JP2580087Y2 - Amステレオ放送受信機のバーアンテナ回路 - Google Patents
Amステレオ放送受信機のバーアンテナ回路Info
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- JP2580087Y2 JP2580087Y2 JP1991100189U JP10018991U JP2580087Y2 JP 2580087 Y2 JP2580087 Y2 JP 2580087Y2 JP 1991100189 U JP1991100189 U JP 1991100189U JP 10018991 U JP10018991 U JP 10018991U JP 2580087 Y2 JP2580087 Y2 JP 2580087Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はAMステレオ放送受信機
のバーアンテナ回路に関する。
のバーアンテナ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】放送(AM放送)は、通常、放送の対象に
されているモノーラル信号における7.5KHz以上の
信号成分が急峻に遮断されている状態の信号を変調波と
して発生された振幅被変調波信号を用いて放送が行なわ
れている。前記のようなモノーラル信号を伝送している
AM放送波を受信するために使用されるAM受信機とし
ては、安価に受信機の受信感度を高めて隣接局妨害を防
止するために、共振の鋭さQの高い同調回路であるバー
アンテナ回路を使用した構成が一般に採用されていた
が、前記のように共振の鋭さQの高いバーアンテナ回路
を用いているAM受信機では放送局から送信されて来る
7.5KHzの周波数帯域を有する信号を良好に受信し
て復調することは不可能であった。従来のAM放送は、
通常、モノーラルな音響信号の放送しか行なっておら
ず、音質の良いステレオ放送を受信したい場合には、超
短波帯域の電磁波を搬送波に用いた搬送波抑圧AM−F
M方式によるステレオ放送波をステレオ放送受信機で受
信することにより、充分に広帯域で良好なS/Nを有す
るステレオ音響信号を容易に得ることができていた。
されているモノーラル信号における7.5KHz以上の
信号成分が急峻に遮断されている状態の信号を変調波と
して発生された振幅被変調波信号を用いて放送が行なわ
れている。前記のようなモノーラル信号を伝送している
AM放送波を受信するために使用されるAM受信機とし
ては、安価に受信機の受信感度を高めて隣接局妨害を防
止するために、共振の鋭さQの高い同調回路であるバー
アンテナ回路を使用した構成が一般に採用されていた
が、前記のように共振の鋭さQの高いバーアンテナ回路
を用いているAM受信機では放送局から送信されて来る
7.5KHzの周波数帯域を有する信号を良好に受信し
て復調することは不可能であった。従来のAM放送は、
通常、モノーラルな音響信号の放送しか行なっておら
ず、音質の良いステレオ放送を受信したい場合には、超
短波帯域の電磁波を搬送波に用いた搬送波抑圧AM−F
M方式によるステレオ放送波をステレオ放送受信機で受
信することにより、充分に広帯域で良好なS/Nを有す
るステレオ音響信号を容易に得ることができていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ステレオ音
響情報の伝送をAM放送波を用いて行なうようにしたシ
ーカム(C−QUM)方式によるAM放送が実施される
場合には、前述した事情とは異なり、AM放送波による
ステレオ放送の受信によってもステレオ効果が良好に得
られるようにするために、AM受信機の同調回路として
も共振の鋭さQが低いものが使用されることが必要とな
る。さて、AM放送波帯の受信機では従来からバーアン
テナが使用されて来ているが、フェライトのコアにコイ
ルを巻回した構成を有するバーアンテナは、例えば図5
の(a),(b)に例示されているように周波数の変化
に対して共振の鋭さQの値が変化しているものになって
いる。すなわち、周波数の変化に対する共振の鋭さQの
値の変化特性が、例えば図5の(a)に例示されるよう
なバーアンテナにおいては、図5の(a)中にZLで示
す区間における共振の鋭さQの値は大きく、また図5の
(a)中にZHで示す区間における共振の鋭さQの値は
小さくなっている。
響情報の伝送をAM放送波を用いて行なうようにしたシ
ーカム(C−QUM)方式によるAM放送が実施される
場合には、前述した事情とは異なり、AM放送波による
ステレオ放送の受信によってもステレオ効果が良好に得
