JPS6248379B2 - - Google Patents
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- JPS6248379B2 JPS6248379B2 JP20289281A JP20289281A JPS6248379B2 JP S6248379 B2 JPS6248379 B2 JP S6248379B2 JP 20289281 A JP20289281 A JP 20289281A JP 20289281 A JP20289281 A JP 20289281A JP S6248379 B2 JPS6248379 B2 JP S6248379B2
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
- H01L21/18—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
- H01L21/28—Manufacture of electrodes on semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/268
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体装置における2層あるいはそれ
以上の多結晶シリコン層間絶縁膜形成方法に関
し、その目的とするところは上層及び下層多結晶
シリコンの層間に位置する絶縁膜の絶縁耐圧を向
上せしめ、上層及び下層多結晶シリコン間のリー
ク電流を減少することができる多結晶シリコン層
間絶縁膜形成方法を提供することである。
以上の多結晶シリコン層間絶縁膜形成方法に関
し、その目的とするところは上層及び下層多結晶
シリコンの層間に位置する絶縁膜の絶縁耐圧を向
上せしめ、上層及び下層多結晶シリコン間のリー
ク電流を減少することができる多結晶シリコン層
間絶縁膜形成方法を提供することである。
初めに、従来技術の一例として2層多結晶シリ
コン構造を有するMOS型半導体集積回路の層間
絶縁膜形成方法について第1図a〜dを照して詳
細に説明する。まず、シリコン基板1の上に、
LOCOSプロセスと呼ばれる局部酸化法によつて
形成した膜厚7000Åの選択酸化膜2及び膜厚650
Åの第1ゲート酸化膜3を覆うように被着した膜
厚5000Åの第1(下層)多結晶シリコン層4をホ
トレジスト5をマスクにして、CF4ガスによるプ
ラズマエツチングを行う(第1図a)。次に、ホ
トレジスト5を剥離後、第1多結晶シリコン層4
をマスクにして第1ゲート酸化膜3を弗酸:弗化
アンモニウム系水溶液を用いてエツチングする
(第1図b)。その後、第1多結晶シリコン層4上
に絶縁膜6を形成するために、例えば水蒸気中、
900℃で30分間の熱処理を施し、第1多結晶シリ
コン層4の表面を酸化する。この時、同時に基板
1の露出部には第2ゲート酸化膜7が形成される
(第1図c)。次に、第2(上層)多結晶シリコン
層8を被着して後、ホトレジストをマスクにして
第2多結晶シリコン層8をCF4ガス中でプラズマ
エツチングし、その後、これに使用したホトレジ
ストを剥離することにより、上述の2層多結晶シ
リコン構造を完成する(第1図d)。
コン構造を有するMOS型半導体集積回路の層間
絶縁膜形成方法について第1図a〜dを照して詳
細に説明する。まず、シリコン基板1の上に、
LOCOSプロセスと呼ばれる局部酸化法によつて
形成した膜厚7000Åの選択酸化膜2及び膜厚650
Åの第1ゲート酸化膜3を覆うように被着した膜
厚5000Åの第1(下層)多結晶シリコン層4をホ
トレジスト5をマスクにして、CF4ガスによるプ
ラズマエツチングを行う(第1図a)。次に、ホ
トレジスト5を剥離後、第1多結晶シリコン層4
をマスクにして第1ゲート酸化膜3を弗酸:弗化
アンモニウム系水溶液を用いてエツチングする
(第1図b)。その後、第1多結晶シリコン層4上
に絶縁膜6を形成するために、例えば水蒸気中、
900℃で30分間の熱処理を施し、第1多結晶シリ
コン層4の表面を酸化する。この時、同時に基板
1の露出部には第2ゲート酸化膜7が形成される
(第1図c)。次に、第2(上層)多結晶シリコン
層8を被着して後、ホトレジストをマスクにして
第2多結晶シリコン層8をCF4ガス中でプラズマ
エツチングし、その後、これに使用したホトレジ
ストを剥離することにより、上述の2層多結晶シ
リコン構造を完成する(第1図d)。
しかしながら、このようにして形成される2層
多結晶シリコン構造では層間絶縁膜の絶縁耐圧が
必らずしも十分でなく、第1多結晶シリコン層と
第2多結晶シリコン層間に流れるリーク電流が大
きいという欠点がある。
