JPH10126215A - 可変減衰装置 - Google Patents

可変減衰装置

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JPH10126215A
JPH10126215A JP29590096A JP29590096A JPH10126215A JP H10126215 A JPH10126215 A JP H10126215A JP 29590096 A JP29590096 A JP 29590096A JP 29590096 A JP29590096 A JP 29590096A JP H10126215 A JPH10126215 A JP H10126215A
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JP
Japan
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transistor
transistors
resistor
collector
gain control
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Application number
JP29590096A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yasunaga
毅 安永
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利得を切替え減衰量が変化しても消費電流が増
加せず、入出力インピーダンスが変化しないで入出力端
の整合がとれる可変減衰装置を提供すること。 【解決手段】トランジスタTr1、Tr2のエミッタを
共通接続してコンデンサC1を介し信号を入力し、トラ
ンジスタTr3、Tr4のコレクタを共通接続して出力
信号を取り出す。利得制御電圧1、2によりトランジス
タTr1をオンしTr2をオフすると増幅器として動作
し、オン/オフが逆の時は減衰器として動作し、利得の
切替えを行う。トランジスタTr2のコレクタは抵抗R
3を介して接地され、トランジスタTr2がオンしたと
きにTr2のコレクタ電流を分流して出力の利得を下げ
減衰させる。増幅器と減衰器の入出力部を共通にしたの
で利得切替え時の入出力インピーダンスが変化せず整合
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線受信装置の中
間周波増幅回路における利得制御に好適な可変減衰回路
に関し、特に集積回路に適した可変減衰装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の可変減衰回路としては特
開昭61―274507号に記載されているようなもの
が知られている。図6は従来例としての可変減衰回路の
構成を示すブロック図である。まず、図6を参照して、
従来例の可変減衰回路の構成を説明する。
【0003】図6において、101は入力信号の端子、
R11は一端が端子101に接続され他端が接地に接続
される抵抗、51は入力端が端子101に接続され他端
がピンダイオードXに接続される増幅器、R12は一端
が電源の端子Ibに接続され他端が増幅器51の出力端
に接続される抵抗、Xは一端が増幅器51の出力端に接
続され他端が増幅器52の入力端に接続されるピンダイ
オード、R13及びC11はそれぞれ一端が増幅器52
の入力端に接続され他端が接地に接続される並列接続の
抵抗及びコンデンサ、52は入力端がピンダイオードの
出力に接続される後段の増幅器、R14は一端が増幅器
52の出力端に接続され他端が端子102に接続される
抵抗、102は出力信号の端子である。
【0004】また、増幅器51、52はそれぞれトラン
ジスタTrと抵抗R1、R2、R3とコンデンサC1、
C2とを有するエミッタフォロワ型のトランジスタ増幅
器に構成され、それぞれ電源端子Vccから電圧が供給
される。増幅器51、52はエミッタフォロワ型の特徴
とする高入力インピーダンス及び低出力インピーダンス
を有する。抵抗R11は増幅器51の高入力インピーダ
ンスと並列に接続され、抵抗R14は増幅器52の低出
力インピーダンスと直列に接続されているので、入力及
び出力インピーダンスはそれぞれ抵抗R11及びR14
の抵抗値とほぼ等しい値となる。
【0005】次に、図6を参照して、上記従来のピンダ
イオードXを使用した可変減衰回路の動作を説明する。
電源端子Ibから抵抗R12、R13を介してピンダイ
オードXに対しバイアス電流を流す。この可変減衰回路
はピンダイオードXの可変抵抗が増幅器51と増幅器5
2との間に直列に接続される構成とされるので、バイア
ス電流が増加して抵抗値が減少すると減衰量が小さくな
り、バイアス電流が減少して抵抗値が増大すると減衰量
が大きくなる。このようにして、バイアス電流の制御に
より減衰量が制御される。また、減衰量が変化しても入
