JPS6247174A - 半導体発光装置の製法 - Google Patents

半導体発光装置の製法

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JPS6247174A
JPS6247174A JP60186840A JP18684085A JPS6247174A JP S6247174 A JPS6247174 A JP S6247174A JP 60186840 A JP60186840 A JP 60186840A JP 18684085 A JP18684085 A JP 18684085A JP S6247174 A JPS6247174 A JP S6247174A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は青色発光を呈する半導体発光装置Hの製法に関
する。
〔発明の概要〕
本発明はn−型ZnSySe1−y (0≦y≦1)と
P−型ZnSySe1−y (0≦y≦1)によって形
成されるP −n接合を利用した青色発光を呈する半導
体発光装置の製法においてジアルキル亜鉛及びジアルキ
ルセレンを両者のうち低沸点成分の墓を概ね過剰に混合
し、加熱によって反応及び熟成を行なった後、過剰成分
を留出除去して得られるジアルキル亜鉛とジアルキルセ
レンの付加体である有機亜鉛化合物を亜鉛ソースとする
有機金属気相熱分解法(MOOVD法)によっで前記n
−型又はP−型Zn5ySθ1−y層を形成することに
より、青色発光を呈する半導体装1aを大量に生産する
ことを可能にしたものである。
〔従来の技術〕
従来報告又は実用化されている青色発光を呈する半導体
発光装置の概略を以下に述べる。
1、バルクのZnSθ単結晶にドーパントを拡散して形
成したP −n接合を有する発光装置。(例えば、J、
Appl、、Phys、 、 57 、 (1985)
2210、公開特許公報 昭59−6583  参照2
、 バルクのZn5ySθ1−y単結晶にドーパントを
拡散して形成したP −n接合を有する発光装置L(例
えば、Appl、Phys、Lett、 、 27 (
1975)74 、参照) 五 バルクのn−型Zn5ySθ1−y単結晶に絶縁層
、電極層を積層したM工S構造を有する発光装置。(例
えば、Apl)l 、Phys 、’Lθtt、、27
(1975) 697 、 Japan、J、Appl
、Phys、 、 15 (1974) 357 、 
Japan、J、Appl、Phys、 、 16 (
1977)77 、参照) 4、  n−型GaN上に絶縁層、電極層を積層したM
工S構造を有する発光装置。(例えば日経エレクトロニ
クス 1981年5月11号P、82 、参照) 5、SiOのP −n接合を利用した発光装置。
(例えば、[]経エレクトロニクス 1979年5月2
8日号 F、111 、参照)〔発明が解決しようとす
る目的〕 前述の従来技術では以下に述べる様な問題点を有する。
イ、従来技術1及び2・・・・・・・・・ 現在大型化
の極めて難しいとされているバルク結晶を出発材料とし
、しかもドーパントの拡散工程を、密閉系においてバッ
チ処理で行なうため、IA産性、プロセスの再現性に乏
しい。
口、従来技術5及び4・・・・・・・・・ 発光装置が
、M工St#造をとっており、絶縁層を介して注入した
少数ギヤリアーの再結合によって発光がおこるために、
P−n接合面近傍において、多数キャリアー同志を再結
合させて発光を行なう従来技術1及び2と比較して、原
理的に発光効率が低くなってしまう。
ハ、従来技術5・・・・・・・・・ sioが間接遷移
型の半導体であるため、発光効率の向上がM1〜く、し
かも、S10の大[1径基板が得られないために殖産性
も乏しい。
そこで本発明においては、従来技術における上述の問題
点を解決するもので、その目的とするところは、高発光
効率の期待できる直接遷移型半導体であるZnSySe
1−yをもちいて、P −n接合を有する半導体発光装
