JPH0625686Y2 - プラスチック成形体の取着装置 - Google Patents

プラスチック成形体の取着装置

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JPH0625686Y2
JPH0625686Y2 JP8418590U JP8418590U JPH0625686Y2 JP H0625686 Y2 JPH0625686 Y2 JP H0625686Y2 JP 8418590 U JP8418590 U JP 8418590U JP 8418590 U JP8418590 U JP 8418590U JP H0625686 Y2 JPH0625686 Y2 JP H0625686Y2
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JP
Japan
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mounting
hole
attached
reinforcing cylinder
mounting hole
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JP8418590U
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JPH0442903U (ja
Inventor
英昭 坂本
Original Assignee
第一電装部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はプラスチック成形体の取着装置に係り、さら
に詳しくは、自動車のボデイ内面等に、室内灯などの電
装部品を取付ける際に適用して好適なプラスチック成形
体の取着装置に関する。
[従来の技術] この種の従来の技術としては室内灯などを車体にネジ止
めして取付けるに当り、プラスチック製の被取付体の取
付孔の周辺が止めネジの強力な捻じ込み力でヒビ割れし
たり、削りむしり取られたりして必ずしも充分に満足の
ゆく取付実装ができないものが多く存在する。
[考案が解決しようとする課題] 前記した従来の技術は人目に付かない場所ならば兎も
角、室内灯などルール内の電装部品やドアスイッチ等の
人目に付く場所においてはネジ止め不完全による多くの
問題点が生じている。
このため前記ネジ止めによる被取付体の部分破損を取付
孔に沿わせて補強リングをインサート成形により埋込む
ことで防ぐものも有るが、このものではプラスチックの
インサート成形という手段が必要のため、成形コストが
高くなる問題が有る。
そこで上記取付孔に単に補強リングを圧嵌めしたり、ユ
ル嵌めすることも考えるが、圧嵌めではプレス機を必要
とし、かつ作業性悪く、ユル嵌めはリングが外部に容易
に脱落してしまうという問題点がった。
この考案は前記した各問題点を除去するために、取付孔
に部分的に仮止め弾片を形成することで補強筒を仮止め
してその脱落を阻止して次工程への搬送時にも脱落を防
ぎつつ搬送可能とし、後工程でのネジ止めを必ず補強筒
内に挿通した雄ネジで行えるようにすることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記したこの考案の目的はプラスチック製の被取付体の
面を取付体に取付ける際に、プラスチックを成形して作
った被取付体に形成した取付孔の内周面に部分的に突出
する仮止め弾片を逃がし部に沿わせて形成するととも
に、前記取付孔内に仮止め弾片の弾力に抗して補強筒を
嵌入して前記被取付体の面を取付体に接面し、その取付
体の孔に前記補強筒を経て挿通した雄ネジで前記被取付
体を取付体にきつく螺着することで達成される。
[作用] 被取付体の取付孔内に補強筒を仮止め弾片の弾力に抗し
て嵌入することで補強筒は取付孔内にシッカリと仮止め
され、外部に妄りに抜け出さない。
また前記取付孔内に仮止めしてある補強筒内に挿通した
雄ネジで被取付体を取付体の孔に螺着する際には被取付
体の取付孔内に補強筒が存在することで、取付孔の周辺
部が雄ネジのねじ込み力で削りムシリ取られたり、ヒビ
割れ等破損することがなく、被取付体を取付体に強固に
螺着することができる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
先ずこの考案の基本構成はプラスチック製の被取付体の
面を取付体に取付けるに当り、第2図に示すようにプラ
スチックを成形して作った被取付体1に形成した取付孔
2の内周面に例えば半円形の部分的に突出する仮止め弾
片3を逃がし部3aに沿わせて形成する。
そして前記取付孔2内に第3図に示すように仮止め弾片
3の弾力に抗して例えば金属製の補強筒4を第4図およ
び第8図に示すように嵌入する。
また、前記被取付体1の面を第9図に示すように取付体
5に接面してこの取付体5の孔6に前記補強筒4を経て
挿通した雄ネジ7で第1図に示すように前記被取付体1