出力端の整合はとることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の可変減衰回路においては、入出力インピーダンスを
変えないようにするため、ピンダイオードによる可変減
衰回路とは別に、入力側及び出力側にそれぞれ増幅器5
1及び52を接続しなければならず、消費電流が増加す
るという問題があった。しかも、ピンダイオードを使用
するため、集積回路に適さず、製造上、及び装置の小型
化にも適さないという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、増幅器と減衰回路の入力トランジス
タのエミッタを共通に接続し、出力トランジスタのコレ
クタを共通に接続することによって、消費電流が増加す
ることなく、しかも利得または減衰量が変化しても入出
力インピーダンスが変化せず、入出力端の整合がとれる
可変減衰装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による可変減衰装
置は、上記の目的を達成するため、差動対を形成する第
1および第2のトランジスタと、一端が第1および第2
のトランジスタのエミッタに共通接続され他端が接地さ
れた第1の抵抗と、エミッタが第1のトランジスタのコ
レクタに接続された第3のトランジスタと、エミッタが
第2のトランジスタのコレクタに接続された第4のトラ
ンジスタと、第3および第4のトランジスタのベースに
共通接続された第1の直流電源と、一端が第3および第
4のトランジスタのコレクタに共通接続され他端が第2
の直流電源に接続された第2の抵抗と、一端が第2のト
ランジスタのコレクタに接続され他端が第1のコンデン
サを介して接地された第3の抵抗と、第1のトランジス
タのベースに接続された第1の利得制御電圧と、第2の
トランジスタのベースに接続された第2の利得制御電圧
と、一端が第1のトランジスタのエミッタに接続され他
端が信号入力端子に接続された第2のコンデンサと、第
3および第4のトランジスタのコレクタに共通接続され
た信号出力端子とを備えるようにしたものである。
【0009】本発明によれば、エミッタが共通接続され
た第1および第2のトランジスタのエミッタに信号を入
力し、コレクタが共通接続された第3および第4のトラ
ンジスタのコレクタより信号を取り出すようにしたこと
により、消費電流が増加することなく、利得制御により
利得または減衰量が変化しても入出力インピーダンスが
変化せず、入出力端の整合がとれる可変減衰装置が得ら
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、差動対を形成する第1および第2のトランジスタ
と、一端が前記第1および第2のトランジスタのエミッ
タに共通接続され他端が接地された第1の抵抗と、エミ
ッタが前記第1のトランジスタのコレクタに接続された
第3のトランジスタと、エミッタが前記第2のトランジ
スタのコレクタに接続された第4のトランジスタと、前
記第3および第4のトランジスタのベースに共通接続さ
れた第1の直流電源と、一端が前記第3および第4のト
ランジスタのコレクタに共通接続され他端が第2の直流
電源に接続された第2の抵抗と、一端が前記第2のトラ
ンジスタのコレクタに接続され他端が第1のコンデンサ
を介して接地された第3の抵抗と、前記第1のトランジ
スタのベースに接続された第1の利得制御電圧と、前記
第2のトランジスタのベースに接続された第2の利得制
御電圧と、一端が前記第1のトランジスタのエミッタに
接続され他端が信号入力端子に接続された第2のコンデ
ンサと、前記第3および第4のトランジスタのコレクタ
に共通接続された信号出力端子とを備えるようにしたも
のであり、利得制御により利得または減衰量が変化して
も入出力のインピーダンスが変化しない可変減衰装置が
得られるという作用を有する。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、差動対を
形成する第1および第2のトランジスタと、一端が前記
第1および第2のトランジスタのエミッタに共通接続さ
れ他端が接地された第1の抵抗と、エミッタが前記第1
のトランジスタのコレクタに接続された第3のトランジ
スタと、エミッタが前記第2のトランジスタのコレクタ
に接続された第4のトランジスタと、前記第3および第
4のトランジスタのベースに共通接続された第1の直流
電源と、一端が前記第3および第4のトランジスタのコ
レクタに共通接続され他端が第2の直流電源に接続され
た第2の抵抗と、一端が前記第2のトランジスタのコレ
クタに接続され他端が第1のコンデンサを介して接地さ
れた第3の抵抗と、一端が前記第1のトランジスタのベ
ースに接続され他端が第1の利得制御電圧に接続された
第4の抵抗と、一端が前記第2のトランジスタのベース
に接続され他端が第2の利得制御電圧に接続された第5
の抵抗と、一端がそれぞれ前記第1、第2のトランジス
タのベースに接続され他端が信号入力端子に共通接続さ
れた第2、第3のコンデンサと、一端が前記信号入力端
