JPS5824417Y2 - 変圧器の防振装置 - Google Patents

変圧器の防振装置

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JPS5824417Y2
JPS5824417Y2 JP12485777U JP12485777U JPS5824417Y2 JP S5824417 Y2 JPS5824417 Y2 JP S5824417Y2 JP 12485777 U JP12485777 U JP 12485777U JP 12485777 U JP12485777 U JP 12485777U JP S5824417 Y2 JPS5824417 Y2 JP S5824417Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
transformer
base
mounting bracket
vibration isolating
vibration isolator
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Expired
Application number
JP12485777U
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English (en)
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JPS5451320U (ja
Inventor
公志郎 江藤
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 、本考案は変圧器の防振装置に関するものである。
一般に変圧器は磁歪振動等による振動が変圧器外部に伝
播するのを低減するために変圧器下部にゴム、スプリン
グ等の防振材を設けている。
また比較的小形の変圧器でキユービクルに収納されるも
のはキユービクル内の所定の位置まで搬送するために変
圧器下部に車輪を設けている。
このような防振材や車輪を有する変圧器をキユービクル
に収納して据付ける場合には第1図乃至第3図に示すよ
うにして行なわれる。
即ち、変圧器本体1の下部には下部鉄心締付金物1aと
直交する方向にのびるベース2,3がボルト、ナツト等
の締付具2a、3aにより取付けられる。
このベース2,3は変圧器本体1の長手方向両端部にそ
れぞれ設けられ、一方のベース2には車輪4が取付けら
れ、また他方のベース3には防振ゴム5とストッパー装
置6が設けられる。
このような防振装置を有する変圧器において、変圧器本
体1をキユービクル7内に設置する場合には、変圧器本
体1を、防振ゴム5及びストッパー装置6を設けない状
態で車輪4を利用して所定の位置に移動させ、その後ジ
ヤツキアップし、ベース3の下部に防振ゴム5を介在さ
せてジヤツキダウンし、防振ゴム5をポル)5aにより
固定して設置する。
さらに、変圧器本体1に地震等による過大振幅が作用し
ないようにするためにベース3の側方にストッパー装置
6を取付ける。
このストッパー装置6は通常時はベース3に対して非接
触の状態に配置されて変圧器本体1からの振動が床面に
伝達しないようになっており、変圧器本体1に過大振幅
が生じた異常時のみベース3に係合してその傾きを阻止
するようになっている。
このように従来の防振装置は車輪4が取付けられている
ベース2と、防振ゴム5が取付けられるベース3が設け
られていた。
一般に、ベース2は変圧器本体1の輸送時あるいはキュ
ービック内搬入時に変圧器本体1の重量を受けるため機
械的強度の大きいものが必要であり、またベース3につ
いても変圧器運転期間中変圧器本体1を支えるため強固
なものが必要である。
したがってベース2,3の製作コストは高いものとなっ
ており、しかも変圧器運転期間中ベース2と車輪4は使
用されていないので利用率が悪いものであった。
また、車輪は有するが防振装置をもっていない既設変圧
器に防振装置を設ける必要がある場合には、防振ゴムを
取付けるためのベースを変圧器本体下部に別途設ける必
要がある。
このような作業は狭いキユービクル内では行えないので
、変圧器本体をキユービクルから一旦取出して変圧器本
体の改造を行うことになり、多大の費用と作業時間を要
していた。
本考案は上述の欠点を除去するためになされたもので、
その目的とするところは車輪を取付ているベースに、防
振ゴム取付および変圧器の過大振幅を抑止する機能を備
えた取付金具を取付ることにより防振装置の製作コスト
を安価にし、しがも既設変圧器への防振装置の取付を容
易に低費用で出来る変圧器の防振装置を提供することに
ある。
以下、本考案の一実施例を第4図乃至第6図を参照して
説明する。
変圧器本体1下部の長手方向両端部にはそれぞれ下部鉄
心締付金具1aと直行する方向に断面り字形のベース8
が配置され、このベース8の水平辺部が締付具8aによ
り下部鉄心締付金具1aに固定される。
このベース8の長手方向両端部には垂直辺部の下端に、
断面り字形の座9が垂直辺部及び水平辺部を構成するよ
うに溶接により取付けられている。
このベース8には変圧器本体1の輸送時に用いられる車
輪4と、防振ゴム5を介して変圧器本体1を支持し、が
っストッパー装置14の一部を構成する取付金具11が
着脱自在に取付けられる。
即ち、変圧器本体1を据付ける場合には、まず第4図に
示すように、ベース8の長手方向両端部の水平辺部の下
方に車輪4を締付具10により取付け、この車輪4を利
用して所定の位置まで変圧器本体1を搬送する。
そして変圧器本体1をジヤツキアップして締付具10を
取外すことにより、車輪4をベース8がら取外す。
次に第5図及び第6図に示すように、防振ゴム5を取付
けるための取付金具11を、ベース8の車輪4を取付け
