JPH017663Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH017663Y2 JPH017663Y2 JP1984010475U JP1047584U JPH017663Y2 JP H017663 Y2 JPH017663 Y2 JP H017663Y2 JP 1984010475 U JP1984010475 U JP 1984010475U JP 1047584 U JP1047584 U JP 1047584U JP H017663 Y2 JPH017663 Y2 JP H017663Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- bracket
- bolt
- chassis frame
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ボデーとシヤシフレームとが別体の
車両における車両用ボデーの組付構造に関する。
車両における車両用ボデーの組付構造に関する。
一般に、この種車両においては、車両用ボデー
がシヤシフレームの所定位置に架装されていて、
ボデーに設けたクロスメンバとシヤシフレームに
設けたブラケツト間にゴム等弾性部材を介在させ
てクロスメンバ、弾性部材およびブラケツトを貫
通したボルトとその下端部に螺着したナツトとの
締付力にてシヤシフレーム上に固定されている。
がシヤシフレームの所定位置に架装されていて、
ボデーに設けたクロスメンバとシヤシフレームに
設けたブラケツト間にゴム等弾性部材を介在させ
てクロスメンバ、弾性部材およびブラケツトを貫
通したボルトとその下端部に螺着したナツトとの
締付力にてシヤシフレーム上に固定されている。
第7図は従来の組付構造の一例を示すもので、
この従来例においては、ボデーのフロア1に設け
たクロスメンバ2とシヤシフレーム3に設けたブ
ラケツト4間に第1弾性部材5aを介在させると
ともにブラケツト4の下面側に第2弾性部材5b
を介在させて、クロスメンバ2、第1弾性部材5
a、ブラケツト4および第2弾性部材5bを貫通
したボルト6とその下端部に螺着したナツト7と
の締付力にてシヤシフレーム3上に弾撥的に固定
されている。
この従来例においては、ボデーのフロア1に設け
たクロスメンバ2とシヤシフレーム3に設けたブ
ラケツト4間に第1弾性部材5aを介在させると
ともにブラケツト4の下面側に第2弾性部材5b
を介在させて、クロスメンバ2、第1弾性部材5
a、ブラケツト4および第2弾性部材5bを貫通
したボルト6とその下端部に螺着したナツト7と
の締付力にてシヤシフレーム3上に弾撥的に固定
されている。
かかる組付構造においては、同図から明らかな
ように、ボルト6の頭部6aがクロスメンバ2内
に位置するとともにボルト6の下端部およびナツ
ト7がボデーの下側に位置しているため、ボルト
6およびナツト7の締付け、取外し作業の作業性
が悪い。例えば、ボデーをそのクロスメンバ2に
てシヤシフレーム3の所定位置に載置した状態で
ボデーの内外の2人の作業者により締付け、取外
し作業をするか、またはボデーの下側でボルト6
の回り止めをしつつナツト7の締付け、取外し作
業をしなければならず、さらにはこれらのいずれ
の作業においてもボデーの下側からの作業がとも
なうためフユーエルタンク等の組付部品、シヤシ
フレーム3等が当該作業に支障を生じさせるおそ
れがある。
ように、ボルト6の頭部6aがクロスメンバ2内
に位置するとともにボルト6の下端部およびナツ
ト7がボデーの下側に位置しているため、ボルト
6およびナツト7の締付け、取外し作業の作業性
が悪い。例えば、ボデーをそのクロスメンバ2に
てシヤシフレーム3の所定位置に載置した状態で
ボデーの内外の2人の作業者により締付け、取外
し作業をするか、またはボデーの下側でボルト6
の回り止めをしつつナツト7の締付け、取外し作
業をしなければならず、さらにはこれらのいずれ
の作業においてもボデーの下側からの作業がとも
なうためフユーエルタンク等の組付部品、シヤシ
フレーム3等が当該作業に支障を生じさせるおそ
れがある。
本考案はかかる問題に対処すべくなされたもの
で、その主たる目的は、ボルトと協同してボデー
をシヤシフレーム側に締付固定するためのナツト
を予じめサポートを介して回り止めした状態にて
ブラケツトに取付けることにより、ボルトをボデ
ー内で1人の作業者により締付け、取外し作業を
行えるようにしてボルト、ナツトの締付け、取外
し作業の作業性を向上させることにある。
で、その主たる目的は、ボルトと協同してボデー
をシヤシフレーム側に締付固定するためのナツト
を予じめサポートを介して回り止めした状態にて
ブラケツトに取付けることにより、ボルトをボデ
