JPS62501538A - araBプロモーターを含有する複製可能な発現ビヒクル - Google Patents

araBプロモーターを含有する複製可能な発現ビヒクル

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JPS62501538A JP61500818A JP50081886A JPS62501538A JP S62501538 A JPS62501538 A JP S62501538A JP 61500818 A JP61500818 A JP 61500818A JP 50081886 A JP50081886 A JP 50081886A JP S62501538 A JPS62501538 A JP S62501538A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
12、第6項に記載のビヒクルで形質転換された細菌。 13、生活活性を有するヘテロローガスペプチドを発現する様に形質転換された 細菌内で該ペプチドを生産する方法であって。 a)生物活性を有するペプチドをコードしているヘテロローガス遺伝子に機能的 に結合しているaraBプロモーターを含有しているポリヌクレオチド分子を複 製可能な発現ビヒクルに挿入し、 b)該ポリヌクレオチド分子を含有している発現ビヒクルで、該ペプチドを発現 し得る細菌を形質転換し、C)形質転換された細菌を培養条件下で培養し、d) 該培養から該ペプチドを回収することからなる方法。 14、ある種の細菌にとってヘテロローガスな遺伝子に機能的に結合しているa raBプロモーターを含有しており、生物活性を有するヘテロローガスペプチド をコードしているポリヌクレオチド分子で形質転換した該細菌を培養することに より該ヘテロローガスペプチドを生産する方法であって、 a)該細菌にとってヘテロローガスな遺伝子に機能的に結合しているaraBプ ロモーターを含有しており、生物活性を有するペプチドをコードしているポリヌ ク1/オチド分子で形質転換した細菌を培養培地中、選択的増殖条件下、指数的 成長期に達するまでインキュベートし、 b)工程a)の培養を新たな培養培地に移し、十分な時間該培養をインキュベー トシて更に増殖させ、C)工程b)の培養を生産培地に接種し、最大細菌増殖を 達成するための発酵条件下、選択された細胞密度を達成するに十分な時間該培養 をインキュベートシd)有意な量の該ヘテロローガスペプチドを該培地中で生産 させるのに有効fa mのし一アラビノースを添加し、そして e)該ヘテロローガスペプチドを回収することからなる方法。 15、セクロピンをコードしている第2遺伝子配列と機能的に結合している、本 来セクロピン感受性である細菌に対する生成する融合タンパク質の殺菌作用を抑 制し得るポリペプチドをコードしている第1遺伝子配列を含有している遺伝子構 築物。 16、誘導プロモーターと機能的に結合しているセクロピンをコードしている遺 伝子配列を含有している遺伝子構築物。 17、機能的に結合している誘導プロモーターを更に含有している第15項に記 載の遺伝子構築物。 】8.セクロピンをコードしている遺伝子配列が合成配列である第15項、第1 6項または第17項のいずれかに記載の遺伝子構築物。 19、ポリペプチドが先導ポリペプチドである第15項に記載の遺伝子構築物。 20、ポリペプチドをコードしている遺伝子配列が約300〜5,000 塩基 対からなる第15項に記載の遺伝子構築物。 21、セクロピンがセクロピンA%BまたはCである第15項、第16項または 第17項のいずれかに記載の遺伝子構築物。 22、ポリペプチドをコードしている遺伝子配列がaraB遺伝子をコードして いる第15項に記載の遺伝子構築物。 23、第15項または第16項のいずれかに記載の遺伝子構築物を含んでいる、 宿主内で複製可能なビヒクル。 24、細菌内で発現し得る第23項に記載のビヒクル。 25、セクロビンがA、BまたはDである第23項に記載のビヒクル。 26、第15項、第16項または第17項のいずれかに記載の遺伝子構築物で形 質転換された宿主。 27、セクロピン感受性細菌である第26項記載の宿主。 28、セクロビンがA、BまたはDである第26項に記載の宿主。 29、宿主内で発現し得るビヒクルで形質転換されたセクロピン感受性宿主であ って、該ビヒクルが、生成する発現融合生産物中、該宿主に対するセクロピンの 遺伝子配列を含有していることを特徴とする宿主。 △ 30、セフC1t:”ンをコードしている第1セグメントおよびポリペプチドを コードしている第2セグメントを含有している融合タンパク質であって、該融合 タンパク質が該セクロピンの殺菌性を実質的に欠如する様に含有している融合タ ンパク質。 31、セクロビンがA、BまたはDである第30項に記載の融合タンパク質。 32、両セグメントの間に選択的開裂部位を持っている第30項に記載の融合タ ンパク質。 33、生物学的方法でセクロビンを生産する方法であって、セクロピンをコード している第1.遺伝子配列を。 異なったポリペプチドをコードしている第2遺伝子配列と機能的に結合させて融 合遺伝子を形成し、該融合遺伝子をセクロピン感受性宿主に形質転換し。 該形質転換宿主を培養して該宿主に対して毒性を持たないタンパク質複合体、を 生産せしめ、次いで該タンパク質複合体からセクロビンを回収することからなる 方法。 34、タンパク質複合体を、セクロピンと異なったポリペプチドに開裂させる工 程を更に含んでなる第18項に記載の方法。 明 細 書 ara Bプロモーター、および微生物学的方法によるセクロピン類を含むポリ ペプチド類の製造法 関連出願 この出願は、1985年1月28日に出願された米国特許第695,309号の 一部継続出願である。 技術分野 本発′明は、組換えDNA工学および、形質転換された宿主における異種遺伝子 の発現にara Bプロモーターを使用することに関する。さらに、この特許は 、殺菌性ペプチドであるセクロピンおよびその類縁物質をコードしている遺伝子 の修飾、クローニング、および発現に関するものである。 技術的背景 DNA分子にコードされている遺伝情報は、DNAのm −RN Aへの転写お よびそれに続(m−RNAのポリペプチドまたは蛋白質への翻訳を含む一連の過 程で発現される。ポリペプチドを形成するための、コード化された情報の発現は 、RNAポリメラーゼが結合し、転写を開始させるDNA上の領域、即しプロモ ータ部位で開始される。異種遺伝子の発現のための組換えDNA法に使用される プロモー・−ターには、β−ラクタマーゼ(ペニシリナーゼ)やラクトース(β −ガラクトシダーゼ)のプロモータ・−系〔チャック(Chang)ら、ネイチ ャー(Nature)、275:615(1978);イタクラ(Itakur a )ら、サイエンス(5cience )、198:1056(1977)i ゴーデル(Gocddel )ら、Nature 1281 :544(197 9))および、トリプトファン(trp) プ0 モ9−系(Goeddel  ら、ヌクレイツク・アシッド・リサーチ、8:4057(1980): E P O特許出願公開第0036776 号〕が含まれる。他の知られたプロモーター には、バクテリオファージスプロモーター、(PL)および(PR)、hut  、 コリシンE1、ガラクトース、アルカリフォスファターゼ、キシロースAお よび、アラビノースオペロン中に位置している。エシエリヒノースオベロン(a ra BAD )は、研究されている。S。 チフィムリウム中のし一アラビノースオペロンは、特に興味深い。その配列は、 以下に開示されている:ホルウイ7 (I(orwitz 、 A、 )らの1 S、チフイムリウムLT2中のara BAD −ara Cコントロール領域 のDNA配列1、ジーン(Gene )、14:309−319(1981)お よび、リン(Lin、 H,−C,)らによルlS、チフィムリウムLT2のa raBADオペロン、1.araBノヌクレオチド配列および、その生成物リブ ロキナーゼの一次構造” Gene 、 34 : 111−122 (198 5) ;Il、’ araAのヌクレオチド配列および、その生成物L−アラビ ノースイソメラーゼの一次構造” Gene、 348123−128(198 5) 1II1. ’ araDとソノ側面領域ノヌクレオチド配列および、そ の生成物■、−リブロース−5−フォスフエイト−4−エピメラーゼの一次構造 ” Gene 。 34 : 129−134(1985)などの一連の文献に開示されている。a raBADオペロンは、L−アラビノースの初期代謝に関与している3つの構造 遺伝子を含んでいる〔リー、ヤーーハウ(Lee、 Jar −How )らの 1S。 チフイムリウムl、T2ara突然変異の遺伝子的特徴付け1、ジャーナル・オ ブ・バクテリオロジ−(J、 ofBacteriology )、158:3 44−46(1984))。L −7ラヒノースは、ara A遺伝子産物であ る■、−アラビノースイソメラーゼにより、まず、L−リブロースに変換される 。それから、L−リブロースは、araB遺伝子産物であるリブロキナーゼによ りL−リブロース−産物であるし一リブロースー5−フォスフエイト−4−エピ メラーゼは、L−リブロース−5−フォスフエイトのD−キシロース−5−ホス フェイトへの変換を触媒し5、次いでこの後者がベントースリン酸化系路に物に よって調和をもってコントロールされる。 本明細書および請求の範囲に記載した1つの態様では、ara Bプロモーター を、セクロビンをコードしている遺伝子と機能的に連結し、セクロピンタンパク 質の発現のため適当な宿主に挿入しているので、セクロピンについての背景技術 文献を概観することは価値あることである。 セクロピア蛾と数種の鱗翅類のこん虫の免疫機構は、主として、最近抗菌ペプチ ド類として見出されたセクロビン類が関与している有効な体液性応答によって特 徴付けられる〔ボーマン、H,G、 (Boman、 H,G、)とステイナー 、H(5teiner、H,) (7)カレ7) ・トヒ7り7. ・イン・ミ クロバイオロジー・アンド・イムノロジ=(Current Topics I n Microbiology And Immunology )、94/9 5 ニア5−91 (1981))。3つの主要なセクロピン、ASBおよびD が免疫性血液とリンパがら精製されており、それらの配列が明らかにされたしス テイナー(5teiner )らのネイチャー(Nacure )、292:2 46−248(1981)iキュー(Qu)らのヨーロピアン・ジャーナル・オ ブ・バイオケミストリー(EuropeanJournal of Bioch emistry)、127:219−224(1982);フルトマルク、D  (Hultmark 、 D ) (7)イビッド(ibid)127:207 −217(1982);およびフルトマルクの米国特許第4,355,104号 〕。これらすべてのセクロピンは、互いに高度の配列ホモロギー(相同性)をも った小さな塩基性ペプチドである。