JPS59203267A - 再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は再生装置に係わり、特にデジタルオーデオディ
スク（以下、ＤＡＤと略称する）等のディスク再生装置
の再生スタート特性を向上させた再生装置に関する。

コンパクトディスク（以下、ＣＤと略称する）で代表さ
れるＤＡＤの再生装置は、ランダムアクセスを行うこと
が出来て、Ｄ八りの任意の位置を頭出し、この頭出し位
置からＤＡＤの再生を行うことが可址である。

一般に、放送局から、ＤＡＤの頭出しした位置に対応す
る曲目をオンエアしたり、編集してダビングを行う場合
には、再生装置な、ＤＡＤの所望の位置にピックアップ
系を一時停止させたスタンバイ状態として置き、スター
ト指令釦の押圧によって、ＤＡＤの再生開始を行なって
いる。

ＤＡＤ再生装置に於て、上唇ビシたピックアップ系を一
時停止させたスタンバイ状態では、ＤＡＤを回転状態に
した１＼、ピックアップ系のトラックサーボを行なって
、ＤＡＤの所望の位置に、１周づつトラックを戻して、
所望位置にピックアップ系を維持する様に成されている
。

このために、スタート釦が押圧され、ピックアップ系が
、ＤＡＤの所定の位置からその再生を開始する迄には、
スタート釦が押圧されたときの位置と、ＤＡＤの回転状
態とによっては、最大１回転の待ち時間を必要とし、こ
の待ち時間は一定しない。この待ち時間の値は、ＣＤの
場合、約０．３秒のバラツキを生じて、放送局からオン
エアをする場合等は、スタート釦を押圧してから曲目が
再生される迄の時間が、バラライてし１うと云う欠点を
生ずる。

本発明は、上記した欠点に鑑み成されたものであり、本
発明では、スタンバイ状態にあるＤＡＤ再生装置に於て
、スタート釦を押圧してスタート指令が入力された瞬間
、或は所定の一足時間、経過後は、音声信号が再生され
る様にしたＤ八り等の再生装置を提供することを目的と
するものである。

そして本発明によれば、上記した目的は、デジタル情報
を記録したディスクから情報を再生する再生装置に於て
、該再生装置のスタンバイ状態で頭出し位置等の所定位
置から上記ディスクの１回転分相当の比較的小容量のデ
ータをメモリする記憶手段を有し、上記ディスクのスタ
ート指令と共に上記記憶回路からのデータを出力すると
共に再生データの結合点のデータと上記記憶回路の出力
とを照合して、照合が一致した時点で上記記憶回路より
の出力データに上記再生データを結合する再生装置を提
供することで達成さ４．る。

以下１２本発明の一実施例を、図面について詳記する。

第１図は本発明の一例の系統図を示すものである。同図
に於て、（１）はＣＤ等のディスクで、これは、駆動モ
ータ（Ｉａ）によって駆動されるターンテーブル（］ｂ
）Ｋ固定されて回転さｊ、る。光又はレーザピックアッ
プ（２）をディスク（１）の下側に配し、これよりのレ
ーザ光をディスク（１）に照射し、その反射光に基づい
て得たピックアップ（２１よりの再生信号を、増巾回路
（３）に加えて増巾し、増巾回路（３）からの出力、即
ちディスク（１）から取り出した再生信号データを、デ
ータ分離回路（４）に供給し、これ閲マって再生データ
（ＰＤ）とタイムコード等のアドレス情報（ＡＤ）とを
分離し、これ等再生データ（ＰＤ）とアドレス情報（Ａ
’Ｄ）とを、デコーダ回路（５１並に制御回路（７）に
夫々入力する。

データ分離回路（４）よりの再生データ（１’Ｄ）は、
インターリーブや誤り訂正するための訂正信号な含んで
いるが、ディスク（１）の回転変動によるジッタ成分も
含んでいる。この再生データ（ＰＤ）を、デコーダ回路
（５）で、正しいサンプルデータの７１１に、誤り訂正
等を高精度で行なっているため、デコーダ回路（５）よ
りの出力（ＰＤｌ　）　、　（ＰＤ２）は、殆んどジッ
タ成分を含んでいない。このデコーダ回路（５）の出力
を、記憶回路（６）に与え、記憶回路（６）の出方を、
デジタル−アナログ変換回路（９）（以下Ｄ／Ａと略記
する）を通じて、アナログ変換し、アナログ出力を、出
力端子（ＴＩ　）に出力する。

