JPS6136451Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6136451Y2 JPS6136451Y2 JP3263581U JP3263581U JPS6136451Y2 JP S6136451 Y2 JPS6136451 Y2 JP S6136451Y2 JP 3263581 U JP3263581 U JP 3263581U JP 3263581 U JP3263581 U JP 3263581U JP S6136451 Y2 JPS6136451 Y2 JP S6136451Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering column
- steering
- mounting bracket
- reinforcing member
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は衝突時における自動車用ステアリン
グの後退防止装置に関するものである。
グの後退防止装置に関するものである。
ステアリング装置のうちステアリング軸を支え
るステアリングコラムは、車室前方のバルクヘツ
ドに固定したステアリング取付ブラケツトあるい
はトーボードに固定したペダル取付ブラケツトに
よつて支えられ、その端部はトーボードに取付け
られている。
るステアリングコラムは、車室前方のバルクヘツ
ドに固定したステアリング取付ブラケツトあるい
はトーボードに固定したペダル取付ブラケツトに
よつて支えられ、その端部はトーボードに取付け
られている。
しかし自動車に前方からの衝突事故があると、
車体前部が変形してステアリングギヤボツクス等
が後退し、これに伴つてステアリングコラムも後
退して運転者に危害を及ぼすようなことが起き
る。
車体前部が変形してステアリングギヤボツクス等
が後退し、これに伴つてステアリングコラムも後
退して運転者に危害を及ぼすようなことが起き
る。
すなわちステアリングコラムを、ステアリング
取付ブラケツトやペダル取付ブラケツトに支持さ
せておくだけでは不充分であり、さらに強力な車
体部材に支持させる必要がある。そのためにたと
えば実開昭49−85730号公報、実開昭55−147965
号公報などに示すような支持装置が案出されてい
る。
取付ブラケツトやペダル取付ブラケツトに支持さ
せておくだけでは不充分であり、さらに強力な車
体部材に支持させる必要がある。そのためにたと
えば実開昭49−85730号公報、実開昭55−147965
号公報などに示すような支持装置が案出されてい
る。
そこでステアリングコラムを、インストルメン
トパネルを取付けるために車室内にあつて車幅方
向に掛け渡してある補強部材に結合するようにす
れば、衝突時にステアリングコラムの後退を防ぐ
ことができるが、ステアリング系統の振動がイン
ストルメントパネルに伝わると新たに室内騒音が
発生するようになるから、この構成は好ましくな
い。
トパネルを取付けるために車室内にあつて車幅方
向に掛け渡してある補強部材に結合するようにす
れば、衝突時にステアリングコラムの後退を防ぐ
ことができるが、ステアリング系統の振動がイン
ストルメントパネルに伝わると新たに室内騒音が
発生するようになるから、この構成は好ましくな
い。
本考案はこのような騒音発生の不具合を解消す
るとともに、衝突時にステアリングコラムの後退
を防止するように構成したものであつて、インス
トルメントパネルを取付ける補強部材の前方に、
ステアリングコラムあるいはステアリングコラム
を支えるペダル取付ブラケツトに固定したストツ
パブラケツトを、間隔を置いて対向させるように
したものである。
るとともに、衝突時にステアリングコラムの後退
を防止するように構成したものであつて、インス
トルメントパネルを取付ける補強部材の前方に、
ステアリングコラムあるいはステアリングコラム
を支えるペダル取付ブラケツトに固定したストツ
パブラケツトを、間隔を置いて対向させるように
したものである。
第１図は本考案の実施例を示すものであつて、
ステアリングコラム１に溶接により固定してある
支持金具２は、バルクヘツド３に固定してあるス
テアリング取付ブラケツト４に、取付ボルト５に
より結合してある。またステアリングコラム１の
端部はトーボード６に取付けてある。
ステアリングコラム１に溶接により固定してある
支持金具２は、バルクヘツド３に固定してあるス
テアリング取付ブラケツト４に、取付ボルト５に
より結合してある。またステアリングコラム１の
端部はトーボード６に取付けてある。
そしてインストルメントパネル（図示しない）
を取付けるために、車室内を通つて車幅方向に補
強部材７が設けてある。そこでこの考案において
