JPH0683501U - 車両用カバー - Google Patents
車両用カバーInfo
- Publication number
- JPH0683501U JPH0683501U JP2478493U JP2478493U JPH0683501U JP H0683501 U JPH0683501 U JP H0683501U JP 2478493 U JP2478493 U JP 2478493U JP 2478493 U JP2478493 U JP 2478493U JP H0683501 U JPH0683501 U JP H0683501U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastening
- holding device
- bolt
- bolts
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】締結用ボルト及び締結用ナットを脱着した際の
紛失を防止すると共に、誤ったボルト等を用いた誤組付
を防止すること。 【構成】 ボルト5のボルト部5aが落とし込まれるパ
イプ部材13とブラケット15とにより構成される締結用ボ
ルト用保持装置10と、ナット8の内径より小さい外径を
有する棒状部材23からなる締結用ナット用保持装置20と
が、締結孔7の近傍に設けられる。
紛失を防止すると共に、誤ったボルト等を用いた誤組付
を防止すること。 【構成】 ボルト5のボルト部5aが落とし込まれるパ
イプ部材13とブラケット15とにより構成される締結用ボ
ルト用保持装置10と、ナット8の内径より小さい外径を
有する棒状部材23からなる締結用ナット用保持装置20と
が、締結孔7の近傍に設けられる。
Description
【0001】
本考案は、車体フレームまたはその連結体に取付けられる車両用カバーに関す る。
【0002】
車外騒音防止対策として、例えば車両の駆動系下方を覆う車両用アンダーカバ ーを装着することは極めて有効な手段である(実公昭59−41865号公報及 び実開昭61−186685号公報等参照)。 即ち図4に示すように、車体フレーム1にはボルト2等により締結されるか、 あるいはアーク溶接等により溶接されるかにより、ブラケットあるいはサイドア ンダーカバー3が固定される。そして、該ブラケットあるいはサイドアンダーカ バー3には締結孔4が設けられており、ボルト5をアンダーカバー本体6に設け た締結孔7及びブラケットあるいはサイドアンダーカバー3の締結孔4に挿通し 、ナット8を締付けることにより、アンダーカバー本体6が締結固定される。
【0003】 ここで、車両の駆動系等のメンテナンスを実施する際には、アンダーカバー本 体6を脱着することとなるが、該脱着に際しては、ナット8を緩め、ボルト5を 締結孔4及び締結孔7から抜出し、アンダーカバー本体6を脱着することとなる 。
【0004】
ところで、従来の車両用カバーにあっては、アンダーカバー本体6を脱着する ためには、該アンダーカバー本体6の締結固定に用いていたボルト5及びナット 8を緩め、該アンダーカバー本体6から取外さなければならない。ここで、ボル ト及びナットは種々の箇所で使用されており、異なる種類のものもあるため、メ ンテナンス後の取付けに備えて、取外したボルト5及びナット8を該アンダーカ バー本体6と一緒に管理することが必要となる。
【0005】 しかしながら、ボルト5及びナット8はその形状が小さいため、作業者の不注 意により紛失したり、他の種類のボルト及びナットと混在させてしまう惧れがあ り、誤組付をしてしまうこともある。よって組立の際の作業性を低下させる惧れ もある。 本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであり、締結用ボルト及び締結用ナ ットを脱着した際の紛失を防止すると共に、誤った締結用ボルト及び締結用ナッ トを用いることによる誤組付を防止することをも目的とする。
【0006】
このため、本考案は、締結用ボルト及び締結用ナットにより締結孔を締結して エンジン等に締結保持される車両用カバーにおいて、前記締結孔近傍に締結用ボ ルト及び締結用ナット用保持装置を設ける構成とした。
【0007】
かかる構成において、車両用カバーを脱着するために、車両用カバーを締結保 持していた締結用ボルト及び締結用ナットを取外した場合には、締結用ボルト及 び締結用ナットは前記締結孔近傍に設けられた締結用ボルト用保持装置及び締結 用ナット用保持装置に保持されることとなり、締結用ボルト及び締結用ナットを 脱着した際に紛失することがない。
【0008】
以下本考案の実施例を図に基づいて説明する。 尚、図4に示す従来例と同一構成要素には、同一符号を付して説明を省略する 。 本実施例においては、アンダーカバー本体6には4個の締結孔7が設けられて いるが、各締結孔7近傍に締結用ボルト用保持装置10及び締結用ナット用保持装 置20が設けられる。尚、図においては、各々の保持装置10及び20を代表して1個 ずつ図示している。
【0009】 締結用ボルト用保持装置10は、ボルト5のボルト部5aの直径より大きく、ヘ ッド部5bより小さい内径を有するパイプ部材13と、該パイプ部材13とアンダー カバー本体6の側壁6bとの間に介装され双方に溶接固定されるブラケット15と 、により構成されている。尚、溶接箇所は締結孔7の近傍となっている。 また、締結用ナット用保持装置20は、締結孔7近傍のアンダーカバー本体6の 側壁6bに溶接され、ナット8の内径より小さい外径を有する棒状部材23からな っており、該棒状部材23を中央部25で上方に曲げる構成としている。
