JPS6310363Y2 - - Google Patents

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JPS6310363Y2
JPS6310363Y2 JP1981060640U JP6064081U JPS6310363Y2 JP S6310363 Y2 JPS6310363 Y2 JP S6310363Y2 JP 1981060640 U JP1981060640 U JP 1981060640U JP 6064081 U JP6064081 U JP 6064081U JP S6310363 Y2 JPS6310363 Y2 JP S6310363Y2
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JP
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bracket
shaped
brackets
engaging portion
rod
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JP1981060640U
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JPS57174151U (ja
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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両の取付けブラケツトに関し、よ
り詳しくは車両のフレームに騒音カバーを取付け
るのに特に適したブラケツトに関する。
第1図には、公知の車両の騒音カバーを取付け
た所が示されており、図においてキヤブ1の下方
にエンジン5を備え、ボデイ3の下方にはトラン
スミツシヨン6を備えている。トランスミツシヨ
ンからもかなりの騒音を発するので破線で示すよ
うに、トランスミツシヨンの位置する車両の側部
に防音カバーすなわち騒音カバー8を取付けるこ
とによつて、騒音が防止されている。
第2図および第3図には、従来の騒音カバーの
取付け状態が示されているが騒音カバー10は、
車両のフレーム4にボルト11,11で固着され
たブラケツト12に複数本のボルトナツト13,
13によつて防振ゴム14,14を介して取付け
られていた。また補強のためエンジンマウント1
5にもブラケツト16を介してボルト17によつ
て取付けられていた。したがつて従来技術によれ
ばカバーを取付けるときは、フレーム4に固着さ
れたブラケツト12のボルト孔と騒音カバー10
のボルト孔を複数個同時に整合しなければ、ボル
ト13,13が挿通できず、この取付け作業はや
つかいなものであつた。また取付けのため締付け
るナツトの数も多く装着に多大の時間を要した。
なお一般的な固着手段として例えば実公昭50−
39603号公報に記載されているように漏斗状の開
口部に係合部材を挿入して固着する技術は公知で
ある。しかしながら、車両の騒音カバーは点検や
整備のためにしばしば着脱しなければならない
が、前記公知技術の場合は、建築用であるから、
一度固着すれば半永久的に取りはずす必要がな
い。したがつてかかる技術は車両用の騒音カバー
には適用できない。
したがつて本考案の目的は、取付け取外しが簡
単で、しかも騒音の発生原因のない車両の騒音カ
バーの取付けブラケツトを提供するにある。
本考案によれば、車両フレーム等の支柱体に騒
音カバーを着脱自在に取付けるためのブラケツト
において、前記支持体に固着される複数の第1ブ
ラケツトと、前記騒音カバーに固着される複数の
第2ブラケツトとの組合せから成り、前記ブラケ
ツトの一方が棒状体の係合部を有し、そして他方
のブラケツトは漏斗状の係合部を有し、その棒状
体の係合部と漏斗状の係合部との間に防振材が介
在されており、そして前記第1および第2のブラ
ケツトはすべて同じ向きに取付けられ、そしてそ
の第1および第2のブラケツトの組の少なくとも
1組は両ブラケツトを固定するために棒状体の係
合部の先端に着脱可能の固着部材が取付けられて
いる。
したがつて、騒音カバーを取付ける場合、棒状
体の係合部を漏斗状の係合部に挿入し、一ケ所の
固着部材を固着すれば騒音カバーは複数のブラケ
ツトによつて確実に保持できる。それ故に着脱が
きわめて容易である。また両係合部間には防振材
が介在されているので、車両の振動によつて騒音
カバー自体が騒音を発することがない。
以上の如く本考案によれば、修理、点検のため
の着脱が容易で、かつ騒音の発生原因とならない
車両の騒音カバーの取付けブラケツトを得ること
ができる。
本考案の実施に際して固着部材は雄ねじおよび
蝶ナツトの組合せを用いるのが好ましい。
以下本考案の一実施例を示す第4図ないし第7
図によつて詳しく説明する。第4図において本考
案を実施した取付けブラケツトは、フレーム4に
固着される第1ブラケツト30と、騒音カバー1
0に固着される第2ブラケツト20との組合わせ
から構成されている。
第1ブラケツト30は、第5図に示すように、
全体は板体から鉤形に形成され、フレーム4に固
着するためのボルト孔31,31を有する部分3
2と、棒状体の係合部33が固着されている垂片
34とから成つている。棒状体の係合部33は、
その根元部分38が溶接などにより垂片34に固
着され、その先端部の外周部には、ゴムなどの防
振材35が接着剤などにより固着されている。ま
た防振材の先端は先細39に形成され、係合部3
3の先端には、ネジ36が刻設してあるのもある
(第7図参照)。
騒音カバー10に固着される第2ブラケツト2
0は、第5図に示すように、カバー10に固着す
るためのボルト孔21,21を有する平面部22
と、該平面部から直角に延びた第2の平面部23
とから成り、この第2の平面部に後述する係合部
が絞り加工などにより形成されている。但し第2
ブラケツト20のカバー10への固着はボルトに
よらずリベツトあるいはスポツト溶接等の結合方
法によることも出来る。係合部24は全体は概略