られるようにするために、AM受信機の同調回路として
も共振の鋭さQが低いものが使用されることが必要とな
る。さて、AM放送波帯の受信機では従来からバーアン
テナが使用されて来ているが、フェライトのコアにコイ
ルを巻回した構成を有するバーアンテナは、例えば図5
の(a),(b)に例示されているように周波数の変化
に対して共振の鋭さQの値が変化しているものになって
いる。すなわち、周波数の変化に対する共振の鋭さQの
値の変化特性が、例えば図5の(a)に例示されるよう
なバーアンテナにおいては、図5の(a)中にZLで示
す区間における共振の鋭さQの値は大きく、また図5の
(a)中にZHで示す区間における共振の鋭さQの値は
小さくなっている。
【0004】そして、図5の(a)中にZLで示す区間
のように、共振の鋭さQの値が大きな周波数範囲におい
ては、受信機の復調信号における高域成分は当然のこと
ながら低下している状態のものとして再生されるから、
良好なステレオ効果を得ることのできる受信機を構成さ
せることは困難になる。ところで、同調回路の共振の鋭
さQの値を低下させるのには、例えば特定な抵抗値の抵
抗器を同調回路のコイルに並列に接続すれば良く、その
ような手段は所謂Qダンプと称して従来から実用されて
来ているが、単に特定な抵抗値の抵抗器を同調回路のコ
イルに並列に接続しただけの場合には、受信周波数範囲
の全体にわたってQの値が一率に低下するような傾向と
なるために周波数の変化に対するQの値の変化は残って
しまい、共振の鋭さQの値を広い周波数範囲にわたって
一様にすることはできないから、前記した従来の手段に
よって同調回路のQダンプを行なったところでAMステ
レオ放送波を良好に受信できるような受信機は提供でき
ないので、それの解決策が求められた。
のように、共振の鋭さQの値が大きな周波数範囲におい
ては、受信機の復調信号における高域成分は当然のこと
ながら低下している状態のものとして再生されるから、
良好なステレオ効果を得ることのできる受信機を構成さ
せることは困難になる。ところで、同調回路の共振の鋭
さQの値を低下させるのには、例えば特定な抵抗値の抵
抗器を同調回路のコイルに並列に接続すれば良く、その
ような手段は所謂Qダンプと称して従来から実用されて
来ているが、単に特定な抵抗値の抵抗器を同調回路のコ
イルに並列に接続しただけの場合には、受信周波数範囲
の全体にわたってQの値が一率に低下するような傾向と
なるために周波数の変化に対するQの値の変化は残って
しまい、共振の鋭さQの値を広い周波数範囲にわたって
一様にすることはできないから、前記した従来の手段に
よって同調回路のQダンプを行なったところでAMステ
レオ放送波を良好に受信できるような受信機は提供でき
ないので、それの解決策が求められた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は周波数シンセサ
イザの電子同調用の同調電圧によって静電容量値が変化
される可変容量ダイオードとバーアンテナとによって構
成されたアンテナ同調回路におけるバーアンテナのコイ
ルと並列にアンテナ同調回路の共振の鋭さQを変化させ
るための抵抗器を接続し、また、アンテナ同調回路によ
る全受信周波数帯域内におけるアンテナ同調回路の共振
の鋭さQが略々一定となるように、前記した抵抗器の抵
抗値を前記した電子同調用の同調電圧によって変化させ
る手段を備えてなるAMステレオ放送受信機のバーアン
テナ回路を提供する。
イザの電子同調用の同調電圧によって静電容量値が変化
される可変容量ダイオードとバーアンテナとによって構
成されたアンテナ同調回路におけるバーアンテナのコイ
ルと並列にアンテナ同調回路の共振の鋭さQを変化させ
るための抵抗器を接続し、また、アンテナ同調回路によ
る全受信周波数帯域内におけるアンテナ同調回路の共振
の鋭さQが略々一定となるように、前記した抵抗器の抵
抗値を前記した電子同調用の同調電圧によって変化させ
る手段を備えてなるAMステレオ放送受信機のバーアン
テナ回路を提供する。
【0006】
【作用】周波数シンセサイザの電子同調用の同調電圧に
よって静電容量値が変化される可変容量ダイオードとバ
ーアンテナとによって構成されたアンテナ同調回路にお
けるバーアンテナのコイルと並列にアンテナ同調回路の
共振の鋭さQを変化させるための抵抗器の抵抗値が、前
記した電子同調用の同調電圧の変化に応じて変化される
ことにより、アンテナ同調回路による全受信周波数帯域
内におけるアンテナ同調回路の共振の鋭さQが略々一定
にされる。
よって静電容量値が変化される可変容量ダイオードとバ
