織機の緯糸除去装置

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JPS6262970A
JPS6262970A JP19948885A JP19948885A JPS6262970A JP S6262970 A JPS6262970 A JP S6262970A JP 19948885 A JP19948885 A JP 19948885A JP 19948885 A JP19948885 A JP 19948885A JP S6262970 A JPS6262970 A JP S6262970A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、緯入れミス信号を受けたとき、当該ミス糸が
筬打ちされた後、これを緯入れ側に配された流体噴射ノ
ズルに連ねたまま、かつミス糸を織前に露出させて当該
織機を停止させる停【F制御r段と、露出したミス糸を
牽引して織前から除去する牽引手段を有して、上記ミス
糸の除去後に織機の(す始動制御を行う+jT始動制御
手段とを備える緯糸除去装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の緯糸除去装置としては例えば特開昭59
−22’8047号公報に開示される技術がある。
これは、第26図に示す基本構造となる流体噴射式織機
、訂しくは、緯糸送給方式としてエアーガイド式(クロ
ーズドタイプ)を採用した空気噴射式織機において実施
される。
同図において、1は緯糸供給部(図示略)から測長機構
(図示略)を経た緯糸21を所定1」貯留する貯留パイ
プ、2は常閉のメイングリッパ2a及び常開の補助グリ
ッパ2bを有するグリッパ装置、3は往復揺動されるス
レー4に固定された緯糸射″ 出ノズル(以下、「主ノ
ズル」という。5であり、貯留パイプlからの緯糸21
がグリッパ装置2を介して主ノズル3に導かれている。
また、5は後述するように緯入れされた緯糸21をスレ
ー4丑の筬によって織前CIに筬打ちした後に緯入れ側
布端にて切断するカッタである。
更に、6は緯入れが正規に行なわれなかったという、い
わゆる緯入れミス発生の際に、この緯入れミスに係る緯
糸21(以下、「ミス糸M」という、)を吸引する吸引
パイプで、この吸引バイブロは同図で示すように通常退
避した状態にあり、上記緯入れミス発生の際に、主ノズ
ル3の先端部まで進出してミス糸Mを吸引するようにな
っている。7は先端に緯糸分離部材7bを取付けたベル
ト7aとこのベルト7aを進退駆動する駆動部7Cとを
有する緯糸分離装置で、この緯糸分離装置7は上記緯入
れミス発生の際に、ベルト7aが進出し、緯糸分離部材
7bによって当該ミス糸Mを織布Cから分離するように
なっている。また8は緯入れミス発生の際に、緯入れミ
ス信号13を出力する緯糸検知器、28は経−系である
9は織機の製織動作を制御する制御装置であり、一方、
緯入れミス信号13を入力したときは、当該ミス糸Mが
筬打ちされた後、主ノズル3に連ねたまま、かつミス糸
Mを織前C1に露出させて当該織機を停止させ、この露
出したミス糸Mを吸引バイブロの吸引作用と緯糸分離装
置7の分離作用により織前Ctから除去し、ミス糸Mの
除去後に織機の再始動制御を行う、これら、制御装置3
、吸引バイブロ及び緯糸除去装置7により緯糸除去装置
を構成している。
上記のような構造となる織機の基本的な動作は以Fのよ
うになる。
緯入れ時期が近づくと、先ず主ノズル3がら空気が噴射
され、該時期の到来とともに常閉のメイングリッパ2a
が開放するので、緯糸21が主ノズル3からスレー41
:、に多数並設された緯糸ガイド部材の案内孔(図示せ
ず)内に射出されて反緯入れ側まで飛走し、ここで緯入
れが終rする0次にスレー4が織前CI側に前進を始め
ると、前記緯入れされた緯糸21もスレー4と同動する
。ざらにスレー4が前進すると、緯糸ガイド部材の案内
孔のスリット(図示せず)より緯糸21が筬打ち直前に
脱出し、市記筬によって織前C!に打込まれる。
このとき経糸29はほぼ閉口状態にある0次いで筬が後
退を始めると、緯糸切断装置5がいま打込まれた緯糸2
1を切断して主ノズル3から切離する。
この過程から経糸23のF糸、下糸の関係が反転して次
の開口を形成してゆく。
ここで、前記緯入れに際し、緯入れミスが生じると、反
緯入れ側に設けた緯糸検知器8が緯糸21の不在を検出
して緯入れミス信号13を出力し。
織機の制御装置9はこの緯入れミス信号13に基づき停
止指令を出力して織機を所定の停止位相のもとに停丘−
させる。この停止位相は筬打ち直前付近に設定され、織
機の慣性を考慮して停止までに1.5サイクル程度の慣
性動作を行なわせる。
この慣性動作中において、カッタ5を一時的に不動作状
態にしてミス糸Mの筬打ち後の緯糸切断時期での当該ミ
ス糸M切断を中止し、ミス糸Mを主ノズル3に連ねたま
ま逆U字形状をなして緯糸21aを射出するので織機停
止時にはこのミス糸Mが上記射出された緯糸21aを介
して主ノズル3につながった状態となっている(第27
図参照)、そして、この状j8において、吸引バイブロ
が主ノズル3の先端部に進出して緯糸21aを吸引し、
次に別設した他のカッタ(図示せず)がミス糸Mを主ノ
ズル3と吸引バイブロとの間で切断する。そこで、ミス
糸Mは吸引バイブロの吸引力により引張られた状71と
なる。
その後、当該織機を逆転動作し、経糸28の上糸、′F
糸の関係を反転させて当該ミス糸Mが緯入れされたサイ
クルの最大開口状態を再現することによりミス糸Mを織
前C1に露出させる。尚、この逆転動作時に、グリッパ
