JPS59117762A - デイスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンパクトディスクなどのデジタルオーディオ
ディスク再生装置に係り、特にディスクの傷等で、再生
が大きく乱れるのを防止するようにしたディスク再生装
置に関する。

光学ピックアップを用いた光ディスクの再生の場合、ト
ラックに常にレーザ光の焦点が結ばれて、このトラック
をトレースするようにサーボしている。この時、大きな
厘埃や傷が光ディスクにあると、トラックのサーボが、
一時とぎれ、光学ピックアップが他のトラックに飛び移
ることがあり。

再生音が急に飛んだり、場合によってはピックアップが
、先のトラックへ全く進まなくなってしまう欠点があっ
た。

本発明は、上記欠点に鑑みなされたもので、ミストラッ
クサーボをおこした事を検出し、再生ピックアップを、
自動的に本来のトラックにもどすようにし、連続的に再
生して行くようにして、ミストラックサーボに基づくト
ラックサーボ補正装置を有するディスク再生装置を、提
供することを目的とするものである。

本発明の上述した目的は、記録されたトラックに連続的
に記録された順次アドレス情報が連続しないことを検出
し、このずれ量によって所定トラックへ再生ピックアッ
プを移動させることによって、この再生ピックアップを
もとの連続すべきトラックに戻すことにより、達成され
る。

以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。

第１図は、本発明によるディスク再生装置の一実施例の
系統を示すブロック図である。この例では、図示せずも
、ディスクより再生ピックアップにより再生された再生
信号は、入力端子（Ａ）を介して、データ分離回路（１
）に供給される。データ分離回路（１）は、供給された
再生信号中のタイムコード信号等からなる時間アドレス
信号を読みとり、Ｃ１（、Ｃ（周期冗長検査）等により
、このアドレス信号が正しいアドレス信号であれば、出
力（Ｌｌ）を発生する。データ分離回路（１）よりの出
力（Ｌｌ）は、ゲート回路（Ｇ１）の一方の入力端子に
入力される。ゲート回路（Ｇｌ）からのロードパルス（
Ｌ２）を、カラ／り回路（２）に供給し、データ分離回
路（１）よりそれに供給されている分離データ、即ち、
アドレス情報（Ｄ）をロードする。一方１発振回路（３
）は、通常再生の場合のアドレス信号の周期と等しい周
期の出力を発生し、これを、カウンタ回路（２）へ入力
し。

このカウンタ回路（２）をアンプカウントさせる。通常
は、ロードパルス（Ｌ２）によるデータと、発振回路（
３）の出力との周期は等しいため、カウンタ回路（２）
は、１力ウント程度のずれで、直ぐに、入力データと等
しくなるように修正される。このため。

再生途中に、小さなドロップアウトがあって、アドレス
信号が欠落していても、カウンタ回路（２）は、自動的
にカウントアツプし、正しいアドレスが来たときに、再
びそちらのデータをロードする。このカウンタ回路（２
）のカウント出力と、データ分離回路（１）よりの分離
データ（Ｄ）（入力アドレスデータを正しく読みとった
クロック時点の）とを、引算回路（４）に力口えて、こ
れにより１両入力の差分な取り出す。この差分は、先に
説明したように、小さな値で、１力ウント程度の誤差と
なる。

今、第２図に示すようなディスク上のトラックを、再生
ピックアップで走査する際に、トラックの途中にドロッ
プアウト成分（Ｄｏｕｔ）があると、トラックサーボが
乱れて、再生ピックアップの走査は、他のトラックに飛
ぶことになる。即ち、今、再生ピックテップが、第２図
の右端のトラック（Ｔ１）をその上方から下方へ走査し
ているとすれば、カウンタ回路（２）には、始めのうち
は、例えばアドレスが１．２．３と正しくロードされる
。ところが。

アドレス３の後に、ドロップアウト（Ｄｏｕｔ）が在る
ので、再生ピックアップは、第２図に矢印で示すように
、第３番目のトラック（Ｔ３）へ飛んで、アドレスは、
１００　、１０１　、１０２となる。この時は、データ
分離回路（１）よりのロードパルス（Ｌ２）は無くなる
が、発振回路（３）よりのパルスかあるので、これによ
って、カウンタ回路（２）は、カウントを、４゜５．６
とカウントアツプする。従って、再生ピックアップは、
飛ばされたトラック（Ｔ１）のスポットを、再びアドレ
ス１０より順次再生し始める。

