JPS6259954B2 - - Google Patents

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JPS6259954B2
JPS6259954B2 JP55143552A JP14355280A JPS6259954B2 JP S6259954 B2 JPS6259954 B2 JP S6259954B2 JP 55143552 A JP55143552 A JP 55143552A JP 14355280 A JP14355280 A JP 14355280A JP S6259954 B2 JPS6259954 B2 JP S6259954B2
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digital
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video
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Konratsudo Rasutoman Jeemuzu
Joodon Minderu Maikeru
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Original Assignee
RCA Corp
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Publication date
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Publication of JPS6259954B2 publication Critical patent/JPS6259954B2/ja
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はビデオデイスクプレーヤのトラツキ
ング誤差を検知する方式に関する。
ビデオデイスクは表面に信号トラツクを持つ平
坦な物体である。その信号トラツクはデイスク
に、適当長さのプログラム材料を収容し、ビデオ
信号に充分な帯域幅を与えるように極めて微細に
なることが多い。大ていのビデオデイスク方式で
は、一般にデイスクの回転と共にピツクアツプ装
置が情報トラツクを追跡するようにする何等かの
構体がビデオデイスクの信号トラツク間に設けら
れている。無溝式容量型ピツクアツプ方式では、
隣接する信号トラツク間に左右の標識信号が記録
されて、ピツクアツプサーボ系を信号トラツクの
中心に沿つて案内するようになつている。また若
干の光学式ピツクアツプ方式では、渦線状信号ト
ラツク間に空所を設け、これを光学式サーボ系に
よつて追跡する。さらにまた若干の凹溝型デイス
クでは、レコード上に突起する凹溝の側壁によつ
て再生中ピツクアツプ蓄針を案内するための機械
的な力を与える。
ビデオデイスクおよびそのサーボ系の各形式に
対して、ピツクアツプ装置に信号トラツクを1本
以上飛ばせてトラツキング誤差を発生させるデイ
スクの欠陥や汚染物も種々存在する。ここで述べ
る凹溝方式では、デイスクに汚染物や機械的損傷
が着くのを防ぐためにケースを用いるが、この保
護ケースでも使用中に汚染物が侵入してデイスク
に付着し、トラツキング誤差を生ずる可能性は常
にある。
トラツキング誤差はプログラム材料の何れの方
向にも起り得る。ピツクアツプが後方に飛ぶと、
渦線状信号トラツクの前に通つた回旋を1本以上
繰返し通るようになり、この状態を以後「溝詰ま
り」状態と呼ぶ。たとえピツクアツプが実際にそ
の溝詰りを突破しても、プログラムの中断は顕著
である。前方へ飛ぶ場合はビデオプログラムによ
つては支障ないものもあるが、ビデオデイスクの
記録プログラム材料がある形式の場合は著しい問
題がある。従つてトラツキング誤差は前飛び型も
溝詰り型も防止することが極めて望ましい。
上述のようにトラツキング誤差は製造中のレコ
ードの欠陥や正常な使用中にレコード面に付着す
る塵埃や指紋のような汚染物に起因する。長時間
演奏用ビデオデイスクの信号トラツク密度は一般
に極めて高く、例えば約1940本/cmのものもあ
る。従つて欠陥を全部なくするような製造技術の
開発は困難であり、製造後保護ケースを用いても
デイスクを周辺因子から完全に保護することは難
しい。
この事実のためにトラツキング誤差を検知して
補正するような方式の開発が要求されるようにな
る。このような方式では若干の製造欠陥を持つビ
デオデイスクも使用することができ、例えばこの
発明を使用したプレーヤでは、外ではプログラム
の中断を生ずるような溝詰りを持つビデオデイス
クを問題なく演奏することができる。その上使用
中に塵埃等の汚染物による若干の溝詰りを生じた
ビデオデイスクでも同様の可使寿命が延長され
る。
凹溝式ビデオデイスクレコードのトラツキング
誤差検知は従来そのビデオデイスクに例えば18K
Hzの音声信号を記録し、このオーデイオトーンの
移相によつて行われている。この移相の方向すな
わち進相か遅相かでトラツキング誤差の極性が判
る。この方法の1つの問題はその範囲が限られて
いて、180゜以上の進相は遅相と見分けがつかな
い。今一つの問題は15KHz線周波数等の他の記録
信号との混変調によつて可聴ビート周波数が生ず
ることである。
トラツキング誤差の検知に15KHzの線周波数を
用いる方法は米国特許第3963860号に見られ、こ
れによると渦線状信号トラツクの各回旋が一定数
プラス端数例えば0.1の水平線を含み、従つて水
平同期パルスが半径方向でなく渦線方向に整合し
ている。この水平同期パルスの矛盾のない移相に
注目してトラツキング誤差を検知する。この「渦
線同期」法もまた溝5本の前方飛躍(すなわち上
述の例では水平線0.5本分の移相)が溝5本の後
方飛躍と識別できないという範囲限定の問題を有
し、また移相検知によるトラツキング誤差検知が
蓄針下降中の過渡効果を考慮すると複雑になる
上、蓄針を不必要に進める誤りの溝詰り表示を防
ぐため検知器が雑音効果を弁別する必要がある。
この発明ではビデオデイスクに所定の順序で予
め記録されたデジタル数値、例えば逐次増大する
デジタル番号を感知し、順次感知された2つのデ
ジタル番号の規則順序からの外れを知ることによ
つてトラツキング誤差を検知する。トラツキング
誤差の方向と大きさが感知された2つのデジタル
数値間の差から判るから、蓄針を所要トラツクに
戻すような方向に適当な制御算法に従つて蹴上げ
手段を作動させることができる。
トラツキング誤差が検知されると、正規のピツ
クアツプサーボ系を作動させてピツクアツプを正
しいトラツクに移動させればよい。しかしこの正
規のピツクアツプサーボ系は渦線状信号トラツク
に沿つて蓄針を逐次前進させるトラツキングには
適しているが、トラツキング誤差の補正に必要な
高周波応答をしないことがある。従つて別の蹴上
げ手段を設けて隣接トラツクにピツクアツプを局
部的に急速に移動させるようにする。このような