アンセレア・ベルニおよびDのアミノ酸配列 は以下の通りである:A、p、セクoピアB H2N−Lys−Trp−Lys −11e−Phe−Lys−Lys −H,c 、 セ’l OビアB H2N −Lys−Trp−Lys−Val−Phe−Lys−Lys−11c−Gl  u −Ly s −Me t −Gl y −Arg −H,C,セクロビ7A  82N−Lys−Trp−Lys−Leu−Phe−Lys−Lys−11e −Glu−Lys−Val−Gly−Gln−H,c、セフ0ビアD H2N− Trp−Asn−Pro−Phe−Lys−Glu−Leu −Gl u −L y s −Va 1−Gly−Gt n −A、p、セクロピ7D H2N−T rp−Asn−Pro−Phe−Lys−Glu−Leu−C;1 u、−Ar g −Al a−Gl y −C1n −A、p、−1zりoビアB Asn− 1ie−Arg−Asn−Guy−11eAsn−11e−Ar、C,セクロピ 7RAsn−11e−Arg−Asn−Guy−11e−Asn−11e−Ar  a−Gl y−Pro −Al a−I l e −Al a −H,、C, セクロピ7A Asn−11e−Arg−Asp−Gly−11e−Asn−1 1e−Ar a−Gl y−Pro −Al a−Val −Al a−H,C ,セクロピ7D Arg−Val−Arg−Asp−A1.a−Val−11e −5er−Al a −Gl y−Pr o−Al a −Va 1−Al g −A 、p 、セクロビ7D Arg−Val−Arg−Asp−Ala−11 e−11e−5er−Al a−Gl y−Pro−Al a −Va I − Al a −HoC,セクロピンB Val−Leu−Gly−Glu−Ala −Lys−Ala−11e−Leu−9er−CO−R H,C,セクロビンA Val−Val−Gly−Gfn−Ala−Thr−G in−11e−Al a −Ly s−ω−K H,c、 セ’)OビアD Thr−Vat−Ala−Gin−Ala−丁’h r −Al a−Leu −Al a −Ly s −Co−R H,C,セクロビ7D Thr−Val−Ala−Gln−Ala−Thr−A la−Leu−Al a −Ly s −CO−R セクロビンは、その構造が蜂毒液であるメリチンに似ているが、メリチンよりも 広い抗菌スペクトラムを有していて、培養肝細胞、羊の赤血球、または、こん虫 細胞を溶解しない。上に示したように、全てのヤクロピンのカルボキシ末端は封 鎖されていて、ヤクロピンAの場合は、封鎖している基は、1級アミド基である 〔アンドリュー(Andreu )らのプロシーディンゲス・オブ・ザ・ナショ ナル・アカデミ−・オブ・サイエンシイズ、U S A (Proceedin gs of the National Academyof 5cience s、 U S A )、8086475−6479(1983))。 ヤクロビンAとその数種の関連ペプチドは、近年、固相法によって合成されてい て、それらは、化学的および物理的判定規準では、天然のヤクロビンAとまった く識別できない(Andreu ら、同上)。 興味あることに、カルボキシ末端のテトラペプチドイミドは、E、コリに対して の抗菌活性にとってさほど重要性をもっていないが、試験した他の3つの細菌で は、抗菌活性はセクロビンAの抗菌活性より3%から20%低下した。 セクロピンは、グラム陰性菌およびダラム陽性菌などを含む様々な細菌に対して 抗菌性を有している。セクロピンの作用機序に関して得られた資料により、セク ロピンは、細菌の細胞貫膜を破壊することが判明した〔スタイナー(5tein er )らのNature、 292 :246−248(1981))。その 文献より、細菌種が異なればセクロビンに対する感受性も異なり、各々のセクロ ピンが固有の活性スペクトラムを有することは明白である。 たとえば、バシルスーメガテリウム(Bacil lus megateriu m)は、セクロピンAとBに対して高感受性であるが、セクロピンDに対しては 比較的耐性である。グラム陰性菌もダラム陽性菌もセクロピンに対して、μモル 濃度の範囲で感受性を示すことがわかった。セクロピンに対する感受性の高い細 菌は、E、コリ、シュードモナス骨アエルギノサ(Pseudomonas a reruginosa )、S、7 Jl/ セフ。 は全部て12個のアミノ酸置換を示すが、9種の異なる細菌種に対する活性は非 常に似ている。このことは、多くのアミノ酸を、ペプチドの生物活性を変えるこ となく置換し得ることを示している。同様に、中国のすとは、4つの部位で異っ ている。しかし、その内の3つの置換は、H,cecropia A形に存在す る対応アミノ酸の置換である。4番目の置換は、H,cecropia AとB が異なっている部位でのものであり、保存的置換である。 よって、保存的アミノ酸置換によってつくられたセクロピンの特異な誘導体が、 その生物活性を持ち続けることは明らかである。セクロビンDでみられるような 非保存的置換は、ペプチドの活性を変えてしまう可能性がある。セクロビンDは 、セクロピンAおよびBとほとんど同程度のE、コリに対する活性をもっている が、他の8種の細菌種に対しては、明らかに活性が低くなっている。 セクロビンやその類縁体の高い有用性および、組換えDNA法によってタンパク 質を生産できるという大きな屁望から、遺伝子組換え法によ、るセクロピンの生 産系を提供することは価値あることであると考えられる。 発明の開示 いるヘテロローガス(異種)遺伝子と機能的に結合さに於けるプロモーターとし て使用し得ることがわかった。ヘテロローガス遺伝子の発現をコントロールする L−アラビノースで誘導し得る。例えば、生産されるポリペプチド類は培養培地 に[、−アラビノースを添加するまでは合成されない。即ち、L−アラビノース の非存在下では、ポリペプチドを生成するヘテロローガス遺伝子の発現はない。 L−アラビノースで誘導されることにより、λra Bプロモーターで開始され るメツセンジャーRNAの一部としてポリペプチドが転写される。いったん誘導 されれば、ポリペプチドは迅速に、かつ効率的に生産される。さらに、発酵期間 は他の系と比較して短い。重要なことは発現の程度が増大すること、即ち、ヘテ ロローガスポリペプチドの生産が非常に改良されることであり、従って産業上利 用することを望ましいものにしている。最後に、発現された融合ポリペプチドは 、宿主細胞内で細胞封入体を形成し、これは、サイズが増大しているにもかかわ らず非常に安定であり、ヘテロローガスタンパク質の精製が容易である。 従って本発明は、宿主内で発現し得るポリヌクレオチド分子であって、該宿主に とってヘテロローガスな遺伝子と機能的に結合しているara Bプロモーター の配列を含有しているポリヌクレオチド分子を提供するものである。ポリヌクレ オチド(類)をコードしているヘテロローガス遺伝子は、生物学的に活性である (生物活性を有する)。本発明はまた、該ポリヌクレオチド分子を含有17てい る、複製および発現可能なビヒクル、該ビヒクルで形質転換された宿主、および 、最終的な発現およびヘテロローガスなペプチド(類)を回収するために該宿主 を培養するための発酵法を提供するものである。 本発明はまた、組換えDNA法によりセクロビンペプチドおよびその類似体を生 産するための方法、およびその方法に使用する手段を提供するものである。セク ロピン(類)は上記ara Bプロモーターまたはその他のプロモーターを使っ て発現させることができる。 特に本発明は、セクロビン様殺菌作用を有するペプチドをコードしている遺伝子 配列を提供するものである。単独で、あるいは他のペプチドまたはアミノ酸残基 と一緒にセクロビンペプチドを含有
【7ているもつと長い配列の一部として提供 されるこれらの遺伝子配列は、それらを発現宿主としてのE、 coli (大 腸菌)に最も受け入れられ易くする様にコンピュータを使った方法で設計するの が理想的である。 具体的には、本発明は、異なったポリペプチドをコードしている第2遺伝子配列 と機能的に結合しているセクロビンをコードしている第1遺伝子配列の融合配列 である遺伝子構築物であって、セクロピン感受性宿主内で発現し得る遺伝子構築 物を提供するものである(ここで、異なったポリペプチドとは、セクロビン感受 性宿主に対する該発現された融合産物の殺菌作用を抑制し得るものである)。 本発明のもう1つの目的は、誘導し得るプロモーター配列に機能的に結合してい るセクロビンをコードしている遺伝子配列を含有している、セクロピン感受性宿 主内で発現し得る遺伝子構築物を提供するものである。 本発明はまた、上記遺伝子構築物を含有している複製および発現可能なビヒクル 、該ビヒクルで形質転換された宿主、および該ビヒクル、構築物ならびに宿主を 使ってセクロピンを生産する方法を提供するものである。 更に本発明は、セクロビンとポリペプチドとの融合タンパク質であって、細菌宿 主に対する殺菌作用が減少したタンパク質を提供するものである。 セクロピンをコードしている遺伝子配列は、発現宿主としての大腸菌に最も受け 入れられやすくする様に、好ましくはコンピュータを使った方法で設計する。ま た、自己相補性を最小にし、挿入を容易にするために配列の内部または外側に制 限エンドヌクレアーゼ部位を避ける様にあるいは設ける様に、そして所望の発現 ビヒクルとの相補性を最小にする様に設計する。ポリヌクレオチド配列をこの様 な最適14【状態にするこトニより、本発明は、大抵の場合、セクロビン源とし て用いられる各種の天然の遺伝子とは構造的に異なっている合成配列を提供する 。 第1図は大腸菌内での発現に使用する合成遺伝子およびセクロビンAのヌクレオ チド配列およびアミノ酸配列を示す。 第2図はプラスミドp M I45およびM13mp9 がら(Dプラスミドル  I N G lの組立てを示している。PINCIはara13およびara  C遺伝子の両名を持っている。この図はまた、プラスミドp I N G l からのプラスミドpCAiA、pcAIBおよび1)CAl’ の組立てをも示 (7ている。 第3図はp M H5およびpcAl、A、pcAIB並びにpcAl’ から のプラス・ミドpCA3’%PCA3A、PCA3BおよびPCA2′ 並びに 1FcA2Aの組立てを示している。pcAl(またはpcAIAおよびIB) 、PCA2′(またはpCA2A)およびp CA’3’ (またはpCA3A およびpCA3B)間の違いは、セクロビンA遺伝子と、ara遺伝子間のRa m HI部位との間の種々の長さにあり、pcAl’(またはpcAIAおよび IB)では500bp、PCA2’(またはPCA2A、)では1253bp、 およびpCA3’(またはPCA3Aおよび3B)テハ155obPテある。 第4図はプラスミドp19Gの組立を示している。 第5図はpCA3Aからのプラスミドp CA 3 A −−1の組立を示して いる。この図はまた、p CA 3 A −−1およびp’19 C(第4図) からのプラスミドpCA3Dの組立をも示している。 第6図はセクロピンA、大腸菌内で発現させるための第2の化学的に合成された 遺伝子のヌクレオチド配列およびアミノ酸配列を示している。 第7図は野生型およびミュータント(突然変異)セクロピンAのヌクレオチド配 列およびアミノ酸配列を示している:ζこで、 (1)はCA野生型(pCA3D)、 (2)はCAミュータントA (pCA3A )、(3)はCAミュータントB  (pCA3B )であり、ミューチージョンの位置を示している。 第8図はara B −h TG F融合体を含有しているプラスミドphTG F5の組立を示す。 