ここで１本発明に於ては、第１図に示す如く、比較回路
（７）をもうけ、これに、引算回路（４）の出力を入力
し、この出力が所定の値以下の時のみ、比較回路（７）
が出力を出すようにし、この出力をゲート回路（Ｇ］）
の他方の入力端子に供給し、これにより、ロードパルス
（Ｌ２）を、ゲート回路（Ｇ１）でゲートするようにな
している。このように、１ラツクが飛ばされた場合には
、引算回路（４）の出力は、非常に大きくなり、ゲート
回路（Ｇ１）はひらかない。一方、比較回路（７）の出
力を、イノバー２回路（ＩＮＶ）で反転した信号とパル
ス（Ｌｌ）とを、ゲート回路（Ｇ２）でケートすると、
上述と逆に、カウンタ回路（２）のカウント値が大巾に
ずれた時のみ、パルス出力（Ｐ）がゲート回路（Ｇ２）
より発生し、これによって、トラック飛びが起きたこと
を検出できる。

コンパクトディスク等では、再生されるディスクの半径
位置によらす、ディスクの回転の線速度が一定になるよ
うになされている。このため、トラックが成るアドレス
に飛んたことかわかっても。

それが何番目のトラックに相当するか、直ぐには判断で
きない。しかし、ディスクのトラックピッチ及び線速度
が規定されているため、再生された時間アドレス情報に
よって、ディスクのその場所の１回転のアドレス量は、
あらかじめ決定されている。このため、本発明では、こ
のアドレス値をＲＯＭ　（５）にあらかじめ入れておき
、再生されたアドレスに対応した１回転のアドレス数を
、このＲＯＭ（５）から読み出す。ＲＯＭ　（５］から
の読み出し出力で、先の引算回路（４）よりの引算出力
を１割算回路（６）で削ることにより、アドレスに飛び
か生じたトラツりがディスクの何回転に相当したかが判
り、これが、割算回路（６）より出力される。割算回路
（６）よりのこの出力を、方向とパルス列に変換し、こ
れを、ゲート回路（Ｇ２）よりのパルス（Ｐ）があった
時のみ出力を発生する判断回路（８）に供給し、これに
より。

ずれたトラックに対応したパルスを得、方向信号（Ｂ）
とパルス（Ｃ）を出力する。この回路（８）は、シフト
レジスタ等で容易に構成できるので、その説明を省略す
る。又、方向は、引算回路（４）の出力の極性に対応す
る。次に、判断回路（８）の出力を、サーボアンプ（９
）を介して、トラックの走査を行う再生ピックアップ住
（２）に供給して、これを元のトラックに戻す。尚、第
１図に於て、符号（ｄ）は、データ分離回路（１）とケ
ート回路（Ｇ１）の一方の入力端との間に挿入した遅延
回路で、途中の演算の遅れをカバーするに供する。

尚、第１図に示す各回路素子の出力の波形を、第３図の
Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ及びＥに夫々示す。

初て、第２図に示す如きドロツブアラ）　（Ｄｏｕｔ）
の在るトラックを、再生ピックアップα〔が走査し、こ
れが、トラック（Ｔ１）からトラック（Ｔ３）へ飛んだ
場合、判断回路（８）が、パルス（Ｃ）として、ジャン
プパルスを２個発生し、これ等パルスをサーボアンプ（
９）に供給することにより、再生ピックアップＱ［が、
トラックを２個ジャンプし、第３番目のトラック（Ｔ３
）から元の第１番目のトラック（Ｔ１）に戻るようにな
す。従って、それ以降、再生ピックアップ（Ｉωは、正
しいアドレスを読み取るので。