蹴上げ手段は電磁式、圧電式その他ピツクアツプ
に適当な機械的運動を与える任意の装置を用いる
ことができる。
次にこの発明を添付図面を参照しつつさらに詳
細に説明する。
第1図は米国特許第3872498号明細書記載の埋
込み搬送波法により配列されたNTSC型テレビジ
ヨン信号の細部を示す。垂直帰線期間が交互に配
置される奇数フイールドと偶数フイールドとを分
離する。テレビジヨン技術分野の当業者には標準
の垂直帰線期間が第1等化パルス期間、垂直同期
期間、第2等化パルス期間およびこれに続き各新
フイールドの始端に生ずる多数の水平線期間を含
むことが容易に判る。第1図に示すようにビデオ
信号情報はフイールド1の線22′およびフイー
ルド2の線284′で始まつている。
このフイールド番号を表わすデジタル情報はフ
イールド1の線17′とフイールド2の線28
0′に現れている。デジタル情報は垂直帰線期間
の他の線に挿入することも可能である。このデジ
タル信号フオーマツトの細部を示すため、第2図
にデータを含む水平線(線17′または線28
0′)中の時間目盛を拡大したものを示す。
データは輝度レベルによつて表わされる。すな
わち100IRE単位が論理値「1」、0IRE単位
(黒)が論理値「0」である。最初のデータビツ
トは標準水平同期パルス140およびカラーバー
スト142の次に生じる。バースト142の周波
数は埋込み搬送波の周波数の約1.53MHzである。
第2図に示すように、13ビツトの開始コードB
(x)、13ビツトの冗長誤差点検コードC(x)お
よび51個の情報ビツトI(x)を含んだものをデ
ジタル通報という。次の水平線の始まりは次の水
平同期パルス140aおよびカラーバースト14
2aによつて示される。このようにして各データ
ビツトは色副搬送波と同期し、デジタル通報全体
は垂直同期パルスに同期している。データ周波数
は任意の好都合な副搬送波周波数の倍周波または
分周波とすることができることに注意されたい。
また論理値「1」および「0」に他の輝度値を対
応させることも、2ビツト以上をある輝度値に対
応させることもできる。
この発明の方式では開始コードを用いてデータ
系をデジタル通報に同期させ、これによつて水平
または垂直同期信号の端縁の検知の必要をなくし
ている。直列のデジタルデータ系における同期誤
差はフレーム誤差を生じ、すなわち受入れたデー
タがその適正位置から1ビツトまたはそれ以上移
動する。ビデオデイスク符号化信号上にデジタル
データを記録するための公知方式は、同期信号の
端縁が時間基準として信頼性なくフレーム誤差を
生じてしまうが、開始コードはさらに信頼性が高
いことが証明された。
選ばれた開始コード「1111100110101」はレー
ダ技術やソナー技術で知られているバーカ
(Barker)コードの1つである。アカデミツク・
プレス社(Academic Press)1953年発行のバー
カ(R.H.Barker)の著書「2進デジタル系の群
別同期(Group Synchronization of Binary
Digital System)」を参照されたい。バーカコー
ドは自身に対して偏移したバーカコードを含む信
号のオート相関機能が一致が生じたとき最大にな
り、その他の場合最小になるように設計されてい
る。すなわち開始コードの各ビツトに+1または
−1の値を与えて開始コードの自身に対する各偏
移位置について各ビツトの積の合計を計算する
と、このオート相関機能により一致の生じたとき
鋭い最大値が得られる。例えば自身に対して任意
の奇数部位偏移されたバーカコードは0のオート
相関を生成し、自身に対して任意の偶数部位偏移
されたバーカコードは−1のオート相関を生成す
るが、一致がある場合はオート相関がNになる。
但しNはバーカコードのビツト数である。換言す
ると、自身に対して任意部位数移動したバーカコ
ードはビツト位置の最大数が異なる。雑音のある
場合はこの特性が任意に選ばれた開始コードに対
する虚擬の開始コードの確率を低下させる。
情報ビツトI(x)はフイールド番号、バンド
番号並びに将来の拡張用のスペアビツトを含んで
いる。フイールド番号は独特の18ビツト2進数で
ビデオ信号の各フイールドを識別するものであ
る。ビデオデイスクの始まりのビデオプログラム
の最初のフイールドはフイールド0で、以後各フ
イールドに順次追番が打たれている。バンド番号
は渦線溝の隣接回旋群に帯状をなして記録された
ビデオ信号に対するもので、このような帯状凹溝
群中の全材料を共通のバンド番号で表わす。使用
されるバンド番号の1例として、ビデオプログラ
ム材料の終了後のビデオ信号のバンド番号は63
である。このビデオデイスクプレヤーはこのバン
ド番号63をプログラムの終りとして感知し、レ
コードから蓄針を持ち上げる。
誤差点検コードC(x)はビデオデイスク記録
装置においてI(x)から算出される。このため
I(x)に定数H(x)を乗じ、この積を他の定
数g(x)で割算する。この除算の剰余(商は使
用しない)を第3の定数M(x)に加える。この
結果がC(x)である。
このビデオデイスクプレヤーでは受入れた通報
の全体を開始コードを含めて上記定数g(x)で
割ることにより通報の誤りの点検をする。この剰
余が開始コードB(x)に等しければ、通報に誤
りがないと考える。定数H(x)およびM(x)
は通報全体の剰余が事実上開始コードになるよう
に選定する。ビデオデイスク記録装置とビデオデ
イスクプレヤーの両方に用いられる定数g(x)
はコードの生成元多項式と呼ばれ、ビデオデイス
ク媒体に適用したとき特に好都合な誤差点検性を
呈するコードを発生するように選ばれている。以
下説明する方式では、上述の加算および乗除算の
演算がこれを行うためのハードウエアに適合する
特別の規則に従つて行われる。次に符号化および
復号用ハードウエアについて誤差の符号化を詳細
に説明する。
第3図はビデオデイスク符号器のブロツク図を
示す。信号源30からの合成ビデオ信号は加算器
36においてデジタルデータ発生器38から導線
37を介して供給されるデジタルデータビツト流
と直線的に組合される。同期手段32は色副搬送
波および同期パルスを供給して、デジタルデータ
発生器38の発生したデータビツトが端子1aに
生ずる色副搬送波に同期され、またデジタル通報
が垂直帰線期間の適正な水平線上に符号化される
ようにする。データ母線39に生じたビデオフイ
ールド番号およびバンド番号を表わす情報ビツト
は装置34から供給される。フイールド番号およ
びバンド番号の用途はマイクロプロセツサプログ
ラム(第10図、第11図)について説明する。
デジタルデータとビデオ信号は加算器36で組合
される。また信号処理手段40は合成ビデオ信号
を記録媒体用に調節する。この合成ビデオ信号は
埋込み副搬送波型のもので、FM技法を用いて記
録される。
第4図のビデオデイスクプレーヤでは、FM信
号がピツクアツプ変換器蓄針構体20によつて検
知され、ビデオ処理回路18により通常のビデオ
受像機で表示するために標準テレビジヨン信号に
変換される。ビデオ処理回路18はカラーバース