置を、良質な大口径基板が入手可能であるGaAs、G
aP、Siなどの上に、社産性及び結晶成長の制御性に
優れしかも良質のエピタキシャル膜が得られるジアルキ
ル亜鉛とジアルキルセレンの付加体である有機亜鉛化合
物を亜鉛ソースとするMOCVD法によって作製し、青
色発光を呈する半導体発光装置を社産するところにある
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る半導体発光装置の製法においては、n−型
ZnSySe1−y (0≦y≦1)とP−型ZnSy
Se1−y、(0≦y≦1)によって形成されるP −
n接合を利用した青色発光を呈する半導体発光装置を作
製する際に、ジアルキル亜鉛及びジアルキルセレンを両
者のうち低沸点成分の量を概ね過剰に混合し、加熱によ
って反応及び熟成を行なった後、過剰成分を留出除去し
て得られるジアルキル亜鉛とジアルキルセレンの付加体
である有機亜鉛化合物を亜鉛ソースとする有機金属気相
熱分解法(MOOVD法)によって前記n−型又はP−
型Zn5ySθ1−7層を形成することを特徴とする〔
実施例〕 本発明において用いる付加体からなる有機亜鉛化合物の
製法について説明する。
ジアルキル亜鉛(R2Zn )とジアルキルセレン(R
2Se )の付、加俸は電子受容体としてのR2Znと
、電子供与体としてのR2Seとの1対1の酸−塩基反
応の結果得られるもので R2Zn−3eRz の構造からなる。付加体の製造にあたっては以下の工程
が必要である。
Rs ZnとR2Beとを、両者のうち低沸点成分を概
ね過剰に、好ましくは、低沸点成分対高沸点成分の比率
を1.05〜1.2当社比として混合し、両者を低沸点
成分の沸点以下で、概そ0℃〜40℃で10分〜3時間
、好ましくは10〜35℃で30分〜1時間充分に反応
させる。
その後反応を完結するために、徐々に昇渇し、30〜8
0℃で10分〜2時間、好ましくは10〜b 30分〜1時間熟成させる。
最後に過剰成分を蒸留により除去する。
付加体の生成は以下の事実により確認できる。
(1)  両者の混合により発熱する。
(2)  生成した付加体の蒸気圧一温度曲線は、出発
原料のR2Zn及びR2Beのいずれとも異なる。
(8)原料の仕込み飯から留出過剰成分を差し引いた残
量はR2Z nとR2Sが1:1で付加体を形成してい
ると仮定した重Mに一致する。
具体的な実施例として(oHa)gZnと(oHs)2
s8 からなる付加体(OH3)2zn−8s(oHa
)2について述べる。
300d丸底フラスコに(OH3)zse  を63.
5f (0,58Sモル)仕込み、攪拌しながら(OH
3)2Zn5a5r(0,613モル)E滴下四−トに
より滴下して反応させた。反応は発熱反応で、発熱量は
大であった。
反応温度を8〜15℃に制御し、40分間反応を行った
。その後15℃/時間の割で徐々に昇温し、45℃で1
時間熟成した。その後蒸留により不要な過剰分を留出除
去した。生成物は118?であった。
第1図は得られた付加体の蒸気圧一温度特性を示す、横
軸1が温度、縦軸2が蒸気圧である。
実線3が付加体の、又破線4.5が各々、原料である5
e(OHa)z  及び(OH3)2Zn  の蒸気圧
特性を示す。
又、表1に代表的温度に於ける蒸気圧の値を示す。
(表1) 又同様の工程を経る事により、表2に示す付加体が得ら
れた。
以下に上述の製造方法によって形成される付加体を用い
たMOOVD法による半導体発光装置の作製例を示す。
第2図は本発明において用いるMOOVD装置の概略図
である。
石英ガラス製の横型反応管乙の内部にはSiOコーティ
ングを施したグラファイト製サセプター7が置かれ、さ
らにその上には基板8が置がれている0反応炉の側面か
ら高周波加熱炉、赤外線炉、または抵抗加熱炉9などに
より基板加熱を行なう。基板温度はグラファイト製サセ
プター7の中に埋め込んだ熱電対10によりモニターす
る。反応管は排気系11及び廃ガス処理系12とバルブ