子に接続され他端が接地された第6の抵抗と、前記第3
および第4のトランジスタのコレクタに共通接続された
信号出力端子とを備えるようにしたものであり、利得制
御により利得または減衰量が変化しても入出力のインピ
ーダンスが変化しない可変減衰装置が得られるという作
用を有する。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、差動対を
形成する第1および第2のトランジスタと、一端が前記
第1および第2のトランジスタのエミッタに共通接続さ
れ他端が接地された第3の直流電源と、エミッタが前記
第1のトランジスタのコレクタに接続された第3のトラ
ンジスタと、エミッタが前記第2のトランジスタのコレ
クタに接続された第4のトランジスタと、前記第3およ
び第4のトランジスタのベースに共通接続された第1の
直流電源と、一端が前記第3および第4のトランジスタ
のコレクタに共通接続され他端が第2の直流電源に接続
された第1の抵抗と、一端が前記第2のトランジスタの
コレクタに接続され他端が第1のコンデンサを介して接
地された第2の抵抗と、一端が前記第1のトランジスタ
のベースに接続され他端が第1の利得制御電圧に接続さ
れた第3の抵抗と、一端が前記第2のトランジスタのベ
ースに接続され他端が第2の利得制御電圧に接続された
第4の抵抗と、一端がそれぞれ前記第1、第2のトラン
ジスタのベースに接続され他端が信号入力端子に共通接
続された第2、第3のコンデンサと、一端が前記信号入
力端子に接続され他端が接地された第5の抵抗と、前記
第3および第4のトランジスタのコレクタに共通接続さ
れた信号出力端子とを備えるようにしたものであり、利
得制御により利得または減衰量が変化しても入出力のイ
ンピーダンスが変化しない可変減衰装置が得られるとい
う作用を有する。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、エミッタ
とベースが共通接続された第1および第2のトランジス
タと、一端が前記第1および第2のトランジスタのエミ
ッタに共通接続され他端が接地された第3の直流電源
と、エミッタが前記第1のトランジスタのコレクタに共
通接続された第3および第4のトランジスタと、エミッ
タが前記第2のトランジスタのコレクタに共通接続され
た第5および第6のトランジスタと、一端が前記第3お
よび第5のトランジスタのコレクタに共通接続され他端
が第1の直流電源および第4、第6のトランジスタのコ
レクタに接続された第1の抵抗と、一端が前記第2のト
ランジスタのコレクタに接続され他端が第1のコンデン
サを介して接地された第2の抵抗と、前記第3および第
6のトランジスタのベースに共通接続された第1の利得
制御電圧と、前記第4および第5のトランジスタのベー
スに共通接続された第2の利得制御電圧と、一端が前記
第1、第2のトランジスタのベースに共通接続され他端
が信号入力端子に接続された第2のコンデンサと、一端
が前記第1、第2のトランジスタのベースに接続され他
端が第2の直流電源に接続された第3の抵抗と、前記第
3および第5のトランジスタのコレクタに共通接続され
た信号出力端子とを備えるようにしたものであり、利得
制御により利得または減衰量が変化しても入出力のイン
ピーダンスが変化しない可変減衰装置が得られるという
作用を有する。
【0014】以下、添付図面、図1乃至図5に基づき、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態における可変減衰装置の構成を示すブ
ロック図、図2は本発明の第2の実施の形態における可
変減衰装置の構成を示すブロック図、図3は本発明の第
3の実施の形態における可変減衰装置の構成を示すブロ
ック図、図4は本発明の第4の実施の形態における可変
減衰装置の構成を示すブロック図、図5は第1の実施の
形態における利得制御時の周波数特性シミュレーション
の結果を示すグラフ図である。
【0015】(実施の形態1)まず、図1を参照して、
本発明の第1の実施の形態における可変減衰装置の構成
を説明する。図1において、1及び2はそれぞれNPN
トランジスタTr1及びTr2のベースに接続され各N
PNトランジスタTr1及びTr2をオン/オフして利
得制御を行う第1及び第2の利得制御電圧、3は信号入
力端子、4は増幅または減衰された信号を出力する信号
出力端子、5は第1の直流電源、6は第2の直流電源
(Vcc)である。
【0016】また、Tr1は第1の利得制御電圧1の制
御によりオンして増幅器として動作するNPNトランジ
スタ(第1のトランジスタ)、Tr2は第2の利得制御
電圧2の制御によりオンして減衰器として動作するNP
Nトランジスタ(第2のトランジスタ)、Tr3及びT
r4は信号出力用として動作するNPNトランジスタ
(第3及び第4のトランジスタ)、R1は入力インピー
ダンス用の抵抗(第1の抵抗)、R2は出力インピーダ
ンス用の抵抗(第2の抵抗)、R3は減衰器とした場合
の減衰量を設定するための抵抗(第3の抵抗)である。
