JPS6254108B2 - - Google Patents

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JPS6254108B2
JPS6254108B2 JP52039103A JP3910377A JPS6254108B2 JP S6254108 B2 JPS6254108 B2 JP S6254108B2 JP 52039103 A JP52039103 A JP 52039103A JP 3910377 A JP3910377 A JP 3910377A JP S6254108 B2 JPS6254108 B2 JP S6254108B2
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JP
Japan
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parts
residue
plants
weight
growth
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JP52039103A
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JPS52131599A (en
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Puratsutsu Rorufu
Futsukusu Ueruneru
Riiberu Noruberuto
Raineru Zaameru Urufu
Yungu Yoohan
Byurutsueru Buruuno
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Publication date
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Publication of JPS6254108B2 publication Critical patent/JPS6254108B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/08Bridged systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D229/00Heterocyclic compounds containing rings of less than five members having two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規の価値ある多環式化合物、その製
造法、これ等化合物を含有する植物の生長に影響
を及ぼす剤に係る。 然るに一般式 〔式中 Aは残基−N=N−を意味し、 Cは残基−N=N−又は−NH−NH−又は−
NH−NCOOCH3−を意味し、 nは0又は1を意味し、且つ R1はフエニル残基を意味し、このフエニル残
基は、場合によつてはハロゲン、トリフルオルメ
チル、ニトロ又はメチルによつて単一又は二重置
換されており、さらにR1は、場合によつては塩
素置換されたベンジル残基又はベンズイソチアゾ
ール残基又はチアゾール残基又は1−フエニルピ
ラゾール残基を意味する。〕で示される多環式窒
素含有化合物は植物に対し強い生物学的作用を有
することが知られた。 R=CH3−及びC2H5−の意味を有する化合物
−を次の合成方法に依り製造することは公知
である:クワドリシクラン()をアゾジカルボ
ン酸エステル()と反応せしせて()を生ぜ
しめ、これを鹸化及び脱カルボキシル反応に依り
に変じ、且つを単離することなしにCuCl2
て酸化することに依りCu〓-錯体を経てアゾ化合
物に変ずる(JACS第91巻第5668頁、1969
年)。 化合物はの部分鹸化及び脱カルボキシル反
応に依り得られる。 本発明に依る有効物質は次のようにして製造さ
れる: 1 例1及び2及び所属の表中に記載されている
化合物の製造。化合物−と公知の方法に依
り合成されたアルキル−、アリール−、アルア
ルキル−、スルフオニル−、シリル−、スタン
ニル−又は複素環式アジド又はジアジドとの反
応(Houben−Weyl、第10/3巻第777頁)。 反応は不活性溶剤例えば石油エーテル、ベン
ゾール、キシロール、メチレンクロリド、クロ
ロフオルム、クロルベンゾール、エーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルフオ
ルムアミド又は溶剤混合物例えばジオキサン/
水中にて(この場合溶剤の選択は使用アジドの
溶解度に適合せしめられる)−20乃至180℃殊に
20−120℃の温度に於て行われる。反応生成物
は冷却に際し或は極性溶媒を使用する場合には
非極性溶媒の添加に依り反応溶液より沈澱し、
又は溶液の濃縮に依り得られる。 反応に際し△−1・2・3−トリアゾリン
−誘導体が生成し、これ等誘導体は若干の場合
には、例えばスルフオニルアジドの場合には又
はアジド基が強陰性置換基と共役するアジドの
場合には反応条件下にて既に窒素の分離に依り
エキソ−及び(又は)エンド−アジリジン−誘
導体に移行する。 シリルアジドのC=C−二重結合への附加は
