JPS62501141A - ヒートシール用金型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビー１〜シール用金型とその使用法 本発明は熱可塑性フィルムの二面をヒートシールするためのヒートシール金型の 改良に関づる。これらの金型は包装機械の一部として使用され、熱可塑性フィル ム製の包装の上、下部をシールする。該包装のヒートシール部は一般に立て形の 鋸歯状であり、シール強さは擾れているが気密性がよくない。このように気密不 良の包装は通常リーカ（漏えい包装）と呼んでいる。気密不良の包装を防止する ためのヒートシール用金型の改良発明は、米国特許第４，００１，０７５号に記 載されており、該発明による金型は軸方向（水平方向）に配置された複数個の切 頭形ランドを具備している。該ランドの形状は相手のみぞの形状とほぼ整合して おり、各ランドの高さと相手のみぞの深さとはほぼ同一であるので、各ランドの 頂点が相手のみぞの底に接触する。しかし、本発明の金型では、ランドの高さが みぞの深さより小さく、ランドの頂点は相手みぞの底面と接触しない。この結果 、ヒートシールすべき二面に従来より大きなせん断力が加えられるのでシール部 の気密性が向上する。

第１図は本発明によるヒートシール用金型の一実施例を示す等色囲である。

第２図は第１図の金型において対向する平行二面を接近させた状態を示す側面図 である。

第３図は本発明による金型の別の実施例を示す側面図である。

第４図は本発明による金型の更に別個の実施例を示す側面図である。

第５図は第４図の金型を用いて作られたヒートシール包装を示す正面図である。

本発明によるヒートシール用金型は、第１型板（１０）を含有し、この型板の加 工面上に複数個のランド（１１）が配設しである。該ランド（１１）は第一型板 （１０）の縦軸線と平行している。該金型はまた、第二型板（１２）を有し、こ の型板の加工面上に該ランド（１１）を受入れるための複数個のみぞ（１３）が 配置しである。上記ランドとみぞは、互に整合するテーパ側壁を有する。各型板 はまた、長穴（１４〉を含有し、この長穴はヒートシール後フィルムを切断する ナイフ（図示せず）を受容するためのものである。

ランド（１１）中の少くとも１個は、先端が切断しであるので、該ランドを収容 するみぞ（１３）の深さは、該ランドの高さより大きい。この切頭形のランドは ナイフ用長穴（１４）の付近に配設することが好ましい。好ましい実施例におい ては、第２−４図に示す通り、この切頭形のランドとみぞの組合せはナイフ用長 穴（１４）の両側付近にｌｌｉ！置しである。

ランド（１１）の先端が切断しであるので、ランド〈１１）とみぞ（１３）間の 接触面積は、ランドを切頭しない場合よりも減少する。したがって金型による押 圧力を一定とすれば、ランド（１１）とみぞ（１３）とが包装フィルムに加える 圧力はより大きくなる。また多種多様の包装フィルムに対応して、ランドの最適 切頭員は通常の実験で決めることができる。

みぞの深さがランドの高さより大きいので、ランドの頂点はみぞの底面に接触し ない。従ってランドとみぞとが包装フィルムに加える力はすべてせん断力である 。このランドとみその構成はせん断力のみを加え、また従来より高圧をかけるの で、他の構成に比ベシールの気密性が向上する。また、ランドとみぞは、それぞ れの高さと深さを除いて、互に形状がほぼ整合している。ランドとみぞの各側壁 は約４５−９０”の傾斜をつけることが好ましく、最適角度は第２図に示す通り 約６０’である。

本発明によるランドとみぞの構成によって最高の気密性シールが（りられるが、 シールの強さく包装を開封するときシールの破壊に要する力で測定する）は他の シール方法に比べ低下する。これは開封し易いという利点になるが、強化シール が必要なときは、本発明による新規のランドとみぞの構成に加えて、ナイフ用長 穴（１３）から離隔した他のランドとみぞの構成を用いて強化シールを形成する 。第３図に示す通り、離隔ランドとみぞとの構成は、はぼ整合する形状のランド （１５）とみぞ（１６）とが軸方向に配設してあり、また各ランドの輪郭は三角 形であり、該三角形の頂角は、最高の気密性シールを形成するためのランド（１ １）とみぞ（１３）の傾斜より大さい。

好ましい実施例において、各ランド（１５）の頂角は長穴（１３）に隣接する各 ランド（１１）の頂角に等しいか、またはより大きい。また離隔ランド（１５） とみぞ（１６）とは約９０−１２０°の傾斜を付けることが好ましい。約９０− １２０°の傾斜をつけたランド（１５〉とみぞ〈１Ｇ）は、傾斜がより鋭いラン ドとみぞに比べて、シール強度を向上させると共に、包装フィルム（特に金属は く層を含むフィルム）の破損度を低下させる。さらに上記傾斜材きのランド（１ ５）とみぞ（１６）は、立て形のランドとみぞに比べて、シールの気密性を向上 させる。上記ランドとみぞによる気密性で十分な場合は、シール加工を上記ラン ドとみぞのみで済ますことができる。好ましい実施例において、ナイフ用長穴か ら最も遠いランドの頂角は長穴に隣接するランドの頂角より大きい。

第４図に示す通り、立て形ランド（１７）はまた、本発明による新規のランドと みぞの構成と組合せて利用することもできる。第４図の金型を用いてピー１〜シ ールされた包装（１８）は立て形の鋸歯（１９）を含有しており、該鋸１’ａ（ １９）によって包装（１８）の上、下シール部は剛性と強度とを加えられる。

