JPS626198Y2 - - Google Patents

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JPS626198Y2
JPS626198Y2 JP15795578U JP15795578U JPS626198Y2 JP S626198 Y2 JPS626198 Y2 JP S626198Y2 JP 15795578 U JP15795578 U JP 15795578U JP 15795578 U JP15795578 U JP 15795578U JP S626198 Y2 JPS626198 Y2 JP S626198Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は掘ごたつ、詳しくは枠框とやぐらとの
組合わせに関する。
[背景技術] 従来にあつては、第19図に示すように枠框1
の相対向する框2の内側面にL字状の支持具5′
を取付けて、この支持具5′の横片6′にやぐらの
下部枠を載置自在としているが、支持具5′の框
2への固定部分は縦片7′のみとなり、固定強度
が小さく、従つて、やぐらの支持が不安定になる
という問題があつた。又、支持具5′の縦片7′の
内側面は框2の内側面より内方に突出しているの
で、やぐらの下部枠を支持具5′の横片6′に載置
する際には、下部枠の下面とか外側面が支持具
5′の縦片7′に引つ掛かつてしまい、スムーズに
載置できなく、組立性に劣るという問題があつ
た。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、やぐらを枠框に支
持させる支持具の固定強度も大きくて、やぐらを
長期間に亘つて安定して支持でき、しかも組立に
際してやぐらの支持具への載置もスムーズにで
き、組立性に優れた掘ごたつを提供することにあ
る。
[考案の開示] 本考案の掘ごたつは、枠框1の相対する框2の
内側下部の底面と内側面とを切り欠いて横切欠3
とこの横切欠3に連通させて縦切欠4を設け、逆
T字状の支持具5の横片6の一側半部6aと縦片
7とをそれぞれ横切欠3と縦切欠4とに嵌合して
それぞれねじ具8にて固着して支持具5の横片6
の下面と框2の下面とを面一とすると共に縦片7
の内側面が框2の内側面より突出しないように
し、下部にヒータ9を有する袋枠10の四周上端
面に枠框1を載設して支持具5の横片6の一側半
部6aを袋枠10の上端面に位置させると共に支
持具5の横片6の他側半部6bにやぐら11の下
部枠12を載置自在として成るものであり、この
構成により上記目的を達成できたものである。即
ち、逆T字状の支持具5の横片6の一側半部6a
と縦片7とをそれぞれ横切欠3と縦切欠4とに嵌
合してそれぞれねじ具8にて固着しているので、
支持具5が框2の底面と内側面とに固着され固定
強度が増し、しかも支持具5の横片6の下面と框
2の下面とを面一とし、下部にヒータ9を有する
袋枠10の四周上端面に枠框1を載設して支持具
5の横片6の一側半部6aを袋枠10の上端面に
位置させているので、支持具5の横片6の一側半
部6bは框15と袋枠10とで挟持されることと
なつて、さらに固定強度が大きくなるものであ
り、又、縦片7の内側面が框2の内側面より突出
しないようにしているので、組立に際してやぐら
11の下部枠12の支持具5への載置もスムーズ
にでき組立性に優れるものである。
以下本考案を添付の図面に示す実施例に基づい
て説明する。
枠框1を構成する框2は畳13と略同厚であ
り、第4図に示すように内側面の上端の稜には弧
状の面取り14が施されている。又、框2の一端
には面取り14側を略45゜に削除して嵌合凸部1
5が設けられており、他端の面取り14側の側面
には嵌合凸部15に嵌合し得る嵌合凹部16が凹
設されている。嵌合凸部15にはねじ棒17が植
設されており、嵌合凹部16と反対側の側面には
ねじ挿通孔に連続する蝶ナツト収納凹所18が穿
孔されている。この蝶ナツト収納凹所18は蝶ナ
ツト19の厚みより深く形成されている。而して
各框2の嵌合凸部15と嵌合凹部16とがそれぞ
れ嵌合されて框2が角枠状に組まれ、第4図a,
b,c,dに示すように蝶ナツト収納凹所18内
に位置する蝶ナツト19がねじ棒17にそれぞれ
螺着されて枠框1が組立られる。第4図eに示す
例では、嵌合凸部15に実凸部20が突設され、
嵌合凹部16に実凹部21が設けられており、枠
框1が更に強固に組立られるようになつている。
この枠框1の相対する框2の内側下部の底面と
内側面とは切り欠かれて横切欠3と横切欠3に連
通する縦切欠4が設けられている。
支持金具5は逆T字状であり、第5図に示すよ
うにその横片6の一側半部6aと縦片7とが枠框
1の框2のそれぞれ横切欠3と縦切欠4とにそれ
ぞれ嵌合されてそれぞれねじ具8にて固着され、
支持具5の横片6の下面と框2の下面とが面一と