装置2におけるメイングリッパ2aの解放及び主ノズル
3からの空気噴射が行なわれるが、グリッパ装置2にお
ける補助グリフハ2bが閉鎖状態となるので、主ノズル
3内の緯糸21は射j11されることはない。上記のよ
うにミス糸Mが織1i77 C1に露出されると、緯糸
分離装置7のベル)7aが進出し、その先端の緯糸分離
装置7bが吸引バイブロの吸引力により引き張られた状
態のミス糸Mと織布Cの織前C1との間に割って入るか
たち(第28図参照)となり、ベルト7aの進出によっ
て緯糸力#部材7bが反緯入れ側布端まで達すると、ミ
ス糸Mは吸引バイブロ内に完全に吸引され、織1rIC
の織前CIから除去される。その後、吸引パイプ8及び
°ベルト7aは退避位置まで復帰され、当該織機は自動
的に再始動される。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、従来の緯糸除去装置では、ミス糸を牽引する
際に、ミス糸切れが発生し易いという問題がある。その
原因は次のごとくである。
%+7= aミス糸が織前に露出されているとはいえ、
このミス糸は既に筬打ちされていることから経糸列と交
絡して各経糸にしっかりと係合している。
よって、このようなミス糸を織前から引き出そうとする
ときは、各係合部での摩擦抵抗が累加されてミス糸にか
かるIルカがミス糸の切断安全値を超えてしまうからで
ある。
そこで1本発明の課題は、ミス糸牽引の際のミス糸切れ
を未然に防止することである。
[問題点を解決するための手段] このような課題を解決するための本発明の技術的二r一
段は、緯入れミス信号を受けたとき、尚該ミス糸が筬打
ちされた後、これを緯入れ側に配された流体噴射ノズル
に連ねたまま、かつミス糸を織前に露出させて当該織機
を停止させる停ロー制u4手段と、露出したミス糸を牽
引して織前から除去する牽引−1段を有して、上記ミス
糸の除去後に織機の再始動制御を行う再始動制御手段と
を備える緯糸除去手段において、 ミス糸の牽引手段に至るミス糸径路にこのミス糸の張力
検出装置を設置すると共に、当該ミス糸の張力が所定値
を超えたことを判別する判別手段を設け、この判別結果
に基づいて再始動制御手段の動作を禁止する禁11:f
=段を備えたものである。
[作用] 停止に制御手段が緯入れミス信号を受けると、ミス糸を
筬打ちさせた後、これを緯入れ側に配された流体噴射ノ
ズルに連ねたまま、かつミス糸を織前に露出させて織機
を停止させる。すると、牽引り段がL記露出したミス糸
を牽引して織前から除去する。
一方、この牽引中に上記牽引手段に至るミス糸径路に設
置された張力検出装置がミス糸の張力を検出する。する
と、判別f段がミス糸の張力が所定値を超えたかどうか
判別し、この判別結果を出力する。検出手段はL記判別
結果に基づいて牽引手段を有する再始動制04手段の動
作を禁止する。
従って、ミス糸の張力が所定値を超えるときは牽引を中
IFシ、また織機も再始動しない。
[実施例] 以r、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る緯糸除去装置19のブロック図を
示す。
同図において、14は停止制御手段であり、綽入れミス
糸13を受けたとき、ミス糸Mが筬打ちされた後、これ
を緯入れ側に配された流体噴射ノズルに連ねたまま、か
つミス糸Mを織前に露出させてa機を停止させる。 1
5は再始動FIjJ[=段であり、上記露出したミス糸
Mを牽引して織前から除去する牽引1段18を有して、
上記ミス糸の除去後に織機の再始動制御を行う。
91は牽引手段1Bがミス糸Mを牽引している際、ミス
糸の張力を検出する張力検出装置である。
17はミス糸Mの張力が所定イブ【を超えたことを判別
する判別手段である。18は一上記゛I別手段17の判
別結果に基づいて再始動制御手段段15の動作を禁止す
る禁1に−r一段である。
第2図は本発明に係る緯糸除去装置19を実施する空気
噴射式織機の構成図であり、緯糸送給方式として補助ノ
ズル式(オープンタイプ)を採用している。
同図において、129はマイクロコンピュータ、入出力
回路1橢別回路、賜動回路等により構成する制御装置で
あり、本発明に係る緯糸除去装置19の停止ヒ制御手段
14、牽引手段16を有する再始動制御手段15、判別
手段17及び禁止手段18に相当する機能を有する。ま
た、この制御装置129は、オペレータが操作する始動
準備スイッチ130、始動スイッチ131.停止スイッ
チ132からのON。
OFF信号、アングルセンサ133からの角度信号笠に
基づいて通常の織機の製織動作を制御する機f敵も有す
る。
上記矛引手段16は、具体的には空気噴射を利用した牽
引装δ24で実現しており、その詳細構造は第3図に示
すように、逆流防止用のチェックバルブ153、ミス糸
Mを牽引する際に制御装置129内の駆動回路により動
作状態とされるソレノイドバルブ154 、 牽引パイ
プ26.導入パイプ152で構成している。この牽引パ
イプ26は緯入れ側端の筬27に固定され、筬27の空
気案内溝27Aの側方に吸引口26Aを有する。そして
、この吸引口28Aの上側には噴射口150が位置し、
下側には導入口151が位置している。この導入口15
1に連通してIII ti性の導入パイプ152を設け
、網状の糸くず受122内に端部を位置させである。上
記チェー2クバルブ153は圧力空気供給源38に接続
しである。吸引口28A#近における牽引パイプ26の
縦断面図を示せば、第4図のようになっている。同図に
おいて、91はミス糸Mの張力を検出する張力検出装置
であり、この張力検出装置91はロッシェル塩等の圧’