N−シリル−△−1・2・3−トリアゾリン
−誘導体を生じ、これ等誘導体はエタノール/
リグロインにて処理する場合には相当するN−
H−△−1・2・3−トリアゾリン−化合物
を形成する。 2 例3及び4及び所属の表中に記載されている
化合物の製造。△−1・2・3−トリアゾリ
ン−化合物よりの相当するアジリジン−誘導体
への窒素の分離。 分離は前記の溶剤中にて90乃至140℃に加熱
する場合、又は酸性触媒の添加後20℃と80℃と
の間にて行われる。この場合触媒としては酸
(例えば硫酸、醋酸、トリフルオル醋酸)又は
酸基を備えた不溶性担体物質(例えばイオン交
換体)が使用されることができる。 3 例5及び所属の表中に記載されている化合物
の製造。 N−H−△−1・2・3−トリアゾリン−
或はN−H−アジリジン−誘導体とカルボン酸
−或はチオカルボン酸ハロゲニド、カルボン酸
アンヒドリド、クロル炭酸−或はチオクロル炭
酸エステル、フオスゲン、スルフオニルハロゲ
ニド、スルフエニルハロゲニド、アルキル−、
アルケニル−、アルキニル−又はアルアルキル
ハロゲニド、アルデヒド又はケトン、イソシア
ナート、芥子油、カルバモイル−或はチオカル
バモイルハロゲニドとの反応、この場合ハロゲ
ン化水素分離に依り、又はN−H−基のC=O
−或はC=N−二重結合への附加に依り相当す
るN−置換トリアゾリン−或はアジリジン−誘
導体が形成する。 反応は一般公知の規定に依り、不活性溶剤中
にて大抵塩基例えば第3級アミン、炭酸−或は
重炭酸アルカリ、ナトリウムメチラート又は水
酸化アルカリ等の存在に於て20−100℃に於て
行われる。 4 化合物或はと前項3に於て挙げられた物
質との反応は相当するN−置換或はN・N′−
ジ置換誘導体(例6)を生じ、次にこれ等誘導
体は更に前項1又は2に於て記載されたように
反応せしめられる(例2、4)。 5 クアドリシクランとアルキル−、アリール−
又はアルアルキル−アゾジカルボン酸ジエステ
ルとの反応は相当するN・N′−ジ置換誘導体
(例6)を生じ、次にこれ等誘導体は更に前項
1又は2に記載されたように反応せしめられる
(例2、4)。 これ等化合物は一般に前項1、2又は3に記
載された多くの方法に依り製造されることがで
きる。然し乍ら個々の例及び表が挙げられてい
るような方法は一般に夫自体可能の種々の方法
の最も有利な方法である。 有効物質の構造はNMR−、IR−、質量分光学
又は元素分析に依り証明された。 記載の熔融点は補正されていない。 例 1 化合物72部(重量部)及びp−クロル−フエ
ニルアジド92部を、ベンゾール240部中にて5時
間80℃にて加熱する。室温に冷却せる後、生成せ
る△−1・2・3−トリアゾリン−誘導体を吸
引濾別し、且つ石油エーテル50部にて洗滌する。 収率:148部(理論の90%) 熔融点:192−193℃(分解) 化合物12部及び2−ヒドロキシ−3−アジド
−5−クロル−ベンゾールスルフオン酸25部をジ
オキサン/水(4:1)500部中にて8時間80℃
にて加熱する。真空中にて25ミリバールに於て溶
剤を溜別せる後、残滓をベンゾール500部にて洗
滌する(浸漬する)。 収率:32部(理論の93%) 熔融点:135℃(分解) 化合物3部及びペルフルオルブチル−スルフ
オニルアジド8.1部を、ベンゾール15部中にて20
時間室温に於て撹拌する。50ミリバールに於てベ
ンゾールを溜別せる後、残滓を石油エーテル50部
にて浸漬する。 収率:9部(理論の86%) 熔融点:115℃(分解) 相当して次の化合物が製造された:
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 例 2 化合物24部及びp−ブロム−フエニルアジド
20部を、ベンゾール80部中にて5時間80℃にて加
熱する。室温に冷却せる後、反応生成物を吸引濾
別し且つ石油エーテル50部にて洗滌する。 収率:38部(理論の86%) 熔融点:217−218℃(分解) 化合物12部及びフエニルスルフオニルアジド
9部を、クロルベンゾール100部中にて6時間100
℃にて加熱する。25ミリバールに於て溶剤を溜別
せる後、残滓を石油エーテル100部にて浸漬す
る。 収率:18部(理論の97%) 熔融点:146℃(エタノール/リグロイン) R2、R3又はR2及びR3がHを意味するような化
合物は、その塩の形にて例えば鉱酸との塩として
例えばヒドロクロリドとして存在することもでき
る。 相当して次の化合物が製造された:
【表】
【表】
【表】 例 3 前記の△−1・2・3−トリアゾリン−誘導
体10部及びトリフルオル醋酸3部を、5時間メチ
レンクロリド150部中にて室温に於て撹拌する。
溶剤を溜別せる後、残滓をエーテル30部にて浸漬
する。 収率:8部(理論の88%) 熔融点:195℃(分解)(ベンゾール/リグロイ
ン) 前記の△−1・2・3−トリアゾリン−誘導
体4部をジオキサン20部中にて6時間100℃にて
加熱する。溶剤を溜別せる後、残滓を石油エーテ
ル10部にて浸漬する。 収率:3部(理論の85%) 熔融点:159℃(分解)(エーテル/石油エーテ
ル) 相当して次の化合物が製造された:
【表】
【表】 例 4 N−(p−ブロムフエニル)−△−1・2・3
−トリアゾリン−誘導体40部を、キシロール800
部中にて24時間140℃にて加熱する。溶剤を溜別
せる後、残滓を石油エーテル100部にて浸漬す