ト信号に応動して1.53MHzの局部色発振器を色副
搬送波に位相固定する手段を有する。この色発振
器は埋込み副搬送波を復調するその通常の用途の
他に、デジタルクロツク信号の発生にも用いら
れ、この信号は導線72に生ずる。ビデオ処理回
路18はまたビデオ搬送波を復調し、回復された
ビデオ信号を櫛型波する手段を含んでいる。櫛
型波器19は隣接する2つのフイールド線を差
引き、この結果が導線70の処理済ビデオ信号と
して現れる。黒レベルにある線16′がデジタル
データで変調された線17′を差引くから、導線
70の処理済ビデオ信号は回復したデジタルデー
タであつて、当然線16′は任意の定輝度レベル
でよい。データ線17′の次の線18′が定輝度線
(同様に黒)であれば、線18′中の次の櫛型波
器の出力も回復されたデジタルデータであるが、
このデータは反転している。ある線をその隣の定
輝度線から差引くことにより、この回復されたデ
ジタル信号は自己基準型になり、ビデオ信号の直
流レベルの移動によるデータ誤差がなくなる。デ
ータを定輝度線の隣におくより連続する線上にお
く方が望ましければ、ビデオ信号からデジタルデ
ータ流を分離するため、ビデオ信号の基準を所定
の輝度レベルにおく手段が必要である。
第4図に示すように、情報緩衝器16が導線7
0の処理済ビデオ信号および導線72の1.53MHz
クロツク信号に応動してビデオ信号からデジタル
データを抽出する。この緩衝器16はマイクロプ
ロセツサ10から導線71を介して供給されるデ
ジタル2進制御信号により制御される。導線71
の制御信号は、一方の2進状態において情報緩衝
器16にデータを取得させ、他方の2進状態にお
いて情報緩衝器16が取得したデータをマイクロ
プロセツサ10に転送するようにする。例えば導
線71の制御信号が高レベルのとき、情報緩衝器
16が開いて導線72の1.53MHzの信号をクロツ
クとして処理済ビデオ信号導線70上の入来デー
タをサンプリングする。全通報を受信した後、導
線75の状態信号が通報の終了の表示を行い、こ
の通報をマイクロプロセツサメモリに送るため
に、導線71の制御信号が低レベルに設定され
る。これによつて情報緩衝器16が閉じられ、内
部制御回路がリセツトされ、通報誤差コードの点
検結果が導線75に送られる。状態信号がその通
報が有効であることを示せば(すなわち誤差コー
ド点検で有効性が示されれば)、マイクロプロセ
ツサ10は緩衝器16内のデータをそのマイクロ
プロセツサに送るようにプログラミングされてい
る。このマイクロプロセツサは導線73に外部ク
ロツク信号を供給してデータを情報緩衝器16か
ら転送する。導線74のデータは各クロツクパル
スごとに1ビツトずつ情報緩衝器1からマイクロ
プロセツサ10に移される。データが全部マイク
ロプロセツサ10に移り、プログラムが他のデジ
タル通報に対して準備されると、制御導線71が
再び高レベルに戻り、この過程が反復される。
マイクロプロセツサ10は情報緩衝器16を介
してビデオ信号から線17′(または280′)を
取出す制御をする。最初のデジタル情報は開始コ
ードについてビデオ信号を連続的に探索すること
により得られ、然る後情報緩衝器16が閉じられ
る。次にこの情報緩衝器16がその最初のデジタ
ル通報の到着時刻に基いて次のデジタル通報の到
着予定時刻より約線6本前に開かれる。有効な通
報が発見されなければ、緩衝器6はその予定時刻
の線6本後に閉じられるが、発見されたときは緩
衝器16が閉じられ、今までのデジタル通報の到
着時刻に基いて次のデジタル通報の新しい到着時
刻が算定される。このようにしてマイクロプロセ
ツサ10はゲートすなわち「データウインド」を
予定データを中心として約線10本の間開く。ある
データウインドの中心から次のそれまでの時間間
隔は約1ビデオフイールド期間である。このデー
タウインドの幅は最悪のタイミング条件でも予定
データがそのデータウインドに入るように選ばれ
ている。後述のようにタイミング誤差の原因は、
デジタルタイマの限られた分解能、タイマの変動
率、問題のデータの到着時間を決定するときのプ
ログラムの不正確さおよび互いに交錯する奇隅両
フイールド間のタイミング差である。従つて他の
マイクロプロセツサやタイマを使用するときはこ
のデータウインド幅を調節すればよい。データを
探索し、データウインドの心出しをする論理演算
を制御するマイクロプロセツサプログラムについ
ては第10図および第11図を用いて後述する。
マイクロプロセツサ10はまたプレーヤの制御
盤14からの信号(装填、休止、走査)に応動し
て後述のように所定のプログラムに従つてプレー
ヤ機構12を動作させ、プレーヤ表示装置22を
駆動する。プレーヤ機構はさらにマイクロプロセ
ツサ10によつて作動する少なくとも1つの蓄針
「蹴上げ器」を備えている。この蹴上げ器は信号
ピツクアツプ手段をビデオデイスク媒体上の隣の
溝または渦線、トラツクに衝動的に移動させるた
めの圧電式、電磁式その他の手段である。この蹴
上げ器を用いた溝詰りの打開法については第10
図および第11図の工程図を用いて後述する。
上述のようにこのビデオデイスク記録装置は情
報ビツトI(x)を算出する。可能な組合せの数
が多く(I(x)とC(x)とで64ビツトの長さ
になる)、計算に依らずに与えられたコードの誤
差検出補正特性を決定することが望ましいため、
誤差コードを数学的に処理する。一般に誤差コー
ドに適用し得る環論およびガロア域GF(2m)の
一般数学的展開はエム・アイ・テイ・プレス社
(MIT Press、Cambridge、Mass.)発行のピー
ターソン(W.Wesley Peterson)著「誤差補正
コード(Error Correcting Code)」に見られ
る。目下の目的にはビデオデイスクの誤差符号化
は2、3の簡単な定義を行うことにより最もよく
理解することができる。
「1」と「0」から成るデジタル通報はXの冪
から成る代数多項式を表わすと考えることができ
る。各Xの冪の係数がその通報の各ビツトであ
る。例えば4ビツトの通報1011は次の多項式P
(x)で表わすことができる。
P(x)=1x3+0x2+1x+1x0=x3+x+1 この表示法を開始コード1111100110101に適用
すると、 B(x)=x12+x11+x10+x9+x8+x5+x4+x2
1 Xの最高冪を多項式の度数と呼び、この例でB
(x)は度数12の多項式である。
項式は係数を2を法とする項で表わす以外普通
の代数の規約に従つて加減乗除ができる。多項式
を他の多項式で割つて得られる剰余の略示式は括
弧で示す。すなわち P(x)/g(x)=Q(x)+r(x)/g(x) で、剰余r(x)が分母g(x)より度数が低け
れば、 〔P(x)〕=r(x) とする。
ビデオデイスク記録装置では、ビデオデイスク
に記録された全通報が多項式T(x)で表され
る。第2図から、 T(x)=B(x)x64+C(x)x51+I
(x) (1) このデータフオーマツトの最初にB(x)がある
ため、X64の項はB(x)を64ビツトだけ移動さ