【0017】また、C2は抵抗R3と直列に接続された
コンデンサ(第1のコンデンサ)、C1は信号入力端子
3に直列に接続されたコンデンサ(第2のコンデンサ)
である。尚、コンデンサの値は入力信号に対して十分小
さいインピーダンスとなるように設定される。また、N
PNトランジスタは、以下、単にトランジスタと呼ぶ。
【0018】次に、図1を参照して、以上のように構成
された本発明の第1の実施の形態における可変減衰装置
の動作を説明する。第1及び第2の利得制御電圧1、2
は相互にハイまたはローの差電圧を差動的(一方がハイ
のときは他方をローにする)に供給し、その差電圧によ
りトランジスタTr1及びTr2の何れか一方をオンす
ると、他方をオフさせるように動作する。すなわち、第
1の利得制御電圧>第2の利得制御電圧のときは、トラ
ンジスタTr1がオンし、トランジスタTr2がオフし
て増幅器として動作させる。第1の利得制御電圧<第2
の利得制御電圧のときは、トランジスタTr1がオフ
し、トランジスタTr2がオンして減衰器として動作さ
せる。
【0019】また、可変減衰装置の信号入力端子3の入
力インピーダンスは次式により表すことができる。 ZIN=R1・re/(R1+re) …(1) ただし、reはトランジスタTr1またはトランジスタ
Tr2のエミッタ抵抗成分である。
【0020】故に、トランジスタTr1がオンし、トラ
ンジスタTr2がオフしたときの増幅器としての利得は
次式により表すことができる。 AAMP 1 =R2/ZIN=R2(R1+re)/R1・re …(2)
【0021】次にトランジスタTr2がオンし、トラン
ジスタTr1がオフしたときはトランジスタTr2のコ
レクタ電流の交流分が抵抗R3によって分流され、抵抗
R2に伝わる電流が減少するため減衰器として動作す
る。この減衰器としての利得は、次式により表すことが
できる。 AATT 1 ={R2/ZIN}×{R3/(re4+R3)} …(3) ただし、re4はトランジスタTr4のエミッタ抵抗成
分である。
【0022】すなわち、式(3)によれば、減衰器とし
ての利得〔AATT 1 〕は、増幅器としての利得〔R2/
IN〕より〔R3/(re4+R3)〕分だけ減少する
ことになるということが分かる。従って、抵抗3の値に
より減衰器の減衰量を設定することができる。
【0023】図5は、本実施の形態における可変減衰装
置に対する利得制御時の周波数特性シミュレーションの
結果を表す。このシミュレーションは、ZIN=80Ω、
R2=200Ω、R3=10Ω、re4=85Ωとして
行った。また、図5のグラフから明らかなように、増幅
器としての利得と減衰器としての利得との間の利得制御
レンジは約20dBで、使用周波数帯域の約1GHz
(1.0e+09)までほぼフラットに維持されるとい
うことが分かる。
【0024】上記のように、本実施の形態によれば、エ
ミッタが共通に接続された第1及び第2のトランジスタ
Tr1、Tr2のエミッタに信号を入力し、コレクタが
共通に接続された第3及び第4のトランジスタTr3、
Tr4のコレクタから信号を取り出すようにしたことに
より、利得制御によって増幅器かまたは減衰器として動
作させたときに、その何れにおいても入出力インピーダ
ンスを一定に維持することができる。
【0025】(実施の形態2)以下、図2を参照して、
本発明の第2の実施の形態における可変減衰装置の構成
を説明する。図2において、1及び2はそれぞれ第4及
び第5の抵抗R4、R5を介してNPNトランジスタT
r1及びTr2のベースに接続され各NPNトランジス
タTr1及びTr2のオン/オフを制御する第1及び第
2の利得制御電圧、3は信号入力端子、4は増幅または
減衰された信号を出力する信号出力端子、5は第1の直
流電源、6は第2の直流電源(Vcc)である。
【0026】また、Tr1は第1の利得制御電圧1の制
御によりオンして増幅器として動作するNPNトランジ
スタ(第1のトランジスタ)、Tr2は第2の利得制御
電圧2の制御によりオンして減衰器として動作するNP
Nトランジスタ(第2のトランジスタ)、Tr3及びT
r4は信号出力用として動作するNPNトランジスタ
(第3及び第4のトランジスタ)、R1は第1及び第2
のトランジスタTr1及びTr2のエミッタに共通に接
続された第1の抵抗、R2は出力インピーダンス用の抵
抗(第2の抵抗)、R3は減衰器とした場合の減衰量を
設定するための抵抗(第3の抵抗)、R4及びR5は第
4及び第5の抵抗、R6は入力インピーダンス用の抵抗
(第6の抵抗)である。
【0027】また、C2は抵抗R3と直列に接続された
コンデンサ(第1のコンデンサ)、C3及びC4は一端
がそれぞれ第1及び第2のトランジスタTr1、Tr2
のベースに接続され、他端が信号入力端子3に共通に接
続された第2及び第3のコンデンサである。尚、コンデ
ンサの値は入力信号に対して十分小さいインピーダンス
となるように設定される。また、NPNトランジスタ
は、以下、単にトランジスタと呼ぶ。
【0028】次に、図2を参照して、以上のように構成