る。 収率:35部(理論の92%) 熔融点:170℃(分解)(ベンゾール/リグロイ
ン) 相当して次の化合物が製造された:
【表】
【表】 例 5 N−H−△−1・2・3−トリアゾリン−誘
導体10部及びナトリウムメチラート3部を、テト
ラヒドロフラン100部中にて1時間室温に於て撹
拌する。次にベンゾイルクロリド8.6部を滴加
し、且つ更に2時間撹拌する。沈澱せる沈澱を吸
引濾別せる後、溶剤を50ミリバールに於て溜別
し、且つ残滓をエーテル30部にて浸漬する。 収率:13部(理論の80%) 熔融点:177℃(分解) N−H−アジリジン−誘導体3部及びトリエチ
ルアミン3部をテトラヒドロフラン50部中に溶解
する。これに0−5℃に於て撹拌しつつベンゾー
ルスルフオクロリド3.9部を滴加する。沈澱せる
トリエチルアンモニウムクロリドを吸引濾別せる
後、溶剤を溜別する。残滓を水50部にて洗滌し且
つ乾燥する。 収率:5.4部(理論の88%) 熔融点:154℃(分解) 相当して次の化合物が製造された:
【表】
【表】 例 6 原料化合物の製造 化合物60部及びメタノール50部に、撹拌しつ
つ65℃に於て、KOH35部をメタノール60部中に
溶解せる溶液を滴加する。続いて反応混合物をな
お2時間65℃に於て撹拌する。次に溶剤を50ミリ
バールに於て溜別し、且つ残滓を数回エーテル全
体で1200部にて抽出する。エーテルを溜別する時
は、化合物38部(理論の85%、熔融点リグロイ
ンより94℃)が得られる。 化合物5部、p−クロル−ブロムアセトフエ
ノン7部及び炭酸ソーダ3部を、エーテル150部
中にて24時間34℃に於て撹拌する。無機塩を吸引
濾別せる後、溶剤を溜別し且つ残滓を石油エーテ
ル50部にて浸漬する。 収率:9.5部(理論の91%) 熔融点:111℃(ベンゾール/リグロイン) 化合物17部及びメチル芥子油8.7部をベンゾ
ール200部中にて5時間80℃にて加熱する。溶剤
を溜別せる後、残滓を石油エーテル100部にて浸
漬する。 収率:25部(理論の97%) 熔融点:116℃(エタノール/リグロイン) ベンゾール100部中に於けるクアドリシクラン
20部に、80℃に於てアゾジカルボン酸−ジ−イソ
プロピルエステル40.5部を滴加する。次に混合物
をなお24時間80℃にて加熱し、続いて溶剤を50ミ
リバールに於て排除する。 収率:油状物質58部(理論の98%) R2、R3又はR2及びR3がHを意味するような化
合物は、その塩の形にて例えば鉱酸との塩として
例えばヒドロクロリドとして存在することもでき
る。 相当して次の化合物が製造された:
【表】
【表】 例6中に及び表中に記載された化合物は、有効
物質−合成用の原料物質として使用された(例2
及び4中の表参照)。 新規の有効物質は植物に対し強い生物学的作用
を有し、即ち長さ生長を阻止するものとして、植
物内容物質の濃度を変化するものとして、同時に
有用植物を保護しつつ望ましからぬ植物を絶滅す
るものとして植物の生長に影響を及ぼす。 使用は例えば直接飛散可能の溶液、粉末、懸濁
又は分散液、乳濁液、油分散液、ペースト、振り
かけ剤、撒布剤、粒状体の形に於て飛散、噴霧、
振りかけ、撒布又は傾注に依り行われる。使用形
は完全に使用目的に適合せしめられる。 直接飛散可能の溶液、乳濁液、ペースト及び油
分散液を製造するために、中位乃至高位の沸点の
鉱油溜分例えば燈油又はデイーゼル油、更にコー
ルタール油等、並びに植物性又は動物性産出源の
油、脂肪族、環状及び芳香族炭化水素例えばベン
ゾール、トルオール、キシロール、パラフイン、
テトラヒドロナフタリン、アルキル置換ナフタリ
ン又はその誘導体、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール、クロロフオル
ム、四塩化炭素、シクロヘキサノール、シクロヘ
キサノン、クロルベンゾール、イソフオロン、強
極性溶剤例えばジメチルフオルムアミド、ジメチ
ルスルフオキシド、N−メチルピロリドン及び水
が使用される。 水性使用形は乳濁液濃縮物、ペースト又は湿潤
可能の粉末(噴射粉末)、油分散液より水の添加
により製造されることができる。乳濁液、ペース
ト又は油分散液を製造するためには、物質はその
まま又は油又は溶剤中に溶解して、湿潤剤、接着
剤、分散剤又は乳化剤に依り水中に均質に混合さ
れることができる。然かも有効物質、湿潤剤、接
着剤、分散剤又は乳化剤及び場合に依り溶剤又は
油より成れる濃縮物を製造することもでき、これ
は水にて稀釈するのに適する。 表面活性物質としては次のものが挙げられる:
リグニンスルフオン酸、ナフタリンスルフオン
酸、フエノールスルフオン酸のアルカリ塩、アル
カリ土類塩、アンモニウム塩、アルキルアリール
スルフオナート、アルキルスルフアート、アルキ
ルスルフオナート、ジブチルナフタリンスルフオ
ン酸のアルカリ塩及びアルカリ土類塩、ラウリル
エーテルスルフアート、脂肪アルコールスルフア
ート、脂肪酸アルカリ塩及びアルカリ土類塩、硫
酸化へキサデカノール、ヘプタデカノール、オク
タデカノールの塩、硫酸化脂肪アルコールグリコ
ールエーテルの塩、スルフオン化ナフタリン又は
ナフタリン誘導体とフオルムアルデヒドとの縮合
生成物、ナフタリン或はナフタリンスルフオン酸
とフエノール及びフオルムアルデヒドとの縮合生
成物、ポリオキシエチレン−オクチルフエノール
