JPH0336460Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336460Y2 JPH0336460Y2 JP2847085U JP2847085U JPH0336460Y2 JP H0336460 Y2 JPH0336460 Y2 JP H0336460Y2 JP 2847085 U JP2847085 U JP 2847085U JP 2847085 U JP2847085 U JP 2847085U JP H0336460 Y2 JPH0336460 Y2 JP H0336460Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- stay
- front pillar
- panel
- pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、ステアリングシヤフトの補強構造
を改良した車両のステアリング支持構造に関す
る。
を改良した車両のステアリング支持構造に関す
る。
車両のステアリング支持構造には種々の構造の
ものがあるが、たとえば第3図に示すように構成
したものが知られている。すなわち、1は車両の
フロントピラーを示すもので、これはピラーイン
ナ2とピラーアウタ3とから構成されている。ま
た、4はダツシユパネル、5はフロントホイール
ハウスパネルであり、このダツシユパネル4およ
びフロントホイールハウスパネル5の端部は上記
フロントピラー1のピラーアウタ3に溶接されて
いる。
ものがあるが、たとえば第3図に示すように構成
したものが知られている。すなわち、1は車両の
フロントピラーを示すもので、これはピラーイン
ナ2とピラーアウタ3とから構成されている。ま
た、4はダツシユパネル、5はフロントホイール
ハウスパネルであり、このダツシユパネル4およ
びフロントホイールハウスパネル5の端部は上記
フロントピラー1のピラーアウタ3に溶接されて
いる。
さらに、上記フロントピラー1のピラーインナ
2の内側にはナツトプレート6が添設されてお
り、このナツトプレート6のナツト7…と対向す
るピラーインナ2には取付孔8…が穿設されてい
る。そして、上記ナツトプレート6と対向するフ
ロントピラー1にステアリングステー9が固定さ
れている。すなわち、このステアリングステー9
の基端部10がボルト11…によつて上記ナツト
7…に締付固定され、ステアリングステー9の先
端部12にはブラケツト13を介してステアリン
グシヤフト14が取付けられている。
2の内側にはナツトプレート6が添設されてお
り、このナツトプレート6のナツト7…と対向す
るピラーインナ2には取付孔8…が穿設されてい
る。そして、上記ナツトプレート6と対向するフ
ロントピラー1にステアリングステー9が固定さ
れている。すなわち、このステアリングステー9
の基端部10がボルト11…によつて上記ナツト
7…に締付固定され、ステアリングステー9の先
端部12にはブラケツト13を介してステアリン
グシヤフト14が取付けられている。
しかしながら、上記ステアリングステー9をフ
ロントピラー1のピラーインナ2に取付けただけ
ではフロントピラー1の剛性だけに頼らざるを得
ない。したがつて、車両の正面衝突時にエンジン
ルームが圧縮されてダツシユパネル4が運転室側
に変形したとき、ステアリングシヤフト14およ
びステアリングホイールが運転者側に移動すると
いう不都合がある。
ロントピラー1のピラーインナ2に取付けただけ
ではフロントピラー1の剛性だけに頼らざるを得
ない。したがつて、車両の正面衝突時にエンジン
ルームが圧縮されてダツシユパネル4が運転室側
に変形したとき、ステアリングシヤフト14およ
びステアリングホイールが運転者側に移動すると
いう不都合がある。
〔考案の目的〕
この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、ステアリングシヤ
フトを支持するステアリングステーを強固に固定
することができ、衝突荷重が加わつたときにおい
てもステアリングステーの変形を最小限に抑える
ことができる車両のステアリング支持構造を提供
することにある。
で、その目的とするところは、ステアリングシヤ
フトを支持するステアリングステーを強固に固定
することができ、衝突荷重が加わつたときにおい
てもステアリングステーの変形を最小限に抑える
ことができる車両のステアリング支持構造を提供
することにある。
この考案は上記目的を達成するために、ステア
リングステーの基端部に設けたフランジに延長部
を設け、この延長部をフロントホイールハウスパ
ネルとダツシユパネルおよびフロントピラーとの
結合部まで延長して固定したことにある。
リングステーの基端部に設けたフランジに延長部
を設け、この延長部をフロントホイールハウスパ
ネルとダツシユパネルおよびフロントピラーとの
結合部まで延長して固定したことにある。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとづ
いて説明するが、第3図に示す従来と同一構成部
分は同一番号を付して説明を省略する。第1図お
よび第2図中21はステアリングステーで、この
ステアリングステー21の基端部にはフランジ2
2が一体に設けられている。このフランジ22の
一部にはL字状に折曲した延長部23が一体に設
けられ、この延長部23には取付孔24,24が
穿設されている。そして、この延長部23はフロ
ントホイールハウスパネル5とダツシユパネル4
およびフロントピラー1の結合部25まで延長し
ており、この延長部23はその取付孔24,24
に挿通するボルト26aとナツトプレート26b
に設けたナツト26cからなる固定具26,26
によつて上記フロントピラー1のピラーアウタ3
に締付固定されている。したがつて、ステアリン
グステー21の基端部はフロントピラー1の3面