せる。同様にx51の項はC(x)を51ビツト移動
させてC(x)がI(x)の前に記録されている
ことを表わす。この装置により記録装置は全通報
T(x)をg(x)で割つた剰余がB(x)に等
しくなるようなC(x)の値を計算する。すなわ
ちC(x)の形を、 C(x)=〔I(x)・H(x)〕+M(x) (2) とすると、H(x)およびM(x)は、 〔T(x)〕=B(x) (3) となるように選ばれた一定の多項式である。
式(1)、(2)、(3)をこの定多項式について解くと、
次のようになることが判る。
H(x)=〔x127〕 M(x)=〔B(x)x13+B(x)x127〕 第7図はB(x)、g(x)の選定値並びにH
(x)、M(x)の誘導値を計算する表を示す。こ
の第7図の表は同図の論理回路のフリツプフロツ
プ記憶素子とビツトが同じ順序になるように高次
のビツトを右にして示していることに注意された
い。
ビデオデイスクプレーヤではその電子装置によ
つて記録されたデジタル通報が読取られる。ビデ
オデイスクに記録されたデータはT(x)であ
り、プレーヤに読取られるデータはR(x)であ
る。記録再生間に誤差が生じなければ、T(x)
=R(x)である。受取られた通報R(x)はこ
れをg(x)で割ることにより誤差が点検され
る。この剰余が開始コードのB(x)に等しけれ
ば通報には誤差がないと考えられるから、等しく
なければ誤差があることになる。
上述のようにして発生されるコードの特性は生
成元多項式と呼ばれるg(x)の選択に依存す
る。このビデオデイスク媒体に対して選ばれたg
(x)は1963年のアイ・イー・イー・イー・トラ
ンザクシヨン・オン・インフオーメーシヨン・セ
オリ(IEEE Transaction on Information
Theory)掲載のカサミ(Tadao Kasami)の論
文「最適に短かくされたバースト誤差補正用循環
コード(Optimum Shortened Cyclic Codes for
Burst Error Correction)」記載のコンピユータ
発生コードの1つである。デジタル系のバースト
誤差はデジタル通報中隣接ビツトが欠落している
形の誤差である。バースト誤差はビデオデイスク
媒体における伝達誤差のありそうな形と考えられ
る。上記カサミの論文記載のように、6ビツト以
下の単純な誤差を補正し得るコードは次の生成元
多項式を用いて与えることができる。
g(x)=x13+x12+x11+x10+x7+x6 +x5+x4+x2+1 さらにこのg(x)に対して13ビツト以下の単
純なバースト誤差はすべて検知され、13ビツトよ
り長い全単純バースト誤差の99.988%も検知され
ることが判る。ここに述べるビデオデイスクプレ
ーヤはその選ばれたコードの誤差検出能力だけを
用いる。
誤差コード発生の1例としてフイールド番号
25000、バンド番号7、スピアビツト「0」の場
合を考える。2進数で表わすと25000は000、
110、000、110、101、000、17は010、111(高次
ビツトを左にして)であるから、51個の情報ビツ
トは000、000、000、000、000、000、000、000、
000、000、110、000、110、101、000、010、001
となる。伝達順序はスペアビツトが最初で、次に
フイールド番号、さらにバンド番号で、最上位ビ
ツトが第1番に伝達される。I(x)×H(x)
の剰余プラスM(x)として計算される上記I
(x)に対する誤差コードは、0、111、100、
100、010で表わされる。その次のビデオフイール
ドは25001、すなわち2進数で表わすと、000、
110、000、110、101、001である。これに対応す
る情報ビツト000、000、000、000、000、000、
000、000、000、000、110、000、110、101、
001、010、001に対する適正誤差コードは1、
000、101、101、110である。従つて開始コードを
含むフイールド25001に対する全デジタル通報は
伝達順に1111100110101、1000101101110、000、
000、000、000、000、000、000、000、000、
000、110、000、110、101、001、010、001で、最
初の13ビツトが開始コード、次の13ビツトが誤差
コード、残りの51ビツトが情報ビツトである。ビ
デオデイスクプレーヤでは上記のデジタル通報を
g(x)で割ることにより誤差検出をする。もし
誤差がなければ、剰余は正しく開始コードの
1111100110101となる。
第5図はT(x)を発生する手段のブロツク図
を示す。伝達制御手段50の制御の下で51ビツト
シフトレジスタに、データ母線39を介して24個
の情報ビツトが、データ母線39aを介して27個
のスペア情報ビツトが送り込まれ、これら51ビツ
トから成るI(x)がさらに他の51ビツトシフト
レジスタ52に移送される。
同時にこの51個のシフトパルス中に符号器45
が次のようにしてC(x)を計算する。多項式乗
除手段46がこのI(x)の51ビツトの直列伝達
に応じてI(x)×H(x)÷g(x)の剰余を計
算し、次に多項式加算器48がこれに並列にM
(x)を加え、生成したコードC(x)が13ビツ
トシフトレジスタ54に送られる。開始コードB
(x)はデータ母線49を介して他の13ビツトシ
フトレジスタ47に送られるが、この開始コード
は一定のデジタル値のため、この供給はソフトウ
エア式に対してシフトレジスタ47の並列負荷入
力に固定接続により行うことが好ましい。正の論
理表記ではシフトレジスタ47の対応する並列入
力が、開始コードが「0」を持つときは接地電位
に、「1」を持つときは正電位に接続される。伝
達制御手段50は3つのシフトレジスタ52,5
4,47中の全通報T(x)を制御して導線31
aの色副搬送波に同期して直列に送り出す。導線
33に印加されたデジタル同期パルスは伝達制御
手段50に時間基準を与え、デジタル通報がビデ
オ信号に対して適正時間で移送されるようにす
る。
第7図は符号器(第5図の45)の1実施例を
示す。出力端子Q0〜Q12を持つクロツク制御フリ
ツプフロツプによつて剰余レジスタが構成されて
いる。H(x)による乗算およびg(x)による
除算はビツト直列式に同時に行われ、然る後剰余
が剰余レジスタの出力Q0〜Q12に保持される。こ
の回路の一般的動作については上記ピーターソン
の著書の第7章第107頁ないし第114頁を参照され
たい。第7図の多項式乗除用回路が簡単なのは
(同冪項の係数の)加減算を排他的オアゲートで
行つているからである。I(x)とH(x)の乗
算は排他的オアゲート80〜91の1個以上を適
当に接続して行う。特にH(x)の係数が1でg
(x)の係数が1でないとき(ビツト位置1、
3、8)入力I(x)は排他的オアゲート80,
82,87の入力にそれぞれ接続される。g
(x)によりI(x)の除算はQ12の出力にg
(x)を乗じ、この積をレジスタQ0〜Q12の内容
から減算することにより行う。特にg(x)の係
数が1でH(x)の係数が1でないとき(ビツト