第9図はプラスミドpTGF58の組立を示す。 第10図はヒトの合成カルシトニン遺伝子を持っている2つのプラスミドP11 5およびP318の組立を示している。 第11図は、融合ポリペプチド、リブロキナーゼ−ヒトカルシトニン(hCT) の遺伝子を含んでいるプラスミドpHCT1の組立を示す。 第12図はカルシトニン−ペプチド遺伝子のクローニングおよび発現のためのビ ヒクルとして用いられるプラスミドPINGIの組立を示している。PINGI は以下の記載に於いては、組換えDNA技術で用いられる多くの用語が多数使用 されている。明細書および請求の範囲を明瞭にかつ統一的に理解できる様に、ま たこの様な用語の範囲を明硅にする為にも、以下に用語の定義を行なう。 オペロン ポリペプチド発現のための構造遺伝子およびその発現を調節している コントロール領域を含んでいる遺伝子。 オペレーター 特定のリプレッサーと相互作用し得るDNA配列であり、その相 互作用により隣接遺伝子(群)の機能がコントロールサレル。 プロモーター RNAポリメラーゼが結合し、隣接遺伝子(群)の転写を開始さ せる、コントロール領域内のDNA配列。 アクチベーター RNAポリメラーゼによるRNA合成の開始に必要なタンパク 。 DNA配列であり、これにより隣接遺伝子がコントロールされる。 ポリヌクレオチド分子 糖と燐酸残基の交互連結で構成される骨格により互いに 連結しているヌクレオチドの線状配列であり、本明細書に於いては、DNAおよ びRNAポリマーの両者を含んでいる。 構造遺伝子 鋳型またはメツセンジャーRNAを介して、特定のペプチドに特徴 的なアミノ酸配列をコードしているDNA配列。 ヘテロローガス(異種)遺伝子 外来性の、即ち宿主とは異なる供給体に由来す る遺伝子であるか、または化学的に合成された遺伝子であり、宿主とは異なる種 の供給体を含んでいる。この遺伝子は、発現ビヒクルによる形質転換を受ける住 換によって通常生産されないポリペプチドをコードしている。 生物系内で生じる目的の効果を達成する性質またはそのプロセスを意味する。 機能的な結合 本明細書では、プロモーターがヘテロローガス遺伝子によってコ ードされているポリペプチドの発現の開始をコントロールすることを意味してい る。 発現 構造遺伝子によりポリペプチドが生産されるプロセスを発現という。これ には、遺伝子のメツセンジャーRNA(mRNA)への転写とInRNAのポリ ペプチドへの翻訳が含まれる。 ラスミドまたはファージDNAまたはその他のDNA配列であり、DNAの必須 の生物学的機能を失なうことなく、決定可能な様にそのDNA配列を切断し得る 1つまたはそれ以上のエンドヌクレアーゼ認識部位によって特徴づけられ、かつ 、形質転換細胞の同定に使用するのに適当な表現型選択マーカーを含んでいるも のをいう。マーカーは、例えばテトラサイクリン耐性またはアンピシリン耐性で ある。「ベクター」という用語がクローニングベクターの代りに用いられること がある。 発現コントロール配列 構造遺伝子と機能的に結合された場合、この構造遺伝子 の発現をコントロールまたは調節するヌクレオチド配列。これにはファージラム ダの主要なオペレーターおよびプロモーター領域、lac系、trp系、fd  外皮タンパク質のコントロール領域、および原核性または真核性細胞の遺伝子の 発現をコントロールすることが知られているその他の配列が含まれる。 発現ビヒクル クローニングビヒクルに似たビヒクルであるが、通常ある種の調 節配列のコントロール下で、宿主内に於いて、与えられた構造遺伝子を発現する ことができるビヒクルをいう。 宿主 複製可能な発現ビヒクルの受容体となる全ゆる生物を意味し、これには細 菌および酵母が含まれる。 当業界で認められている殺菌活性測定法で測定した場合、インビボまたはインビ トロで該活性が認められる、全ゆる昆虫類由来のポリペプチドを含んでいる。 本発明に於いてセクロピンという用語は、適当な系で殺菌活性を示す、天然セク ロピンの全ゆる類似体、同族体、ミュータント、異性体または誘導体についても 用いられる。この用語は更に、天然のアミノ酸より少ない数のフラグメント、例 えば天然のセクロピンまたはその類似体の部分的フラグメントをも意味する。 更にまた、この用語は、天然のセクロピンまたはその ゛類似体の配列と、1ま たはそれ以上のその周辺アミノ酸、好ましくはカルボキシ末端のアミノ酸、を含 んでいる、セクロピン様殺菌活性を有する産物をも意味する。また、この用語は 、天然のアミノ酸より少ない数のセクロピンであるが、殺菌活性を示すものも含 むものとする。 ある種のセクロピンをこの定義の範囲内に入れるホモロギー(相同性)の程度は 、殺菌活性に関与しているセクロピンの領域に応じてかわる。この定義の範囲内 に入る為には、殺菌活性を示すのに必須である領域は高いホモロギーを示すが、 殺菌作用を示す構造を維持したり、リセブター結合を行なうの関与しない配列は 、比較的低いホモロギーを示すものであってもよい。 更に、機能的に類似し7ている側鎖を置換しても、臨界領域は殺菌活性を示し、 本明細書で定義した意味でホモローガスである。[機能的に類似」という用語は 、側鎖の優勢な特性、例えば塩基性、中性または酸性、立体障害の有無などをい う。一般に、セクロビンとして定義されるペプチドは、本明細書の「技術的背景 」の項に示したセクロピン類と実質的に相同(ホモローガス)である領域を含ん でいる。カルボキシ末端領域に比較してアミノ末端領域でのホモロギーはさほど 必要ではない。 「殺菌作用(活性)」という用語は、先に定義した活性を意味し、それは天然の セクロピン種の活性より大きくても、あるいは小さくてもよい。具体的には、天 然柱の約1%から、天然のセクロビンの活性より実質的に高い(例えば10倍、 ioo倍またはそれ以上)活性の範囲の殺菌作用を持ったセクロビンベグチドが 含まれる。 本発明は、宿主にとってヘテロローガス(異種)遺伝子に機能的に結合させたa ra Bプロモーターノ配列を含んでいる該宿主内で発現し得るポリヌクレオチ ド分子を提供するものである。異種遺伝子は、生物活性をもつポリペプチドをコ ードしている。本発明はまた、る。即ち、コードされたポリペプチドを生成する だめの異種遺伝子の発現は、■、−アラビノースの添加によにポジティブコント ロール系である。L−アラビノースの添加がなければ、異種ポリペプチドは発現 または合成されない。ひとたび誘導されれば、生物活性ポリペプチドである生産 物は、迅速に、能率的に製造される。これらポリペプチド生産物は、典型的には 、宿主細胞中で細胞封入体として形成される。細胞封入体は、細胞密度の増加と 共に急速に増大する。細胞封入体は、宿主細胞中では、非常に安定に存在する。 この特徴により、再現性よく高収率で生産され、発酵の監視が容易になる。進行 中の発酵を終わらせるための正確な決定は、細胞封入体の大きさと飽和した増殖 に基づいて簡単に行なうことができる。 モ30 モ20 モ1〇 七1 TATTCAATGmCGA、CATrCCAGCCATAGTrATAGAC ACr丁C丁CTrA(:TTAATITTATCGCCrGAACTT;TA CG Cr丁rlGTTA CAAAG CCCr1TrCACAAGCCGG G丁TCATA(f;TGCITTCATCAAG CGCAAAGTCr丁G CGGAGACGGAAGCrCrGT CGTCCIGGTCGATATGG A CAATT丁GπrcTrGTcTGAACAT CGGGGGGTAGA GAAATC−3’ara B遺伝子の一部分であるara Bプロモーターは 、L−アラビノースオペロン中に位置している。L−アイムリウムで分離された 。L2かし、本発明の実施におに限定するものではない。他の供給源は、■、− アラビノースオペロンをコードしている遺伝子を含んだどんの供給源には、シュ ードモナス、シトロバクタ−、キサントモナスおよび、エルウィニアの細菌群が 含まれる。 更に、ara Bプロモーターは、天然起源よりもむしろ、例えば実験室での操 作によって合成されてもよい。 換言すれば、この概念は9、人工的に合成されたもの、あるいは、人工的に減成 された産物をも意味している。 このように、天然のara Bプロモーターの完全な配列が、ある生物種のゲノ ムDNA中に組込まれて存在していても、その生物のゲノムDNAから分離され たara Bプロモーターに相当する分離された配列は、先導ポリペプチドに相 当する隣接配列、および開始並びに停止信号が付いていようといよまいと、天然 に存在するものではなく、1合成1されたものと考える。その上、遺伝子コード には同義性があるので、そのアミノ酸配列がわかっていても、必ずしも、また、 決定的には、それをコードしている天然の遺伝子配列を決める訳にはいかない。 どんな合成配列を作成する場合でも、最善の方法は4つかまたはそれ以上の過程 からなり、それは、ara Bプロモーターの合成に適用できると共に、異種ポ リペプチドを含むペプチド配列の合成にも適用できる。まず、所望の配列に対し 、その配列中の各アミノ酸に対する可能なりNAコドンのリストをつくる。そし て、これらコドンを、細菌または酵母で使用される頻度に従って順番に並べる。 コドンの予備的順序は、酵母にツいティ、ベネッシj−7(Bennetzen  ) とハル(HaH)とのジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー  (Journal of Biological Chemistry)、2 57:3026−3031(1982)、細菌については、フィールス(Fie rs)、W、ネイチャー(1’JaLure )、260.500(1976) の文献に基いて行なってよい。さらに、これら文献の技術以上の精密な配列化を 推薦する。 どのコドンを選択するかに影響する第2の要因は、クローニング過程に於いて制 限酵素の使用を容易になる様な、遺伝子クローニング過程で使用する制限酵素部 位が存在するか存在しないかという点である。公知であるエンドヌクレアーゼ部 位の配列(ひとつの部位が4〜6個のヌクレオチドで成り立っている)を1宿主 に好まれる“−欠配列と比較することで、この要因を最も適止化できる。制限酵 素であるエンドヌクレアーゼ部位のリストは、たとえば、ロバート(Roher ts )、R,J 、のヌクレイツク・アシッド・リサーチ(NucleicA cid Re5earch )、11 : 1(1983)、r 1.35−  r 137に開示されている。 特定のコドンの選択に影響を与える3番目の要因は、合成されたDNAフラグメ ントの内部の二次構造を最小限にする必要があることである。それは、折りたた まれてしまい、近接したDNAフラグメントとのアニーリングが阻止されること を避けるためである。この要因には、意図した遺伝子中の互いに隣接し合ってい るセグメントを除き、セグメントが、互いに過度に相補的となることを避ける様 に配列設計を検索することである。相補性を調べること(即ち、その回避)は、 設計された遺伝子配列と提供される複製ビヒクル(プラスミドやファージ)の間 でも実施することができる。 最適化させる4番目の要因は、転写が早く終わるのを避けるために、特に、GC 塩基対の豊富な配列が前にある場合は、AT塩基対の豊富な配列(約5またはそ れ以上)を回避することである。 