引算回路（４）の出力がＯに近ずく。従って、ゲート回
路（Ｇ１）が開く元の状態にもどる。これにより。

アドレス３〜１０までが欠落した状態で信号は再生され
るので、再生ピックアップ（１０）が、ディスクのとん
でもない所を、突然再生し始めるような事はない。又、
再生ピックアップｔｔａがトラックを飛び越した後、正
しくもとのトラックにもどるまでの間、音声出力等をミ
ュートしておけば、この間は、通常、数１０ｍ５位であ
るから、重大な再生誤りとはならない。又、再生ピック
アップｕＯ）のトラックミスが、既に再生ずみのトラッ
クの方向であっても、同様に、再生ピックアップ［０）
の復帰ができて、再生ピックアップα０）がディスクの
一定の場所をくりかえし再生するようなこともなくなる
。

通常、コンパクトディスクの再生装置では、ランダムア
クセスか可能であるため、これを利用した本発明の他の
実施例を、その系統的ブロック図である第４図を参照し
て説明する。

この第４図に示す例も、第１図に示した例と同様、入力
信号を端子（Ａ′）を介してデータ分離回路（１′）に
供給し、″その出力を、カウンタ回路（２′）に。

ゲート回路（Ｇ）よりのロードパルスでロードする。

又、発振回路（３′）の発振出力を、アップパルスとし
てカウンタ回路（２′）に供給する。カウンタ回路（２
ｒ）の出力及びデータ分離回路（１′）の出力が供給さ
れる引算回路（４′）は、両者の差分が所定値以上の時
、即ち再生ピックアップがトラックを飛び越したミスト
ラック時に、出力を出す。この出力が供給される比較回
路（７′）は、従って、ミストラック出力を発生する。

比較回路（７′）よりのミストラック出力を、サーチ指
令パルス（ａ）として、ランダムアクセス回路（９′）
に供給すると共に、この時のカウンタ回路（２′）の指
令アドレスを、カウンタ出力（ｂ）として、ランダムア
クセス回路（９′）に与える。斯くして、ランダムアク
セス回路（９′）は、指令アドレスをサーチ（抄し）、
所定の出力を発生し、再生ピックアップ（１０’）を、
本来再生すべきトラックに移す。

尚、第４図の例のランダムアクセス回路（９′）は。

第１図の例のＲＯＭ　（５１等を含んでいるので、第４
図に示す本発明の例と、第１図に示す本発明の例との本
質に変りはないが、第４図に示す本発明の例は、従来の
装置に簡単な回路を追加することにより構成し得ると云
う利益がある。

尚、上述した本発明の例は、独立した回路ブロックより
成るとして説明したが、上述した回路ブロックをマイク
ロプロセッサ等で構成しても、同等のものが得られるこ
とは、言を待たない。

以上説明した如く１本発明によるディスク再生装置によ
れば、大きな傷等を有するディスクを再生しても、再生
音が、急に全（外れた位置から連続して得られたり、デ
ィスクの同じ位置を繰り返し再生したりすることは無（
、か＼る場合、再生音が単時間ミュート（消される）さ
れるだけで、ディスクを連続して再生し得て、従来の装
置によっては再生し得ないトラック迄再生し得ると云う
犬なる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるディスク再生装置の一例の系統的
ブロック図、第２図は再生されるべきディスクのトラッ
クを示す路線図、第３図Ａ乃至Ｅは第１図の例の動作説
明に供する波形図、第４図は本発明の他の例を示す系統
的ブロック図である。 図に於て、　（１）、　（１’）はデータ分離回路、（
２１，（２’）はカウンタ回路、　＋３１．　（３’）
は発振回路、（４）、　（４’）は引算回路、（５）は
几ＯＭ、（６）は割算回路、＋７１．（７’）は比較回
路、（８）は判断回路、（９）はサーボアンプ。 （９′）はランダムアクセス回路、（１０）、　（１０
’）は再生ピックアップ、（Ｇ１）　＋　（Ｇ２）　＋
　（Ｇ）はケート回路、　　（ｄ）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録されたトラックに連続的に記録された順次アドレス
   情報が連続しない事を検出し、このずれ量によって、所
   定トラックへ再生ピックアップを移動させることによっ
   て、該再生ピックアップをもとの連続すべきトラックに
   戻すようになしたことを特徴とするディスク再生装置。