多結晶シリコン構造では層間絶縁膜の絶縁耐圧が
必らずしも十分でなく、第1多結晶シリコン層と
第2多結晶シリコン層間に流れるリーク電流が大
きいという欠点がある。
ところで、上記シリコン基板1上に酸化成長さ
せる第2ゲート酸化膜7の厚さを一定の値とする
と、第1多結晶シリコン層4の上面及び側面に成
長する層間絶縁膜6の厚さは第1多結晶シリコン
層4に含まれるリン濃度と熱処理条件に依存す
る。例えば、第1多結晶シリコン層4のシート抵
抗が45Ωの場合、水蒸気中、900℃の熱処理を30
分施すと、第2ゲート酸化膜7の膜厚は650Åで
あり、この時、層間絶縁膜6の厚さは第1多結晶
シリコン層7の上面及び側面で約1300Åである。
せる第2ゲート酸化膜7の厚さを一定の値とする
と、第1多結晶シリコン層4の上面及び側面に成
長する層間絶縁膜6の厚さは第1多結晶シリコン
層4に含まれるリン濃度と熱処理条件に依存す
る。例えば、第1多結晶シリコン層4のシート抵
抗が45Ωの場合、水蒸気中、900℃の熱処理を30
分施すと、第2ゲート酸化膜7の膜厚は650Åで
あり、この時、層間絶縁膜6の厚さは第1多結晶
シリコン層7の上面及び側面で約1300Åである。
しかしながら、第1多結晶シリコン層4のひさ
し状の先端下側部分では多結晶シリコンの酸化反
応が進み難く、この部分での層間絶縁膜の厚さは
約600Åとなる。また、第1多結晶シリコン層4
の上面との側面が交差する角に成長する層間絶縁
膜6の厚さも第1多結晶シリコン層4の上面及び
側面に成長する層間絶縁膜6の厚さと比較して薄
く、約800Åである。更に、熱処理の温度あるい
は多結晶シリコン層7のシート抵抗を変化させた
場合も、第1多結晶シリコン層7の下面と側面と
の交差する角の下側部分に成長する絶縁膜の厚さ
が、第1多結晶シリコン層4のその他の部分に成
長する絶縁膜の厚さと比較して薄いために、この
部分において層間絶縁膜6の破壊が起り易く、絶
縁耐圧低下の原因となつている。例えば、上述の
ような厚みの関係で層間絶縁膜では、第1多結晶
シリコン層4と第2多結晶シリコン層間8の耐圧
は約38Vであつた。
し状の先端下側部分では多結晶シリコンの酸化反
応が進み難く、この部分での層間絶縁膜の厚さは
約600Åとなる。また、第1多結晶シリコン層4
の上面との側面が交差する角に成長する層間絶縁
膜6の厚さも第1多結晶シリコン層4の上面及び
側面に成長する層間絶縁膜6の厚さと比較して薄
く、約800Åである。更に、熱処理の温度あるい
は多結晶シリコン層7のシート抵抗を変化させた
場合も、第1多結晶シリコン層7の下面と側面と
の交差する角の下側部分に成長する絶縁膜の厚さ
が、第1多結晶シリコン層4のその他の部分に成
長する絶縁膜の厚さと比較して薄いために、この
部分において層間絶縁膜6の破壊が起り易く、絶
縁耐圧低下の原因となつている。例えば、上述の
ような厚みの関係で層間絶縁膜では、第1多結晶
シリコン層4と第2多結晶シリコン層間8の耐圧
は約38Vであつた。
本発明は上記従来の欠点を除去することのでき
る多結晶シリコン層間絶縁膜形成方法を提供する
ものであり、第1ゲート酸化膜エツチング時に生
ずる第1多結晶シリコン層のひさし状の突出部を
除去し、第1多結晶シリコン層の角部分の下の層
間絶縁膜を厚くすることによつて絶縁耐圧を向上
させるところに特徴がある。
る多結晶シリコン層間絶縁膜形成方法を提供する
ものであり、第1ゲート酸化膜エツチング時に生
ずる第1多結晶シリコン層のひさし状の突出部を
除去し、第1多結晶シリコン層の角部分の下の層
間絶縁膜を厚くすることによつて絶縁耐圧を向上
させるところに特徴がある。
以下、本発明にかかる多結晶シリコン層間絶縁
膜形成方法の一実施例について第2図a〜eを参
照にして詳細に説明する。なお、第1図a〜dの
場合と同一番号を付している。まず、シリコン基
板1の上に形成した膜厚7000Åの選択酸化膜2及
び膜厚650Åの第1ゲート酸化膜3を覆うように
被着した膜厚5000Å、シート抵抗45Ωの第1多結
晶シリコン層4をホトレジスト5をマスクにして
CF4ガス中でプラズマエツチングする(第2図
a)。次に、ホトレジスト5を剥離後、第1多結
晶シリコン層4をマスクにして第1ゲート酸化膜
3を弗酸:弗化アンモニウム水溶液を用いてエツ
チングする(第2図b)。その後、第1ゲート酸
化膜エツチング時の横方向エツチングによつて生
じた第1多結晶シリコン層4のひさし状の突出部
が消滅し、第1多結晶シリコン層下の第1ゲート
酸化膜3の一部が、例えば幅1000Å程度その第1
多結晶シリコン層4の側面先端から現われる程度
に、硝酸:弗酸系水容液を用いて第1結晶シリコ
ン層4をエツチングする(第2図c)。
膜形成方法の一実施例について第2図a〜eを参
