JPS625203Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS625203Y2 JPS625203Y2 JP1901383U JP1901383U JPS625203Y2 JP S625203 Y2 JPS625203 Y2 JP S625203Y2 JP 1901383 U JP1901383 U JP 1901383U JP 1901383 U JP1901383 U JP 1901383U JP S625203 Y2 JPS625203 Y2 JP S625203Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- fixed
- plate
- shelf
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004821 distillation Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は蒸留塔、反応塔、蒸発缶或は槽等の塔
槽類の内部に棚板等を有する棚段の取付構造に関
する。
槽類の内部に棚板等を有する棚段の取付構造に関
する。
従来技術
塔槽類、例えば蒸留塔の棚段は一般的に第1図
に示すように泡鐘などを取付けた棚板2、本体1
に固着された棚板2を保持するサポートリング
3、棚板2の中間部を支持しその撓みを防止する
サポート4、サポート4を取付けるサポートラグ
5等を含んでいる。
に示すように泡鐘などを取付けた棚板2、本体1
に固着された棚板2を保持するサポートリング
3、棚板2の中間部を支持しその撓みを防止する
サポート4、サポート4を取付けるサポートラグ
5等を含んでいる。
このような棚段において、従来の棚段取付構造
は第2〜3図に示す如く、サポートラグ5を直接
本体1およびサポートリング3に溶接し固着して
いた。このため蒸留操作時の気液流動による振
動、特に加熱流体を処理する場合に熱膨張による
ストレスが加わり、サポートラグ5の溶接固着部
S,S′に荷重が集中して本体1に割れが生じ易い
問題があつた。
は第2〜3図に示す如く、サポートラグ5を直接
本体1およびサポートリング3に溶接し固着して
いた。このため蒸留操作時の気液流動による振
動、特に加熱流体を処理する場合に熱膨張による
ストレスが加わり、サポートラグ5の溶接固着部
S,S′に荷重が集中して本体1に割れが生じ易い
問題があつた。
目 的
本考案はかかる問題を解決し棚段に生じる集中
荷重および振動を緩和しこれらによる本体への影
響を小さくすることを目的とするものである。こ
のために本考案は次のように構成される。
荷重および振動を緩和しこれらによる本体への影
響を小さくすることを目的とするものである。こ
のために本考案は次のように構成される。
構 成
内部に棚板等を有する塔槽類の棚段取付構造に
おいて、塔槽類の本体に当板を設けるとともに、
棚板等の支持用サポートを取付けるサポートラグ
の一端部にその両面側から弧状の曲板をサンドイ
ツチ状に挾んで固着し、該固着した両面側の曲板
をサポートラグが前記当板と接しない間隔を保つ
てこれに固着したことを特徴とするものである。
おいて、塔槽類の本体に当板を設けるとともに、
棚板等の支持用サポートを取付けるサポートラグ
の一端部にその両面側から弧状の曲板をサンドイ
ツチ状に挾んで固着し、該固着した両面側の曲板
をサポートラグが前記当板と接しない間隔を保つ
てこれに固着したことを特徴とするものである。
実施例
以下、本考案を図面に基いて説明する。第4図
と第5図は本考案の実施例を示す要部平面図と側
面図である。
と第5図は本考案の実施例を示す要部平面図と側
面図である。
図において、11は蒸留塔の本体で該本体11
には棚板12を保持するサポートリング13が固
着されている。15は板状又は枠状の棚板支持用
サポート14を保持するサポートラグで、該サポ
ートラグ15は本体1側の端部を両面から弧状の
曲板16,17によつてサンドイツチ状に挾まれ
る如く固着されており、これら曲板16,17が
本体1に設けられた当板18に固着されている。
そして曲板16,17に挾まれたサポートラグ1
5の本体側の端面は当板18と接しないように適
当な間隔を保つように取付けられている。この曲
板16,17の曲率半径はそれぞれ構造上および
強度上から本体1の内径の1/30〜1/100,1/100〜
1/300程度にするのが好ましい。
には棚板12を保持するサポートリング13が固
着されている。15は板状又は枠状の棚板支持用
サポート14を保持するサポートラグで、該サポ
ートラグ15は本体1側の端部を両面から弧状の
曲板16,17によつてサンドイツチ状に挾まれ
る如く固着されており、これら曲板16,17が
本体1に設けられた当板18に固着されている。
そして曲板16,17に挾まれたサポートラグ1
5の本体側の端面は当板18と接しないように適
当な間隔を保つように取付けられている。この曲
板16,17の曲率半径はそれぞれ構造上および
強度上から本体1の内径の1/30〜1/100,1/100〜
1/300程度にするのが好ましい。
又、サポートラグ15の形状は第5図に示すよ
うに台形状にするのが強度上から好ましいが、こ
れに限定されるものではない。
うに台形状にするのが強度上から好ましいが、こ
れに限定されるものではない。
尚、19はサポート14の取付用ボルト孔、2
0はサポートラグ15に固着した棚板支持用の板
である。棚板12はサポートリング13或はサポ
ート14等にボルト等の固定手段によつて固定さ
れ支持される。
0はサポートラグ15に固着した棚板支持用の板