コドンの選択に影響を与える5番目の要因は、情報を安定させるためにRNas e部位を避けることである。 最後に、もし、2つの可能なコドンのいずれを使用してもよい場合は、微生物ゲ ノム中で発現を最大にするものを使用するのが適当である〔たとえば、フイール ス(Fiers )らのNature 260.500.(1976)i米国特 許第4,366,246号、6巻、を参照〕。 細菌や酵母での発現を最も効果的にするために、必要な比較を行なうようコンピ ューターにプログラムすることが最も好ましい。 本発明の具体例をひとつ挙げれば、誘導ara Bプロモーターを生物活性をも つポリペプチドをコードしている遺伝子配列に機能的に連結させる。そして、得 られた遺伝子構築物を発現ビヒクルに導入するか、または、その一部とする。次 いで発現ビヒクルを適当な宿主を形質転換するために使用する。その宿主を、発 育を最適にするように選ばれた培養条件下で発酵する。 ara Bプロモーターは、異種遺伝子の発現を開始させる様にプロモーターを 誘導するし一アラビノースで処理されるまでは不活性である。その働きの順序は 、mRNAへの遺伝子の転写とそれに続くポリペプチド産物への翻訳である。 本発明におけるもう一つの具体例では、ara Bプロモーターを生物活性をも つ異種ポリペプチドをコードしている遺伝子配列に機能的に連結し、そして、こ の遺伝子配列をもう一つのポリペプチドをコードしている2番目の遺伝子配列に 連結させる。発現により、融合体、即ち2番目のポリペプチドのアミノ酸配列と 所望の異種ポリペプチドのアミノ酸配列を含む前駆体タンパク質であって所望の アミノ酸配列に隣接した選択的開裂部位を含有しているタンパク質が得られる。 開裂部位は、従来技術で知られている好ましいいずれの部位でもよいが、メチオ ニンが好ましい。所望の異種遺伝子は、実際に選ばれた開裂部位に相当する開裂 部位を、その内部に持っていないことが好ましい。 他の知られティる開裂部位には、Asn−Cyly 、 Asp−Pro、■、 ys 、 Arg、およびLys−Argがある。 融合または前駆体タンパク質の選択的開裂は、主として、発現ビヒクルの複製環 境の外で行なう。この翻訳後の段階で、選択的処理により融合または前駆体りン パク質が切断される。たとえば、メチオニンを開裂部位とする場合、融合または 前駆体タンパク質は、所望の異種ポリペプチドを切断するために、臭化シアノジ エンで処理される。他の知られた開裂部位の場合、切断のための処置にはヒドロ キシルアミン、酸、トリプシンおよび、Lys−Arg開裂酵素などが使用され る。 融合した、機能的に連結した遺伝子を調製する方法、および、細菌中でそれを発 現させる方法は公知のもので、たとえば、米国特許第4,366.246(その 引用は割愛する)に開示されている。 本明細書に記載された遺伝子構築物と方法は、細菌宿主において異種ポリペプチ ドを発現させるのに使用およびMC1061株(ATCC39450)は特に有 用である。使用し得るその他の微生物株としてE、eoliX1776(ATC C31537)が挙げられるが、これに眼用いることもできる。 一般に、宿主細胞J・相容性(適合性)のある種由来のレプリコンおよびコント ロール配列を含んでいるプラスミドベクターが、これらの宿主との関連で用いら れる。ベクターは通常、複製部位と共に、形質転換された細胞に表現型選択性を 伺与し得る特定の遺伝子を持っている。例えば、E、coliは通常、E、 c oli種由来のプラスミ ド、PBR322Cポリバー(Bolivar )  ら、ジれる。pBR322はアンピシリンおよびテトラサイクリン耐性の遺伝子 を含んでおり、形質転換された細胞ラスミドまたはその他の微生物プラスミドは 、微生物によって、それ自身のタンパク質を発現するのに使用し得るプロモータ ーを含んでるか、あるいは含む様に改良されなければならない。 ara Bプロモーターは、生物活性を有するヘテロローガス(異種)ポリペプ チドまたはタンパク質をコードしている遺伝子配列と機能的に結合することがで きる。この様なポリペプチドまたはタンパク質の例には酵素、ホルモン、ヘモグ ロビン、抗体、構造タンパク質、σ−1β−およびr−インターフェロン、イン ターロイキン、インスリンおよび組織プラスミノーゲンアクチベーターなどが含 まれる。特定の例としてヒト腫瘍成長因子、カルシトニンおよびセクロビンが挙 げられる。 形質転換された宿主を、当技術分野で知られている方法に従って発酵し、培養し て最適の細胞増殖を達成することができる。下記の本発明による好ましい発酵法 および生産方法を使ってヘテロローガスポリペプチドを大量に生産することがで きる。さらに、ヘテロローガス遺伝子と機能的に結合させたara Bプロモー ターを使うことにより、ヘテロローガス遺伝子の発現程度が増大する。 好ましい発酵法は以下の通りである。形質転換された宿主、好ましくは細菌、よ り好ましくはE、coliを、細菌の増殖に必要な栄養物質を含んでいる培養培 地に入れる。この様な物質には、炭素および窒素源、鉱物、アミノ酸、ブηン類 、ピリミジン類およびビタミン類などが含まれる。好ましい培養培地はまた、表 現型マーカー耐性に必要な量の代謝産物を含んでおり、この様な代謝産物として は例えばテトラサイクリンまたはアンピシリンが挙げられる。最大増殖率が得ら れる様に選択した培養条件下で宿主を増殖させる。温度条件は宿主によるが、通 常最適範囲は約り0℃〜約40℃であり、形質転換されたE、 coliについ ては37℃が最も好ましい。酸素も培地に供給する。後期指数的成長相まで宿主 を増殖させてから新しい培養培地に移す。 次いで宿主を生産(productio口)培養培地に接種する。 この工程中、細菌は、もはや分裂しないが生存してい密度に達するのに十分な時 間は培地、宿主の遺伝子型、温度および空気導入度によってかわる。 当初、生産工程での発酵および培養条件は、先に培養工程で述べた条件と同じで ある。ただし、溶存酸素が増殖中に消費されるので、最小溶存酸素(D、 O, )を30%に維持するために、撹拌と空気導入率を増大させる。好ましいpH域 は約6〜8である。上記の生産培pHの酸および塩基調節は不要である。しかし 、他の宿主については、培地pHの調節は必要となろう。最適細ヘテロローガス 遺伝子を誘導してポリペプチドが生産される様′に、L−アラビノースを添加す る。既述した様に、ポリペプチドは、宿主内に於いて細胞封入体を形成する。こ のペプチドは、濾過または沈殿の様な既知の方法で回収する。得られた、発現さ れたヘテロロー・ガスペプチドが融合タンパク質である場合は、その融合タンパ ク質を回収し、形質転換後工程で処理し、所J、のヘテロローガスポリペプチド を分離するこ、とができる。次いでこのヘテロローガスポリペプチドを回収し、 既知の方法で精製する。 ara Bプロモーターは、便宜上、セクロピンを含ンでいる本発明の各種態様 に関連して記載されているが、araBプロモーターは、生物活性を有する全ゆ るポリペプチドまたはタンパク質をコードしている遺伝子配列に機能的に結合さ せてもよいと理解されなければならない。 2、セクロビン感受性宿主を使用するセクロピンの微生物学的製造法 本発明の1つの目的は、セクロピン感受性宿主を使用してセクロビンを微生物学 的に製造する方法を提供することにある。本発明の1つの思想は、セクロピンを コードしている遺伝子配列を発現させると共に、その生産物の殺菌作用を回避す る、または遅らせることにある。 1つの態様に於いては、セクロビンをコードしている遺伝子配列を誘導し得るプ ロモーターに連結し、得られた遺伝子構築物を発現ビヒクルに導入する。次いで この発現ビヒクルを使って適当な宿主を形質転換し、この宿主を、プロモーター が活性化されない通常の条件下で発酵させる。適当な時期が経過【7たら、例え ば細胞が定常期になったら、例えば塩濃度、光、代謝産物の存在または非存在、 金属などの外部環境因子を変えることによりプロモーターを誘導する。この変化 により、セクロビン遺伝子配列のm RN Aへの転写、次いでその翻訳が起こ り殺菌性のセクロビンが得られる。 得られたセクロビンは殺菌性があり細菌宿主を破壊するが、この様な破壊は発酵 サイクルの後期まで起らない。調節されたプロモーターの例は、ラムグーPLお よびPR,lac 、 gal 、 trp 、 ara 、 hutなどであ るo“第2の好ましい態様においては、セクロピンをコードしている遺伝子配列 を機能的に、該セクロビン以外のポリペプチドに結合させ、セクロピンおよび付 加したポリペプチドの両アミノ酸配列から成り、かつ目的のセクロピンアミノ酸 配列に隣り合って選択的な切断部位を含有する、融合あるいは前駆体タンパク質 が発現によって得られるようにするならば、得られた融合タンパク質は殺菌性で はないということが見い出された。次いで、殺菌活性のセクロピンを翻訳後に選 択切断して単離することができる。 最も一般的には、発現担体の複製環境外で、たとえば微生物培養物を集めた後に 切断を行なう。従ってこの付加的なポリペプチドは、細胞外切断までの間、セク ロピンからその殺菌効果を失なわしめ、十分長期にわたって宿主を生存させて高 レベルの目的生産物を生じさぜる。このセクロビンは、余分のポリペプチドを切 り落とす際に用いる選択的切断部位に対応する内部切断部位を欠いていることが 好ましいが、これは必ずし5も絶対条件ではない。セクロピンはメチオニンヲ含 有していないので、セクロピン配列に隣り合ったメチオニンの所で臭化シアン切 断するのが有効である。 この余分のポリペプチドをコードしている遺伝子配列をセクロビンの構造遺伝子 より先に転写させるのが好ましいが、セクロビンのC末端に隣り合った位置で余 分のポリペプチドを発現させることも可能であるので、必ずしもこうである必要 はない。 この余分の隣接ポリペプチドの性質には限定はなく、既知の構造、酵素、ホルモ ンまたはその他の生理学的な関連タンパク質の一部、全部または繰り返し単位の いずれであってもよい。また、非機能的なポリペプチドであってもよい。いずれ の特定の理論に拘束されることもなく、融合タンパク質を長くすると全体のポリ ペプチドの立体配置を変えることによってセクロビンの殺菌性をどういうわけか 1遮蔽する1ものと本発明者等は考えている。余分な隣接ポリペプチドをコード している遺伝子配列は、好ましくはその長さが少なくとも約300塩基対以」二 であるべきであり、より好ましくは約400 hp〜5 kbであり、最も好ま しくは400 bp〜2 kbである。これは、好ましくは約100〜1700 アミノ酸残基の余分のポリペプチドに対応する。 多数の余分のポリペプチドを、所望のセクロビンペプチド配列に融合することが できる。ζ−のポリペプチド遺伝子配列は、有機合成によって(この場合、最適 方法が推奨されるであろう)調製するこ吉ができるが適当なmRNAの逆転写の ような方法によって調製されることもあるであろう。ポリペプチドの遺伝子配列 と構造セクロピンペプチドの遺伝子配列との酵素的結合をCDNAの調製後に行 なう。酵素的結合は、制限エンドヌクレアーゼ認識部位の2本鎖の1つからなる 接着末端を供給するか、あるいは平滑ライゲーションのどちらかによって行なう ことができる。余分のポリペプチドの例はベーターガラクトシダーゼあるいはり プロキナーゼ(araB遺伝子によってコードされている)である。