制御回路（７）は、操作入力部（８）の操作に応じて、
駆動モータ（１ａ）及びピックアップ系（２）をサーボ
するサーボ回路ａＯ，デコーダ回路（５）及び記憶回路
（６）を制御し、所定の頭出し、並に記憶回路（６）に
メモリした先のデータに対する結合等を行なわせる。

上記構成の本発明による再生装置の動作を、第２図及び
第３図によって説明する。

第２図Ａ、Ｂ、Ｃ及びＤは、再生データ（ＰＤ）並にア
ドレス情報（ＡＤ）を示すもので、先づディスク（１，
１の例えば曲目の頭出し又はオンエア準備の為に、再生
データ（Ｐ　Ｌ’）　）から頭出し位置又は点（ａ）を
探し出して再生装置をスタンバイ状態（１時停止）と成
す。この時、データ分離回路（４）からの再生データ（
ＰＤ）はデコーダ回路（５）でデコードさｊる。従って
、ピックアップ系が頭出し点（ａ）からディスク（１）
のトラック上を先に進んで、スタンバイ中に、点（ａ）
迄再び引と戻される期間の再生データ、即ち第２図Ｎの
点（ａ）からそのアドレス信号又は情報（ＡＤ）に示す
（ｂ）迄の時間（１回転分以上）の再生データ（ＰＤ）
の誤り訂正等の成された第２図Ｂに示す再生データ（Ｐ
Ｄｌ）を、デコーダ回路（５）より記憶回路（６）にメ
モリさせる。

勿論、この状態では光ピツクアップ（２１は、データ分
離回路（４）からの頭出し位置（ａ）から（ｂ）迄のア
ドレス情報（ＡＤ）が与えらガている制御回路（７）を
通して、サーボ回路（Ｉｌｌｌにより側脚されているた
め、この光ピツクアップ（２）は、点又は位置（ｂ）を
過ぎたら位置（ａ）に戻るように、トラックジャンプす
る。

再生装置がこの状態の時、スタート指令が来ると、記憶
回路（６）がデータ（ＰＤＩ）を出力して、ディスク（
１）より再生された信号は、現在光ピツクアップ（２）
があるアドレス（ｉ　？＋＆　＋検出して（例えば第２
図の例では位置（ｂ））、第２図ＤＫ示す様（で連続し
た再生データとなる。

上記動作に於て、データ分離回路（４）から分離された
アドレス信号（ＡＤ）は、ジッタをバッファするバッフ
ァ回路を通っていないため１（、再生データ（ＰＤｌ）
に対し、第２図Ｎに示す様に、頭串し点（ａ）や、所定
アドレス点（ｂ）は、Ａｔで示すジッタを含んでいる。

この為に、再生データ（ＰＤｉ）と結合する所定のアド
レス点（ｂ）に対応するピックアップ系（２）の再生デ
ータは、Ａｔに相当する分だけづれている。従って、こ
の才＼再生データと記憶回路（６）にメモリしている再
生データ（ＰＤ、　）とを結合すると、数サンプル分の
データ位置がずれた状態となり、結合点で、曲目等の連
続性が失なわれて、クリック等が発生する。

そこで、本発明に於ては、予め記憶回路（６）建メモリ
した点（ａ）から点（ｂ）迄の再生データ（ＰＤｌ）の
最後のアドレス点（ｂ）より、ジッタが発生する可能性
のあるＡｔの時間より大きな時間を想足し、この想定時
間分の前から、第２図Ｃの点（Ｃ）に示す様に、ディス
ク（１）を再生する様に、制御回路（７）により再生を
制御して、ディスク（１１よりデータを再生する。一方
、記憶回路（６）にメモリーシたデータの最後のアドレ
スに対応するデータの点（ｂ）近くのデータ（ｄ）を取
り出し、こ４、と、デコーダ回路（５）からの新たな再
生データ（ＰＤ２）とを制御回路（７）に加えて、こ＼
で、メモリーしたデータと新たな再生データとの照合を
行なう。