13.14を介して接続されている。Znソースである
付加体はバブラー15に封入されている。
n−型ドーパントのソースとなる■族元素を含む有機金
属化合物又はハ四ゲン元索を含む有機化合物はバブラー
16に封入されている。キャリアーガス及びセレン及び
セレン化水素(Hasθ)硫化水素(His)はそれぞ
れボンベ17.18.24に充填されている。純化装置
19によって精製されたキャリアーガス、セレン化水素
及び硫化水素はマス70−コントローラ2oにより流量
制御される。バブラー15.1(Sに封入された付加体
及び、n−型ドーパントは恒温槽21により所定温IQ
:に維持されている。バブラーの中に適当量のキャリア
ーガスを導入しバブリングを行なうことにより所望の址
の付加体及びn−型ドーパントが供給される。ボンベ2
5にはn−型ドーパントとなる、塩素、塩化水素、臭化
水素、ヨウ化水素などのガスが、またボンベ26にはP
−型ドーパントとなるアンモニア、リン化水素、ヒ化水
素などのガスがそれぞれ水素ガスで希釈された状態で充
填しである。ドーパントガスはマス70−コントローラ
20により流量制御される。以上の様にして供給された
付加体、セレン水素、硫化水素及びドーパントはそれぞ
れキャリアーガスによって希釈された後に合流し三方パ
ルプ22を経て反応管6へ導入される。三方パルプ22
は原料ガスの反応管6への導入及び廃ガス処理系12へ
の廃棄の切り換えを行なう。第2図には横型反応炉を示
したが縦型反応炉においても基本的構成は同じである。
但し基板の回転機構を設けることにより得られる膜の均
一性を確保する必要がある。
基板上へのZnSySe1−y (0≦y≦1)のエピ
タキシャル成長は以下の様にして行なう。洗浄とエツチ
ング処理な施した基板を反応炉内にセットする。しかる
後に反応炉内を10−’Torr  程度まで真空引き
し、系内に残留するガスを除く。キャリアーガスを導入
して系内を常圧に戻した後1〜2t/−程度のキャリア
ーガスを流しつつ昇温を開始する。キャリアーガスは水
素又はヘリウムを用いた。基板温度が所定温度に到達し
、安定した後、原料ガスの供給を開始してZn5ySθ
!−yの成長を行なう。所定の時間成長を行なった後、
原料の供給をストップし、冷却する。冷却中はHe又は
H2を1〜217m流しておく。基板表面の熱エッチを
防ぐためにセレン化水素又は硫化水素を30〜60m1
/−程度流しながら冷却してもよい。基板が室温にもど
ったら反応炉内を排気し、系内に残留する硫化水素を除
去する。系内を大気圧に戻した後に基板をとり出す。
第2図に示したMOOVD装置を用いて上述の工程に従
って結晶成長を行なうことにより、n−型ZnSySe
1−7、P−型ZnSySe1−yのエピタキシャル膜
が形成できる。
〔実施例1〕 Zn5eP−n接合を有する半導体発光装置の作製 n−型ヒ化ガリウム(GaAs )の(ioo)而、(
1oo)而から(110)面の方向に5゜あるいは2°
のずれを有する而−Fに以下のステップに従って半導体
発光装置の作製を行なう。
1、  n−型ZnSθの形成 基板温度:200〜530 ’C (oHs)zzn−Be(OH3)zなる付加体のバブ
リングガス流量:バプラ一温度−15℃において、30
−/剛 Hlで希釈した2%Hf1E3θ の供給[220Q 
sj / m トリエチルアルミニウム(TEAt)のバブリングガス
流量8バ1ラ一温度−10℃において10〜3 Q d
 / mr キャリアーガスを含む全ガス流MS4.5t/成長時間
: 2Q Qm 以上の条件下において、GaAs上に約6μmのn−型
Zn88層がエピタキシャル成長できる。
膜の比抵抗は、0.5〜10Ω・m程度であった。
zp型znseの形成 n−型Z n S e J@の形成終了後、三方パルプ
22の操作により反応ガスの反応炉への供給を中断する
。続いて、n−型ドーパントであるTEAtの供給を中
止し、P−型ドーパントであるNH8の供給を開始する