された本発明の第2の実施の形態における可変減衰装置
の動作を説明する。第1及び第2の利得制御電圧1、2
は相互にハイまたはローの差電圧を差動的(一方がハイ
のときは他方をローにする)に供給し、その差電圧によ
りトランジスタTr1及びTr2の何れか一方をオンす
ると、他方をオフさせるように動作する。すなわち、第
1の利得制御電圧>第2の利得制御電圧のときは、トラ
ンジスタTr1がオンし、トランジスタTr2がオフし
て増幅器として動作させる。第1の利得制御電圧<第2
の利得制御電圧のときは、トランジスタTr1がオフ
し、トランジスタTr2がオンして減衰器として動作さ
せる。
【0029】また、可変減衰装置の信号入力端子3の入
力インピーダンスは第6の抵抗R6によって決められ
る。そこで、トランジスタTr1がオンし、トランジス
タTr2がオフしたときの増幅器としての利得はエミッ
タ接地増幅器の利得と等しく、次式により表すことがで
きる。 AAMP 2 =R2/(R1+re) …(4) ただし、reはトランジスタTr1またはトランジスタ
Tr2のエミッタ抵抗成分である。
【0030】次にトランジスタTr2がオンし、トラン
ジスタTr1がオフしたときは、トランジスタTr2の
コレクタ電流の交流分が抵抗R3によって分流され、抵
抗R2に伝わる電流が減少するために減衰器として動作
する。この減衰器としての利得は、次式により表すこと
ができる。 AATT 2 ={R2/(R1+re)}×{R3/(re4+R3)} …(5) ただし、re4はトランジスタTr4のエミッタ抵抗成
分である。
【0031】すなわち、式(5)によれば、減衰器とし
ての利得〔AATT 2 〕は、増幅器としての利得〔R2/
(R1+re)〕より〔R3/(re4+R3)〕分だ
け減少することになるということが分かる。従って、抵
抗3の値により減衰器の減衰量を設定することができ
る。
【0032】上記のように、本実施の形態によれば、エ
ミッタが共通に接続された第1及び第2のトランジスタ
Tr1、Tr2のベースに信号を入力し、コレクタが共
通に接続された第3及び第4のトランジスタTr3、T
r4のコレクタから信号を取り出すようにしたことによ
り、利得制御によって増幅器かまたは減衰器として動作
させたときに、その何れにおいても入出力インピーダン
スを一定に維持することができる。
【0033】(実施の形態3)以下、図3を参照して、
本発明の第3の実施の形態における可変減衰装置の構成
を説明する。図3において、1及び2はそれぞれ第4及
び第5の抵抗R4、R5を介してNPNトランジスタT
r1及びTr2のベースに接続され各NPNトランジス
タTr1及びTr2のオン/オフを制御する第1及び第
2の利得制御電圧、3は信号入力端子、4は増幅または
減衰された信号を出力する信号出力端子、5は第1の直
流電源、6は第2の直流電源(Vcc)、7は第3の直
流電源である。
【0034】また、Tr1は第1の利得制御電圧1の制
御によりオンして増幅器として動作するNPNトランジ
スタ(第1のトランジスタ)、Tr2は第2の利得制御
電圧2の制御によりオンして減衰器として動作するNP
Nトランジスタ(第2のトランジスタ)、Tr3及びT
r4は信号出力用として動作するNPNトランジスタ
(第3及び第4のトランジスタ)、R2は出力インピー
ダンス用の抵抗(第1の抵抗)、R3は減衰器とした場
合の減衰量を設定するための抵抗(第2の抵抗)、R4
及びR5は第3及び第4の抵抗、R6は入力インピーダ
ンス用の抵抗(第5の抵抗)である。
【0035】また、C2は抵抗R3と直列に接続された
コンデンサ(第1のコンデンサ)、C3及びC4は一端
がそれぞれ第1及び第2のトランジスタTr1、Tr2
のベースに接続され、他端が信号入力端子3に共通に接
続された第2及び第3のコンデンサである。尚、コンデ
ンサの値は入力信号に対して十分小さいインピーダンス
となるように設定される。また、NPNトランジスタ
は、以下、単にトランジスタと呼ぶ。
【0036】次に、図3を参照して、以上のように構成
された本発明の第3の実施の形態における可変減衰装置
の動作を説明する。第1及び第2の利得制御電圧1、2
は相互にハイまたはローの差電圧を差動的(一方がハイ
のときは他方をローにする)に供給し、その差電圧によ
りトランジスタTr1及びTr2の何れか一方をオンす
ると、他方をオフさせるように動作する。すなわち、第
1の利得制御電圧>第2の利得制御電圧のときは、トラ
ンジスタTr1がオンし、トランジスタTr2がオフし
て増幅器として動作させる。第1の利得制御電圧<第2
の利得制御電圧のときは、トランジスタTr1がオフ
し、トランジスタTr2がオンして減衰器として動作さ
せる。
【0037】また、可変減衰装置の信号入力端子3の入
力インピーダンスは第5の抵抗R6によって決められ
る。そこで、トランジスタTr1がオンし、トランジス
タTr2がオフしたときの増幅器としての利得はエミッ
タ接地増幅器の利得と等しく、次式により表すことがで
