JPH051605U - 自動車のルーフレール取付構造 - Google Patents

自動車のルーフレール取付構造

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JPH051605U
JPH051605U JP5835391U JP5835391U JPH051605U JP H051605 U JPH051605 U JP H051605U JP 5835391 U JP5835391 U JP 5835391U JP 5835391 U JP5835391 U JP 5835391U JP H051605 U JPH051605 U JP H051605U
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JP
Japan
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roof
roof rail
rail
mounting
rail mounting
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JP5835391U
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Inventor
勝則 中川
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨水等の侵入を防止でき、かつルーフレール
の断面形状上の制約も小さくて済む自動車のルーフレー
ル取付構造を提供する。 【構成】 レール取付ブラケット17の上面に、ルーフ
パネル11を挟んでルーフレール12を取り付けること
により自動車のルーフレール取付構造を構成する。この
場合に上記レール取付ブラケット17に筒状のカラー部
18aをルーフパネル11の外方に突出するように固着
する。そしてこのカラー部18aの外方突出部にルーフ
レール11の脚部13の取付穴13cを嵌装し、上記カ
ラー部18aのねじ部18dに取付ボルト20を外方か
ら螺挿する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のルーフパネルにルーフレールを取り付けるための構造に関 し、特に上記ルーフレールの取付部分からの水の浸入を防止できるとともに、ル ーフレールの断面形状の制約を少なくできるようにした取付ボルト部分の構造の 改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の屋根に荷物を搭載するため、又は上記屋根部分を装飾するためにルー フパネル上にルーフレールを取り付ける場合がある。このようなルーフレールの 取付構造として、従来、例えば実開昭63−121160号公報に記載されたものがある 。これは例えば図7,図8に示すように構成されている。図において、3は車室 側リインホース4にボルト締め固定された取付ブラケットであり、これの上面に ルーフレール2の脚部2a,2b,2aがルーフパネル1を挟んでスタッドボル ト3a及びナット3bにより締結されている。なお、スタッドボルト3aは上記 取付ブラケット3に、上方に突出するように溶接固定されており、ルーフレール 取付時にルーフレール2を仮保持できるようになっている。また6はスタッドボ ルト3a及びナット3b部分の見栄えをよくするために、締結部に装着されたカ バーである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述の従来構造の場合、スタッドボルト3aとナット3bとのねじ部 が外方に露出していることから、雨水等が上記ねじ部の隙間を通って車室側に浸 入する問題がある。この水の侵入を防止するために、上記ナット3bの代わりに 袋ナット5を用いて上記脚部2a,2b,2aを締結する場合があり、このよう にすればスタッドボルト3aとナット3bとの隙間からの水の浸入を防止できる 。 ところが袋ナット5を用いた場合、これの高さが高い分だけカバー6の高さも 高くなり、ルーフレールの断面形状に制約を受けることとなり、ルーフレールの 意匠上の自由度が制限される。 本考案は上記従来の状況に鑑みてなされたもので、雨水等の侵入を防止でき、 かつルーフレールの断面形状上の制約も小さくて済む自動車のルーフレール取付 構造を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、レール取付ブラケットの上面に、ルーフパネルを挟んでルーフレー ルを取り付けるようにした自動車のルーフレール取付構造において、上記レール 取付ブラケットに筒状のカラー部材をルーフパネルの外方に突出するように固着 し、該カラー部材の外方突出部にルーフレールの脚部の取付穴を嵌装し、上記カ ラー部材の内面に形成されたねじ部又は上記レール取付ブラケットの上記カラー 部材下方部分に固着されたナット部材に、取付ボルトを外方から螺挿して上記ル ーフレールを固定したことを特徴としている。
【0005】
【作用】