は、ステアリングコラム１にストツパブラケツト
８を溶接により固定しておき、このストツパブラ
ケツト８を補強部材７の前方に適宜の間隔Ａを置
いて対向するように配置しておく。
を取付けるために、車室内を通つて車幅方向に補
強部材７が設けてある。そこでこの考案において
は、ステアリングコラム１にストツパブラケツト
８を溶接により固定しておき、このストツパブラ
ケツト８を補強部材７の前方に適宜の間隔Ａを置
いて対向するように配置しておく。
このような構成になつているので、衝突事故に
より車体前部が変形しステアリングコラム１が後
退するようになると、ステアリングコラム１に固
定してあるストツパブラケツト８が補強部材７に
突き当たり、ステアリングコラム１の後退を防止
するようになる。
より車体前部が変形しステアリングコラム１が後
退するようになると、ステアリングコラム１に固
定してあるストツパブラケツト８が補強部材７に
突き当たり、ステアリングコラム１の後退を防止
するようになる。
第２図は本考案の別の実施例を示すものであつ
て、トーボード６にはペダル取付ブラケツト１０
が取付ボルト１１により固定してあり、バルクヘ
ツド３にはステアリング取付ブラケツト１２が固
定してあり、ペダル取付ブラケツト１０とステア
リング取付ブラケツト１２とは取付ボルト１３に
より固定してある。さらにステアリングコラム１
に支持金具１４を溶接により固定し、この支持金
具１４を取付ボルト１５によりペダル取付ブラケ
ツト１０に結合してある。またステアリングコラ
ム１の端部はトーボード６に取付けてある。
て、トーボード６にはペダル取付ブラケツト１０
が取付ボルト１１により固定してあり、バルクヘ
ツド３にはステアリング取付ブラケツト１２が固
定してあり、ペダル取付ブラケツト１０とステア
リング取付ブラケツト１２とは取付ボルト１３に
より固定してある。さらにステアリングコラム１
に支持金具１４を溶接により固定し、この支持金
具１４を取付ボルト１５によりペダル取付ブラケ
ツト１０に結合してある。またステアリングコラ
ム１の端部はトーボード６に取付けてある。
そしてインストルメントパネル（図示しない）
を取付けるために、車幅方向に補強部材７が設け
てある。そこでこの考案においては、ペダル取付
ブラケツト１０にストツパブラケツト１６を溶接
により固定しておき、このストツパブラケツト１
６を補強部材７の前方に適宜の間隔Ａを置いて対
向するように配置しておく。
を取付けるために、車幅方向に補強部材７が設け
てある。そこでこの考案においては、ペダル取付
ブラケツト１０にストツパブラケツト１６を溶接
により固定しておき、このストツパブラケツト１
６を補強部材７の前方に適宜の間隔Ａを置いて対
向するように配置しておく。
このような構成になつているので、衝突事故に
よりステアリングコラム１が後退するようになる
と、ベダル取付ブラケツト１０も後退するように
なり、これに固定してあるストツパブラケツト１
６が補強部材７に突き当たり、ステアリングコラ
ム１の後退を防止するようになる。
よりステアリングコラム１が後退するようになる
と、ベダル取付ブラケツト１０も後退するように
なり、これに固定してあるストツパブラケツト１
６が補強部材７に突き当たり、ステアリングコラ
ム１の後退を防止するようになる。
前述のように本考案は、ステアリングコラムに
直接にあるいは他の部品を介して取付けたストツ
パブラケツトを、インストルメントパネルを取付
ける補強部材の前方に、適宜の間隔を置いて対向
させてあるから、衝突によりステアリングコラム
が後退するような際に、ストツパブラケツトが補
強部材に突き当たりステアリングコラムの後退を
防止することができる。また常時はストツパブラ
ケツトと補強部材とが離れているから、ステアリ
ング系統の振動がインストルメントパネルに伝わ
らず、室内騒音が発生するようなことがない。こ
のように常時と衝突時とにそれぞれ対応できると
いう利点を有しているものである。
直接にあるいは他の部品を介して取付けたストツ
パブラケツトを、インストルメントパネルを取付
ける補強部材の前方に、適宜の間隔を置いて対向
させてあるから、衝突によりステアリングコラム
が後退するような際に、ストツパブラケツトが補
強部材に突き当たりステアリングコラムの後退を
防止することができる。また常時はストツパブラ
ケツトと補強部材とが離れているから、ステアリ
ング系統の振動がインストルメントパネルに伝わ
らず、室内騒音が発生するようなことがない。こ
のように常時と衝突時とにそれぞれ対応できると
いう利点を有しているものである。
第１図は本考案の実施例を示すステアリングま
わりの斜視図、第２図は本考案の別の実施例を示
す斜視図である。 １……ステアリングコラム、２……支持金具、
