JPH0674451U - エアダクト取付け部 - Google Patents

エアダクト取付け部

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Publication number
JPH0674451U
JPH0674451U JP2059493U JP2059493U JPH0674451U JP H0674451 U JPH0674451 U JP H0674451U JP 2059493 U JP2059493 U JP 2059493U JP 2059493 U JP2059493 U JP 2059493U JP H0674451 U JPH0674451 U JP H0674451U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
air duct
flange
duct
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP2059493U
Other languages
English (en)
Inventor
洋輔 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2059493U priority Critical patent/JPH0674451U/ja
Publication of JPH0674451U publication Critical patent/JPH0674451U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアダクトにリテーナを取付けることなく、
取付け壁にエアダクトを容易に取付けることができる。 【構成】 エアダクト12の途中に設けられるべき取付
けフランジ24は、端面にフランジ部22、22’を有
する隣り合うダクト本体20、20’のフランジ部2
2、22’を相互に固着して形成する。この取付けフラ
ンジ24は、取付け壁16にボルト26、ナット28に
よって取付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、車両の吸気系統または車両用あるいは建物用空調装置のエ アダクトを取付けるエアダクト取付け部の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、車両の吸気系統に用いられるエアクリーナに供給されるエアは、フェ ンダエプロンを貫通して取付けられたエアダクトを介して供給される。従来技術 では、このエアダクトは、樹脂製のダクト本体から成り、このダクト本体は、そ の貫通部分の外周面にリベット止めして取付けられた金属製のリテーナをフェン ダエプロンに直接又は防振材を介してボルト止めして取付けられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、この従来技術では、リテーナとその取付け用リベットとの多数の部 品を必要とする上にリテーナの取付け作業を必要とするため、エアダクトの取付 け費が高価となる欠点があった。
【0004】 本考案の目的は、上記の欠点を回避し、リテーナ及びその取付け作業を必要と することなく、エアダクトを安価に取付けることができるエアダクト取付け部を 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するため、取付け壁を貫通するエアダクトをこの 取付け壁に取付けるエアダクトの取付け部において、エアダクトは、端面にフラ ンジ部を有する隣り合うダクト本体とこの隣り合うダクト本体のフランジ部を相 互に固着して形成された取付けフランジとから成り、この取付けフランジを取付 け壁にボルト止めして取付けられていることを特徴とするエアダクト取付け部を 提供することにある。
【0006】
【作用】
このように、エアダクトは、端面にフランジ部を有する隣り合うダクト本体と この隣り合うダクト本体のフランジ部を相互に固着して形成された取付けフラン ジとから成っていると、エアダクトにリテーナを取付けることなく、この取付け フランジを取付け壁にボルト止めしてエアダクトを取付け壁に取付けることがで きる。従って、リテーナの取付け作業に必要であった部品と作業工程とを低減す ることができ、エアダクトを安価に取付けることができる。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、図1は本考案に係るエア ダクト取付け部10を示し、図示の実施例では、エアダクト12は、車両用吸気 系統のエアクリーナ(図示せず)に供給されるべきエアを吸入するために、車両 のフェンダパネル14の内側にあるフェンダエプロン16Aを取付け壁16とし てこの取付け壁16を貫通して取付けられたエアダクトであるのが示されている 。尚、図1において符号18はヘッドランプ取付け穴を示す。
【0008】 エアダクト12は、図3及び図4に示すように、端面にフランジ部を有する隣 り合う樹脂製のダクト本体20、20’と、この隣り合うダクト本体20、20 ’のフランジ部22、22’を相互に固着して形成された取付けフランジ24と から成っている。フランジ部22、22’は、ダクト本体20、20’を成形す る際に同時に成形される。また、フランジ部22、22’の固着は、これらのフ ランジ部22、2’を溶着、接着等によって貼り合わせて行われる。
【0009】 この取付けフランジ24は、リテーナの機能を有し、図2に示すように、この 取付けフランジ24は、そのボルト貫通孔24aと相応する取付け壁16のボル ト貫通孔とを貫通するボルト26と、このボルト26に螺合して取付けフランジ 24と取付け壁16であるフェンダエプロン16Aとを相互に締め付けるナット 28とによってフェンダエプロン16Aにボルト止めして取付けられている。