Iff、素子92とこの圧電素子92を保持するホルダ
93で構成しており、牽引パイプ26の吸引口28A反
韓入れ側面に付設している。この圧電素子92の先端部
は吸引口213Aの外周縁よりもわずかに内側に突出し
ている。そして、ミス糸Mを牽引する一際は、チェック
バルブ153、ソレノイドバルブ154を介して圧力空
気供給源38からの圧力空気が噴射される。すると、こ
の噴射気流Jによりミス糸Mは牽引パイプ26のド流側
へ二点鎖線で示すように順次吸引されて、ミス糸Mの牽
引がなされる。この牽引中には、ミス糸Mが噴射気流J
による牽引作用を受けて圧電素子92に圧接するので。
この圧接力に対応して起電力を発生するものである。こ
の張力検出装置91の出力した起電力は制御装置129
に導かれている。そして、制御装置+29は上記起電力
と切断安全値と比較し、この切断安全値を超えたかどう
かを判別しているものである0次に、ノ^本的な製織動
作に関係する構成について説明する。第2図にもどり、
20は緯糸給糸体、21は緯糸、22は緯糸張力付与装
置、23は緯糸測長貯留装置、25は主ノズル、28は
牽引パイプ、27は筬、28は主ノズル25と経糸29
との間に配設した緯糸切断用のカッタ、30は筬保持体
、31A〜310は筬保持体30に所定の間隔で固定し
た補助ノズルである。緯糸張力付与装2222はパイプ
33の両端部にノズル34.35が固定されており、そ
れぞれパイプ33内に圧力空気を噴出するようその噴出
方式を定めである。ノズル35は始動準備スイッチ13
0をON操作すると開弁され、織機の主モータ50への
給電が中止されると閉弁するソレノイドバルブ3Bおよ
び逆流防止用のチェックバルブ37を介して圧力空気供
給源38に連通しである。ノズル34は手動バルブ39
.逆流防止用のチェックバルブ40を介して圧力空気供
給源38に連通しである。したがって織11運転時はノ
ズル35からノズル34側へ圧力空気を噴出して緯糸2
1を緯糸測長貯留装置23側から牽引するようにして緯
糸21に張力を付与するようにしである0手動バルブ3
9を開弁するとノズル35側へ圧力空気を噴出して緯糸
21をパイプ33へ引き通すことができる。
緯糸測長貯留装置23は伝動ケース41内に中空の回転
軸42が回転自在に支持されており、またその先端部に
ドラム43が回転自在に支持されている。
そして、このドラム43は図示しない磁石により静1[
二状態に保持されている0回転軸42の中間には巻付腕
44が固定され、これによりドラム43に緯糸21を巻
付ける。さらに回転軸42には、被動プーリ45が固定
され駆動プーリ46との間に張設したベルト47により
回転されるようになっている。
48、49は緯糸21の係止体であり、緯入れ1回分の
緯糸211[長し貯留する目的に用いられるもので、緯
入れ時期が到来するまで係止体48をドラム43に係入
してその背後に緯入れ1回分(例えば4巻)の糸21を
ドラム43に巻付けて貯留し、緯入れ時期がくると、係
ロ一体48を前記貯留された緯糸21の背後からドラム
43に係入するとともに係止体49を該ドラム43から
引抜きこれによってt記緯入れ1回分の緯糸21が巻き
ほどかれるようにしたものである。
この緯糸測長貯留装置23の詳細構造は例えば持分1眉
59−32577号と同様である。
50は逆転装置11を例えば内蔵した主モータであり、
この主モータ50はベルト52.プーリ53を介して七
輪51を駆動する。1軸51は開口装置や送り出し装置
などの経糸系(図示せず)を駆動するとノ(に、プーリ
54.ベルト55を介して従動輪56に固定されたプー
リ57を駆動する。尚、プーリ54と57との伝動比は
l対lである。そして、従動軸56はクラッチ機構75
を介して補助駆動機構74における軸62に連結されて
いる。ここで、クラッチja構75.補助駆動機構74
の詳細な構造は例えば第5図に示すようになっている。
同図において。
従動軸56にはワンポジションクラッチ58の一方の突
ps9AをイjするクラッチrH−ssがスプライン構
造等により一体に回動Of走に、かつ摺動可能に、かつ
圧縮スプリング60により他方のクラッチ片61側に付
勢ざKている。前記突部59Aと噛み合う四部61Aを
有するクラッチ片61は伝動ケース41に支持した軸6
2に固定されている。また、前記クラッチ片59はその
溝59Bに挿入したシフタ63により前記凹部61Aに
突部59^が噛み合う位置と、噛み合わない位置とに選
択的に位置される。このシフタ63はエアーアクチュエ
ータ84の作動ロッド84Aに固定しである。エアーア
クチュエータ64は第2図に示すソレノイドバルブ65
を介して圧力空気供給源38に連通しである。前記軸6
2には?t!、磁クラッり71を介して南東72を取付
けである。73は伝動ケース41に固定した補助モータ
であり、その出力軸に固定した歯車73AはtIi1東
72に噛み合っている。また、124,125はリミッ
トスイッチであり、クラッチ片59が右方に移動して突
部59Aが凹部81Aから外れたとJにリミットスイッ
チ125がON状態になり、前記突部59Aと凹部61
^とが噛み合った時にリミットスイッチ124がON状
態になるよう配設しである。400は近接スイッチ、4
01はクラッチ片81の所定周面位置に突出した作用片
であり、作用片401が近接スイッチ400に近接した
時に近接スイッチ400がON状態となる。第2図にも
どり、補助駆動機構74の前記軸62にはプーリ68が
固定してあり、軸87.88に固定したプーリ87A、
68Aとの間にベルト70を張設しである。軸68には
前記駆動プーリ46を固定しである。前記プーリ68.