エーテル、エトキシル化イソオクチルフエノー
ル、−オクチルフエノール、−ノニルフエノール、
アルキルフエノールポリグリコールエーテル、ト
リブチルフエニルポリグリコールエーテル、アル
キルアリールポリエーテルアルコール、イソトリ
デシルアルコール、脂肪アルコールエチレンオキ
シド−縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、エトキシル化ポリ
オキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリ
コールエーテルアセタール、ソルビツトエステ
ル、リグニン、亜硫酸廃液及びメチル繊維素。 粉末、撒布剤及び振りかけ剤は有効物質と固状
担体物質とを混合又は一緒に磨砕することに依り
製造されることができる。 粉状体例えば被覆−、透浸−及び均質粉状体
は、有効物質を固状担体物質に結合することに依
り製造されることができる。固状担体物質は例え
ば鉱物土例えばシリカゲル、珪酸、珪酸ゲル、珪
酸塩、滑石、カオリン、アタクレー、石灰石、石
灰、白亜、膠塊粒土、石灰質黄色粘土、粘土、白
雲石、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウ
ム、酸化マグネシウム、磨砕合成樹脂、肥料例え
ば硫酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、硝酸ア
ンモニウム、尿素及び植物性生成物例えば穀物
粉、樹皮−、木材−及びクルミ殻粉、繊維素粉末
及び他の固状担体物質である。 成形物質は有効物質0.1乃至95重量%殊に0.5乃
至90重量%を含有する。 混合物又は個々の有効物質に対し種々のタイプ
の油、除草剤、殺菌剤、殺線虫剤、殺虫剤、殺細
菌剤、微量元素、肥料、泡止め剤(例えばシリコ
ーン)又は生長制御剤を混加することができる。 次に除草作用を有する組合せ化合物を一々挙げ
れば下記の通りである:
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 及びシラン、エチルヒドラジン)、オニウム化合
物(例えばトリメチルアンモニウム−、ヒドラゾ
ニウム−及びスルフオニウム塩、モルフオリニウ
ム−、ピペリジニウム−及びピリダジニウム化合
物)との組合せ或は混合物が有利であることもあ
る。更に他の生長を制御する物質、殊にトリフル
オルメチルスルフオンアミド−p−アセトトルイ
ジドの群よりの物質、マレイン酸ヒドラジド、ア
ブシツシン酸誘導体、アウクシン類似の作用を有
する塩素置換フエノキシ脂肪酸、並びに分裂組織
的組織部分に対し特殊作用を有する比較的高価の
アルコール及び脂肪酸エステルも関心がもたれ
る。 本発明に依る剤はその使用量に於て変動するこ
とができる。使用量は主として所望の効果の種類
に依り左右される。 使用量は一般に1ヘクタールにつき有効物質
0.1乃至15Kg又は夫以上殊に0.2乃至6Kgである。 本発明に依る剤は地上及び地下植物部分に対し
種々に影響を及ぼし、且つ普通の使用濃度に於て
僅少な温血動物毒性を有する。 新規の剤は植物発育の生理的過程に関与し、且
つ種々の目的に対し使用されることができる。こ
れ等有効物質の種々の作用は、主として種子又は
植物の発育期に関する使用の時点、並びに使用濃
度に依り左右される。 新規の剤にて植物的及び生殖的植物生長が影響
され、並びに相当する濃度に於ては発芽力も影響
される。 植物的発育の影響は、殊に生長高さの減少に存
し、これに依り多数の植物殊に穀物に於て、高め
られた安定性及び所謂“倒状”への減少された傾
向が惹起される。同時に分けつが改善され、この
ことは各面積単位当りの穂を担持する茎の数を高
める。 芝草類に於ては減少された生長高さは、より密
生せる、より抵抗性の柱頭に於て及び殊に多くの
刈取りの節約に於て効果を発揮する。後者は観賞
芝生に対し、然かも道路沿いの芝地に対し、及び
庭園に於て大なる作業経済的利点を有する。その
上生長高さ減少に平行して葉緑素含有量の増加が
起り、このために処理された芝地、然かも他の存
在植物も著しく濃い緑色を帯びる。 植物的生長の影響は、多数の植物例えば木綿及
び大豆に於て花−及び果実萠芽の著しい増加を招
来する。 根生長が本発明に依る物質に依る物質にて処理
することに依り増進されると言う驚くべき現象は
特に強調されなければならない。このことは、処
理された植物に依る合理的水−及び栄養素利用を
招来する;この場合乾燥抵抗のみならず、寒冷抵
抗(凍結抵抗)も高められる。 果物−及び観賞植物栽培に於ける、並びに休閑
地に於ける並びに飛行場及び演習場に於ける適切
な植物生長作用を含めて自然土地栽培に於ける使
用可能性も広汎且つ豊富である。 開花−及び成熟過程の作用に於て、並びに特殊
の栽培法の範囲に於て本発明に依る物質は同様に
効果的に使用される。 更に新規の剤は重要な植物内容物質例えば糖分
及びプロテインの濃化にもプラスの影響を及ぼす
ことができる。 作用の程度及び種類は種々のフアクターに依
り、殊に植物の発育期に関する適用時間及び使用
濃度に依り左右される。然かもこれ等のフアクタ
ーは植物の種類及び所望の効果に応じても異な
る。即ち例えば芝地は全生長期中処理される;花
の強さ及び数が高められなければならない観賞植
物は花壇の構成前に;その果実が使用或は利用さ
れる植物は収穫前相当する間隔に於て処理され