ー内で1人の作業者により締付け、取外し作業を
行えるようにしてボルト、ナツトの締付け、取外
し作業の作業性を向上させることにある。
かかる目的を達成すべく、本考案はこの種車両
用ボデーの組付構造において、前記ナツトとして
上端に外向フランジを備えた角状のナツトを採用
するとともにこのナツトが嵌合してその外向フラ
ンジにて支持される角状の貫通孔を備えたサポー
トを採用し、このサポートを前記ブラケツトに回
転を規制して取付けて前記ナツトを前記ブラケツ
トの貫通孔の下方にてこれと同軸的に位置させた
ことにその構成上の特徴がある。
用ボデーの組付構造において、前記ナツトとして
上端に外向フランジを備えた角状のナツトを採用
するとともにこのナツトが嵌合してその外向フラ
ンジにて支持される角状の貫通孔を備えたサポー
トを採用し、このサポートを前記ブラケツトに回
転を規制して取付けて前記ナツトを前記ブラケツ
トの貫通孔の下方にてこれと同軸的に位置させた
ことにその構成上の特徴がある。
これにより、本考案においては、ボデーをシヤ
シフレーム上に架装する以前にナツトを回り止め
した状態にてブラケツトの貫通孔の下方にてこれ
と同軸的に配置することができるため、ボデーを
架装した後ボルトをボデー内からクロスメンバ、
弾性部材およびブラケツトの各貫通孔に挿通して
螺進させると、ボルトの下端部にナツトが螺着し
てこれら両者の締付力にてボデーはシヤシフレー
ム上に固定される。従つて、本考案によれば、ボ
ルトおよびナツトの締付け、取外し作業をボデー
内でかつ1人の作業者により行うことができ、そ
の作業性を従来に比し著しく向上させることがで
きる。
シフレーム上に架装する以前にナツトを回り止め
した状態にてブラケツトの貫通孔の下方にてこれ
と同軸的に配置することができるため、ボデーを
架装した後ボルトをボデー内からクロスメンバ、
弾性部材およびブラケツトの各貫通孔に挿通して
螺進させると、ボルトの下端部にナツトが螺着し
てこれら両者の締付力にてボデーはシヤシフレー
ム上に固定される。従つて、本考案によれば、ボ
ルトおよびナツトの締付け、取外し作業をボデー
内でかつ1人の作業者により行うことができ、そ
の作業性を従来に比し著しく向上させることがで
きる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
するに、第1図には本考案の組付構造を実施して
ボデーを固定した車両の概略が示されている。こ
の車両はバンボデー型車両で、この車両において
は第2図〜第5図に示すように、ボデー10を構
成するフロアパネル11の下面に断面略コ字状の
複数のクロスメンバ12が左右方向に固着されて
いる。これらクロスメンバ12はボデー10を構
成する両サイドパネル13,14のインナパネル
近傍に延びている。かかるボデー10は各クロス
メンバ12の左右両端部にて、前後方向に延びる
左右一対のシヤシフレーム21の外側面に固着し
たブラケツト22上に架装され、後述する組付手
段30により各ブラケツト22に固定されてい
る。なお、第2図における符号15はフユーエル
タンクを示している。
するに、第1図には本考案の組付構造を実施して
ボデーを固定した車両の概略が示されている。こ
の車両はバンボデー型車両で、この車両において
は第2図〜第5図に示すように、ボデー10を構
成するフロアパネル11の下面に断面略コ字状の
複数のクロスメンバ12が左右方向に固着されて
いる。これらクロスメンバ12はボデー10を構
成する両サイドパネル13,14のインナパネル
近傍に延びている。かかるボデー10は各クロス
メンバ12の左右両端部にて、前後方向に延びる
左右一対のシヤシフレーム21の外側面に固着し
たブラケツト22上に架装され、後述する組付手
段30により各ブラケツト22に固定されてい
る。なお、第2図における符号15はフユーエル
タンクを示している。
しかして、組付手段30を構成する部品は第3
図〜第6図に示すようにゴム製のアツパクツシヨ
ン31およびロアクツシヨン32、カラー33、
ボルト34およびナツト35、サポート36等か
らなり、またブラケツト22の上面には深皿状の
リテーナ37が固着されている。
図〜第6図に示すようにゴム製のアツパクツシヨ
ン31およびロアクツシヨン32、カラー33、
ボルト34およびナツト35、サポート36等か
らなり、またブラケツト22の上面には深皿状の
リテーナ37が固着されている。
アツパクツシヨン31およびロアクツシヨン3
2は、ゴム製の筒部31a,32aと筒部31a
32aの一端面に固着した環状のプレート部31
b,32bとからなり、各筒部31a,32aに
はカラー33が貫通する大径の貫通孔31c,3
2cが形成され、各プレート部31b,32bに
はボルト34が貫通する小径の貫通孔31d,3