【0010】 取付けフランジ24が隣り合うダクト本体20、20’のフランジ部22、2 2’を固着して形成することは、本考案の注目すべき重要な課題解決手段である 。若し、取付けフランジ24をダクト12の途中に一体に形成しようとすると、 図5(A)(B)に示すようなブロー成形法によって形成することが考えられる 。この成形法は、図5に示すように、フランジ成形用のくぼみ30a、30’a が設けられたダクト型窪30、30’を有する左右の金型32、32’内にパイ プ状ダクト材料34を収納し、このダクト材料34内にエアーを吹き込んで成形 される。しかし、この場合、フランジを形成すべきくぼみ30a、30’a内に 材料を充分に膨張させることが難しく、フランジの一体成形が困難である。
【0011】 これに対して、本考案のように、端面にフランジ部を有するダクト本体は、射 出成形等によって容易に成形することができ、またこのダクト本体のフランジ部 の貼り合わせも容易に行うことができるので、途中に取付けフランジ24を有す るダクト12を簡単な工程で確実に形成することができる。
【0012】 尚、上記実施例では、本考案のエアダクト取付け部が車両の吸気系統のエアク リーナにエアを供給する場合に適用した例をのべたが、それ以外に車両の空調装 置のエアダクト又は建物の空調装置のエアダクトにも本考案を同様に適用するこ とができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、上記のように、エアダクトの途中に設けられるべき取付けフ ランジは、端面にフランジ部を有する隣り合うダクト本体のフランジ部を相互に 固着して形成するので、エアダクトにリテーナを取付けることなく、この取付け フランジを取付け壁にボルト止めしてエアダクトを取付け壁に取付けることがで きる。従って、リテーナの取付け作業に必要であった部品と作業工程とを低減す ることができ、エアダクトを安価に取付けることができる。
【0014】 また、途中に取付けフランジを有するエアダクトを簡単な方法で高価な設備を 必要とすることなく確実に形成することができる上にこの取付けフランジは、貼 り合わせによって形成されるので、取付け部の機械的強度が向上する実益がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエアダクト取付け部がフェンダエ
プロンを取付け壁として適用した場合の斜視図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】本考案に用いられるエアダクトの分解斜視図で
ある。
【図4】本考案に用いられるエアダクトの組立斜視図で
ある。
【図5】フランジを途中に有するエアダクトのブロー成
形法を段階的に示す断面図である。
【符号の説明】
10 エアダクト取付け部 12 エアダクト 14 フェンダパネル 16 取付け壁 16A フェンダエプロン 20 ダクト本体 20’ ダクト本体 22 フランジ部 22’ フランジ部 24 取付けフランジ 26 ボルト 28 ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け壁を貫通するエアダクトを前記取
    付け壁に取付けるエアダクトの取付け部において、前記
    エアダクトは、端面にフランジ部を有する隣り合うダク
    ト本体と前記隣り合うダクト本体のフランジ部を相互に
    固着して形成された取付けフランジとから成り、前記取
    付けフランジを前記取付け壁にボルト止めして取付けら
    れていることを特徴とするエアダクト取付け部。
JP2059493U 1993-03-30 1993-03-30 エアダクト取付け部 Pending JPH0674451U (ja)

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JP2059493U JPH0674451U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 エアダクト取付け部

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JP2059493U JPH0674451U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 エアダクト取付け部

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JPH0674451U true JPH0674451U (ja) 1994-10-21

Family

ID=12031590

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JP2059493U Pending JPH0674451U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 エアダクト取付け部

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JP (1) JPH0674451U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200467279Y1 (ko) * 2011-04-18 2013-06-04 삼성중공업 주식회사 선박용 에어 덕트 구조체
KR101357505B1 (ko) * 2012-08-31 2014-02-04 쌍용자동차 주식회사 자동차용 공조덕트 장착구조
JP2014111987A (ja) * 2012-11-29 2014-06-19 Boeing Co ゼロモーメント管継手

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200467279Y1 (ko) * 2011-04-18 2013-06-04 삼성중공업 주식회사 선박용 에어 덕트 구조체
KR101357505B1 (ko) * 2012-08-31 2014-02-04 쌍용자동차 주식회사 자동차용 공조덕트 장착구조
JP2014111987A (ja) * 2012-11-29 2014-06-19 Boeing Co ゼロモーメント管継手

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