JPH0520019Y2 - - Google Patents

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JPH0520019Y2
JPH0520019Y2 JP1989085108U JP8510889U JPH0520019Y2 JP H0520019 Y2 JPH0520019 Y2 JP H0520019Y2 JP 1989085108 U JP1989085108 U JP 1989085108U JP 8510889 U JP8510889 U JP 8510889U JP H0520019 Y2 JPH0520019 Y2 JP H0520019Y2
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power amplifier
power
low
transmission
switch
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は通信機の電力増幅器に係り、特に、
小電力送信時に低消費電力動作をさせるのに好適
な通信機の電力増幅器に関する。
(ロ) 従来技術 従来の通信機の電力増幅器としては、例えば、
第2図A,B,Cのブロツク図で示すようなもの
が提供されていた。
図において、11は信号源、11a,11bは
減衰器、12は励振電力増幅器、12a,12b
は電源電圧可変装置、13は直流電源、14は終
段電力増幅器、14a,14bは電力切替器、1
5は送受切換器、16は送受兼用ローパスフイル
タ、17は空中線である。
通信機の電力増幅器の出力電力を可変させる方
法として第2図A,B,Cのブロツク図に基づい
て説明すると、第2図Aは減衰器11a,11b
により励振電力増幅器12及び、終段電力増幅器
14に入力する信号を減衰させて出力電力を可変
させる方法で、信号源11からの信号は第1の減
衰器11aによつて所定量に減衰され励振電力増
幅器12に入力される。
励振電力増幅器12では入力された信号を信号
量に応じて増幅して終段電力増幅器14へ出力す
る。
励振電力増幅器12から出力した信号は、更に
第2の減衰器11bによつて減衰されて終段電力
増幅器14に入力する。
終段電力増幅器14で増幅され出力した信号
は、送受信切替器15を介して送受信兼用ローパ
スフイルタ16を通り、不要高調波信号を濾過し
て空中線17より空中に放射される構成で出力電
力の可変を行わせている。
第2図Bでは信号源11からの信号は、励振電
力増幅器12に直接入力し電力増幅されるがこの
励振電力増幅器に加えられる電源電圧を電源電圧
可変装置12aを調整して励振電力増幅器の増幅
度を可変するようになつている。
更に、励振増幅器12で必要量増幅された信号
は、終段電力増幅器14に直接加えられている。
終段電力増幅器14では励振電力増幅器12と
同様に終段電力増幅器14に加えられる電源電圧
を電源電圧可変装置12bを調整し終段電力増幅
器の増幅度を可変し、その出力信号を送受信切替
器15を介して送受信兼用ローパスフイルタ16
を通し空中線17に送出するように構成されてい
る。
第2図Cでは信号源11からの信号は直接励振
電力増幅器12に入力し増幅されて電力切替器1
4aに出力する。
電力切替器14aは励振電力増幅器12の出力
信号を次段の終段電力増幅器14に接続するか、
終段電力増幅器14を通さず直接終段電力増幅器
14の出力側に設けられたもう一つの電力切替器
14bに接続するか切替えるようになつている。
終段電力増幅器14の出力信号は、上記電力切
替器14bに接続され、電力切替器14bによつ
て励振電力増幅器12からの出力信号といづれか
に切替えられ、送受信切替器15を介して次段の
送受信兼用ローパスフイルタ16を通し空中線1
7より放射されるように構成されている。
このように通信機の電力増幅器の出力電力を可
変するには、上記のような構成手段によつて行わ
れている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来の通信機の電力増幅器に
おいては、第2図A,Bのブロツク図で示すよう
に送信電力の大小に関係なく終段電力増幅器14
が動作状態になつているので、小電力の送信で済
むようなときでも比較的大きな消費電力を費やし
てしまう欠点があつた。
また、第2図Cのブロツク図で示す構成では、
電力切替器14bのアイソレーシヨンが充分なも
のを使用しないと終段電力増幅器14を動作して
の大電力送信時に電力切替器14bを介しての高
周波信号の廻り込みを起して終段電力増幅器14
が不要な発振等を誘起し正常な送信動作ができな
いという欠点があつた。
この考案は上記した点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは従来例の欠点を解
消し、大電力送信時でも高周波信号の廻り込みを
防止し、しかも、小電力送信時には終段電力増幅
器の電源を切離し消費電力の無駄を無くした通信
機の電力増幅器を提供するところにある。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案の通信機の電力増幅器は、励振電力増
幅器と、終段電力増幅器と、送受信兼用ローパス
フイルタ回路とで構成される通信機の電力増幅器
において、上記励振電力増幅器の出力信号を終段
電力増幅器を通さずに、受信用ローパスフイルタ
を介して送受信兼用ローパスフイルタに送出して
構成した小電力送信伝送路と、小電力送信時に終
段電力増幅器に供給する電源をオフさせる電源切
替器と、前記受信用ローパスフイルタを切替える
送受信切替器とを設けたものである。
(ホ) 作用 この考案によれば、励振電力増幅器と、終段電
力増幅器と、送受信兼用ローパスフイルタ回路と
で構成される通信機の電力増幅器において、励振
電力増幅器の出力信号を終段電力増幅器を通さず
に、受信用ローパスフイルタを介して送受信兼用
