JPS6211090Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6211090Y2
JPS6211090Y2 JP14558681U JP14558681U JPS6211090Y2 JP S6211090 Y2 JPS6211090 Y2 JP S6211090Y2 JP 14558681 U JP14558681 U JP 14558681U JP 14558681 U JP14558681 U JP 14558681U JP S6211090 Y2 JPS6211090 Y2 JP S6211090Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
local oscillation
circuit section
oscillation circuit
output
supplied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14558681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5850537U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14558681U priority Critical patent/JPS5850537U/ja
Publication of JPS5850537U publication Critical patent/JPS5850537U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6211090Y2 publication Critical patent/JPS6211090Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は中波帯(例えば、100〜1700KHz)の
放送電波を受信する機能と、短波帯(例えば、6
〜30MHz)の放送電波を受信する機能とを兼ね備
えたAM受信機に用いられる局部発振回路に関す
る。
従来の局部発振回路を用いて構成されたAM受
信機の一例を第1図に示す。同図において、アン
テナ1はRF増幅回路2に接続され、この後段に
はミキサー回路部3が接続されている。このミキ
サー回路部3には後述する局部発振回路4が接続
されている。ミキサー回路部3の後段には周知の
IF回路5、AM検波回路6、出力増幅回路7、ス
ピーカ8が順次接続され、所定の受信音声がスピ
ーカ8より送出される様になされている。
次に、局部発振回路4の詳細について説明する
と、短波帯の各放送信号に対応する局部発振周波
数が設定される短波放送受信用の第一の局部発振
回路部9からの、バツフア回路部10を介した局
部発振出力と、中波帯の各放送信号に対応する局
部発振周波数が設定される中波放送受信用の第二
の局部発振回路部11からの局部発振出力との2
種の局部発振出力が、切換スイツチ12によつて
選択的に導出され、導出された局部発振出力が、
ミキサー回路部3に供給される様になされてい
る。また、この切換スイツチ12に連動するスイ
ツチ13によつて、上記第一の局部発振回路部9
及びバツフア回路部10と第二の局部発振回路部
11との2種の回路ブロツクに、電源端子+Bに
印加された電源電圧が選択的に供給される様にな
されている。なお、第一の局部発振回路部9とミ
キサー回路部3との間にはバツフア回路部10を
介在させるのは、第一の局部発振回路部9はその
局部発振周波数が比較的高いので、ミキサー回路
部3に入る入力信号による干渉を受け易いが、第
一の局部発振回路部9の発振出力をバツフア回路
部10を介してミキサー回路部3へ供給すること
により、この干渉を防止するためである。
この様な構成と動作を有する従来の局部発振回
路においては、短波放送受信用と中波放送受信用
の局部発振出力を選択的に得る手段として、第一
の局部発振回路部9の出力端からのバツフア回路
部10を介した局部発振出力と、第二の局部発振
回路部11からの局部発振出力との切換を行なう
切換スイツチ12を設け、さらに、この切換スイ
ツチ12に連動して、第一及び第二の局部発振回
路部9及び11の一方に選択的に電源電圧を供給
する電源供給切換用のスイツチ13を設けてい
る。従つて、局部発振出力の切換のために2種の
スイツチを用いなければならないことになり、部
品点数が増加する不都合がある。また切換スイツ
チ12についての接続経路、即ち、バツフア回路
部10から切換スイツチ12までの接続経路と、
第二の局部発振回路部11から切換スイツチ12
までの接続経路と、切換スイツチ12からミキサ
ー回路部3までの接続経路の3種の接続経路が長
いものとなり、これらの接続経路を構成するリー
ド線または印刷配線パターンの浮遊容量等によつ
て局部発振出力が減衰する、局部発振周波数が不
安定となる、あるいは、他の回路と相互干渉を起
こす等々の不都合が生じて、電気的特性が劣化す
る虞れがある。
本考案は上述の様な種々の不都合を解消する為