ーアンテナとによって構成されたアンテナ同調回路にお
けるバーアンテナのコイルと並列にアンテナ同調回路の
共振の鋭さQを変化させるための抵抗器の抵抗値が、前
記した電子同調用の同調電圧の変化に応じて変化される
ことにより、アンテナ同調回路による全受信周波数帯域
内におけるアンテナ同調回路の共振の鋭さQが略々一定
にされる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本考案のAMステ
レオ放送受信機のバーアンテナ回路の具体的な内容を詳
細に説明する。図1は本考案のAMステレオ放送受信機
のバーアンテナ回路の一実施例のブロック図、図2及び
図3は図1中の可変減衰回路の具体的な構成例を示す回
路図、図4は動作説明用の特性曲線図である。図1にお
いてBAはフェライトのコアにコイル1を巻回して構成
されているバーアンテナであり、前記したバーアンテナ
BAのコイル1には可変容量ダイオード2とコンデンサ
3との直列回路が並列に接続されている。前記した可変
容量ダイオード2とコンデンサ3との接続点には抵抗4
を介して端子5から周波数シンセサイザの電子同調用の
同調電圧VTが供給されている。前記した端子5に供給
された周波数シンセサイザの電子同調用の同調電圧VT
は抵抗10を介してトランジスタ9のベースに供給され
ている。トランジスタ9のコレクタには抵抗8を介して
電源が接続される端子7に接続されており、また、トラ
ンジスタ9のエミッタは接地されていて、前記したトラ
ンジスタ9の回路は端子5に供給されている周波数シン
セサイザの電子同調用の同調電圧VTの大きさの状態を
反転して可変減衰回路6の端子6bに制御電圧として供
給する。
レオ放送受信機のバーアンテナ回路の具体的な内容を詳
細に説明する。図1は本考案のAMステレオ放送受信機
のバーアンテナ回路の一実施例のブロック図、図2及び
図3は図1中の可変減衰回路の具体的な構成例を示す回
路図、図4は動作説明用の特性曲線図である。図1にお
いてBAはフェライトのコアにコイル1を巻回して構成
されているバーアンテナであり、前記したバーアンテナ
BAのコイル1には可変容量ダイオード2とコンデンサ
3との直列回路が並列に接続されている。前記した可変
容量ダイオード2とコンデンサ3との接続点には抵抗4
を介して端子5から周波数シンセサイザの電子同調用の
同調電圧VTが供給されている。前記した端子5に供給
された周波数シンセサイザの電子同調用の同調電圧VT
は抵抗10を介してトランジスタ9のベースに供給され
ている。トランジスタ9のコレクタには抵抗8を介して
電源が接続される端子7に接続されており、また、トラ
ンジスタ9のエミッタは接地されていて、前記したトラ
ンジスタ9の回路は端子5に供給されている周波数シン
セサイザの電子同調用の同調電圧VTの大きさの状態を
反転して可変減衰回路6の端子6bに制御電圧として供
給する。
【0008】可変減衰回路6はバーアンテナBAの共振
の鋭さQの値が受信周波数範囲にわたって略々一定な値
となるように、バーアンテナBAのコイル1と並列に接
続されている抵抗器の抵抗値を、周波数端子6bに供給
された制御電圧の大きさに応じて変化させうるような機
能を備えているものとして構成されている。例えばバー
アンテナBAの共振の鋭さQの値が、受信周波数範囲に
わたって図4の(a)に示されているような変化態様で
変化している場合に、前記した受信周波数範囲と対応し
て発生する周波数シンセサイザの電子同調用の同調電圧
VTが、図4の(b)に示されるような変化態様で変化
しているときには、前記した可変減衰回路6における抵
抗の変化特性が、図4の(b)に示されている周波数シ
ンセサイザの電子同調用の同調電圧VTの変化特性と同
じであれば、バーアンテナBAの共振の鋭さQの値が受
信周波数範囲にわたって略々一定な値となる。すなわ
ち、図4の(b)に示されるような変化態様で受信周波
数範囲と対応して発生している周波数シンセサイザの電
子同調用の同調電圧VTと対応して、図4の(b)に示
されるような変化態様で抵抗値が変化する電圧依存性抵
抗があれば、それを用いることにより前記した可変減衰
回路6を構成することが可能である。
の鋭さQの値が受信周波数範囲にわたって略々一定な値
となるように、バーアンテナBAのコイル1と並列に接
続されている抵抗器の抵抗値を、周波数端子6bに供給
された制御電圧の大きさに応じて変化させうるような機
能を備えているものとして構成されている。例えばバー
アンテナBAの共振の鋭さQの値が、受信周波数範囲に
わたって図4の(a)に示されているような変化態様で