漏斗状に形成されているが、その先端の中心部分
は円筒状25に形成されている。なお第5図中の
符号26は補強リブを示す。
本考案に係る取付けブラケツトは以上のように
構成されているので、これを使用するときは、第
4図に示すように、第1ブラケツト30は、その
係合部33が同一方向を向くようにしてフレーム
4にボルト・ナツトなどの固定手段で適数個固着
しておく。一方第2ブラケツト20は係合部24
の大径側が、棒状体の係合部33を向くようにし
て、第1ブラケツトに相応する位置に同数を騒音
カバーに固着しておく。そして第4図において矢
印aで示す方向に騒音カバー10を移動させる。
このとき漏斗状の係合部24が、棒状体の係合部
33を案内する。従つて芯合わせがきわめて簡単
に行われる。防振材35が、円筒状部分25に挿
入されるまで、カバー10を左行させる。なお、
この場合防振材35の径は円筒状部分25の径よ
りやや大きく形成されているので、棒状体の係合
部と漏斗状の係合部は密に嵌合される。このよう
な操作が終つたら必要な個所の棒状体の係合部の
先端のネジ36にワツシヤ41を介して蝶ナツト
40を螺合して(第7図参照)取付け作業を終
る。
以上説明したように、本考案によると、一方の
ブラケツトが漏斗状の係合部を有するので、この
漏斗状部が棒状体の係合部を案内し、取付け時の
芯合わせが簡単に行われる。従つて取付け作業に
熟練を要しないものである。また棒状ブラケツト
と漏斗状ブラケツトの係合部を蝶ナツト等で固定
する個所も中央又は片側1カ所より確実に固定す
る場合は左右片側1カ所計2カ所で充分であり、
従来のように多数のボルトを必要としないので、
取付け作業も、取外し作業も能率的に行われるも
のである。
本考案に係る取付けブラケツトは以上のように
実施されるが、他にも色々な変形例が可能であ
る。例えば第1ブラケツトと第2ブラケツトは相
対的なものであるから第2ブラケツトすなわち漏
斗状の係合部を有するブラケツトをフレーム側
に、そして第1ブラケツトを騒音カバーに固着す
るようにしてもよいことは明らかである。また防
振材を棒状体の係合部に設ける代わりに、漏斗状
の係合部の内周壁に固着してよいことも明らかで
ある。なお図示の例では騒音カバーをトランスミ
ツシヨンの騒音防止として用いているが、その他
の部位の着脱自在を必要とする所に本考案を実施
し得ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両の概略を示す側面図、第2図は第
1図のC部分を拡大して示す従来の騒音カバー部
分の側面図、第3図は第2図における−断面
図、第4図ないし第7図は本考案の実施例を示す
図で、第4図は第2図に相当する側面図、第5図
は詳細を示す斜視図、第6図、第7図は第4図に
おけるそれぞれA,B部分の一部断面詳細図であ
る。 4……フレーム(支持体)、10……騒音カバ
ー、20……第2ブラケツト、24……漏斗状の
係合部、30……第1ブラケツト、33……棒状
体の係合部、35……ゴムなどの防振材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両フレーム等の支柱体に騒音カバーを着脱
    自在に取付けるためのブラケツトにおいて、前
    記支持体に固着される複数の第1ブラケツト
    と、前記騒音カバーに固着される複数の第2ブ
    ラケツトとの組合せから成り、前記ブラケツト
    の一方が棒状体の係合部を有し、そして他方の
    ブラケツトは漏斗状の係合部を有し、その棒状
    体の係合部と漏斗状の係合部との間に防振材が
    介在されており、そして前記第1および第2の
    ブラケツトはすべて同じ向きに取付けられ、そ
    してその第1および第2のブラケツトの組の少
    なくとも1組は両ブラケツトを固定するために
    棒状体の係合部の先端に着脱可能の固着部材が
    取付けられていることを特徴とする車両の騒音
    カバーの取付けブラケツト。 (2) 棒状体の係合部の外周にゴム等の防振材が固
    着されている実用新案登録請求の範囲の第1項
    記載の車両の騒音カバーの取付けブラケツト。
JP1981060640U 1981-04-28 1981-04-28 Expired JPS6310363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981060640U JPS6310363Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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JP1981060640U JPS6310363Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57174151U JPS57174151U (ja) 1982-11-02
JPS6310363Y2 true JPS6310363Y2 (ja) 1988-03-28

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ID=29856932

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JP1981060640U Expired JPS6310363Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039603U (ja) * 1973-08-09 1975-04-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039603U (ja) * 1973-08-09 1975-04-23

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JPS57174151U (ja) 1982-11-02

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