照にして詳細に説明する。なお、第1図a〜dの
場合と同一番号を付している。まず、シリコン基
板1の上に形成した膜厚7000Åの選択酸化膜2及
び膜厚650Åの第1ゲート酸化膜3を覆うように
被着した膜厚5000Å、シート抵抗45Ωの第1多結
晶シリコン層4をホトレジスト5をマスクにして
CF4ガス中でプラズマエツチングする(第2図
a)。次に、ホトレジスト5を剥離後、第1多結
晶シリコン層4をマスクにして第1ゲート酸化膜
3を弗酸:弗化アンモニウム水溶液を用いてエツ
チングする(第2図b)。その後、第1ゲート酸
化膜エツチング時の横方向エツチングによつて生
じた第1多結晶シリコン層4のひさし状の突出部
が消滅し、第1多結晶シリコン層下の第1ゲート
酸化膜3の一部が、例えば幅1000Å程度その第1
多結晶シリコン層4の側面先端から現われる程度
に、硝酸:弗酸系水容液を用いて第1結晶シリコ
ン層4をエツチングする(第2図c)。
このエツチング工程により、同第1多結晶シリ
コン層4の上面、側面交差部の角も好ましくエツ
チングされる。次に、例えば900℃の水蒸気中で
30分間の熱処理を施し、第1多結晶シリコン層4
上に第2多結晶シリコン層8に対する層間絶縁膜
6及びシリコン基板1上に第2ゲート酸化膜7を
同時に形成する(第2図d)。この後、第2多結
晶シリコン層8を被着して後、ホトレジストをマ
スクにして、第2多結晶シリコン層8をCF4ガス
中でプラズマエツチングする。そして、ホトレジ
ストを剥離して、所望の2層多結晶シリコン構造
を完成させる(第2図e)。
コン層4の上面、側面交差部の角も好ましくエツ
チングされる。次に、例えば900℃の水蒸気中で
30分間の熱処理を施し、第1多結晶シリコン層4
上に第2多結晶シリコン層8に対する層間絶縁膜
6及びシリコン基板1上に第2ゲート酸化膜7を
同時に形成する(第2図d)。この後、第2多結
晶シリコン層8を被着して後、ホトレジストをマ
スクにして、第2多結晶シリコン層8をCF4ガス
中でプラズマエツチングする。そして、ホトレジ
ストを剥離して、所望の2層多結晶シリコン構造
を完成させる(第2図e)。
本実施例の方法によれば、第1多結晶シリコン
層4の上面及び側面の層間絶縁膜6の膜厚は上記
第1図示の従来例の場合と同様に約1300Åである
が、第1多結晶シリコン層4の側面と下面とが交
差する角の部分に成長する層間絶縁膜6の最小膜
厚は約1000Åであり、従来の方法で同様絶縁膜を
形成した場合の上述の従来例における最小膜厚よ
りも約400Å厚い。この理由は、従来方法と異な
り層間絶縁膜6形成前に第1結晶シリコン層4の
下面と側面の交差する角の下側部分に第1ゲート
酸化膜3が存在しているために層間絶縁膜6の極
端に薄くなる部分がなくなつているためである。
尚、第1多結晶シリコン層4の上面と側面の交差
する角の部分に成長する絶縁膜の厚さは約880Å
となり、従来方法の場合よりわずかに厚い膜厚で
ある。ところで、第1多結晶シリコン層4と第2
多結晶シリコン層8との間の耐圧は層間絶縁膜6
全体の膜厚が最も薄い部分で決定されるとする
と、本実施例の方法の場合、層間絶縁膜6全体の
最小膜厚は約880Åであり、従来方法を用いた場
合よりも280Å厚い。実際、第1多結晶シリコン
層4と第2多結晶シリコン層8との間の耐圧は約
52Vあり、従来方法により製造した上述の従来例
2層多結晶シリコン構造のものよりも約14V向上
した。
層4の上面及び側面の層間絶縁膜6の膜厚は上記
第1図示の従来例の場合と同様に約1300Åである
が、第1多結晶シリコン層4の側面と下面とが交
差する角の部分に成長する層間絶縁膜6の最小膜
厚は約1000Åであり、従来の方法で同様絶縁膜を
形成した場合の上述の従来例における最小膜厚よ
りも約400Å厚い。この理由は、従来方法と異な
り層間絶縁膜6形成前に第1結晶シリコン層4の
下面と側面の交差する角の下側部分に第1ゲート
酸化膜3が存在しているために層間絶縁膜6の極
端に薄くなる部分がなくなつているためである。
尚、第1多結晶シリコン層4の上面と側面の交差
する角の部分に成長する絶縁膜の厚さは約880Å
となり、従来方法の場合よりわずかに厚い膜厚で
ある。ところで、第1多結晶シリコン層4と第2
多結晶シリコン層8との間の耐圧は層間絶縁膜6
全体の膜厚が最も薄い部分で決定されるとする
と、本実施例の方法の場合、層間絶縁膜6全体の
最小膜厚は約880Åであり、従来方法を用いた場
合よりも280Å厚い。実際、第1多結晶シリコン
層4と第2多結晶シリコン層8との間の耐圧は約
52Vあり、従来方法により製造した上述の従来例
2層多結晶シリコン構造のものよりも約14V向上
した。
尚、本方法では、第1ゲート酸化膜3のエツチ
ングの際に、横方向エツチングによつて生じた第