きる。 AAMP 3 =R2/re …(6) ただし、reはトランジスタTr1またはトランジスタ
Tr2のエミッタ抵抗成分である。
【0038】次にトランジスタTr2がオンし、トラン
ジスタTr1がオフしたときは、トランジスタTr2の
コレクタ電流の交流分が抵抗R3によって分流され、抵
抗R2に伝わる電流が減少するために減衰器として動作
する。この減衰器としての利得は、次式により表すこと
ができる。 AATT 3 ={R2/re}×{R3/(re4+R3)} …(7) ただし、re4はトランジスタTr4のエミッタ抵抗成
分である。
【0039】すなわち、式(7)によれば、減衰器とし
ての利得〔AATT 3 〕は、増幅器としての利得〔R2/
re〕より〔R3/(re4+R3)〕分だけ減少する
ことになるということが分かる。従って、抵抗3の値に
より減衰器の減衰量を設定することができる。
【0040】上記のように、本実施の形態によれば、エ
ミッタが共通に接続された第1及び第2のトランジスタ
Tr1、Tr2のベースに信号を入力し、コレクタが共
通に接続された第3及び第4のトランジスタTr3、T
r4のコレクタから信号を取り出すようにしたことによ
り、利得制御によって増幅器かまたは減衰器として動作
させたときに、その何れにおいても入出力インピーダン
スを一定に維持することができる。
【0041】(実施の形態4)以下、図4を参照して、
本発明の第4の実施の形態における可変減衰装置の構成
を説明する。図4において、1はNPNトランジスタT
r3及びTr6のベースに接続され両NPNトランジス
タTr3及びTr6のオン/オフを制御する第1の利得
制御電圧、2はNPNトランジスタTr4及びTr5の
ベースに接続され両NPNトランジスタTr4及びTr
5のオン/オフを制御する第2の利得制御電圧、3は信
号入力端子、4は増幅または減衰された信号を出力する
信号出力端子、5は第1の直流電源(Vcc)、6は第
2の直流電源、7は第3の直流電源である。
【0042】また、Tr1及びTr2は信号入力用とし
て動作するNPNトランジスタ(第1及び第2のトラン
ジスタ)、Tr3及びTr6は第1の利得制御電圧1の
制御によりオンして増幅器として動作するNPNトラン
ジスタ(第3及び第6のトランジスタ)、Tr4及びT
r5は第2の利得制御電圧2の制御によりオンして減衰
器として動作するNPNトランジスタ(第4及び第5の
トランジスタ)、R2は出力インピーダンス用の抵抗
(第1の抵抗)、R3は減衰器とした場合の減衰量を設
定するための抵抗(第2の抵抗)、R6は入力インピー
ダンス用の抵抗(第3の抵抗)である。
【0043】また、C2は抵抗R3と直列に接続された
コンデンサ(第1のコンデンサ)、C1は信号入力端子
3に直列に接続されたコンデンサ(第2のコンデンサ)
である。尚、コンデンサの値は入力信号に対して十分小
さいインピーダンスとなるように設定される。また、N
PNトランジスタは、以下、単にトランジスタと呼ぶ。
【0044】次に、図4を参照して、以上のように構成
された本発明の第4の実施の形態における可変減衰装置
の動作を説明する。第1及び第2の利得制御電圧1、2
は相互にハイまたはローの差電圧を差動的(一方がハイ
のときは他方をローにする)に供給し、その差電圧によ
りトランジスタTr3及びTr6かまたはトランジスタ
Tr4及びTr5の何れか一方の組みのトランジスタ
(Tr3、Tr6かまたはTr4、Tr5)をオンする
と、他方の組みのトランジスタをオフさせるように動作
する。
【0045】すなわち、第1の利得制御電圧>第2の利
得制御電圧のときは、トランジスタTr3及びTr6が
オンし、トランジスタTr4及びTr5がオフして増幅
器として動作させる。第1の利得制御電圧<第2の利得
制御電圧のときは、トランジスタTr3及びTr6がオ
フし、トランジスタTr4及びTr5がオンして減衰器
として動作させる。
【0046】また、可変減衰装置の信号入力端子3の入
力インピーダンスは第3の抵抗R6によって決められ
る。そこで、トランジスタTr3及びTr6がオンし、
トランジスタTr4及びTr5がオフしたときはトラン
ジスタTr1のコレクタ電流の交流分が抵抗R2に伝わ
り増幅器として動作する。
【0047】従って、この増幅器としての利得は次の式
により表すことができる。 AAMP 4 =R2/re …(8) ただし、reはトランジスタTr1またはトランジスタ
Tr2のエミッタ抵抗成分である。
【0048】次にトランジスタTr3及びTr6がオフ
し、Tr4及びTr5がオンしたときは、トランジスタ
Tr2のコレクタ電流の交流分が抵抗R3によって分流
され、残りの交流分が抵抗R2に伝わり、伝わる電流が
減少するため減衰器として動作する。この減衰器として
の利得は、次式により表すことができる。 AATT 4 ={R2/re}×{R3/(re5+R3)} …(9) ただし、re5はトランジスタTr5のエミッタ抵抗成
分である。
【0049】すなわち、式(9)によれば、減衰器とし
ての利得〔AATT 4 〕は、増幅器としての利得〔R2/