る。ここに記載された化合物類の種々の誘導体は
除草性質を有する。従てこれ等誘導体は望ましか
らぬ植物生長を除去及び抑制するのに適する。 例 7−10 穀物類、小麦、ライ麦、大麦及びカラス麦に於
ける作用 温室中に於て4種の穀物即ち小麦(“Opal”
種)、ライ麦(“Petkuser”種)、大麦(“Villa”
種)及びカラス麦(“Fla¨mingskrone”種)を直
径11.5cmの合成樹脂鉢中にて、栄養素が充分に供
給された粘土質砂土中に播種した。有効物質は
種々の使用量に於て土地上に又は葉上に供給され
た。土地処理の場合には、有効物質は播種の日に
土地表面上に吹きつけられ、葉処理は10cmの植物
の生長高さに於て普通の方法にて吹きつけに依り
行われた。18日間の生長期間中、処理された植物
は未処理の対照に比し明らかに僅少な長さ生長を
示し、このことは終極的長さ測定に依り確認され
ることができた。この場合各処理列から100本の
植物が測定された。合成樹脂製の透明な鉢を使用
することに依り、驚くべきことには、処理列中に
於て根の生長が増進されたことが確認されること
ができた。 比較のために公知の有効物質N−2−クロルエ
チル−N・N・N−トリメチルアンモニウムクロ
リド(CCC;独乙国特許公告公報第1294734号)
が使用された。 土地上及び葉上に供給された物質の作用は、次
の表中に記載された結果より明らかである:
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 例 11 穀物植物及び禾本科植物の長さ生長に対する影
響 次の表(A)及び(B)中に記載された化合物を、表中
に挙げられた栽培植物に於て次の方法に依り試験
した: 試験容器として内容1130cm3のプラスチツク鉢
(表A)又は内容170cm3のパラフイン処理された厚
紙コツプ(表B)が使用された。粘土質砂土を鉢
及びコツプ中に填充した。試験植物の種子は夫々
種類に依り分けられて平に播かれた。前発芽処理
(土地処理)が播種の直後、種子の発芽前に行わ
れた。表面に在る穀粒は有効物質と接触した。後
発芽処理(葉処理)は、試験植物が平均して且つ
種類の生長度に応じて6乃至10cmの生長高さに達
した時行われた。物質は稀釈剤としての水中に懸
濁、乳濁或は又溶解されて細分ノツズルに依り施
与された。容器は温室中に12乃至25℃の温度範囲
に於て配置された。試験期間中試験植物に規則正
しく潅注した。観察期間は6乃至8週間に及ん
だ。 結 果 表A及びBは植物の苗条発育に対する強い影響
に依て優れている化合物を示す。この場合は不利
な有害症状例えば萎黄病を起こすことなしに、地
上植物部分の望ましい生長制止に関する。処理さ
れた植物は通例その濃緑色の葉に基づき確実に目
立つた。
【表】
【表】
【表】
【表】 例 12 夏大麦に於ける茎長さ、茎数及び収穫に対する
作用 夏大麦に於て植物の成熟期に入るまで種々の物
質に依る処理の作用を把握するために、大容器中
にて容器試験を行なつた。植物は珪砂上にて栽培
された(施肥、3回の投与にて硝酸アンモニウム
としてのN2g、第2級燐酸ナトリウムとしての
P2O51g、硫酸カリウムとしてのK2O1.5g、硫酸
マグネシウムとしてのMgO0.5g、微量元素溶液
10ml及びFe−錯体としての鉄10mg)。有効物質は
35−40cmの植物高さに於て0.5Kg/ヘクタール及
び1.5Kg/ヘクタールの2つの使用量にて葉上に
供給された。対照に比して、処理された植物に於
ては10%までの短縮が確認され、この場合同時に
収穫は容易に高められることができた。この試験
よりの結果は後記の表中に集約されている(例12
に対する表参照)。 例 13 芝草類に対する作用 大容器中に於ける試験に於て、粘土の床上に次
の標準−混合物の芝草類の種子を播いた:ヌカボ
10%、シノスルス・クリスタツス(Cynosurus
cristatus)10%、オオウシノケグサ15%、ドク
ムギ35%及びナガハグサ30%、施肥は硝酸アンモ
ニウムとしてのN1.5g及び第2級燐酸カリウム
としてのP2O51gにて行われた。先行の2回の刈
取り後、有効物質は種々の使用量に於て4cmの生
長高さに於て普通の方法にて吹きつけられた。処
理後19日目に生長高さ及び乾燥物質含有量を測定
した。対照に比し、処理列よりの植物は極めて極
めて著しい短縮及び相当して減少された乾燥物質
収穫を以て反応した。更に本発明に依る物質の量
を増加して処理された試験に於て、強い暗緑色へ
の変色を観察することができた。次の結果を確認
することができた(例13に対する表参照)。比較
のために公知の有効物質マレイン酸ヒドラジド
(M:独乙国特許明細書815192号)を使用した。
【表】
【表】 例 14 芝草類に対する長時間作用 例13に於けると同一条件下にて更に他の試験を
芝草類にて行なつた。本発明に依る物質の長時間
作用を試験するために、生長は処理後3回の刈取
りを経て追求され、且つ個々の刈取り後の再生長
に際し、短縮効果のみならず乾燥物質の相当する
減少も確認された。次の表より試験された剤の良
好な持続作用を認めることができる(例14に対す
る表参照)。比較のために公知の有効物質3−ト
リフルメチル−スルフオンアミド−p−アセト−
トルイジドのジエタノールアミン塩が使用された
(S;Proc.Northeast.Weed Sci.29、403−408、