変化している場合に、前記した受信周波数範囲と対応し
て発生する周波数シンセサイザの電子同調用の同調電圧
VTが、図4の(b)に示されるような変化態様で変化
しているときには、前記した可変減衰回路6における抵
抗の変化特性が、図4の(b)に示されている周波数シ
ンセサイザの電子同調用の同調電圧VTの変化特性と同
じであれば、バーアンテナBAの共振の鋭さQの値が受
信周波数範囲にわたって略々一定な値となる。すなわ
ち、図4の(b)に示されるような変化態様で受信周波
数範囲と対応して発生している周波数シンセサイザの電
子同調用の同調電圧VTと対応して、図4の(b)に示
されるような変化態様で抵抗値が変化する電圧依存性抵
抗があれば、それを用いることにより前記した可変減衰
回路6を構成することが可能である。
【0009】図2及び図3は図1中でブロック6として
示されている可変減衰回路6の具体的な構成例を例示し
たものであり、図2及び図3に例示した可変減衰回路6
における端子6aと6bとは図1中に示されている可変
減衰回路6における端子6aと6bとに対応している。
まず、図2に示されている可変減衰回路6において、D
1〜D6はレベルシフトダイオード、Q1〜Q3はトランジ
スタ、R1〜R6は抵抗であり、トランジスタQ1のベー
スには端子6bに供給された制御電圧が抵抗R3を介し
て供給されており、またトランジスタQ2のベースには
端子6bに供給された制御電圧がレベルシフトダイオー
ドD5,D6と抵抗R2とを介して供給されており、さら
にトランジスタQ3のベースには端子6bに供給された
制御電圧がレベルシフトダイオードD1〜D4と抵抗R1
とを介して供給されている。前記した各トランジスタQ
1〜Q3のエミッタは接地されており、前記したトランジ
スタQ1のコレクタは抵抗R4を介して端子6aに接続さ
れており、また、トランジスタQ2のコレクタは抵抗R5
を介して端子6aに接続されており、さらにトランジス
タQ3のコレクタは抵抗R6を介して端子6aに接続され
ている。
示されている可変減衰回路6の具体的な構成例を例示し
たものであり、図2及び図3に例示した可変減衰回路6
における端子6aと6bとは図1中に示されている可変
減衰回路6における端子6aと6bとに対応している。
まず、図2に示されている可変減衰回路6において、D
1〜D6はレベルシフトダイオード、Q1〜Q3はトランジ
スタ、R1〜R6は抵抗であり、トランジスタQ1のベー
スには端子6bに供給された制御電圧が抵抗R3を介し
て供給されており、またトランジスタQ2のベースには
端子6bに供給された制御電圧がレベルシフトダイオー
ドD5,D6と抵抗R2とを介して供給されており、さら
にトランジスタQ3のベースには端子6bに供給された
制御電圧がレベルシフトダイオードD1〜D4と抵抗R1
とを介して供給されている。前記した各トランジスタQ
1〜Q3のエミッタは接地されており、前記したトランジ
スタQ1のコレクタは抵抗R4を介して端子6aに接続さ
れており、また、トランジスタQ2のコレクタは抵抗R5
を介して端子6aに接続されており、さらにトランジス
タQ3のコレクタは抵抗R6を介して端子6aに接続され
ている。
【0010】したがって、図2に例示されている可変減
衰回路6は端子6bに供給される制御電圧VTバーが低
い場合にはトランジスタQ1だけがオンの状態になっ
て、端子6aと接地間には抵抗R4とトランジスタQ1の
コレクタ・エミッタ間抵抗との直列接続回路の抵抗値が
現われる。また、可変減衰回路6の端子6bに供給され
る制御電圧VTバーが前記したトランジスタQ1をオン
の状態にさせた電圧よりもダイオードD5,D6における
アノード・カソード間電圧の和の電圧だけ高い電圧にな
ったときはトランジスタQ1の他にトランジスタQ2もオ
ンの状態になり、端子6aと接地間には抵抗R4とトラ
ンジスタQ1のコレクタ・エミッタ間抵抗との直列接続回
路と、抵抗R5とトランジスタQ2のコレクタ・エミッタ
間抵抗との直列接続回路とが並列接続された状態の回路
が構成されて、端子6aと接地間との間に接続される抵
抗値はトランジスタQ1だけがオンの状態になっていた
場合に比べて低下する。さらに、可変減衰回路6の端子
6bに供給される制御電圧VTバーが前記したトランジ
スタQ2をオンの状態にさせた電圧よりも2個のダイオ
ードD1,D2(またはD3,D4)におけるアノード・カソ
ード間電圧の和の電圧だけ高い電圧になったときは、前
記したトランジスタQ1,Q2の他にトランジスタQ3も
オンの状態になり、端子6aと接地間には抵抗R4とト
ランジスタQ1のコレクタ・エミッタ間抵抗との直列接続
回路と、抵抗R5とトランジスタQ2のコレクタ・エミッ
タ間抵抗との直列接続回路と、抵抗R6とトランジスタ
Q3のコレクタ・エミッタ間抵抗との直列接続回路とが並
列接続された状態の回路が構成されて、端子6aと接地
間との間に接続される抵抗値はトランジスタQ1,Q2が
オンの状態になっていた場合に比べて低下する。
衰回路6は端子6bに供給される制御電圧VTバーが低
い場合にはトランジスタQ1だけがオンの状態になっ
て、端子6aと接地間には抵抗R4とトランジスタQ1の
コレクタ・エミッタ間抵抗との直列接続回路の抵抗値が
現われる。また、可変減衰回路6の端子6bに供給され
る制御電圧VTバーが前記したトランジスタQ1をオン
の状態にさせた電圧よりもダイオードD5,D6における
アノード・カソード間電圧の和の電圧だけ高い電圧にな
ったときはトランジスタQ1の他にトランジスタQ2もオ
ンの状態になり、端子6aと接地間には抵抗R4とトラ
ンジスタQ1のコレクタ・エミッタ間抵抗との直列接続回
路と、抵抗R5とトランジスタQ2のコレクタ・エミッタ
間抵抗との直列接続回路とが並列接続された状態の回路
が構成されて、端子6aと接地間との間に接続される抵
抗値はトランジスタQ1だけがオンの状態になっていた
場合に比べて低下する。さらに、可変減衰回路6の端子
6bに供給される制御電圧VTバーが前記したトランジ
スタQ2をオンの状態にさせた電圧よりも2個のダイオ
ードD1,D2(またはD3,D4)におけるアノード・カソ
ード間電圧の和の電圧だけ高い電圧になったときは、前
記したトランジスタQ1,Q2の他にトランジスタQ3も
オンの状態になり、端子6aと接地間には抵抗R4とト
ランジスタQ1のコレクタ・エミッタ間抵抗との直列接続
回路と、抵抗R5とトランジスタQ2のコレクタ・エミッ
タ間抵抗との直列接続回路と、抵抗R6とトランジスタ
Q3のコレクタ・エミッタ間抵抗との直列接続回路とが並
列接続された状態の回路が構成されて、端子6aと接地
間との間に接続される抵抗値はトランジスタQ1,Q2が
オンの状態になっていた場合に比べて低下する。
【0011】図2に例示した可変減衰回路6では、端子
6bに供給された制御電圧VTバーの大きさを3段階に
分けて、それぞれの段階について特定な抵抗値が端子6
aと接地間に得られるようにした場合の構成例を示して
いるが、実施に当っては端子6bに供給された制御電圧
VTバーの大きさを3段階以上の多段階に分けて、それ
ぞれの段階について特定な抵抗値が端子6aと接地間に
得られるような構成にされてもよいことは勿論である。
ところで、図2に示されている可変減衰回路6の端子6
bに供給されている制御電圧VTバーの大きさは、既述
のように図1中に示されている端子5に供給された周波
数シンセサイザの電子同調用の同調電圧VTの大きさの
変化の状態、すなわち、例えば図4の(b)に例示され
ているように周波数の上昇に従って同調電圧VTが上昇
するような変化の状態とは逆の変化の状態のものとなっ
ているから、周波数の低い部分において可変減衰回路6
の端子6bに供給される制御電圧VTバーの大きさは大
で、周波数の上昇につれて可変減衰回路6の端子6bに
供給される制御電圧VTバーの大きさは小になってい
る。
6bに供給された制御電圧VTバーの大きさを3段階に
分けて、それぞれの段階について特定な抵抗値が端子6
aと接地間に得られるようにした場合の構成例を示して
いるが、実施に当っては端子6bに供給された制御電圧
VTバーの大きさを3段階以上の多段階に分けて、それ
ぞれの段階について特定な抵抗値が端子6aと接地間に
得られるような構成にされてもよいことは勿論である。
ところで、図2に示されている可変減衰回路6の端子6
bに供給されている制御電圧VTバーの大きさは、既述
のように図1中に示されている端子5に供給された周波
数シンセサイザの電子同調用の同調電圧VTの大きさの
変化の状態、すなわち、例えば図4の(b)に例示され
ているように周波数の上昇に従って同調電圧VTが上昇
するような変化の状態とは逆の変化の状態のものとなっ
ているから、周波数の低い部分において可変減衰回路6
の端子6bに供給される制御電圧VTバーの大きさは大
で、周波数の上昇につれて可変減衰回路6の端子6bに
供給される制御電圧VTバーの大きさは小になってい
る。
【0012】したがって、図2に示されている可変減衰
回路6の端子6aと接地間とに現われる抵抗値は、バー
アンテナBAにおいて大きな共振の鋭さQを示す低い周
波数範囲では小さな値となり、また、バーアンテナBA
において小さな共振の鋭さQを示す高い周波数範囲で