３……バルクヘツド、４……ステアリング取付ブ
ラケツト、５……取付ボルト、６……トーボー
ド、７……補強部材、８……ストツパブラケツ
ト、１０……ペダル取付ブラケツト、１１……取
付ボルト、１２……ステアリング取付ブラケツ
ト、１３……取付ボルト、１４……支持金具、１
５……取付ボルト、１６……ストツパブラケツ
ト、Ａ……間隔。
わりの斜視図、第２図は本考案の別の実施例を示
す斜視図である。 １……ステアリングコラム、２……支持金具、
３……バルクヘツド、４……ステアリング取付ブ
ラケツト、５……取付ボルト、６……トーボー
ド、７……補強部材、８……ストツパブラケツ
ト、１０……ペダル取付ブラケツト、１１……取
付ボルト、１２……ステアリング取付ブラケツ
ト、１３……取付ボルト、１４……支持金具、１
５……取付ボルト、１６……ストツパブラケツ
ト、Ａ……間隔。
Claims (1)
- インストルメントパネルを取付けるために車室
内にあつて車幅方向に掛け渡された補強部材の前
方に、ステアリングコラムあるいはステアリング
コラムを支えるペダル取付ブラケツトに固定した
ストツパブラケツトを、間隔を置いて対向させた
ことを特徴とする自動車用ステアリングの後退防
止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3263581U JPS6136451Y2 (ja) | 1981-03-09 | 1981-03-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3263581U JPS6136451Y2 (ja) | 1981-03-09 | 1981-03-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57144764U JPS57144764U (ja) | 1982-09-11 |
| JPS6136451Y2 true JPS6136451Y2 (ja) | 1986-10-22 |
Family
ID=29830033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3263581U Expired JPS6136451Y2 (ja) | 1981-03-09 | 1981-03-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6136451Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-09 JP JP3263581U patent/JPS6136451Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57144764U (ja) | 1982-09-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7344158B2 (en) | Mounting structure of steering column for vehicles | |
| JP3052731B2 (ja) | 自動車のステアリング装置 | |
| JPS6136451Y2 (ja) | ||
| JPS6330604Y2 (ja) | ||
| JP3841121B2 (ja) | 自動車のステアリング支持構造 | |
| JPS6131884Y2 (ja) | ||
| JPH0347969Y2 (ja) | ||
| JPH0439093Y2 (ja) | ||
| JPS6216387Y2 (ja) | ||
| JPH0520622Y2 (ja) | ||
| JPH0343102B2 (ja) | ||
| JPS6321490Y2 (ja) | ||
| JPH0347968Y2 (ja) | ||
| JPH0519266Y2 (ja) | ||
| JP2630031B2 (ja) | ステアリングコラムの支持構造 | |
| JPH0529183Y2 (ja) | ||
| JP2904872B2 (ja) | 自動車のステアリング支持構造及び組付方法 | |
| JPH0230382Y2 (ja) | ||
| JPS6132854Y2 (ja) | ||
| JPH0356459Y2 (ja) | ||
| JPS6031960Y2 (ja) | 自動車のステアリングシヤフト保持装置 | |
| JPH0439806Y2 (ja) | ||
| JPH0534308Y2 (ja) | ||
| JP2554762Y2 (ja) | ユニバーサルジョイントの保護構造 | |
| JPH0616841Y2 (ja) | 自動車のニープロテクタ |