である。棚板12はサポートリング13或はサポ
ート14等にボルト等の固定手段によつて固定さ
れ支持される。
以上は蒸留塔の棚板取付について説明したが、
他の塔槽類の内部に棚板或はその他の物体を取付
ける場合も同様に適用でき、本実施例に限定され
るものではない。
他の塔槽類の内部に棚板或はその他の物体を取付
ける場合も同様に適用でき、本実施例に限定され
るものではない。
作用効果
本考案はこのような構成からなるため運転時に
生じる振動荷重、棚段自体の荷重、加熱処理時の
熱膨張による熱応力等によりサポートラグ15等
には大きな荷重がかかるが、この荷重はサポート
ラグ15は曲板16,17を介して本体1(当板
18)に取付けられているので、曲板16,17
によつて吸収され緩和され、従来の如く割れ或は
破損を生じることがなくなる。この場合、サポー
トラグ15と曲板16,17との溶接強度を当板
18と本体1との溶接強度より小さくしサポート
ラグ15に異常負荷がかかつても本体1に影響を
及ぼさないようにするのが好ましい。
生じる振動荷重、棚段自体の荷重、加熱処理時の
熱膨張による熱応力等によりサポートラグ15等
には大きな荷重がかかるが、この荷重はサポート
ラグ15は曲板16,17を介して本体1(当板
18)に取付けられているので、曲板16,17
によつて吸収され緩和され、従来の如く割れ或は
破損を生じることがなくなる。この場合、サポー
トラグ15と曲板16,17との溶接強度を当板
18と本体1との溶接強度より小さくしサポート
ラグ15に異常負荷がかかつても本体1に影響を
及ぼさないようにするのが好ましい。
以上に説明の如く、本考案によれば棚板等の取
付用サポートラグが曲板を介して塔槽本体に固着
されているので、直接塔槽本体に荷重が作用せず
繰り返し集中荷重の緩和が可能となり、従つて塔
槽類の本体が破損するようなトラブルがなくな
る。
付用サポートラグが曲板を介して塔槽本体に固着
されているので、直接塔槽本体に荷重が作用せず
繰り返し集中荷重の緩和が可能となり、従つて塔
槽類の本体が破損するようなトラブルがなくな
る。
第1図は蒸留塔の概略断面図、第2図と第3図
は従来の棚段の要部断面を示す平面図および側面
図、第4図と第5図は本考案の実施例を示す要部
断面の平面図および側面図である。 11……本体、13……サポートリング、15
……サポートラグ、16,17……曲板、18…
…当板。
は従来の棚段の要部断面を示す平面図および側面
図、第4図と第5図は本考案の実施例を示す要部
断面の平面図および側面図である。 11……本体、13……サポートリング、15
……サポートラグ、16,17……曲板、18…
…当板。
Claims (1)
- 内部に棚板等を有する塔槽類の棚段取付構造に
おいて、塔槽類の本体に当板を設けるとともに、
棚板等の支持用サポートを取付けるサポートラグ
の一端部にその両面側から弧状の曲板をサンドイ
ツチ状に挾んで固着し、該固着した両面側の曲板
をサポートラグが前記当板と接しない間隔を保つ
てこれに固着したことを特徴とする塔槽類の棚段
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1901383U JPS59127703U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 塔槽類の棚段取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1901383U JPS59127703U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 塔槽類の棚段取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59127703U JPS59127703U (ja) | 1984-08-28 |
JPS625203Y2 true JPS625203Y2 (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=30150170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1901383U Granted JPS59127703U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 塔槽類の棚段取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59127703U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4593725B2 (ja) * | 2000-04-14 | 2010-12-08 | 株式会社日本触媒 | 易重合性物質の製造方法および精製塔 |
US8485504B2 (en) * | 2011-03-09 | 2013-07-16 | Koch-Glitsch, Lp | Apparatus for supporting internals within a mass transfer column and process involving same |
-
1983
- 1983-02-14 JP JP1901383U patent/JPS59127703U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59127703U (ja) | 1984-08-28 |
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