ていた穴を利用してベース8に締付具12により取付け
る。
この取付金具11はベース8に取付けられる水平取付辺
部11a、垂直辺部11b及び水平辺部11 Cからな
っており、垂直辺部11 bはベース8の垂直辺部と同
じ高さになっている。
したがってこの取付金具11の水平取付辺部11 aを
ベース8の水平辺部に取付けると、取付金具11の水平
辺部11 Cは座9の水平辺部と重なる状態になる。
そして、この取付金具11の下方に防振コム5を介在さ
せた後、ストッパーボルト12を、座9の水平辺部と取
付金具11の水平辺部11Cを貫通させ、ワッシャを介
してナツト13を締付けることにより、防振ゴム5を据
付床面と取付金具11との間に固定する。
次に変圧器本体1をジヤツキダウンし、ストッパーボル
ト12及び13を再度締付けた後、取付金具11の側方
にストッパー装置14を組立てる。
ストッパー装置14はキユービクル床面に固定されたネ
ジボス14 aと、取付金具11の水平辺部11 Cに
設けた穴をギャップを介して貫通し、ネジボス14aに
螺合するストッパーポル)14bで構成され、ストッパ
ーポルH4bの頭部下面と取付金具11の水平辺部11
Cの上面との間及び取付金具11の水平辺部11 C
とネジボス14 aの上面との間にそれぞれ2〜3mm
程度のギャップが設けられている。
したがって変圧器本体1は運転中、防振ゴム5、取付金
具11.座9及びベース8を介して床面に設置される状
態が保持され、地震等の振動等により変圧器本体1が転
倒しようとすると、取付金具11の水平辺部11 Cと
ストッパー装置14が係合してそれを防止する。
このように構成することにより、搬送時の変圧器本体1
の重量は車輪4及びベース8により支持され、据付後の
変圧器本体1の重量についても防振ゴム5及び取付金具
11を介してその車輪4を取付けていたベース8に支持
されることになるので、従来の防振装置取付用のベース
をなくすことが出来、製作コストが安価になる。
また車輪を有する既設変圧器に防振装置を取付ける改造
を行う場合も、変圧器本体1に別途ベースを取付ける必
要はなく、車輪を取付けていたベースに取付金具を取付
けることにより、この取付金具と据付床面との間に防振
ゴムを介在させるとともに取付金具でストッパー装置の
一部を構成して防振装置を組立てることが出来るので、
作業時間の短縮と改造費用の低減をはがることか出来る
尚、上記実施例はベース8の、車輪4を取付ける穴を利
用して取付金具11を取付けた場合であるがベース8に
あらかじめ車輪4の取付穴とは別に設けた取付穴を用い
て取付金具11を取付けることも出来る。
以上説明したように本考案は車輪を取付けるベースに取
付金具を取付けこの取付金具と防振材と組合せかつスト
ッパー装置の一部を構成させて組立てる構成にしたこと
により、安価でしかも既設変圧器の防振装置取付改造を
容易かつ安価にする変圧器の防振装置を得ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はキユービクルに収納した従来の防振装置を有し
た変圧器を示す概略正面図、第2図は第1図の防振装置
部分を示す拡大正面図、第3図は第2図の側面図、第4
図は本考案の車輪装置部分を示す拡大正面図、第5図は
本考案の防振装置部を示す概略正面図、第6図は第5図
の概略側面図である。 1・・・・・・変圧器本体、2,3.8・・・・・・ベ
ース、4・・・・・・車輪、5・・・・・・防振材、6
,14・・・・・・ストッパー装置、11・・・・・・
取付金具、12・・・・・・ストッパーボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変圧器本体の下部鉄心締付金具の長手方向両端部下方に
    、この下部鉄心締付金具の長手方向と直交する方向に配
    置されて前記下部鉄心締付金具の下部に固着されかつ変
    圧器本体の搬送時に用いられる車輪を着脱自在に取付け
    るベースを設け、このベースの長手方向両端部に取付金
    具を着脱自在に取付け、この取付金具と据付床面との間
    に防振材を介在させて前記取付金具を貫通するストッパ
    ーボルトにより前記防振材を固定するとともにこの取付
    金具で前記変圧器本体の過大振幅を抑止するためのスト
    ッパー装置の一部を構成してなる変圧器の防振装置。
JP12485777U 1977-09-19 1977-09-19 変圧器の防振装置 Expired JPS5824417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12485777U JPS5824417Y2 (ja) 1977-09-19 1977-09-19 変圧器の防振装置

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JP12485777U JPS5824417Y2 (ja) 1977-09-19 1977-09-19 変圧器の防振装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5451320U JPS5451320U (ja) 1979-04-09
JPS5824417Y2 true JPS5824417Y2 (ja) 1983-05-25

Family

ID=29085227

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JP12485777U Expired JPS5824417Y2 (ja) 1977-09-19 1977-09-19 変圧器の防振装置

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