2dが形成されている。また、リテーナ37およ
びブラケツト22には、クロスメンバ12の底部
に設けた貫通孔12aに対向してこれと同軸的に
位置し得る貫通孔37a,22aが形成されてい
る。これら各貫通孔37a,22aはカラー33
が貫通する大きさに形成されており、フロアパネ
ル11に設けた開口部11aとも同軸的に位置し
得るようになつている。
2は、ゴム製の筒部31a,32aと筒部31a
32aの一端面に固着した環状のプレート部31
b,32bとからなり、各筒部31a,32aに
はカラー33が貫通する大径の貫通孔31c,3
2cが形成され、各プレート部31b,32bに
はボルト34が貫通する小径の貫通孔31d,3
2dが形成されている。また、リテーナ37およ
びブラケツト22には、クロスメンバ12の底部
に設けた貫通孔12aに対向してこれと同軸的に
位置し得る貫通孔37a,22aが形成されてい
る。これら各貫通孔37a,22aはカラー33
が貫通する大きさに形成されており、フロアパネ
ル11に設けた開口部11aとも同軸的に位置し
得るようになつている。
ナツト35はボルト34の下端部に螺着して進
退するもので、六角状のナツト部35aとその上
端面に形成された外向フランジ35bとからなつ
ている。また、サポート36は上下に一対の平板
状腕部36a,36bを備えた断面略コ字状に形
成されていて、上下方向に所定量撓みうるように
なつている。このサポート36の上方腕部36a
には、リテーナ37の外周に嵌合する半円形状凹
所36cが形成されている。また、下方腕部36
bは上方腕部36aに比し長く形成されていて、
その略中央部にはナツト35のナツト部35aが
嵌合される六角状の貫通孔36dを備え、かつそ
の先端部には上方へ突出する係止部36eを備え
ている。この下方腕部36bにおいては、貫通孔
36dに嵌合したナツト35がその外向フランジ
35bにて支持され、またサポート36をブラケ
ツト22に取付けたとき係止部36eがロアクツ
シヨン32のプレート部32bに係止して位置決
めされ、ナツト35をロアクツシヨン32のプレ
ート部32bにおける貫通孔32dに対向して位
置させる。
退するもので、六角状のナツト部35aとその上
端面に形成された外向フランジ35bとからなつ
ている。また、サポート36は上下に一対の平板
状腕部36a,36bを備えた断面略コ字状に形
成されていて、上下方向に所定量撓みうるように
なつている。このサポート36の上方腕部36a
には、リテーナ37の外周に嵌合する半円形状凹
所36cが形成されている。また、下方腕部36
bは上方腕部36aに比し長く形成されていて、
その略中央部にはナツト35のナツト部35aが
嵌合される六角状の貫通孔36dを備え、かつそ
の先端部には上方へ突出する係止部36eを備え
ている。この下方腕部36bにおいては、貫通孔
36dに嵌合したナツト35がその外向フランジ
35bにて支持され、またサポート36をブラケ
ツト22に取付けたとき係止部36eがロアクツ
シヨン32のプレート部32bに係止して位置決
めされ、ナツト35をロアクツシヨン32のプレ
ート部32bにおける貫通孔32dに対向して位
置させる。
以上の各構成部品31〜36は、シヤシフレー
ム21上にボデー10が架装される以前に各ブラ
ケツト22に取付けられる。例えば、カラー33
をアツパクツシヨン31の筒部31aの貫通孔3
1cに挿入すれば、カラー33はその上端部にて
アツパクツシヨン31の筒部31aの弾力にて嵌
着される。従つて、この状態にてカラー33をリ
テーナ37およびブラケツト22の両貫通孔37
a,22aに挿通してアツパクツシヨン31の筒
部31aをリテーナ37に嵌合すれば、アツパク
ツシヨン31およびカラー33はブラケツト22
に支持される。次いで、カラー33の下端部にロ
アクツシヨン32の筒部32aを嵌合する。これ
により、ロアクツシヨン32はその弾力にてカラ
ー33の下端部に嵌着される。この取付け状態に
おいて、両クツシヨン31,32は圧縮されてお
らず、ロアクツシヨン32のプレート部32bは
第3図および第4図の2点鎖線で示す位置にあ
る。なお、カラー33は両クツシヨン31,32
の両プレート部31b,32b間の間隔より若干
短かく形成されている。最後に、ナツト35を貫
通孔36dに嵌合して支持したサポート36の両
腕部36a,36bを、上下に拡開した状態でブ
ラケツト22の上面とロアクツシヨン32におけ
るプレート部32bの下面に沿つて挿入する。こ
れにより、下方腕部36bの係止部36eが2点
鎖線で示すようにロアクツシヨン32のプレート
部32bの外周に係止し、ナツト35をプレート
部32bの貫通孔32dに対向すべくサポート3
6が位置決め固定される。また、サポート36の