。しばらくの間、反応ガスを廃棄し、流量が安定した後
に再び三方パルプ22を操作して反応ガスを反応炉に導
入する。n−型Zn5e層の上にP−型Zn88層を積
層する。
成長条件は下記の通りである。
H8で希釈した5%NH,の供給量:5〜30、g/m 成長時間;200頗 その他の条件はn−型Zn5eの形成条件と同じである
このとき厚さ約3μm O) P−型Zn5e層がエピ
タキシャル成長できる。腺の比抵抗は概ね10〜130
Ω・m程度であった。
五 オーム性接触の形成 下記の条件により、オーム性接触を形成する。
GaAs基板 Au−Ge (Ge= 12 w t−%)又はAu−
8nを約2000X程度蒸着後、不活性雰囲気中   
℃で5〜10d間熱処理 P−型ZnSθ層 イ、Au、In、Zn、などを約1oooW程度蒸着す
る。
口、導伝性銀ペーストを塗る。
ハ、In−Ga、In −Hgを表面に付着し、不活性
雰囲気中300〜400 ℃で約5騙間然処理 以上の工程を経て形成されたP −n接合を有する発光
装置を、2ooμmX200μm程度のチップに切り出
した後、P一層側及びGaAs基板側からリードをとり
出し、順方向バイアスを印加すると、青色発光が得られ
る。発光強度は電流とともに増加し、20mA通電時の
発光輝度は約2〜3ミリカンデラであった。
代表的な発光スペクトルを第3図に示す。発光スペクト
ルのピーク波長は室温において概ね475〜485nm
に位置し、半値幅は約j Onm程度であった。発光色
は肉眼では純粋な青色であった。本実施例において次の
様な効果が得られた。
1、同一ウェハーがら作製した発光装置の発光波長、発
光の閾値電圧、電流のバラツキは平均して10%程度で
あった。
2、異なるウェハー又は異なるバッチでp−n接合を形
成したウェハーから作製した発光装置の特性のバラツキ
は15〜20%程度であった。
上述の如くバラツキの少ない発光装置を本実施例におい
ては大鼠に生産することができる。本実施例は、直径約
1インチのウェハーに発光装置の作製をおこなったが、
反応炉の大きさ及び形状をかえることにより、さらに口
径の大きいウェハーを複数枚処理することも可能である
。ちなみに、製造工程に要する時間は、ZnSθの成長
工N ニ約8時間、後の工程に約5時間程度である。密
閉系においてバルク結晶を取り扱う従来技術に比べて著
しく鼠産性が向上するのは自明である。
〔実施例2〕 ZnSySe1−y (0(y≦1)P−r1接合を有
する半導体発光装置の製法。
n−型ヒ化ガリウム(GaAs)、リン化ガリウム(G
ap)、シリコン(sl)sゲルマニウム(Go)(7
)(100)面、(1oo)面がら(110)而の方向
に5°あるいは2°のずれを有する面上に以下のステッ
プに従って半導体発光装置の作製を行なう。
1、  n−型ZnSySe1−yの形成基板=200
〜530 ’Q (OH3)lZn−8e(OHM )*なる付加体(7
,) ハフ リングガス流量:バプラ一温度−15℃に
おいて30 m4/ m Hlで希釈した2%H2Beの供給filt:o〜20
0wj/閣 ■、で希釈した2%H2S  の供給旭:0〜200−
/調 トリエチルアルミニウム(TEAt)のバブリングガス
流量:バプラ一温度−10℃において10〜5 Q y
 7m キャリアーガスを含む全ガス流量: 4.5ki成長時
間=200編 ZnSySe1−7の固相組成比yを変化させるために
は、原料ガス中のH2S8とH2Sの組成比を変化させ
ればよい。第4図にガス組成とZnSySe1 −yの
固相組成比の相関を示す。エピタキシャル成長するZn
5ySθ1−yの結晶性を向上させるためには、基板と
格子整合のとれる固相組成を選ぶことが望しい。表5に
基板の種類と、用いた基板と格子整合のとれるZnSy
Se1−yを成長するためのH2E]θ、H1!S  
組成比を示す。
(表3) 基板   (Hg S)/((Hz s)+(a2Be
 ))Ge                 0.6
4GaA8              0.70Ga