位置4、7、11)Q12の出力は排他的オアゲート
83,86,89の入力にそれぞれ接続される。
H(x)とg(x)の係数が何れも1のとき(ビ
ツト位置0、2、5、6、10、12)排他的オアゲ
ート91の出力は排他的オアゲート81,84,
85,88,90の入力にそれぞれ接続される。
I(x)の各ビツトに対し1個ずつのクロツクパ
ルス51個の後、レジスタQ0〜Q12の内容はI
(x)・H(x)をg(x)で割つた剰余になる。
どのようにしてM(x)を剰余レジスタの内容
に加えるかに注意されたい。係数の加算は排他的
オア機能として行われる2を法とする算法であ
る。M(x)の係数が+1のときは対応するフリ
ツプフロツプの補数出力を用い、M(x)の係
数が0のときは非補出力Qを用いる。
第6図には受入れた通報R(x)を復号する手
段が前記第4図の情報緩衝器16の1実施例とし
て示されている。1つの入力導線71の制御信号
は第6図の受像機の復号器をビデオ信号からのデ
ータ受信かマイクロプロセツサへのデータ転送か
に調節する。
受信状態において各ビツトは各別の2つのレジ
スタに同時に送り込まれる。この一方のレジスタ
60はデータ用、他方62は誤差点検用である。
誤差点検用レジスタ62は多項式除算器である
が、新しいデータを取得するときは除算器がその
帰還路の動作を止めて直線状シフトレジスタとし
て働らく。この除算器レジスタ62の動作は次に
第8図についてさらに詳細に説明される。この目
的でレジスタ62は受像機制御手段64に応動し
てR(x)の各ビツトをシフトするか、g(x)
で除算する。何れの場合もレジスタ62の内容は
データ母線78に得られ、開始コード、有効デー
タ検知器66に供給される。
受入れ動作はレジスタ62がシフトレジスタと
して働らくようになつたとき始まる。検知器66
によりB(x)が検知された後、制御手段64は
レジスタ62を多項式除算器として働らくように
する。従つてg(x)による多項式の除算は除算
器レジスタ62でB(x)により始まる。受像機
制御手段64はさらにB(x)の検知に応じて残
りの通報ビツト(64クロツクパルス)に等しい時
間を計時し、その時間経過後除算器62は通報が
有効であればB(x)である筈のg(x)を法と
するR(x)の剰余を含んでいる。誤差点検段階
中データレジスタ60はデータビツトがシフトさ
れている。上記時間の終りではデータレジスタ6
0が最後の24ビツトだけを記憶しているが、通報
の終りに24個の情報ビツトが置かれているから、
レジスタ60は割当てられた情報ビツトを含むこ
とになる。スペア情報ビツトの利用が望ましけれ
ば、別のシフトレジスタ段を追加することもでき
る。
導線75の出力状態信号75の解釈は導線71
の制御信号の状態に依存する。導線71の制御信
号によつて受像機がデータを取得するように(受
信状態)なつているときは、導線75の状態信号
は「通報受信中」と定義され、また導線71の制
御信号によつて受像機がデータを転送するよう
(転送状態)になつているときは、導線75の状
態信号は「データ有効」を表わす。導線71の制
御信号はまた受像機制御手段64をリセツトし、
剰余点検の結果を導線75の状態信号上に送り出
す。
受信情報はマイクロプロセツサから導線73に
供給される外部クロツクに応じてシフトレジスタ
60から送り出される。データが送り出された後
導線71の制御信号が前の状態に戻され、再び受
像機の復号器を他の開始コードを連続探索するよ
うにする。
第8図は第6図の受像機の復号器の部分ブロツ
ク論理回路図である。出力端子Q0′〜Q12′を持つ
フリツプフロツプが剰余レジスタを形成してい
る。g(x)による多項式の除算はQ12′からの各
レジスタ出力項にg(x)を乗じ、その積を(排
他的オアゲート100〜108を介して)剰余レ
ジスタの内容から減算することにより行う。g
(x)の係数が1である時剰余レジスタに対して
排他的オアゲートが設けられる。その場合
12′から(ノアゲート109を介して)排他的オ
アゲートに対して帰還接続が形成される。g
(x)の係数はビツト位置0、2、4、5、6、
7、10、11、12に対して1であるから、図示のよ
うに剰余レジスタの各フリツプフロツプのデータ
入力に排他的オアゲートが配置される。ナンドゲ
ート118は開始コードでもあり有効誤差点検コ
ードでもあるB(x)を検知する。受像機の制御
計数器117はアンドゲート120からの開始信
号に応じて計数を開始し、63クロツク周期を計数
してナンドゲート111に停止信号を供給し、す
べての復号器用フリツプフロツプに対するクロツ
ク信号を停止する。第9図に示す受像機制御計数
器の代表的実施例は7個のフリツプフロツプ13
0〜136を有する。
データを受けるときの動作順序は次の通りであ
る。導体71の制御信号が高レベルのとき、デー
タはアンドゲート110を通つて除算器62に入
る。フリツプフロツプ119は予めセツトされて
いて、ノアゲート109を閉鎖することにより除
算器62への帰還を不能にしている。このときレ
ジスタ62はシフトレジスタとして働らく。B
(x)が検知されるとナンドゲート118の出力
は低レベルとなり、1クロツク周期後にフリツプ
フロツプ119のQ出力が低レベルになる。従つ
て剰余レジスタB(x)が検知されるとノアゲー
ト109を通るアンドゲート120の出力により
多項式の除算用の帰還が可能になる。63クロツク
周期後受像機制御計数器117が停止し、導線7
5の状態信号が高レベルになつて「通報受信中」
を示す。シフトレジスタ60はI(x)の最後の
24ビツトを保持している。データを転送するため
導線71の制御信号が低レベルにされ、除算後の
剰余がB(x)なら低レベルのナンドゲート11
8の反転出力が導線75の状態信号上に送られ
る。導線73の外部クロツクパルスはレジスタ6
0内のデータを逐次導線74の出力データ信号に
シフトさせると共に、また0にシフトすることに
より剰余レジスタをクリアする。
上述の装置は同じ零でない定数で始まつて終る
剰余レジスタを示すが、コセツトコードを用いる
と他の構成も可能なことが判る。例えばB(x)
の検知後剰余レジスタを第1の任意定数にセツト
し、次に除算後剰余レジスタを適正な第2の定数
に対して点検することもできる。この第1および
第2の定数は一方を0とし得る。
この誤差コードフオーマツトによつて得られ
る。ハードウエアが簡単になることに注意すべき
である。有効剰余としての開始コードB(x)で
終ることにより、開始コード検知器(ナンドゲー
ト118)はまた有効コード検知器として働ら
く。除算器において開始コードにより除算を始め
ることにより、剰余レジスタをクリアする必要な
く制御段階が省略される。
一般に誤差コードは通報の末尾に置かれるが、
誤差コードを情報ビツトの前におくことにより、
データ記憶レジスタ60に関する誤差コードビツ
トから情報ビツトを識別する必要がなく、受像機
制御器がさらに簡単になる。その上第8図に示す
受像機制御器は開始端子および停止端子を持ち、
各時間区間ごとに休止を行う単純な計数器117