下方腕部36bはブラケツト22の側板部22
b,22c内に位置し、これら両側板部22b,
22cによりサポート36が回り止めされる。
ム21上にボデー10が架装される以前に各ブラ
ケツト22に取付けられる。例えば、カラー33
をアツパクツシヨン31の筒部31aの貫通孔3
1cに挿入すれば、カラー33はその上端部にて
アツパクツシヨン31の筒部31aの弾力にて嵌
着される。従つて、この状態にてカラー33をリ
テーナ37およびブラケツト22の両貫通孔37
a,22aに挿通してアツパクツシヨン31の筒
部31aをリテーナ37に嵌合すれば、アツパク
ツシヨン31およびカラー33はブラケツト22
に支持される。次いで、カラー33の下端部にロ
アクツシヨン32の筒部32aを嵌合する。これ
により、ロアクツシヨン32はその弾力にてカラ
ー33の下端部に嵌着される。この取付け状態に
おいて、両クツシヨン31,32は圧縮されてお
らず、ロアクツシヨン32のプレート部32bは
第3図および第4図の2点鎖線で示す位置にあ
る。なお、カラー33は両クツシヨン31,32
の両プレート部31b,32b間の間隔より若干
短かく形成されている。最後に、ナツト35を貫
通孔36dに嵌合して支持したサポート36の両
腕部36a,36bを、上下に拡開した状態でブ
ラケツト22の上面とロアクツシヨン32におけ
るプレート部32bの下面に沿つて挿入する。こ
れにより、下方腕部36bの係止部36eが2点
鎖線で示すようにロアクツシヨン32のプレート
部32bの外周に係止し、ナツト35をプレート
部32bの貫通孔32dに対向すべくサポート3
6が位置決め固定される。また、サポート36の
下方腕部36bはブラケツト22の側板部22
b,22c内に位置し、これら両側板部22b,
22cによりサポート36が回り止めされる。
従つて、かかるシヤシフレーム21上の所定位
置にボデー10を架装すれば、フロアパネル11
の開口部11aがクロスメンバ12の貫通孔12
aを通してカラー33およびナツト35に同軸的
に対向する。このため、フロアパネル11の開口
部11aからボルト34をクロスメンバ12の貫
通孔12aおよびカラー33内に挿入して所定の
方向へ回転させると、サポート36の下方腕部3
6bに回り止めして支持されたナツト35はボル
ト34の下端部に螺着して相対的に螺進する。こ
の結果、ボルト34の外向フランジ34aとナツ
ト35の外向フランジ35b間に漸次締付力が生
じ、この締付力にて両クツシヨン31,32の筒
部31a,32aが撓んで第3図および第4図の
実線で示すようにクロスメンバ12がブラケツト
22に弾撥的に固定される。すなわち、ボデー1
0がシヤシフレーム21に組付けられる。
置にボデー10を架装すれば、フロアパネル11
の開口部11aがクロスメンバ12の貫通孔12
aを通してカラー33およびナツト35に同軸的
に対向する。このため、フロアパネル11の開口
部11aからボルト34をクロスメンバ12の貫
通孔12aおよびカラー33内に挿入して所定の
方向へ回転させると、サポート36の下方腕部3
6bに回り止めして支持されたナツト35はボル
ト34の下端部に螺着して相対的に螺進する。こ
の結果、ボルト34の外向フランジ34aとナツ
ト35の外向フランジ35b間に漸次締付力が生
じ、この締付力にて両クツシヨン31,32の筒
部31a,32aが撓んで第3図および第4図の
実線で示すようにクロスメンバ12がブラケツト
22に弾撥的に固定される。すなわち、ボデー1
0がシヤシフレーム21に組付けられる。
このように、本実施例においては、ボルト34
を所定方向へ回転させる作業のみでナツト35を
相対的に螺進させ、かつこれとは逆方向へ回転さ
せる作業のみでナツト35を相対的に螺退させる
ことができるため、ボルト34およびナツト35
の締付け、取外し作業をボデー10内にて1人の
作業者によつて極めて容易に行うことができる。
従つて、締付け、取外し作業の作業性が従来に比
し著しく向上する。
を所定方向へ回転させる作業のみでナツト35を
相対的に螺進させ、かつこれとは逆方向へ回転さ
せる作業のみでナツト35を相対的に螺退させる
ことができるため、ボルト34およびナツト35
の締付け、取外し作業をボデー10内にて1人の
作業者によつて極めて容易に行うことができる。
従つて、締付け、取外し作業の作業性が従来に比
し著しく向上する。
なお、本考案においては、上記実施例における
ロアクツシヨン32を省略して実施することも可
能であり、またサポート36をナツト35が回り
止めされて支持されるとともにブラケツト22に
自ら回転を規制して取付けられる適宜の形状に形
成することができる。
ロアクツシヨン32を省略して実施することも可
能であり、またサポート36をナツト35が回り
