JP3224748B2 - 浮床構造式駐車設備 - Google Patents
浮床構造式駐車設備Info
- Publication number
- JP3224748B2 JP3224748B2 JP23916496A JP23916496A JP3224748B2 JP 3224748 B2 JP3224748 B2 JP 3224748B2 JP 23916496 A JP23916496 A JP 23916496A JP 23916496 A JP23916496 A JP 23916496A JP 3224748 B2 JP3224748 B2 JP 3224748B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating floor
- rubber
- vibration
- foundation
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
えることができる構造を有する浮床式駐車設備に関す
る。
はあったが、図9に示すように、浮床下に人が入るスペ
ースが無く、防振ゴムを取り替える構造になっていな
い。また、浮床側面の防振ゴムも取り替えるスペースが
なく、取り替える構造になっていない。そのため、将来
にわたり防振性能を確保することができなかった。
ような問題がある。
が入れない構造であったため、防振ゴムの取り替えがで
きなかった。
ーに直接固定されていたため、防振ゴムの取り替えがで
きなかった。
カーに直接固定されていたため、防振ゴムの取り替えが
できなかった。
できる浮床構造式駐車設備を提供することを目的とす
る。
め、本発明に係る浮床構造式駐車設備は、基礎と、上記
基礎と向かい合う下面と、上記基礎から立ち上がる側壁
と向かい合う側面とを有し、コンクリートおよび鋼製の
部材により構成された浮床と、上記浮床の上に据え付け
られた駐車装置と、上記浮床の下面と上記基礎との間に
介在され、上記浮床を下方から弾性的に支持する複数の
第1の防振ゴムと、上記浮床の側面と上記側壁との間に
介在され、上記浮床を側方から弾性的に支持する複数の
第2の防振ゴムとを具備している。
ませることにより、この基礎と上記浮床の下面との間に
人が入れるスペースを形成し、このスペースの周囲に位
置する上記基礎の上に上記第1の防振ゴムおよび上記浮
床を押し上げるための複数のジャッキを設置し、上記第
1の防振ゴムは、上記基礎に固定されたベースプレート
にボルトを介して取り外し可能に結合されているととも
に、上記浮床の鋼製部材にボルトを介して取り外し可能
に結合され、また、上記第2の防振ゴムは、下向きに開
放された溝を有するプレートに支持されて、このプレー
トと共に上記浮床の側面と上記側壁との間に上方から差
し込まれるとともに、上記プレートの溝を上記浮床の側
面から側壁に向けて突出するスタッドボルトに引っ掛
け、上記プレートを上記スタッドボルトにねじ込んだナ
ットで締め付けることにより、上記浮床に取り外し可能
に結合されていることを特徴としている。
防振ゴムを取り替えるには、まず、第1の防振ゴムとベ
ースプレートとを固定しているボルトを取り外すととも
に、第1の防振ゴムと浮床の鋼製部材とを固定している
ボルトを取り外す。
の所定の場所にジャッキをセットし、このジャッキで浮
床を少し浮かせた後、第1の防振ゴムを横へスライドさ
せることで取り替えを行う。
には、まず、ナットを弛め、第2の防振ゴムを支持する
プレートの締め付けを解除する。そして、第2の防振ゴ
ムをプレートと共に浮床の側面と側壁との間から引き上
げることで取り替えを行う。
〜図8に示す。
ートおよび鋼製の部材(H形鋼)により構成されてい
る。この浮床6の下に位置する建屋の基礎9は、人が入
れるスペース1を有している。スペース1は、基礎9を
凹ませることにより構成されている。浮床6の下面6a
と基礎9との間には、浮床6を下方から弾性的に支える
複数の第1の防振ゴム3が介在されている。浮床6の側
面6bと基礎9から立ち上がる側壁9aとの間には、浮
床6を側方から弾性的に支える複数の第2の防振ゴム7
が介在されている。また、浮床6の上には、駐車装置1
00が据え付けられている。
位置された基礎9の上に設置されている。図4に示すよ
うに、アンカー11は、基礎9の上にベースプレート1
2を固定している。第1の防振ゴム3の一端は、ベース
プレート12にボルト4を介して取り外し可能に結合さ
れている。この一端の反対側に位置された第1の防振ゴ
ム3の他端は、浮床6の鋼製の部材にボルト4およびナ
ット5を介して取り外し可能に結合されている。
ボルト15を備えたプレート13が浮床6の側面6bに
固定されている。スタッドボルト15は、浮床6の側面
6bから側壁9aに向けて突出されている。第2の防振
ゴム7は、図6および図7に示すプレート8に接着され
ている。
んだ両端部に下向きに開放された溝8aを有している。
プレート8は、浮床6の側面6bと側壁9aの間に上方
から差し込まれており、このプレート8の溝8aがスタ
ッドボルト15に取り外し可能に引っ掛かっている。プ
レート8は、スタッドボルト15にナット5をねじ込む
ことで、プレート13に固定されている。
させるには、プレート8とプレート13との間に図8の
ライナー10を上から差し込み、これらプレート8とプ
レート13との間隔を調整する。
る場合は、図1および図2に見られるように、スペース
1の周囲に位置された基礎9の上に複数のジャッキ2を
セットする。次に、第1の防振ゴム3の一端をベースプ
レート12に固定しているボルト4および第1の防振ゴ
ム3の他端を浮床6の鋼製部材に固定しているボルト4
とナット5を夫々取り外す。そして、ジャッキ2で浮床
6を持ち上げれば、第1の防振ゴム3を横にスライドさ
せて取り替えを行うことができる。
える場合は、図5および図6のナット5を弛め、プレー
ト8の締め付けを解除した後、このプレート8と共に第
2の防振ゴム7を引き上げることで取り替えを行うこと
ができる。
ので、以下に記載するような効果を奏する。
るためのスペース1を確保するとともに、浮床6をジャ
ッキアップさせるジャッキ2を置くスペースを確保する
ことができる。
ような構造にしたため、浮床6を少しジャッキアップ
し、浮床6の下の第1の防振ゴム3を横にスライドさせ
ることにより、これら第1の防振ゴム3を取り替えるこ
とができる。
ような構造にしたため、浮床6の側方の第2の防振ゴム
7を浮床6と側壁9aとの間から引き上げることによ
り、これら第2の防振ゴム7も取り替えることができ
る。
確保することができる。
車設備の断面図。
置部分の断面図。
置部分の断面図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 基礎と、 上記基礎と向かい合う下面と、上記基礎から立ち上がる
側壁と向かい合う側面とを有し、コンクリートおよび鋼