酵素および 構造タンパク質が好ましい。用いることが可能なその他の産物は、以下に挙げる 遺伝子1acA1serA、purA、 trpA、 trpB 、 trpc 、 trpD。 trp E 、 tyrA等。この余分のポリペプチドは普通グリのその他のプ ロモーターを用いることができる。 本発明のさらに別の態様においては、セクロピン遺伝子配列を、融合産物におい てセクロピンの殺菌活性を聞書あるいは不活性化することができる余分のポリペ プチドの配列に機能的に結合させ、さらに誘導プロモーターに結合させる。この 方法では、融合タンパク質性で得られる効果と誘導プロモーターの使用”C得ら れる効果の両刀を都合よく、かつ同時に利用することができる。 本発明はセクロピン感受性の宿f(たとえば、細菌宿主)においてセクロピンを 産生させる方法に関するものであるが、本発明で調製した遺伝子構築物およびそ の関連方法を、その他の非セクロピン感受性宿主においてセクロピンを発現させ るために用、いることもできる。これらの非セクロピン感受性宿主には酵母およ び補乳動物細胞培養物が含まれる。有用な酵母、哺乳動物宿主およびベクターは 当業界ではよく知られており、言及がなされている(た乏えば、欧州特許公開0 093619.1983年11月9日発行)。細菌性宿主には、araBプロモ ーターを有する既述の宿主、ならびにシュードモナス(Pseudomonas  )、シトロバクタ−(Citrobacter )、クサントモナス(Xan thomonas )およびエルビニア(Erwinia )などの属の細菌宿 主が含まれる。 しうるすべてのプラスミドベクターを用いることができる。 別の好ましいセクロピン用プロモーターはラムダ(PL)である。セクロビン用 遺伝子構築物および余分のポリペプチドを、バクテリオファージラムダ(PL) の左側のプロモーターの制御下に置くことができる。このプロモーターは制御さ れつる最も強力な既知プロモーターの1つである。制御はラムダリプレッサーに よって発揮され、隣接制限部位が知られている。CI遺伝子の温度感受性対立遺 伝子を、セクロピンの完全配列を含有するベクターあるいは別のベクター上に配 置することができる。温度が42℃まで上昇したときに、このリプレッサーは不 活性化され、プロモーターはその最大レベルで発現される。これらの条件下で産 生じたmRNA量は、PLプロモーター由来の新しく合成したRNAを約10% 含有する細胞を生じるに十分であるはすである。この方法において、機能的なセ クロピン融合構築物配列がリポソーム結合配列に隣接し、モしてラムダPLプロ モーターから糧々の距離にあるクローンバンクを作成することが可能である。次 いでこれらのクローンをスクリーニングし、最大の収量を与えるクローンを選別 することができる。 また、このセクロピン配列の発現を、形質転換されていない状態では微生物にホ モローガス°相同°であってもよい他のレギユロンの制御下で行なうこともでき る。たとえば、E、コリの染色体DNAはラクトースあるいはlacオペロンを 含有し、これは酵素ベーターガラクトシダーゼを同化することによってラクトー ス消化を仲介する。このυ玉制御要素を、E、コリに感染するバクテリオファー ジラムダplac5から得ることができる。このファージのIacオペロンを、 同一の細菌種から形質導入して得る。ことができる。本発明の方法に用いるのに 適したレギユロンを、微生物本来のプラーター−オペレータ〃でIPTGで誘起 することができる。 本発明において特に興味深いことは、セクロビンペプチドをコードしている合成 ポリヌクレオチド配列を提供することである。本発明の好ましい態様においては 、セクロピンペプチドの合成配列(隣接配列があってもなくても)を、その発現 体が種々の宿主(たとえば酵母および細菌、特に後者)と共存しうるように最適 なものにする。特に、E、コリにおいて供与配列すべての発現′を最適化するこ とは極めて重要である。従って、上記のような最適化操作を行なった後には、隣 接配列を有するかあるいは有しないセクロビンペプチドの実際の遺伝子配列は、 通常、元の種における天然の配列とは異なっている。 さらに、融合産物のための所望の遺伝子の設計には、メチオニン(臭化シアンで 切断可能)、トリプトファン(O−ヨードソ安息香酸で切断可能)、グルタミン 酸〔スタフ(5taph、 )プロテアーゼで切断可能〕等の切断部位のアミノ 酸のためのコドンを導入するのが好ましい。 本発明のある態様においては、融合産物の所望のDNA配列におけるコドンのす べてについて、特定部位の突然変異誘発によって意図した所で突然変異誘発を行 なうことができる。従って、所望のDNA配列を合成した後に、切断しつる部位 をこの配列に導入することができる。特定部位の突然変異誘発は既知であり、ワ レイス等が言及している( (Wallace et al 、 ) 、サイエ ンス(5cienc )、209:1396〜1400(1980)、参考のた めに本明細書中に入れた〕。 セクロピンペプチドにおいて潜在的なC−末端残基に続いているアミノ酸残基あ るいは残基群には、上記のように、先導ポリペプチド(それが存在する場合)と 同一または異なる構造および種々の長さのさらに別のポリペプチド(1トレイリ ング(tra、iling ) ’ポリペプチド)が続いていてもよい。このよ うな場合、C−末端アミノ酸残基とトレイリングポリペプチド配列の間に同一ま たは異なる選択切断部位を与えるのが都合よい。これらの切断部位は、先導ポリ ペプチドとセクロビンペブナドの構造遺伝子との間に存在するものと同一であっ て、同一でなくてもよい。 換言すれば、余分のポリペプチドは先導ポリペプチド、トレイリングポリペプチ ドまたはその両者として存在することができる。 所望のセクロビンペプチドの構造遺伝子をそのまま発現用担体に挿入しようとす る場合は、この遺伝子の前には1開始1コドンが存在し、そしてトレイリング配 列が続いている場合には、1またはそれ以上の終止あるいは停止コドンが存在す る。発現産物がセクロビンペプチドおよびポリペプチドの一部あるいは全体の両 者からなる融合タンパク質であるときには、この開始コドンはポリペプチドのN −末端の前に置かれていてよい(ポリペプチドが先導である場合)。 ポリヌクレオチドの合成法は当業界でよく知られている。参照文献としては、た とえばイタクラ等〔Itakura et al、、ジャーナル拳オブ・アメリ カン・ケミカル−ソ+:r−fイ(Journal of American  Chemica1本発明方法によって得たセクロピンを、特定の応用分野に向け られた広範な抗微生物剤として用いることができる。このような応用分野には、 たとえば加工食品製品の防腐剤〔対象徴生物=(1)クロストリジウム・ボツリ ナム(Clostridium hoLulinum )、(2)ラクトバシリ (Lactobacilli )、(3)ミクロコッチ(Micrococci  ) ) ;口腔内衛生製品の抗カリエス剤〔対象微生物:ストレブトコッ力ス ーミュータンx (5treptcoccus mutans ) ) ;膣酵 母感染の治療に有用な薬物〔対象徴生物:カンジダ−7ルビカフ ス(Cand ida albie2Lns ) )および防臭剤中の抗微生物剤〔対象徴生物 : (11ミクロコッチ(Mieroeocci )、(2)ジフテロイズ(D iphcheroids ) )としてセクロピンを使用することが含まれる。 上記の応用分野についてのセクロピン様ペプチドの相対的な効果を、セクロピン ペプチドの1つに対するいずれかの微生物の感受性を測定することによって、当 業者は容易に概算することができる。試験管内で用いられる同一の細菌スクリー ニングを用いて投与量および濃度を決めることができる。 ここまで、本発明を一般的に記載したが、特定の実施例について言及することに より本発明はさらによく理解されるであろう。この実施例は説明のためにだけ挙 げたものであって、他に指定がない限り本発明を限定しようとするものではない 。 方法 アミノ酸組成 減圧下、110℃で24時間、5,5MのHCI (ビアー ス(Pierce  ) ] ヲ用いてセクロビンポリペプチドの加水分解を行なった。試料を減圧 下、40℃で乾燥し、ヘックマン鴫モデル6300試料緩衝液(Beckrna n Mcxiel 。 低pHクエン酸塩)200μe中に再懸濁した。 ベックマン・モデル6300分析機を用いてアミノ酸分析を行なった。ポストカ ラム(PO3tCO1tlrnn ) ニンヒドリンを検知に用いた。ヒユーレ ット・パラカード()1ewlet、 Packard、 、 HP )積分器 モデル339oを用いてテータを記録した。個々のピークを540および440 nmにおけるシグナルの合計として記録した。それぞれのアミノ酸を含有するベ ックマン標準を用いて積分器を補正し、マツコラクジラミオグロビン〔アプライ ド・バイオシステムズ(Applied Biosysterns ) 〕を用 いて検量が正確であることを確認した。 アプライド・バイオシステムズ・モデル470Aタンパク質シークエネーター( アミノ酸配列分析装置)を、すべてのタンパク質配列決定に用いた。配列決定法 の細目は77カピラーーフツド(Hunkapiller−Hood )のプロ グラムに従った。この系には、メタノール性HC1による切断を用いる非減圧プ ログラムを用いた。 データ供与用のHPモデル3390A積分器を備えたI(Pモデル1090A  HPLCを用いてPTHの測定を行なった。IBMシアノ−プロピルカラムをP THアミ/酸)分gIR−用いた。緩衝液は5悌テトラヒドロフランを含有する 3 Q mMのNaHAe(pH5,1)テアツタ。 流速はld/分、温度は37℃であった。 減圧下で乾燥した後、試料を33%アセトニ) IJル水溶液30μeで30分 間溶解17た。使用[7たP T H標準はピアース・ケミカル社(Pierc e Chemical Co、 )から入手した。 (1丈下金匂) 実施例1 合成セクロピンA(CA)遺伝子の合成およびクローニング A、CA遺伝子の合成 CAをコードする遺伝子を、高度に発現されたイー・コリ蛋白に通常みられるコ ドンを導入するようにコンピュータでデザインした。該遺伝子の末端に4bp分 の突出部を入れ、それぞれSal工およびEcoR工部位リゲーす(結合)でき るようにした。各種サイズの融合蛋白を構築できるように、5al−工 部位の つぎにBamH工部位を含めた。さらに、コンピュータープログラムを用いて、 前述したような最適の方法を採択した。その遺伝子を23〜37塩基長さの8個 のオリゴヌクレオチドに分割した。 その8個の一本線DNAフラグメントを、イトウらの固相ホスホトリ、r−7, チル法[Nueleic Ac1ds Re5earch8巻、5491 (1 982))によって合成した。 下記のような種々の変更および改良を行なった。 (1)カップリング反応をゆるやかに振盪させながら37℃で40分間行なった 。 (2)最終カップリング反応後、DNAの脱保護基を行なうために、DNA樹脂 (10〜)を015M2−ピリジンアルドキシム−テトラメチルグアニジニウム のピリジン−水(8: 2 v/v )溶液(2−)と振数させながら37℃で 60分間反応させた。溶液を合せ、蒸発させたのち、密封アンプル中でNH4O H(28%、3−)にて60℃で36時間処理した。