止めされて支持されるとともにブラケツト22に
自ら回転を規制して取付けられる適宜の形状に形
成することができる。
また、本考案は上記実施例に示した車両にかぎ
らず、ボデーをシヤシフレームの所定位置に架装
して組付けられる各種形式の車両に実施し得る。
らず、ボデーをシヤシフレームの所定位置に架装
して組付けられる各種形式の車両に実施し得る。
第1図は本考案を実施してボデーを組付けた車
両の概略斜視図、第2図は本考案の組付構造を示
す第1図の矢印−方向にみた拡大部分断面
図、第3図は同組付構造の拡大断面図、第4図は
第3図の矢印−方向にみた断面図、第5図は
同組付構造におけるサポートの拡大平面図、第6
図は同組付構造の各構成部品の拡大斜視図、第7
図は従来の組付構造を示す第4図に対応する断面
図である。 符号の説明、10……ボデー、12……クロス
メンバ、21……シヤシフレーム、22……ブラ
ケツト、31,32……クツシヨン、33……カ
ラー、34……ボルト、35……ナツト、36…
…サポート。
両の概略斜視図、第2図は本考案の組付構造を示
す第1図の矢印−方向にみた拡大部分断面
図、第3図は同組付構造の拡大断面図、第4図は
第3図の矢印−方向にみた断面図、第5図は
同組付構造におけるサポートの拡大平面図、第6
図は同組付構造の各構成部品の拡大斜視図、第7
図は従来の組付構造を示す第4図に対応する断面
図である。 符号の説明、10……ボデー、12……クロス
メンバ、21……シヤシフレーム、22……ブラ
ケツト、31,32……クツシヨン、33……カ
ラー、34……ボルト、35……ナツト、36…
…サポート。
Claims (1)
- 車両用ボデーをシヤシフレームの所定位置に架
装するとともに前記ボデーに設けたクロスメンバ
と前記シヤシフレームに設けたブラケツト間にゴ
ム等弾性部材を介在させて、前記クロスメンバ、
弾性部材およびブラケツトを貫通したボルトとそ
の下端部に螺着したナツトとの締付力にて前記ボ
デーを前記シヤシフレーム上に固定してなる車両
用ボデーの組付構造において、前記ナツトとして
上端に外向フランジを備えた角状のナツトを採用
するとともにこのナツトが嵌合してその外向フラ
ンジにて支持される角状の貫通孔を備えたサポー
トを採用し、このサポートを前記ブラケツトに回
転を規制して取付けて前記ナツトを前記ブラケツ
トの貫通孔の下方にてこれと同軸的に位置させた
ことを特徴とする車両用ボデーの組付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047584U JPS60121976U (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 車両用ボデ−の組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047584U JPS60121976U (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 車両用ボデ−の組付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60121976U JPS60121976U (ja) | 1985-08-17 |
JPH017663Y2 true JPH017663Y2 (ja) | 1989-03-01 |
Family
ID=30491695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1047584U Granted JPS60121976U (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 車両用ボデ−の組付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60121976U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827376U (ja) * | 1971-08-04 | 1973-04-02 |
-
1984
- 1984-01-27 JP JP1047584U patent/JPS60121976U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827376U (ja) * | 1971-08-04 | 1973-04-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60121976U (ja) | 1985-08-17 |
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