JP2502055Y2 - トランシ―バ - Google Patents

トランシ―バ

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JP2502055Y2
JP2502055Y2 JP1989060381U JP6038189U JP2502055Y2 JP 2502055 Y2 JP2502055 Y2 JP 2502055Y2 JP 1989060381 U JP1989060381 U JP 1989060381U JP 6038189 U JP6038189 U JP 6038189U JP 2502055 Y2 JP2502055 Y2 JP 2502055Y2
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transceiver
transverter
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勇二 伏木
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はトランシーバに係わり、特に、トランスバ
ータを用いて送受信周波数をVHF帯やUHF帯に変換するの
に好都合なトランシーバに関する。
[従来の技術] HF帯用トランシーバの送信部は第5図に示すように、
無線周波数の搬送波が音声信号で変調されたRFドライブ
アンプの出力(図示の点)がファイナルユニットに入
力され、ファイナルユニットで増幅されてアンテナから
発信されるように構成されている。
トランスバータを用いて送信周波数をVHF帯やUHF帯に
変換する場合は第6図に示すように上記点をスイッチ
(SW)を用いてトランスバータ用端子に切替える方法
や、第7図に示すように、RFドライブアンプの前段より
緩衝増幅器を用いてトランスバータ用出力を取出す方法
が行われていた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記した従来ものに示される付属回路はトランスバー
タを使用しない人にとっては、必要のないものであり、
その分だけコスト高となる。
また、トランスバータを使う場合は、送信時にファイ
ナルユニットに流れるアイドリング電流は全く無駄とな
るので、これを阻止する回路が必要となるという問題が
あった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、単にコネクタの接続を変
えるのみでトランスバータの使用が可能となり、アイド
リング電流阻止回路等の不要なトランシーバを提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] この考案のトランシーバは、同一筐体内にあるRFドラ
イブアンプとファイナルアンプとを両端にコネクタの付
いたケーブルとコネクタを用い筐体外部で接続すると共
に前記ケーブルによりファイナルアンプのバイアスを制
御するための制御信号を伝えるように構成したものであ
る。
[作用] この考案のトランシーバによれば、RFドライブアンプ
とファイナルアンプとを接続するケーブルのファイナル
アンプ側に接続されているコネクタを抜いてトランスバ
ータの入力コネクタに接続すればトランスバータを使用
して周波数帯域が変更できる。そして、コネクタをファ
イナルアンプから抜くことによりファイナルアンプにバ
イアス電圧が加えられなくなりアイドリング電流が阻止
される。
[実施例] この考案の実施例であるトランシーバを第1図乃至第
4図に基づいて説明する。
第1図はこの考案の実施例であるトランシーバのRFド
ライブユニットとファイナルユニットとの接続部(第5
図における点)を示す回路図である。
トランジスタQ1はRFドライブアンプの出力トランジス
タであり、トランジスタQ1の出力は広帯域トランスT1を
通りトライブアウト端子であるコネクタ1に出力され
る。
そして、コネクタ1とファイナルイン端子であるコネ
クタ3はコネクタ付同軸ケーブル2により接続される。
同軸ケーブル2は第3図に示すように筐体外部に配置
されている。
コネクタ3からコンデンサC1を通してファイナルユニ
ットのアンプ入力に接続されている。
一方、コネクタ3よりチョークコイルL1および抵抗R1
を通してトランジスタQ2のベースに接続され、トランジ
スタQ2のベース・エミッタ間に抵抗R2が接続されてい
る。
トランジスタQ2のエミッタには送信時に一定の電圧
(以後TxBと称す)がかかり、コレクタはファイナルユ
ニット内アンプのバイアス回路に接続されている。
上記構成において、コネクタ1はトランスバータ用の
送信出力として使用できる。
コネクタ1および3が同軸ケーブル2により接続され
ている場合はトランジスタQ2のベースが抵抗R1,チョー
クコイルL1,コネクタ3,同軸ケーブル2,コネクタ1およ
びトランスT1の径路により接地されているため、TxBが
トランジスタQ2のエミッタにかかった場合トランジスタ
Q2は導通し、ファイナルユニットのアンプにバイアスが
動作しアイドリングが流れ、通常のHF帯の送信状態とな