P               0.9551   
            0.97以上の条件下におい
て、約5μ扉のn−型ZnSySe1 −y f9jが
エピタキシャル成長できる。膜の比抵抗はCtS〜20
Ω・m程度であった。
2、P−型Zn5eの形成 n−型ZnSySe1−y層の形成終了後、三方/(ル
ゾ22の操作により反応ガスの反応炉への供給を中断す
る。続いて、n−型ドーパントであるTFIklの供給
を中止し、P−型ドーパントであるN Hg  の供給
を開始する。しばらくの間、反応ガスを廃棄し、流量が
安定した後に再び三方)くルプ22を操作して反応ガス
を反応炉に導入する。n−型Zn8ySel−y層の上
にP−型ZnSySe1−y層、斡、・□ を積層する。成長条件は下記の通りである。
Hgで希釈した5%NH3の供給量富5〜30−/騙 成長時間: 2 Q Qm その他の条件はn−型Zn5aの形成条件と同じである
このとき厚さ約3μmのP−型Zn80層がエピタキシ
ャル成長できる。膜の比抵抗は概ね15〜200Ω・m
程度であった。
五 オーム性接触の形成 下記の条件により、オーム性接触を形成する。
GaP基板 Au−81(Si=2%)又はA u −S nをzo
oo1程度蒸着後、不活性雰囲気中300〜600℃、
5分間熱処理 Si 、Ge基板 At又はAt−81(Si=2%)を3000λ程度ス
パッタあるいは蒸着し、不活性雰囲気中、300℃30
分間熱処理 勾 P−型Zn5ySal−y層 イ、Au、In、Zn、などを約1oooX程度蒸着す
る。
口、導伝性銀ペーストを塗る。
ハ、In−Ga、[ln−Hgを表面に付着し、不活性
雰囲気中300〜400℃で約5編間熱処理 以上の工程を経て形成されたP −n接合を有する発光
装置を200μ、X2QOμ講程度のチップに切シ出し
た後、P一層側及びGaAs基板側からリードをとり出
し、順方向バイアスを印加すると、青色発光が得られる
0発光強度は電流とともに増加し、25mA通電時の発
光輝度は約2〜2.5ミリカンデラであった。
発光スペクトルのピーク波長はZn5y8el−yの組
成に応じて変化し、yの増大とともに短波長側ヘシフト
した。半値幅は約10%講程度であった本実施例におい
ても〔実施例1〕と同様の効果が得られた。
〔実施例3〕 実施例1,2においてはn−型ドーパントとしてTI!
!Atを用いたが容易に類推できる如くZnSySe1
 −y ヘのAtの添加と同様にして、Ga、Inの添
加も、対応する有機金属化合物、例えばトリエチルガリ
ウム(沸点=145℃)、トリエチルインジウム(沸点
=184℃)を用いることにより可能である。このほか
n−型ドーパントとしては、塩素、塩化水素、臭化水素
、ヨウ化水素や、ハロゲン元素を含む有機化合物、例え
ば、1゜4−ジクロルブタン、臭化プ四ビル、Eつ化メ
チレンなどを用いることが可能で上述の実施例と同様に
ハロゲン元素をドナーとするn−型Zn BySol−
y  が形成できる。
P−型ドーパントとしては、NHa  のほか、PHa
  AsH2などを使用することができる。
以上の様なドーパントを用いて製造した発光装置は、ド
ーピング量が実施例1及び2と同程度の時には、実施例
1又は2で得られたものと同様の特性を示した。
さらに亜鉛ソースとしての付加体についても、実施例1
.2で用いた(OH8)2Zn−Be(OHI)2の他
に表2に挙げた3種類の付加体を用いることができる。
付加体の供給量が、実施例1,2におけるバブリング条
件で与えられる(OHs)zZn−se(oHs)z 
 の供給量と同じ時、ZnBe及びZn5ySsl−7
の成長速度は同じであり、また得られる発光装置の特性
も同レベルであった。
このほか容易に類推できるが如く、ZnBe。
ZnS  を成長基板として用い、その上に、Zn5y
Set−y(0≦y≦1)なる層で形成されるP−n接
合を利用した発光装置も製造可能である。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、n−型Zn5ySe