である。
バンド番号およびフイールド番号を含むデジタ
ル情報はビデオ信号上に記録されてプレーヤに用
いられ、種々の特徴を呈する。バンド番号情報は
プレーヤに用いられて再生の終了(63番バンド)
を検知する。フイールド番号情報は増大順に用い
られて第4図の発光ダイオード(LED)表示装
置22のプログラム再生時間を計算表示する。プ
ログラム材料の長さが既知であれば、フイールド
番号情報を用いて残りのプログラム再生時間を算
定することができる。NTSC型の信号では、フイ
ールド番号を3600で割ることによつて経過プログ
ラム時間が分単位で得られる。要すれば前の計算
から残りのプログラム時間を算出することもでき
る。この特徴はプログラム中の所要点を走査する
とき視聴者に便利である。フイールド番号情報か
ら引出される特に有用な特徴は、以下より一般な
トラツク誤差補正の場合について説明する溝詰り
補正である。
フイールド番号は実際の蓄針位置を表わすか
ら、トラツクを飛越した後か走査機構が動作した
後で蓄針が再び凹溝に係合したときは常に、読出
された最初の有効フイールド番号から実際の蓄針
位置を決定することができる。トラツク誤差補正
装置もプログラム再生時間表示手段もフイールド
番号のデータを用いるから、ビデオデイスクデジ
タルデータ系の復号部を分担している。後述のト
ラツク誤差補正装置の特定実施例はフイールド番
号データを用いて蓄針を所定の蓄針レコード間相
対速度を標謗する予定位置またはその前方に保持
する。プログラム再生時間の表示には実際上蓄針
位置の他の表現である再生時間の表示にフイール
ド番号データが用いられる。
マイクロプロセツサ制御器はいくつかの内部モ
ードを有する。第10図はマイクロプロセツサの
プログラムにより遂行されるモード論理を示す状
態遷移図で、各円形が機械モードすなわち装填、
加速、獲得、再生、休止、休止ラツチ、終了を表
わす。各円形の内部に各モードにおける蓄針の位
置と表示の状態が示されている。各モード間の矢
印はモード間の遷移を生ずる制御盤(装填、休
止、走査)操作により供給された信号の論理的結
合を示す。装填信号はプレーヤの機構がビデオデ
イスクを受入れる状態にあることを示す。休止信
号は対応する制御盤のスイツチから引出され、走
査信号は走査機構の動作を表わす。
電源を入れると装置は装填モードになる。この
モードではターンテーブルにビデオデイスクを装
填することができる。装填後プレヤーは数秒間加
速モードになり、ターンテーブルを全速の450回
転/分まで加速し得るようになる。加速モードの
終りに獲得モードに入る。
獲得モードではデジタル局部系が蓄針を下降さ
せ、「読取り良好」を連続探査する。獲得モード
においては有効開始コードおよび有効誤差点検剰
余として「読取り良好」が定義される。「読取り
良好」が発見されると装置は再生モードに入る。
再生モードではマイクロプロセツサがメモリ中
に期待または予測される次のフイールド番号を設
定する。この予測フイールド番号はフイールドご
とに増大更新される。以後の全読取りのためマイ
クロプロセツサはその予測フイールド番号を用い
て2つの追加点検を行い、データの完全度をさら
に向上させる。
この追加点検の1つは扇形点検である。問題の
実施例におけるビデオデイスクは各回転にデイス
クを8個の扇形に分割する8つのフイールドを含
んでいる。この扇形の物理的相対位置は一定であ
るから、蓄針が多数の凹溝を飛越えてもこの扇形
はデイスクの回転と共に周期的循環順序に従う。
蓄針が新しい溝に飛び移る間1フイールド以上の
間デジタル情報を読むことができないが、マイク
ロプロセツサは時間を管理してこれに従つて予測
フイールド番号を増大させる。蓄針が新しい溝に
落着いて新しいデジタル通報を拾つたとき、その
予測フイールド番号に比較して新しいフイールド
番号を点検する。扇形点検が不良であれば、その
データは「読取り不良」と考えられる。
フイールド番号は18ビツトの2進数で表され
る。扇形情報はフイールド番号を8で割つた後の
剰余を見出すことによりフイールド番号から得ら
れるが、2進数の最下位3ビツトは法8を計数す
ることが判つているから、各新フイールド番号の
最下位3ビツトは扇形点検に合格するため予測フ
イールド番号の最下位3ビツトと等しくなければ
ならない。
データの完全度に対する第2の点検は範囲点検
すなわちデイスクの半径方向の蓄針の最大移動範
囲の試験である。どのモードにおける最悪条件に
おいても63本以上の溝を飛び越すことはないと考
えられるから、凹溝番号はフイールド番号の最上
位15ビツトで表される。マイクロプロセツサは現
在の凹溝番号を予測凹溝番号から減算して、この
差が63の許容範囲より大きければそのときのデー
タを「読取り不良」と考える。その他の読取りは
すべて良好と見做して予測フイールド番号の更新
に用いる。連続15回「読取り不良」が起ると装置
は再度獲得モードに入る。第10図に示すように
あるモードにおいて走査信号があるときも獲得モ
ードへの遷移が起る。
獲得モードから再生モードへ移ると、マイクロ
プロセツサは読取り不良の数を13に設定する。こ
れは獲得モードから再生モードに入るとき次の2
フイールドの一方が「読取り良好」を与えるか、
「読取り不良」数が15に達して獲得モードに戻る
必要があることを意味する。
再生モード中に休止ボタンを押すと、装置は休
止モードに入る。このモードでは蓄針がデイスク
を離れてデイスク上の半径位置に保持される。休
止ボタンを放すと、休止ラツチモードに入つてそ
こに保持されるが、再び休止ボタンを押すと休止
ラツチモードが解除されて獲得モードに遷移す
る。バンド番号63を検知すると再生モードから
終了モードに入る。
第11図はマイクロプロセツサにより実行され
るプログラムのフローチヤートを示す。マイクロ
プロセツサのハードウエアは1つの遮断線路とプ
ログラミング可能のタイマとを含んでいる。この
装置に適する市販のマイクロプロセツサはフエア
チヤイルド半導体(Fairchild Semiconductor)
の型式F8である。
マイクロプロセツサはタイマを用いて情報緩衝
器がデータを探索する時間でウインドを制御す
る。この「データウインド」の幅は水平線約12本
分でほぼ期待データを中心とする。データが発見
されないときはタイマが1フイールド時間に対す
る内部プログラム同期を維持する。
マイクロプロセツサの中断は導線75(第4
図)の状態信号に結合される。中断は装置がデー
タの走査を続けているとき獲得モードにおいての
み可能で、デジタル通報を受けたときプログラム
が中断される。中断サービスルーチン(図示せ
ず)は誤差コード点検により有効性が示されると
中断標識(フラツグ)を設定する。然る後再生モ
ードにおいてプログラミング可能のタイマを用い
て次のデジタル通報の予想到着時刻を表示する。
スイツチ入力(装填、走査、休止)はスイツチ
のバウンス(bounce、はね返り)によつて不都
合なプレーヤ応答を生じないように調節されてい
る。マイクロプロセツサプログラムにはスイツチ
入力のバウンス除去用論理が含まれており、メモ