は、可変減衰回路6の端子6aと接地間とに現われる抵
抗値が大きくなるから、周波数に対する共振の鋭さQが
図4の(a)に示されているような変化特性を有してい
るバーアンテナBAのコイル1のホット側に、図2に例
示されている可変減衰回路6の端子6aを接続すると、
バーアンテナは低い周波数範囲では大きくQダンプさ
れ、また高い周波数範囲では小さくQダンプされるよう
な状態でQダンプが行なわれることにより、受信周波数
帯におけるバーアンテナBAの共振の鋭さQの値を略々
一様にすることができる。
回路6の端子6aと接地間とに現われる抵抗値は、バー
アンテナBAにおいて大きな共振の鋭さQを示す低い周
波数範囲では小さな値となり、また、バーアンテナBA
において小さな共振の鋭さQを示す高い周波数範囲で
は、可変減衰回路6の端子6aと接地間とに現われる抵
抗値が大きくなるから、周波数に対する共振の鋭さQが
図4の(a)に示されているような変化特性を有してい
るバーアンテナBAのコイル1のホット側に、図2に例
示されている可変減衰回路6の端子6aを接続すると、
バーアンテナは低い周波数範囲では大きくQダンプさ
れ、また高い周波数範囲では小さくQダンプされるよう
な状態でQダンプが行なわれることにより、受信周波数
帯におけるバーアンテナBAの共振の鋭さQの値を略々
一様にすることができる。
【0013】次に、図3は図1中にブロック6として示
されている可変減衰回路6を、一般に広く市販されてい
るオープンコレクタタイプの比較器と外付けの抵抗器と
を用いて構成した場合を示している。図3に示されてい
る可変減衰回路6において、端子6bには端子5に供給
されている周波数シンセサイザの電子同調用の同調電圧
VTの大きさの状態が反転されている制御電圧VTバー
が供給されている。前記の端子6bに供給された制御電
圧VTバーはコンパレータに設けられている2つの比較
器の入力端子Vin1,Vin2に与えられている。また、前
記した2つの比較器における参照電圧供給端子Vref1,
Vref2には、電源Vccと接地との間に設けられている抵
抗11〜14からなる抵抗回路網によって発生された参
照電圧が供給されている。前記した2つの比較器の出力
端子Vout1,Vout2と端子6aとの間には抵抗R7,R8
とが接続されている。この図3に例示されている可変減
衰回路6は端子6bに供給される制御電圧VTバーが低
い場合には一方の比較器の出力端子Vout1と端子6aと
の間に接続された抵抗R7だけが端子6aと接地間に接
続され、また、端子6bに供給される制御電圧VTバー
が高い場合には他方の比較器の出力端子Vout2と端子6
aとの間に接続された抵抗R8も端子6aと接地間に接
続されるために、この場合には端子6aと接地間には抵
抗R7と抵抗R8とが並列接続されることになる。
されている可変減衰回路6を、一般に広く市販されてい
るオープンコレクタタイプの比較器と外付けの抵抗器と
を用いて構成した場合を示している。図3に示されてい
る可変減衰回路6において、端子6bには端子5に供給
されている周波数シンセサイザの電子同調用の同調電圧
VTの大きさの状態が反転されている制御電圧VTバー
が供給されている。前記の端子6bに供給された制御電
圧VTバーはコンパレータに設けられている2つの比較
器の入力端子Vin1,Vin2に与えられている。また、前
記した2つの比較器における参照電圧供給端子Vref1,
Vref2には、電源Vccと接地との間に設けられている抵
抗11〜14からなる抵抗回路網によって発生された参
照電圧が供給されている。前記した2つの比較器の出力
端子Vout1,Vout2と端子6aとの間には抵抗R7,R8
とが接続されている。この図3に例示されている可変減
衰回路6は端子6bに供給される制御電圧VTバーが低
い場合には一方の比較器の出力端子Vout1と端子6aと
の間に接続された抵抗R7だけが端子6aと接地間に接
続され、また、端子6bに供給される制御電圧VTバー
が高い場合には他方の比較器の出力端子Vout2と端子6
aとの間に接続された抵抗R8も端子6aと接地間に接
続されるために、この場合には端子6aと接地間には抵
抗R7と抵抗R8とが並列接続されることになる。
【0014】図3に例示した可変減衰回路6では、端子
6bに供給された制御電圧VTバーの大きさを2段階に
分けて、それぞれの段階について特定な抵抗値が端子6
aと接地間に得られるようにした場合の構成例を示して
いるが、実施に当っては端子6bに供給された制御電圧
VTバーの大きさを3段階以上の多段階に分けて、それ
ぞれの段階について特定な抵抗値が端子6aと接地間に