t−y (0≦y≦1)とP−型znsysel−y(
0≦y≦1)によって形成されるP −n接合を利用し
た青色発光を呈する半導体発光装置の製法においてジア
ルキル亜鉛及びジアルキルセレンを両者のうち低沸点成
分の蓋を概ね過剰に混合し、加熱によって反応及び熟成
を行なった後、過剰成分を留出除去して得られるジアル
キル亜鉛とジアルキルセレンの付加体である有機亜鉛化
合物を亜鉛ソースとする有機金M気相熱分解法(MOO
VD法)によって前記n−型又はP−型Zn5ySθ1
−y層を形成することにより青色発光を呈する半導体装
置を安定して鉱産することが可能となった。本発明が、
青色発光を呈する半導体装置の製造及び、それらを用い
た種々のデバイスの普及に寄与するところ極めて大きい
と確信する。
【図面の簡単な説明】
第1図は(OH3)zZn−8s(aha)2の蒸気圧
一温度特性図 1・・・・・・温度  2・・・・・・蒸気圧  5・
・・・・・付加体4 ・−−Be(OHI)2  5=
−Zn(OH3)z第2図は本発明において用いるMO
OVD装置の概略図 6・・・・・・石英ガラス製反応管  7・・・・・・
810コーテイングを施したグラファイト製サセプター
8・・・・・・基板  9・・・・・・高周波加熱炉又
は赤外線炉又は抵抗加熱炉  10・・・・・・熱電対
  11・・・・・・排気系  12・・・・・・廃ガ
ス処理系  13.14・・・・・・バルブ  15・
・・・・・付加体の入ったバブラー16・・・・・・n
−型ドーパントの入ったバブラー17・・・・・・キャ
リアーガスの入ったボンベ1B・・・・・・セレン化水
素の入ったボンベ19・・・・・・ガX純化装置  2
0・・・・・・マスフロコントローラ  21・・・・
・・恒温槽  22・・・・・・三方バルブ  23・
・・・・・バルブ  24・・・・・・硫化水素の入っ
たボンベ  25・・・・・・n−型ドーパント用ガス
の入ったボンベ 26・・・・・・p−型ドーパント用ガスの入ったボン
ベ第5図は本発明にかかる製法によって作製された半導
体発光装置の発光スペクトル。 第4図は、Zn5ySθ1−y層を形成する際の、ガス
組成と得られる結晶組成の相関図。 以  上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)n−型ZnS_ySe_1_−_y(0≦y≦1
    )とP−型ZnS_ySe_1_−_y(0≦y≦1)
    によって形成されるp−n接合を利用した青色発光を呈
    する半導体発光装置の製法においてジアルキル亜鉛及び
    ジアルキルセレンを両者のうち低沸点成分の量を概ね過
    剰に混合し、加熱によって反応及び熟成を行なった後、
    過剰成分を留出除去して得られるジアルキル亜鉛とジア
    ルキルセレンの付加体である有機亜鉛化合物を亜鉛ソー
    スとする有機金属気相熱分解法(MOCVD法)によっ
    て前記n−型又はP−型ZnS_ySe_1_−_y層
    を形成することを特徴とした半導体発光装置の製法。
  2. (2)亜鉛ソースとして用いる有機金属化合物が0℃〜
    40℃において10〜180分間の加熱反応工程、除々
    に昇温して30〜80℃で10〜120分間熟成する工
    程を含む加熱処理によって、ジアルキル亜鉛とジアルキ
    ルセレンから形成される付加体であることを特徴とした
    特許請求の範囲第1項記載の半導体発光装置の製法。
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JPH01184978A (ja) * 1988-01-20 1989-07-24 Inkiyuubeetaa Japan:Kk 可視発光半導体レーザ装置

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