re〕より〔R3/(re5+R3)〕分だけ減少する
ことになるということが分かる。従って、抵抗3の値に
より減衰器の減衰量を設定することができる。
【0050】上記のように、本実施の形態によれば、ベ
ースとエミッタが共通に接続された第1および第2のト
ランジスタTr1、Tr2のベースに信号を入力し、コ
レクタが共通に接続された第3及び第5のトランジスタ
Tr3、Tr5のコレクタから信号を取り出すようにし
たことにより、利得制御によって増幅器かまたは減衰器
として動作させたときに、その何れにおいても入出力イ
ンピーダンスを一定に維持することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明による可変減衰装置は、上記のよ
うに構成し、特に、増幅器または減衰器として動作する
入力トランジスタの信号入力部を共通に接続し、出力ト
ランジスタのコレクタを共通に接続するようにしたこと
により、消費電流を増加させることなく、利得制御によ
り利得または減衰量が変化しても入出力インピーダンス
が変化せず、入出力端の整合がとれる可変減衰装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における可変減衰装
置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態における可変減衰装
置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態における可変減衰装
置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態における可変減衰装
置の構成を示すブロック図
【図5】第1の実施の形態における利得制御時の周波数
特性シミュレーションの結果を示すグラフ図
【図6】従来の可変減衰回路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 第1の利得制御電圧 2 第2の利得制御電圧 3 信号入力端子 4 信号出力端子 5 第1の直流電源 6 第2の直流電源 7 第3の直流電源 Tr1、Tr2、Tr3、Tr4、Tr5、Tr6 N
PNトランジスタ R1、R2、R3、R4、R5、R6 抵抗 C1、C2、C3、C4 コンデンサ 51、52 増幅器 101、102、Ib 端子 X ピンダイオード Vcc 電源 Tr トランジスタ R11、R12、R13、R14 抵抗 C11 コンデンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】差動対を形成する第1および第2のトラン
    ジスタと、一端が前記第1および第2のトランジスタの
    エミッタに共通接続され他端が接地された第1の抵抗
    と、エミッタが前記第1のトランジスタのコレクタに接
    続された第3のトランジスタと、エミッタが前記第2の
    トランジスタのコレクタに接続された第4のトランジス
    タと、前記第3および第4のトランジスタのベースに共
    通接続された第1の直流電源と、一端が前記第3および
    第4のトランジスタのコレクタに共通接続され他端が第
    2の直流電源に接続された第2の抵抗と、一端が前記第
    2のトランジスタのコレクタに接続され他端が第1のコ
    ンデンサを介して接地された第3の抵抗と、前記第1の
    トランジスタのベースに接続された第1の利得制御電圧
    と、前記第2のトランジスタのベースに接続された第2
    の利得制御電圧と、一端が前記第1のトランジスタのエ
    ミッタに接続され他端が信号入力端子に接続された第2
    のコンデンサと、前記第3および第4のトランジスタの
    コレクタに共通接続された信号出力端子とを備えたこと
    を特徴とする可変減衰装置。
  2. 【請求項2】差動対を形成する第1および第2のトラン
    ジスタと、一端が前記第1および第2のトランジスタの
    エミッタに共通接続され他端が接地された第1の抵抗
    と、エミッタが前記第1のトランジスタのコレクタに接
    続された第3のトランジスタと、エミッタが前記第2の
    トランジスタのコレクタに接続された第4のトランジス
    タと、前記第3および第4のトランジスタのベースに共
    通接続された第1の直流電源と、一端が前記第3および
    第4のトランジスタのコレクタに共通接続され他端が第
    2の直流電源に接続された第2の抵抗と、一端が前記第
    2のトランジスタのコレクタに接続され他端が第1のコ
    ンデンサを介して接地された第3の抵抗と、一端が前記
    第1のトランジスタのベースに接続され他端が第1の利
    得制御電圧に接続された第4の抵抗と、一端が前記第2
    のトランジスタのベースに接続され他端が第2の利得制
    御電圧に接続された第5の抵抗と、一端がそれぞれ前記
    第1、第2のトランジスタのベースに接続され他端が信