製の部材により構成された浮床と、 上記浮床の上に据え付けられた駐車装置と、 上記浮床の下面と上記基礎との間に介在され、上記浮床
を下方から弾性的に支持する複数の第1の防振ゴムと、 上記浮床の側面と上記側壁との間に介在され、上記浮床
を側方から弾性的に支持する複数の第2の防振ゴムと、
を具備した駐車設備であって、 上記基礎を凹ませることにより、この基礎と上記浮床の
下面との間に人が入れるスペースを形成し、このスペー
スの周囲に位置する上記基礎の上に上記第1の防振ゴム
および上記浮床を押し上げるための複数のジャッキを設
置し、 上記第1の防振ゴムは、上記基礎に固定されたベースプ
レートにボルトを介して取り外し可能に結合されている
とともに、上記浮床の鋼製部材にボルトを介して取り外
し可能に結合され、 また、上記第2の防振ゴムは、下向きに開放された溝を
有するプレートに支持されて、このプレートと共に上記
浮床の側面と上記側壁との間に上方から差し込まれると
ともに、上記プレートの溝を上記浮床の側面から側壁に
向けて突出するスタッドボルトに引っ掛け、上記プレー
トを上記スタッドボルトにねじ込んだナットで締め付け
ることにより、上記浮床に取り外し可能に結合されてい
ることを特徴とする浮床構造式駐車設備。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、上記第1の防
振ゴムは、一端と、この一端の反対側に位置された他端
とを有し、この第1の防振ゴムの一端が上記ベースプレ
ートにボルトを介して取り外し可能に結合されていると
ともに、上記第1の防振ゴムの他端が上記鋼製部材にボ
ルトを介して取り外し可能に結合されていることを特徴
とする浮床構造式駐車設備。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2の記載において、
上記スタッドボルトは、浮床の側面に固定されたプレー
トにねじ込まれており、このプレートと上記第2の防振
ゴムを支持するプレートとの間にライナーを差し込むこ
とで、上記第2の防振ゴムが側壁に密着されることを特
徴とする浮床構造式駐車設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23916496A JP3224748B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 浮床構造式駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23916496A JP3224748B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 浮床構造式駐車設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1082199A JPH1082199A (ja) | 1998-03-31 |
JP3224748B2 true JP3224748B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=17040690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23916496A Expired - Fee Related JP3224748B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 浮床構造式駐車設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224748B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6944294B2 (ja) * | 2017-07-14 | 2021-10-06 | 日精株式会社 | ビル内エレベーター式機械駐車装置 |
-
1996
- 1996-09-10 JP JP23916496A patent/JP3224748B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1082199A (ja) | 1998-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3224748B2 (ja) | 浮床構造式駐車設備 | |
JP2002362857A (ja) | エレベータのかご床装置 | |
JP6964999B2 (ja) | ベースプレート固定装置および固定方法 | |
JPH10246004A (ja) | 免震荷重受替え方法 | |
JPH1150694A (ja) | 免震装置の設置方法 | |
JP3168084B2 (ja) | フローティングスラブ施工方法とフローティングスラブ支持構造 | |
JPH09158215A (ja) | 大型機械の据付工法 | |
JPH06229141A (ja) | 免震建屋の建設方法 | |
JPS5847725B2 (ja) | コンピユ−タ等機器の耐震支持方法 | |
JP3829458B2 (ja) | 建築物への制震装置の取り付け方法 | |
JP2000045542A (ja) | 既存構造物の基礎免震化工法 | |
JPH02283995A (ja) | ディーゼル機関の防振装置 | |
JPS61204477A (ja) | 防振建物 | |
JPH07305302A (ja) | 軌道用防振装置 | |
JPH108738A (ja) | 既存建物の免震化工法および免震装置の支承部構造 | |
JPH0339131B2 (ja) | ||
KR200149830Y1 (ko) | 면진 베어링 | |
JP2000186430A (ja) | 既存建物への免震支承設置方法 | |
JP3719784B2 (ja) | 防振工法 | |
JPH0332169Y2 (ja) | ||
JPH1025759A (ja) | レベル調整可能な柱脚 | |
JPH06330858A (ja) | 圧縮機の支持装置 | |
JPS5824417Y2 (ja) | 変圧器の防振装置 | |
JPS5836909Y2 (ja) | エレベ−タ巻上機の支持具 | |
JP2766882B2 (ja) | 免震装置の着脱方法とその方法に使用する着脱装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010724 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070824 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080824 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |