JPH0724825Y2 - ブースタ装置 - Google Patents

ブースタ装置

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JPH0724825Y2
JPH0724825Y2 JP1988042478U JP4247888U JPH0724825Y2 JP H0724825 Y2 JPH0724825 Y2 JP H0724825Y2 JP 1988042478 U JP1988042478 U JP 1988042478U JP 4247888 U JP4247888 U JP 4247888U JP H0724825 Y2 JPH0724825 Y2 JP H0724825Y2
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JP
Japan
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circuit
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amplifier
switch
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JP1988042478U
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一夫 小林
直利 志村
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はテレビ受像機等に使用されるブースタ装置に係
り、特にアンテナからの受信信号を電界強度に応じて増
巾器を接続又は非接続する切替スイッチの入出力間のア
イソレーションを向上させたブースタ装置に関する。
〔従来の技術〕
テレビ受像機及びラジオ受信機等では、その地域の電界
強度の強弱によってアンテナからの受信信号をスイッチ
にて増巾器を接続又は非接続の状態に切替られる様にし
たものがある。
第2図はこの様な機能を有する従来例のブースタ装置の
回路図を示す。1はロッドアンテナ、2は増巾器、SWは
スイッチ、3はアンテナ端子Taに接続されたスイッチSW
の接点、4は増巾器4の出力が接続されたスイッチSWの
接点、5は信号出力端子Toに接点されたスイッチSWの端
子、Vccは増巾器2へ電源を供給する端子からなるブー
スタ装置6を夫々示す。
アンテナ端子Taのインピーダンスは75Ω、増巾器2の入
力インピーダンスは50Ωである為、それらはインピーダ
ンスマッチング用のコイルL1及びコンデンサC1を介して
接続される。増巾器2の出力はDCカット用のコンデンサ
C2を介してスイッチSWの接点4へ接続される。接点3は
コンデンサC3及びDCカット用コンデンサC4を介してアン
テナ端子Taへ接続され、接点5はコンデンサC5を介して
出力端子Toへ接続され、又接点5とアース間にはチョー
クコイルL2及びバイパスコンデンサC6が直列接続され、
それらの接続点は電源端子Vccに接続される。端子Vccへ
常時電源が印加されている。
増巾器2へ電源を供給する場合は、スイッチSWの可動接
片を接点4側へ切替ると、端子Vccからの電源はチョー
クコイルL2、スイッチSW及びチョークコイルL3を介して
供給される。C7はバイパスコンデンサである。
チョークコイルL2は接点5に出力される受信信号が端子
Vccへ漏洩をするのを阻止するものであり、又チョーク
コイルL3は増巾器2の出力信号がそれ自身の電源ライン
へ重畳されるのを阻止する為のものである。このコイル
L3により増巾器2を安定に増巾動作させる事ができる。
ブースタ装置6を強電界地域において使用する場合は、
スイッチSWは接点3へ閉接され、ロッドアンテナ1で受
信した信号はそのままスイッチSWを介して出力端子Toへ
出力され、チューナ(図示せず)へ供給される。
他方、弱電界地域での使用においては、スイッチSWは接
点4へ閉接され受信信号は増巾器2で増巾された後スイ
ッチSWを介して出力端子Toへ増巾信号を出力する。尚、
この場合スイッチSWを接点4へ閉接すると同時に電源端
子Vccへ供給されている電源はチョークコイルL2、スイ
ッチSW及びチョークコイルL3を介して増巾器2へ供給さ
れる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来例によれば、弱電界地域でスイッチSWを接点4
へ切替えて増巾器2により受信信号を増巾する場合、接
点4及び5へ出力された増巾受信信号が接点3へ漏洩
し、これがコンデンサC4及びコイルL1を介して増巾器2
の入力へ帰還する。この帰還は正帰還となり、増巾器2