になされたものであつて、その目的は、局部発振
出力を短波帯の放送信号と中波帯の放送信号の
夫々に対応した周波数のものに切換える動作が、
回路部品点数が極力少なくされてなされ、かつ、
発振動作が安定にされた局部発振回路を提供する
事にある。
以下本考案の一実施例を第2図を参照して説明
する。
第2図は本考案に係る局部発振回路の一例を用
いて構成されたAM受信機を示す。同図におい
て、符号1〜3及び5〜8は、前述の第1図にお
いて同一符号が付された各部分と構成及び動作を
同一にする部分であるので、その詳細説明を省略
する。この第1図の例に関し、先ず、破線で囲ま
れた局部発振回路20の構成について説明する。
21は短波帯の放送信号に対応する周波数の局部
発振出力を発生させる第一の局部発振回路部であ
る。22は中波帯の放送信号に対応する周波数の
局部発振出力を発生させる第二の局部発振回路部
であり、22Lは第二の局部発振回路部22に備
えられた発振コイルである。一端が第一の局部発
振回路部21の出力端に接続された結合用のコン
デンサ24の他端が、バツフア回路部を構成する
能動素子であるトランジスタ25のベースに接続
され、このトランジスタ25のエミツタは第二の
局部発振回路部22の発振コイル22Lに結合し
たインダクタンス23に接続されると共に、結合
用のコンデンサ26を介してミキサー回路部3に
接続されている。また、トランジスタ25のコレ
クタとベースとの間にはバイアス設定用の抵抗2
7が接続されている。一方、電源端子+Bはスイ
ツチ28の共通接点に接続され、このスイツチ2
8の一方の切換接点aには第一の局部発振回路部
21及びトランジスタ25のコレクタが接続さ
れ、更に、スイツチ28の他方の切換接点bには
第二の局部発振回路部22が接続されている。
次に、上述の様に構成された局部発振回路20
の動作について説明する。
中波帯の放送信号を受信する場合には、スイツ
チ28が切換接点b側に投入される。これによ
り、電源端子+Bに印加される電源電圧がスイツ
チ28を介して第二の局部発振回路部22に供給
されるので、この第二の局部発振回路部22が動
作し、中波帯の放送信号に対応する周波数の局部
発振出力が発生される。この第二の局部発振回路
部22の局部発振出力は、発振コイル22Lに結
合したインダクタンス23により導出され、導出
された局部発振出力がコンデンサ26を介してミ
キサー回路部3に供給され、ミキサー回路部3の
入力信号の周波数変換がなされる。このようにし
て、選択された中波帯の放送信号の周波数変換が
行なわれて所定の中間周波出力が得られ、受信が
行なわれる。
一方、短波帯の放送信号を受信する場合には、
スイツチ28が切換接点a側に投入される。これ
により、電源端子+Bに印加される電源電圧が第
一の局部発振回路部21とトランジスタ25のコ
レクタとに供給されるので、第一の局部発振回路
部21が動作して短波帯の放送信号に対応する周
波数の局部発振出力が発生され、この局部発振出
力がコンデンサ24を介してトランジスタ25の
ベースに印加される。トランジスタ25のコレク
タには電源電圧が供給され、また、トランジスタ
25のベースには抵抗27によつて所定のベース
電圧が与えられ、さらに、トランジスタ25のエ
ミツタと接地間にはインダクタンス23がエミツ
タ出力負荷として接続されているので、このトラ
ンジスタ25は、第一の局部発振回路部21から
の局部発振出力に対して、バツフア回路として働
らく事になる。従つて、第一の局部発振回路部2
1の局部発振出力が、トランジスタ25のエミツ
タに接続された出力インダクタンスであるインダ
クタンス23から導出され、コンデンサ26を介
してミキサー回路部3に供給されて、ミキサー回
路部3の入力信号の周波数変換がなされる。この
ようにして、選択された短波帯の放送信号の周波
数変換が行なわれて所定の中間周波出力が得られ
受信が行なわれる事になる。
以上、要するに、スイツチ28を切換接点a側
に投入した場合には、第一の局部発振回路部21
からの局部発振出力が、トランジスタ25による
バツフア回路部を介して、ミキサー回路部3に供
給され、スイツチ28を切換接点b側に投入した
場合には、第二の局部発振回路部22からの局部
発振出力が、インダクタンス23により導出され
てミキサー回路部3に供給される事になるのであ
る。
上述の実施例による説明で明らかな様に、本考
案による局部発振回路は、短波放送受信用の第一
の局部発振回路部の出力端に接続されたバツフア
回路部の出力インダクタンスが、中波放送受信用
の第二の局部発振回路部の発振コイルに結合され
て、該出力インダクタンスにより両局部発振回路
部の一方からの局部発振出力が導出されてミキサ
ー回路部に供給される様に構成されるので、短波
放送受信と中波放送受信との切換を、第一の局部
発振回路部と第二の局部発振回路部の一方に選択
的に電源電圧を印加するのみで行なう事ができ、
回路部品点数を少なくすることができ、また、回
路構成の簡略化がはかれる。更に、短波放送受信
用の第一の局部発振回路部と、中波放送受信用の
第二の局部発振回路部と、共通ミキサー回路部と
の三者間の相互接続を行なうリード線または印刷