本考案に係るルーフレール取付構造においてルーフレールをルーフに取り付け るには、まずルーフレールの脚部の取付穴をカラー部材の外方突出部に嵌装し、 次に取付ボルトを車外側から上記カラー部材のねじ部又は上記レール取付ブラケ ットに固着されたナット部材に螺挿し、これにより上記ルーフレールをルーフパ ネル上に固定する。 このように本考案では、上記カラー部材の外方突出部によってルーフレール取 付時のルーフレールの仮保持,位置決めを行うことができる。また取付ボルトを 外方から螺挿したので、従来のようなボルトとナットとのねじ部が外方に露出す ることはなく、従って雨水等の侵入を防止できる。さらにまた雨水等の侵入防止 のために袋ナットを使用する必要はないので、ルーフレールの断面形状上の制約 が少なくなり、ルーフレールの意匠上の自由度を拡大できる。
【0006】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図について説明する。 図1ないし図4は本考案の一実施例による自動車のルーフレール取付構造を説 明するための図であり、図1はルーフレール脚部の取付状態の断面図、図2はカ ラー部材の断面図、図3はルーフレールの取付状態を示す分解斜視図、図4は自 動車の斜視図である。
【0007】 図において、10は本実施例構造を備えた自動車であり、該自動車10のルー フパネル11の左,右両側にルーフレール12,12が配設されている。このル ーフレール12は車体前後方向に延びる棒状のもので、その前後両端には前,後 脚部12a,12aが、中央部には中央脚部13がそれぞれ一体形成されている 。上記前,後脚部12a,12aの上面は平面状に形成されており、該平面部1 2bには取付穴12c,12cが形成されている。上記中央脚部13は立壁13 a,底壁13bを有する側面視略L字形をなしており、該底壁13bには取付穴 13cが形成されている。
【0008】 上記ルーフパネル11の内側に配設されたリンホース14にレール取付ブラケ ット16,17,16が固着されている。該各レール取付ブラケット16,17 は横フランジ部16a,17aと縦フランジ部16b,17bとを有する階段状 をなしており、縦フランジ部16b,17bがボルト15で上記リインホース1 4に固着されている。またこのレール取付ブラケット16,17の横フランジ部 16a,17aにはカラー部材18が配設されている。
【0009】 上記カラー部材18は、円筒状で内周にねじ部18dが形成されたカラー部1 8aと、該カラー部18aの下端面に一体形成されたボルト部18bとから構成 されている。そしてこのボルト部18bが上記横フランジ部16a,17aのボ ルト穴17dに挿通され、これに螺着されたナット19によってこのカラー部材 18が上記レール取付ブラケット16,17に固着されている。なお、19aは ワッシャである。また上記カラー部18aとルーフパネル11との間には該ルー フパネル11の内面とレール取付ブラケット16,17との間のシールを行うと ともに、ルーフパネル11に作用する力を緩和するためのパッキン21が介在さ れており、さらにこのカラー部18aはルーフパネル11に形成された挿通穴1 1aからルーフパネル11の外方に突出している。そしてこの突出部に上記前, 後脚部12a,中央脚部13の取付穴12c,13cが嵌装され、さらにこのカ ラー部18aに鍔部20aが一体形成された取付ボルト20が外方から挿通され ており、これによりルーフレール12がルーフパネル11上に固定されている。 ここで上記カラー部18aは上記突出長さが上記脚部12a又は13の厚さと略 同一になるようにその長さが設定されている。なお、22は上記ルーフレール取 付ボルト20の装着部分を覆うカバーである。
【0010】 次に本実施例の作用効果について説明する。 本実施例構造においてルーフレール12をルーフパネル11上に取り付けるに は、まず、レール取付ブラケット16,17の横フランジ部16a,17aにカ ラー部材18をナット19で固着し、このレール取付ブラケット16,17をカ ラー部18aがルーフパネル11の外方に突出するように配置し、縦フランジ部 16b,17bをボルト15でリインホース14に固着する。次に上記カラー部 材18の外方突出部にルーフレール12の各脚部12a,13の取付穴12c, 12c,13cを嵌装し、この状態で上記カラー部材18のねじ部18dに、取 付ボルト20を外方から螺挿し、これによりルーフレール12をルーフパネル1 1に固定する。 このように本実施例ではカラー部材18の外方突出部にルーフレール12の脚 部12a,13の取付穴12c,13cを嵌装することによってルーフレール1 2の位置決めを行うことができ、取付作業が容易である。 また取付ボルト20をカラー部材18のねじ部18dに外方から螺挿するよう にしているので、上記ねじ部18dが取付ボルト20のボルト頭でシールされ、 つまりねじ部が外方に露出することがないので、雨水等の侵入を防止できる。 さらにまた上記脚部12a,13の締結に袋ナットを使用する必要がないので 、ルーフレール12の断面形状上の制約が少なくなり、その結果ルーフレール1 2の意匠上の自由度を拡大できる。
【0011】 また図8に示す従来構造の場合、袋ナット5又はナット3bをスタッドボルト 3aに螺着する際に、締付トルクが過大になると上記ルーフパネル1を傷付けた り、変形させたりする恐れがあった。しかし本実施例では、カラー部材18にカ ラー部18aを形成し、これの突出高さが脚部の厚さに等しくなるようにしたの で、これがストッパとして作用することから取付ボルト20の締付トルクが過大 になっても上記ルーフパネル11が傷ついたり歪んだりすることはない。
