JP4088991B2 - 2帯域用高周波電力増幅器およびそれを用いた移動体通信用端末機 - Google Patents

2帯域用高周波電力増幅器およびそれを用いた移動体通信用端末機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば2帯域携帯電話機の送信用に利用される2帯域用高周波電力増幅器およびそれを用いた移動体通信用端末機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、2帯域用高周波電力増幅器は、安定で高効率であることに加えて小型かつ安価であることが求められている。そして、高周波電力増幅器の安定度は、安定化回路の抵抗値によって大きく左右され、抵抗値が小さいほど回路は安定となるが、接地状態に近くなるので利得が低下して効率が悪化する。また、安定化回路の抵抗値は送信信号波の周波数帯域に最適な値とする必要があり、従来はFETスイッチを使用して安定化回路の抵抗値の選択を行っていた。
【0003】
図6は従来の2帯域用高周波電力増幅器の安定化回路周辺の構成図を示す。101は第1の抵抗器で、102は第2の抵抗器で、103はコンデンサで、104は電界効果トランジスタで、141は第3の抵抗器で、142は電界効果トランジスタスイッチ(以下、FETスイッチ)で、143は接合点で、144は制御回路である。接合点143はコンデンサ103によって高周波的に接地されており、FETスイッチ142がオフ状態の時は第1の抵抗器101が安定化回路の抵抗値を決定し、オン状態の時は並列接続された第1の抵抗器101と第3の抵抗器141の合成抵抗値が安定化回路の抵抗値を決定する。
【0004】
従来は、以上のような回路構成で安定で高効率な2帯域用高周波電力増幅器を実現していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような構成では、FETスイッチ自体の他にFETスイッチをオンオフするための制御回路が必要となり、2帯域用高周波電力増幅器が大型化かつ高価格化するという問題点を有していた。
【0006】
本発明は、FETスイッチと制御回路が不必要で、小型かつ安価な2帯域用高周波電力増幅器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、安定化回路において第1の抵抗器と並列に、第2の周波数帯域の信号波の4分の1波長線路と第3の抵抗器を直列接続した回路を接続する。上記4分の1波長線路の一方の端をコンデンサによって高周波的に接地することによって、もう一方の端のインピーダンスを第2の周波数帯域の信号波に対して無限大とし、上記4分の1波長線路と直列に接続した第3の抵抗器を、第1の周波数帯域の信号波は通過、第2の周波数帯域の信号波は阻止とし、安定化回路の抵抗値を選択する。
【0008】
上記構成により、非常に簡単な回路構成で安定化かつ高効率化を図ることができると共に制御回路が不必要で小型かつ安価な2帯域用高周波電力増幅器が実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域の2つの信号波を増幅する2帯域用高周波電力増幅器であって、その内部に設けられた電界効果トランジスタの入力側に並列接続された第1の抵抗器と、上記第1の抵抗器と接地との間に並列接続された第2の抵抗器およびコンデンサとからなる安定化回路に、第3の抵抗器と第2の周波数帯域の信号波の4分の1波長線路を直列接続した回路を上記第1の抵抗器と並列接続した2帯域用高周波電力増幅器であり、信号波の周波数に応じて安定化回路の抵抗器を選択し回路を安定化させるという作用を有する。
【0010】
本発明の請求項2に記載の発明は、安定化回路において、第3の抵抗器と第2の周波数帯域の信号波の4分の1波長線路を列接続した回路を、第1の抵抗器と第2の抵抗器の間に直列接続した請求項1記載の2帯域用高周波電力増幅器であり、信号周波数に応じて安定化回路の抵抗器を選択し回路を安定化させるという作用を有する。
【0011】
本発明の請求項3に記載の発明は、安定化回路において、第3の抵抗器と第2の周波数帯域の信号波の4分の1波長線路を並列接続した回路を、第1の抵抗器とコンデンサの間に直列接続した請求項1記載の2帯域用高周波電力増幅器であり、信号周波数に応じて安定化回路の抵抗器を選択し回路を安定化させるという作用を有する。
【0012】
本発明の請求項に記載の発明は、第1の周波数帯域として800メガヘルツ〜1000メガヘルツに属する帯域を、第2の周波数帯域として1700メガヘルツ〜2000メガヘルツに属する帯域を用いたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の2帯域用高周波電力増幅器であり、信号周波数に応じて安定化回路の抵抗器を選択し回路を安定化させるという作用を有する。
【0013】
本発明の請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の2帯域用高周波電力増幅器を送信用回路に用いた移動体通信用端末機であり、低価格化を実現するという作用を有する。
【0014】
本発明の請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の2帯域用高周波電力増幅器を2段接続して送信用回路に用いた移動体通信用端末機であり、低価格化を実現するという作用を有する。
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における2帯域用高周波電力増幅器を示し、図1において、101は第1の抵抗器で、102は第2の抵抗器でコンデンサ103の信号波の周波数帯域におけるインピーダンスに対して十分大きな抵抗値を持ち、104は増幅用電界効果トランジスタで、111は第3の抵抗器で、112は4分の1波長線路で第2の周波数帯域の信号波の線路上での波長の4分の1の長さを有し、113,114は接合点で、201,202は入力端子で、203,204は出力端子で、211〜214は整合回路で、221,222は電源回路である。図のように安定化回路Aは上記第1の抵抗器101、コンデンサ103、第3の抵抗器111、4分の1波長線路112、接合点113および接合点114で構成される。
【0017】
以上のように構成された2帯域用高周波電力増幅器について、以下その動作を説明する。
【0018】
第1の周波数帯域の信号波が入力端子201から入力されると、電界効果トランジスタ104で増幅されて出力端子203から出力される。第2の周波数帯域の信号波が入力端子202から入力されると、電界効果トランジスタ104で増幅されて出力端子204から出力される。
【0019】
上記の場合、第1の抵抗器101および第3の抵抗器111の合成抵抗値が2帯域用高周波電力増幅器の安定度を決定する。
【0020】
接合点113はコンデンサ103によって高周波的に接地されており、4分の1波長線路112は第2の周波数帯域のインピーダンスを反転させるので、接合点114のインピーダンスはオープンに近くなる。したがって、第2の周波数帯域の信号波は第3の抵抗器111を通過せず、第1の抵抗器101およびコンデンサ103を通過するので、第1の抵抗器101の抵抗値が安定度を決定する。
【0021】
一方、4分の1波長線路112は第1の周波数帯域のインピーダンスを反転させないので、接合点114のインピーダンスはオープンに近くならない。したがって、第1の周波数帯域の信号波は、第1の抵抗器101、第3の抵抗器111、4分の1波長線路112およびコンデンサ103を通過し、第1の抵抗器101および第3の抵抗器111の合成抵抗値が安定度を決定する。
【0022】
以上のように、本実施の形態1に示したような安定化回路Aを構成すると、信号波の周波数帯域に応じてそれぞれに適した抵抗値を選択することができ、制御回路が不必要で小型かつ安価な2帯域用高周波電力増幅器を実現することができる。
【0023】
なお、本実施の形態では制御回路が不必要で小型かつ安価な2帯域用高周波電力増幅器の実現法を記述したが、3帯域用高周波電力増幅器についても本実施の形態と同様の回路構成を用いると、制御回路が不必要で小型かつ安価な3帯域用高周波電力増幅器を実現することができる。
【0024】
(実施の形態2)
実施の形態2は実施の形態1の安定化回路A以外は実施の形態1と同じ構成なので、同一構成部分には同一番号を付して詳細な説明を省略する。
【0025】
図2は本発明の実施の形態2における2帯域用高周波電力増幅器を示し、121は第3の抵抗器、122は4分の1波長線路で第2の周波数帯域の信号波の線路上での波長の4分の1の長さを有し、123,124は接合点である。
【0026】
以上のように構成された2帯域用高周波電力増幅器について、以下その動作を説明する。
【0027】
接合点123はコンデンサ103によって高周波的に接地されており、4分の1波長線路122は第2の周波数帯域のインピーダンスを反転させるので、接合点124のインピーダンスはオープンに近くなる。したがって、第2の周波数帯域の信号波は第1の抵抗器101、第3の抵抗器121およびコンデンサ103を通過するので、第1の抵抗器101と第3の抵抗器121の合成抵抗値が安定度を決定する。
【0028】
一方、4分の1波長線路122は第1の周波数帯域のインピーダンスを反転させないので、接合点124のインピーダンスはオープンに近くならない。したがって、第1の周波数帯域の信号波は第1の抵抗器101、4分の1波長線路122およびコンデンサ103を通過し、第1の抵抗器101の抵抗値が安定度を決定する。
【0029】
以上のように、本実施の形態2に示したような安定化回路Bを構成すると、信号波の周波数帯域に応じてそれぞれに適した抵抗値を選択することができ、制御回路が不必要で小型かつ安価な2帯域用高周波電力増幅器を実現することができる。
【0030】
(実施の形態3)
実施の形態3は実施の形態1の安定化回路A以外は実施の形態1と同じ構成なので、同一構成部分には同一番号を付して詳細な説明を省略する。
【0031】
図3は本発明の実施の形態3における2帯域用高周波電力増幅器を示し、131は第3の抵抗器、132は4分の1波長線路で第2の周波数帯域の信号波の線路上での波長の4分の1の長さを有し、133,134は接合点である。
【0032】
以上のように構成された2帯域用高周波電力増幅器について、以下その動作を説明する。
【0033】
接合点133はコンデンサ103によって高周波的に接地されており、4分の1波長線路132は第2の周波数帯域のインピーダンスを反転させるので、接合点134のインピーダンスはオープンに近くなる。したがって、第2の周波数帯域の信号波は第1の抵抗器101、第3の抵抗器131およびコンデンサ103を通過するので、第1の抵抗器101と第3の抵抗器131の合成抵抗値が安定度を決定する。
【0034】
一方、4分の1波長線路132は第1の周波数帯域のインピーダンスを反転させないので、接合点134のインピーダンスはオープンに近くならない。したがって、第1の周波数帯域の信号波は第1の抵抗器101、4分の1波長線路132およびコンデンサ103を通過し、第1の抵抗器101の抵抗値が安定度を決定する。
【0035】
以上のように、本実施の形態3に示したような安定化回路Cを構成すると、信号波の周波数帯域に応じてそれぞれに適した抵抗値を選択することができ、制御回路が不必要で小型かつ安価な2帯域用高周波電力増幅器を実現することができる。
【0036】
(実施の形態4)
実施の形態4は、実施の形態1の安定化回路A及びゲート側電源回路以外は実施の形態1と同じ構成なので、同一構成部分には同一番号を付して説明を行う。
【0037】
図4は本発明の実施の形態4における2帯域用高周波電力増幅器を示し、図4において、101は第1の抵抗器で、102は第2の抵抗器で第1のコンデンサ103の信号波の周波数帯域におけるインピーダンスに対して十分大きな抵抗値を持ち、104は増幅用電界効果トランジスタで、151は第1の4分の1波長線路で第2の周波数帯域の信号波の線路上での波長の4分の1の長さを有し、152,153は接合点で、201,202は入力端子で、203,204は出力端子で、211〜214は整合回路で、222はドレイン側電源回路で、301は第2の4分の1波長線路で第1の周波数帯域の信号波の線路上での波長の4分の1の長さを有し、302は第3の抵抗器で、303は第2のコンデンサで311,312は接合点である。図のように安定化回路Dは上記第1の抵抗器101、第1のコンデンサ103、第1の4分の1波長線路151、接合点152および接合点153で構成され、ゲート側電源回路Eは上記第2の4分の1波長線路301、第3の抵抗器302、第2のコンデンサ303、接合点311および接合点312で構成される。
【0038】
以上のように構成された2帯域用高周波電力増幅器について、以下その動作を説明する。
【0039】
第1の周波数帯域の信号波が入力端子201から入力されると、整合回路211を通過し、電界効果トランジスタ104で増幅され、整合回路213を通過して出力端子203から出力される。
【0040】
このとき接合点152は第1のコンデンサ103によって高周波的に接地されており、第1の4分の1波長線路151の長さは第1の周波数帯域の信号波の線路上での波長の4分の1でないので、接合点153のインピーダンスはオープン付近にならない。一方、接合点311は第2のコンデンサ303によって高周波的に接地されており、第2の4分の1波長線路301の長さは第2の周波数帯域の信号波の線路上での波長の4分の1なので、接合点312のインピーダンスは反転してオープン付近になる。したがって、第1の周波数帯域の信号波の増幅時には、第1の4分の1波長線路151に直列接続された第1の抵抗器101の抵抗値が安定度を決定する。
【0041】
第2の周波数帯域の信号波が入力端子202から入力されると、整合回路212を通過し、電界効果トランジスタ104で増幅され、整合回路214を通過して出力端子204から出力される。
【0042】
このとき接合点152は第1のコンデンサ103によって高周波的に接地されており、第1の4分の1波長線路151の長さは第2の周波数帯域の信号波の線路上での波長の4分の1なので、接合点153のインピーダンスは反転してオープン付近になる。一方、接合点311は第2のコンデンサ303によって高周波的に接地されており、第2の4分の1波長線路301の長さは第2の周波数帯域の信号波の線路上での波長の4分の1でないので、接合点312のインピーダンスはオープン付近にならない。したがって、第2の周波数帯域の信号波の増幅時には第2の4分の1波長線路301に直列接続された第3の抵抗器302の抵抗値が安定度を決定する。
【0043】
以上のように、本実施の形態4に示したような回路を構成すると、信号波の周波数帯域に応じて安定化に用いる抵抗器を選択することができ、制御回路が不必要で小型かつ安価な2帯域用高周波電力増幅器を実現することができる。
【0044】
なお、本実施の形態において、第1の4分の1波長線路151を第1の周波数帯域の信号波の線路上での波長の4分の1の長さにするとともに、第2の4分の1の波長線路301を第2の周波数帯域の線路上での波長の4分の1の長さにしても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0045】
また、本実施の形態では制御回路が不必要で小型かつ安価な2帯域用高周波電力増幅器の実現法を記述したが、3帯域用高周波電力増幅器についても本実施の形態と同様の回路構成を用いると、制御回路が不必要で小型かつ安価な3帯域用高周波電力増幅器を実現することができる。