配線パターンを、従来回路の如く長く引きまわす
必要がないので、安定な発振動作が得られ、発振
出力の減衰も防止できる等、電気的特性を改善で
きる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の局部発振回路を用いたAM受信
機を示すブロツク図、第2図は本考案に係る局部
発振回路の一例が適用されたAM受信機を示すブ
ロツク図である。 図中、3はミキサー回路部、20は局部発振回
路、21は第一の局部発振回路部、22は第二の
局部発振回路部、22Lは発振コイル、23はイ
ンダクタンス、24,26はコンデンサ、25は
トランジスタ、27は抵抗、28はスイツチ、+
Bは電源端子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 短波放送受信用の第一の局部発振回路部と、中
    波放送受信用の第二の局部発振回路部と、上記第
    一及び第二の局部発振回路部の夫々に選択的に電
    源電圧を供給するスイツチと、上記第一の局部発
    振回路部の出力端に接続された入力端を有し、上
    記スイツチにより上記第一の局部発振回路部に電
    源電圧が供給されるとき動作状態とされる能動素
    子部、及び、該能動素子部の出力端に接続され
    て、上記第二の局部発振回路部における発振コイ
    ルに結合せしめられるとともにミキサー回路に接
    続された出力インダクタンスを含んで形成され、
    上記入力端に供給される上記第一の局部発振回路
    部の発振出力及び上記出力インダクタンスに供給
    される上記第二の発振回路部の発振出力を、選択
    的に上記出力インダクタンスから上記ミキサー回
    路に供給するバツフア回路部とを備えて構成され
    る局部発振回路。
JP14558681U 1981-09-30 1981-09-30 局部発振回路 Granted JPS5850537U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14558681U JPS5850537U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 局部発振回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14558681U JPS5850537U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 局部発振回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5850537U JPS5850537U (ja) 1983-04-05
JPS6211090Y2 true JPS6211090Y2 (ja) 1987-03-16

Family

ID=29938513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14558681U Granted JPS5850537U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 局部発振回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5850537U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5850537U (ja) 1983-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6211090Y2 (ja)
JP3680927B2 (ja) 衛星放送受信用コンバータ
JP3107503B2 (ja) ダブルスーパーヘテロダインamラジオ受信機
JPS61145936A (ja) ラジオ受信回路
JPH046274Y2 (ja)
US3497811A (en) Intermediate-frequency coupling circuit
US3528013A (en) Dual frequency intermediate-frequency coupling circuit
JPS6133722Y2 (ja)
JPH0139004Y2 (ja)
JPS6127230Y2 (ja)
JP2502055Y2 (ja) トランシ―バ
JPS6128433Y2 (ja)
JPS6127228Y2 (ja)
JPS6145657Y2 (ja)
JPS5957533A (ja) 受信機
JPH0112442Y2 (ja)
JPS635626A (ja) 無線通信装置
JPS60160225A (ja) 送信機能付fmラジオ
JPH0227615Y2 (ja)
JPH0724827Y2 (ja) Uhfチューナの混合回路
JPH0110025Y2 (ja)
JPS6029247Y2 (ja) 平衡形混合回路
JPH0323721Y2 (ja)
JPS628602Y2 (ja)
JPS6338589Y2 (ja)