アンモニアを蒸発させたの ち、溶液をエーテルで3回抽出し、ついで蒸発させた。DNAを精製するために 、その残渣を50mM )リエチルアンモニウム重炭酸塩pH7,5(TEAB )0.1m!、に溶かし、セファデックスG −50のカラム(I X 50  C1l+ )に通した。1−ずつのフラクションを採取した。主に25 Q n mに鋭い吸収ビ・−りを有する最初の数フラクションに目的物質が含まれていた 。これらのフラクションを蒸発させ、ついで高速液体クロマトグラフィ(I(P LC)にてさらに精製した。このHP L C精製は、ボンダパック(Bond apak ) ci 8(Waters社)カラムにて10mλ■酢酸トリエチ ルアンモニウム緩衝液(pH7,s)中アセトニトリル(10〜40%)のリニ アグラジェントを用いて55℃で行なった。そのDMT基を80%酢酸(0,1 11)にて室温で25分間処理して加水分解し、ついで蒸発、さらに水0.1  mlを加えて蒸発させて酢酸を完全に除去した。 B、CA遺伝子のリゲイションによる組立て化学的に合成したフラグメント1〜 8の5 ’ OH末端を、別々に、下記組成の溶液(10μl)中でりん酸化し た。 70mM) リ ス −HCl (p H7,6)10 +n M M g C l 2 5mMジチオスレイトール 66μMガンマー32P −ATP (1μCi)DNA400ngおよび T4ポリヌクレオチドキナーゼ2単位 この反応は25℃で15分間行ない、lQmM非標識ATPl−を加えてさらに 15分間反応を続けた。 純度をチェックするために、りん酸化DNA10%を、7M尿素のが右下にポリ アクリルアミドゲル(15%)電気泳動にて標準的な方法で分析した。 りん酸化DNAフラグメント2.3.4.5.6および7の400 ngを95 ℃で5分間加熱してT4ポリヌクレオチドキナーゼを不活化した。ついでこれに 、非りん酸化フラグメント1および8の400 ngを加え、95℃でさらに5 分間加熱し、ついで25℃までゆっくり(10分間当りi ’C) 、!=冷却 した。この8個(7) D N A 7 ラグメントを全ff1looIllに て66 mM トリ ス −I(Cl (pH7,5) 、6.6 rnM M gCz 2 、19mMジチオスレイトール、0.4mM ATPおよびT41 )NAソリガーゼ単位の存在下に25℃で2時間リゲートした。 C,プラスミドplNG1、pcAIA、pcAIBおよびpcAl’の構築 その構築工程を第2図に示す。 p M H6はホルビツツらの文献[: Horwiiz 、 A、 )I。 etal、Gene、14,309−319(1981)]に記載されており、 Δ413mp 9 は市販されている。 1、上記B工程で得られたCA遺伝子のフラグメントを、予め制限酵素エンドヌ クレアーゼ二重およびしてp I N G 1 を保持する形質転換体を減じた 。 2.5m、afi処理プラスミドをイー・コリMC1061に導入(形質転換) した。 3、 CA遺伝子フラグメントを保有するプラスミドを含むコロニーを、合成り NAフラグメン1−7(第1図)をプローブとして用いてコロニーハイブリダイ ゼーションにより同定した。CAフラグメントを含む3個の別々のコロニーが1 000 コロニー中に見つかった。単離したプラスミドを各々Sal工およびE C0RII:で消化し切取ったフラグメントのサイズをチェックした。CA挿入 体の塩基配列分析を、サンジャーら〔Sanger et al、 PNAS  、 74 、5463−5467(1977)〕のジデオキシ鎖末端法の変法( Wallace et al。 Gene、 16 、21−26 (1981))によって行なった。 2個の配列を決定し、第7(2)および7(3)図に示した。 これらの配列を含むプラスミドをpcAIAおよびpCAIB(第2図)と命名 した。これらの配列はそれぞれ!fi 7 (21および7(3)図中に矢印で 示す位置で天然のCA配列とは異なっていた。 天然体の配列を生ぜしめるために種々の方法、例えンをスクリーニングする方法 などを用いることができる。所望の天然型配列を含むプラスミドをpcAl’  (第2図)と命名した。 以下の記載において、プライム符号(パ)を付したプラスミドは天然型CA配列 のものを意味し、プライム符号のないプラスミドはミュータントpcAIAまた はpCAIBから誘導されたものを意味する。 D、プラスミドp CA 2’%PCA2A% l) CA 3 ’、pCA3 AおよびpCA3Bの構築 これを第3図に示す。pCAl (またはpcAIAて、フラグメント1を得る 。この6のは一方の端が平トT4リゲーションにて結合させ、I)CA3’(ま たはpCA3 またはpcA3B )を得る。このフラグメント1をまた、p  M H5をI(giAJ消化、平滑末端形成および5stJ処理に付して得られ るフラグメントと1゛4リゲーシヨンにて結合させ、PCA2’(またはpCA 2A)を得る。 上記結合生成物を用い゛Cイー・・コlJMc1061を形質転換させて所望の 生成物を得る。前記ミニ分解法によりプラスミドを単離する。単離プラスミドを (ね。 ぞれBamHlおよびPscl:で消化する。Bam14:[7ラ/y”jント ’の正しいサイズおよび方向を有する各グループのプラスミドをPGA1 (ま たはPCA2A)およびpCA3’(またはpCA3AまたはPCA3B)(! :命名プラスミドpcAIA、PCA2A、PCA3A、PCA3BおよびpC A3D (注:pCA3D は、以下、野生型CA含有プラスミドp CA 3 ’を示すためにも用いる)中にaraB + CA融合遺伝子を含有するイー・ コリ細胞を、1.5%トリプトン、1.0%酵母エキスおよび0.5%NaCl !(TYF、 ) ならびにアンピシリン50μg1mlを含む培地中37℃で 生育させた。細胞密度0D6oo=0.2にて培養物をL−アラビノース最終濃 度0.5 Xにて処理し、υ二B −CA融合蛋白の発現をもたらし、細胞密度 が0D600−1.5〜1.7に達しタトきに、ベックマンJS−4.20−タ ー中4℃、4000”−’Pmにて20分間遠心分離により収集した。 該細胞を原培養液量の半分倍量の5QmMりん酸緩衝液(pH6,6)に再懸濁 させて洗浄した。プラスミドpcAIA、pCA2AおよびpCA3Aを含有す る洗浄した細胞ペレットを1710fflのりん酸緩?JiT液および15f1 ドデシル硫酸ナトリウノ、 (S D S )で抽出し、10%ポリアクリル了 ミドSDS変性ゲルにて分析した。この分析により、プラスミドルCA3A含有 イ・−・・コリ培養液はpCAIAまたはPCA2Aで形質転換した培養液のい ずれよりも多聞のa 賢B −CA蛋白の生成が認められA=。 F、プラスミドp CA 3 A 、p CA 3 B およびp CA3Dを 含有する誘導イー・コリ細胞の分画工程Eで得られた洗浄ペレットを原註の】/ 10量のりん酸緩衝液に再懸濁[−2,0℃に冷却し、フレンチ圧力セル中で細 胞を破砕した。ローター中で4℃。 4000r[3mで20分間遠心分離して細胞中の成分を分離した。得られた上 清液および4000rPm分離ペレットを10%ポリアクリルアミドS I)  S変性ゲルにて分析したところ、p CA 3 A、3Bおよび3DのG0合成 CAの精製 (a) 臭化シアンによる開裂 を含有する該4にペレットフラクションを90%ギ酸と混合し、蛋白含量0.7 〜1.1711!i’/rntの70%ギ酸溶液を得た。10倍量(重量)の臭 化シアン(アセトニトリル中1gm/、、z含有液)を加えた。その反応液を窒 素でフラッシュし、室温で一夜培養した。 2、 ギ酸および臭化シアンを窒素気流下に除去した。 残渣を70%ギ酸に溶かし、さらに2回、窒素気流下で乾燥した。 3.0.1%トリフルオロ酢酸水溶液を加え、開裂したCAを、タンパク質xr rq/rntの濃度で完全に溶解した。 fbl 臭化シアンフラグメントの高速液体クロマトグラフィー 臭化シアン開裂融合タンパク質をHPLCでクロマトグラフし1分子OCA部分 由来のフラグメントを回およびアセトニトリル中0.1%”rFA (バッファ ーB)により、グラディエンドを行った。開始溶出液は20%バッファーBを含 有していた:試料注入から2分後に、60分間に及ぶ20%Bから60%Bへの グラディエンドを開始した。流速は1. +ni7’分であった。溶離像(プロ フィール)を280 nmにおいて監視した。 溶離した臭化シアン開裂融合タンパク質のクロマトグラl、における種々のビ・ −りを集めて後述(実施例4)の細菌活性試験に付した。 H,突然変異セクロビンポリベブチドをコードするCA3A 表 エ イ−・コリ内でpCA3Aによって産生されたセクロピンーAのアミノ酸組成 突然変異体A アミノ酸 実験値 理論値” A S P 21g 3 Ala 3.0 3 Phe 1.1 I Met Q O T y r 0.1 0 His Q、4 O N、D、−測定せず。 来理論値:各突然変異体クローンのDNA配列決定により得た値。 核酸配列およびアミノ酸配列は第7図に示され”Cいる。 実施例2 他の突然変異体セクロビンポリベブチドの例示実施例1、F−Gに記載の如く、 プラスミドpCA3Bの細胞を分画し、CA配列を検出し1合成CAを精製、分 析した。表■に示したアミノ酸組成および配列データーは、第2のクローンも突 然変異体セクロピンをコードしているCA遺伝子配列を含有していることを示し ている。 表 ■ イー・コリ内でpCA3Bによって産生きれたセクロピンーAのアミノ酸組成 A S P 2.3 2 Thr 1.0 1 Glu 4.2 4 Ala 5.Q 5 Phe □、g I Met O0 Tyr O0 I−1i s 0.1 O N、D、 =1測定せず。 米理論値:各突然変異体クローンのDNA配列決定により得られた値。 核酸配列およびアミノ酸配列は第7図に示されている。 実施例3 野生型セクロビンAをコードしているプラスミドPCA3Dの組立て 組立て図は第4および第5図に示されている。 A、p19Gの組立て 1、 プラスミドp1.NGl をエンドヌクレアーゼ化合フェノール/クロロ ホルム(比1:1)抽出によって停止させ、水性残渣をエーテルで洗浄した後、 バイオ−ゲル(Blo−Ge1 ) p −10カラムに通してフェノール/ク ロロホルムを除去した。Fok l消化の結果、“CTAC“5′突出部(オー バーハング)が生じた。この76塩基対のBarn H■、Fok l フラグ メントはaraB プロモーターを含有している。 2、N末端に”GATG’″5′突出部、C末端にATTTの突出したシヱに■ 部位を生成させるために、2個のDNAフラグメント&1および&5をjλnn −1およびnn−5(配列は第6図に記載)で置き換える外は実施例1、スデツ プBに記載の方法と同様の方法を用いて新規fiCA遺伝子フラグメント(第6 図参照)を組立てだ。 3、PBR322をエンドヌクレアーゼRam HJおよびEcoR]:で完全 に消化した。生じた消化を前記の如(にして停止させた。 4、上記ステップ1で得たBamH■−Fok lフラグメントと、上記ステッ プ2で得た新規なCA遺伝子を、pBR1322の大きい方のBamH■−Ec oRJ 7ラグメントにリゲートさせた。 5゜ リゲート産物をエンドヌクレアーイトl1ndNテ消化し、pBR322 を担っている形質転換体の数を1061を形質転換した。 