1多結晶シリコン層4のひさし状突出部を除去す
る工程で、硝酸:弗酸系水溶液を用いたが、同エ
ツチングをCF4ガス中のプラズマエツチングで実
施した場合も、第1及び第2多結晶シリコン層間
の耐圧は約50Vであり、本方法を用いた場合と同
程度であつた。
ングの際に、横方向エツチングによつて生じた第
1多結晶シリコン層4のひさし状突出部を除去す
る工程で、硝酸:弗酸系水溶液を用いたが、同エ
ツチングをCF4ガス中のプラズマエツチングで実
施した場合も、第1及び第2多結晶シリコン層間
の耐圧は約50Vであり、本方法を用いた場合と同
程度であつた。
以上、説明したように、本発明の多結晶シリコ
ン層間絶縁膜形成方法を用いて多結晶シリコン層
間の絶縁膜を形成すると従来の多層多結晶シリコ
ン構造における絶縁耐圧不足の問題を効果的に解
決することが可能である。本発明は2層多結晶シ
リコン構造の製造方法を例示して説明したが、本
発明の方法は3層あるいはそれ以上の多層結晶シ
リコン構造を有する半導体装置全般に適用できる
ものである。
ン層間絶縁膜形成方法を用いて多結晶シリコン層
間の絶縁膜を形成すると従来の多層多結晶シリコ
ン構造における絶縁耐圧不足の問題を効果的に解
決することが可能である。本発明は2層多結晶シ
リコン構造の製造方法を例示して説明したが、本
発明の方法は3層あるいはそれ以上の多層結晶シ
リコン構造を有する半導体装置全般に適用できる
ものである。
第1図a〜dは従来の多結晶シリコン層間絶縁
膜形成方法を示す工程図、第2図a〜eは本発明
の一実施例における多結晶シリコン層間絶縁膜形
成方法を示す。 1……シリコン基板、2……選択酸化膜、3…
…第1ゲート酸化膜、4……第1(下層)多結晶
シリコン層、5……ホトレジスト、6……多結晶
シリコン間の層間絶縁膜(酸化ケイ素)、7……
第2ゲート酸化膜、8……第2(上層)多結晶シ
リコン層。
膜形成方法を示す工程図、第2図a〜eは本発明
の一実施例における多結晶シリコン層間絶縁膜形
成方法を示す。 1……シリコン基板、2……選択酸化膜、3…
…第1ゲート酸化膜、4……第1(下層)多結晶
シリコン層、5……ホトレジスト、6……多結晶
シリコン間の層間絶縁膜(酸化ケイ素)、7……
第2ゲート酸化膜、8……第2(上層)多結晶シ
リコン層。
Claims (1)
- 1 半導体基板上の絶縁膜の上に形成された多結
晶シリコン層を選択的にエツチングする工程と、
この多結晶シリコン層をマスクにして上記半導体
基板上の絶縁膜をエツチングする工程と、上記絶
縁膜のエツチングの際に形成された上記多結晶シ
リコン層のひさし状突出部を除去する工程と、上
記多結晶シリコン層上に熱酸化により絶縁膜を形
成する工程とをそなえたことを特徴とする多結晶
シリコン層間絶縁膜形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20289281A JPS58103154A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 多結晶シリコン層間絶縁膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20289281A JPS58103154A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 多結晶シリコン層間絶縁膜形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58103154A JPS58103154A (ja) | 1983-06-20 |
JPS6248379B2 true JPS6248379B2 (ja) | 1987-10-13 |
Family
ID=16464923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20289281A Granted JPS58103154A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 多結晶シリコン層間絶縁膜形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58103154A (ja) |
-
1981
- 1981-12-15 JP JP20289281A patent/JPS58103154A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58103154A (ja) | 1983-06-20 |
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