87A、 Ei8Aは同一径であり、従って伝動比は1
対1である。
tノズル25は筬保持体30に固定しである。この主ノ
ズル25には圧力空気供給源38から調圧器98゜エア
ータンク89.始動準備スイッチ130のON操作に連
動して開弁じ、−しモータ50の給電停止に基づいて閉
弁するツレ/イドバルブ+00および開閉ブr95を介
して圧力空気を供給するようにしである。この開閉弁9
5は軸67に固定したカム98により開閉レバー37を
揺動させることにより所定のタイミングで開閉される。
補助ノズル31A〜310には前記ソレノイドバルブ1
00と同様のツレ/イドバルブ104.エアータンク1
02.カム80A〜800の作動によりt輛51の所定
角度において開弁する開閉弁103A −1030を介
して圧力空気供給源38に接続しである。
105は緯糸測長貯留装′a23と主ノズル25との間
に介在する緯糸21の把持及び把持解放を行なう緯糸ブ
レーキ装置である。この緯糸ブレーキ装置105はフレ
ームFに固定されており、その具体的な構成は第6図(
A)〜(C)に示すようになっている。すなわち、フレ
ームFに立設したブラケット108にロータリーソレノ
イド107を固定し、その出力軸108に固定した可動
棒109にパイプ状のゴム片110を嵌合しである。こ
の可動棒109をはさむようにコ字状の固定片111を
前記ブラケット108に固定しである。固定片111に
もパイプ状のゴム片112を嵌合しである。そして、ロ
ータリーンレノイド107の動磁により可動棒109を
固定片Ill側に回動させてゴム片110および112
が緯糸21を圧接するようにしである。
第2図にもどり前記カッタ28の具体的な構成は例えば
第7図に示すようになっている。同図において、フレー
ムFに固定したブラケット218に回動自在に設けた回
動軸219に可動刃216Aが固定されると共に、前記
ブラケット218側に固定刃216Bが固定されている
。この可動刃218Aと固定刃2!6Bとで緯糸21の
受は入れ開口220を形成している。そして可動刃21
8Aの時計回り方向の回動により波切り運動を行なうよ
うになっている。前記回動軸219には先端部にカムフ
ォロワ221を取付けた駆動レバー222を固定しであ
る。この駆動レバー222は先端部とフレームFとの間
に張設した引張スプリングSによりカムフォロワ221
をカム223に当接させである。このカム223は織機
の主軸51と同期して回転する回転軸224に固定して
あり、主軸51の回転角度にして5° (主軸回転角度
のOoを筬打ちとする。)近傍にて前記波切り遅動をす
るよう谷部223Bを形成しである。 223Aは山部
である。また上記駆動レバー222の下方にはカー/ 
) ミス装置10が設けられている。その詳細は第8図
に示すようになっている。駆動レバー222の真下、す
なわち1回fJJV面P内に位置して、固定軸231を
配設し、この固定軸231に阻止片230を回動自在に
枢着しである。前記固定軸231はフレームFに固定し
たブラケット233に固定しである。阻止片230の上
端部は7面状になっており、駆動レバー222の当接部
222Aと相対した際、f行になるように設定しである
。そして、カムフォロワ221がカム223の山部22
3Aと相対しているときは、阻止片230と駆動レバー
222との間にわずかな間隙が生じるよう設定しである
。阻止片230の−F部には電磁アクチュエータ234
のアーマチャー235の先端に固定した押圧片23Bが
当接しである。アーマチャー235には係止片237が
固定しである。前記電磁アクチュエータ234は前記ブ
ラケット233に固定しである。 2−38は前記係止
片237の移動を規制するスト7パであり、前記ブラケ
ット233にビス233によって位III整可能に固定
しである。阻止片230の前記押圧体23Gの当接部と
反対側部に抑圧体240を設けである。この抑圧体24
0は前記ブラケット233の穴232に摺動自在に嵌合
してあり、前記押圧体240とブラケット233との間
に配設した圧縮スプリング241により同図で左方に付
勢されている。この付勢により阻止片230は時計回り
方向に回動されてその先端部が駆動レバー222の回動
域から退避するようになっている。このとき、前記係止
片237がストッパ238に当接して阻止片230のそ
れ以上の回動を阻1ヒしている。前記圧縮スプリング2
41の付勢力は振動などにより阻止片230が駆動レバ
ー222の回動域に進出しない程度の弱いものである。
第2図にもどり、12は主ノズル25がら空気噴射と共
に射出される緯糸21を反緯入れ側に導くための緯糸送
給装置であり、その具体的な構成は第9図及び第1θ図
(第9図のA−A線断面)のようになっている、各図に
おいて27は筬、82および83はそれぞれg[27の
筬枠および成層である。各成層83の前面(織前Ctが
わの而)は山形に突出してその頂部に凹所84が形成さ
れており、成層83の列にはこれらの凹所84の列によ
って空気案内溝27^が構成されている。30は筬27
を固定保持している筬保持体で、スレー88に取付けら
れている。筬保持体30の緯入れ側に固定した主ノズル
25が空気案内溝27Aに向って開口している。
31A〜310は補助ノズルであり、空気案内溝27A
の前位に所定のピッチで配列されている。このような緯
糸送給装置12において、いま緯入れ時期が到来すると
主ノズル25からの噴射空気によって空気案内溝2?A
内に緯糸21が射出され、次いで、Lノズル25に最も
近い補助ノズル31Aから斜めL方反韓入れ側に向けて
空気が噴射される。この噴射気流Jはその一部が成層8
3の列の背後へ逐次逸出し、残部が凹所84の内面、殊
に底面85から反射しつつ上記の逸出気流に引かれて空
気案内溝27Aの底部付近に比較的安定な流域を作りな
から反緯入れ側へと案内されてゆく、そして上記射出さ
れた緯糸21の先方部分がこの気流Jに乗って飛走され
てゆく、この緯糸21の先方部分が次位の補助ノズル3
1Bのところへ到達する頃、該補助ノズル31Bから空
気噴射がなされ、かかる動作が順々に次位の補助ノズル
に受継がれて該緯糸21が緯入れされる。
また、第10図において500は織布Cの織前CI付近
に配設された加振装置であり、こめ加振装置500はa
音波加振子506、この超音波加振子506を保持する
ホルダ505で構成しており、そして、aIa、のフレ
ームFに立設したブラケット507に取+jけている 
JHg渡船振子506の上面は織布Cの下面に接触して
いる。この加振装置500は、ミス糸Mを織前CIより
除去する際に制御装置129により動作状態とされる。
すると、超音波加振子508が微振動するので、織前C
1付近の織IH3G及びミス糸Mも微振動することとな
る。
従って、牽引?c;1924での吸引作用と相まってミ
ス>?:Mは織前CIより容易に除去される。それは、
経糸29とミス糸Mとの間で相対振動が生じるため、こ
れらの間における摩擦抵抗はIIh摩擦抵抗の状態にな
り、従って、微振動が生じる前の静F!l擦抵抗の状態
より小さくなる。そこで、牽引装置24での吸引力でも
ミス糸Mの除去ができることとなる。
第11図は加振装置500の他の構成例を示しており、
テンプル装置501を兼ねている。同図において、50
2−はチャネル状のガイドであり、両端はフレームFに
固定されている。ガイド402の溝503には、織布C
を押圧するようにテンプルローラ504が嵌合している
。このテンプルローラ504は、フレームFに回動自在