1975)。
【表】
【表】 例 15 個々の芝草類に於ける作用 例13に於けると同一条件下にて、中性の粘土質
砂土上に於て例13に於て使用された芝草混合物の
両構成要素である両芝草類オオウシノケグサ及び
ナガハグサ、を栽培した。有効物質に依る処理
後、3週間目に生長高さを測定した。次の表中に
記載されている結果は本発明に依る物質の短縮作
用を示し、この場合ナガハグサ種がオオウシノケ
グサ種よりも強く影響される(例15に対する表参
照)。
【表】 例 16 水耕法に於ける大豆に於ける作用 珪砂上に於て栽培された著しい大豆植物を4
容量の容器中にて水耕法に附し、且つ充分に培養
液及び微量元素を供給した。有効物質添加(0.25
mg/容器=0.06ppm;1.0mg/容器=0.25ppm、
2.5mg/容器=0.63ppm)は約22cmの植物高さに
於て行われた。植物は有効物質と持続接触状態に
留まつた。4週間の生長期間中に、処理された植
物は対照に比し強く減少された長さ生長を示し
た。根も又短縮され、その代りに多くのより強い
新芽が形成された。次の結果を確認することがで
きた(例16に対する表参照)。
【表】 例 17a−c 大豆、ソラ豆及びヒマワリに於ける作用 例16に於けると同一条件下にて大豆、ソラ豆及
びヒマワリに於ける作用を試験した。総てで3回
の栽培に於て、苗条及び根に於ける長さ生長の判
然たる短縮を生じた。次の記載より認め得るよう
に、苗条に於ては乾燥物質が短縮に相当して減少
されたのに反し、根に於ては濃度上昇と共に乾燥
物質の増加(殊に大豆に於て)を記録することが
できた(例17a−cに対する表参照)。
【表】
【表】
【表】 例 18 木綿に於ける作用 例16に於けると同一条件下にて、木綿植物を水
耕法にて栽培した。有効物質添加(1.25mg/容器
=0.3ppm及び5mg/容器=1.25ppm)は15−18
cmの植物高さに於て行われた。4週間の生長期間
中に、処理された植物の減少された長さ生長の外
に、なお対照植物に於ける及びCCCにて処理さ
れた植物列に於ける花萠芽は天然の時期に於て萎
縮し且つ離れ落ちたに反し、他の処理された植物
に於ては驚くほど多くの顕著な包葉が発育したこ
とが観察された。表中に記載された結果は夫々3
本の植物を有する3個の容器よりの平均値である
(例18に対する表参照)。
【表】
【表】 例 19 砂土上に於ける植物生長試験に於ける大豆に於
ける作用 植物生長試験に於て中性の粘土質砂土上に於て
Gieso種の大豆植物を栽培した。施肥は播種のた
めに硝酸アンモニウムとしてのN0.5g及び第2
級燐酸カリウムとしてのP2O51.0gにて行われ
た。有効物質は1ヘクタールにつき3及び6Kgの
使用量にて10−12cmの植物高さに於て土地上に供
給された。 4週間後、処理された植物は対照に比し著しく
減少された長さ生長を示し、且つ葉の変化された
位置角(低めること)に依り短かく逞しくなるよ
うに作用した。結果は次の表より認められること
ができる(例19に対する表参照)。比較のために
公知の有効物質2・3・5−トリヨード安息香酸
(T;米国特許明細第2978838号)を使用した。
【表】
【表】
【表】 例 20 甜菜に於ける作用 中性の粘土質砂土上に於て大容器中にて、
KAW poly種の甜菜を栽培した。硝酸アンモニウ
ムとしてのN1.5g及び第2級燐酸カリウムとし
てのP2O51gに依る施肥が播種のために行われ
た。処理は16−18cmの植物高さに於て0.5Kg/ヘ
クタール及び1Kg/ヘクタールの2つの使用量に
於て葉上に於て行われ、この場合夫々4個の容器
が1試験変形を形成した。収穫後、収穫高及びカ
ブラ中及び下部葉部分中の糖分を調査した。収穫
高及び糖分が処理に依り改善されたことが示され
ることができた(例20に対する表参照)。
【表】 例 21 露地に於ける甜菜の糖分に対する影響 実地に於て普通の甜菜畑に於て、畑条件下に於
ける糖生成に対するプラスの影響を表示するため
に、有効物質の施与は2つの小分割地に於て行わ
れた。栽培は“Kleinwanzleben KAW Poly”種
のサトウジシヤに関するものであつた。立地の土
壌は5.7のPHを有する有機物質1.5%を有する粘土
質砂土である。全鉱物性施肥は1ヘクタールにつ
きN400Kg、P2O5100Kg、K2O100Kgを包含してい
た。化学的雑草駆除のために、1ヘクタールにつ
き1−フエニル−4−アミノ−5−クロル−ピリ
ダゾン−(6)2.5Kgが役立ち、甜菜の発芽前に施さ
れた。アブラムシはジメトアート〔0・0−ジメ
チル−S−(N−メチルカルボニル−メチル)−フ
オスフオルジチオアート〕にて駆除された。播種
は1975年3月10日に行われた。甜菜の掘り取りは
比較的早く1975年9月29日に行われた。試験物質
の施与はトラクター上に据えつけられた細分ノツ
ズルを有する噴射装置に依り行われた。分配媒体
として役立つ水の量は1ヘクタールにつき780
であつた。処理は夫々別々の分割地に於て2つの
異なる期限にて行われた: 甜菜は5乃至7枚の本葉を発生した。 著しく発育した植物にて収穫する前5週間糖
分の測定は新しい甜菜体よりの試験に於て掘り
取り直後に行われた。 次の結果を確認することができた: 1 甜菜植物は生長期中全然マイナスの妨害を受
けなかつた。 2 糖収量は全体で早期掘り取りのために低かつ