を取付体5にきつく螺着することができる。
次にこの考案の作用を説明する。
第2図に示すような被取付体1の取付孔2内に第7図、
第8図および第3図に示す状態を経て補強筒4を仮止め
弾片3の弾力に抗して嵌入することで補強筒4は第4
図、第6図および第8図に示すように取付孔2内にシッ
カリと仮止めされ、外部に妄りに抜け出さない。
また前記取付孔2内に仮止めしてある補強筒4内に第9
図に示すように挿通した雄ネジ7で被取付体1を取付体
5の孔6に螺着する際には被取付孔1の取付孔2内に補
強筒4が存在することで、取付孔2の周辺部は雄ネジ7
のねじ込み力で削りむしり取られたり破損することがな
く第1図に示すように被取付体1を取付体5の塗装面7
aに強固に螺着することができる。
なお第10図に示すものは第2図に示す基本実施例のも
のの他の実施例を示すもので、仮止め弾片3の形状を平
坦化した例で他の部分は前記実施例と同様である。
また第11図に示す例は仮止め弾片3のさらに他の実施
例を示すもので仮止め部として部分的に突出する段部を
設けたものである。
さらに第12図から第15図まではそれぞれ前記第2図
から第6図までに示す基本実施例の他の実施例を示すも
ので、仮止め弾片および逃がし部3aをそれぞれ被取付
体1に120°間隔で3箇所設けた実施例であり、その
他の部分は前記実施例と同様である。
[考案の効果] この考案は以上説明したように構成されているので、以
下に記載する効果を奏する。
先ず被取付体1の取付孔2内に補強筒4を仮止め弾片3
の弾力に抗して嵌入するだけで補強筒4は取付孔2内に
シッカリと仮止めされ、外部に妄りに抜け出さないの
で、後工程作業現場への搬送が確実に実行でき、後加工
や実装が容易に実行できるといった第1の効果が有る。
また上記の後工程では前記取付孔2内に仮止めしてある
補強筒4内に挿通した雄ネジ7で被取付体1を取付体5
の孔6に電動トルクドライバーなどで螺着する際に、被
取付体1の取付孔2内に補強筒4が予じめ存在している
ことで、取付孔2の周辺部は雄ネジ7のねじ込み力で削
りムシリ取られたり、ヒビ割れ等破損することがなく被
取付体1を取付体5の塗装面7aに強固に螺着すること
ができ、したがって無造作に螺着作業を行なっても被取
付体1の原形を損うことなく美しい姿形で実装できると
いう第2の効果も有る。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の1実施例を示すもので、第1図
は成形体の取着装置の断面図、第2図は被取付体の下方
斜視図、第3図および第4図は被取付体に補強筒を嵌入
し、一部断面とした下方斜視図、第5図は第2図の横断
平面図、第6図は第4図の横断平面図、第7図、第8図
および第9図はそれぞれ被取付体を補強筒を介して取付
体に雄ネジで取付ける手順を示す断面図、第10図は被
取付体の他の実施例の下方斜視図、第11図は被取付体
の他の実施例を示す一部断面とした下方斜視図、第12
図、第13図、第14図および第15図はそれぞれ第2
図、第3図、第4図および第6図に示すものの他の実施
例を示す下方斜視図と横断平面図である。 1…被取付体、4…補強筒 2…取付孔、5…取付体 3…仮止め弾片、6…孔 3a…逃がし部、7…雄ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製の被取付体の面を取付体に
    取付ける装置において、プラスチックを成形して作った
    被取付体1に形成した取付孔2の内周面に部分的に突出
    する仮止め弾片3を逃がし部3aに沿わせて形成すると
    ともに、前記取付孔2内に仮止め弾片3の弾力に抗して
    補強筒4を嵌入して前記被取付体1の面を取付体5に接
    面し、この取付体5の孔6に前記補強筒4を経て挿通し
    た雄ネジ7で前記被取付体1を取付体5にきつく螺着し
    てなるプラスチック成形体の取着装置。
JP8418590U 1990-08-09 1990-08-09 プラスチック成形体の取着装置 Expired - Lifetime JPH0625686Y2 (ja)

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JPH0442903U JPH0442903U (ja) 1992-04-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2527871Y2 (ja) * 1991-12-06 1997-03-05 矢崎総業株式会社 樹脂成形品の取付ブラケット
JP2019027282A (ja) * 2017-07-25 2019-02-21 ダイキン工業株式会社 ターミナルカバー

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JPH0442903U (ja) 1992-04-13

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