に取付けである。
そして、ガイド502に前述と同様の超音波加振子50
6がち接している。織布Cはガイド502の前縁部50
8と当接し、次にテンプルローラ504によりガイド5
02のfA5o3に押し込まれた後、ガイード502の
後縁部509に当接している。この例では、8音波加振
子506からの微振動はガイド502に伝えられて、ガ
イド502が微振動する。すると、ガイド502の前縁
部508及び後縁fi 509より織布Cに微振動が伝
わるものである。
第2図にもどり、上述のような緯糸送給装置12を介し
て、Lノズル25からの緯糸21が飛来する反緯入れ側
には当該緯糸21を吸引する牽引装置113及び8該緯
糸21の飛来を検知する緯糸検知器32が設けられてい
る。ここで、上記牽引装置+13の具体的な構成は第1
2図に示すように筬27の反緯入れ側の親羽114に形
成した導入口115  (1”i 27の空気案内溝2
7Aの延長りに形成しである)を横断するよう空気を噴
射する噴射口11Bとそれを受ける導入口117が形成
しである。
噴射口11Bは噴射パイプ118により所定の時期にI
A4jfされるメカニカルバルブ140.ソレノイドバ
ルブ119.チーツクバルブ120を介して圧力空気供
給源38に接続しである。前記導入口117は導入パイ
プ121を介してカゴ状の糸くず受122に導通してい
る。
第2図において、300は通常退避位置にあり、後述す
るように緯入れミスが発生した場合に主ノズル25の先
端部まで進出し、緯糸21を切断するカッタであり、そ
の具体的な構成は第13図に示すようになっている。同
図において、302はフレームFに固定されるブラケッ
ト306に固定したエアーアクチュエータであり、その
突出ロッド303の先端部に固定したブラケット310
に固定刃309が固定しである。このブラケット310
に固定したピン308にlff1f動刃307が回動自
在に枢着しである。前記エアーアクチュエータ302は
ソレノイドバルブ301.チェックバルブ311を介し
て圧力空気供給源3日に接続しである。前記5(動刃3
07の端部にはロッド312がビン313により枢6し
である。このロッド312はブラケット306にm動自
在に貫通しており、ストッパ305.314.315が
それぞれビスにより固定しである。316はブラケット
306に同定した筒体であり、これに1箱足ロッド31
2が挿通している。この筒体316の両端面はストッパ
318A、 3113Bになっている。前記+if動刃
307とブラケット310との間には圧縮スプリング3
17が介装しである。a機作動中はエアーアクチュエー
タ302に圧力空気が供給されないためロユ・ド303
が内蔵のスプリング(図示せず)により引き込められて
いるので、ストッパ315がストッパ318Bに当接し
て、その移動を制限され、かつ圧縮スプリング317に
より可動刃307を反時計方向に回動させて開口304
を形成し、筬27の揺動範囲外に位置している。エアー
アクチュエータ302に圧力空気が供給されるとロッド
303が筬27側に突出する。このとき、ストッパ30
5がストツバ3t6Aに当接するまでは圧縮スプリング
317の反発力により可動刃30?が反時計方向に回動
されて開口304を形成している。この開口304の大
きさはストッパ314のロッド312に対する位置によ
り設定されている。ロッド303が突出してストー/パ
305がストッパ316Aに当接すると、ロッl”31
2の進行が阻止されるため可動刃307を時計回り方向
に回動させる。このときは緯糸21が開口304に位置
している。そしてさらにロッド303が突出すると、さ
らに可動刃307が同方向に回動して緯糸21を切断す
る。この切断が終了する直後にロッド303の突出が阻
止されるようエアーアクチュエータ302の位置を定め
である。ソレノイドバルブ301が閉弁されると、エア
ーアクチュエータ302内蔵のスプリングによりロッド
303カ筬27側から後退する。これに伴ない、まず圧
縮スプリング317によりストッパ314がブラケット
310に当接するまで可動刃307が反時計回り方向に
回動させられ、つぎにロッド312と一体に筬27側か
らカッタ300が後退しストッパ315がストッパ31
6BにS jli してその動きを中止し待機する。
−・方、第2図において、主軸51には第14図に示す
ような例えば1°ごとのスリット137とそのうちの−
のスリットと同角度位置となる他のスリ7) 138と
を設けた円板134が同軸に装着されており、更にこの
円板134をはさんで投光器135と受光器136とが
設けられている。この投−光器135及び受光器136
は上記円板134に設けたスリット137.138に対
して夫々−・対ずつ設けられるものである。そして、ア
ングルセンサ133が上記スリット138に対応した受
光器138〜からのパルス信号に基づいて主軸51の基
準角度(0°)を検出すると共に、1記スリツト137
に対応した受光器136からのパルス信号に基づいて主
軸51の基準角度(0°)からの回転角度を検出するよ
うにしている。
次に、上述したような構成における緯糸除去装置19の
動作について説明する。まず空気噴射式織機における通
常の製織動作を第15図に示す主軸51の回転角度に基
づいたタイミングチャートに従って説明する。
オペレータが始動準備スイッチ130をON操作すると
、マイクロコンピュータ内の緯入れミス及び経糸切れ等
の異常フラッグをリセットした後。
まず以下の様な準備動作が行われる。すなわち、ソレノ
イドバルブ36.100.104.119が開弁、電磁
クラッチ71が解放、ロータリソレノイド107がOF
Fされ、これにより緯糸21はノズル35からの空気噴
射により張力が打手される。また緯糸ブレーキ!装置1
05の可動棒109がti46図(A)のように固定片
111から離れて、これらの間に挟持されていた緯糸2
1を解放する。
この状態で主軸51は300°の位tを保持しているが
、ついでオペレータが始動スイッチ131をON操作す
ると、電磁ブレーキ123が解放されると共に主モータ
50に給電がなされて織機が始動する。
織機四転時はソレノイドバルブ65が閉弁されているの
で凹部81Aと突部59Aとが嵌合しており、ワンポジ
ションクラッチ58は接続状態になっている。従って主
モータ50により主軸51が回転されて経糸系を駆動す
ると共に軸62が回転駆動される。
これにより軸67、68が回転駆動される。この軸68
の回転により回転軸42が主軸51と同じ回転比にて回
転されるので、巻付腕44がドラム43に緯糸21を巻
付は始め、緯入れ時期迄には係止体48、49の間に緯
入れ1回分の緯糸21が巻付けられて緯糸21の測長及
び貯留が行なわれる (主軸回転角度90°付近まで)
そして、緯入れ開始直前にカム98により開閉弁95が
開弁され、主ノズル25から圧力空気を噴射し、その直
後、係IF体49がドラム43より抜は出しFノズル2
5から圧力空気と共に緯糸21が射出される。この時、
補助ノズル31A〜310の開閉弁103A〜103D
は緯糸21の先方部分の進行に合わせて1哨次開弁し、
所定時間経過後順次閉弁する。この各補助ノズル31A
〜310からの空気噴射により緯糸21は各成層83の
凹所84に案内された状態で反緯入れ側に飛走する(緯
入れ:主軸回転角度90°付近から主軸回転角度240
°付近まで)、このように緯糸21が反緯入れ側に飛走
し、布端部に到達すると、ドラム43の係IF体48.
49間に貯留されていた緯糸21が全て解除され、係止
体48に引掛る直前に、メカニカルバルブ!40が開弁
すると共に、カム96により開閉弁95が閉弁し、既に
牽引装置113における導入口115に挿通している緯
糸21の先方部分を、噴射口118からの噴射空気によ
り導入口117に吹き込み、緯糸21の牽引を行なう、
緯入れ絆γ後、係+l一体49がドラム43に係入し、
その後に係lh体48がドラム43から抜は出た状態で
さらに牽引が続行される。この牽引は筬打ちが行なわれ
る直前まで続行される(主軸回転角度200°付近から
主軸回転角度350 ”付近まで)、そして、F軸51
の回転角度0°位置にて筬打ちが行なわれる。筬打ち後
、主軸51の回転角度5°位置近傍にてカッタ2日がに
記のように緯入れされた緯糸21を切断する。
なお、):記のように係1F体48がドラム43に係止
し、その++T後に係りt体48がドラム43から抜は
出すと1次のサイクルの緯入れ1回分の緯糸21が係1
E体48と係W体49との間に移動し、以後上記と同様
の動作が繰返し行われることにより、織布Cが製織され
ていく。
上記のような通常の製織動作を制御するのは制御装置1
23でめり、制御手順をフローチャートで示せば第16
図のようになっている。同図において、前述したような
準備動作にかかる制1(l−1〜1−3)及び始動時に
かかる制御(1−4、1−5)を行った後、緯糸検知器
32からの緯入れミス信号13の有無に基づく緯入れミ
スの監視(1−8) 、経糸切れ信号のイー1無に基づ
く経糸切れの監視(1−7)及び停止スイッチ132の
ON 、OFF操作監視(1−8)を行っている。
前記のように通常の製織動作が行われている過程で、緯
入れに際し緯糸21の先方部分が例えば補助ノズル31
A〜310等に引掛って緯入れミスが生した場合を想定
する。すると、本発明に係る緯糸除去装置19を構成す
る制御装置129が第16図〜第19図のフローチャー
トに従って、織機の停+E制御、ミス糸Mの牽引、ミス
糸Mの張力判別、この判別結果に基づいて再始動制御の
禁止又は詐り、げ)始動制御を行うこととなる。
第16図に示すよフに、緯入れミスを生じると緯糸検知
器32は筬打ちの過程でそれを検知し、緯入れミス信号
をONとする。すると制御装置129はこれを判別しく
1−8) 、緯入れミスフラッグをセラI・した後(1
−9) 、 、を軸51の停止角度を次のサイクルの 
180°に設定する(1−10)。
そして、第17図に示すように、慣性運動を考慮して主
軸51が上記設定した停止角度の180°にて織機の停
しトをすべくtモータ50の停止制御、電磁ブレーキ1
23の励磁制御、ソレノイドバルブ100、104の閉
弁制御、緯糸ブレーキ装22105におけるロータリー
ソレノイド107及びカットミス装置lOにおける電磁
アクチュエータ234の励磁制御を行なう(2−1) 
、この時、緯糸ブレーキ装置105は緯糸21の把持状
態になり、緯糸21が射出されない状態となると共に、
カッタ2日が非動作状態となる。上記織機の停止制御に
基づく停止過程でミス糸Mは織前C1に筬打ちされる。
そして、開閉弁95. IQIA −1030が開弁し
、ソレノイドバルブ100と開閉弁95及びソレノイド
バルブ104と開閉弁+01A −1030との間の配
管に残留している圧力空気がFノズル25及び補助ノズ
ル31A〜310から噴出し、かつ係止体49がドラム
43から抜は出す。
しかし、前記緯糸ブレーキ装置105が緯糸21を挟持
しているので、緯糸21は1ノズル25より射出されな
い、しかしながら、実際は緯糸ブレーキ装置105のロ
ータリンレノイド107が通電状態となって後、可動棒
109が回転することにより緯糸21を完全に把持する
までには若干の吟間が必要である。従って、緯糸21は
わずかに経糸開口内に射出される。
更にカッタ28のムf動刃216Aは電磁アクチュエー
タ234が励磁されているので回動しない。
主軸51が停止し、アングルセンサ113からの角度信
号に基づいて、制御装置129は当該停止を認識する(
2−2) 、この停止角度180°では筬27が織前C
Iより最後退位置にあり、経糸29の開i度は最大とな
っており、ミス糸Mは織前C1に筬打ちされた状態とな
っていると共に、と記停止過程でわずかに射出された緯
糸21aを介して主ノズル25に連ねている (第20
図A、B参照)。
制御装置12θは上記停止を認識すると、この停止原因
が緯入れミスであるか否かを判断するが(2−3) 、
停LE原因は緯入れミスであるので、ソレノイドバルブ
3Bを閉弁後(2−4) 、ソレノイドバルブ65を開
弁する(2−5) 、上記ソレノイドバルブ65の開弁
によりワンポジションクラッチ58が解放する。これに
よりリミットスイッチ125がON、他方のリミットス
イッチ124がOFFとなり、ワンポジションクラッチ
5日の状態変化を検出する(2−8.2−7)。
次に、牽引装置24のソレノイドバルブ154を所定時
間開弁する(2−8〜2−10) 、すると、圧力空気
供給源38からの圧力空気がチェックバルブ153゜ソ
レノイドバルブ154を通じて牽引パイプ26に噴射気
流Jとなって噴出する。そこで、織機の停止過程で経糸
開口内にわずかに射出された緯糸21aは牽引パイプ2
B内に吸入される。従って、ミス糸Mは牽引パイプ2B
による吸引力により引張られた状態となる(第21図A
参照)。
次に電磁ブレーキ123を解放すると共に、主モータ5
0を逆回転方向に起動して3eo”  (を軸1回転分
)回転させる(2−11)、  380°逆回転すれば
主軸51は緯入れミスの生じたサイクルの1800とな
り、この位置を検出すると(2−12)、主モータ50