【0046】
(実施の形態5)
図5は本発明の実施の形態5における2帯域用高周波電力増幅器を移動体通信用端末機の送信系に用いたときの回路構成図を示し、201,202は入力端子で、203,204は出力端子で、401は上述した第1〜3の実施の形態における2帯域用高周波電力増幅器で、402はローパスフィルタで、403はアンテナスイッチで、404はアンテナである。
【0047】
以上のように構成された2帯域用高周波電力増幅器を送信用回路に用いた移動体通信用端末機について、以下その動作を説明する。
【0048】
第1の周波数帯域の信号波が入力端子201から入力されると、2帯域用高周波電力増幅器401で増幅され、出力端子203から出力され、ローパスフィルタ402で不要高調波が抑圧され、アンテナスイッチ403でアンテナ404側にスイッチされ、アンテナ404から送信される。
【0049】
第2の周波数帯域の信号波が入力端子202から入力されると、2帯域用高周波電力増幅器401で増幅され、出力端子204から出力され、以下同様にしてアンテナ404から送信される。
【0050】
アンテナ404で信号波を受信すると、アンテナスイッチ403で受信系側にスイッチされ、受信系へと出力される。
【0051】
以上のように、本実施の形態5に示したような回路を構成すると、制御回路が不必要で小型かつ安価な移動体通信用端末機を実現することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、2帯域用高周波電力増幅器の安定化回路において、4分の1波長線路を利用することによって、非常に簡単な回路構成で安定化かつ高効率化を図ることができるとともに、小型かつ安価な2帯域用高周波電力増幅器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における2帯域用高周波電力増幅器の回路構成図
【図2】 本発明の実施の形態2における2帯域用高周波電力増幅器の回路構成図
【図3】 本発明の実施の形態3における2帯域用高周波電力増幅器の回路構成図
【図4】 本発明の実施の形態4における2帯域用高周波電力増幅器の回路構成図
【図5】 本発明の実施の形態5における2帯域用高周波電力増幅器を移動体通信用端末機の送信系に用いたときの回路構成図
【図6】 従来の2帯域用高周波電力増幅器の安定化回路周辺の構成図
【符号の説明】
A,B,C,D 安定化回路
E ゲート側電源回路
101 第1の抵抗器
102 第2の抵抗器
103 コンデンサ
104 電界効果トランジスタ
111 第3の抵抗器
112 4分の1波長線路
113,114 接合点
121 第3の抵抗器
122 4分の1波長線路
123,124 接合点
131 第3の抵抗器
132 4分の1波長線路
133,134 接合点
141 第3の抵抗器
142 電界効果トランジスタスイッチ
143 接合点
144 制御回路
151 第1の4分の1波長線路
152,153 接合点
201,202 入力端子
203,204 出力端子
211〜214 整合回路
221 電源回路(ゲート側)
222 電源回路(ドレイン側)
301 第2の4分の1波長線路
302 第3の抵抗器
303 第2のコンデンサ
311,312 接合点
401 2帯域用高周波電力増幅器
402 ローパスフィルタ
403 アンテナスイッチ
404 アンテナ

Claims (6)

  1. 第1の周波数帯域と第2の周波数帯域の2つの信号波を増幅する2帯域用高周波電力増幅器であって、その内部に設けられた電界効果トランジスタの入力側に並列接続された第1の抵抗器と、上記第1の抵抗器と接地との間に並列接続された第2の抵抗器およびコンデンサとからなる安定化回路に、第3の抵抗器と第2の周波数帯域の信号波の4分の1波長線路を直列接続した回路を上記第1の抵抗器と並列接続した2帯域用高周波電力増幅器。
  2. 安定化回路において、第3の抵抗器と第2の周波数帯域の信号波の4分の1波長線路を列接続した回路を、第1の抵抗器と第2の抵抗器の間に直列接続した請求項1記載の2帯域用高周波電力増幅器。
  3. 安定化回路において、第3の抵抗器と第2の周波数帯域の信号波の4分の1波長線路を並列接続した回路を、第1の抵抗器とコンデンサの間に直列接続した請求項1記載の2帯域用高周波電力増幅器。
  4. 第1の周波数帯域として800メガヘルツ〜1000メガヘルツに属する帯域を、第2の周波数帯域として1700メガヘルツ〜2000メガヘルツに属する帯域を用いたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の2帯域用高周波電力増幅器。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の2帯域用高周波電力増幅器を送信用回路に用いた移動体通信用端末機。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の2帯域用高周波電力増幅器を2段接続して送信用回路に用いた移動体通信用端末機。
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