7、CA遺伝子フラグメントを担っているプラスミドを含有するコロニーを、合 成りNAフラグメント7(第6図)をプローブとして用いるコロ、−一ハイブリ ダイゼーションにより同定した。i、ooo 個のコロニー中に、CAフラグメ ントを含有している3個の独立したコロニーが見い出された。単離した各プラス ミドグメントを放出し得るプラスミドをp19c と命名した。ザンガ=ら(S anger ct al、 )のジデオキシ鎖末〕を幾分改良し、た方法〔ワラ スら(Wallace et aX、 )、CA挿人体のヌクシン41ド配列を 分相したp19cはCA遺伝須の正値な配列を含有し−(:いた。CA遺伝子は 、araBブロモ−タ・=の下流側に直結し°Cおり。 両者の間にはara R暗号配列が存在しでい4fかった。 B、pcAOの組立て このプラスミドをPvu ■消化に付し、次のリゲーション工程においで、切り 取ったフラグメントがプラスミドとリリゲート(再結合)する機会を減少させた 。。 リゲートさせた後、pINC;)を担っている形質転換体の数を減少させるため に制限エンドヌクレアーゼ5川a工で消化した。 に導入(トランスホーム)した。 4、CA遺伝子フラグメントを担っているプラスミドを含有するコロニーをプラ スミドの特性化によってズを調べた。正しいサイズを有するプラスミドをpCA Oと命名した。ジデオキシ鎖末端決定法によりCA挿人体のヌクレオチド配列決 定を行った。pcAOはCA遺伝子の正しい配列を含有していた。このpcAO 後方に直結して存在していた。 C,プラスミドpCA3A−−1の組立てこの組立ての目的は、1個のXmn  1部位を除くために、pCA3AからAva ニー Pvu ■ 領域を欠失さ せることにある。この欠失により、イー・コリ細胞内でのプラスミドのコピー数 を増加させるとさもできる。 Pvu■で消化した後、dNTPの存在F、DNAポリメラーゼ■のフレノウフ ラグメントで充填し、平滑末端を形成させた。 2、 ステップ1で得たプラスミドを再すゲートシ、元のpCA3Aを含む形質 転換体の数を減少させるためにAva■とPvulfiで消化した。 3、 このAνafi%P v 1311処理シラスミドをイー・コリMC:1 061に導入した。 4、Ava ■−PVIJII領域を欠失したプラスミドを含有しているコロニ ーを、合成りNAフラグメント5’ −TCATCAGCGTGG’I’CG  −3’ をプO−ブとして用いるコロニーハイブリダ・fビージョンによって同 定すた。 5Qコo、=−中に、Ava:[−Pvuli欠失を伴ナー〕た46個の独立の コロニーかり、い出された。単離した各グラスミドXmaiで消化し、切除フラ グメントのサイズを調べた。正しいサイズを有するグラスミドの1つをPCA3 A−−1,1!:命名した。 D、プラスミドp CA 31)の最終的な組立てp19cは野生型セクロビン A配列を含有しているが、araB、J:の融合タンパク質を生成するために、 そのN末端における通常の制限部位を欠除され′Cいる。 pCA3Aは突然変異体araB−CA融合タンパク質を生成させるためにCA A伝子のC末端付近に存在している2個の塩基対が欠失されている。 これらの2個のプラスミドを結合させ、と1と融合した野生型CAA伝子を有す るプラスミドを組立て、araB−CA融融合タンパ性質生産する。 この組立て模式図を第5図に示す。 1、 プラスミドP19C(lug)をエンドヌクレアーゼXmn1で完全に消 化し、65℃で10分間加熱することにより消化を停止させた。 2、 プラスミドpCA3A−−1’(0,1ug)をエンドヌクレアーゼXm n1で完全に消化し、65℃で10分間加熱することにより消化を停止させた。 3、 ステップD、1およびり、2て得たI) N Aを混合し、リゲートさせ た。 4、リゲート産物をPvuliで消化し、P19Cを担った形質転換体の数を減 少させた。 5、Pvul)−処理プラスミドをイー・コリMC1061に導入した。 る、。ニーを、前記の如きI) N A配列決定法により同定した。分析した7 個のコロニーの内、野生型の配列を有する1個のコロニーを得、pCA3Dと命 名した。 イー・コリ内においてpCA3Dにより生産された野生型セクロビン−Aのアミ ノ酸組成 アミノ酸 実験値 予測値 Set 0.3 0 Cys Q O Met Q Q N、D、=測定せず。 核酸配列およびアミノ酸配列を第7図に示す。 実施例4 殺菌活性の検定 被検生物の生存し得る細胞約107を含有するTYE培地6rnlを用いて寒天 平板(直径8 cm )を調製した。 この平板に、直径’1mmのウェルをパンチ形成した。 被検物質を5 Q mMりん酸バッファー(p)I 6.6 )に溶かし、各ウ ェルに3μjづつ適用した。25℃で一夜インキユベーションした後、ウェル周 囲の阻止帯またはかさくhalo)の直径を測定した。かさ形成の標準をめるた めに、CA 1−33 タンパク質を用いた。ウェルに(?:Al−33をlo gおよび3ug入れると、イー・コリ株JF 568を注入した培地上でそれぞ れ、直径8mrnおよび11mm のかさが生じた。 質10μgおよび30μgはそれぞれ、直径7mmおよびIgmmのかさを形成 した。 HP L Cで分画した臭化シアン消化融合タンパク質をもこの検定法に適用し た。様々なピークを試験したところ、1つの特異的なピークが生物活性を示した 。 他の細菌株および酵母株もこの検定法により試験した。 臭化シアンで消化した、あるいは消化していない融合タンパク質試料をイー・コ リ株JF568の試験において記載した鼠で適用し、形成されたかさの直径を測 定した。 得られたセクロピン全てに関して得られた結果を表■に示す。 表 ■ かさ形成作用として測定した、種々の細菌株に対するCNBr消化pCA3A、 pCA3B、pCA3D融合タン融合タンパ体質単離体)およびアンピシリン( 75゜ng)の生物活性 スタフィロコッカス・アウレウス (Staphylococcus aureus) NENENEll、”スト レプトコッカス・フェカリス (Streptococcus faecalis) NENENE7.0サル モネラ・デルビイ (Salmonella derby) ”0” 5’ ”シス−トモナスPS −9j。 (Pseudomonas PS−9) 2’ 2” ”ONEクレブシーラ・ ニューモニエ (Kl ebsiella pneumoniae ) 4°54°0 4.5  NEエルウィニア・カロトボーラ EC (Erwinia carotovora EC) ” 4・5”5”’ストレ プトコッカス・ピオゲネス (Streptococcus pyogenes) NENENE”キセノハ ブダス・ネマトフイラス (Xenohabdus nemacophillus) 3’ 3.0”51 2’セラチア・マーセラセンス (Serratia marcesens) ” 1.0” NEイー・コリ5 506 (E、coli 5506) ”0”5” ”5イー・コリ 5506 DR (E、 coli 55Q5DR) 7・07・0 6.5 4.5実施例5 セクロピンおよび腫瘍増殖因子の発酵による生産この実施例では、大腸菌内にお ける。 araBプロ七−ターのコントロール下でのg−TGF(腫瘍増殖因子 )およびセクロビンの発酵による製造について記載(pTGFss)、あるいは 、旦す−セクロピン融合遺伝子を制御するプラスミド((支持されたaraBプ ロモーター(1)CA3D)を含有しCいる。培養を、アンピシリン(o、xg /r)含有TYE培妬培地培地100rn!中7℃、25Orpmにおいて増殖 させた。培養を指数的生長相(約200Kleci単位、赤色フィルター)まで 増殖させた。次いで培養を調製したCのTYE培地900ffIlの入った41 の遮断(バッフル)振盪フラスコに移した。さらに3時間インキュベーションを 続けた後、生産培地9jに接種した。生産培地は表Vに記載した成分を金山して いる。 カゼイン加水分解物 30 グリセリン 16酵母エキx I CaCl2:  2H200,022KH2PO43Mg50.4ニアH200,25Na2HP O46チアミン−H(:l O,01NaC10,57:/ピシリン 0.1最 初、生産用発酵条件を37℃、800rpm、およびlvvm(1分間当りの容 器容量)にセットした。増殖時期には溶存酸素が消費されるので、それに応じて 、最少溶存酸素(D、0.)を30%に維持するために攪拌速度と通気率を増加 した。この培地のp Hは終始、イー・コリの増殖に適したpH6,5−6,8 に自律調節されていたので、培地のpHを酸または塩基で調節する必要はなかっ た。生産培地への接種から約4時間後、細胞密度は0−D−600=10 とな り、この時点でL−アラビノース(50g)を加えてセクロビン融合タンパク質 の合成を誘導した。発現ベクターの安定性をさらに確かなものとするために、O 9D、600 = 20の時点でブロス中にアンピシリン1gを補給した。 α−TGFおよびセクロピンーaraB融合タンパク質は、いずれもイー・フリ 細胞の不溶性画分中にのみ位置していた。顕微鏡的検査により、この不溶性の封 入体は、誘導後1時間後に細胞内に形成され1発酵の間中安定的に維持されるこ とが分った。95%以上ノ細胞が、細胞密度が増加し続けるのに伴ない、迅速に 大きくなる封入体を少くとも1個含有していた。細胞塊の収率は11当りx3. 1g(乾重け)であった。細胞塊の約30%が融合タンパク質であった。 a ra B −h TGF 融合タンパク質の発現がS、チフィムリウムar aBプロモーターの制御)に起こるイー・コリベクターの組立で araBプロモーターは二8遺伝P産物により、正の制御を受ける。L−アラビ ノ−ストaraCタンパク質との相互反応により土すエ」 プロモーターの発現 に必要な活性化因子(アクティベーター)が生成される。 s、チフイムリウム(S、 typhimt晋力偲)3農」およびaraCの遺 伝子を含有するプラスミドを用いてaraB−hTGF(ヒト腫瘍増殖因子σ) 発現ベクターを組立てた。プラスミドの組立て方法を第8図に示す。最終的なプ ラスミドphTGF5は548アミノ酸のタンパク質をコードしているaraB 、−hTGF融合物を含有している。phTGF5を含有しているイー・コリ株 MC1061を、カゼイン加水分解物(0,5%)とチアミン(i ug/ml )を補充した最小グリセリン(1%)培地中で増殖させた。培地の密度がA 6 00 = 0.2に達したとき、■、−アラビノースを1%になる様に加え、5 時間インキュベーションを続けた後、培養物を収集(収穫)した。全細胞性タン パク質の約10%を表わす55KDalタンパク質が5DS=PAGE によっ て検出された。 実施例7 一3′ 転写ターミネータ−は、RNA ポリメラーゼに転写を終了させるDNA 配列 である。ara B −+1TICF遺伝子の3′末端に転写ターミネータ−を 置くことにより、その転写ターミネータ−から下流の所望しない遺伝子産物の発 現が阻止される。第9図に示したプラスミド構築状参照。最終的なプラスミドp hTGF58は、ara B −h TG F遺伝子ノ3′−末端ニ挿入すレタ イー、コリrrnB遺伝子転写ターミネータ−を含んでいる。 