への給電を停止すると共に電磁ブレーキ123を励磁し
て主モータ50を制動する(2−13)。これと同時に
ロータリーソレノイド107をOFFして緯糸2!の把
持を解放する(2−13)。以1め動作によりミス糸M
が織前C1に露出する(第21図A、B参照)。
次に加振装M500を動作させた後(3−1) 、ソレ
ノイドバルブ154を開弁する(3−2) 、すると、
織前CI付近の織布C及びミス糸Mが微振動を起こし、
牽引パイプ2Bでの吸引作用と相まって、ミス糸Mが織
前Ctより容易に除去されていく、そして、この除去さ
れたミス糸Mは順次牽引パイプ2B内に吸引されていく
また、1軸51の停止角度180°においては、係11
1体48はドラム43に係入し、係止体48はドラム4
3より抜は出ていること、緯糸ブレーキ装置105は緯
糸21を把持解放していることによりドラム43に貯留
されている緯糸21は、牽引パイプ26により主ノズル
より引き出される。この引き出された緯糸21の先方部
分はミス糸Mにも連なっている。従って、緯糸21及び
ミス糸Mは牽引パイプ2B内にU字形状をなして吸引さ
れていく(第22図A、B参照)。
上記ミス糸Mの牽引中には、ミス糸Mが張力検出装5’
191の圧電素子91と摺接及び圧接する。従って、張
力検出装置91はこの接触圧力に対応して起電力を発生
し、制御装置129に出力する。制御装置 129はこ
の起電力を基準値、すなわち緯糸21の切断安全値と比
較する(3−3) 、そして、この切断安全f1より上
記起電力が小さいことが判別されるとミス糸Mの牽引を
続行する。尚、ミス糸Mの牽引時間は、織前CIよりミ
ス糸Mが完全に除去されるに部分な時間となるよう予゛
め設定しである。
上−記牽引処理により、ミス糸Mの織rrn c tか
らの除去が完全に読了すると、加振装置500を停止F
しだ後(3−5) 、 ソレノイドバルブを閉弁する(
3−8)  (第23図A、B参照)。
一方、I:、記牽引中に張力が切断安全値を超えたとき
は、ミス糸切れを未然に防ぐため加振装置500を停止
した後(3−7) 、 ソレノイドバルブ154を閉弁
する(3−8) 、これによりミス糸Mは牽引されなく
なるので、ミス糸切れという異常状態を未然に防ぐこと
ができる。そして、織機はステップ(1−1)に至り、
再始動が禁止される。その後はオペレータによるミス糸
Mの除去作業を待つこととなる。その後、″7ft磁ブ
レーキ123を解放すると共に主モータ50を240°
・逆回転させ(3−9) 。
を軸51を緯入れミスの生じた前のサイクルの300°
 (織機始動位置)に合わせ(3−10)、主モータ5
0への給電を停止トすると共に電磁ブレーキ123を励
磁して主モータ50を完全に停止させる(3−11)。
次に、ソレノイドバルブ154を開弁した後(3−12
)、補助モータ73を回転させて緯糸21をドラム43
に貯留し始める(3−13)、クラッチ片61の回転角
度が300@を過ぎたころでは近接スイッチ400がO
Nになる(3−14)、近接スイッチ400がONにな
ってから所定時間経過後、ソレノイドバルブ65を閉弁
する(3−15)、この閉弁によりエアーアクチュエー
タ64のシフタ83が第2図で左方向に移動しワンポジ
ションクラッチ58を嵌合可能な状態とする。しかしワ
ンポジションクラッチ58は前述したように300°で
しか嵌合しないようになっており、上述のようにクラッ
チ片81は300°を過ぎているのでワンポジションク
ラッチ58はまだ嵌合しない。従って補助モータ73は
クラッチ片61をクラッチ片59に摺動させながらさら
に回転する。
そして次の300’で突部59Aが凹部81Aに突入し
、すると、補助モータ73は主軸51側の機械的負荷に
より強制的に停止させられる。この直後に電磁クララ九
ハをOFFして解放状態にすると共に補助モータ73へ
の給電を停止する(3−18)、この段階でクラッチ片
61の回転トルクが消失しクラッチ片59がさらに左方
向へ移動して突部59Aと凹部61Aとが完全に嵌合し
、リミットスイッチ124がONになる。
一方、係1F体48.49はドラム43に所定のタイミ
ングで係入及び退出しており、係止体49が退出したと
きに緯糸21は主ノズル25より射出される力や、牽引
パイプ2Bからの噴射気流Jにより導入パイプ152の
中へ吸入されて緊張状態で待機している。
リミットスイッチ124がONになると(3−17)ソ
レノイドバルブ301を開弁しく3−18)、上記緊張
状態における緯糸21をカッタ300によって切断する
(第24図A、B参照)。
その後、第19図に示すようにソレノイドバルブ154
.301を閉弁して(4−1)緯入れ態勢を整える(第
25図A、B参照)、そしてカー/ )ミス装置■0の
電磁アクチュエータ234をOFFして(4−2) 、
阻11−片230を駆動レバー222の揺am囲から外
し、カッタ28による鋏切り運動が可能な状態とする。
そしてソレノイドバルブ38.100.104を開弁じ
(4−3) 、電磁ブレーキ123を解放しく4−4)
 、 m入れミスフラッグをリセットすることにより一
連の始動準備を整えた後、この制御装置129は第16
図におけるステップ(1−5)に進み。
ち該制御袋21129は織機を自動的に再始動させる。
なお、第16図の処理フローにおいて制御装置128が
経糸切れを検知した場合(1−7) 、経糸切れフラッ
グをセットして(1−11)主軸51の停止角度を30
0′″に設定しく1−12)、また停止スイッチ132
のON操作を検知した場合(1−8) 、上記同様主軸
51の停止ト角度を300°に設定する(1−12)、
そして、その後、第17図のステップ2−1.2−2.