好ましい実施例において、長穴（１４）に隣接するランド（１１）とみぞ（１３ ）とは、他のランド（１５）とみぞ（１６）よりも甲く完全接触に達する（互い に密着する）。

この特徴によって°、第２−４図に示す通り、最高の圧力が長穴（１４）に隣接 するランド（１１）とみぞ（１３〉の間で包１１４フィルムに加えられるので、 気密性の良いシールが１９られる。

本発明に」；るヒートシール用金型は、加工面の新規性を除いて、公知のもので あるため、立て形の成形充填機械など従来の包装機械の一部として使用できる。

この種の包装機械では、熱可塑性フィルム・ロールはチューブ状に巻き取られた のら、加熱されたヒートシール用金型の対向する加工面の間を通過するときに１ 箇の包装の上部ヒートシールと別個の包装の下部ヒートシールとが同時に形成さ れる。ピーｌ−シールの形成直後に、長穴（１４）に収納されたナイフを用いて 包装フィルムを切断し、２個の包装を分離させる。

ヒートシール層を含有し、ヒートシール層がポリブチレンのブレンドおよびエチ レンとビニールアセテ−１〜との共重合体とを具僅する押出成形フィルムと第１ −２図の金型を用いて１０個の包装が製袋された。フィルムの厚さは０．０５５ ８ｍｍ　（０，００２２″）であった。該包装は、圧力０，０３５ｋａ／　Ｃｍ ２　（０，５１ｂ／　ｉｎ２　＞の空気を含有しており、水中に１分間浸して空 気洩れを調べたところ、全数とも洩れが認められなかった。他のヒートシール層 を含むフィルムの試験結果も同様であった。一方、同じフィルム材料を用いて、 別のヒートシール用金型で製袋された包装は、洩れ試験の結果、大多数（約７２ ％）に洩れが認められた。

図面の簡単な説明 １Ｆエロトー４− 国際調査報告 入ＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥＰ ＯＲＴ　ＯＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １２個の加工面を有し、１個の加工面は軸方向に延在するランドを含むが、別の 加工面は上記ランドを収容するためのみぞを有し、上記ランドと上記みぞとは互 にほぼ整合するテーパ側壁を有し、また上記ランドの先端が切断してあることを 特徴とする、熱可塑性フィルムの二面をヒートシールするためのヒートシール用 金型において、上記みぞの深さが上記ランドの高さより大きく、上記ランドの頂 点が上記みぞの底面に接触しないので、上記ランドと上記みぞとが上記フィルム の二面に加える力の大部分がせん断力であることを特徴とする、改良された金型 。 ２請求の範囲第１項に記載の改良された金型において、テーパ側壁の傾斜が約４ ５−９０°であることを特徴とする金型。 ３請求の範囲第１項に記載の改良された金型において、上記金型がナイフを収納 するための長穴を有し、また上記ランドとみぞとが上記長穴に隣接していること を特徴とする金型。 ４請求の範囲第１項に記載の改良された金型において、上記金型がナイフを収納 するための長穴を有することを特徴とし、また請求の範囲第１項に記載のランド とみぞとが上記長穴の両側に隣接して配置してあることを別の特徴とする金型。 ５請求の範囲第４項に記載の改良された金型において、金型が上記長穴に隣接す る上記ランドとみぞ穴に加えて、上記長穴から離隔した数箇所に複数個の他のラ ンドとみぞとを有し、上記離隔ランドとみぞとがほぼ整合する形状を有すると共 に軸方向に配置してあることを特徴とする金型。 ６請求の範囲第５項に記載の改良された金型において、上記長穴に隣接する上記 ランドとみぞとが上記離隔ランドとみぞよりも早く完全接触に達することを特徴 とする金型。 ７請求の範囲第５項に記載の改良された金型において、上記離隔ランドとみぞと が上記長穴に隣接する上記ランドとみぞに比べ、傾斜が大きいことを特徴とする 金型。 ８請求の範囲第７項に記載の改良された金型において、上記離隔ランドとみぞと が約９０−１２０°の傾斜を有することを特徴とする金型。 ９２個の加工面を有し、一方の加工面が複数個の軸方向に延在するランドを含有 するが、他方の加工面はほぼ整合するみぞを具備することを特徴とする熱可塑性 フィルムの二面をヒートシールするための金型において、各ランドの輪郭が約９ ０−１２０°の頂角を有する三角形であることを特徴とする、改良された金型。 １０請求の範囲第９項に記載の改良された金型において、金型がナイフを収納す る長穴を有し、各離隔ランドの頂角が上記長穴に隣接する各ランドの頂角と同一 またはより大きく、さらに上記長穴から最も離隔したランドが、上記長穴に隣接 する上記ランドに比べて、頂角が大きいことを特徴とする金型。 １１２個の対向する加熱式の金型加工面を有し、一方の加工面は軸方向に延在す るランドを含有するが、他方の加工面は上記ランドを収納するためのみぞを存し 、上記ランドと上記みぞとはほぼ整合するテーパ側壁を有し、また上記ランドの 先端が切断してあることを特徴とする金型加工面間に熱可塑性フィルムの二面を 抑圧して上記二面をヒートシールする方法において、上記みぞの深さが上記ラン ドの高さよりも大きいので、上記ランドと上記みぞとが上記熱可塑性フィルムに 加える力のほぼ全部がせん断力であることを特徴とする、改良された方法。 １２請求の範囲第１１項記載の方法でヒートシールされた包装。