リに無バウンススイツチ値が記憶され、スイツチ
ごとに各別の無バウンス数が維持されている。無
バウンス点検154にはスイツチをサンプリング
して記憶スイツチ値と比較する。両方のデータが
等しければそのスイツチに対する無バウンス数を
0にセツトする。スイツチ状態はできるだけ頻繁
にサンプリングし、各フイールドごとに(NTSC
方式ではそれぞれ16ミリ秒)すべての無バウンス
数を無条件に引上げ、その結果無バウンス数が2
またはそれ以上になれば、記憶データが新しい
(バウンス除去)値に更新される。以後この新し
いスイツチ状態によつて動作する。
電源を入れた後最初のプログラム段階(第11
図)は全プログラムの開始150である。タイマ
は1ビデオフイールドを計時するようにセツト
し、モードを「装填」にセツトする。
次段152は第10図に示す状態遷移論理の遂
行のプログラムである。普通このとき無バウンス
数が引上げられ、新しいスイツチ状態が完全に無
バウンスかどうか試験される。
モード選択論理152の後、プログラムは一定
のループ153に入り、(1)要すれば無バウンス数
を0にセツトするスイツチをサンプリングし(1
54)、(2)タイマが設定時間に近いかどうか点検
し(155)、(3)中断標識がセツトされているか
どうか点検する(156)。
中断標識がセツトされておれば(156)、プ
ログラムはデータを情報緩衝器から転送し(15
7a)、タイマを新しいフイールド時間にセツト
する(157b)。中断サービスルーチンにより
中断標識がセツトされると、タイマの内容は経済
的に救われる。ここでプログラムは予め蓄積され
たタイマの内容を用いて次のデジタル通報が生ず
る大体の時刻を予測する補正値でタイマをセツト
する(157b)。前述のようにデータが獲得モ
ードにおける最初の「読取り良好」を表わして
も、「読取り不良」数を13にセツトする(157
c)。
中断標識がセツトされなければタイマが設定時
間に近付くから、プログラムは枝分れ155す
る。装置が「再生」モード159になければ、タ
イマを他のフイールド期間にセツトする(15
8)。装置が「再生」モードにあれば、多数の緊
急作業が実行160される。期待データより水平
線約6本前に(第1図および第8図の導線71の
制御信号を論理「1」にセツトすることにより)
データウインドが開かれる(160d)。前述の
ように受信したデータが読取られて点検される。
データ受信後またはデータが受信されないときは
データウインドが閉じられる。デジタル通報の実
際の到着時刻を表わすタイマの内容はタイマを再
セツトする(160b)ための補正因子として用
いられる。従つてタイマは今のデジタル通報の実
際の到着時刻をもとにして予測た次のデジタル通
報の到着時刻を掩つて次のデータウインドを心出
しするようにセツトされる。
期待フイールド番号が更新(160c)され、
バンド番号が再生の始め(バンド0と終り(バン
ド63)について点検され、「読取り不良」に対
して「読取り不良」数が増分される。(160
g)。プログラム表示材料中のフイールドデータ
が有効のときは時間が算定表示される(160
f)。有効フイールドデータが蓄針が後方に飛ん
だことを示せば、蓄針蹴上げ手段が作動(160
e)されて、「獲得」モードに入る。また「読取
り不良」数が15に達すると、直接「獲得」モード
に入る。緊急業務160に利用される時間中スイ
ツチ無弾み点検ルーチンが周期的に反復され、ス
イツチはできるだけ頻繁に試験されるようになつ
ている。プログラムは無条件にモード選択論理1
52を介して一定ループ153に戻り、タイマ試
験155または中断点検156を待ち、次のデジ
タル通報の到着を表示する。
タイマはこれを直接プログラム指令により装荷
することによつてセツトされるが、一連の指令を
用いるよりタイマのタイムアウト条件に対応する
メモリの位置(マーク)を設定することによりセ
ツトするのが最良である。然る後タイマを自由に
作動させる。タイムアウト、あるいはタイムアウ
トへの接近はメモリ中のマークとタイマの内容を
比較することにより検知される。次の所要タイム
アウト条件は次の所要時間長を前のタイマ内容に
加え、その結果をメモリに記憶することによりセ
ツトされる。タイマはこのようにして有効データ
が受信されるたびに、またはデータウインド内に
データが受入れられなければ、次のタイムアウト
条件に対応してメモリ内に新しいマークを設定す
ることにより「セツト」される。
上述の装置に用いられたマイクロプロセツサの
プログラミング可能のタイマは、プログラムによ
つて1.53MHzの入力クロツク信号を200で分周す
るようになつている。従つてこのタイマは1.53M
Hzのクロツクパルス200個ごとに1つの計数す
る。従つて1垂直フイールド(NTSC方式で1/
60秒)はタイマの計数で約128となる。代りに
1.53MHzクロツクの他の分周波で計数するタイマ
を用いることもできるし、またビデオ信号とは無
関係のタイミング信号源を用いることもできる。
データウインドはタイミング誤差源数個を考慮
して充分広く作られている。タイマの分解度の限
界による不正確さは最下位ビツト1個に等しく、
水平線2本に相当する。タイマの128計数が正し
く1垂直フイールドではないため、累積されたド
リフト誤差は有効通報が見出されない連続16フイ
ールド後の線1本より若干小さい。1.53MHzの色
副搬送波クロツクは線周波の1/2の奇数倍であ
るから、色副搬送波クロツクの対応倍数を計数す
るタイマのドリフト率は0になる。ここで述べる
装置では、データの到着時刻決定におけるプログ
ラムの不正確さは約97マイクロ秒で、線約1.5本
に相当する。最後に、フイールドが交互に入り組
んでいるため、あるデジタル通報から次のそれま
での時間はそのフイールドが奇数フイールドか偶
数フイールドかに依つて線262本または263本にな
る。このプログラムは奇数または偶数のフイール
ドのトラツクを確保することができたが、線を1
本付加することによりデータウインドを少し拡げ
る方が簡単である。上述の因子を組合せると、期
待データの開始前後にタイマの3計数(約線6
本)だけ拡がるデータウインドが最悪のタイミン
グ条件を考慮すれば適当である。
前述のようにフイールド番号情報は溝詰まりの
検知に使用し得る。新しいフイールド番号(扇形
および範囲の点検後)が期待フイールド番号より
小さければ、蓄針は後方に飛んで前に通つた回旋
のトラツキングを反復している。すなわち溝詰り
に遭遇している。また新しいフイールド番号が期
待フイールド番号より大きければ、蓄針は前方に
すなわちレコードの中心に向つて飛んでいる。こ
の場合飛ばした溝を無視すると、新フイールド番
号の方が大きければ(ただし扇形および範囲の点
検には合格している)、期待フイールドが新フイ
ールドとして更新されるが、ビデオデイスクを用
い多くの水平線上にデジタル情報を記録するよう
な他の場合には、飛ばした溝も検知補正する必要
がある。しかし今の場合は蓄針が期待トラツクに
戻るまで蓄針「蹴上げ器」の動作によつて溝詰り