    号入力端子に共通接続された第2、第3のコンデンサ
    と、一端が前記信号入力端子に接続され他端が接地され
    た第6の抵抗と、前記第3および第4のトランジスタの
    コレクタに共通接続された信号出力端子とを備えたこと
    を特徴とする可変減衰装置。
  3. 【請求項3】差動対を形成する第1および第2のトラン
    ジスタと、一端が前記第1および第2のトランジスタの
    エミッタに共通接続され他端が接地された第3の直流電
    源と、エミッタが前記第1のトランジスタのコレクタに
    接続された第3のトランジスタと、エミッタが前記第2
    のトランジスタのコレクタに接続された第4のトランジ
    スタと、前記第3および第4のトランジスタのベースに
    共通接続された第1の直流電源と、一端が前記第3およ
    び第4のトランジスタのコレクタに共通接続され他端が
    第2の直流電源に接続された第1の抵抗と、一端が前記
    第2のトランジスタのコレクタに接続され他端が第1の
    コンデンサを介して接地された第2の抵抗と、一端が前
    記第1のトランジスタのベースに接続され他端が第1の
    利得制御電圧に接続された第3の抵抗と、一端が前記第
    2のトランジスタのベースに接続され他端が第2の利得
    制御電圧に接続された第4の抵抗と、一端がそれぞれ前
    記第1、第2のトランジスタのベースに接続され他端が
    信号入力端子に共通接続された第2、第3のコンデンサ
    と、一端が前記信号入力端子に接続され他端が接地され
    た第5の抵抗と、前記第3および第4のトランジスタの
    コレクタに共通接続された信号出力端子とを備えたこと
    を特徴とする可変減衰装置。
  4. 【請求項4】エミッタとベースが共通接続された第1お
    よび第2のトランジスタと、一端が前記第1および第2
    のトランジスタのエミッタに共通接続され他端が接地さ
    れた第3の直流電源と、エミッタが前記第1のトランジ
    スタのコレクタに共通接続された第3および第4のトラ
    ンジスタと、エミッタが前記第2のトランジスタのコレ
    クタに共通接続された第5および第6のトランジスタ
    と、一端が前記第3および第5のトランジスタのコレク
    タに共通接続され他端が第1の直流電源および第4、第
    6のトランジスタのコレクタに接続された第1の抵抗
    と、一端が前記第2のトランジスタのコレクタに接続さ
    れ他端が第1のコンデンサを介して接地された第2の抵
    抗と、前記第3および第6のトランジスタのベースに共
    通接続された第1の利得制御電圧と、前記第4および第
    5のトランジスタのベースに共通接続された第2の利得
    制御電圧と、一端が前記第1、第2のトランジスタのベ
    ースに共通接続され他端が信号入力端子に接続された第
    2のコンデンサと、一端が前記第1、第2のトランジス
    タのベースに接続され他端が第2の直流電源に接続され
    た第3の抵抗と、前記第3および第5のトランジスタの
    コレクタに共通接続された信号出力端子とを備えたこと
    を特徴とする可変減衰装置。
JP29590096A 1996-10-18 1996-10-18 可変減衰装置 Pending JPH10126215A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004506368A (ja) * 2000-08-07 2004-02-26 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ノイズ及び入力インピーダンス整合増幅器
JP2006513615A (ja) * 2003-01-09 2006-04-20 トムソン ライセンシング 一定の入力インピーダンスを有する制御可能なrf広帯域増幅器
JP2007221402A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Fujitsu Ltd 可変利得増幅器及びその半導体集積装置
JP2007335942A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Nec Electronics Corp 可変利得増幅器
JP2015165639A (ja) * 2014-03-03 2015-09-17 パナソニック株式会社 可変利得多段増幅器及び受信機

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JP2007221402A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Fujitsu Ltd 可変利得増幅器及びその半導体集積装置
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