【0012】 図5は上記実施例の変形例を示し、図中、図1と同一符号は同一又は相当部分 を示す。 本実施例では、レール取付ブラケット17の上面に円筒状のカラー24を、又 、下面にナット23をそれぞれ溶接固着し、これによりカラー部材26を形成し ている。上記カラー24は上記ルーフパネル11の外方に突出しており、この突 出部に脚部13の取付穴13cが嵌装され、さらに鍔部25aを有するボルト2 5がカラー24を通って上記ナット23に螺挿されており、これによりルーフレ ールがルーフパネル11上に固着されている。
【0013】 この変形例においても上記実施例と同様の効果が得られる。さらにこの変形例 では、カラー24とナット23とをレール取付ブラケット16,17に溶接固着 することによってカラー部材26を構成しているので、それだけカラー部材26 の製作が容易である。
【0014】 図6は他の変形例を示し、図中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。 この変形例では、内面にめねじ28cを有するカラー部28aの下端にフランジ 部28bを一体形成してなるTナット28を採用している。このTナット28は フランジ部28bがレール取付ブラケット17の横フランジ部17aにプロジェ クション溶接で固着されている。
【0015】
【考案の効果】 以上のように本考案に係る自動車のルーフレール取付構造によれば、レール取 付ブラケットに筒状のカラー部材をルーフパネルの外方に突出するように固着し 、この突出部にルーフレールの取付穴を嵌装するとともに上記カラー部材の内面 又は上記レール取付ブラケットの下面のねじ部に取付ボルトを螺挿することによ りルーフレールを固定するようにしたので、上記カラー部材がルーフレール取付 時の位置決めとなることから取付作業が容易であり、またボルト頭でねじ部がシ ールされ、ねじ部が外方に露出しないことから水の侵入を防止できる効果がある 。さらにまたシール性が確保されたことから袋ナットを使用する必要がなく、カ バー位置が低くて済み、ルーフレールの断面形状上の制約が少なくなり、その結 果ルーフレールの意匠上の自由度を拡大できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるルーフレール取付構造
の断面図である。
【図2】上記実施例のカラー部材の断面図である。
【図3】上記実施例構造の分解斜視図である。
【図4】上記実施例構造を備えた自動車の斜視図であ
る。
【図5】上記実施例の変形例を示す断面図である。
【図6】上記実施例の他の変形例を示す断面図である。
【図7】従来のルーフレール取付構造の分解斜視図であ
る。
【図8】従来のルーフレール取付構造の断面図である。
【符号の説明】
11 ルーフパネル 12 ルーフレール 12a,12b,13 脚部 12c,13c 取付穴 16,17 レール取付ブラケット 16a,17a 横フランジ部(上面) 18,26 カラー部材 18a カラー部 18d ねじ部 20 取付ボルト 23 ナット(ねじ部) 24 カラー 28 Tナット(カラー部材)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 レール取付ブラケットの上面に、ルーフ
    パネルを挟んでルーフレールを取り付けるようにした自
    動車のルーフレール取付構造において、上記レール取付
    ブラケットに筒状のカラー部材をルーフパネルの外方に
    突出するように固着し、該カラー部材の外方突出部にル
    ーフレールの脚部の取付穴を嵌装し、上記カラー部材の
    内面に形成されたねじ部又は上記レール取付ブラケット
    の上記カラー部材下方部分に固着されたナット部材に、
    取付ボルトを外方から螺挿して上記ルーフレールを固定
    したことを特徴とする自動車のルーフレール取付構造。
JP5835391U 1991-06-28 1991-06-28 自動車のルーフレール取付構造 Withdrawn JPH051605U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4736735U (ja) * 1971-05-07 1972-12-23
JP2005297841A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Aoyama Seisakusho Co Ltd ルーフレール取付け用ブラケット
JP2020093662A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 本田技研工業株式会社 物品固定装置および物品固定構造の組付け方法
FR3090556A1 (fr) * 2018-12-20 2020-06-26 Renault S.A.S. Renfort arrière supérieur de custode

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