が発振状態となるか、又は発振状態とならない迄も増巾
器2の出力周波数特性はフラットとならず、ある点にピ
ーク点を生ずるという課題があった。
本考案は係る従来の課題を解決したブースタ装置を提供
する事を目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕 本考案になるブースタ装置は、 アンテナからの受信信号と、アンテナからの受信信号
と、該アンテナからの受信信号を増巾器にて増巾された
増巾信号とのいずれか一方を機械式スイッチにて出力端
子へ供給する様にしたブースタ装置において、該機械式
スイッチは、少なくとも3回路3接点を有し、該機械式
スイッチの第1の回路及び第3の回路の第1及び第2の
接点に該受信信号が夫々入力され、第1及び第2の回路
の第2の接点と第1の接点とが互いに接続され、第1の
回路の第3の接点がアースに接続され、第3の回路の第
3の接点が増巾器の入力に接続され、この増巾器の出力
は第2の回路の第3の接点へ接続され、該受信信号を該
出力端子へそのまま出力するときは第1、第2及び第3
の回路の各摺動子にて夫々の回路の第1及び第2の接点
を閉成し、他方増巾された該受信信号を該出力端子へ出
力するときは第1、第2及び第3の各摺動子にて夫々の
回路の第2及び第3の接点を閉成する様にした構成を有
する。
〔作用〕
上記構成の如く、受信信号を増巾する場合は、機械式ス
イッチの第1,第2及び第3の各摺動子にて夫々第2及び
第3の接点が閉成される構成となっており、この結果,
増巾器の入出力間に第2の回路の第1と第2の接点の間
とそして第1と第2の回路間に二つの離間空間部が形成
され、更に、この二つの離間空間部の間にある第1の回
路の第3の接点がアースに接続されることにより信号レ
ベルの高い出力側からの信号はこれら二重の空間部及び
アースで、漏洩信号は減衰され、スイッチを介しての増
巾器入力への出力信号の帰還が防止され、異常発振及び
増巾器周波数特性上へのピーク点の発生がなくなる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例になるブースタ装置の回路図
を示す。尚第2図と同一部分には同一符号を付しその説
明は省略する。出力端子Toには45MHz〜900MHzの受信信
号が出力される。
SW′はスライドスイッチで、4回路3接点からなり、第
1の回路は接点S1〜S3及び摺動子P1第2の回路は接点S4
〜S6及び摺動子P2、第3の回路は接点S7〜S9及び摺動子
P3,第4の回路は接点S10〜S12及び摺動子P4から夫々構
成されている。
7,8は増巾器で、アンテナ1からの受信信号を増巾して
出力端子へスライドスイッチSW′を介して出力する。
アンテナ1からの受信信号はスイッチSW′の第1の回路
の第1の接点S1へ供給される。第1の回路の第3の接点
S3はアースされ、又第2の接点S2は第2の回路の第1の
接点S4に接続される。第2の回路の第2の接点S5は出力
端子Toへ接続され、第3の接点S6はカップリングコンデ
ンサC14を介して増巾器8の出力へ接続される。第3の
回路の第1の接続S7は空、第2の接点S8はカップリング
コンデンサC9を介してアンテナ端子Taへ接続され、第3
の接点S9はカップリングコンデンサC18を介して増巾器
7の入力へ接続される。第4の回路の第1の接点S10
アースに接続され、第2の接点S11は増巾器7,8の電源端
子に接続され、第3の接点は電源端子Vccへ接続されて
いる。摺動子P1〜P4は矢印A,B方向に夫々連動してスラ
イドする。
コンデンサC8,C15,C16は増巾器7,8の動作時における出
力端子Toへの出力信号の周波数特性をフラットにする為
の周波数特性調整用のものである。コイルL4はアンテナ
1へ雷又は静電気等の高圧が誘起した場合、ブースタ装
置16を保護する為のものである。コンデンサC11はカッ
プリングコンデンサ、R1は増巾器8の出力レベル調整用
の抵抗、コンデンサC12,C13,C17,C19はバイパスコンデ
ンサ,抵抗R2は電流調整用ものである。
次にブースタ16による回路動作について説明する。
先ず、強電界地域ではスライドスイッチSW′の操作ノブ
(図示せず)はA方向へスライドされ、各回路の各摺動
子P1〜P4は夫々第1及び第2の接点(S1・S2,S4・S5,S7・S
8,S10・S11)を閉成する。これにより、アンテナ1から
受信信号はスライドスイッチSW′の接点S1,S2,S4,S5
び摺動子P1,P2を介して出力端子Toへ出力される。この
場合、アンテナ1からの受信信号は増巾及び減衰する事
なしにそのまま出力端子Toへ出力される。このとき増巾
器7,8の電源ラインは接点S10によりアースされている