この状態を第３図Ａ〜Ｄについて説明する。第３図Ａの
波形は、記憶回路（６）内にメモリされた再生データを
、アナログ再生信号（Ａｓ）に対応して示している。例
えは、記憶回路（６）にメモリさね、たデータの最後の
データ（Ｄ４）を取り出し、これと、第３図Ｂに示す新
たに再生された再生データ（ＰＤ２）の各ビットとを照
合する。

こ＼で、新たに再生された再生データ（ＰＤ２）のデー
タ（Ｄ４）と記憶回路（６）の再生データ（ＡＳ）のデ
ータ（Ｄ４）とが一致すガーば、この点を最後のアドレ
ス点（ｂ）とし、第３図Ｂに示す様に、新たに再生さ４
．た再生データ（ＰＤ２）のデータ（Ｄ５）を記憶回路
（６）のデータ（Ｄ４）のアドレス（Ａｔ６）の次のア
ドレス（Ａ１７）にメモリする。再生データ（ＰＤ２）
の続くデータ（Ｄ６）、（Ｄｙ）・・・は、順次記憶回
路（６）の続くアドレス（Ａｌｓ　）　、　（Ａ１９　
）・・・Ｋメそすされる。この様如、記憶回路（６）に
メモリされたデータは、アドレスにジッタを含んでいて
も記憶回路（６）から読み出されるデータを連続的に接
続することが圧米る。

上記した本発明の実施例では、記憶回路（６）にメモリ
した最後のデータ（Ｄ４）と、新たに再生した再生デー
タ（ＰＤ２）のデータ（Ｄ４）とを、その全ビットで照
合した場合について述べたが、更に精度を上げるには、
両者の２サンプル以上のデータ同志を照合してもよい。

更に、第３図りに示ｆ様に、最後のデータ（Ｄ４）だけ
を全ビット照合するのに代えて、データ（Ｄｌ）〜（Ｄ
４）の下位ピッ）　（ＬＳＢ）のみを照合してもよい。

又、上記の各照合の適当な組合せを考えることも容易で
ある。

この様に、記憶回路（６）に予めメモリされたデータを
、新たに入力されるデータと照合し、第３図Ｃの様に一
致信号（Ｉｓ）を得て、この−数点から再生データを継
ぎ、出力することによって、スタンバイ位置にある光ピ
ツクアップ＋２１に再生開始指令を与えることで、直ち
にデータが出力されて、不連続性のない再生データが得
られる。

上記したデータ（Ｄ４）同志の照合には、両データをエ
クスクル−シブオア回路に入れることで容易に照合が可
能である。

又、制御回路は、マイクロプロセッサ等によって、容易
に上記した制御を行うことが可能であるので、これらの
詳細な説明は省略する。

本発明は、紙上の如く構成し、且つ動作させたので、デ
ィスクの再生の編集や、頭出し後のオンエアに対し、有
効な再生装備な得ることが出来る特徴を有する。

【図面の簡単な説明】

第】図は本発明の再生装置の系統図、第２図Ａ〜Ｄは第
１図の動作の説明用波形図、第３図Ａ〜Ｄは第２図Ｃに
示す部分の動作説明用波形図である。 図中に於て、（１）はディスク、（２）は光ピツクアッ
プ、（３）は増巾器、（４）はデータ分離回路、（５）
はデコーダ回路、（６）は記憶回路、（７）は制御回路
、（８）は操作入力部、（９）はデジタル−アナログ変
換回路を夫々示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. デジタル情報を記録したディスクから情報を再生する再
   生装置に於て、該再生装置のスタンバイ状態で頭出し位
   置等の所定位置から上記ディスクの１回転分相当の比較
   的小容量のデータをメモリする記憶手段を有し、上記デ
   ィスクのスタート指令と共に上記記憶回路からのデータ
   を出力すると共に再生データの結合点のデータと上記記
   憶回路の出力とを照合して、照合が一致した時点で上記
   記憶回路よりの出力データに上記再生データを結合して
   なることを特徴とする再生装置。