得られるような構成にされてもよいことは勿論である。
図3に示されている可変減衰回路6の端子6bに供給さ
れている制御電圧VTバーの大きさは、既述のように図
1中に示されている端子5に供給された周波数シンセサ
イザの電子同調用の同調電圧VTの大きさの変化の状
態、すなわち、例えば図4の(b)に例示されているよ
うに周波数の上昇に従って同調電圧VTが上昇するよう
な変化の状態とは逆の変化の状態のものとなっているか
ら、周波数の低い部分において可変減衰回路6の端子6
bに供給される制御電圧VTバーの大きさは大で、周波
数の上昇につれて可変減衰回路6の端子6bに供給され
る制御電圧VTバーの大きさは小になっている。
6bに供給された制御電圧VTバーの大きさを2段階に
分けて、それぞれの段階について特定な抵抗値が端子6
aと接地間に得られるようにした場合の構成例を示して
いるが、実施に当っては端子6bに供給された制御電圧
VTバーの大きさを3段階以上の多段階に分けて、それ
ぞれの段階について特定な抵抗値が端子6aと接地間に
得られるような構成にされてもよいことは勿論である。
図3に示されている可変減衰回路6の端子6bに供給さ
れている制御電圧VTバーの大きさは、既述のように図
1中に示されている端子5に供給された周波数シンセサ
イザの電子同調用の同調電圧VTの大きさの変化の状
態、すなわち、例えば図4の(b)に例示されているよ
うに周波数の上昇に従って同調電圧VTが上昇するよう
な変化の状態とは逆の変化の状態のものとなっているか
ら、周波数の低い部分において可変減衰回路6の端子6
bに供給される制御電圧VTバーの大きさは大で、周波
数の上昇につれて可変減衰回路6の端子6bに供給され
る制御電圧VTバーの大きさは小になっている。
【0015】したがって、図3に示されている可変減衰
回路6の端子6aと接地間とに現われる抵抗値は、バー
アンテナBAにおいて大きな共振の鋭さQを示す低い周
波数範囲では小さな値となり、また、バーアンテナBA
において小さな共振の鋭さQを示す高い周波数範囲で
は、可変減衰回路6の端子6aと接地間とに現われる抵
抗値が大きくなるから、周波数に対する共振の鋭さQが
図4の(a)に示されているような変化特性を有してい
るバーアンテナBAのコイル1のホット側に、図2に例
示されている可変減衰回路6の端子6aを接続すると、
バーアンテナは低い周波数範囲では大きくQダンプさ
れ、また高い周波数範囲では小さくQダンプされるよう
な状態でQダンプが行なわれることにより、受信周波数
帯におけるバーアンテナBAの共振の鋭さQの値を略々
一様にすることができる。
回路6の端子6aと接地間とに現われる抵抗値は、バー
アンテナBAにおいて大きな共振の鋭さQを示す低い周
波数範囲では小さな値となり、また、バーアンテナBA
において小さな共振の鋭さQを示す高い周波数範囲で
は、可変減衰回路6の端子6aと接地間とに現われる抵
抗値が大きくなるから、周波数に対する共振の鋭さQが
図4の(a)に示されているような変化特性を有してい
るバーアンテナBAのコイル1のホット側に、図2に例
示されている可変減衰回路6の端子6aを接続すると、
バーアンテナは低い周波数範囲では大きくQダンプさ
れ、また高い周波数範囲では小さくQダンプされるよう
な状態でQダンプが行なわれることにより、受信周波数
帯におけるバーアンテナBAの共振の鋭さQの値を略々
一様にすることができる。
【0016】
【考案の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本考案のAMステレオ放送受信機のバーアンテ
ナ回路は、周波数シンセサイザの電子同調用の同調電圧
によって静電容量値が変化される可変容量ダイオードと
バーアンテナとによって構成されたアンテナ同調回路に
おけるバーアンテナのコイルと並列にアンテナ同調回路
の共振の鋭さQを変化させるための抵抗器の抵抗値が、
前記した電子同調用の同調電圧の変化に応じて変化され
ることにより、アンテナ同調回路による全受信周波数帯
域内におけるアンテナ同調回路の共振の鋭さQが略々一
定にされるために、AMステレオ放送の受信も良好に行
なわれる。
なように本考案のAMステレオ放送受信機のバーアンテ
ナ回路は、周波数シンセサイザの電子同調用の同調電圧
によって静電容量値が変化される可変容量ダイオードと
バーアンテナとによって構成されたアンテナ同調回路に
おけるバーアンテナのコイルと並列にアンテナ同調回路
の共振の鋭さQを変化させるための抵抗器の抵抗値が、
前記した電子同調用の同調電圧の変化に応じて変化され
ることにより、アンテナ同調回路による全受信周波数帯