る。
抵抗R2はトランジスタQ2のベースのプルアップ用、抵
抗R1はトランジスタQ2のベース電流制限用、コンデンサ
C1は直流阻止用のものである。
また、チョークコイルL1はドライブアウト信号により
トランジスタQ2が変調されるのを防ぐためのものであ
る。
トランスバータを使用するために、コネクタ3から同
軸ケーブル2が外されると、トランジスタQ2のベース電
流が流れなくなるため、ファイナルユニットのアンプに
は送信状態でもアイドリングは流れない。
第2図は第1図に示す実施例の変形を示しており、こ
の場合はTxBが抵抗R3,チョークコイルL2,トランスT1,コ
ネクタ1,同軸ケーブル2,コネクタ3およびチョークコイ
ルL1を通してバイアス回路に加えられトランジスタQ2は
不要となる。抵抗R3はコネクタ1の出力がなんらかの原
因で接地された場合のトランスT1の焼損防止のために設
けられている。
また、コンデンサC2はトランスT1の出力の交流成分の
接地用である。
以上の説明から明らかなように、特別の回路を用いる
ことなくトランスバータ用の出力をコネクタ1から出す
ことができる。そして、機械的スイッチまたは緩衝増幅
器が不要となり、信頼性の向上および生産コストの低減
が図れる。
上記の構成により、コネクタ3はファイナルイン端子
となるが、これを送信出力の低い他のトランシーバのリ
ニアアンプ入力として使用することもできる。
トランシーバとトランスバータの切替えを頻繁に行う
場合、第4図に示すようなトランスバータを用いること
により、コネクターの接続をそのままにしてトランスバ
ータ電源のオンオフのみで周波数帯域の切替えを行うこ
とができる。
この回路において、トランスバータ電源がオフのとき
は、リレーK1およびK2は図示の接続状態となり、トラン
シーバのRFドライブユニット出力はコネクタ1,同軸ケー
ブル2,コネクタ4,リレーK2,コネクター5,同軸ケーブル
6およびコネクター3を通してトランシーバのファイナ
ルユニットに接続される。
また、トランシーバの入出力はコネクタ7,同軸ケーブ
ル8,コネクタ9およびリレーK1を通してHFアンテナに接
続される。
トランスバータの電源が入ると、リレーK1およびK2は
図示と逆の接続となり、トランシーバのRFドライブユニ
ット出力はコネクタ1,同軸ケーブル2,コネクタ4,リレー
K2からトランスバータの入力回路に入り、トランスバー
タの出力から送受信切替スイッチを経てVHFまたはUHFア
ンテナから送信される。
受信時には受信電波がVHFまたはUHFアンテナから送受
信切替スイッチを経てトランスバータ受信回路に入り、
トランスバータの受信時出力がリレーK1,コネクタ9,同
軸ケーブル8およびコネクタ7を経てトランシーバの受
信時入力回路に入る。
なお、トランスバータを全く使用しないときは、同軸
コネクタ1および3を同軸ケーブル2で接続しコネクタ
7をHFアンテナに接続すれば、トランシーバとして使用
できることは先に説明したことから明らかである。
[考案の効果] この考案のトランシーバによれば、単にコネクタの接
続を変えるのみでトランスバータの使用が可能となり、
アイドリング電流阻止回路や切替えスイッチまたは緩衝
増幅器等が不要となり信頼性の向上および生産コストの
低減が図れるという効果を得ることができる。
また、ファイナルイン入力を使用することにより、送
信出力の低い他のトランシーバのリニアアンプとして使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例であるトランシーバの部分を
示す回路図、第2図はこの考案の他の実施例であるトラ
ンシーバの部分を示す回路図、第3図はこの考案の実施
例であるトランシーバの外観を示す斜視図、第4図はこ
の考案の実施例であるトランシーバに用いられるトラン
スバータの例を示す回路図、第5図は一般のトランシー
バを示すブロック図、第6図は従来技術を示す回路図、
第7図は他の従来技術を示す回路図である。 1…コネクタ、2…同軸ケーブル、3…コネクタ、4、
5…コネクタ、6…同軸ケーブル、7…コネクタ、8…
同軸ケーブル、9…コネクタ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一筐体内にRFドライブアンプとファイナ
    ルアンプとを有するトランシーバにおいて、前記筐体の
    外部に設けられ且つRFドライブアンプからのRF信号およ
    び所定の直流電位を出力する第1のコネクタと、前記筐
    体の外部に設けられ且つファイナルアンプに少なくとも
    RF信号を入力する第2のコネクタとを備え、前記ファイ
    ナルアンプは、前記第1のコネクタと前記第2のコネク
    タとが接続されている場合は前記第1のコネクタから供
    給される直流電位に応じて前記RF信号を増幅し、前記第
    2のコネクタが前記第1のコネクタに接続されていない
    場合はアイドリング電流が流れないように構成されてい
    ることを特徴とするトランシーバ。
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