た。然し乍ら糖分は試験物質に依り著しく改善
されることができた(表参照)。 甜菜に依る結果は、前記化合物類の代表的なも
のに依る処理のために望ましい植物性内容の増加
生産を指示する。
【表】 例 22 トマトに於ける作用 温室中に於て、直径11.5cmのガラスシヤーレ中
にて充分に栄養素が供給された泥炭栽培基質にて
トマトを栽培した。9−12cmの植物高さに於て、
有効物質を普通の方法にて葉上に吹きつけた。14
日間の生長期間中に、処理された植物は対照に比
し著しい短縮及びより濃い色を示した。
【表】
【表】 例 23 稲に於ける作用 例22に於けると同一条件下にて、温室中に於て
稲を栽培した。11−13cmの植物高さに於て、有効
物質を普通の方法にて葉上に吹きつけた。66日の
生長期間後植物を測定した。処理は対照に比し、
30%までの長さ生長の短縮を招来した(例23に対
する表参照)。
【表】 例 24 ヒマワリに於ける作用 例22に於けると同一条件下にてヒマワリを栽培
した。有効物質の添加は土地上に於てのみなら
ず、葉上に於ても行われた。両処理方法は対照に
比し著しい短縮を招来した(例24に対する表参
照)。
【表】 例 25 除草作用 後記の表1乃至3中に挙げられた新規の化合物
は、望ましからぬ植物生長を除去するための除草
作用を有することを実証した。これ等物質は次の
方法に依り試験された: 内容170cm3のパラフイン処理された厚紙コツプ
に粘土質砂土を填充し、且つ試験植物の種子を種
類に依て分けて播いた。 植物の種類は次の表中に挙げられている。
【表】 処理は第1群に於ては、播種の直後種子の発芽
前に行われた(前発芽処理=土地処理)。この場
合平に置かれ土壌にて完全には被覆されていない
種子は有効物質と接触した。第2群に於ては、植
物はその生長中に始めて処理され(後発芽処理=
葉処理)、然かも個々の種類の生長度及び生長形
に応じて2乃至8cmの生長高さに於て処理され
た。化合物の施与は細分ノツズル及び物質がその
中に懸濁又は乳濁された稀釈剤としての水に依り
行われた。有効物質使用量は表1乃至3より明ら
かである。試験期間中充分に潅注された。配置個
所は、温室中にて個々の種類の温度要求に応じて
12乃至25℃及び18乃至35℃の温度範囲にあつた。
観察期間は2乃至6週間の期間に及んだ。作用は
視覚にて目盛り0乃至100に依り試験された。こ
の場合0は損傷なしを意味し、100は植物が発芽
しないか又は完全に破滅されたことを意味する。 結果(表1、2、3) 1 望ましからぬ植物生長を予防し且つ抑制する
ための新規の化合物の除草作用は確証された。
この場合単子葉−又は双子葉類が前発芽法にて
又は後発芽法にて処理されても何等変る所がな
かつた。極めて種々の植物科の代表的なものが
把握された。 2 葉菜栽培植物は、表1乃至3中に挙げられた
化合物に依る土地−又は葉処理に際しては余り
抵抗性でないことが実証された。然し乍らこの
試験に於て記載された物質は、植物栽培に於て
有効物質が栽培植物の若い葉と直接接触しない
適用技術が使用される場合には、望ましからぬ
植物生長を除去し且つ抑制するのに適する。こ
のことは下葉吹きつけのような方法(後有向ス
プレー、道路わき処理)に於て、又は有効物質
の粒状化に際し全く可能である。同様に多年性
類に於てはその刈り取り後、又は生長休止に際
し使用が考慮される。更に他の使用分野は木化
する栽培植物例えば潅木漿化樹及び総ての種類
の立木中に於ける雑草駆除である。更に栽培植
物を顧慮することができない場所に於ける望ま
しからぬ植物生長を除去又は抑制することもで
きる。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 例 26 化合物1:90重量部をN−メチル−α−ピロリ
ドン10重量部と混合する時は、極めて小さい滴の
形にて使用するのに適する溶液が得られる。 例 27 化合物2:20重量部を、キシロール80重量部、
エチレンオキシド8乃至10モルをオレイン酸−N
−モノエタノールアミド1モルに附加せる附加生
成物10重量部、ドデシルベンゾールスルフオン酸
のカルシウム塩5重量部及びエチレンオキシド40
モルをヒマシ油1モルに附加せる附加生成物5重
量部より成れる混合物中に溶解する。この溶液を
水100000重量部中に注入し且つ細分布することに
より、有効物質0.02重量部%を含有する水性分散
液が得られる。 例 28 化合物1:20重量部を、シクロヘキサノン40重
量部、イソブタノール30重量部、エチレンオキシ
ド7モルをイソオクチルフエノール1モルに附加
せる附加生成物20重量部及びエチレンオキシド40
モルをヒマシ油1モルに附加せる附加生成物10重
量部より成れる混合物中に溶解する。この溶液を
水100000重量部中に注入し且つ細分布することに
依り、有効物質0.02重量%を含有する水性分散液
が得られる。 例 29 化合物1:20重量部を、シクロヘキサノール25
重量部、沸点210乃至280℃の鉱油溜分65重量部及
びエチレンオキシド40モルをヒマシ油1モルに附
加せる附加生成物10重量部より成れる混合物中に
溶解する。この溶液を水100000重量部中に注入し
且つ細分布することに依り、有効物質0.02重量%
を含有する水性分散液が得られる。 例 30 有効物質1:20重量部を、ジイソブチル−ナフ