2−3の処理を経て第16図におけるステップ1−1に
て待機する。
以E説明した実施例では、ミス糸を緯入れ側に設けた牽
引装′t124で牽引して織前C1より除去したが、ミ
ス糸Mを織前CIに露出させた状態で、これに連なる緯
糸21を反緯入れ側端まで射出し、この射出された緯糸
21を反緯入れ側に設けた牽引装置113で牽引して当
該緯糸21に連なるミス糸Mを織前CIより除去するよ
うにしてもよい、この場合は、当該牽引の際、ミス糸M
と経糸列との係合部でのJ’*擦抵抗抵抗加されること
なくミス糸Mにかかる張力はより小さなものとなる。よ
って、牽引されるミス糸Mあるいはこれ連なる緯糸21
は切れにくくなる。
なお、前記ミス糸Mの切断を中止するために。
カッタ28の開口220への緯糸21の進出を阻IFす
るようにしたり、=f動刃21GAの圧接を解いて切断
不能にしても良い。
また、緯糸測長貯留装置23は係止体48.49の間に
緯入れ1回分を貯留する型式の他、緯入れ1回分以上ド
ラムに巻かれている緯糸21を係止体48.49のドラ
ム43への出入りにより緯入れ1回分の緯入れ長に規制
するようにした型式でもよい。
さらに、牽引装置24は空気流の他、ミス糸Mをローラ
等に巻取るものでも良い。
以上説明したように1本実施例によれば、織前に露出し
たミス糸を織前より除去する際に、牽引装置による牽引
に加えて、加振装置によって微振動を織前付近の織布に
微振動を午えている。この微振動によりミス糸と経糸と
の摩擦抵抗が小さくなり、従って、容易にミス糸を除去
することができる。また、加振装置は緯糸分離装置より
も小形軽量であることから、織機の小形化が可能となる
[効果] 以上説明してきたように、本発明は、織前に露出したミ
ス糸を牽引して除去する際に、ミス糸に加わる張力を張
力検出装置で監視する。そして。
上記張力が切断安全値を超えたときには牽引を中止し、
a機を自動再始動させないようにする。
従って、ミス糸が牽引中に切断して経糸開口内に残って
いる状態で織機が自動再始動することを未然に防止でき
る。そして、織布に織疵を付けるkいう玉犬な品質低下
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る緯糸除去装置のブロック図、第2
図は本発明を実施する空気噴射式織機の構成図、第3図
乃至第14図は第2図に示す空気噴射式a機の各部詳細
図、第15図は主軸回転角度に基づく各部のタイミング
チャート、第16図乃至第19図は制御装置の処理フロ
ーチャート。 第20図乃至第25図は第2図に示す空気噴射一式織機
の緯入れミス発生時におけるミス糸除去過程を示す図、
第26図は従来の緯糸除去装置を実施する空気噴射式織
機の構成を示す図、第27図及び第28図は第26図に
示す空気噴射式織機の緯入れミス発生時におけるミス糸
除去過程を示す図である。 13・・・緯入れミス信号   14・・・停止F制御
手段15・・・再始動制御手段   16・・・牽引手
段17・・・判別手段      18・・・禁止7段
19・・・緯糸除去装2t91・・・張力検出装置M・
・・ミス糸 特許出願人  日産自動車株式会社 第3図 第4図 ↓ 第6図 第8 図 第10図 第11図 第12図 第19図 ’J27図 第28 rXi

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 緯入れミス信号(13)を受けたとき、当該ミス糸(M
    )が筬打ちされた後これを緯入れ側に配された流体噴射
    ノズルに連ねたまま、かつミス糸(M)を織前に露出さ
    せて当該織機を停止させる停止制御手段(14)と、露
    出したミス糸(M)を牽引して織前から除去する牽引手
    段(16)を有して、上記ミス糸(M)の除去後に織機
    の再始動制御を行う再始動制御手段(15)とを備える
    緯糸除去装置において、 上記牽引手段(16)に至るミス糸(M)径路にこのミ
    ス糸(M)の張力検出装置(91)を設置すると共に、
    当該ミス糸(M)の張力が所定値を超えたことを判別す
    る判別手段(17)を設け、この判別結果に基づいて再
    始動制御手段(15)の動作を禁止する禁止手段(18
    )とを備える流体噴射式織機における緯糸除去装置(1
    9)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06123046A (ja) * 1992-10-23 1994-05-06 Tsudakoma Corp 不良糸除去方法

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JPS5374164A (en) * 1976-12-15 1978-07-01 Asagoe Kikai Seisakushiyo Goum Apparatus for stopping warp stretching in shuttleless loom
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