なり、縦片7の内側面が框2の内側面と面一とな
つている。
袋枠10は第6図aに示すように合板により角
箱状に形成されており、外側面の各稜には断面逆
L字状の補強金具22が木ねじ、釘等の固着具2
3により装着されている。袋枠10の底壁に設け
られた開口には、第6図bに示すように火入箱2
7を載設するための縁部31が周設されており、
又、袋枠10の底壁の下面には補強兼載置用の角
材24が角材固定金具25により装着されてお
り、更に袋枠10の四周上端の外周面には、第4
図cに示すように断面逆L字状の床載置金具26
が固着具23により装着されている。
内部にヒータ9が収納される火入箱27は、第
7図a,bに示すように亜鉛引鋼板のような金属
板で形成された内箱28とステンレス鋼板のよう
な金属板で形成された外箱29とで主体が形成さ
れ、内箱28の底壁と外箱29の底壁との間には
木のような非金属の補強介在物30が介在されて
おり、内箱28の側壁と外箱29の側壁との間に
は断熱材40が介装されている。袋枠10の縁部
31に嵌合載置される上周枠32は木のような非
金属材料で形成され、この上周枠32に内箱28
と外箱29の上端が固着されている。火入箱蓋3
3は第8図aに示すように木のような非金属の四
角枠34に木のような非金属の桟木35が格子状
に取付けられて形成され、第8図b,cに示すよ
うに桟木35の裏面には断面コ字状の鉄板のよう
な金属帯材36が固着具37により固着されて空
間Sが形成されている。四角涌く34に設けられ
た引き出し用切欠39からは電源コード38が引
き出されている。
やぐら11は第9図に示すように角材を組立て
て袋枠10内に略ぴつたりと収納できる大きさに
形成され、上部枠41の内周の隅部の下端には三
角形状の隅部支持金具42がそれぞれ取着されて
おり、この上にはゴムのような弾性シート43が
それぞれ敷設されてあつて、上部枠41の内周に
嵌合するようにやぐら蓋44ややぐらごたつ天部
45が載置できるようになつている。やぐら11
の下部枠12の相対向する2辺12aは支持具5
の横片6の他側半部2bに載置できるようになつ
ており、他の2片12bの外周には框2の支持具
5を挿通し得る切欠46が穿設されている。やぐ
ら蓋44は四角枠48内に格子状に桟木49を装
着して形成され、第10図aに示すように四隅の
下面にゴムのような弾性材で形成された弾性突起
50が設けられている。この弾性突起50によ
り、第10図bに示すようにやぐら蓋44をやぐ
ら11に載置するとやぐら11の上面と面一とな
り、やぐら蓋44を逆さに向けると、やぐら蓋4
4に直接天板を載置しても天板が滑つたりしな
い。
次に、本考案の上記実施例の組立順序を説明す
る。
まず、部屋の中央部を選定して、第11図に示
すように床板51に畳半畳の大きさの正方形状の
開口52を形成し、この部分の根太53を補強束
54で支持する。図中55は大引、56は束、5
7は束石である。次に、第12図に示すように開
口52に対応させて地面に火入箱収納用凹部58
を掘り起こし、その周囲の四隅に、第14図に示
すようにブロツク、れんが等の基台59を載置
し、この基台59上にモルタル60を介してビニ
ールシート54を敷設する。この後、第13図に
示すように底部をビニールシート54上に載せる
ように袋枠10の床載置金具26を床板51の開
口52縁に木ねじ61で固着する。尚、寒冷地の
場合は隙間風が入らないように袋枠10の周囲を
ブロツクで囲み、断熱シートをタツカー打ちすれ
ば保温性が向上する。又、床下浸水の虞れのある
場合は、袋枠10の周囲のブロツクをモルタル等
で防水処理を施せばよい。赤外線ヒータのような
ヒータ9は火入箱27の床面に木ねじで固定し、
火入箱収納用凹部58内に火入箱27が位置する
ように袋枠10の縁部31に上周枠32を載置す
る。次いで火入箱27上に火入箱蓋33を載置す
ると共に引き出し用切欠39よりコード38を引
き出し、枠框1の外周寸法を調整しながら袋枠1
0の床載置金具26に枠框1を載置し、支持具5
の横片6の他側半部6bに下部枠12を載置して
やぐら11をセツトする。この場合、床載置金具
26の上面と袋枠10の上端とは同一高さとなつ
て枠框1の下面と袋枠10の上端とが密接して隙
間が生じない。この後、やぐら11の上部枠41
の内周に嵌合させるようにやぐら蓋44を載置用
弾性シート43に載置して、第1図及び第2図に
示すように掘ごたつを組立て、やぐら11に吊設
したコード引掛具62に電源コード38を引掛け
て導出する。尚、やぐらごたつを使用する場合
は、やぐら蓋47を外してやぐらごたつの脚を取
り外してやぐらごたつ天部45を載置すればよ
い。
次に、本考案の上記実施例の収納方法について
説明する。
第16図aの状態からやぐら11を90度回転さ
せて枠框1の支持具5とやぐら11の切欠46と