域内におけるアンテナ同調回路の共振の鋭さQが略々一
定にされるために、AMステレオ放送の受信も良好に行
なわれる。
【図1】本考案のAMステレオ放送受信機のバーアンテ
ナ回路の一実施例のブロック図である。
ナ回路の一実施例のブロック図である。
【図2】図1中の可変減衰回路の具体的な構成例を示す
回路図である。
回路図である。
【図3】図1中の可変減衰回路の具体的な構成例を示す
回路図である。
回路図である。
【図4】動作説明用の特性曲線図である。
【図5】問題点を説明するための特性曲線図である。
BA…バーアンテナ、1…コイル、2…可変容量ダイオ
ード、3…コンデンサ、6…可変減衰回路、
ード、3…コンデンサ、6…可変減衰回路、
Claims (1)
- 【請求項1】 周波数シンセサイザの電子同調用の同調
電圧によって静電容量値が変化される可変容量ダイオー
ドとバーアンテナとによって構成されたアンテナ同調回
路におけるバーアンテナのコイルと並列にアンテナ同調
回路の共振の鋭さQを変化させるための抵抗器を接続
し、また、アンテナ同調回路による全受信周波数帯域内
におけるアンテナ同調回路の共振の鋭さQが略々一定と
なるように、前記した抵抗器の抵抗値を前記した電子同
調用の同調電圧によって変化させる手段を備えてなるA
Mステレオ放送受信機のバーアンテナ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991100189U JP2580087Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | Amステレオ放送受信機のバーアンテナ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991100189U JP2580087Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | Amステレオ放送受信機のバーアンテナ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543629U JPH0543629U (ja) | 1993-06-11 |
JP2580087Y2 true JP2580087Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=14267360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991100189U Expired - Lifetime JP2580087Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | Amステレオ放送受信機のバーアンテナ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580087Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3970751B2 (ja) * | 2002-11-06 | 2007-09-05 | 新潟精密株式会社 | ダブルコンバージョン方式の受信機 |
ATE411631T1 (de) * | 2004-07-02 | 2008-10-15 | Eta Sa Mft Horlogere Suisse | Verbindungschaltung zwischen zwei schleifenantennen integriert in einem armband am handgelenk zu tragendes drahtloses gerät |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP1991100189U patent/JP2580087Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543629U (ja) | 1993-06-11 |
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Legal Events
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FPAY | Renewal fee payment |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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