JPS6334361Y2 - - Google Patents

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JPS6334361Y2
JPS6334361Y2 JP3159682U JP3159682U JPS6334361Y2 JP S6334361 Y2 JPS6334361 Y2 JP S6334361Y2 JP 3159682 U JP3159682 U JP 3159682U JP 3159682 U JP3159682 U JP 3159682U JP S6334361 Y2 JPS6334361 Y2 JP S6334361Y2
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JP
Japan
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antenna
frequency conversion
winding
circuit
conversion circuit
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JP3159682U
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JPS58135145U (ja
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアンテナ側への局部発振信号の漏れを
抑制し、且つイメージ比の低下が起こらないよう
にしたラジオ受信機のアンテナ回路に関するもの
である。
近年西ドイツの電波規格(FTZ規格)に於い
て、AM受信機の局部発振信号の漏洩に関する規
制値が厳しくなつた。この局部発振信号の漏れを
減らすための対策として例えば短波ラジオ受信機
に於いては、従来から第1図に示す様な回路が採
用されている。
第1図に於いて、1はアンテナ、2はアンテナ
同調回路4を構成するアンテナ同調回路側巻線l1
と、自励形周波変換回路10に接続された周波数
変換回路側巻線l2とを備えたアンテナコイル、3
はアンテナ1とアンテナコイル2のアンテナ同調
回路側巻線l1との間に接続されたバツフア増幅
器、Q1はバツフア増幅器3を構成するバツフア
用トランジスタ、Q2は周波数変換回路10を構
成するコンバーター用トランジスタ、5は発振同
調回路、6は中間周波トランスである。
第1図の回路では、バツフア増幅器3を使用し
ているので、アンテナ1側への局部発振信号の漏
れをかなり減らすことが出来るが、イメージ比を
得にくくなるという欠点があつた。即ち第1図の
様に、バツフア増幅器3の出力端子であるバツフ
ア用トランジスタQ1のコレクタを、コンデンサ
C1を介してアンテナコイル2のアンテナ同調回
路側巻線l1に接続した場合、アンテナコイル2の
Qが低下してイメージ比が悪化し、場合によつて
は受信信号のレベルよりもイメージ信号のレベル
の方が大きくなることがあつた。
本考案は斯る点に鑑み、上記の欠点を解消した
ラジオ受信機のアンテナ回路を提案するもので、
以下短波ラジオ受信機に用いた本考案の一実施例
を第2図に従い説明する。尚、第2図に於いて、
第1図と同一部分については第1図と同一の図番
を用いることにする。
第2図の回路では、バツフア増幅器3の出力端
子であるバツフア用トランジスタQ1のコレクタ
を、コンデンサC1′を介してアンテナコイル2の
周波数変換回路側巻線l2のホツト側端子7に接続
している。そしてアンテナコイル2の周波数変換
回路側巻線l2のホツト側端子7と、コンバーター
用トランジスタQ2のベースとの間には、コンデ
ンサC2とコイル8とを直列接続している。その
他の構成は第1図の回路と同じである。
次に第2図の回路の動作について説明する。
アンテナ1から入つた信号はバツフア増幅器3
のトランジスタQ1にて増幅され、負荷抵抗9に
出力信号が現われる。そしてこの出力信号はコン
デンサC1′を通してアンテナコイル2の周波数変
換回路側巻線l2に入る。周波数変換回路側巻線l2
に入つた信号は、アンテナコイル2のアンテナ同
調回路側巻線l1にも誘起されてアンテナ同調回路
4で同調される。同調された信号は周波数変換回
路側巻線l2に誘起され、受信信号を選択すること
が出来る。又アンテナ同調回路4で同調されない
信号に対しては周波数変換回路側巻線l2のインピ
ーダンスが低いため、この同調されない信号は周
波数変換回路側巻線l2からアースEに落ちてしま
う。従つてアンテナ同調回路4で同調され選択さ
れた信号は、コンデンサC2、コイル8を通して
周波数変換回路10のコンバーター用トランジス
タQ2に加えられ、該コンバーター用トランジス