ローパスフイルタに送出して構成した小電力送信
伝送路と、小電力送信時に終段電力増幅器に供給
する電源をオフさせる電源切替器と、受信用ロー
パスフイルタを切替える送受信切替器とを設けた
ので、大電力送信時にも電力切替器を介しての高
周波の廻り込みが防止される。
また、終段電力増幅器での電力消費をなくする
ことができる。
更に、小電力送信時のスプリアス特性も送受信
兼用ローパスフイルタと受信用ローパスフイルタ
の2段のローパスフイルタを介して送信するので
改善されることになる。
(ヘ) 実施例 この考案に係る通信機の電力増幅器の実施例を
第1図に基づいて説明する。
第1図はこの考案のブロツク図である。
図中、1は信号源、2は励振電力増幅器、3a
は電力切替器、3bは送受信切替器、3cは電源
切替器、4は終段電力増幅器、5は送受信切替
器、6は受信用ローパスフイルタ、7は送受信兼
用ローパスフイルタ、8は空中線、9は小電力伝
送路、10は終段電力増幅器用電源である。
ブロツク図に基づいて動作の説明をすると、信
号源1の信号は励振電力増幅器2に加えられ所定
量増幅されその出力は、電力切替器3aに接続さ
れる。
この電力切替器3aが接点A側に接続されると
励振電力増幅器2の出力信号を次段の終段電力増
幅器4に入力するようになり、接点B側に接続さ
れると励振電力増幅器2の出力信号を小電力伝送
路9と送受信切替器3bを介して受信用ローパス
フイルタ6に加わるように接続される。
また、電力切替器3aと電源切替器3cは連動
するようになつていて、励振電力増幅器2の出力
信号を終段電力増幅器4を通さず受信用ローパス
フイルタ6に接続されるように切替えたときは、
電源切替器3cの接点はH側に切替わり終段電力
増幅器用電源10を終段電力増幅器4から切離す
ように動作する。
もう1個の送受信切替器3bは送受信切替器の
役目をしていて、上記のように励振電力増幅器2
の出力信号が小電力伝送路9を介して受信用ロー
パスフイルタ6に送られる小電力送信のときは、
接点E側に切替わり受信の時は、接点F側に切替
わるようになつている。
また、送受信切替器5の動作は、励振電力増幅
器2の出力信号が受信用ローパスフイルタ6を介
して送受信兼用ローパスフイルタ7に送出される
送信時も送受信切替器3bの接点がF側に切替え
られる受信時においても接点D側に接続された状
態を維持しているが、電力切替器3aの接点がA
側に、また、電源切替器3cの接点がG側に接続
されて終段電力増幅器4が動作する送信状態では
接点がC側に切替わり、受信時にはD側に切替わ
る本来の送受信切替器5としての動作を行うよう
になつている。
従つて、終段電力増幅器4を動作させて送信さ
せる大電力送信の場合において、送受信切替器5
及び、送受信切替器3bのアイソレーシヨンが充
分でなくとも小電力伝送路9には受信用ローパス
フイルタ6が挿入されると共に送受信切替器3b
の接点がF側になり切り離されるので終段電力増
幅器4の入力側に小電力伝送路9を伝わつて送信
電力分が廻り込むことが減少される。
更に、励振電力増幅器2の信号出力のみの小電
力送信時には小電力伝送路9を介して、受信用ロ
ーパスフイルタ6及び、送受信兼用ローパスフイ
ルタ7の2ケ所でスプリアス分を濾過するので空
中線8からのスプリアスの放射が減少される。
また、励振電力増幅回路2の出力信号のみの小
電力送信時には、終段電力増幅器4の電源を切離
してしまうので消費電力の無駄を無くすることが
できる。
なお、電力切替器3a及び、送受信切替器3b
は、特別にアイソレーシヨンの良好なものでなく
とも良いのでダイオード等の半導体スイツチを使
用しても良い。
(ト) 考案の効果 この考案に係る通信機の電力増幅器によれば、
励振電力増幅器の出力信号を終段電力増幅器を通
さずに、受信用ローパスフイルタを介して送受信
兼用ローパスフイルタに送出して構成した小電力
送信伝送路と、小電力送信時に終段電力増幅器に
供給する電源をオフさせる電源切替器と、受信用
ローパスフイルタを切替える送受信切替器とを設
けたので、小電力送信時のスプリアス特性が改善
されると共に終段電力増幅器動作での送信時も小
電力伝送路からの送信電力廻り込みが減少し安定
した大電力送信ができる効果がある。
また、小電力送信時には終段電力増幅器での無
駄な消費電力がなくなる効果がある。
しかも、構造が簡単であつて、また、安価に構
成することができるため実施も容易であるなどの
優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る通信機の電力増幅器の
実施例を示すブロツク図である。第2図A,B,
Cは従来例のブロツク図である。 主な符号の説明、1……信号源、2……励振電
力増幅器、3a……電力切替器、3b……送受信
切替器、3c……電源切替器、4……終段電力増
幅器、5……送受信切替器、6……受信用ローパ
スフイルタ、7……送受信兼用ローパスフイル
タ、8……空中線、9……小電力伝送路、10…
…終段電力増幅器用電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 励振電力増幅器と、終段電力増幅器と、送受信
    兼用ローパスフイルタ回路とで構成される通信機
    の電力増幅器において、 上記励振電力増幅器の出力信号を終段電力増幅
    器を通さずに、受信用ローパスフイルタを介して
    送受信兼用ローパスフイルタに送出して構成した
    小電力送信伝送路と、小電力送信時に終段電力増
    幅器に供給する電源をオフさせる電源切替器と、
    前記受信用ローパスフイルタを切替える送受信切
    替器とを設けたことを特徴とする通信機の電力増
    幅器。
JP1989085108U 1989-07-21 1989-07-21 Expired - Lifetime JPH0520019Y2 (ja)

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