phTGF58またはphTGF5 (親プラスミド)のいずれかを含んでいる イー・コリMC1061株から分離された、部分的に純化したara B −h  TG Fタンパク質を、S、D S−ポリアクリルアミドゲルで電気泳動した 後比較すると、主要な夾雑タンパク質、ベーターラクタマーゼ、はp h TG F’ 58−含有細胞に於いて、有意に減A、ヒトカルシトニン遺伝子(hCT )カルシトニンまたはチ[フカルシトニン(CT)j;i。 甲状腺から分泌される低カルシウムホルモンにつけられた名称である。CTは、 骨吸収活性を減少させる。 CTはまた、腎臓に作用して尿中カルシウムを増大させ、燐酸を減少させる。血 中カルシウムが高まるトCTが急速に放出されるのは、CTl−の主目的は、高 等動物を急性高カルシウム症状から保護することにあることを示している。CT における研究は、ベゲット病(Paget’s disease )のコントC 1−# 、促進された骨改造の問題、における使用を調べることである。 カルシトニンのヒト遺伝子の配列は、次の通りである〔フレイブ(Craig  ) ら、ネーチャー (Nature)、295345−347 (1982)  )。 Cys Gly Asn Leu Ser Thr Cys Met Leu  Gly”IY:JCGGT AAT C1℃AGT ACT TGCATCCT CGGCThr Tyr Thr Gln Asp Phe Asn Lys  Phe HisACA TACACG CAG GACTTCAACAAG T n” CACThr Phe Pro Gin Thr Ala Ile Gi y Vat GuyACG TrCCCCCAA ACr C,CA AπGG G GTrαAAla Pro Gly GCA CCT GGA B、誘導領域、ムラ」構造遺伝子およびhCT 遺伝子を保持しているプラスミ ドの構築 第10図にその構築を示したプラスミドP115は、正しいカルシトニン遺伝子 配列を含んでいる。このプラスミドを、第11図に示す様に、エンドヌクレアー 遺伝子を保持しているプラスミド(プラスミドpING1、第12図参照)に結 合させた。 plNc;l構築の出発物質として、無傷のara Cおよ319 (1981 ))を使用した。構築法を第12図に示した。このプラスミドpMf(5を制限 エンドヌクレアラ(Vieira )およびメッシング(Messing )、 ジーン制限エンドヌクレアーゼは共に平滑末端フラグメントを生成するので、p INGlの760塩基対7ラグメントをプラスミド#115 からのMstI− PStエフラグメントで置き換えてpheTI を生成させた。プラスミド#1 15は、λfstI−Pstl’フラグメント内に位置する化学合成されたhC Tを持っている。MstIおよび肋ra工末端の結合でhcT 遺伝子をaya B遺伝に融合し、araB −hCTタンパク融合物を作成した。 C,ph、cTl を含有するイー・コリ細胞の増殖pheT1 を含んでいる 。形質転換イー・コリ細胞を、振盪しながら、10 10.乙4密度になるまで 、37℃で増殖させ、さらに1〜6時間増殖さぜる間、L−アラビ/−ス(1% wt/vol)を添加することにより、た。収集した細胞を超音波処理(5秒、 3回)し、araB−カルシトニンの濃度を、抗−hCT 抗体を使ってELI SA 法により分析した。 上記の発明は、理解を助ける目的で例示によって詳しく述べたが、請求の範囲に よって限定されこそすれ、その発明の範囲内に於いてそれを変換および改良し得 ることはいうまでもない。 FI6.2 5f7−yE/ FIG、5 FIG、 10 国際調査報告 1AIunallaLlll AoIllkaUm NaPcT/υ59610 Q131”””1111”’ A”””” F’l:T/lls 861001 31PCT/US86100131 X、Claims 1−14 are drawn to polynucle oセide molecules、expressionvehiCles、  bacteria and a +nethod for producing  a heterologous p■垂狽奄р■ utilizing th@ara B promoter classifi ed in 536/27.435/317.253 an■ 613 respectlvely。 H,Claimg 15−21. 23−29 a、nd 33 are dr awn to a ganstie cansヒruC七。 expression vehicles、bacセela and a me thod for producing cecropLnB classified in 536/27. 435/317. 253 a nd 68 respectively。 IIl、Claims 30−32 ara drawn to a eusL onprotein classified inClaim 22 i a  linking claim and would be axaminabl e wiセh eitherGroup 工Or H。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.生物活性を有するポリペプチドをコードしており、宿主にとつてヘテロロー ガスである遺伝子と機能的に結合しているaraBプロモーターの配列を含有し ている該宿主内で発現し得るポリヌクレオチド分子。
  2. 2.該遺伝子が、酵素類、ホルモン類、抗体群、ヘモグロビンおよび構造タンバ ク質群からなる群から選ばれるポリペプチドである第1項に記載の分子。
  3. 3.該遺伝子がセクロピンをコードしている第1項に記載の分子。
  4. 4.DNA分子である第1項に記載の分子。
  5. 5.2本鎖DNA分子である第1項に記載の分子。
  6. 6.第1項に記載の分子を含有している複製可能な発現ビヒクル。
  7. 7.プラスミドである第6項に記載のビヒクル。
  8. 8.バクテリオフアージである第6項に記載のビヒクル。
  9. 9.表現型選択マーカーを更に含有している第7項に記載のプラスミドビヒクル 。
  10. 10.該マーカーが抗生物質耐性である第9項に記載のプラスミド。
  11. 11.第1項に記載のポリヌクレオチド分子で形質転換された細菌。
  12. 12.第6項に記載のビヒクルで形質転換された細菌。
  13. 13.生活活性を有するヘテロローガスペプチドを発現する様に形質転換された 細菌内で該ペプチドを生産する方法であつて、 a)生物活性を有するペプチドをコードしているヘテロローガス遺伝子に機能的 に結合しているaraBプロモーターを含有しているポリヌクレオチド分子を複 製可能な発現ビヒクルに挿入し、 b)該ポリヌクレオチド分子を含有している発現ビヒクルで、該ペプチドを発現 し得る細菌を形質転換し、c)形質転換された細菌を培養条件下で培養し、d) 該培養から該ペプチドを回収することからなる方法。
  14. 14.ある種の細菌にとつてヘテロローガスな遺伝子に機能的に結合しているa raBプロモーターを含有しており、生物活性を有するヘテロローガスペプチド をコードしているポリヌクレオチド分子で形質転換した該細菌を培養することに より該ヘテローガスペプチドを生産する方法であつて、 a)該細菌にとつてヘテロローガスな遺伝子に機能的に結合しているaraBプ ロモーターを含有しており、生物活性を有するペプチドをコードしているポリヌ クレオチド分子で形質転換した細菌を培養培地中、選択的増殖条件下、指数的成 長期に達するまでインキユベートし、 b)工程a)の培養を新たな培養培地に移し、十分な時間該培養をインキユベー トして更に増殖させ、c)工程b)の培養を生産培地に接種し、最大細菌増殖を 達成するための発酵条件下、選択された細胞密度を達成するに十分な時間該培養 をインキユベートし、d)有意な量の該ヘテロローガスペプチドを該培地中で生 産させるのに有効な量のL−アラビノースを添加し、そして e)該ヘテロローガスペプチドを回収することからなる方法。
  15. 15.セクロピンをコードしている第2遺伝子配列と機能的に結合している、本 来セクロピン感受性である細菌に対する生成する融合タンパク質の殺菌作用を抑 制し得るポリペプチドをコードしている第1遺伝子配列を含有している遺伝子構 築物。
  16. 16.誘導プロモーターと機能的に結合しているセクロピンをコードしている遺 伝子配列を含有している遺伝子構築物。
  17. 17.機能的に結合している誘導プロモーターを更に含有している第15項に記 載の遺伝子構築物。
  18. 18.セクロピンをコードしている遺伝子配列が合成配列である第15項、第1 6項または第17項のいずれかに記載の遺伝子構築物。
  19. 19.ポリペプチドが先導ポリペプチドである第15項に記載の遺伝子構築物。
  20. 20.ポリペプチドをコードしている遺伝子配列が約300〜5,000塩基対 からなる第15項に記載の遺伝子構築物。
  21. 21.セクロピンがセクロピンA、BまたはCである第15項、第16項または 第17項のいずれかに記載の遺伝子構築物。
  22. 22.ポリペプチドをコードしている遺伝子配列がaraB遺伝子をコードして いる第15項に記載の遺伝子構築物。
  23. 23.第15項または第16項のいずれかに記載の遺伝子構築物を含んでいる、 宿主内で複製可能なビヒクル。
  24. 24.細菌内で発現し得る第23項に記載のビヒクル。
  25. 25.セクロピンがA、BまたはDである第23項に記載のビヒクル。
  26. 26.第15項、第16項または第17項のいずれかに記載の遺伝子構築物で形 質転換された宿主。
  27. 27.セクロピン感受性細菌である第26項記載の宿主。
  28. 28.セクロピンがA、BまたはDである第26項に記載の宿主。
  29. 29.宿主内で発現し得るビヒクルで形質転換されたセクロピン感受性宿主であ つて、該ビヒクルが、生成する発現融合生産物中、該宿主に対するセクロピンの 殺菌作用を抑制し得るポリペプチドをコードしている遺伝子配列と機能的に結合 しているセクロピンをコードしている遺伝子配列を含有していることを特徴とす る宿主。
  30. 30.セクロピンをコードしている第1セグメントおよびポリペプチドをコード している第2セグメントを含有している融合タンパク質であつて、該融合タンパ ク質が該セクロピンの殺菌性を実質的に欠如する様に含有している融合タンパク 質。
  31. 31.セクロピンがA、BまたはDである第30項に記載の融合タンパク質。
  32. 32.両セグメントの間に選択的開裂部位を持つている第30項に記載の融合タ ンパク質。
  33. 33.生物学的方法でセクロピンを生産する方法であつて、セクロピンをコード している第1遺伝子配列を、異なつたポリペプチドをコードしている第2遺伝子 配列と機能的に結合させて融合遺伝子を形成し、該融合遺伝子をセクロピン感受 性宿主に形質転換し、該形質転換宿主を培養して該宿主に対して毒性を持たない タンパク質複合体を生産せしめ、次いで該タンパク質複合体からセクロピンを回 収することからなる方法。
  34. 34.タンパク質複合体を、セクロピンと異なつたポリペプチドに開裂させる工 程を更に含んでなる第18項に記載の方法。
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