為、受信信号が誘導した場合の障害はない。弱電界地域
ではこの様に各摺動子がB方向にスライドされる為、第
2の回路の第1(S4)及び第2の(S5)の接点間と、第
1及び第2の回路間との間に夫々離間空間部が形成され
ており、これにより、増巾器8の出力信号成の漏洩成分
はこの二重の離間空間部で大巾に減衰され、増巾器7の
入力への出力信号の帰還は実用上差し使えないレベルに
減衰される。尚、本実施例では、更に接点S3をアースし
ている為、これでほぼ完全に信号の漏洩をなくす事がで
きる。
他方、弱電界地域ではスライドスイッチSW′はB方向へ
スライドされ、各摺動子P1〜P4は夫々第2及び第3の接
点(S2・S3,S5・S6,S8・S9,S11・S12)を閉成する。これに
よりアンテナ1からの受信信号は接点8,摺動子P3及び接
点S9を介して増巾器7へ入力され、増巾器7,8で増巾さ
れ、接点S6、摺動子P2及び接点S5を介して出力端子Toへ
出力される。尚このとき増巾器7,8に対する電源は端子V
ccから接点S12、摺動子P4及び接点S11を介して供給され
ている。電源はスライドスイッチSW′がB方向へスライ
ドしているときのみ増巾器7,8へ供給される構成とされ
ており、従ってA方向位置に操作されている弱電界地域
での電力消費をなくしている。
弱電界地域ではスライドスイッチSW′の摺動子はB方向
位置にあり、このとき増巾された信号は接点S5,S6へ印
加され、この信号は接点S4に誘導漏洩しこの信号は接点
S2へ流れるが、S2は摺動子P1に接触された接点S3により
アースされる為、アンテナ1側及び増巾器7側への漏洩
は防止される。又接点S11及びS12へ漏洩した信号はバイ
パスコンデンサC19によりアースされる為、傷害はな
い。
〔考案の効果〕
上述した本考案になるブースタ装置によれば、機械式ス
イッチにより二重の離間空間部を増巾器の入出力間に形
成し、更にこの離間空間部の間にアース部分を設けた
為、漏洩信号の増巾器の入力側への帰還が阻止され、安
定な増巾動作を行なう事ができ、異常発振がなく、受信
周波数全域に亘って一様な増巾度を有するブースタ装置
を実現する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例になるブースタ装置の回路
図、第2図は従来のブースタ装置の回路図を夫々示す。 1……ロッドアンテナ、7,8……増巾器、16……ブース
タ装置、Ta……アンテナ端子、To……出力端子、Vcc…
…電源端子、SW′……スライドスイッチ、P1〜P4……摺
動子、S1,S2,S3……第1の回路の第1,第2,第3の接点、
S4,S5,S6……第2の回路の第1,第2,第3の接点、S7,S8,
S9……第3の回路の第1,第2,第3の接点、S10,S11,S12
……第4の回路の第1,第2,第3の接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナからの受信信号と、該アンテナか
    らの受信信号を増巾器にて増巾された増巾信号とのいず
    れか一方を機械式スイッチにて出力端子へ供給する様に
    したブースタ装置において、 該機械式スイッチは、少なくとも3回路3接点を有し、 該機械式スイッチの第1の回路及び第3の回路の第1及
    び第2の接点に該受信信号が夫々入力され、第1及び第
    2の回路の第2の接点と第1の接点とが互いに接続さ
    れ、第1の回路の第3の接点がアースに接続され、第3
    の回路の第3の接点が増巾器の入力に接続され、この増
    巾器の出力は第2の回路の第3の接点へ接続され、 該受信信号を該出力端子へそのまま出力するときは第
    1、第2及び第3の回路の各摺動子にて夫々の回路の第
    1及び第2の接点を閉成し、 他方増巾された該受信信号を該出力端子へ出力するとき
    は第1、第2及び第3の各摺動子にて夫々の回路の第2
    及び第3の接点を閉成する様にした構成のブースタ装
    置。
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JP4681310B2 (ja) * 2005-01-24 2011-05-11 マスプロ電工株式会社 高周波増幅装置,共同受信用増幅装置,及び,共同受信システム

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JPS5842325A (ja) * 1981-09-08 1983-03-11 Clarion Co Ltd ラジオ受信機

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