タQ2にて周波数変換されて中間周波IF信号とな
る。
この様に第2図の回路では、バツフア用トラン
ジスタQ1のコレクタを、コンデンサC1′を介して
アンテナコイル2のアンテナ同調回路側巻線l1
は接続せずに、周波数変換回路側巻線l2に接続し
ているので、アンテナコイル2のQが低下せず、
アンテナコイル2の選択特性が低下しない。従つ
てイメージ比の低下が起こらず、バツフア増幅器
3を設けたことによる悪影響を防止することが出
来る。更にバツフア用トランジスタQ1のコレク
タをコンデンサC1′を介してアンテナコイル2の
周波数変換回路側巻線l2に直接接続しているの
で、コンデンサC1′は容量値の大きなものを使用
することが出来、又アンテナ同調回路側巻線l1
周波数変換回路側巻線l2間の伝達ロスや結合ロス
がなくなるので、感度がアツプする。例えば第1
図の回路でコンデンサC1として10PFのものを用
い、第2図の回路でコンデンサC1′として40PFの
ものを用いた場合、実験に依れば第2図の回路は
第1図の回路に較べ10dB以上感度がアツプした。
尚、コイル8は必ずしも必要ではないが、第2
図の回路ではスプリアスを改善するために設けて
いる。即ち高い周波数ではコイル8のインピーダ
ンスが上がり、コンバーター用トランジスタQ2
に入る高い周波数成分をカツトすることが出来、
スプリアスを改善することが出来る。尚又、コイ
ル8の代りにピースコアを用いてもコイル8を用
いた場合と同等の効果を得ることが出来る。
更に第2図では短波ラジオ受信機に用いた例に
ついて説明したが、本考案は中波バンド等短波バ
ンド以外のバンドのラジオ受信機にも適用するこ
とが出来る。
以上の様に本考案に係るラジオ受信機のアンテ
ナ回路に依れば、アンテナ側への局部発振信号の
漏れを抑制するためのバツフア増幅器を、アンテ
ナとアンテナコイルの周波数変換回路側巻線との
間に接続するようにしたので、アンテナコイルの
Qが低下せず、イメージ比を改善することが出
来、感度もアツプさせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアンテナ回路を用いたラジオ受
信機を示す回路図、第2図は本考案に係るアンテ
ナ回路を用いたラジオ受信機を示す回路図であ
る。 1……アンテナ、2……アンテナコイル、3…
…バツフア増幅器、10……周波数変換回路、l1
……アンテナ同調回路側巻線、l2……周波数変換
回路側巻線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナ同調回路を構成するアンテナ同調回路
    側巻線と周波数変換回路に接続された周波数変換
    回路側巻線とよりなるアンテナコイルを備え、局
    部発振信号のアンテナ側への漏洩を抑制するため
    にバツフア増幅器が設けられたラジオ受信機に於
    いて、前記バツフア増幅器を、前記アンテナと前
    記アンテナコイルの周波数変換回路側巻線との間
    に接続したことを特徴とするラジオ受信機のアン
    テナ回路。
JP3159682U 1982-03-05 1982-03-05 ラジオ受信機のアンテナ回路 Granted JPS58135145U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3159682U JPS58135145U (ja) 1982-03-05 1982-03-05 ラジオ受信機のアンテナ回路

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JP3159682U JPS58135145U (ja) 1982-03-05 1982-03-05 ラジオ受信機のアンテナ回路

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Publication Number Publication Date
JPS58135145U JPS58135145U (ja) 1983-09-10
JPS6334361Y2 true JPS6334361Y2 (ja) 1988-09-12

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ID=30043266

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JP3159682U Granted JPS58135145U (ja) 1982-03-05 1982-03-05 ラジオ受信機のアンテナ回路

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