が補正される。事実蓄針は溝詰りの欠陥を乗り越
えて前進する。
さらに一般的に言えば、上記説明に従つてフイ
ールド番号情報を使用することは一般のトラツキ
ング誤差を検知する正確な手段を持つことにな
る。渦線状または円形のトラツクを持つビデオデ
イスク方式は光学的無溝方式を含めてすべて、欠
陥や汚染物によるトラツキング誤差が常に起り得
る。この発明の方式はビデオデイスクプレーヤの
このようなトラツキング誤差を検知補正する手段
を与える。積極的なトラツキングのためにピツク
アツプをプログラム材料中を前後に動かす2方向
蹴上げ手段が設けられているため、トラツキング
誤差が検知されると、飛び越しのときも溝詰りの
ときも、そのトラツキング誤差を補正するような
方向にピツクアツプが動かされる。トラツキング
誤差補正には普通のピツクアツプサーボを用いる
こともできるが、別の蹴上げ器すなわちピツクア
ツプ位置修正手段が好ましい。普通のサーボは一
般に渦線状信号トラツクの安定なトラツキングに
用いられるもので、急激なトラツキング誤差に応
動する適正な特性を持たないことがある。これに
対して別の蹴上げ器はトラツキング誤差修正に要
する高速応答性を持つように特別に調製すること
ができる。上述の装置への使用に適する蹴上げ器
の1例は1979年5月15日付米国特許願第39358号
明細書に記載されている。
制御用算法はいくつか可能である。ピツクアツ
プ装置は検知されたトラツキング誤差の大きさに
比例する蓄針運動を生成することにより直接正し
いトラツクに戻すこともでき、また検知されたト
ラツキング誤差の大きさに比例する数の一連のパ
ルスに応じて蹴上げ器を動作させ、期待トラツク
に蓄針が戻るまでパルス当り所定数のトラツクず
つピツクアツプを移動させることもできる。場合
によつては(例えばビデオデイスク媒体に蓄積さ
れているデジタルデータを回復する場合)、ピツ
クアツプを期待トラツクに戻すより出発点に戻し
て読取りのやり直しをするのが望ましいこともあ
る。何れの場合も、蹴上げ器や適当な制御用論理
を用いることにより、ビデオデイスクに許容し難
いトラツキング誤差を起させる欠陥や汚染物が存
在しても、良好なトラツキングが得られる。
デジタルトラツキング誤差補正方式では、雑音
信号によつてピツクアツプが不必要に前進後退さ
せられないように、検知されないデータ誤差に対
する安全策が特に重要であるが、この発明のデー
タ方式ではこの検知されない読取り誤差の確率が
無視可能程度に小さい。
順序不同のフイールド番号を有し、従つて蓄針
蹴上げ器を作動させる有効通報としてこのデータ
系にランダムをデジタル入力が生ずる確率は粗い
近似で評定することができる。良好な開始コード
のランダムな確率は1/213で、良好な誤差コー
ドのランダムな確率も1/213である。良好なフ
イールド番号のランダムな確率は次のように計算
される。フイールド番号は18ビツトを有する。問
題の方式のデイスクには8個の扇形があるから、
各フイールド番号の最下位3ビツトは扇形の番号
を示し、これは期待扇形番号に一致する必要があ
る。残りの15ビツトは溝番号を表わすもので、許
容範囲(±63本)内で変化し得る。従つてランダ
ムなフイールド番号218の中で126だけが扇形お
よび範囲の点検に合格する。すべての安全策を組
合せると検知されない誤差の確率は126/244とな
る。
上述の算定は真にランダムな入力の仮定に基い
ていて、検知されない誤差の確率をさらに減ずる
いくつかの因子は考慮していない。
例えばビデオデイスクのトラツクには間違つた
ビツトが互いに隣接するバースト雑音が他の形式
の雑音より生じ易い。前述のように、選ばれた特
別の誤差コードが13ビツトまでの単純バースト誤
差の全部とそれより長いバースト誤差の相当部分
を検知する。また前述のように誤差点検コード
(コセツトコード)に対する0でない剰余の選択
によつて検知されない誤差の確率はさらに減少す
る。その上選ばれた特別の開始コードすなわちバ
ーカコードは雑音によつて開始コードの検知の誤
りが生ずる確率を減少させる。
上述のデータ方式は、ビデオデイスク方式に応
用すると、検知されない誤差の割合が比較的低く
なり、不必要な蓄針の運動を生ずる間違つた警報
信号が著しく減少する。上述の方式によつて与え
られるデータの安全策によつて、適正動作のため
の記録デジタルデータに依存するプログラム再生
時間等の多くのプレーヤ機能の安定度が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は奇偶両フイールド間に垂直帰線期間を
含むテレビジヨン信号を示す図、第2図は上述の
記録法に用いられるデジタルデータフオーマツト
を示す図、第3図はビデオデイスク符号器のブロ
ツク図、第4図はビデオデイスクプレーヤのブロ
ツク図、第5図は第3図のビデオデイスク符号器
の細部を示すブロツク図、第6図は第4図のビデ
オデイスクプレーヤ用の情報緩衝器の細部を示す
ブロツク図、第7図は第5図のビデオデイスク符
号器用の情報ビツトから誤差点検コードを発生す
る手段の回路図、第8図は第4図のビデオデイス
クプレーヤ用の情報緩衝器の部分ブロツク回路
図、第9図は第8図の情報緩衝器用の受像機制御
計数器の1実施例を示す回路図、第10図は第4
図のマイクロプロセツサ制御手段の状態遷移図、
第11図は第4図のマイクロプロセツサ制御手段
用のプログラム算法を示す工程図である。 10……計算手段、12……ピツクアツプ移動
手段、16……検知手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各回旋中に複数のフイールドを持つたビデオ
    信号を含む信号回旋トラツクを備え、上記複数の
    フイールドの各々は位置確認デジタル数を表わす
    信号成分を含み、そのデジタル数は所定の規則正
    しい順序で連続的に符号化されているレコードデ
    イスクを演奏するためのビデオデイスクプレーヤ
    であつて、記録された上記ビデオ信号を感知する
    信号ピツクアツプ手段と、トラツキング誤差を減
    少させる装置とを備え、 上記トラツキング誤差減少装置は、上記信号ピ
    ツクアツプ手段に結合されていて上記各回旋中に
    おける各フイールドに含まれた上記デジタル数を
    復号する検知手段と;該検知手段に結合されてい
    て、各フイールドの上記復号されたデジタル数に
    応答して、連続的に復号されたフイールドが上記
    規則正しい順序から逸脱したデジタル数を有する
    時に検知されたトラツキング誤差を表わす誤差表
    示信号を生成する計算手段と;上記誤差表示信号
    に応答して、上記信号ピツクアツプ手段を上記ビ
    デオ信号が記録されている他の信号トラツクへ上
    記検知されたトラツキング誤差の減少する方向に
    移動させる手段と;を有する、 ように構成されたビデオデイスクプレーヤ。
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