JPS6246327Y2 - - Google Patents

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JPS6246327Y2
JPS6246327Y2 JP1981033105U JP3310581U JPS6246327Y2 JP S6246327 Y2 JPS6246327 Y2 JP S6246327Y2 JP 1981033105 U JP1981033105 U JP 1981033105U JP 3310581 U JP3310581 U JP 3310581U JP S6246327 Y2 JPS6246327 Y2 JP S6246327Y2
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frequency
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amplitude
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JP1981033105U
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JPS57146412U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えばテレビジヨン中継放送機に
使用される周波数変換増幅装置に関する。
第1図は従来の周波数変換増幅装置である。1
1は中間周波数信号(以下、IF信号と称す)が
入力される端子であり、これより入力されたIF
信号は信号中に含まれる不要成分除去用の低域フ
イルタ12に供給される。また、13は局部発振
信号が入力される端子であり、これより入力され
た局部発振信号は周波数逓倍器14に供給され
る。この周波数逓倍された局部発振信号および前
記低域フイルタ12より出力されるIF信号は周
波数変換器15に供給される。この周波数変換さ
れた信号はこの信号中に含まれる不要周波数成分
を除去するための帯域フイルタ16に供給され
る。このフイルタ16の出力信号は増幅器17、
出力サーキユレータ18を介して信号出力端子1
9に導びかれる。
上記構成の装置においては、帯域フイルタ16
によつて、第2図に実線および点線で示す如く振
幅周波数特性が調整され、また、慣例上テレビジ
ヨン中継放送機全体の振幅周波数特性の傾斜(チ
ルト)の補正もこの帯域フイルタ16で行なわれ
る。尚、振幅周波数特性の可変範囲は通常±
0.5dB程度を要求される。
ところで、前記帯域フイルタ16は従来第3図
a,bに示す構成のものが使用されている。同図
aは4段のコンデンサおよびコイルからなる帯域
通過形フイルタ、同図bは3段のコンデンサおよ
びコイルからなる帯域通過形フイルタおよび1段
のノツチから構成されるものである。このような
フイルタは帯域外の不要周波数成分を抑圧するた
めに十分な効果を有している。しかし、共振周波
数特性を微調する場合、第3図a,bにおけるコ
ンデンサC1〜C4を交互に調整しなければならな
いため、調整が煩雑であり、保守性が良くないも
のである。また、前記不要信号成分の抑圧を効果
的に行なうため、フイルタの帯域幅は平坦部分を
使用帯域6MHz一杯に選ぶので、帯域の端の部分
はグループ・デイレイ(Group Delay)が急激に
大きくなり、その取扱い上注意を要するものであ
る。
この考案は上記事情に基づいてなされたもの
で、バルントランスの不平衡側端子を信号の入出
力端子とし、平衡側端子に同調回路および振幅周
波数調整用抵抗器を設けた振幅周波数調整回路を
中間周波段に設け、帯域フイルタは周波数変換出
力信号中に含まれる不要周波数成分を除去し、周
波数特性形成のみに用いることにより、振幅周波
数調整が容易で、且つ、周波数特性の調整によ
り、帯域内のグループ・デイレイを劣化させるこ
とがない周波数変換増幅装置を提供しようとする
ものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。尚、第1図と同一部分には同一符
号を付す。
第4図において、中間周波段には振幅周波数可
変回路41が設けられ、中間周波数の段階で振幅
周波数特性の微調整が行なわれる。また、前記帯
域フイルタ16は周波数変換出力信号中に含まれ
る不要周波数成分を除去し、周波数特性形成のた
めにのみ用いられる。
第5図は前記振幅周波数可変回路41の構成を
示すもので、51はバルントランスである。この
バルントランス51は第6図に示す如く二つ穴コ
アに1次〜4次巻線n1〜n4をそれぞれ2回巻いた
ものである。このバルントランス51の不平衡側
端子の一方、即ち、2次巻線n2および4次巻線n4
の共通接続された端子は接地される。また、不平
衡側端子の他方、即ち、1次巻線n1および3次巻
線n3の共通接続された端子はIF信号の入力端子
52とされ、2次巻線n2および3次巻線n3の共通
接続された平衡側中間端子は出力端子53とされ
る。さらに、平衡側端子の一方、即ち、1次巻線
n1はコイルLa、コンデンサCaからなる並列同調
回路54を介して接地され、4次巻線n4は振幅周
波数特性調整用の可変抵抗器R1を介して接地さ
れる。
上記構成において、中間周波数をテレビジヨン
送信機における通常の19.5±3MHzとした場合、
同調回路54におけるコイルLaのインダクタン
スは0.47μH、コンデンサCaのリアクタンスは
約47pFとなり、約33MHzで同調している。この
とき振幅周波数可変回路41の入出力端子52,
53間における振幅周波数特性は可変抵抗器R1
(約200Ω)を調整することにより、第7図に示す
如く使用範囲に対して十分広帯域にわたり可変さ
れる。また、この調整された信号は周波数変換器
15により周波数変換され、帯域フイルタ16に
より所定の周波数特性が形成される。この周波数
変換増幅装置における総合の振幅周波数特性の変
化は第8図に示すようになる。
上記構成によれば、中間周波数の段階で広帯域
にわたり振幅周波数特性を調整するようにし、帯
域フイルタ16は所定の周波数特性形成のみに用
いている。したがつて、従来のように周波数特性
の調整により、帯域の端の部分においてグルー
プ・デイレイが劣化することがないため、取扱い
が容易である。
また、振幅周波数特性の調整は可変回路41に
おける可変抵抗器R1のみによつて行なうことが
可能であるため、調整が容易で保守性が優れてい
る。
尚、第5図において、入力端子52と出力端子
53を変更し端子52を出力端子、端子53を入
力端子として実施してもよい。
その他、この考案の要旨を変えない範囲で種々
変形実施可能なことは勿論である。
以上、詳述したようにこの考案によれば、振幅
周波数調整が容易で、且つ、周波数特性の調整に
より帯域内のグループ・デイレイを劣化させるこ
とがない周波数変換増幅装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の周波数変換増幅装置を示す構成
図、第2図は振幅周波数特性を説明するために示
す図、第3図a,bはそれぞれ第1図の帯域フイ
ルタの構成を示す図、第4図はこの考案に係わる
周波数変換増幅装置の一実施例を示す構成図、第
5図は第4図の振幅周波数可変回路を示す構成
図、第6図は第5図のバルントランスの構成を示
す斜視図、第7図、第8図はそれぞれこの考案の
動作を説明するために示す特性図である。 15……周波数変換器、16……帯域フイル
タ、41……振幅周波数可変回路、51……バル
ントランス、54……同調回路、R1……可変抵
抗器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力された中間周波信号と局部発振信号とを合
    成して周波数変換し、この変換出力に含まれる不
    要周波数を帯域フイルタで除去する周波数変換増
    幅装置において、バルントランスの不平衡側端子
    の一方が接地され、この不平衡側端子の他方が前
    記中間周波信号の入力または出力端子とされ、平
    衡側端子の一方と接地間に同調回路が設けられ、
    この平衡側端子の他方と接地間に振幅周波数特性
    調整用の抵抗器が設けられ、平衡側中間端子が出
    力または入力端子とされた振幅周波数可変回路を
    中間周波段に設けたことを特徴とする周波数変換
    増幅装置。
JP1981033105U 1981-03-10 1981-03-10 Expired JPS6246327Y2 (ja)

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JP1981033105U JPS6246327Y2 (ja) 1981-03-10 1981-03-10

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Publication Number Publication Date
JPS57146412U JPS57146412U (ja) 1982-09-14
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