タリン−α−スルフオン酸のナトリウム塩3重量
部、亜硫酸−廃液よりのリグニンスルフオン酸の
ナトリウム塩17重量部及び粉末状珪酸ゲル60重量
部と充分に混和し、且つハンマーミル中に於て磨
砕する。混合物を水20000重量部中に細分布する
ことに依り、有効物質0.1重量%を含有する噴射
液が得られる。 例 31 化合物2:3重量部を細粒状カオリン97重量部
と密に混和する。斯くして有効物質3重量%を含
有する噴霧剤が得られる。 例 32 化合物2:30重量部を粉末状硅酸ゲル92重量部
及びこの硅酸ゲルの表面上に吹きつけられたパラ
フイン油8重量部より成る混合物と密に混和す
る。斯くして良好な附着性を有する有効物質の製
剤が得られる。 例 33 有効物質1:40重量部をフエノールスルフオン
酸−尿素−フオルムアルデヒド−縮合物のナトリ
ウム塩10重量部、珪酸ゲル2重量部及び水48重量
部と密に混和する。安定な水性分散液が得られ
る。水100000重量部にて稀繹することに依り、有
効物質0.04重量%を含有する水性分散液が得られ
る。 例 34 有効物質1:20重量部をドデシルベンゾールス
ルフオン酸のカルシウム塩2重量部、脂肪アルコ
ール−ポリグリコールエーテル8重量部、フエノ
ールスルフオン酸−尿素−フオルムアルデヒド−
縮合物のナトリウム塩2重量部及びパラフイン系
鉱油68重量部と密に混和する。安定な油状分散液
が得られる。 例 35 例11に於けるような条件下にて、温室中にて更
に試験を行なつた。試験容器として使用されたプ
ラスチツク鉢は300cm3の内容を有した。好熱性試
験植物(トウダイグサ、ナンキンマメ、ギヨウギ
シバ)を試験したから、これ等試験植物は20乃至
30℃の熱範囲に保たれた。種子よりのギヨウギシ
バは、発芽後1回刈り取られ、且つ若い再発芽は
後発芽法に於て処理された。 結 果 この例の表1中に記載された本発明に依る化合
物に依る後発芽処理は、ナンキンマメ及びギヨウ
ギシバに於て栽培技術的意味に於て望ましい著し
い苗条生長の阻止を招来した。同一の結果は、例
えば表2中にてトウダイグサに於て表示されてい
るように、前発芽処理に於ても達成されることが
できる。特に注目に値することは、比較剤が一定
の植物類に対し極めて特別にのみ作用するに過ぎ
ない点である。これに反し本発明に依る化合物
は、比較的多数の植物類に於て使用されることが
できる。類似の作用は、新規の化合物にて大豆、
玉蜀黍及び他の植物類に於ても達成された。
【表】
【表】 例 36 2つの夏穀物類〔小麦(“Opal”種及び大麦
“及びUnion”種〕を、温室条件下にてガラスシ
ヤーレ中に於て、充分に栄養素が供給された泥炭
栽培基質中にて冬を中心とする半年中栽培した。 土壌処理(前発芽処理)のために、有効物質を
水性製剤として、穀物の播種の直後2つの使用量
に於て泥炭表面上に注加した。 葉処理は11cmの生長高さに於て穀物植物に有効
物質の水性製剤を各2つの使用量に於て吹きつけ
ることに依り行われた。 有効物質に依り惹起された生長高さの短縮は、
30日の生長期間後の試験終了に際し植物の長さを
測定に依り調査され、且つ未処理の植物の生長高
さに比較された。 この場合試験された物質の短縮作用が示される
ことができた。 一々の結果は次の表より認められることができ
る。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中 Aは残基−N=N−を意味し、 Cは残基−N=N−又はNH−NH−又はNH−
    NCOOCH3−を意味し、 nは0又は1を意味し、且つ R1はフエニル残基を意味し、このフエニル残
    基は、場合によつてはハロゲン、トリフルオルメ
    チル、ニトロ又はメチルによつて単一又は二重置
    換されており、さらにR1は、場合によつては塩
    素置換されたベンジル残基又はベンズイソチアゾ
    ール残基又はチアゾール残基又は1−フエニルピ
    ラゾール残基を意味する。〕で示される多環式窒
    素含有化合物。 2 式{5−(4−クロロフエニル)−3・4・
    5・9・10−ペンタアザ−テトラシクロ〔5・
    4・1・026・0811〕ドデカ−3・9−ジエ
    ン}で示される特許請求の範囲第1項に記載の多
    環式窒素含有化合物。 3 式{5−(4−フエニル)−3・4・5・9・
    10−ペンタアザ−テトラシクロ〔5・4・1・0
    26・0811〕ドデカ−3・9−ジエン}で示さ
    れる特許請求の範囲第1項に記載の多環式窒素含
    有化合物。 4 一般式 〔式中 Aは残基−N=N−を意味し、 Cは残基−N=N−又は−NH−NH−又は−
    NCOOCH3−を意味し、 nは0又は1を意味し、且つ R1はフエニル残基を意味し、このフエニル残
    基は、場合によつてはハロゲン、トリフルオルメ
    チル、ニトロ又はメチルによつて単一又は二重置
    換されており、さらにR1は、場合によつては塩
    素置換されたベンジル残基又はベンズイソチアゾ
    ール残基又はチアゾール残基又は1−フエニルピ
    ラゾール残基を意味する。〕で示される多環式窒
    素含有化合物を含有する植物の生長に影響を及ぼ
    す剤。
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