【0010】 以上の構成によれば、アンダーカバー本体6を脱着するために、アンダーカバ ー本体6を締結保持していたボルト5及びナット8を取外した場合には、締結用 ボルト用保持装置10及び締結用ナット用保持装置20が締結孔7の近傍に設けられ ているので、ボルト5は図2に示すように締結用ボルト用保持装置10のパイプ部 材13に落とし込まれ、またナット8は図3に示すように締結用ナット用保持装置 20の棒状部材23に引っ掛けられる。
【0011】 従って、アンダーカバー本体6に設けられる締結孔7に締結される各ボルト5 及びナット8を取外した際には、該締結孔7の近傍に設けられた締結用ボルト用 保持装置10及び締結用ナット用保持装置20に各ボルト5及びナット8が確実に保 持されることとなるので、ボルト5及びナット8を脱着した際に紛失することが ない。
【0012】 もって、作業者の不注意が生じたとしても紛失することを防止でき、また確実 に保持されるので、他の種類のボルト及びナットと混在させることも防止でき誤 組付を防止することができる。よって組立の際の作業性が大幅に向上するという 効果がある。
【0013】
本考案は以上説明したように、締結用ボルト及び締結用ナットにより締結孔を 締結してエンジン等に締結保持される車両用カバーにおいて、前記締結孔近傍に 締結用ボルト及び締結用ナット用保持装置を設ける構成としたので、締結用ボル ト及び締結用ナットの紛失を防止でき、また誤組付を防止することができるので 、組立の際の作業性を大幅に向上することが可能になるという効果がある。
【図1】本考案の一実施例を示す要部斜視図
【図2】同上実施例の締結用ボルト用保持装置の概略断
面図
面図
【図3】同上実施例の締結用ナット用保持装置の概略断
面図
面図
【図4】従来技術を示す要部斜視図
1 車体フレーム 5 ボルト 6 アンダーカバー本体 7 締結孔 8 ナット 10 締結用ボルト用保持装置 13 パイプ部材 20 締結用ナット用保持装置 23 棒状部材
Claims (1)
- 【請求項1】 締結用ボルト及び締結用ナットにより締
結孔を締結してエンジン等に締結保持される車両用カバ
ーにおいて、前記締結孔近傍に締結用ボルト及び締結用
ナット用保持装置を設けたことを特徴とする車両用カバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2478493U JPH0683501U (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 車両用カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2478493U JPH0683501U (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 車両用カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683501U true JPH0683501U (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=12147818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2478493U Pending JPH0683501U (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 車両用カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683501U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009245873A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池用イオン交換器及び燃料電池システム |
JP2013224191A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベアの欄干 |
WO2023112399A1 (ja) * | 2021-12-16 | 2023-06-22 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の騒音カバー取付構造 |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP2478493U patent/JPH0683501U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009245873A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池用イオン交換器及び燃料電池システム |
JP2013224191A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベアの欄干 |
WO2023112399A1 (ja) * | 2021-12-16 | 2023-06-22 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の騒音カバー取付構造 |
JP2023089510A (ja) * | 2021-12-16 | 2023-06-28 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の騒音カバー取付構造 |
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