を合致させ、やぐら11を袋枠10内に下降させ
て第16図bに示すように上部枠41を支持具5
上に載置する。このようにして、掘ごたつを使用
するシーズン中に一時的に使用をやめ、やぐら蓋
44上に布団を敷いて畳の代わりに使用すること
ができる。又、シーズンオフには、枠框1を外し
てやぐら11を袋枠10内に収納し、枠框1は分
解して各框2を袋枠10内に納装し、床載置金具
26上に半畳の閉塞用畳みを13aを載置する。
尚、第17図に示す実施例のように支持具5の
横片6の他側半部6bに板状のゴム部材63が設
けられていると、やぐら11からの衝撃が緩和さ
れる。又、この場合第18図のように他の片側半
部6bの凹み段64にゴム部材63を設けると、
図中hで示す距離が長くなり、この結果やぐら1
1の下部枠12の肉厚及び上部枠41の肉厚を大
きくとれ、やぐら11の強度が大きくなるもので
ある。
[考案の効果] 本考案にあつては、枠框の相対する框の内側下
部の底面と内側面とを切り欠いて横切欠とこの横
切欠に連通させて縦切欠を設け、逆T字状の支持
具の横片の一側半部と縦片とをそれぞれ横切欠と
縦切欠とに嵌合してそれぞれねじ具にて固着して
いるので、支持具が框の底面と内側面とに固着さ
れ固定強度が増し、しかも支持具の横片の下面と
框の下面とを面一とし、下部にヒータを有する袋
枠の四周上端面に枠框を載設して支持具の横片の
一側半部を袋枠の上端面に位置させているので、
支持具の横片の一側半部は框と袋枠とで挟持され
ることとなつて、さらに固定強度が大きくなり、
その結果やぐらが安定して支持され、やぐらの上
に重量のある商品であつても長期間に亘つて載置
することができるなど、実用価値がきわめて高く
なるものであり、又、縦片の内側面が框の内側面
より突出しないようにしているので、組立に際し
てやぐらの下部枠の支持具への載置もスムーズに
でき、組立性に優れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は同上の正断面図、第3図は同上の分
解斜視図、第4図a,b,c,dは同上における
枠框を示す斜視図、正面図及び一部切欠拡大斜視
図及び断面図、第4図eは同上における枠框の他
例を示す一部切欠正面図、第5図は枠框への支持
具の固定状態を示す断面図、第6図a,b,cは
同上における袋枠を示す斜視図、底部側からの斜
視図及び一部切欠断面図、第7図a,bは同上に
おける火入箱を示す断面図及び斜視図、第8図
a,b,cは同上の火入箱蓋を示す斜視図、正断
面図及び側断面図、第9図は同上のやぐらを示す
斜視図、第10図a,bは同上のやぐら蓋の斜視
図及びやぐらに装着した状態を示す断面図、第1
1図及び第12図は同上の掘ごたつを取付ける床
を示す一部切欠斜視図及び一部省略断面図、第1
3図及び第14図は同上の袋枠を取付けた状態を
示す正面図及び一部切欠斜視図、第15図は同上
のやぐらごたつ天部を取付けた状態を示す斜視
図、第16図a,b,cは同上のやぐらを収納す
る状態を説明する断面図、第17図は同上の支持
具の他例を示す側断面図、第18図は同上の支持
具の更に他例を示す断面図、第19図は従来例を
示す断面図であつて、1は枠框、2は框、3は横
切欠、4は縦切欠、5は支持具、6は横片、6a
は一側半部、6bは他側半部、7は縦片、8はね
じ具、9はヒータ、10は袋枠、11はやぐら、
12は下部枠、63はゴム部材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 枠框の相対する框の内側下部の底面と内側面
    とを切り欠いて横切欠とこの横切欠に連通させ
    て縦切欠を設け、逆T字状の支持具の横片の一
    側半部と縦片とをそれぞれ横切欠と縦切欠とに
    嵌合してそれぞれねじ具にて固着して支持具の
    横片の下面と框の下面とを面一とすると共に縦
    片の内側面が框の内側面より突出しないように
    し、下部にヒータを有する袋枠の四周上端面に
    枠框を載設して支持具の横片の一側半部を袋枠
    の上端面に位置させると共に支持具の横片の他
    側半部にやぐらの下部枠を載置自在として成る
    掘ごたつ。 (2) 支持具の横片の他側半部の上面にゴム部材を
    設けて成る実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の掘ごたつ。
JP15795578U 1978-11-15 1978-11-15 Expired JPS626198Y2 (ja)

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JPS5573766U JPS5573766U (ja) 1980-05-21
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