に接合されているとともに、ピラーインナ2およ
びピラーアウタ3の内面に固定されている。
いて説明するが、第3図に示す従来と同一構成部
分は同一番号を付して説明を省略する。第1図お
よび第2図中21はステアリングステーで、この
ステアリングステー21の基端部にはフランジ2
2が一体に設けられている。このフランジ22の
一部にはL字状に折曲した延長部23が一体に設
けられ、この延長部23には取付孔24,24が
穿設されている。そして、この延長部23はフロ
ントホイールハウスパネル5とダツシユパネル4
およびフロントピラー1の結合部25まで延長し
ており、この延長部23はその取付孔24,24
に挿通するボルト26aとナツトプレート26b
に設けたナツト26cからなる固定具26,26
によつて上記フロントピラー1のピラーアウタ3
に締付固定されている。したがつて、ステアリン
グステー21の基端部はフロントピラー1の3面
に接合されているとともに、ピラーインナ2およ
びピラーアウタ3の内面に固定されている。
このように構成することによつて、ステアリン
グステー21に矢印方向に加わる荷重をフロント
ピラー1のみならず、これと結合するフロントホ
イールハウスパネル5、ダツシユパネル4によつ
て支持することができ、剛性をアツプすることが
できる。したがつて、車両の正面衝突時において
もステアリングステー21およびステアリングシ
ヤフト14が運転者側へ変形するのを抑えること
ができ、安全性を向上することができるという効
果を奏する。
グステー21に矢印方向に加わる荷重をフロント
ピラー1のみならず、これと結合するフロントホ
イールハウスパネル5、ダツシユパネル4によつ
て支持することができ、剛性をアツプすることが
できる。したがつて、車両の正面衝突時において
もステアリングステー21およびステアリングシ
ヤフト14が運転者側へ変形するのを抑えること
ができ、安全性を向上することができるという効
果を奏する。
なお、上記一実施例においては、ステアリング
ステー21のフランジ22の一部に延長部23を
設けたが、フランジ22の一側縁に上下方向に全
体的に延長部23を設け、この延長部23を結合
部25まで延長して固定するようにしてもよい。
ステー21のフランジ22の一部に延長部23を
設けたが、フランジ22の一側縁に上下方向に全
体的に延長部23を設け、この延長部23を結合
部25まで延長して固定するようにしてもよい。
以上説明したように、この考案によれば、ステ
アリングシヤフトを支持するステアリングステー
に加わる荷重をフロントピラーのみならず、ダツ
シユパネル、フロントホイールハウスパネルによ
つて支えることができるから、衝突荷重が加わつ
たときにおいてもステアリングステー、ステアリ
ングシヤフトの変形を最小限に抑えることがで
き、安全性を向上することができるという効果を
奏する。
アリングシヤフトを支持するステアリングステー
に加わる荷重をフロントピラーのみならず、ダツ
シユパネル、フロントホイールハウスパネルによ
つて支えることができるから、衝突荷重が加わつ
たときにおいてもステアリングステー、ステアリ
ングシヤフトの変形を最小限に抑えることがで
き、安全性を向上することができるという効果を
奏する。
第1図はこの考案の一実施例を示すステアリン
グ支持構造の斜視図、第2図は同じく横断平面
図、第3図は従来のステアリング支持構造を示す
横断平面図である。 1……フロントステー、4……ダツシユパネ
ル、5……フロントホイールハウスパネル、14
……ステアリングシヤフト、21……ステアリン
グステー、22……フランジ、23……延長部、
25……結合部。
グ支持構造の斜視図、第2図は同じく横断平面
図、第3図は従来のステアリング支持構造を示す
横断平面図である。 1……フロントステー、4……ダツシユパネ
ル、5……フロントホイールハウスパネル、14
……ステアリングシヤフト、21……ステアリン
グステー、22……フランジ、23……延長部、
25……結合部。
Claims (1)
- フロントピラーに基端部を固定したステアリン
グステーの先端部にステアリングシヤフトを支持
した車両のステアリング支持構造において、上記
ステアリングステーの基端部に設けたフランジ
に、フロントホイールハウスパネルとダツシユパ
ネルおよびフロントピラーとの結合部まで延長す
る延長部を設け、この延長部を上記フロントピラ
ーに固定したことを特徴とする車両のステアリン
グ支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2847085U JPH0336460Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2847085U JPH0336460Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61145068U JPS61145068U (ja) | 1986-09-06 |
JPH0336460Y2 true JPH0336460Y2 (ja) | 1991-08-01 |
Family
ID=30526372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2847085U Expired JPH0336460Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0336460Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP2847085U patent/JPH0336460Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61145068U (ja) | 1986-09-06 |
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